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2019/10/20

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  • 卒業

    卒業式 下の娘は、自己主張が強く、高校では担任の先生や同級生と衝突を繰り返してきましたが、大学入学を境に相手の気持ちを汲み取ろうと努力するようになりました。そこには、高校時代の苦い経験や、闘病中の親への思いなどいろいろな要因があったのでしょうが、ともあれ、角の取れた娘は頼りになる家族の一員に成長しました。 四年間の大半をコロナ禍の中で過ごし、おまけに病気の母親の心配も相まって、暢気に学生生活を楽しむことなど出来なかったはずです。しかし、娘はムードメーカーとして家族を盛り立て、かえって妻や私の方が支えてもらう立場になっていました。 一昨日は、そんな娘の卒業式でした。 家族の参列は二名までとのこと…

  • 食習慣の見直し

    産業医面談 私の勤め先では、健康診断や人間ドックの結果が出た頃に産業医との面談があります。三年くらい前まで私は肥満の境界線上を行ったり来たりしていて、尿酸値も高めで、毎年、産業医の先生からは体重を減らすように注意を受けていました。 それまでも、私としては適度な運動を心がけてはいたものの、夜の付き合いや不規則な食生活のため、決して健康体ではありませんでした。そのことは自覚してはいたのですが、生活全般を見直すことに前向きになれずに、ずるずると生きてきました。 ところが、二年余り前の妻の闘病や私自身の体調不良をきっかけに食生活の見直しをしてからと言うもの、体重は順調に減少し、昨年の産業医との面談の時…

  • 仕事の付加価値(2)

    低付加価値業務 AIチャットの業務への導入に伴い、会社の企画部門からは、来年度の組織目標に“低付加価値業務の見直し”と“余力資源の創出”を加えるようにとの“推奨”がありました。 “低付加価値業務”の定義がなされていませんが、定型の管理業務や会議の議事録作成など、収益のプラスにはならず、時間とコスト(人件費)がかかるものを付加価値が低い業務と言って良いと思います。 そのような低付加価値業務をAIがどこまで手助けしてくれるのかは分かりませんが、例えば、会議の内容を文章化する、所謂「テープ起こし」はAIならほとんど時間をかけずに出来るのでしょう。 しかしながら、私の経験からすると、何が言いたいのか要…

  • 仕事の付加価値(1)

    AIチャット 超保守的な社風の私の務め先でも、いよいよ(?)AIチャット・ツールを業務で使用することとなりました。 とは言え、AIチャットを使用するためのガイドラインすら準備出来ていないのが実情です。社内一斉配信のメールで、「AIチャットを使用する際にはリテラシーと倫理観を忘れずに」との注意を喚起がされただけでした。 IT部門がAIチャットの試験的な使用をしていたとの話は聞いていないので、恐らく“ぶっつけ本番”での導入なのでしょう。機密情報の漏洩リスクや予見困難なトラブルなどを十分検証しないままの見切り発車だとすると、大きな問題が発生した段になって“使用中止”となるかもしれません。そうなる前に…

  • 様々な真実

    信奉の反動 先日、会社のコミュニケーションタイムに先輩社員と雑談をしていた時に、最近亡くなった大江健三郎さんの話題になりました。 先輩は、大江さんの熱心な信奉者だったそうですが、沖縄での集団自決を取り上げたルポルタージュ、「沖縄ノート」が名誉棄損で訴えられた裁判と、大江さんの裁判への対応から、「大江信者ではなくなった」そうです。 恥ずかしながら、私は、中学生か高校生の時分に一度切り「沖縄ノート」を読んだだけで、また、裁判の経過については新聞記事で知った以上の情報を持ち合わせていなかったので、先輩のように憤慨することもありませんでした。 先輩が大江信者でなくなったのは、法廷で自らの主張を述べるこ…

  • トフラーとオーウェル(2)

    1984 ジョージ・オーウェルの「1984」を初めて手にしたのも私が中学生の頃でした。アルヴィン・トフラーの「第三の波」は、情報革命がもたらす負の影響とともにそれを乗り越えるためのヒントを与えてくれましたが、「1984」で描かれた近未来には希望の光はありませんでした。 もっとも、未来学を扱った学術書とディストピア小説を同列に扱うのは間違いかもしれません。しかしながら、中学生の頃に私にとっては、フィクションだと分かっていても、オーウェルが描く近未来は生々しく、現実味を帯びたものに感じられました。 東西の冷戦下だった80年代。社会主義国家では監視や言論統制により国民は抑圧されて生きている一方で、日…

  • トフラーとオーウェル(1)

    第三の波 アルヴィン・トフラーの「第三の波」を初めて読んだのは、私が中学生の頃でしたが、当時の私には“情報革命”と言われてもピンと来るものはありませんでした。そのような社会の大変革が起こるにしても、それはずっと先の未来の話程度にしか受け止めていませんでした。 しかし、それから約四十年経ち、トフラーが予見していた、在宅勤務やライフスタイルの多様化は現実のものになっています。私が思っていた“ずっと先の未来の話”ではなかったのです。 他方、トフラーは、情報過多や情報格差による社会の混乱、プライバシーの侵害の増加、価値観の対立、人工知能のシンギュラリティについても言及しており(まだ、他にもあったかもし…

  • 家族らしさ

    小旅行 妻の体調の変化は先が読めないので、家族旅行の計画を前もって立てることが出来ません。先月、彼女が熱海の梅まつりに行きたいと言った時も、結局、体調が優れないまま、時機を逃してしまいました。 我が家から熱海までは、日帰りするには遠く、泊りがけで行くには微妙な距離です。これまでは、他に旅行先の候補もあって、「いつでも行けるから」と家族旅行の候補地から外され、やがて話題にも上がらなくなりました。 そうこうしているうちに、妻の闘病やコロナ禍のため、家族旅行自体、先送りを続けてきましたが、先週、私は思い立って、熱海への家族旅行を妻と娘に持ちかけました。梅まつりは終わってしまいましたが、河津桜がちょう…

