目の前で起きる出来事は、実は、自分がもっと豊かに生きていくための贈り物かもしれません。そのように受け止められると、物事の見方が大きく変わってきます。 たとえば…
不登校・ひきこもりのお子さんをもつ保護者の方へ、親子の信頼関係を修復できるヒントを届けます。
2001年7月、「笑顔を大切にしたい♪」をテーマに、NPO法人相談室ハーモニーを設立。主な活動は、不登校・ひきこもりのお子さまをもつ保護者の方を対象としたカウンセリング、ワークショップ、講演会。 親子の絆を築き直すヒントや信頼関係を修復するマインドについて、暮らしで活かせるサポートをしています。 「子どもを想う愛情を素直に伝えられること」「子どもが願う愛情を届けられるなること」を大切にしています。
目の前で起きる出来事は、実は、自分がもっと豊かに生きていくための贈り物かもしれません。そのように受け止められると、物事の見方が大きく変わってきます。 たとえば…
「外に出てほしい」「友達と会ってほしい」と、子どもが不登校・ひきこもると、親は強く願います。 その願いにとらわれすぎてしまうと、今、育っている子どもの変化や努…
☆~~~~~~~~~~~~~~~☆ 「ついでに床の掃除もしたら?」 そんなひと言をぐっとこらえた。☆~~~~~~~~~~~~~~~☆ 息子のたかし君が、自分の…
何かにチャレンジしていると、どんなに準備していても、想定外の出来事に戸惑うことがあります。そんなとき、「この場から一度離れてみよう」と、自分を守るために退く判…
♪―――――――――――――――♪ 何かあったとき反応するのではなく、 心を調えて行動できることが“自律”。 心の調整が自分でできるようになると、 心も體(か…
「なんか変だな」「ちょっと氣になるな」そんな感情は、とても大切なサインです。違和感やひっかかりは、自分の本音や大切にしたいことを教えてくれます。また、自分の考…
けんた君は、入社してすぐに「自分には合わない仕事だなぁ」と感じ、退社しました。その後、就活に取り組むも思うようにいかず、家で過ごす時間が増えました。 そんなけ…
佐藤さんは今、ご主人の話を受け止められるようになりたいと、日々トレーニング中です。 ある日、ご主人がテレビに出ていた芸人さんのことを強く批判していました。佐藤…
さとる君は中学入学後、すぐ不登校になり、そのままの状態で通信制高校へ進学しました。 高校2年生の後半になり、さとる君のペースで、課題やスクーリングに意欲的に取…
☆~~~~~~~~~~~~~~~~~☆ 最近、パパが少しイライラしているな と思っていました。 私が穏やかでいようと意識していたら、 パパも自然と落ち着いて…
昨日のゲームや動画以外に関心が向いた<1>からの続きです。 しばらくしたら、さとし君は少しずつ、自分の興味のあることに取り組むようになっていきました。 ただお…
さとし君は、親に言われて中学受験を頑張りました。しかし、だんだんと疲れがたまり、受験の頃には心も体もすっかり疲れ果てていました。 合格した中学校には通わないま…
子どもが不登校やひきこもりなど、前に進めずにいるとき、なんとか状況を変えたいという思いから、つい、できるかどうか分からないまま、子どもの要望に応えてしまうこと…
♪――――――――――♪ 弱音を吐けて、 受け止めてもらえると、 心に弾力が戻ります。 by 谷口 英子♪――――――――――♪ 弱音を聞くと、「このま…
私たち親は、「こうあるべき」「こう育ってほしい」という思いを持ちます。 それは、わが子を大切に思う自然な願いです。けれども、その理想が「世間体」や「常識」とい…
田中さんのご主人は、週末は、お夕飯を作ってくれます。ありがたいことです。 その時によくこんな会話が交わされていました。 妻「ごちそうさま。ありがとう」夫「うん…
お子さんの年齢が高くなると、「もうそろそろ自立してほしい」と、親として思うのは自然なことです。 その思いが強くなりすぎると、つい下記のように考えてしまいます。…
夫婦の足並みが揃っていると、たしかに心強く感じるものです。お互いに「自分にないところが素敵」と思って一緒になったなら、最初から違う価値観を持って結婚したとい…
佐藤さんの息子さん、けんた君は、しばらくの間、家の中で静かに過ごす日々が続いていました。カウンセリングが始まった当初は、自分から話しかけてくることもなく、そっ…
先日の講演会(6月7日)では、美ハーモニーメンバーの体験談にふれた多くの方が、「もっとちゃんと聴いてみたい」と感じてくださいました。 「聞いているつもり」と「…
