chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
  • 選挙を重く捉えすぎることの弊害

    先日も記事にしましたが、選挙を勝敗の視点で見ると選挙後に支障を来たします。選挙や多数決とは集団内での代表意見や代表者の選定行為に過ぎず、本来的に言えば勝敗ではありません。 もちろん有権者もマスメディアも皆口を揃えて選挙を勝敗で語りがちですので、そういった見方に染まるのは仕方がないことかもしれません。さらに言えば立候補者を筆頭に選挙が人生を左右する人もいますので、そういった人からすれば人生の勝負所であることも事実でしょう。 よって選挙を勝負と捉えてもいいですが、それはもう少し軽い意味合いでなければならないと考えます。 代表を決める行為の意味 立候補者にとっては人生が掛かっている事柄ですので選挙を…

  • 品質保証部とは「品質管理をしない唯一の部署」である

    製造業の一部にある誤解を正したい。 品質管理と品質保証の違い まずは品質保証について説明をしましょう。 品質管理と品質保証は似たような言葉ですが、実際は意味合いが異なります。 品質管理とはQuality Controlをする行為であり、品質を直接的に取り扱います。 対して品質保証とはQuality Assuranceをする行為であり、品質に問題ないことを担保するための間接的で体系的な行動です。 例えば大量生産品の衣服を例としてみましょう。 丈は規格通りか、正しい素材を使えているか、縫製は適切か、そういった商品の品質に関わるものを実際に測定して品質を作り込む行為が品質管理です。 対して、常に良品…

  • 自己肯定感の意味と高め方に関する余計な考察

    最近、ゆきにー (id:yuki_2021)さんのところで「自己肯定感」や「承認欲求」に関して言及された記事を読んでいて、ふと自己肯定感に関する私の認識をブログでほとんど書いたことがないなと思い至ったので、ちょっと私なりに考えている自己肯定感について語ってみます。 (検索してみたところ、数年前に1回だけ記事を書いていました) 自己肯定感とは 自己肯定感とは何ぞやと言えば、そもそも精密な定義がされている言葉ではありません。自尊心、自己尊重感、自己効用感などなど似たような言葉も多数あります。 今回は包括的な言葉として自己肯定感をSelf-Esteemの訳語として捉えましょう。 Esteemは「尊重…

  • 過去はバックミラーで見る程度に

    人生を安全に運転するためにも、前を向こう。 習慣の中毒性 何かしらを継続するにあたり習慣化はほぼ必須です。意志の力だけで物事を継続しようとしても、それができるのはほんの一握りの才ある人のみです。普通の人はそこまで強靭な精神を持っていませんので、オートマチックな仕組み、精神力に頼らない方法としての習慣化をすることが重要になります。 ただ、自動化された習慣には一つ明確な弱点があります。 それは止め時を見失うことです。 日々の可処分時間を捻出するためには不要となった習慣を止めなければなりませんが、自動的となった習慣は意志の力を不要とする代わりに意志の力ではなかなか止めることができなくなります。たとえ…

  • 他者の好みを直球で否定する人の心理を理解したい

    直球で否定する人を否定したいわけではないことを上手く言葉で表現するのは難しい。 個人的に、理解が難しい心理の上位ランカー 世の中には他者が好むものをストレートに否定する人がいます。 もちろん人それぞれ嫌いなものはあります、それは当たり前のことです。 ただ、それをいちいち口に出す理由を掴みかねています。 何かしらを楽しんでいるや何かしらを好んでいる人に対して自分はそれが嫌いだと告げたり、わざわざSNSで自身の嫌いなものを発表する、その仕草がどうにも私の理解の範疇外にあると思っています。 私はそもそもあまり好き嫌いをしない性格ですが、一応程度の心掛けとして「嫌い」をなるべく公言しないようにしていま…

  • 話し合いとは努力が必要であり、本質的に難しく、大抵の場合で苦しいもの

    物事において「話し合いが大切だ、話し合いをしよう」とする方向性は至極一般的かと思います。多くの人は暴力よりも話し合いによる物事の解決を望みますし、それは実際に良いことです。暴力に頼らない問題解決は文明社会にとって望ましい発展の方向性だと言えます。 ただ、あまりにも話し合いが簡単に扱われていて、話し合いの持つ「苦しみ」についてはあまり認識がされていないような気もします。 当ブログでは話し合いの難しさについて幾度か語ってきましたが、この手の話は繰り返し語ることに意味があると思いますので、また少し警句的なものを書いていきます。 意見と人格を絶対的に切り分ける 意見は意見であり、人格とは絶対的に別物で…

  • 仕事の早さとは何か:優先順位を付けることの意味

    今日はなんとなく言語化しておきたいことを書いていきます。 仕事が早いとはどういう状態か 仕事の早い遅いは社会人にとって鉄板の話題の一つです。ビジネス関連の情報を求めてネットの海を漂っていれば仕事を早くする方法や仕事が遅い人の特徴などを語る情報は見かけない日が無いほどですし、誰それの仕事が早い遅いといった話題は雑談の頻出ネタになっています。 とはいえ、そもそも仕事が早いとは何かについて多少世間の認識がまとまっていないような気がします。 「仕事が早い」とは「仕事が速い」ではないことに注意が必要です。 辞書的な話となりますが、早さとは「ある基準の時間よりも前の時点でものごとが行われること」を指す言葉…

  • 全部足して「民意」

    選挙が終わると、各所で「民意」を用いた言説を見かけるようになります。 ただ、「民意」はそこまで安易に用いていいような言葉ではなく、むしろ個人的にこの言葉は取り扱い注意だと考えています。 人々を区切ることの危険性 選挙で多数派となった側は「これが民意だ」と述べ、選挙で少数派となった側は「民意が反映されていない」と語ることが常です。 とはいえ民意とは『人々の意思や考え』であり、極めて総体的なものです。多数派となった候補者に投票した人、少数派となった候補者に投票した人、そもそも投票をしなかった人、それら全ての合計が民意であり、特定の勢力が切り取って自勢力の都合が良いように用いていいような類の言葉では…

  • 隣席の同僚が毎月海外に出張している程度にグローバルな部署

    もちろん商社ほどではないにせよ。 歴史と経緯 弊社にはかつて国際部と呼ばれる部署が存在していた。 いつから存在していたかは寡聞にして存じ上げないが、恐らく西暦2000年頃、製造業グローバル化の波に巻き込まれて遠く海の向こうへ商売を広げた際に設立したのであろう。 当時は海外での商売に関するノウハウがまったく無かったことから国内のグローバル適性が高い人材をかき集めて作られたその部署は、海外関係の案件があればありとあらゆる全てが持ち込まれる何でも屋としての機能を期待されていた。営業・物流・生産・購買・財務、その他ありとあらゆる企業活動を理解して海外拠点のフォローをできる優れた人材が必要とされた。 さ…

  • 時間の作り方は「能力の向上」と「取捨選択」以外にない

    「時間が有り余って仕方がないぜ!売るほどあるぜ!」 ・・・なんて人は、まあそうそういないとは思います。探せばどこかにはいるでしょうが、大抵の人はむしろ時間の不足を感じていることでしょう。 残念ながら人生にはタイムリミットがある以上、時間はいくらあっても足りない希少資源です。だからこそ「時間を効率的に使う方法」や「時間を捻出する方法」はいつだって言及される人気のコンテンツとなっています。 時間の作り方について様々な手法が各所で語られる中、私はとてもシンプルに考えています。 その方法は主に2つ、「能力の向上」と「取捨選択」です。 無い袖は振れないのだから これはとても単純な理屈です。 人は手持ちの…

  • 楽しく生きていくコツとして思うこと

    私「今月から英語の研修が始まります、英語は苦手なんで少し精神的に負担です」 同僚「研修は上司の命令?」 私「いや、自分で手を挙げました」 同僚「偉いと思うよ、苦手なことでも自分から進んでやろうとしてるんだから」 ふむ。ふむ? 辛いことから逃げるか否か 誰だって辛くつまらなく生きるよりは楽しく日々を過ごしたいと願うものですし、そうなるよう行動していることと思います。 とはいえ辛さのまったくない道を歩める人はそういません。この世のありとあらゆることが得意な人はいませんので、必ず苦手なことや嫌なことに直面するのが人生です。 その際、得意なことや好きなことだけやって生きていくために苦手なことや嫌なこと…

  • 長く政治に関与してきた真面目な人には分からないこと

    東京都知事選の季節です。 私も一応は人並み程度に政治への参画意識を持っていますので、このブログでも度々政治的な話題の記事を書いていますし政治的な話を忌避するつもりもありません。 ただ、地方選挙は国政とは違いその地方での選挙権を持つ人が決めることだと思っています。例えば私は世間で話題となりがちな大阪・静岡・沖縄などの地方選挙に関してはコメントをしません。 そんな考えがあるため、今は東京に住んでいるものの引越したばかりで都知事選への投票権が無い私としては、昨今の東京都知事選一色となった政治界隈に対して今一つコメントに困っているところではあります。都知事選の話をすべきか、しないべきか、それが問題です…

  • 仏教の三観を知っていると生きることが気楽になるかもしれない

    唐突に仏教の話をします。 と始めると日本ではどうしても「宗教の話はノーサンキュー」となりがちなので難しいところですが、そもそも仏教が宗教かと言えば必ずしもそうとは言えません。宗教か否かを『教条主義(ドグマティズム)であるか否か』と雑に定義すれば、仏教には極めて宗教的な派閥もあれば哲学的な思考に傾倒している派閥もあり実に多種多様です。 例えば釈迦の教えの基礎である中道・八正道・四諦あたりは教義というよりもむしろ哲学的な考え方の集合であり、これらを軸とした初期仏教や一部の部派仏教は釈迦の教えの分析や批判、拡張や修正などを行っていた点で非教条主義であり、そこまで宗教的ではありません。彼らはある種の学…

