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アレオーレのブログ https://areole.blog.fc2.com/

サボテン・多肉植物の栽培について気ままに投稿します。

中学生の頃(60年以上前)友人の影響でサボテンに興味を持ち、以来ダラダラと栽培を続けてきました。 現役引退(2013年)後、時間に余裕ができたのを機会に本格的にこの趣味に復帰。 二棟の小さなガラス温室に多くのサボ達を詰め込んでつきあってもらっています。

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2022/01/28

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  • 花が見どころ:五十鈴園由来の象牙丸

    35年ほど前に五十鈴園さんから購入した象牙丸。晩秋の今日、今年二度目の開花をしています。全体として薄いピンク色の花ですが、よく見ると内側の花弁は白、外側の花弁はピンク色の二段構えです。この株、入手してから20年間ほどはあまり植替えもせず良く生き残っていてくれたなという感がありました。12年前ほどから丁寧に扱うようになり、成長が再開するとともに毎年このような美しい花を見せてくれるようになりました。今...

  • ”正統派”有刺精巧殿

    2013年春に実生した「有刺精巧殿」。入手した一群の種子が品種的に固定されていなかったためか、いろいろなタイプの苗が出現しました。それらの中から自分で「有刺精巧殿」の名にふさわしい苗を選抜して残しています。<斑入りタイプ> 斑入りのため選別で残しました。<正統派有刺精巧殿> 単頭です。有刺精巧殿とはこういうものだと頭の中で考えていたイメージに近い苗ができました。<子吹きタイプ> これも正統派です。子を...

  • トリオロスパンチョスの最終公演みたい

    今年の牡丹類の開花は異常に長引いています。ブログを書いていても、「これが今年最後の…」を何度繰り返したことか。その昔南米某国のトリオロスパンチョスが「これが解散前の最終公演」と謳って何回も客寄せしたのに似て、(←わかる人にはわかるはず。)なんとも心苦しい限りです。で、その心苦しさを抱きつつ”今年最後の”竜角牡丹の開花についてです。接ぎ木苗を入れているプラ舟中の袖台に載っている竜角牡丹が満開です。冬に備...

  • 小型コノフィツム実生4年生

    今日はコノフィツム小型種の実生苗についてです。2020年11月にメサガーデンから入手したコノフィツムの種子を実生しました。丸4年後の現在の様子です。<エクティプム> メサの表示では「ectypum ssp. sulcatum SB1118 Animub」となっています。出来損ないのシューマイのような形状をした球体が20粒ほど群生してきました。鉢の一辺の長さは6cmですから、このヨモギ色の粒々の一つの直径は5~8mm程度。あのごく小さ...

  • マルコシー

    マミラリア属の「マルコシー」。見かけが面白いサボテンです。軟質サボテンで、容易に子吹きして群生株になります。一つの刺座から数本の長い赤刺と多数の白刺を出します。この赤刺が集合してその株のシルエットが形成され、全体として赤くモワッとした印象的な姿を現します。軟質なためか容易に腐りますので定期的な植替えと、辛めの水遣りで管理しています。ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」...

  • 綿毛とグリーンウッディー

    コリファンタ属の「グリーンウッディー」。実生10年生で球体の直径は10cmを超えてきました。”グリーン”といっても少し灰色がかった緑色の球体です。成長点の近傍から年に3回ほど黄色い花を咲かせてきます。コリファンタと言えば赤ダニさんの好物サボテンですが、うちの赤ダニさんたちは銀冠玉がお好きなようで、このグリーンウッディーには目もくれません。おかげでグリーンの美肌を保っています。この苗、ここ数年成長点付近...

  • ”アガベ牡丹的”亀甲牡丹

    10年前にネットオークションで亀甲牡丹の種子を大量に入手しました。多くの苗が育ちました。そのうちの多くはいわゆる亀甲牡丹の顔をした苗でしたが、中に何本か変な顔をした苗も出てきました。それらの苗です。これらの苗、あのごつごつした塊のような亀甲牡丹の姿には程遠く、一枚一枚の”葉”がはっきりしています。そしてその葉の先端には綿毛が。よくよく見ると同属のアガベ牡丹の葉が幅広になったような姿です。実生11年生...