♪―――――――――――――♪ 話すことよりも、 相手の話を、 その氣持ちとともに 受けとめて聴けたとき、 分かり合える関係が始まります。 by …
子どもの様子を見て、「こうあってほしい」と願う姿が見えないとき、親としてはどうしても不安や心配で心がいっぱいになります。 そんなときこそ、少し立ち止まって、今…
☆~~~~~~~~~~☆ 主人と私は、会話の ドッチボールをしていた。☆~~~~~~~~~~☆ そんなふうに、ある日、田中さんは気づかれました。 お子さんが不…
子どもが少しずつ心を開き始めたり、家の中で落ち着いて過ごすようになってきても、なかなか「意欲」が見えてこないと、このままでいいと思っているのでは……ずっとこの…
ひろし君は、バイクで通学しています。お母さんは、帰ってくるまでずっと心配です。「今日は何かあったかな?」「どんな道を通ったんだろう?」つい、色々と訊きたくなり…
停滞している子どもの部屋を見たとき、散らかっていたり、ものがカビていたりして、つい気になってしまうことがあります。 「このままでいいのかな」「何とかしなくちゃ…
本日はお忙しいなか、わざわざ足を運んでいただき、心より感謝申し上げます。 最後に、講演を聴いて「やってみたい」「できそう」と感じていただいた中で、特に印象に残…
子どもたちは、自分の気持ちや状況をどうにかしたくて、悩みながらも動こうとします。けれど、うまく進めないお子さんもいらっしゃいます。 心のどこかでは「これは自分…
♪―――――――――――――♪ 朝を気持ちよく迎えられると、 その日一日が、 なんだかうまくいきそう。 心が明るくやさしくなると、 思いがけない出来事にも、 …
なかなか状況が変わらないとき、私たちはつい「これは子どものせい」「夫が協力的じゃないから」「兄弟が冷たいから」と、周囲の誰かに原因を求めてしまいがちです。 そ…
「子どもは親の言うことを聞くもの」「年長者は敬うべき存在」そんな“常識”をもとに、親がまじめに関わろうとすればするほど、つい言葉が上から目線になってしまうこと…
田中さんは、責任ある立場でお仕事に励み、休日も出勤するほど忙しい日々を送っていました。 そんな田中さんが、ある出来事をきっかけに、大切なことに氣づかれました。…
お子さんの年齢が上がってくると、「なかなか変化が見えない」「全然変わらない」と感じることがあります。 そんな時、「子どものやる氣がないから」「自立する気がない…
たけしさんは、大学生になってから少しずつ外に出る機会が減っていきました。今では、家の中で静かに過ごす時間が多くなっています。 そのような中、お母さんの佐藤さん…
いよいよ1週間後になりました。美ハーモニーメンバーともども、お越しいただける皆様にとって、安心、希望をもっていただけるようにと準備を進めてまいりました。 基本…
♪――――――――――――♪ 関心のあることは、 もっとやりたいと思えるから、 取り組み続けることで、 その子の力になっていきます。 by 谷口 英…
自分に対しても、子どもに対しても、性格や行動の「ちょっと嫌だな」と思うところは、どうしても目につきやすいものです。 そんなとき、つい「ここを直してほしい」「も…
不登校やひきこもり、ニートの状態にある子どもたちは、毎日、見えない不安とたたかいながら過ごしています。ふとした瞬間に、不安に飲み込まれそうになることもあります…
☆~~~~~~~~~~~☆ 「氣を使う」と 「思いやって氣づかう」は、 実はまったく違うこと。☆~~~~~~~~~~~☆ 鈴木さんは、次のように話してくれま…
田中さんは、ご主人の声掛けに、つい苛立ってしまいます。「また恩着せがましい言い方…」と感じてしまうのです。本当にご主人が恩を着せているのかは、わかりません。 …
♪--------------ーー-♪ 子どもたちは、不登校という現実や、 復学・進学といった将来を前にして、 不安や焦りで押しつぶされそうに なりながらも、…
春、新しい環境に飛び込んでいった子どもたち。少しがんばってみたけれど、なんだか疲れてきたかな…という時期かもしれません。 大丈夫かなこのまま休みがちになったら…
中村さんは、数年前からギターを習い始めました。今日は、いつも一緒にお稽古をしている皆さんの前で、初めて演奏を披露しました。とても緊張したけれど、思い切ってチャ…