  • 寝具についてthinkする

    睡眠に用いるthing(もの)は重要であることに、いい歳をして気付いたかもしれません。 製造業の人っぽい空気を出してみただけ 5月に引越してきてからどうにも睡眠が浅い日々が続いています。毎日4~5時間くらいしか寝られていません。 元々5~6時間睡眠だったので微減ではありますが、元が充分だったわけでもないので結構な減少幅だったりします。 睡眠は好きではないので睡眠時間を可能な限り削りたい派の人間ではありますが、ショートスリーパーと名乗るほど頑丈な人間なわけでもなく、睡眠時間が減ったことで明らかに寝不足を実感する程度までダメージを受けているのでこれは早期の改善が必要だと思っています。 睡眠不足の原…

  • マナーは気持ちの問題、であって欲しい

    所属する集団や友人関係にもよると思いますが、結婚式には山谷があると思っています。20代の頃に一度ピークがあり、少し間を置いて30代にもう一度波が来る、そんな印象です。 そんなわけで。 何がそんなわけなのかは分かりませんが、とても久しぶりに友人の結婚式へ参加してきました。暫しの間が空いたため、気分的には物凄く久しぶりです。 祝う気持ちはあるが、外に上手く出せているかは自信が無い 冠婚葬祭は私にとって鬼門です。常識やマナーをよく知らないため気付かぬうちに欠礼をやらかしていないか不安になります。人に質問することを厭わない性格かつプライドなどは皆無なので無知をさらけ出して赤裸々に聞いて回りなるべく出来…

  • 歯医者に行くと歯医者のことしか考えられなくなる日記

    引越し前後はなかなか土日に時間を作れなかったので暫しの間が空いてしまいましたが、歯医者通いを再開します。 嘔吐反射つよつよ族の一員が持つ一般的性質として歯医者を不得手としている私ではありますが、歯医者は定期的に通う派です。 不得手と苦手の違い 歯医者が不得手、これは苦手や嫌いとは少しニュアンスが異なります。 痛いから嫌だとか匂いや音が慣れないなど人によって歯医者を苦手とする理由は様々あることでしょうが、私はそういったことは特に感じません。病院なんですから薬品臭は自然ですし、歯を削る際のキュイーンという機械音や歯医者でしか見ることのできない多種多様な専用工具、これらは機械工学の知見でおぜぜを頂戴…

  • 異なる好みへの不快と、その向き合い方

    先日参加した飲み会が途中からあまり楽しめなかったと言いますか、少し愉快ではなかったので考えを整理していきます。 不快の言語化はとても大切です、はい。 根が真面目と評されるのはむしろ遺憾 飲み会自体は閉鎖的な環境で働いている職場によくある典型的な流れでした。最初はちょっとした世間話やジョークから始まり、アルコールが進むにつれてその場に居ない人の愚痴や異性の値踏みなどが始まります。「あの部署のあいつは本当に仕事が出来ない」や「あの部署のあいつなら幾らで抱ける?」といったような、まあそういった内容です。 よく飲み屋で見かける普通の光景かもしれません。 ただ、個人的にこういった流れはあまり好みではあり…

  • 在宅勤務の効率模索中

    弊社も一応名目上は働き方改革の名のもとに、多様な働き方の支援として在宅勤務制度が実装されています。 コロナ禍の際に慌てて導入したせいでオフィス要員の密を避けることが主軸になってしまっており働き方改革にそぐわない怪しい運用事例が時々生じているようですが、とりあえずのお題目としては『多様な働き方』です。 まあ製造業で完全な多様性など望むべくもないのは仕方がないことです。製造ラインの設備を作業者の自宅へ持っていくわけにもいきません。直接部門は今まで通りの働き方で管理部門や間接部門だけが多様な働き方をしていては一部で不平不満が生じることも容易に想像が可能です。 よって多少なりとも歪な制度となるのはやむ…

  • 否定を信条のコアとすることの問題点

    私たちが暮らす民主主義の国では精神の自由が保障されており、他者の権利を侵害しない範囲において自由な内心を持つことができます。よって個々人がどのような信条・理念・思想を持っていようとそれは個人の自由です。 ただ、個人的には否定を信条のコアに据え置くことをあまり推奨しません。それはあまり健全な方向へは向かないのではないかと考えています。 反〇〇の弊害 何かに反対することを否定したいわけではありません。社会情勢や倫理観に基づいて否定されるべき物事は無数に存在していますので、対抗勢力としてのアンチパターンは世の中に不可欠です。 ただ、『反〇〇』のような形の否定を手段ではなく信条の核となる目的に据えた場…

  • お友達人事を嘲笑う無意味

    その揶揄にどんな意味があるというのか。 人が人を選ぶ お友達人事とはトップの人間が自らに近しい人間を優先的に選定して組織の人員配置を行う行為を揶揄する表現です。 このような人事は一見すると不平等感が強く、ともすれば一種の不正にすら思えるかもしれませんが、実際にこの言葉がどれだけ有効かは少し疑問です。 自らに近しい人を選ぶ、それは現実の人事では必然的なことだからです。 人事、人の選び方には大きく分けて2種類あります。 一つは定量的な方法です。 タスクによっては個々人のパフォーマンスを完全に数値化することができますので、マニュアル化された仕事をこなすアルバイトや営業成績の形で成果が明確な営業職など…

  • 己を知っていても百戦危うし

    季節の変わり目は体調を崩しやすい時期です。 どうぞ皆さまお身体おいといください。 私は早速崩しました。 天気が崩れると体調も崩れます。 しようもない有給の取り方です、ホント。 敵を知り、己を知っても百戦危うし 映画しかり、ゲームしかり、そして現実しかり、どれだけ強靭で強固なキャラクターであっても弱点を攻撃されては破滅を迎えます。だからこそ人は己の弱点を把握しておいたほうがいいとされています。「彼を知りて己を知れば百戦危うからず」は恐らく正しいでしょう。まあ孫子がそんなニュアンスで言ったかどうかはさておき。 彼を知りて己を知れば百戦危うからず。 彼を知らずして己を知れば一勝一負。 彼を知らずして…

  • 会議は踊らずとも、仕事は進まず

    先週の土日は天気が悪かったので、晴耕雨読の”雨読”部分を満喫していました。 実に心穏やかな時間です。 雨なのを良い事にほとんど外出もせず引き篭もっていましたが、恐らくストレスが溜まっているせいかもしれません。何かしらへ無性に没頭したい気持ちが湧いていたので、このようなゆったりとした時間を心身が求めていたのでしょう。 原因は恐らく会議です。 いつの間にそんなポジションに 設計部署から企画部署へ異動したため自分のポジションを一言で説明するのがどうにも難しくなったと感じていたのですが、先日、社内の資料に目を通していたら『プロジェクトマネージャー』の欄に私の名前が記載されていたので、今の私は『ぷろじぇ…

  • 失敗に対するレジリエンスの差は善悪ではない

    都知事選のニュースが活発になりつつある昨今。 私は5月に東京都へ越してきたばかりなので選挙人名簿に登録されておらず、おそらく都知事選での投票権はもらえません。 それはまあ、この手のルールが無ければ住民票を組織的に移転させるような不正工作が行われかねません。不正投票の防止に一定の効果があると考えられている以上仕方がないことです。 ただ、蚊帳の外となるのはなんとなく寂しい感じです。 民主主義を愚弄する権利 今回は権利が無いとはいえ、住んでいる地域の選挙にはある程度の関心を持つようにしていますので都知事選の情報も見聞きするようにしています。 まあ、なんと言いますか、今回の都知事選はいつも以上にお祭り…

  • 意思決定と責任を分離してはならない

    今回は愚痴っぽい内容なので、いっそのことぶっきらぼうな文体を目指してみます。 意思決定と責任の連動 仕事には分掌がある。丁寧に言えば職務分掌やらそんな感じの、各人の役割と権限を明確にした仕組みを意味する言葉だ。 難しそうな言葉に聞こえるかもしれないが、つまりは役割分担の気取った言い回しだと思ってもらえればいい。 組織の運営者は誰が何をやってどこに責任があるかの役割分担をはっきりしておかなきゃならない。それが不明瞭な組織はどいつもこいつも責任回避や責任の押し付け合いに終始して保身に走ることが行動の基本原則になっちまう。 そりゃあ大抵の奴は責任を負わずに旨い汁を吸いたいと思うもんだが、それじゃあ組…

  • 「できないならば要らない」が正当化される環境もある

    負けず嫌いの天邪鬼には向いている世界。 新入社員にワクワクできなくなった 6月中旬です。 弊社の例年通りの日程であれば新入社員の配置がそろそろ定まり、誰がどこに配属されるかの噂が各所で流れる時期となりました。 しかし今年は残念ながらそんな人事に関する組織人鉄板の雑談トークに浴すことができていません。何故ならば私が今年度から属している部署は新入社員が配属される部署ではないためです。 今の部署は様々な部署の中堅どころをかき集めて構成されています。自社の製品群、市場や競合他社の情報、自社組織のリソースに関する情報などなど、幅広く様々な知見を有していなければ仕事にならないため、現場で経験を積んだ中堅以…

