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  • ブログの管理に関する雑談:静的な管理、動的な管理

    先日、「文章量の少ない記事を投稿しようかな?」と書いた後に文章量多めの記事を2連続で投稿するあたり、先の事を本当に何も考えないで記事を書いているのだということが大変よく分かるんじゃないだろうかと思いました。 私が先の事を少しでも考えられる人間であれば、このブログもこんなジャンルバラバラではなくもう少し統一感と方向性があるものになったでしょうに。 この世に「雑記ブログ」というジャンルが存在していて良かったです。これが無ければ私はまともにブログ管理をできていなかったでしょう。今がまともにできているとは言わないですけど。 そんなわけで今度こそ軽い記事を目指して、ブログに関する雑談でもしてみます。まっ…

  • 紙とプラスチック、バランスが大切だと思う

    先日、ようやく初めて紙ストローなるものを使う機会を得ました。 SNSなどで大変に酷評されている紙ストローですが、そうは言ってもデザイナーがストローとして使えるよう設計・評価しているのですから、そこまで言うほど酷いものであるはずがありません。プロが作っている商品なのですから、ちゃんと耐久性やユーザビリティ、ユーザーエクスペリエンスを考慮して作り上げられた商品でしょう。私は設計に携わる技術屋ですので、デザイナーの技術力とプロ意識を絶対的に信頼しています。 使用した感想 プラスチックでコーティングすれば少しはマシになるんじゃないかな?(本末転倒) 「再生可能」の限界と規模 まあ、個人的に不評だったと…

  • 集団の合意形成における作法:過激派と穏健派の役割

    何かしらの問題が目の前にある。 しかし人々がどう対応すべきか意見が定まらない。 ある人はAをすべきだと言い、ある人はBこそが良いと主張し、ある人はむしろCだと提起する。 議論が紛糾し喧々諤々の様相を呈するもまとまらず、結局は何も定められずに膠着してしまい、決定的な行動に至れない。 自由の宿痾 このような事態は小さな集団における小さな問題でも起こり得ますが、集団の人数が多ければ多いほど、問題の規模が大きくなればなるほど発生しやすくなります。 これは一種の大企業病として散見されますし、同様の事態に陥っている国家は無数にあることでしょう。特に先進国ではどこも社会の分断が課題となっており、この傾向が顕…

  • ここに記すには余白が云々

    真面目なテーマの話を真面目ぶって書いていたらなんだか思った以上にまとまりが悪く綺麗に収まらない感じになってきたので、まだ書いている途中ですが一晩寝かせることにします。 文章とカレーは一晩寝かせるに限ります。 文章は一旦置いておく まあカレーはともかく、仕事の報告書やブログの記事は書いてから最低数時間、できれば一晩以上寝かせることを習慣としています。 文章を書いている時はどうしても視野狭窄気味に勢いで書く癖があるので、一旦書いた内容を忘れて見直す時間が私には必要だからです。ダーッと書いた文章は拙い内容、支離滅裂な構成、誤字脱字のオンパレード、意味不明な文章のナウオンセール、人様に見せる文章のレベ…

  • 和製英語って名称が悪いんじゃなかろうか

    今週のはてなブログさんのお題は「わたしは○○ナー」だそうです。 あ、いえ、別にお題に参加するわけではないのですが。 私は頑ななまでにお題には参加しない派の人間・・・というわけではなく、単純に書きたいことが無くなったら参加しようかと思っています。ただ、今のところ別に書きたいことが色々とあるので参加するタイミングが無いというだけです。 今日はお題についてではなく、〇〇ナーという言葉から連想されるどうでもいい話をしたくなりました。 -erと-ist 英語で「○○をする人」を表すには単語の後ろに-istか-erを付けますよね。確か以下のような規則だったと思います。 【名詞or形容詞】に付ける場合は-i…