ひろし君は通信制高校3年生。この春、初めて高校に登校しました。しかも、友達と一緒に電車に乗って登校。 実はひろし君、これまでの2年間は、高校へ通うことができま…
子どもとの関わりでは、つい「こうするのが普通」「これくらいできて当たり前」と、大人の視点で見てしまいがちです。子どもは子どもなりの視点ややり方を持っています。…
子どもが不安定になると、親から見ると気になる行動が増えてきます。このままで大丈夫かしら?きちんと躾けなくては・・・社会に出て困らないように、 今わからせないと…
中村さんは、けんた君が小さい頃、褒めると、「そんなことない」と嫌がるので、褒めることが負担なのかな…と気を遣っていました。 先日ふと氣づかれました。☆~~~~…
私たちは、同じ話題について話していても、心の状態によって、自然と口から出る言葉が変わります。 不安や焦りで心がいっぱいのときは、つい言葉がきつくなったり、急か…
外に出ることが「解決」ではありません~講演会の案内があります~
子どもが家にいる時間が長くなると、「外に出れば何か変わるかもしれない」と思うことは、ごく自然なことです。けれども、ただ外出することが状況を改善してくれるわけで…
ハーモニーのカウンセリングを受けて、不登校やひきこもっていた子どもと、少しずつ会話ができるようになってくると、氣になることがあっても「関係を崩したくない」と思…
子どもが自分の気持ちをうまく伝えられず、親にとって「望ましくない形」で表現してしまうことがあります。 そのようなとき、親だって心が揺れたり、イライラしたり、ど…
子どもを「受け止める」と、子どもの心は少しずつ癒されて、安心感が育まれていきます。 安心できるようになると、やがて自分から「何かしてみようかな」という前向きな…
きよし君は資格取得を目指して、毎年1回ある試験にチャレンジしてきました。 なかなか合格できず、きよし君自身も少しずつ疲れがたまっているように、お母さんの目には…
「人並みに」という思いに振り回されず、我が子の“今”を見つめて
ひろし君は、小さいころからまわりの子のようにスムーズに動けることが少なく、何かするたびに叱られることが多くありました。 そんな毎日が続く中で、「どうせまた怒ら…
♪―――――――――――――――♪ 否定的な感情は、私たちの心に 「気づいてほしい」と そっと送ってくれているシグナル。 by 谷口 英子♪――…
うちの子が不登校に・・・部屋にこもって出てこない・・・ そのような時、親として「なんとかしなきゃ」と焦りや不安でいっぱいになります。「すぐにでも学校へ戻さない…
「ネガティブ」という言葉はカジュアルで浸透していますが、その分、「悪いもの」として受け取られやすく、どこかで“排除すべき感情”という印象を与えてしまうこともあ…
子どもが不登校だったり、ひきこもっていると、将来のことが心配になって、心だけでなく身体まで疲れてしまいます。 氣づくと、体が重くて動きづらくなっていたり、ちょ…
高校では不登校になり、その後、通信制高校に転校。大学に進学してからは、自分らしく伸び伸びと表現できるようになりました。 就職はしたものの、最初の職場はたかし君…
子どもを受け止めて、共感したい——そのように頭ではわかっていても、いざその場になると、子どもが怒り出したり、怒りそうな気配がするだけで、こちらが怖くなって、緊…
今、流行りのチャットGPTに相談室ハーモニーのロゴマークについて聞いてみました。 質問:相談室ハーモニーのマークを出して、「こちらのマークは、わたしが 主宰し…
♪――――――――――――――♪ これまでの歩みの一つひとつが、 子どもの心を育み、 大きく温かな器となり、 人と深い懐で人と関われて、 更に人を支えていく力…
大丈夫と思いたいけれど、状況は変わらず、時間ばかりが経ってしまうと、不安や焦りで押しつぶされそうになります。 このような状況から抜け出すためには表面的な問題解…
親としての自分の傾向に氣づけると、子どもの様子がより自然に見えてくるようになります。 たとえば、自分にはこんな傾向があるかもしれません。子どもの話を途中で 遮…
親と子どもは、たとえ親子であっても「感じ方」や「考え方」がまったく違うことがあります。特に、親自身の感性と大きく違う子どもを育てていると、この子は何を考えてい…
わかり合える言葉を大切にしたいな…そんなふうに思うきっかけが、中村さんのお家でありました。 中村さんのお家が特別というわけではなく、どこにでもある、親子のよく…