  • ホットな時事問題を扱わない理由に関する言及

    あまりリアルタイムの時事ネタを扱わないことに対する個人的な見解。 方針的な何か 当ブログは真に雑記的なブログでございまして、それは別に意図して狙っているわけではなくただただ徒然なるままに思い付いたことをのべつ幕無し語り続けている影響でごちゃごちゃしているだけではございますが、そもそも文体すら自由気ままに安定させていない当ブログにおいて一貫性なんてなんのその、時には特許明細書のように延々と文章を繋げて句点を用いないこのような読み難い文章を書くことも厭わないのが私です。 読みにくいし書きにくいから止めましょう。 そんなわけで、社会派を気取るつもりは一ミリもない割に社会問題を取り扱うこともある私です…

  • 人を動かす梃子への理解と忌避感

    今年度から仕事の回し方が大きく変わったのでそれについて思うところを記録してみます。 仕事への向き合い方や考え方は年齢や立場によって大きく変わるものですので、今回の記事も未来の私や別の立場の人からすればまた異論があるはずです。それでもあえて今思っていることをまとめることには意味があると考えます。 仕事のやり方の変化 事業所で設計屋をやっていた頃は、基本的に仕事は頼まれる側でした。 もちろん他所へ仕事を頼む機会はたくさんありましたが、どちらかと言えば頼まれることが多くなります。市場にマッチした新しい製品の設計なり、製造上のトラブルに対する対処なり、市場トラブルの分析なり、生じた事態や要求への対処が…

  • そもそも科学技術立国とは何ぞや

    製造業で働く人間の戯言。 日本の屋台骨 バブル崩壊後、大手電機メーカーの不振を筆頭に日本の製造業の凋落を語る言説を各所で見かけます。その中でも特に強い言葉として用いられているのが製造業の不振に託けた「科学技術立国の凋落」と言った表現です。 とはいえ、凋落といっても製造業全体で見れば分野ごとの浮き沈みはあって当然ですので、それを全体に適用する意味はないと思っています。例えば算数の成績が悪い山田君を「山田君は勉強ができない」とまで広げることは不適切で、それはただ「山田君は算数が苦手」の範囲に過ぎません。 よって個人的には製造業に対しても「ふ、電機がやられたか、しかし奴は四天王の中でも最弱」くらいの…

  • やはり図書館はいいものだ

    活字中毒者の常と言いますか、書籍代がそこそこ馬鹿にならない日常を過ごしています。 ここ最近は空いた時間を英語学習に割いている影響で読書時間が減っていたため比較的出費を抑えられていたものの、先日「洋書を読めば読書欲と英語学習の両取りをできるのでは?」なんてくだらない思い付きが天から降ってきたせいで侮れない事態です。 閃いた瞬間は素晴らしい名案じゃないかと歓喜していたものですが、いや、洋書は高い。やたらと高い。これをポンポン買うのは馬鹿になりません。むしろ馬鹿でなければポンポン買えません。間抜けなことに英語の多読をしようとしているため、今月はむしろ出費が増えました。 と、そんな話を人にしたところ、…

  • 東京に越してきてから、人としてマトモになりつつある気がする

    田舎から都会へ行くと人間は堕落するようなイメージがなんとなく個人的にあったのですが、どうやらそうとは限らないようです。 生活習慣の改善 東京へ越してきて以降、ちゃんと日常生活をこなすマトモな人間に近づきつつあるのを感じます。今までが雑な生活をし過ぎていただけではありますが、この変化は少し面白みを感じるほどです。 まず、スーパーへこまめに行くようになりました。 車を手放したので荷物を小分けにする必要があるためです。その結果、自動販売機やコンビニの使用頻度が劇的に下がって浪費が若干改善されました。 お金の管理もするようになりました。 今までは現金払いのくせに家計簿を付けていなかったので出費の管理は…

  • やたらと髪質で同情された

    住所変更に関連する手続き、ライフラインである公共サービスの手続き、転院や新しい病院の探索、などなど引越しをしたらやるべきことは様々あります。 それらに続いてそこそこ優先度が高いものの一つに理容・美容関連があるでしょう。 理容・美容関連の店はコンビニよりも数が多く、しかしコンビニよりも個性があります。腕の善し悪し、相性の良し悪し、好みの差異などなど比較項目は無数です。よって引越しをした先で新たに良いところを見つけるには運や努力といった何かが必要かと思われます。 適当でいいじゃないか などと書き出しつつ、年度初めの部署異動や引越しで理容室へ行く暇もなく伸びっぱなしになっていたボサボサ頭を整えるため…

  • 欲求に基づいた仕組み作りをすれば継続は容易

    自認としては三日坊主な人間だと思っていたのですが、もしかすると継続は得意分野なのかもしれません。 毎日続けていること 今継続していることと言えば、とりあえずまずはこのブログです。今のところ3年以上毎日の更新を継続できています。さほど労力を割いてもおらず特に凝ったブログを運営しているわけではないにせよ、おそらく継続できているほうだと言えるでしょう。 次に散歩です。引っ越し後は歩数をアプリで確認するようにしてみたところ、この一ヶ月は毎日一万歩以上の散歩を継続できていました。 話は逸れますが、一日一万歩の健康効果に関しては色々と研究と議論があるものの、個人的にキリがいいので一万歩を採用しています。 …

  • 失敗を批難する人は、ただ足を引っ張っているだけ

    たまには珍しく、少し直接的な苦言を。 失敗は必ず生じる上、目にもつきやすい 新しいモノやコトにトラブルは付きものです。特に複雑系の大きなシステムを変える時には失敗せずに順調に置き換わることのほうがレアケースだと言えます。 なぜならば私たちは預言者でも予知能力者でもない以上、ありとあらゆる外乱を予測し切ることはできませんし全てのリソースを最適に活用し切ることも不可能なためです。想定外のトラブルはどこからしらで必ず起こり、意図せぬ何かしらでリソースの不足や過剰が絶対に生じます。 上手くいったプロジェクトとは失敗やトラブルが生じなかったのではなく、失敗やトラブルに対処するだけのリソースがあったために…

  • 離れるほどではなく、近づけるほどでもなく

    平日の早朝7時頃 通勤電車へ乗る前後の時間。 イヤホンから流れる英会話音声を聞き流しながら、スマートフォンを用いてブログへ記事を投稿する。 数日前に書いた記事であればすでに確認済みなのでそのまま、前日書いたものであれば誤字脱字の確認をしてから投稿する。投稿時間のばらつきはこの些細な差から生まれる。もちろん出張があればさらにずれることとなる。 その後、ストック記事がある場合は記事を読み返していつでも投稿できるよう体裁を整えておく。ストック記事の残量は日による。忙しければストック記事は枯渇するが、今のところまだ多少は維持できている。ここのところ仕事で忙しいように見えて、急いているのは気だけだ。肉体…

  • 無知への謙虚さ

    私たちは日々様々な情報に触れています。 しかしそれらは世界に存在している情報量からすれば極めて僅少なものに過ぎません。 よって私たちは知っている情報を基に物事を判断することよりも知らない情報があることを前提として思考をしたほうが適切な場合が多々あります。 私たちはどれだけ知っている? 一例として警察の話をしましょう。 全国ニュースで警察の不祥事が時々報道される度、まるで日本の警察はダメな存在だとする言説をよく見かけることになります。 これは典型的な誤認です。 私たちはその不祥事に関係した警察官の情報をニュースによって入手しますが、約30万人が所属する巨大組織である警察の全貌、そして警察職員の全…

  • 理系的な「挨拶」推奨理論

    挨拶はビジネスマナーとして社会人一年生に教育されることの一つです。 たぶん恐らくきっと大抵の新人研修で教育されていることでしょう。 今回はそんな挨拶について、挨拶は絶対にしたほうがいいという話をしましょう。 もはや各所で語り尽くされてきた話題ではありますが、少し理系的な考え方をそえてみます。 挨拶の損得勘定 「挨拶なんて無駄なコミュニケーションコストだ」 「ただの慣習に過ぎず、挨拶と仕事の出来不出来は無関係」 などなど、挨拶を否定する言説はいくつもあります。 嫌味なことを考えれば 「挨拶に支払うコスト程度で出来栄えに影響するレベルの仕事しかやっていないのか」 なんて皮肉めいたことを言えるかもし…

  • 人に嫌われなくてもいいんじゃないかな

    八方美人を推奨するわけではないけども。 実はアドラーはちゃんと読んでない おそらく10年くらい前にベストセラーとなった本の影響か、今でもよくネット上で見かける「嫌われる勇気」について。 この本は読んでいないので具体的な内容はよく分かっていませんが、各所で読み聞いている感じですと「嫌われる勇気」とは概ね他人のためではなく自分のために生きることを推奨しているものかと思われます。 「他人の欲求を満たすための存在」になるのはもちろん良いことではありません。自分の人生が向かう先もその末路も誰かが代わりに責任を取ってくれることはありませんので、自らの人生の手綱は自らで握り続ける必要があります。 よって他人…

  • 何かを絶対悪にすることの副作用

    当ブログで度々言及してきたものの、しつこくとも伝えたいこと。 悪の外部化 この世には善と悪があります。それはまごうことなき現実です。大抵の場合は白黒まだらに入り乱れたものですが、少なくとも白と黒、そしてそれらが混在したグレーが存在しています。 よって何かしらを悪と認定することは常識的な行動です。 なにより個人や社会に対して不利益をもたらすものを悪とみなして除外する行動は個人の安全性や社会の安定性に必要不可欠な行為であり、悪を放置していては悪の助長を招き個人や社会の健全性を損ねる結果を招く以上、悪を排除するよう人々や社会が志向するのは自然の流れだと言えます。 しかしながら、「何かを悪と認定する行…