  • 金鯱たち

    2016年初夏に信州安曇野の高木カクタスさんで入手した金鯱三苗。このブログにも何度か登場しています。入手当時の姿です。良く発達した刺が気に入って入手しました。その後温室内で育てましたが、多肥料用土、潅水過多、そして温室内の過湿により球体ばかり目立つメタボ気味の苗に変化してきました。これはいかんと、三年前に新設した通風型栽培室の上段に配置換えしました。この栽培室は東西面に開口部があり、周年風通しの良...

  • エリオカクトイデスとフラビスピナ

    今年の8月にヤフオクで入手したユーベルマニア属の「エリオカクトイデス」。入手してすぐに植え替えましたが、ようやく根付いたようで成長点が動き始めました。(中心の白っぽい部分)同じユーベルマニア属の「フラビスピナ」と印象が似ていると感じていました。自家実生のフラビスピナ5年生です、こうして並べて見比べると、確かに多くのサボテンがある中で両者は似ている部分が多いです。しかし、球体形状(エリオカクトイデス...

  • 白珠丸、今年もパラパラ

    35年以上の付き合いのマミラリア属「白珠丸」。今年もやる気なさそうにパラパラとピンクの花を開花しております。おそらくは100頭以上ある大群生に育っています。35年ほど前に入手した時に既に小さな群生株でした。主頭から出た子株がまたその子株(孫株)を吹いてと、どれが元の主頭や子株であるかわけのわからない状態になっています。マミラリア属のサボテンは通常開花すると球体上に花輪を形成するほど群開しますが、こ...

  • 今年最後の種鞘

    今年も多くの種子を提供し続けてくれた銀冠玉大苗二株。今年最後の種鞘を揚げています。いずれも10年ほど前に実生し、その後袖ケ浦の台に載せさらに接ぎ降ろした苗です。接ぎ木台による影響か、球体直径は12cm程に育っており、銀冠玉としてはかなり大柄です。”総身に知恵が回りかね”ているのか、球形の形状がやや乱れ気味。これまで数千の種子を輩出し多くの子孫を残しているので、まあこれでもいいか、というところです。ご訪...

  • 冬を前に平べったくなってきた

    室内温度はほぼ外気温と等しい通風型栽培室。サボテンたちが身を縮めて来るべき寒さに備え始めました。<フェロカクタス属・王冠竜> <エキノカクタス属・弁慶>これらのサボテンにはここ1か月水遣りを控えています。本来真球形に近い球体であったものが水遣りの休止により、球体横方向の径を変えずに高さのみ縮めてきました。これもこれからの季節にしっかりと陽光を浴びつつ寒さに備えるこれらサボテンたちが本能的に?身に着...

  • 帝冠の大疣と小疣

    11年前の春に実生したオブレゴニア属の「帝冠」。帝冠には大疣と小疣があるといわれていますがこれまでその差はあまり気にしていませんでした。最近、同じ大きさの二本の苗の疣の大きさが急に気になりだしました。<大疣><小疣>両苗とも球体の直径h10cm程で同じサイズの鉢に植え付けられています。こうして並べてみると、両者の差は顕著ですね。どちらが良いかは個人の見解の差です。ちなみにわたくしは小疣の方が好きです...

  • アガベの花園

    牡丹類の開花終焉。今日はアガベ牡丹の寄せ植えが満開でした。アガベ牡丹の開花は早い。これらの苗の播種は3年前の2021年4月ですから、播種してから3年目の今ほとんどの苗が開花しています。まだ幼い苗ですが、一応交配しておきました。ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参加しております。このブログを応援してくださいます方は下のバナーへ応援の「クリ...

  • 最後の開花は、黒・姫・アガベ

    振り返ってみれば今年の牡丹類の開花のパターンは異常でした。金木犀は夏の花芽の形成時期に一定の気温の条件が整うと秋に二度開花するといわれています。今年の夏の異常な高温が牡丹類の開花に影響を与えたのでしょうか。旧ロゼオカクタス属の小型牡丹類が最初に開花、その次に花牡丹などの大型牡丹類はきっちりと二度開花し、さらにその後に小型牡丹類が二度目の開花を迎えています。<黒牡丹> 実生11年生自根苗。<姫牡丹> ...