子どもと話すとき、つい「こういうことかな」と親が感じたままに解釈し、それを事実のようにして話してしまうことがあります。 子ども自身の思いや感じていることとズレ…
声をかけても、何も言わなくなってしまう前に、実は次のようなやりとりが交わされていることがありませんでしたか? 親「ねぇ、食べるか食べないか言ってほしいの」子「…
子どもが学校に行くようになれば、楽しめるようになるし、常識もコミュニケーション力も身について、きっと安心して社会に参加できる。そう思うと、どうしても学校に行か…
♪―――――――――――――♪ 同じ出来事に出会っても、 自分との“違い”を そのまま受けとめられたら、 心はうんと軽くなります。 自分との違いを “間違い”…
お子さんを観ていて、このままが続くのかしら・・・わたしはちゃんと親としてできているのだろうか・・・わたしが親だから・・・と、自己否定したりこの子は普通ではない…
「教えて」と言うと、「自分で考えなさい」「自分で調べなさい」そう返されると、「教えて」とはもう言えなくなります。代わりに出てくるのは、「わからない」のひと言。…
ハーモニーにご相談にいらっしゃる方の多くは、お子さんの不登校やひきこもりをきっかけにお越しになります。 ご相談を重ねるうちに、お子さんのこと以外にも、氣になる…
「失敗」は、「成功」に向かう道の途中にある、ひとつの行動です。 それだけのことなのに、大人が「失敗した」と言って否定してしまうと、子どもはチャレンジすること自…
ハーモニーのカウンセリングでは、氣になることが出てきたときに、しっかりと向き合うことを大切にしています。 けれども中には、「早くどうしたらいいか知りたい」と、…
子どもがなかなか思うように変わらない…そのように感じられるご相談者の方は多くいらっしゃいます。 実は、子どもは親の言葉や態度の影響を受けながら育ちます。もし、…
お子さんが親の思ってもいない行動をとると、不安になり、何とかいしようと奔走し、色々と取り組まれます。 さらに不安から、色々な原因を探し出します。 原因がわかれ…
子どもにあれこれ伝えていた頃。何とか動いてほしくて、親として精一杯の思いで言葉をかけていました。 今、それが子どもの負担になっているのでは?それで落ち込んでい…
さとし君は、この春、無事に通信制高校を卒業しました 全日制高校に入学したものの、途中から学校に行くのがつらくなり、早い段階で親子で話し合い、通信制高校への転校…
何か問題が起きたと感じたとき、意識を自分の内に向けると、何が本当の問題なのかが見えてきます。そうすると、解決に向かって進むことができます。 たとえば、子ども(…
♪―――――――――――――♪ まずは、受け止めることから。 それが、心をつなぐ第一歩。 by 谷口 英子♪―――――――――――――♪ 子ども(相手…
だいすけ君はカード遊びが大好き。お出掛けして緊張するとトイレに行きたくなることがあって、なかなかカードを買いに行けませんでした。 今日は、本日発売のカードを買…
あきら君は、大学卒業後に就職しましたが、ほどなく退社し、しばらく家で過ごしていました。 その間、お母さんの田中さんは、ご自分の不安や焦りと向き合いながら、あき…
日々の中で、ふとしたときに◆これからがどうなるのかと不安に陥ったり、◆目の前の子ども(あるいは夫)をみていてイライラしたり、◆ご近所や子育てを一緒にしていたマ…
♪――――――――――♪ 「大丈夫かな…」と 不安に寄り添い、 「大丈夫そう…」と 見守りながら安心し、 「大丈夫だわ」と 信頼へとつながっていく。 b…
たかしくんは、自転車の鍵をなくしました。 歩いて駅まで行ったり、別の自転車を使ったり、雨の日はお父さんに車を頼んだりしながら、バイトに通いました。 以前なら、…
ひろし君は、不登校やひきこもりの時期、家族と距離を置き、すれ違う毎日を過ごしていました。 お母さんがご自身の不安や焦りと向き合いながら、ひろし君を受け止め続け…
不登校やひきこもりの子どもが、再び学校や社会とつながれるようにと、さまざまな本を読んだり講演を聞いたりして学ばれる親御さんも多いことでしょう。 そこには、「子…
子どもが不登校になると、親は将来が不安になったり、落ち込んだり、いつまでも動かない子どもをみていると、イライラしたり、穏やかな氣持ちでは過ごせません。 中村さ…
下記の要領で講演会を開催できることになりました。お申込み受付を明日4月6日(日)から始めます。詳細は下記をご覧ください。《不登校と向き合う講演会》親の愛が子ど…