  • テロリストとマーケティング戦略

    ニューヨークポストの記事での一般コメントが面白かったので紹介します。 【ドイツの環境活動家がモネの絵画にマッシュポテトを放り投げた】 提案があるんだ。絵を移動して、彼らを1、2週間貼り付けたままにしておこうぜ。そうすりゃきっとマッシュポテトですべき別のことを見つけられるだろうさ。 ニューヨークポストは変な記事や飛ばし記事も多いですけど、大手メディアと違ってコメント欄が解放されているのでヤフーニュースのようなカオス感があって面白いですよね、と穿った楽しみ方をする私。 ちなみにニューヨークポストは保守系のタブロイト紙のため気候変動に対する懐疑派が多いというバイアスはありますが、ざっと見た限りほとん…

  • リスク管理の観点から見た自衛戦力の保有に関して

    自衛戦力をどの程度保有するか、そのためにどの程度の予算を確保するかが昨今議論されています。 防衛関係予算をどの程度確保するかという「予算ありき」の官僚的思考は望ましくないだろうことは過去の記事で述べました。 今回はその前段階、そもそも自衛戦力を持つべきかどうかの議論について私見を述べていきます。異なる意見を否定したいわけではなく、むしろ相互理解のためには意見を開示することに意味があると考えるためです。 危機管理の常道 前述の記事通り、私は国家の自衛戦力を必要なものだと考えています。 『小国では大国の軍事力には敵わないのだから軍事力を備えることは無意味だ』という意見があります。申し訳ないですが私…

  • つまり、文章を書くのが好きなのだ

    次にアップロードするための書き途中の記事が政治やら経済やら軍事やらヘビーな内容ばかりになってきてしまったので、あえて息抜きとして軽い記事を書くことにしましょうそうしましょう。ふわふわした記事を書くのもまた一興なのです。 人生において一興というのはとても重要です。何事にもちょっとした面白さを見出せるかどうかは人生の質、Quality of Lifeに関わるといっても過言ではありません。学術的な研究結果があるわけではないので過言です。 まあ、つまらないよりは面白いほうが面白いのです。 怪文書を書く芸風・・・芸風? 特に深い意味はなく、なんとなくの思い付きで唐突に怪文書を書く芸風が私にはあります。直…

  • 結局テレビってどっちに偏ってるの?

    結論の無い、ただ疑問を呈するだけの話。 中道的視点 私は良い言い方をすれば中道、悪い言い方をすれば日和見主義者です。極端こそを避ける穏健派でありたいという願望を持っています。 直ちに物事を変革したい急進派の気持ちが分からないわけでもないのですが、その意見や方針がどれだけ正しかろうともそれを急激に推し進める急進派のやり方は人々の平穏を乱しかねないものであり、それによって傷つく人々をコラテラルダメージだと切り捨てるのは感情的に好みません。 もちろん即座に変えないことによって傷つく人がいることも事実であり、だからこそ急進派が不要だとも思いません。どちらか一方だけでは駄目で、急進派と穏健派が上手くバラ…

  • 生き物がいっぱい

    まるで豹変するが如く予測もつかぬほど変化の早い現代社会。捕らぬ狸の皮算用、穴の狢を値段するとはいえ、時には猫を被り、時に狸寝入りをし、猫も杓子も南船北馬の虎視眈々、隙あらば生き馬の目を抜く時代でございます。 このような時代では孤高にて糊口をしのぐも難儀なもの。なに、牛は牛連れ馬は馬連れ、蛇の道は蛇、まずは狐につままれたとでも思って、同じ穴の狢を探して猫の手の一つも借りるが良いでしょう。 とはいえどこの馬の骨とも知れぬ輩と組んだとて所詮は烏合の衆、如何ほど立派に見えたとて、麒麟も老いては駑馬に劣り、猿の尻を笑い他者の尻馬に乗るだけが能の輩ばかりでございます。虎の威を借る狐にすら劣り、ただちに馬脚…