  • 傘が開くとその次に...

    メセン類の幼苗は皆独特の姿をしています。今日はリト・コノ以外のマイナーメセンの幼苗の姿をリポート。双子葉植物であるこれらのメセンは、まず双葉を利用して傘を開き、その後その傘の間から”本葉”が姿を現してきます。<帝冠> <紫帝冠> 成長しつつある紫帝冠の本葉を見ると、ついつい後ろ側から見た「犬のきんた〇」を連想してしまいます。齢76歳にしてまだまだ修行が足りませんなあ。<ギバエウム・春琴玉> これらは...

  • 烏羽玉古株は元気です

    およそ35年前に友人から譲り受けた烏羽玉たち。5株全員が生き残っており、元気に生きています。春から秋にかけて断続的に開花しています。烏羽玉は自家受粉するため、頼まなくとも種子を次々に産出してくれます。また、未だに不定期ですが子を吹く株もあり、老化の気配はありません。これらの烏羽玉、疣の配列が独特でなかなかこのような姿の烏羽玉は見かけません。今となってはどのような系統の烏羽玉であるか確認の仕様があり...

  • 4年でやっと一人前に;コノフィツム・カラモエペンセ

    2020年11月にメサガーデンから種子を購入したコノフィツムの「カラモエペンセ」。丸4年経過した今、ようやく一人前の苗になりました。二苗を維持しております。薄い緑色の、やや丸みを帯びたタビ型球体の全体に濃い緑色の斑点が拡がる独特のフォルムです。実生4年目の今年ようやく一本の苗が開花しました。メサガーデンによる表示は;#1425.962 Conophytum marginatum ssp.karamoepense w Aggenys,giant redishでありま...

  • パブロフの犬のごとく

    牡丹類の一斉開花も終盤になり、今は旧ロゼオカクタス属のサボテンたちを中心に開花を競っています。2013年春に播種したアリオカルプス属の「白花姫牡丹」も二株がタイミングを合わせて開花しておりました。「白花」といっても純白の花ではなく、薄いピンクの地に赤い中筋が印象的な花です。同種の同時開花を見た私は、パブロフの犬よろしく条件反射的に交配作業を行っていました。来春の結実を期待しています。ご訪問くださりあり...

  • コノフィツム園芸種も花盛り

    11月も中旬になり、コノフィツムの園芸種が花盛りになりました。<紫宝> タビ型の球体にオレンジ色の花です。<宝殿> 鞍型の球体に濃いピンク色の花です。<野菊の宿> タビ型球体にピンク色の花です。少女趣味的名称ですね。<祝典> タビ型球体に濃いオレンジ色の花です。これらのコノフィツムはウエブシャボテン誌さんを通じて入手したものです。入手時は小さな二頭の株でしたが、数年を経てこのような多頭株になりまし...

  • 黒くない刺の黒王丸

    黒くない刺を持つ黒王丸の本命は「白刺黒王丸」。掻き子を接ぎ木しましたが失敗し、改めて挿し木したものの中から発根に成功した運の良い苗二本です。直径4cm程まで膨らみました。球体色は典型的な黒王丸ですが、刺はその名の通り純白です。次は、2013年春にメサガーデンから入手した種子を実生した「コルムナアルバ」。刺は黄色~白色。個体差が見られます。球体色は黄緑色でしたが、年を経るとともに白粉を帯びてきました。...

  • 二度目の花盛り

    もう済んだと思っていたこの秋の牡丹類の一斉開花。異常気象に影響されたか、今日二度目の一斉開花がありました。主な役者たちをピックアップしてみましょう。<象牙牡丹> 35年ほど前に五十鈴園さんから入手した株です。<亀甲牡丹> 実生10年生。袖台接ぎ降し株です。<花牡丹> 実生11年生の自根苗です。<岩牡丹> これも実生11年生の自根苗です。交配したいのですが相手がいません。これだけ何回も咲くとかなり体...