  • 運転免許証返納の英断

    免許返納 先日、義兄が運転免許証を返納しました。今年の夏に七十五歳になる義兄は、年齢よりも若々しく見え、これまで無事故無違反のゴールド免許保有者でした。 そんな義兄が、昨年末に自損事故を二度起こしました。そして、今月に入って、車庫入れの際に自宅の塀を壊してしまいました。 立て続けに運転ミスを起こすようになったため、義兄は病院で検査を受けることにしたそうですが、それに先立って、運転免許証の返納を決断したのだそうです。 義兄のように車の運転が生活の一部となっている人は、運転能力の衰えが見えにくいのだと思います。今日出来たことは明日も出来ると考えがちですが、高齢の域に達すれば、少しずつ出来ていたこと…

  • 花粉症対策

    発症 今年は花粉の飛散量が過去十年で最大となり、昨年の12倍に達すると報じられています。我が家の女性陣は毎年、これからゴールデンウィークあたりまで大変な時期を過ごすことになるのですが、私は幸いにしてこれまで花粉症とは無縁でした。 ところが、今年は目のかゆみと鼻水に悩まされるようになりました。妻や娘たちに比べたら、まだ症状は軽い方なのでしょうが、毎年下の娘が口癖のように繰り返していた「目を取り出してゴシゴシ洗いたくなる」ようなかゆみが私にもようやく分かりました。 花粉症対策 妻と娘たちは、以前、処方薬を試したことがありました。処方薬には抗ヒスタミン剤やステロイド剤などいくつか種類がありますが、残…

  • 拍車のかかった少子化

    危機的状況 二月末に公表された厚労省の人口動態統計の速報で、昨年の出生数がついに八十万人を割り込んだことが判明しました。これは、同省の予想よりも十年余り早いペースだそうです。 「少子化に歯止めがかからない」。同じようなセリフを何度も繰り返し聞かされると、危機感が希釈されるような気がしますが、具体的な数字を示されると、すでに危機的状況にあることが分かります。 コロナ禍や経済的不安が少子化傾向に拍車をかけたことは容易に想像できますが、歯止めをかけられないばかりか拍車がかかってしまった少子化が、今後改善される見通しはあるのでしょうか。 少子化の要因は複雑で、子育て支援の制度を拡充すれば問題が解決され…

  • 拍車のかかった少子化

    危機的状況 二月末に公表された厚労省の人口動態統計の速報で、昨年の出生数がついに八十万人を割り込んだことが判明しました。これは、同省の予想よりも十年余り早いペースだそうです。 「少子化に歯止めがかからない」。同じようなセリフを何度も繰り返し聞かされると、危機感が希釈されるような気がしますが、具体的な数字を示されると、すでに危機的状況にあることが分かります。 コロナ禍や経済的不安が少子化傾向に拍車をかけたことは容易に想像できますが、歯止めをかけられないばかりか拍車がかかってしまった少子化が、今後改善される見通しはあるのでしょうか。 少子化の要因は複雑で、子育て支援の制度を拡充すれば問題が解決され…

  • 夫婦の加点主義

    演じる自然体 結婚して三十年も寝食を共にしていると、お互い空気のような存在になってしまい、付き合っていた頃の新鮮さなど思い出すこともなくなってしまいます。 付き合ってた頃は、自分が結婚相手として相応しい人間だということをアピールすることに余念がありません。それは、妻も同じことで、お互いに「気の置けない相手」、「自分が自然体でいられる相手」だと思っていても、そこには、ある程度相手に合わせ、相手から “結婚相手として相応しい人間”に見られるような努力がありました。結果、お互いに相手に対する好感度が高まり結婚に至ります。 ところが、結婚して実際に一緒に暮らすようになると、相手の前でいつまでも“努力”…

  • 欲求の質

    原動力 以前の記事で何度か人間の欲求について書いてきましたが、私は自分の経験から、欲と言うものは歳を重ねるにつれて無くなって行くものなのだと思っていました。 食欲や性欲は肉体の成長とともに高まり、肉体の衰えと共に鎮まって行く。現に私の肉体の盛衰と欲とは相関しているようです。また、物欲や見栄のような、ある意味人間らしい欲求も歳と共に薄らいでいます。 そのような諸々の欲は、これまでの私の活力の拠り所であると同時に、ストレスの根源でもありました。若い時の私はその点、単純で、お腹が満たされることにより、あるいは妻と肌を重ねることにより、欲が満たされた気になりました。 欲が鎮まると言うことは、満たしたい…

  • コオロギとザリガニ

    コオロギチョコ 先日、下の娘が買ってきたコオロギチョコなるものを分けてもらいました。コオロギと名がついていても粉末状にしたものをチョコレートに練り込んでいるので、口の中に異物感があるわけでもなく、私には何の変哲もないチョコレートバーでした。 その手の話題に疎い私に娘はにわか仕込みの知識を披露してくれました。食の多様化の選択肢として、昆虫食の可能性を追求するのは悪いことではなさそうな気もしますが、私は食料危機で食べるものに困らない限り、コオロギを進んで食することは無いでしょう。 私の隣でコオロギチョコを楽しんでいる娘は、幼稚園に上がったばかりの頃、家族旅行で訪れた信州でイナゴの佃煮を前に怯えて泣…

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