  • 異文化との遭遇

    アメリカの営業拠点から届いたメール。 「やあ!元気してるかい?」 お、英語のメールだ。名前からするとアメリカ人か?(普通の推論) 「ちょっと困っててさ、教えてくれよ!」 まあ困っているなら助けようじゃないか。 「この絵に書いてあるS22ってどういう意味だい?」 ああ、略語は知らないと分からないもんな。 「検索してみたけど、サムスンのスマホしか引っかからなかったぜ!」 なんだそのテンション、アメリカ人か?(良くない決めつけ) 明るいノリは好きなので普通に教えてあげました。HAHAHA!って感じのノリ、いいですよね。 でもお礼の返信は思ったよりも真面目だったのでちょっと困惑。アメリカ人じゃなかった…

  • 善意の製造責任

    製造物の欠陥によって損失が生じた場合、製造者の損害賠償責任を定めた法律が多くの国で存在します。日本でも製造物責任法があり、これは欧米に倣ってPL法(Product Liability Law)という名称で呼ばれることもあります。 SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」でも謳われているように、商品やサービスを実際に使って行動する人に限らずそれを作った人にも様々な責任が伴うということです。 今回はそんな責任問題について考えてみます。 前提:責任とは 責任とは結果の責めを負うことですが、原因と結果が明確な自然現象とは異なり責任を負うかどうかは人の定めた法則によって決まります。 包丁は人を殺傷す…

  • 人の意見を借用すると不平不満が湧いてくる

    「なーなー、マイナンバーカードと保険証の一体化ってニュース、どう思う?」 「まだヤフコメを見てないので、回答は見てからでいいですか?」 「ふぁ!?」 久しぶりのカルチャーショック。 私はヤフコメの意見を知りたいわけじゃなくて、君の意見を聞きたいんだ。 意見を取り入れるとは もちろん人の意見を聞くことは大切です。人の話を聞かないのでは偏屈で頑迷固陋な分からず屋に陥りかねません。 人の意見を取り入れることだって重要です。個人の発想力には限度があるため、集合知に頼って知見を仕入れることには何ら問題はありません。 ただ、<意見を取り入れる>という行動は、すでに存在する自身の意見に対してフレーバーとして…

  • 真面目なサボり屋:サボり癖を活かす

    人の時間は有限であり、仕事は成果で評価されるものであり、結果は行動が無ければ伴いません。 そのためサボり癖は社会的にあまり望ましい特性とはされないものです。 ただ、極めて個人的な好みではありますが、私は同僚や後輩として一緒に働く人の特性には「真面目なサボり屋」を好む習性を持っています。 面倒なことを面倒なままやるのは面倒 私の業務には物質の物性データから性質を計算する仕事があります。装置が稼働している際に内部の物質がどのような挙動を示すかを熱力学的・流体力学的に計算する仕事です。 状態は多数、物性は多変数、数式は複雑、この計算はそこそこに面倒だったりします。 そういった面倒なことが私は嫌いです…

  • 足るを知るを知る

    とにかく金があればいい、と思うほどの欲もなく、 お金なんていらないよ、と厭世的なわけでもなく、 さりとて必要よりもちょっとは余剰が欲しく、 あればあるだけ無駄遣いするので不要だとも思う、 私にとってお金とはそんな存在です。 適量とは何ぞや 元々そこまで物事や物品に執着する質ではないため、お金は必要な分だけあれば良かろうという精神です。知識オタクなのでお金よりも知識が手に入った方が嬉しいですし。知識はいいですよ、質量も体積も0なので。 お金もまあ、あるに越したことはないのですが、どうせ必要以上に持っていてもロクな使い方をしない豚に真珠ですので、緊急時に困らない程度の貯蓄と日常におけるアレコレの用…