不登校になった子どもは、気づかないうちに長い間、我慢しながら生活していました。 親が子どものありのままを受け止めるようになると、「何を言っても大丈夫」と思える…
子どもの不登校やひきこもりは、親にとって予期しない出来事です。その際、さまざまな氣がかりが次々と湧いてきます。 これらの氣がかりを無理に押さえ込まず、一つひと…
「人に迷惑をかけないように」「何でも一人でできるように」 そう言われて育つことが多いかもしれません。現実はどうでしょうか。私たちは、一人では生きていけません。…
子どもが不登校やひきこもりになると、何とか元の生活に戻したいと願い、本を読んだり、専門家の話を聞いたり、親も一生懸命に取り組みます。 多くの場面で言われるのが…
子どもの話を聴いているうちに、不安や焦りがふくらんでくると、頭の中がいっぱいになり、気づけばほとんど聴けなくなってしまいます。 話を聴いてもらえない子どもは、…
子どものためにと願ってしたことが、思わぬ結果につながることがあります。 そんなとき、「子どもが理解できないのか」と外に目を向けるのではなく、「わたしは、何を願…
中村さんは、まこと君に前もって伝えた方がよいと思い、話しました。 母「今日の生姜焼き、 ちょっと砂糖を入れすぎちゃったの。 甘めになってると思うわ。」子「…
ハーモニーでは、親が「なんだかなぁ」と感じたとき、「氣のせい」と片付けず、その気持ちに丁寧に向き合います。 向き合うときには、何が氣になるの?どうなりそうだと…
お風呂から上がると、さとし君がテーブルに座っていました。「何か話すのかな?」と思ったお母さんでしたが、さとし君はひと言、 「何もないですよ。」 それでも少しし…
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目の前で起きる出来事は、実は、自分がもっと豊かに生きていくための贈り物かもしれません。そのように受け止められると、物事の見方が大きく変わってきます。 たとえば…
「外に出てほしい」「友達と会ってほしい」と、子どもが不登校・ひきこもると、親は強く願います。 その願いにとらわれすぎてしまうと、今、育っている子どもの変化や努…
☆~~~~~~~~~~~~~~~☆ 「ついでに床の掃除もしたら?」 そんなひと言をぐっとこらえた。☆~~~~~~~~~~~~~~~☆ 息子のたかし君が、自分の…
何かにチャレンジしていると、どんなに準備していても、想定外の出来事に戸惑うことがあります。そんなとき、「この場から一度離れてみよう」と、自分を守るために退く判…
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「なんか変だな」「ちょっと氣になるな」そんな感情は、とても大切なサインです。違和感やひっかかりは、自分の本音や大切にしたいことを教えてくれます。また、自分の考…
けんた君は、入社してすぐに「自分には合わない仕事だなぁ」と感じ、退社しました。その後、就活に取り組むも思うようにいかず、家で過ごす時間が増えました。 そんなけ…
佐藤さんは今、ご主人の話を受け止められるようになりたいと、日々トレーニング中です。 ある日、ご主人がテレビに出ていた芸人さんのことを強く批判していました。佐藤…
さとる君は中学入学後、すぐ不登校になり、そのままの状態で通信制高校へ進学しました。 高校2年生の後半になり、さとる君のペースで、課題やスクーリングに意欲的に取…
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昨日のゲームや動画以外に関心が向いた<1>からの続きです。 しばらくしたら、さとし君は少しずつ、自分の興味のあることに取り組むようになっていきました。 ただお…
さとし君は、親に言われて中学受験を頑張りました。しかし、だんだんと疲れがたまり、受験の頃には心も体もすっかり疲れ果てていました。 合格した中学校には通わないま…
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私たち親は、「こうあるべき」「こう育ってほしい」という思いを持ちます。 それは、わが子を大切に思う自然な願いです。けれども、その理想が「世間体」や「常識」とい…
田中さんのご主人は、週末は、お夕飯を作ってくれます。ありがたいことです。 その時によくこんな会話が交わされていました。 妻「ごちそうさま。ありがとう」夫「うん…