  • マネジメントとはリスクをゼロにすることではない

    マネジメントを実施している人の一部では「完璧主義への欲求」や「リスクを無くすことへの欲求」が心の中に沸き起こります。チーム管理やプロジェクト遂行において一切の瑕疵が無い100点満点をゼロリスクで達成しようと追及したくなる欲求です。 それらは時に費用対効果を無視した形ですら発露して、チームを険悪にし、プロジェクトの採算を悪化させ、時にはチームやプロジェクトの崩壊すら招きます。 しかしながらそういった欲求はマネジメントの本質からは逸れたものです。 完璧へ到達すること。 あるいはゼロリスクへ到達すること。 それらはマネジメントの領分ではありません。 今回はそんなマネジメントの抱える宿痾に関して言及し…

  • エコバッグを買いました

    一体何を報告しているんだ? エコバッグを買いました 先日、エコバッグを買いました。 それ以上でもそれ以下でもなく、ただエコバッグを買いましたというだけの話です。 エコバッグを買いました、というセンテンスをこんなに連続して出すほどエコバッグを買ったことは重大な出来事ではありません。 実のところエコバッグに関しては今まで積極的ではありませんでした。 「エコバッグは製造に用いる石油だけでなく原材料の生産・輸送・加工・廃棄まで含めたライフサイクルアセスメントを考慮すればエコでもない場合が多い、実際にエコへ貢献できているエコバッグのみが販売されるべきであり、ちゃんと設計されずに資源を無駄遣いしているエコ…

  • 偽りの二択

    多いほうが喜ぶ人もいれば、そうでない人もいる。 大は小を兼ねず、万人が満足するサービスは有り得ない。 そう思った話。 そう大仰なことではない、ただの日常の話。 走るよりは歩くほうが好き 6月初頭の土曜日は街探索ついでにふらふらと街を歩き回っていた。 もちろん徒歩圏内で赴ける場所など高が知れている。 とはいえ過去に住んでいた地域に比べれば少し様相は異なる。なにせ「健康のために一駅歩く」が実行可能な都会では徒歩圏内で隣の駅へ行けることから街と街の隙間は極めて小さく、徒歩でも充分に何かしらを見て回ることができる。 対して地方では街と街の隙間が大きいため、下手をすれば道なき道を何時間も掛けて歩かねばな…

  • 権力は生産が可能であることへの認識

    『権力の生産』 これはあまり日本では馴染まない概念かと思いますが、この概念を知っていると欧州の国際的な強さが分かりやすくなるかと思います。 権力の定義と発生 一般に「権力」の言葉が用いられる際は政治がトピックである場合が多いため、権力には高低・善悪・良否・損得といった概念が連想されがちなものです。 しかしそういった付随的要素を省いた辞書的な「権力」とは「他者或いは他の集団に対して行動を強制する能力」を意味する言葉です。よって政治的権力に限らず愛情や友情、信頼や金銭など様々な要素を用いて他者に行動を強制すればそれは権力となります。親が子どもへ教育をすることも上司が部下へ命令することも広義の権力に…

  • 清潔感の許容範囲と「当たり前品質」

    ゆるーい話をしましょう。 最近ゆるーい話の記事が多くなっていますが、ヘヴィなテーマを考えていないわけではありません。一応思考回路はいつも通り正常です。 ただ、単純にそっちの方向を書くとなんだかネガティブというか面白くない話をしてしまいそうなので、意識的にゆるーい話で間を保ちたい気分なのです。 なので、ゆるーい話をしましょう。 清潔の個人差 5月に東京へ越してきて以降ほぼ毎日、街探索を兼ねてGoogleMapアプリを片手に飲食店を探して外食をしている。趣味の一種だと言えば出費は許容範囲に収まるだろうが、実に贅沢で気楽な浪費だと言えるだろう。 なお私はGoogleMapの口コミ情報を後から読む。飲…

  • 日帰り出張は楽しさと大変さのどちらが勝るか

    部署が変わっても出張の種は尽きまじ。 ということで、出張に関する雑談です。 メーカーと公共交通機関 営業さんほどではありませんが技術系もなんだかんだと出張があります。昨今はWeb会議で代替することも増えましたが、実物を見たりオフレコの情報を交換する場合はまだまだ直接会う必要があるので出張も致し方ありません。 技術系の出張で赴く相手は開発職や技術職であり、そして製造業の開発部署や技術部署は大抵の場合で地方にあります。用地の広さや物流、水や資源、騒音や人件費、他にも様々な事情があるためこればかりはやむを得ません。 立地は空港や新幹線停車駅が近ければ素晴らしく、車で行ける距離ならばラッキーで、運が悪…

  • 素人の脱現金計画、進行中

    およそひと月前に宣言した現金至上主義からの脱却。 そして約二週間前に覚えたポイントへの意識。 これらを背景として、この二週間くらいで動いた脱現金計画についてなんとなくまとめてみます。 ちなみにこの脱現金化計画の主目的は「最高効率で最大利益を得ること」ではなく、「もう少しお金についてちゃんと考えること」です。 引っ越しをして生活環境が変わったのでちょうどいい機会として色々と出費を見直しているだけであり、やっていること自体は結構適当です。 概要 クレジットカードが2枚、アプリが8つ、ポイントカードが1枚増えました。 日用品・食料品の購入 【今まで】 近場のスーパーやデパートなどへ適当に赴き、現金で…

  • 記憶力が悪い人に向けた暗記のコツ

    記憶力は、とてもとても残念ながら個人差があります。 ひとたび本を読めばその内容を全部覚えられる人もいれば、その反対に何度繰り返して読んでもなかなか覚えられない人だっています。 こればかりはほぼ先天的な能力差ですので覆すことはできません。 ただ、「記憶が定着しにくい」ことと「記憶が定着しない」ことは別であり、記憶力が悪い人でも暗記は努力次第で補えます。 今回は記憶力が悪い人に向けた暗記のコツについて私見を述べていきましょう。 記憶力は悪いが暗記は得意 私は『度を越した忘れん坊』です。記憶力を母のお腹の中に忘れてきたのではないかと疑うくらいには物覚えが悪いです。昨日の夕飯だってもう忘れました。老後…

  • 今はこんな感じで英語を勉強しています

    英語のお勉強について適当に考えていることをちょっと記録してみましょう。 ちなみに誰の役にも立たないです。 効率的な英語の勉強を知りたい人はすでにそういったブログ記事がネット上にたくさんあると思いますので、そちらをご覧ください。 この記事は一年後くらいに見返して自分の無様さを笑うために書き残します。 目的は基礎英語力の向上 語学の勉強といっても幅は意外と広く、どこから手を付ければいいかがまず難しいものです。 よって最初に手を付ける勉強範囲をリスニングとリーディングに絞っています。たしかTOEICもL&RとS&Wで分類されていたと思いますのでこの分け方は問題ないでしょう。 そもそも英語学習を進めて…

  • 個人的に考える継続のコツ

    仕事でいっぱいいっぱいなのに毎日ブログを更新している、この継続力の源はいったい何なのでしょう? 折よく『物事を継続する際のコツや考え方』に関してちょうど若手に聞かれたので、ざっと答えた内容をまとめてみます。 長く続けるにはエネルギーよりも形状が重要 ここ最近はちょっと惰性気味な記事ばかりとはいえ、部署異動や引っ越しといったそこそこ重たいイベントが重なりつつもなんだかんだブログの毎日更新が途切れていないのは意外と凄いことではないのかと自画自賛してみます。何はともあれちょっと自分でも不思議です。毎日なんやかんやとくだらないことを書けるものだなと。 ちなみに語学の勉強も今年度に入ってから毎日継続でき…

  • 疲れているとポジティブな気持ちが萎む日記

    朝から一人で外国の人を駅まで迎えに行きタクシーに乗せて工場に行って製品プレゼンや工場見学のフォローをして昼飯食って製品プレゼンや工場見学のフォローをしてタクシーに乗せて飲食店に連れて行って夕食会をして電車に乗せてホテルまで帰らせて、それで月曜日はおしまいです。 ・・・これは企画部の仕事ではないな。 では誰の仕事かと言われれば困るのですが。 そもそもこれは仕事でしょうか? いや、仕事ではありますが、うーん。 仕事が進まない まあ別にアテンドをすること自体は構いません。英語オンリーだったので脳は破裂しそうですが、まあそれもやむを得ません。 ただ、その時間は仕事が進まないことが少ししんどいです。メー…

  • 他者へ美徳を求める行為は悪徳に他ならない

    休日だというのに仕事のことで頭がいっぱいっぱいで思考力がそちらに割かれているような気がします。 なんというか、入社して数年内の新人時代を思い出します。まあ実際に部署異動したばかりなので新人みたいなものではあります。 社会人の新人時代はアレも覚えなければコレもやらなければと大変な時期です。学生時代とは環境が大きく変化することもあり、心身ともに負担が増大します。 私も当時はむやみやたらと残業をしたり休日出勤して仕事をしたりと若さにかまけて仕事に熱中していました。 そういった傾倒は度が過ぎると心身を壊すリスクがあるものの、経験は成長の糧であり、当時学んだことは間違いなく今の私に役立っていますので全面…