  • 事象と問題はイコールではない

    マメ科クズ属のつる植物である葛の繁茂を防ぐ際は、つるを引っこ抜いたり切ったりしても意味が無いことは常識です。 ・・・おそらく常識だと思います。 常識ではないかもしれません。 葛は痩せた土地でも凄まじい速度で成長する植物であり、表面的なつるを取り除いただけではすぐに再生してしまいます。除去するには徹底的に除草剤を撒いて根まで枯らさなければなりません。文字通り根絶やしにしなければならないのです。 【余談】 どうでもいい話ですが、Wikipediaの「アメリカ合衆国におけるクズ」というページはちょっとクズ(屑)と誤認しそうで笑えます。カタカナよりも漢字のほうがいいんじゃなかろうか。 ◆アメリカ合衆国…

  • 現実逃避は面倒なので現実のほうが逃避してくれないものか

    仕事が毎日楽しいです。 顧客「この製品、使用条件から外れて使っても大丈夫ですか?」 私「もちろん駄目です」 顧客「分かりました」 私(聞かなくても分かることでは・・・?) 仕事が毎日楽しいです。(自己暗示) 内規に書いてあるからさー・・・ 私は機械の技術屋で、基本のお仕事は設計なのですが、分掌上『顧客への技術サポート』なる仕事も私の業務に含まれています。言葉の意味が幅広過ぎて業務内容や権限や責任がさっぱり分からない仕事です。 そんなわけで、弊社の営業を通してもしくはお客様から直接に技術的あるいはそれっぽい問い合わせが来るので、それに対して『技術サポート』なる回答をしています。 下手に詳細を書く…

  • STEM分野での男女比率に関して

    テーマとしては少し扱いにくいジェンダーに関わる話。 前提として、本記事における男女差は平均の話であって、それぞれの事柄におけるトップ層の男女比や個々の人が特性に合致するかどうかはまったく別の話です。当然ながら個々人の特性には違いがあり、データには分散が存在します。 STEM分野での男女比はなぜ生まれるのか もう何年も社会で語られているジェンダー問題の一つがSTEM分野での男女比です。 STEMとはScience(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の頭文字を取ったものです。厳密な定義がなされている言葉ではないため、広義では生命科学…

  • 2022年度版:最高の国ランキング(Best Countries in the World)を見る

    今年も最高の国ランキングが更新されましたので、順位とスコアを見ていきます。 (参考:2021年度版の記事) 最高の国ランキングとは 最高の国ランキング(Best Countries in the World)はアメリカのUSニューズ&ワールド・レポートが毎年公表しているランキングです。 各国の有識者にアンケート調査を行い、政治や経済、軍事や国家の影響力、文化や生活といった10項目からスコア付けしています。 最高の国ランキングはそこまで権威ある調査というわけではありませんが、世に様々ある国際ランキングの中でもカテゴリの網羅性が高く、採点も明確に差異を付ける方法を取っているため、国家の得手不得手を…

  • 年金のソフトランディングとハードランディング

    私は年金をもらうにはまだまだ遠い年齢ですし、お金が関わる話をするのはどうにも苦手です。 ただなんというか、煽りめいた記事がトレンド入りしているのを見ると、なんとなく一言居士めいた気分が沸々と。良くないのですけどね、こういうのは。 別に現政権を擁護する気持ちは特にありませんし、むしろビシビシ責めていいと思っていますけど、この記事のような煽り方は攻め口が悪いのではないかと思うのです。 急に言い出したわけでも無し 年金の支給額については少なくとも5年に一度見直して調整すると決まっていますので、2024年の改正に向けて年金支給額の調整案が出ること自体は過去に決めたルール通りです。 また今回話題となって…

  • 教えたがらない人の是非:属人性の功罪

    先日は「教えたがり」に関して記事を書きましたが、世の中にはその真逆である「教えたがらない人」もいます。個人的には過剰な「教えたがり」と同程度に「教えたがらない」人も問題ではないかと考えているため、少し語っていきます。 属人化 仕事の代替性が無い状態のことを「属人性がある」と言います。属人とは人に属する、すなわち仕事に対して人が割り当てられている状態ではなく、人に対して仕事が存在する状態です。 また、その人が居なければその仕事が回らないという状態になることを属人化と言います。その人が休職したり不慮の事故に遭遇して出勤できなくなったりと不測の事態が発生した場合、属人化した仕事は回らなくなります。 …