お子さんの年齢が高くなると、「もうそろそろ自立してほしい」と、親として思うのは自然なことです。 その思いが強くなりすぎると、つい下記のように考えてしまいます。…
夫婦の足並みが揃っていると、たしかに心強く感じるものです。お互いに「自分にないところが素敵」と思って一緒になったなら、最初から違う価値観を持って結婚したとい…
佐藤さんの息子さん、けんた君は、しばらくの間、家の中で静かに過ごす日々が続いていました。カウンセリングが始まった当初は、自分から話しかけてくることもなく、そっ…
先日の講演会(6月7日)では、美ハーモニーメンバーの体験談にふれた多くの方が、「もっとちゃんと聴いてみたい」と感じてくださいました。 「聞いているつもり」と「…
自分の作り出した不安に振り回されることがあります。振り回されていることに氣づいたら、氣になりだしたところに戻り、何が不安だったの? 氣になったことは?と向き合…
同じものを見ても、 感じ方は違うし、同じことを聴いても、 同じに聞こえてません。違って感じたり、聞こえていれば、解釈も違ってきます。むしろ違って当たり前。違う…
お子さんと一緒にご飯を食べる、挨拶を交わせる、友達と電話をしている(らしい)と、わかりだすと、親は「やりたいことをやってほしい」と願うようになります。子どもが…
ひかる君は、中学に入ってから、不登校になり、最初の頃は、自室を暗くし、こもっていました。お母さんが、自分が変わろうと、カウンセリングを受け始め、1年過ぎた頃か…
子どもの自己肯定感を上げるため「あるがままを受け止める」は、有効的な関りです。しかし、自分の内に氣がかりがあると、あるがままを受け止めようとしても、受け止めた…
自分の感情がわかれば、相手(子ども)の感情もわかるようになります。楽しい・うれしい感情を感じたら、十分に味わうようにしていくと、いや、つらい、悲しいなどの感情…
♪――――――――――――♪ 氣になりだしたら、 分析したり、想像するよりも、 氣になっている心に 意識を向けたいなぁ by 谷口 英子♪―――――…
相手を受け止めれば、相手と話し合えます。相手を否定したら、こちらがどんなに話し合いたくても、相手が拒否します。相手を受け止めるのは、言いなりになるのとは全く違…
ご飯を食べるかどうか、入浴するかどうか、訊こうと思うけれど、 気分悪くしたらどうしよう・・・ 機嫌が悪くなったらどうしよう・・・ そう思いながら、躊躇すること…
心の奥にある苛立ちを、隠そうとしても、言葉遣いや言葉の端々で苛立ちという感情を伝えます。家族のような近い関係では、何を言ったかよりも、どんな氣持ちで言ったかが…
たかし君は、中学生ころから、身体がうまく動かなくなり、とても辛い時期も過ごしました。少しずつ、出かけられるようになり、外食に行っても、いつも何かにつけ怒ってい…
見える、聴こえるものは、どうしても氣になります。そちらに氣が向くと、意識も外に向き出します。 人によっては、いつまでも人の所為にしているんだ!と、子どもを責め…
モヤモヤしたまま、何だか氣になるなぁ、でもまぁいっか!と過ごしていると、何かが心にひっかかった毎日を過ごします。モヤモヤと感じることは、やり過ごしても、すぐに…
不安と向き合って、明らかになることの中に「子ども自身のペースで 過ごしてほしい」があります。 この時、親のイメージにあるのは、親が安心できる子どものペースです…
ひかる君は高校2年生の途中から不登校になり、3年生になる前に通信制高校に転校しました。通信制高校では、今後の進路のための合宿があります。そのためのオリエンテー…
けんじ君は、大学に入ってから、足踏みをしています。鈴木さんは、けんじ君のことを、ご主人と共に考えたいのですが、中々話し合えないでいます。あっという間に1年が経…
田中さんは、氣力が上がらないたかし君をみていると、「わたしはやるべきことを やっているのだろうか。 やれていないのではないか。」と、モヤっと思われます。モヤっ…
あきら君は、早朝に起きて、犬の散歩をしました。その後、早めに学校に向かいました。学校では、授業を受けたと、面接を受けました。帰宅後はジムにも行きました。3か月…
あきら君は、よく「何もしないで暮らす」と口にします。通信制高校を卒業直後は、よくお母さんに言っていました。本氣で「何もしないで暮らす」と思っているのではありま…
本当に聞きたいのかな? 話をしっかり聞いてもらえると、話した方は、気分が良くなります。 そのことを知っていると、会話を繋げようとして、思いついたことを聞きたく…