  • 実は語学力向上にはそこそこ焦っている

    今週の土日で旧居の退居立ち会いや愛車の売却がついに終わり、毎週休日に埼玉へ通う生活が終わりです。これでようやく休日を休日として過ごせます。 まあ、いずれにしても空いた時間は英語学習に割きたいので、そこまでお休み感はありませんが。 そんなわけで、今回は雑談をしましょう。 テーマは語学です。 最近の雑談は語学の話ばかりですが、そればかり考えていて頭がいっぱいなのです。 語学力が必要な理由 今年は会社の語学研修を受けるため、今年中に語学力が向上しないと「なんのために語学研修にコストを割いたのか」と人事部から小言を言われそうです。 しかしそもそも今の部署では外国人に会う機会がやたらと増えるため、英語が…

  • 「楽観主義は意志の問題」に関して:優れたエンジンにも燃料は必要

    初手雑談。 この間、会社の防災訓練がありまして、4月から本社へ異動したばかりでまだ防火扉や消火器や避難経路を覚えていないですし本社はビル20階以上の高所にあるのでちゃんと災害時のことを考えておかないといざという時に死ぬ気がしたので真面目な心持ちで参加しました。 どこもそうだとは思いますがお偉いさんが自衛消防組織の親玉ですので、 「あのお偉いさんは白髪なので、白髪を目印にしよう」 なんて思っていたところ、いざ防災訓練が始まったらみんな防災用ヘルメットを被ってしまったのでお偉いさんを探すのに凄い手間取りました。 ・・・そんなどうでもいい話を書こうと思っていたのですが、ふざけたお話を書く気力が無かっ…

  • 勉強に集中し過ぎてブログに関連するインプットが不足している

    日常にインプットが不足しています。 もう少し正確に言えば、日々ひたすら大量にインプットしているもののそれらは仕事と英語なので、ブログで書くことに関するインプットが不足しています。 ここ最近は趣味であるニュースや本もあまり読めていません。今まで情報を仕入れるために使っていた時間をほとんど英語の勉強に費やしています。 仕事で求められている以上やむを得ないとはいえ、なんでしょうね、真面目人間か? 自主的な勉強について 過去にも記事を書いたことがありますが、私は積極的な自己啓発と能率的な職務遂行を就業規則で求められる総合職や専門職側の人間ですので、必要な知見はちゃんと自ら能動的に仕入れて習熟する必要が…

  • 双方が悪の場合、共感では認知が誤る

    最近は英語の勉強がてら、イスラエルとパレスチナの情報に関して英語圏の情報を集めています。あえてイスラエル寄りのイスラエル・ハヨム、パレスチナ寄りのアルジャジーラ、西側諸国の視点としてのロイターと3社の情報を見比べてです。 同じ戦争を報道しているはずなのにそれぞれの視点でこうも物事の見方が変わるものかと驚きます。 今回は重いテーマですので、なるべく重くならないよう自論を述べていきます。 共感で判断することは難しい イスラエルの全国紙であるイスラエル・ハヨムではイスラエル側の犠牲者や遺族の声が多数掲載されています。さらにwebサイト上では「数百人がハマスに人質に取られてからXXX日が経過、今すぐに…

  • 他者の人権や人格を侵害する権利はない

    昨今社会問題化しつつあるカスタマーハラスメント。 カスタマーハラスメントとは顧客による著しい迷惑行為を指す言葉です。迷惑行為とは脅迫や暴言といった言葉によるものに限らず、不当な要求やクレーム、物理的な暴行として現れることもあります。 カスタマーハラスメントをする人の気持ちは個人的にさっぱり理解できません。 今回はそんなカスタマーハラスメントに関して少し述べていきます。 日本に限らず、世界的な問題 日本語圏のコミュニティやSNSを見ていると、カスタマーハラスメントは日本で過渡的に生じている現象のように思えます。実際『カスタマーハラスメント』『customer harassment』でグーグル検索…

  • 唐突にラーメンの話をするだけの日記

    政治や社会の話ばかりをしていても重いので、唐突にラーメンの話をしましょう。 人によってはラーメンのほうが胃もたれするそうですが、それはさておきです。 若さは関係あるだろうか・・・あるかも ラーメンは結構好きです。 主食で一番好きなのは白米ですが麺類であればラーメンが一番好きかと思います。次点で蕎麦です。でもうどんやパスタも好きです。パンは普通。というか嫌いな食べ物は無いです、なんでも美味しく食べます。 とはいえ今回はラーメンの話をします。 そろそろ健康を真面目に考えなければならない歳ではありますが、まだ特に支障なく食べられるのでちょくちょくラーメン屋に行っています。どうやら歳を取るとヘヴィな食…

  • 英語を使えばブログが楽に書けるのではないか説

    語学を身につけるには才能と時間が必須だと思います。 I think learning a language requires both talent and time. そして私には語学センスが無い以上、必要なのは膨大な時間です Since I don't have a talent for languages, I need a significant amount of time to learn. とにかく日常の思考を英語で行う必要があります。 I need to think in English all the time in my daily life. さもなくば、私は英語を身につ…

  • 引越したばかりで思ったこと様々

    大したことのない感想集。 いよいよポイントを貯めるか いい歳をしてお金にだらしがないことを人様から窘めていただいたので、引越しをして生活習慣が一新されたこの機会にちょっとお金に関して見直そうかと思います。 どう見直せばいいのかは分からないので、お金に詳しい職場の人に頼ります。(だらしがない発想) いやあ、先日も「ポイ活」なるものを薦められたのですが、そもそもポイントカードなんてロクに持ったこともない、安売り情報は調べたことがない、とりあえずその場その場で現金払いをしている、そんな節約意識皆無の私にとって現代の仕組みは難しすぎます。電子決済方法は多種多様、それに付随するポイントサービスも各社様々…

  • 商品企画屋、ピカピカの一年生の記録

    今週の土日は旧居の大掃除です。 東京から戻るのは手間ではありますが、長らくお世話になりましたので出来る範囲で奇麗にしてから退去するために頑張るとします。 平日は新しい仕事を覚えるのに一杯一杯で。 休日は引越しや掃除でてんやわんやで。 今、たぶん結構そこそこに疲れているような気がします。 まあ嫌なことをやっているわけではないのでメンタル的には健全で、単純に身体と脳の疲労感が強めというだけです。大したことではありません。 とりあえず身体の疲労は寝て回復する以外はないので、脳が疲労している原因を考えてみましょう。 仕事が変われば大変なのは当たり前 なぜ脳が疲れているかと言えば、まずはとりあえず今年度…

  • 他者を説得したいのであれば、信念ではなく理念に基づくこと

    信念と理念はどちらも「あるべき姿を希求する考え」を示す似た言葉ですが、少しニュアンスが違います。 信念とは「正しいと信じる自分の考え」であり、理念とは「こうあるべきだという根本の考え」です。 言い換えれば、信念とは自らの心に基づいた感情的なものであり、理念とは原理原則に基づいた論理的なものです。 物事を成し遂げる上において信念と理念はいずれも必要不可欠なものですが、個人間のやり取りでも社会運動でも政治活動でも変わらず、他者を説得することを欲するのであれば信念ではなく理念に基づくことを推奨します。 共有の可否 これは比較的簡単な理屈で、”信”は他者と共有できず、対して”理”は他者と共有できるため…

  • 「ステージ」の概念を扱う時は気を付けて

    それは下手をすれば差別に繋がるから。 ステージの概念 “All the world's a stage, -And all the men and women merely players.” (この世はステージ(舞台)。 人はみな役者に過ぎない) とシェイクスピアが書いたように、ステージに例えて人生を分割する考え方は比較的一般的です。「ライフステージ」しかり、スピリチュアルな用語である「魂のステージ」しかり、和製英語としても頻繁に用いられています。 ステージは様々なニュアンスが内包されているものの、日本語にするのであれば「舞台」や「段階」と訳せるでしょう。 このような区分自体は自然な考え方で…

  • 有害な味方を排除することは倫理的に難しいため、看板を変えるしかない

    政治や社会問題を扱うクラスタでよく見かける現象の一つに「有害な味方」があるかと思います。 それは例えば、先鋭化した攻撃的な見解をSNSなどで各所にばらまいたり、集団にとって不適切な他者と関係性を持っていたり、集団の理念から逸れた自論をまるで総意であるかのように言い立てたりすることで余計な敵を増やしてしまう、そんな味方です。 あまり直接的な例示をして吊るし上げるのは好みではないので避けますが、まあありふれたパターンですので政治や社会問題に関心がある方であれば何らかの事例が想定できることかと思います。 有害な味方の対処方法 この手の有害な味方を避けることは不可能です。 人が集まれば必ず集団の平均的…

  • まだまだやることがある引越し

    荷物の移動は一通り終わりましたが、引越しはそれだけではありませんので月曜日は有給休暇を使って細かいことをやりました。 それで疲れたので、今日もまた日記です。手癖で記事を書くのは宜しくないとはいえ、思った以上に疲労困憊なので御容赦ください。 やることはたくさんある 5月13日の月曜日。 電気屋さんの冷蔵庫配送予定時間が10時から13時とやたら幅が広かったので、その前に急いで朝一から市役所と警察署に行って転入届やら印鑑登録やら免許証の住所変更やらを終わらせました。健康な独身男性会社員は何かしらの補助等は貰う立場ではありませんので、特に大した手続きはありません。 帰宅時間は10時ほぼピッタリ。平日で…