  • タブーにはどこまで触れていいものか

    タブー(Taboo)とは、社会的・文化的・道徳的に触れたり口に出してはいけないと禁止されている物や事柄を指します。 日本語での訳語は禁忌とされますが、禁忌は科学的や技術的にすべきでないことも含まれるためニュアンスの差異が若干あります。タブーはそういった科学的根拠を必要としません。 タブーと同調圧力 タブーは人々の行動のありようを規制するものですが、どこかにそのルールが明記されているわけではなく、社会的・文化的・道徳的に自然発生する規制で、これは同調圧力の一種と言えます。 タブーの内訳は社会集団によって大きく異なるため、場合によっては言語の差異と同程度、むしろそれ以上に異文化コミュニケーションの…

  • 人間を省いた環境負荷の測定に意味はあるのか

    近現代において公害や自然破壊が社会問題となって以降、環境問題への意識は年々高まっています。それに従い、エコ活動やLOHAS、ISO14001やカーボンプライシングの概念、脱炭素社会やサスティナブル学など、様々な概念や手法が出現しています。 今回は現代の環境問題を考える上で欠かすことのできない環境負荷の測定に関して持論を述べていきます。 対処方法の変化 環境問題において、かつては直接的な方策で対処することが主流でした。 例えば騒音や大気汚染に対しては発生原因を法規制によって抑制し、森林破壊や土壌流出には植林をし、地盤沈下には行為そのものを制限する、といった形です。 近年はそういった種々の方策が実…

  • 変わるのが日常であればそれは変わらない日常

    なるべく土曜日は軽い記事を上げたいと思っています。思っているだけでできていないことも多々ありますが、思うことは自由なのです。 よって今回は軽い話をしたいがため、何が言いたいか分からない記事タイトルは放置して日記的な雑談をします。 新しいiPhoneに対する現在の印象 出典:荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険 38」 顔認証、まだ慣れないです。いちいち見ないと駄目だなんて"いけず"です。ポケットから取り出して目の前に持ってくるまでの間にロックが解除されていた指紋認証君が懐かしい、帰ってきて欲しい。これが失って初めて分かる大切さというものなのでしょうか。 あ、カメラの性能は凄くいいので、QRコード決…

  • 島津さんちの不適切行為に関する私見

    2022年8月下旬、島津製作所の子会社において、医療用装置へタイマーを仕掛けて一定期間経過後に意図的な停止を引き起こし、故障を装って有償メンテナンスを行っていた疑惑が報道されました。 その件に対して島津製作所が調査を行った結果、保守点検業務に関する不適切行為に関して事実であるとのプレスリリースが9月30日に発信されました。 www.shimadzu.co.jp まだ外部委員会の調査報告が出ていないため不適切行為に至った原因や対策については不明ですが、少なくとも不適切行為を行ったという事実は確定となります。 騒ぐべきは今では? 不適切行為に関する話の前に、メディアや世論の反応に関して意見を述べま…

  • 個人崇拝系は少し苦手

    先日は少し取り扱いにくいテーマである宗教関係の記事を書きました。今日も引き続き宗教をテーマにして記事を書いていきます。 話題の宗教に関して 学問的な視点で宗教を見る習慣があるのですが、ふと、そういえば各所で何かと話題に上がっている家庭連合(統一教会)の教義を見たことがないなと気付き、思い立ってWebサイトを見てみました。 まあ、どのような宗教団体においても、色々な意味でアレであったり公知されてはマズい教義などは通常パブリックには開示せずに内々で頒布するものですので、おそらくWebサイトには触りだけしか書いていないでしょう。 少し読んでみた あ、まだ数ページですけど読むのやめます。胃もたれしそう…

