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有害な味方を排除することは倫理的に難しいため、看板を変えるしかない
政治や社会問題を扱うクラスタでよく見かける現象の一つに「有害な味方」があるかと思います。 それは例えば、先鋭化した攻撃的な見解をSNSなどで各所にばらまいたり、集団にとって不適切な他者と関係性を持っていたり、集団の理念から逸れた自論をまるで総意であるかのように言い立てたりすることで余計な敵を増やしてしまう、そんな味方です。 あまり直接的な例示をして吊るし上げるのは好みではないので避けますが、まあありふれたパターンですので政治や社会問題に関心がある方であれば何らかの事例が想定できることかと思います。 有害な味方の対処方法 この手の有害な味方を避けることは不可能です。 人が集まれば必ず集団の平均的…
ゴールデンウィーク最終日に気になったこと。東京・渋谷で反戦行進デザイナーや音楽家ら参加大型連休最終日の6日、東京・渋谷で「反戦行進」が行われた。デザイナーや音楽家ら有志でつくる「WEWANTOURFUTURE」が主催。「パレスチナのガザなど各地で...gooニュース昼間から、先日撮影したこちらのパレード(デモ行進)の写真を整理していて、夕方、何気にスマホをみたら、坂本美雨さんがインスタライブをやっている旨の通知。それをまた何気に見てみると、「反戦行進0506」を中継していらっしゃる。こちらもデモの写真を整理しながらデモを見ているという状態になった。見ていると、なかなか良い雰囲気のデモでこれだと若者も飛び入り参加する確率は高そう。(デモはその趣旨に賛同できるのであれば、飛び入り参加してもいいんですよ)結局、...2024年ゴールデンウィーク最終日。
よく、柔らかな言葉を使いつつも差別発言だらけのSNSなんかで、自民党政治を批判したり、平和を求める意見表明をしている人や団体に対して、無駄であるかのように揶揄している人がいる(おっしゃってたブログは、一応、見てきましたよ。Qさん。) 。しかし、社会が怪しい方向へ向かないためには、日々の、権力の監視や、おかしいと思うことを表明するのは、言うまでもなく大切なことだし、学校にほとんど行っていないウチの子でも、...
検索しても知人に聞いても三重県でデモやスタンディングしているところがなさすぎるので、もう手っ取り早くある団体と連帯することとした。婦人の会だ。ここは、がっつりデモやスタンディング、要望書の提出や署名活動なども全国各地の支部で精力的にしている。フェミやジェンダーにも力を入れているので女だけの会は男がいないだけにすげぇパワーがありそうだ。 非協力的な会員は排除する、年功序列や、ボス、下っぱ、みたいな派閥ができている流れだったら、すぐ抜けることとする。 友達や知人が住んでいる京都ではしょっちゅうアクションが行われていて羨ましい。 三重県のとある党の更新は去年の12月で更新が止まってる。おいおいって感…
9月30日(土曜日)。☀。朝、フレーザー川に沿って低く霧がかかり、無風状態で工場の湯気はまっすぐ昇って、ほんとにそういう季節になったんだなあと実感。日が高く昇った頃には、山沿いの地平線に白い雲が浮き沈みしている以外はどこまでも抜けるような青空で、ほんとに「天高く」と言う表現がぴったり。今日は去年?だかにトルドー君の思いつきで作られたみたいな法定休日で、たまたま土曜日なので月曜日が振替えで三連休。次の週末は月曜日が感謝祭でまた三連休。何だか日本の9月みたいだな。この休日、ざっと訳すと「真実と和解の日」。つまり、植民地時代の先住民の扱いの真相を知り、反省して和解を目指そうという日だそうで、特に家族から引き離されて寄宿学校で同化教育を強制されて、病気や虐待で死んでそのまま学校周辺の土地に墓標もなしで埋葬された子...意味があるのかどうか今ひとつよくわからない休日
何に対して恐怖を抱き、危機感を感じるかは人それぞれです。 恐怖は遺伝的要素、すなわちセロトニントランスポーター遺伝子の型の影響が強く、たとえ同じ情報を得ていたとしてもその情報に対する恐怖の感度は人それぞれ異なります。 この感度差は優劣や善悪で判別するものではありません。遺伝の差、つまりはただの個性の差です。 決め付けは認知バイアスに他ならない 恐怖心や危機感に関していくつか例示してみましょう。 例えば気候変動問題、人類が絶滅するのではないかと著しい恐怖を感じる人もいれば、そこまでの恐怖を感じていない人もいます。 例えば戦争、台湾有事など日本が戦争当事国となる事象が生じることを恐れる人もいれば、…
近年、日本各地の山や海で大型再生可能エネルギーの建設がラッシュです。タスマニアにいる現在も、よく日本のニュースが入ってきて、もどかしい日々😔
社会問題を議論されている場で、時々当事者性に関する言及を見かけます。 当事者性に関する言及は二種類あり、発信側による「当事者ですがこれについては~」や「当事者ではないので推測ですが~」といった形、もしくは受信側による「当事者でないなら語るべきではない」といった形です。 この当事者性について少し考察をしてみます。 当事者性の匙加減 何を語るにおいても当事者性の存在は説得力や論拠の緻密さに関わります。当たり前のことではありますが、第三者が語るよりも当事者が語るほうが情報量が多く、またリアルな内容であることは疑いようがないでしょう。 もちろん必ずしも当事者が正しい情報を発信できるとは限らず、ある程度…
人それぞれどのような主義主張を持つかは自由ですが、それを社会全体の新たな規範としたいのであれば自身の主張を他者に伝達し他者の主義主張へ干渉する必要があります。 もっと抽象度を下げて言えば、自身の信じる正義を社会の倫理規範とするには、他者の正義を変容する必要があります。 よって社会運動が構造的に押し付けの性質を持つことはやむを得ないものです。押し付け無しに社会運動は成立し得ません。 そんな社会運動の活動、社会正義の押し付けに関して思うところを述べていきます。 主張をするのは自由だが、それが過激であってよい免罪符とはならない 社会運動は本質的に他者へ自身の主義主張を押し付けなければ成立しません。そ…