  • なんとか順調に引越し完了

    身体は元気なものの夜遅くまで忙しかったので、軽い気持ちで月曜の朝から日記を書いていきます。 引越し本番2日目 引越し業者は日曜日のお昼過ぎに訪れるとの連絡があったため、午前中は最後の荷造りをしていました。あまり早く梱包してしまっては困る食器や風呂用具などなど、当日と言えども梱包しなければならないものがまだまだ多数あります。 後の荷解き順番を考慮して、段ボールにはちゃんと「食器類」や「衣服」など何が入っているかを記載しました。 まあ一部濁して記述したせいで「布団」と書かれた段ボールが10箱中3箱になりましたが。そんなに布団ばかり持ってないです。 いや、その、なんというか、いい歳した大人の男の引越…

  • 初日の時点で腰がそろそろ限界感・・・

    わたわたしているので、軽い感じで日記を書いていきます。 さあ、引越しだ いよいよ引越し本番が始まりました。 今回の引越しでは新居への荷運びを土日の二日間かけて行う予定です。 さらに旧居の最終的なお片付けや掃除は翌週に分割しています。 よって個別の日程はそこまで大変ではありません。 ・・・などと油断していたせいか、初日からグロッキーです。 意外としんどい 今回は埼玉から東京への引越しなので比較的短距離の引越しとなります。県をまたぐとはいえ自家用車で一日中に行って帰ってこれる程度の距離です。 そのくらいの引越し距離であれば、お駄賃や食事や酒で釣って・・・と言うとアレですが、職場で親しくしている若い…

  • 他者の失敗やミスに不寛容な人は、怒りではなく恐怖が根底にあると思っている

    特に意味があるわけではない想像。 先日行ったチェーン店でのやり取り 店員「お会計600円となります!」 私「すみません、一万円札でお願いします」 店員「はい、10000円お預かりいたします!」 店員「9400円のお返しとなります!」 店員「申し訳ございませんが、大きいほう、全部千円札でよろしいでしょうか?」 私「はい、大丈夫です」 店員「ありがとうございます!」 店員「ご一緒にご確認お願いいたします!」 店員「1枚,2枚,3,4,5,6,7,8・・・8?」 店員「あれ、1枚足りないですね!」 私「そうですね」 愛想と元気があって宜しい。 こんな微笑ましい事例を導入として、ちょっと怒りの感情につ…

  • 日本で政治の話をするのであればアサーティブに

    日本で政治の話題が忌避されている理由の一つに「攻撃性」があります。 そんな攻撃性に関する私見を述べていきましょう。 日本では好まれていない 政治の分野では異なる政治信条を持つ人を悪し様に罵ったり誹謗中傷を投げつけるような行為が横行していますが、そもそもとして日本では攻撃的なアピールはあまり好まれない傾向があります。 それは例えば海外の広告と比較しても分かるかと思います。ちょうど最近もAppleが他社製品を破壊する攻撃的なCMを作ったことをSNSの日本語圏が批判しているようにです。まあ過去にもWindowsを小馬鹿にするようなCMを出していたことを知っている人からすればAppleが攻撃的な広告を…

  • 自らの体感覚を絶対視しないこと

    感覚ではなく数字を信じましょう。 空間識失調 空間識失調とは読んで字のごとく空間識を失調することです。とはいえ少しマニアックな言葉なので補足をしていきます。 "識"とは「知ること/考えること」であり、例えば意識であれば意を知ること、見識であれば見方を知ることを意味していると言えるでしょう。認識であれば物事をはっきりと見極めて知ることです。そして空間識とは空間を知ることを意味する言葉となります。 つまり自分が現在どのような姿勢でどこに立ちどこを向いてどう進んでいるか、そういった空間に関する認知が空間識で、それを損なった状態、単純に言えば平衡感覚を失った状態が空間識失調です。 空間識失調は主に航空…

  • インバウンドに頼るのではなく、インバウンド"でも"稼ぐことが必要

    インバウンド(外国人による訪日旅行)に関して、時々「衰退」や「途上国」といったワードと絡めてネガティブに用いている方をSNSなどで時々見かけます。 それに対する反論というほどではありませんが、観光収支に関連する数字を少し見ていきましょう。 観光の規模 こういった事柄については数字で見たほうが現状を把握しやすいものです。 今回は国連世界観光機関(UNWTO)がまとめているデータを見てみましょう。 UNWTOが公開している比較ソフトの最大比較数が5か国までだったため、G7から「日本」「アメリカ」「イギリス」「フランス」「ドイツ」を代表例として比較してみます。 まずは外国人観光客の訪問数の比較です。…

  • 水と油を混ぜ合わせる仕事

    本社に来てから、会議の回数がもの凄く増えました。 繰り返します。 本社に来てから、会議の回数がもの凄く増えました。 会議は嫌いです。 水と油 個人的に会議は価値を生み出さない、会議をしている間は仕事が進まないと思っているため、可能な限り圧縮・削減したいと考えています。 とはいえメーカーの本社は司令塔であり、実際に実務を行う現場部署とは違い仕事を依頼する側になりますので、各所へお伺いを立てるために形式的な会議が増えるのは止むを得ません。 規模の小さい集団であればいちいち会議などしなくても立ち話程度で物事を動かすことができますが、規模が大きくなり人間同士の物理的な距離が遠くなれば必然的に阿吽の呼吸…

  • 冷蔵庫と私(その2)

    いよいよゴールデンウィークに気紛れで始めた日記強化週間が終わります。5月7日からは仕事もブログも通常営業です。 気紛れというよりも出来心、もはや酔狂ではありましたが、フリーで気楽な文章を書き綴るのも悪くはない気分でした。 そんなわけで、最後の日記です。 「最後の日記」って、なんだか意味深に聞こえますね。 これが「最期の日記」だったら意味深ではなく実際に意味があるのでしょうが、今日はただのゴールデンウィーク最終日というだけです。 びっくりするほど楽なくらい、びっくりするほど空っぽ 引っ越しの荷造りで大変なことのうち、冷蔵庫の処理はそこそこ上位に入るかと思います。 なにせ移動のために電源を落とさな…

  • おバカであることを晒すための日記

    引っ越しに向けたお片付けはそこそこ順調なのですが、連休中は近場のゴミ処理施設もお休みなため不用品が部屋の一角を占めてしまっています。なんだか部屋が狭いです。来週はどこかで有給を取ってゴミ処理施設へ行かねば。ついでにまだ終わっていないお役所関連の処理もせねば。 そんな、引っ越し前の日常を語る、連休中の省エネ日記。 総務助かる 先日の総務部での会話。 私「あのー、今度引っ越しするんですけど、その辺りはどなたが担当でしょうか・・・?」 総務「あ、こっちこっち」 私「ああ、すみません。引っ越しする時の手続きなんですけど、どうすればいいですか?」 総務「この書類の、ここの部分を埋めてくれればいいよ」 私…

  • ゴールデンウィークなのに日記に書くことがない

    5月3日、ゴールデンウィーク7日目。 飛び石GWの後半初日です。 引っ越しのために家の片づけをして、疲れたら休んで、復活したら片づけをして、疲れたら休んでを繰り返していたら一日が終わっていました。物事の進捗という観点から見れば生産性の高い日ではありましたが、日記として書くような出来事は何もありません。なんとも侘しい休日です、こういう何も無い日も嫌いじゃないですけど。 今年のゴールデンウィークは残り数日もこんな感じで片付けと荷造りと掃除で終わる予定なので、書くことが無さすぎるため日記強化週間はそろそろ終わらせたほうがいいのかもしれません。 ウォークインしないウォークインクローゼット とりあえず、…

  • つまり、日記とはなんなのだろう

    気が付いたらいつものようにテーマを定めた記事を書いてしまっており、慌てて日記風記事を別に書き始めました。 そんなゴールデンウィーク6日目の5月2日。 私が勝手に日記強化週間だの言い張っているだけで、ここ数日の記事も別に日記ではないような気もしますが、そんな遥か昔の過去のことは忘れて未来を見つめましょう。 日記と言えば、ご飯の話 2日の出張を終えて、また本社への出勤です。 2日の出張と言っても自宅の近くだったので普通に家には帰りましたけども。 むしろ帰宅時間はいつもよりも早かったですけども。 一か月ぶりに事業所の空気を吸い、一か月ぶりに事業所の社員食堂で昼食を取って思ったことは、ご飯って大事なん…

  • 案の定、毎日英語に携わる日々

    日記とは一体なんなのか分からなくなってきたゴールデンウィーク、日記強化週間の5日目です。 オンライン会議の発展が恐ろしい 「今のうちから慣れておこう」 という上司の命令に従い、海外現地法人との打ち合わせにもちょこちょこ顔を出しています。当然私が苦手としている英語がベースです。 ・・・何に慣れればいいんだろう。 英語?海外部隊の仕事?それとも外国人とのコミュニケーションそのもの? 苦手であっても 先月に予想していた通り、以前の部署での仕事よりもグローバルな仕事が増えました。 あと、もの凄くグローバルな部署です。やっぱり会社は私のことを誤解しているようです。だから私はグローバルな人材じゃないと言っ…