  • 私の幸せは貴方の幸せと同じではない、という考え

    少し冷たいようで、案外そうでもない考え方。 宗教観に関する私見 私は比較的宗教に触れる機会が多い人生を歩んできたと思います。 母方は祖父母の代から熱心な仏教系信者ですし、親戚にはプロテスタントの人もいます。図書館では神道系の書籍をそこそこ読み、大学時代は近所のエホバの証人の方がよく勧誘に来ていたので他の宗派との聖書の読み解き方の違いを教わっていました。アラビア語が読めないのでイスラム教は学んでいませんが、いずれはコーランも読めるようになると面白そうだと考えています。そもそも父が学術的な宗教書を家の書棚に何冊か置いていたため、小さい頃に意味も分からないままそれを読みふけっていたのが根幹にあるでし…

  • 継続のコツをイメージで捉える:心を満たす

    走っていると疲労によって体力が失われていくように、転がる石の表面が他との接触によって剥落していくように、仕事や創作活動など何らかのアウトプットを行うことで人は摩耗していきます。 この摩耗は物理的に何かしらが目減りするものではありません。しかしアウトプットは目に見えない自己の精神を切り売りして出力するようなものです。よってアウトプットを継続していくと当然ながら自己の残量が減っていき、いずれはまともなアウトプットができなくなります。 具体的な方法よりも、具体的な感覚 「継続は力なり」と言われるように、アウトプットを継続することには価値があります。そのため「目標の立て方」や「具体的にどうやって物事を…

  • どう思う?が口癖のうっとおしい人と、雑談の効用

    私です。 最近ふと気付いたのですが、一部の若者に話しかける時はかなりの頻度で「どう思う?」という言葉を使っているようなのです。 実にうっとおしいですね。 例えばちょっとしたニュースを雑談の種として振った場合、「なんか笑えるニュースがあったわ、これどう思う?」「こんな怖い事件があったみたい、どう思う?」「あのメーカーがこんなプレスリリースを出したよ、どう思う?」という風に、末尾に付けることでついリアクションを要求してしまっています。 実に面倒くさいですね。 一部の若者(重要) 振る話のネタ自体は目上の人でも同世代でも若者でも同じなのですが、一部の若者相手以外にはこの末尾を付けません。何故ならば聞…

  • 申し訳ない顔をすると、申し訳ない空気になるんだ:明るい態度には価値がある

    「この部分なんだけど、これじゃ少し分かりにくいかな、こう変えるのはどうだろう?」 もう少し遠回しであったり直截的であったりする場合もあるでしょうが、仕事の報告書なりプレゼン資料なり、そういった類における仕事の成果物をチェックされる際によく言われるような系統の言葉でしょう。 このような指摘を受けた際、若手は申し訳なさそうな顔をしないほうが望ましいと、そう考えています。できる限りでいいので明るい態度を取ることが理想的です。 チェックは上司や先輩の仕事 仕事では必ず上層部への進捗報告や他部署への協業依頼などを目的としての情報伝達が行われるため、その組織で伝わる言葉を理解し、分かりやすい表現技法を用い…

  • 組織票が陰謀論化していないか?

    選挙の度に話題となるのが組織票です。 組織票とは特定の政党や候補者に対して、その関係者が組織的に投票する票を指します。 ある候補者の家族や親族がその候補者に投票するのも組織票と同様の行為ではありますが、業界・利益・宗教・民族・人種などによって構成された組織規模がある程度大きい各種団体によるものが一般的に組織票と呼ばれます。 組織票の功罪 組織票というとなんだか悪いもののように聞こえるかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。 選挙というものが代表者を決定するためのものである以上、団体の規模によって影響度合いは様々あれど、組織票自体は全ての政党・団体が行っています。たとえどれだけ小さな政党で…

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