  • 700本の中の2本

    2013年春に「新天地錦」として入手した種子。「200粒」とありましたが実際に播いてみて発芽してきたのは700本近く。老眼を真っ赤にし、肩こりをこらえて何度も微小な苗を植え替えました。斑入りの苗はわずかに20本程度が現れました。その後大半の苗は無償分譲したりヤフオクに出品したりして、現在残っているのはわずか二本です。<斑入り苗> 多くの苗の中で一番斑模様の良いものを残したつもりですが、良い斑模様で...

  • 菊水逆さ接ぎ苗はどうなった?

    一年前に袖ケ浦の台に逆さ接ぎした菊水。うまく接ぎ木はできたようですが、その後の展開は?今年の三月時点では直径5mmほどの大きさの子株が出ているのが確認できました。その子株の見かけは菊水というより、イソギンチャクのような色と形状でした。3/27のブログ「赤出べそが動き始めた」それから約8か月経過した現在の様子です。接ぎ木してから一年経ってようやく菊水らしくなってきました。少なくとも7頭立ての群生株にな...

  • 大味ではありますが…

    今日の主役はプレイオスピロス属の大玉たち。メセン類の中でもかなり大きくなる属で、うまく育てると球体の直径が5cmを超えるものも出てきます。<帝玉> プレイオスピロスといえばまず浮かぶのがこの帝玉です。<巨鳳> いかにも大きそうな名前です。大きくなってくると球形を保つのが大変そうです。<鳳卵> 鳳の卵? 私には帝玉との区別がつきません。3種とも球体の色や質感が酷似しています。まさに石ころのような地味...

  • 異国に咲く混血の花

    2013年3月に播種した(アガベ牡丹)x(黒牡丹)の混血種子。入手先のメサガーデンによる名称は「agaboides x kotschoubeyanus,F2 hybrid」でした。16苗が発芽しましたが、11年を経て生き残っているのは画像の一苗です。疣の形状や色は黒牡丹に近く、花は黒牡丹のものにアガベ牡丹のあでやかさを加えた印象です。6年ほど前から毎年開花しておりますが、残念ながら交配する相手が思い浮かびませんので、そのままにしてい...

  • 切られる前に一花咲かす

    今日はプラ舟にドブ漬けしている竜角牡丹袖台接ぎ木苗が一斉に開花しました。密に詰めて置いていますのでまわりの苗も写り込んでいます。手前左右二本の苗はギガンティア、奥側にもう一本竜角牡丹があります。以下の画像に他の苗の映り込みはありません。実はこれらの接ぎ木苗たち、近いうちに接ぎ降しのためカットする予定です。そのため今回交配は控えています。カットの前に一花咲かせて見せた、というところでしょうか。ご訪問...

  • 異常気象の影響か?

    今年は夏が長かったり急に秋が来たりと、例年とは異なる天候のパターンがあったためか、サボテンたちの開花スイッチにも影響が出ているようです。<遅い開花> 牡丹類の開花のピークはすでに過ぎましたが、竜角牡丹が遅ればせながら今日開花しておりました。実生11年生の自根苗です。袖台に載っている苗より小柄ですが、濃いピンクの良い花色をしております。竜角牡丹の他、旧ロゼオカクタス属の黒牡丹、姫牡丹も一部か開花しま...

  • 小錦

    今日のブログのお題は「小錦」。小錦といってもあの大きなお相撲さんの小錦ではありません。2019年7月に「ペクチニフェラ錦」として入手した種子を蒔いて、生き残った苗のうち斑入りのものはこの一本でした。3時、4時、及び11時の位置の稜に斑が遠慮がちに出ています。それで小さな斑(錦)ということで「小錦」。お粗末でした。ペクチニフェラ錦は隠れた人気種で、苗も種子もなかなかオークションに出てきません。こんな小...

  • 蒔き過ぎたかな?魔玉

    ラピダリア属の「マルガリータエ(魔玉)」。5本の苗を維持しています。播種して5年。それぞれ個性ある姿に育っていますが、磁器のような質感の球体が気に入っています。これらの苗から今年の5月に採取した種子。細かくてよく見えないまま、9月の上旬に3つの鉢に播きました。その結果…予想を超えてわんさかと発芽してきて、気が動転するほどです。この大間違いの原因は…老眼で多くの種子があることに気が付かなかった。種子の...

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