  • 日を記するのが日記なのだ

    2024年4月30日。そう、ゴールデンウィーク4日目・・・ではなく、うちは飛び石GWなのでお仕事1日目です。 連休が途切れたのでもう日記を書くような流れではないかと思いますが、あえて日記を継続してみます。 いや、もう、なんと言いますか、なんだかんだ忙しくて疲労が溜まっており、あまり堅苦しいことを考えたくない、もう少し時空間のレンジを狭めて現在にフォーカスした思考をしたい、そんなマインドフルネス的な気持ちがあり、だからこそ日記を書きます。 「貧すれば鈍する」と言うように、今は時間貧乏なので小賢しげなことを考えられないほど脳が鈍っています。思考を止めたいのではなく、思考の方向性を変えたい気分と言え…

  • 引っ越しは楽しいけど大変、あるいは大変だけど楽しい

    ゴールデンウィーク3日目。 日記を書くセンスが無いことはすでにこの2日間で判明しましたが、今日も頑張って書いてみます。 運動不足 朝から爆裂に肩が痛い。 重量物を一度に運び過ぎたせいか見事に筋肉痛になった。腰の爆弾が爆裂していないことは不幸中の幸いだろう。 身体を労わるため、ゴールデンウィーク3日目の今日は重量物の移動よりもインフラ系や引っ越し業者などとの各種手続きを進めることとした。 大きい粗大ごみの廃棄は今週中に終えて来週は荷造りに集中する予定だが、まだ最後の重量物、エアロバイクが控えている。エアロバイクは日々使っているものではあるが引っ越し先の広さを考えると廃棄せざるを得ない。これをばら…

  • 今年のゴールデンウィークは肉体労働だ

    ゴールデンウィークは日記を書いてみるのも、悪くないかもしれない。 ゴールデンウィーク2日目もお片付け 廃棄を主目的として漫画や本を古本屋に持っていく。 書籍に関しては何年も前に会社の社員寮を出て以来ほぼ全て電子書籍へ移行している。電子化されていない専門書や古書だけは残してあるがそれ以外は徐々に電子版で再購入しているため、同じ本を二度買っていることになるがそれはやむを得ない。 引っ越しの度に床が抜けることを心配しながら何箱もの段ボールを運ぶことには嫌気が差した。それを避ける為ならば同じ本を二度買うくらいなんでもない。 よって紙の書籍はほとんど残っていないが、まだ僅かに残っていたので処分した。幸い…

  • ただの日記

    特別なことが無い日でも日記は書いていいと思う。 ゴールデンウィーク初日 午前中は引っ越しの準備を進め、ていたつもりだがあまり片付かなかった。気が付いたら椅子で寝てしまっていたので、恐らく疲労が蓄積されているのだろう。4月から通勤時間が大幅に伸びたことが恐らく原因だと思う。あとしばらくの辛抱とはいえ早々に引っ越しを済ませて通勤時間を改善したい。 午後は正式に賃貸契約を結ぶため東京へ赴いた。 なんとも気が重い。出掛けることや契約そのものではなく、もっとろくでもない理由で足が進まない。 ただただ、署名をすることが嫌だという、実にくだらない理由だ。 両親の献身的な教育にも関わらず私は字がとてもヘタであ…

  • 感情をベクトルとして捉える

    常に役立つ訳では無いし誰にでも有効な訳では無いが、あるとお得な考え方。 物理の話 前段として、スカラーとベクトルについてまずは話しましょう。 と言っても理解するために可換体やらテンソルやらの専門用語が必要となる厳密な意味ではなく、もっとシンプルな高校物理でやる範囲の話です。 大雑把に言えば、スカラーとは数で、ベクトルとは矢印です。温度やエネルギーなどの大きさを表す数字がスカラーで、そのスカラーがどちらを向いているかの方向性の情報をプラスしたものがベクトルです。 例えば誰かが走っているとして、その人の質量や速度、運動エネルギーなどはスカラーです。それらに対してスカラー量がどっちの方向に向かってい…

  • 技術屋は勉強しないとダメだ

    私は「社会人に勉強が必要か」については人それぞれ異なるとした立場を取ってはいますが、技術職については勉強を推奨しています。 雇用契約上「能率的な職務遂行」が求められる人、医者や弁護士、エンジニアのような専門職や総合職の人々からすれば自主的な学びはある程度の範囲で否応なしに必要なものです。それが契約の範囲である以上、非能率的な業務をしていては解雇理由になり得ますし、職務の遂行能力が査定や評価に反映されることから自ら学ぶことにはインセンティブが存在しています。 やはり技術屋は勉強をしてもらわないと困ります。 少なくとも製造業の技術職であればお勉強は必須です。 なにせメーカーにとって「技術力」は生命…

  • ブログ開設から3周年となりました

    うっかり忘れそうになっていましたが、2021年4月24日にこのブログを始めましたので、昨日、ブログを始めてから3年が経ちました。 ・・・つまり、うっかり忘れていました。3周年ぴったりは今日じゃありません、昨日言及すべきでした。 今月は仕事の異動やら引っ越しの手続きやらで色々と忙しかったので仕方がないです、はい。誰に何の言い訳をしているんだか分からないですが。 まあそれはさておき3周年です。 実感としては、長いような、長くないような、微妙な長さです。 3年間毎日更新をしてきたので約1100記事くらいを投稿したことになります。 実感としては、多いような、そうでもないような、微妙な量です。 何はとも…

  • もう少しで断捨離に近づける気がする(するだけ)

    5月に引越しをする予定です。 時が経つのはあっという間なので、来月だと油断している場合ではありません。ただでさえ長時間通勤で平日には時間を作れないのだから今から計画的に片付けをする必要があります。 引越しの準備は順調、という程でもありませんが、一応手続き関連は順調です。家と車は一通り目処が立ちました。後は荷造りと荷運び、その他お役所関係の雑務だけです。 片付けの進捗は・・・微妙な感じです。 まだまだ捨てるものが多くありそうです。 新しい住家は家賃の額を変えない条件で探したため、必然的に埼玉よりも東京の方が部屋面積が狭くなることから荷物も減らさねばなりません。 モノへの執着を断つ、まさしく断捨離…

  • 経営者目線を持った方がお得

    「経営者目線」は若者に嫌われている言葉の中でもそこそこ上位に入るかと思います。 実際、雇われている人は経営者と同じだけの報酬を貰っていないのですから経営者と同じだけの仕事のレベルを求められたとしても負担ですし、実際に求めてくる組織は問題です。 そもそも被雇用者は会社運営全般に対する権限も責任も無く、ライン工が経理知識を持っていても活用し難いですし、受付担当に財務情報を詰め込んでもあまり有益ではないでしょう。 ですので、よく分からない要求だと若者が嫌うのも当然かと思います。 ただ、経営者目線を毛嫌いして極端に遠ざけると時に損をしかねないと考えます。 なにも意識が高いことを言いたいのではなく、むし…

  • 民主主義の強み/弱みは「話し合いが続くこと」

    民主集中制・民主主義的中央集権主義・Democratic centralism。 呼び名は様々ですが、これは共産主義政党や社会主義国家の組織原理の一つであり、組織の下部構成員が上級機関や指導者の決定に無条件で従う行動規範のことを指します。 もう少し噛み砕いて言えば「上意下達」です。投票等の政治プロセスによって得られた意志決定が全てのメンバーを拘束することを意味します。 投票や話し合いなどを経由している以上、民主集中制による意思決定は表面的には民主的なはずです。 ただ、どうにもこれが民主的だとは腑に落ちなかったため、民主的とは具体的にどのような状態かについて言語化してみたいと思います。 時間の概…

  • たとえAIに取って代わられるとしても

    今を努力しない理由にはならないだろう。 視点の高低は価値の高低ではない たまには真面目風で前向き風な話をしてみましょう。 まず、長い目で見れば人は必ず死にます。 これは自然の摂理です。 では人はいずれ死ぬのだから何かを成し遂げたり築き上げたりする行動や今日のご飯を食べることですら無駄かと言えば、それはどの視点で見るかによって変わります。 高い視点、それこそ地球や世界の視点から見れば無駄です。高い視点から見れば一人の人間なんてちっぽけなものであり、その人がどんな人生を歩むとも歩まずとも大した影響はありません。 しかし私たちは地球でも世界でもありません。ただの一人の人間です。 よってそのような高い…

  • 小さな日々で思っていること

    近況報告、とは少し違うような気がする。 電車で席を譲らない理由 この話をブログでしたか定かでは無いのですが、私は電車で席を譲らないタイプの人間です。 電車で席を譲るのって、少しややこしいじゃないですか。席を譲られたら喜ぶ方もいる一方でプライドが傷付く方もいますし、気が引ける人も申し訳ない気持ちになる人もいます。その心中を外から見て察することはできず、しかし相手に心理的負担を与えることは好みではありません。 ですので、そもそも私は電車で座りません。 座席の優先順位で言えば最下位である健康な成人男性ですので立っていてもおかしくないですし、端から座らなければ譲る際の手間や葛藤を省略できる、電車の座席…

  • availabilityを重視した幸福論

    幸福(Happiness)は意外と難しい概念です。喜びや楽しさに類する瞬間的な感情を指す場合もあれば、もっとレンジの広い生活満足度を意味することもあります。 幸福を定義して定量的に測定するため、様々な尺度が開発されている程度に「幸福」は人々の関心を惹く言葉ですが、何を幸福と感じるかは実際のところ人それぞれです。それは単純に幸福を生み出す要因が無数にあるためだと言えます。 遺伝や性別のような生物学的要因、年齢や健康のような個人的要因、家族や知人のような人間関係要因、教育や職場のような制度的要因、犯罪や経済のような社会的要因、自然や汚染のような環境的要因、宗教や思想のような文化的要因、その他さまざ…

  • 評価は他者がするものであり、しかしてそれは

    今回は「評価は他者がするもの」をテーマに、考えをつらつらと書いていきます。 それは動かせない 仕事や人間関係、学問や芸術など多くの事柄において、評価は他者がするものです。 これがこの世の真理とまで大仰なことは言いませんが、決して変えることができない事実の一つだと言えます。 どれだけ自分なりに頑張ったとしても評価する人が見ていなければ努力は評価されませんし、結果が伴っていなければやはり評価はされません。評価は採点をする人の感情的な好き嫌いすら影響します。 自らが望む通りに他者から評価されるべきだと考えることは、残念ながら幻想に等しいものです。 これは誰しも同じです。 他者だけではなく誰しもが同じ…

  • 半月で堕ちた:(元)現金至上主義者の戯言

    クレジットカードや電子マネーなんて使えない店もあるし、いくら使ったか把握するのも面倒!現金なら財布に入っている分しか使えないから管理しやすいし使い過ぎることも無い!だから現金がいい!現金最高! ・・・とまで熱烈ではありませんが、私は基本的に現金至上主義者でした。 なにせ私はお金の管理があまりにも下手で、「宵越しの銭は持たねえ」「吝嗇でありたくない」「気前は良いほうがかっこいい」とばかりにお金が財布に入っていればパッパと全部使い果たしてしまい、人に金を出すことをさっぱり気にしない質のしょうもない人間です。 ちなみにこの辺りの心持ちはちょっと説明が難しいところがあります。 私は他者にケチだと思われ…

  • 主張では「どうしたいか」だけでなく「どうすべきか」も必要

    先週の日曜日は引っ越す街を見極めるためにいくつかの駅を出てうろついたり不動産賃貸仲介業者に物件の紹介を受けたりなどをして過ごしました。 ケータイの充電が切れそうだったので夕方頃に住処の駅に帰ってきたところ、いつものように政治団体が演説をしているところへ出くわしました。 この駅では様々な政治団体が何らかの政治主張をしている光景をよく見かけます。今回は黒い街宣車に「憂国」と書いてあるコテコテの右翼団体です。 マイクの調整が下手なのかあるいは弁舌家の滑舌が悪いのか何を語っているかはほとんど聞き取れなかったのですが、バス停へ向かう途中にビラ配りをしていたオジサンがビラを渡してきたので受け取って見ること…

  • ひとつの記事にするほどでもない思い付きトーク

    変わりつつあるライフスタイルの過渡期の記録。 ・・・とまでは言えない、ただのふと思ったことメモ。 油断大敵 道路事情に左右されるため仕方がないことですが、通勤で乗るようになったバスが大体数分は遅れて来ることに慣れつつあり、バス停で待つのも面倒なので家を出る時間がバスの遅れを前提とした時間になりつつあります。 いつか定刻通りにバスが来た時に乗り遅れるだろうなという予感。 予知能力など無くとも分かる必然の未来。 そろそろ気を引き締めねばなりません。油断とは実に分かりやすく素晴らしい言葉です。私も油を断って灯を消してしまわぬよう戒めねば。 そもそも安定状態とは定常性を維持するための何らかの制御が働い…

  • 故きを温ねて新しきを知る

    ■勝って兜の緒を締めよ ■好きこそ物の上手なれ ■人事を尽くして天命を待つ ここ最近投稿した記事で、締めの文章に出てきた成句です。当ブログではこの手の成句、ことわざ、昔からの言い伝えや格言を時々ちょこちょこと使っています。 なにせ私の文章は極めて冗長な傾向があり、「長々と語ってるけど、まあこれはつまり、一言で言えばこういうことだよな」と記事を書き綴る途中に自分で思い至ることが多々あるため、一言で要約できる言葉を思い付いた時は記事のどこかに載せています。 温故知新 この手の成句、ことわざ、昔からの言い伝えや格言には深い含蓄があります。 古くから語り継がれている言葉とは大抵の場合で物事の本質を的確…

  • 「心地よい失敗経験」によって諦観へと近づくことの推奨

    私の口癖の一つに「仕方がない」があります。 この「仕方がない」が含意する諦観について、少し述べていきましょう。 「諦め」と「諦観」の違い 諦観とは「諦め」とは異なる概念です。 諦めは望みが実現できないことへの絶望や断念といったネガティブな感情を伴う行動であるのに対して、諦観は物事の本質を見て取ることを意味します。 例えとして、出先で急に予定外の雨が降ったことを考えてみましょう。 その際の諦めとは、たとえやむを得ないとしても服が濡れることへの嫌悪や予定通りに物事が進まないことへの怒りのように負の感情を伴って現れます。 対して諦観は、雨が降ることはただの自然現象だと悟ることです。そこにはネガティブ…

  • 得意だから楽、不得意だから苦、では勿体ない

    日常とはつまり「常日頃」のことであり、生活スタイルが変わったばかりの今の日々はまだ日常ではないのではないかと思ったりする、そんな日常。 本社は怖いところかもしれない 職場ではよく知らない人でも会話できるタイミングがあれば「まあ同じ会社の人だし少なくとも敵ではないだろう」くらいの気持ちで気軽に話しかける、私はそんなタイプの人間です。 もっと歳を取ったら若者に煙たがれるタイプのオジサンになりそうな気がします。 それはさておき、最近は引っ越しの相談がてら本社にいるあっちゃこっちゃの人と話していました。知らないオジサンばかりですので引っ越し話はちょうどいい会話のフックになっています。 先日もどこかで見…

  • 在宅勤務、その手があったか

    事業所勤務時代にはもはや誰の口にも上らなくなっていた在宅勤務なるワード。 それが本社に転勤してからは毎日のように耳に入ります。 むしろ通勤時間の長さへの配慮で上司から在宅勤務の推奨を受けるほどです。 なるほど、その手があったか。 工場で働く人間は在宅勤務など無理 コロナ禍以降、在宅勤務やリモートワークの良し悪しについては各所で散々語られましたので私が新たに語るようなことは特にありません。 何はともあれ絶対的な良し悪しの判定を下す必要などなく、向いている仕事と向いていない仕事、そして向いている人と向いていない人がいるだけの話だと思っています。 私が勤めているようなメーカーは在宅勤務が向いていない…

  • 新しい仕事に脳の大部分を割いている

    「仕事とは真剣に取り組めば取り組むだけ早く熟達できて後々に余裕を作れるものだ」とした個人的な信念に基づき、4月からの新しい部署では不真面目なくせに生真面目に全力を尽くしています。 私は「怠惰を求めて勤勉に行き着く」を地で行うタイプの人間です。 ただ、そのせいでしばらくは仕事以外の思考力が著しく低下する予定です。 覚えることが多いよー。 そんなわけで気分転換に雑談的な話をしましょうそうしましょう。 不真面目で生真面目 私は不真面目で生真面目な人間です。 自分で言うのもなんですが、根っこの部分は物凄く真面目です。なんだかんだフリーダムなことを口にはするものの物事の決まりやルールは遵守しますし、倫理…

  • 「敗者は勝者に従う」発想の功罪

    先の戦争における「太平洋戦争」と「大東亜戦争」の呼称について少しネット上で話題になっているようです。 私はそもそも「大東亜戦争」の呼称を積極的には使わないので論争自体にはそこまで興味がないのですが、言葉の制限や制約は戦時中の「敵性語」と同じメンタリティを感じるため、そういった仕草はあまり好みではありません。 とはいえそれを好む人もいますのでそこは是々非々だと考えます。 他者の感情的な側面を慮ることはあって然るべきですし、それは双方向性を持つものです。使いたい人が使いたくない人に強いたり、あるいは使いたくない人が使いたい人に強いるから揉め事になるのであって、使いたい人は使えばよく、使いたくない人…

  • 時間を効率的に使う意識は何事にも役立つ

    当たり前のことなのですが、今月から通勤時間が往復20分から往復3時間に伸びたので一日の可処分時間がそこそこ削られた感覚です。 一応、車から電車への変化であり車の運転中にはできなかったことが電車ではできるので可処分時間の純減ではありません。 とはいえ電車内でできることは限られていますので自由度の減少ではあります。 まあ、せっかくなので通勤時間は英語の勉強にでも費やします。 遊べる環境にいると遊ばずにはいられない性格ですので、勉強くらいしかやることのない電車通勤は勉強に集中する良い機会だと思うことにしましょう。 それで先日も降りる駅を間違えたわけですが。 私は意外と集中力が高い人間です。視野が狭い…

  • 「考える力」を育むだけでなく、「より良い答えを見つける力」も育む必要がある

    実のところ、学校の勉強方法はとても合理的です。 傾倒学習と問題解決学習 暗記よりも考える力そのものを育むことの重要性は各所で語られています。 実際、現実は答えが無いことのほうが多いので、そのような問題に対しても立ち向かえるよう考える力を育むことは正しい発想だと言えるでしょう。 学習には大きく分けて系統学習と問題解決学習があります。 前者は教科書等を用いて体系的に知識を詰め込んでいく受動的な学習方法で、後者は答えのない問題へと取り組む能動的な学習方法です。 大雑把に言えば、「空はどのような理由で青いか」と順を追って教えていくことが系統学習、「空はなぜ青いのか」と考えさせることが問題解決学習です。…

ブログリーダー」を活用して、珈琲好きの忘れん坊さんをフォローしませんか?

ハンドル名
珈琲好きの忘れん坊さん
ブログタイトル
忘れん坊の外部記憶域
フォロー
忘れん坊の外部記憶域

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用