不登校やひきこもり、ニートの状態にある子どもたちは、毎日、見えない不安とたたかいながら過ごしています。ふとした瞬間に、不安に飲み込まれそうになることもあります…
不登校・ひきこもりのお子さんをもつ保護者の方へ、親子の信頼関係を修復できるヒントを届けます。
2001年7月、「笑顔を大切にしたい♪」をテーマに、NPO法人相談室ハーモニーを設立。主な活動は、不登校・ひきこもりのお子さまをもつ保護者の方を対象としたカウンセリング、ワークショップ、講演会。 親子の絆を築き直すヒントや信頼関係を修復するマインドについて、暮らしで活かせるサポートをしています。 「子どもを想う愛情を素直に伝えられること」「子どもが願う愛情を届けられるなること」を大切にしています。
相談室ハーモニーは、2024年も「自分を愛し、『今』を生きる」ことの大切さを共有し、笑顔あふれる社会を目指して活動を続けてまいりました。カウンセリングやワーク…
今年も次のようなことを大切にお伝えしてきました。現状を変えるきっかけは、親が自分自身の心と向き合うことから始まります。特に、否定的な感情と向き合うことや、子ど…
カウンセリングを受けた後、「まず自分!」と思えた中村さんでした。そこで、自分を褒めようとノートに書き出しました。小さな事でもどんどん書かれた時に思われたことが…
「受け止めましょう」と言われると、子どもや夫、他人など、自分以外を受け止めると思い込みがちです。「認めましょう」と言われると、人から認めてもらうことばかり求め…
わたしは変わってきているからの続きです。想定外が起きた時に、自分で対応できるのか、できないのかの判断ができるかどうか、とても大切になります。「何事も自分でやり…
佐藤さんは、お子さんの調子もよいので、カウンセリングの間隔を開けたいと思っていらっしゃいました。ところが、わたしから、「3週間、あけるのはまだね。」と言われ、…
ハーモニーでは、親の過ごし方として、楽しかった!ワクワクするわ!という時間を大切にしていただいています。親が疲れ果て、不満や不安を抱えたまま毎日を過ごしていた…
♪―――――――――♪ 目は心の窓 と、よく言われます。 言葉は心の調べ のように感じます。 by 谷口 英子♪―――――――――♪心の奥底にある感情は、言…
子どもを信じていないと、どうせ、やらないだろう、どうせ、来ないだろう、人に聞かれたくないからイヤホンをつけているんだろうと、子どもの様子をみて、勝手に思い込ん…
☆~~~~~~~~~~~~☆ 一緒に過ごす時間を取り、 丁寧に向き合うことが 大事だと思った。☆~~~~~~~~~~~~☆お子さんの小さい頃、折り紙、おはじき…
田中さんは帰宅したら、台所から水の流れる音が聴こえました。水道が出っぱなしになっていました。一瞬イラっとしたのですが、まずは自分の「苛立ち」と向き合われました…
誰でも自分の価値観は正しいと思いがちです。自分の価値観と違うことを我が子が言うと、否定はしないけれど、諭そうとしたり、提案したりしたくなります。諭したり、提案…
普通に声をかけたと思っても、相手が受け止めてくれない時もあります。「なんで???」と不満を感じたり、「斜めに受け取るんだから!」と責めたくなります。日ごろから…
たかし君は、親への不信感が強く、家のどこかで音がすると、壁をどんどんたたいていました。佐藤さんからみると、さほど大きな音でなくても、ドンドンと音を立てていまし…
暴言、暴力のあった子どもでも、お母さんに受け止めてもらえると安心できると、穏やかに過ごすようになります。お母さんに責められると思わないので、思ったことを正直に…
佐藤さんは、いつから始まったかわからない落ちこみが続いていて、そんな自分が嫌でいやでたまらない状態です。そこで落ちこんでいる心と丁寧に向き合いました。いつから…
親子であっても価値観は違います。親は氣にならないことでも、子どもは氣になることがあります。不登校、ひきこもりだと、心が追い込まれているので、細かなことが氣にな…
多くの人が、思い通りにならない出来事を抱えると、解決の手段を模索しだします。手段を考えると、「あれは、できなかった。」「それはいやだ。」「そうしようとすると、…
子どもに心からの笑顔を望む方は、多くいらっしゃいます。このような時も、子どもを何とかするのではなく親自身が、すっきり過ごせるように心がけます。~だったらいいな…
お子さんが不登校、ひきこもりご相談がほとんどなのですが、そのような中、親も現状の仕事について考えたり、親や兄弟、ご近所さんとの関係で悩むことがあります。親自身…
ご相談者から、よく聞く言葉「いつまで続くのかしら…」 この状況(ひきこもり)が一生続くのではないかという不安なお氣持ちの吐露です。 崩してしまった親子の信頼関…
「できて当たり」と思っていると、周りからみて素敵だなぁと思うことでも、自分の持ち味であり、長所だと思えないものです。本人にとって当たり前すぎて、誰にでもできる…
「しょうがない」「仕方ない」と思うとき、これ以上どうしようもないからとあきらめたり、無理なんだからと言い聞かせて通り過ぎようとします。「しょうがない」「仕方な…
家庭の中での声掛けが指示になっていたり、アドバイスになっていることがあります。関係が崩れているときに指示・アドバイスで表現すると、相手の心に抵抗がおこり、会話…
「こわい!」という感情は、目の前のことを見えなくして、自分の妄想の世界を現実のように見せます。中村さんは、ひろし君のことを「こわい!」と思い始め、自分の感情「…
ふと氣になったからと声をかけると、何を伝えたいのかが相手や子どもに伝わらず、不快な思いをさせます。声をかける前に、氣になることを、自分に問いかけて、氣持ちをす…
ひろし君は、高校を中退後、外には出ないで、家の中で過ごしています。家族の一員として、できることをしています。毎日洗濯物を取り込み昼食に使った食器を洗っていまし…
出来ていることがあっても、出来てないことばかりを見ていると、不安や怖れが膨らみ、そのフィルターを通して、子どもを見るようになります。「自分は大事にされている」…
佐藤さんが、たけし君に母「~は、どうしたらいいかしら?」訊ねると、大概は、子「お任せ。」子「どちらでも。」という返事でした。 最近のことです。夕飯について、母…
あきら君は、お母さんに対して、自分の考えていることを、わかってほしくて、強引に話をすることがあります。中村(母)さんの価値観とは違うため、受け止めがたいことが…
子どもは、親から行動や会話を学びます。子どもは、行動や会話を勝手に身に着けないのです。暴言ばかりの子どもに対して、子どもの暴言を遮ぎって、「そんな言い方ないで…
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不登校やひきこもり、ニートの状態にある子どもたちは、毎日、見えない不安とたたかいながら過ごしています。ふとした瞬間に、不安に飲み込まれそうになることもあります…
☆~~~~~~~~~~~☆ 「氣を使う」と 「思いやって氣づかう」は、 実はまったく違うこと。☆~~~~~~~~~~~☆ 鈴木さんは、次のように話してくれま…
田中さんは、ご主人の声掛けに、つい苛立ってしまいます。「また恩着せがましい言い方…」と感じてしまうのです。本当にご主人が恩を着せているのかは、わかりません。 …
♪--------------ーー-♪ 子どもたちは、不登校という現実や、 復学・進学といった将来を前にして、 不安や焦りで押しつぶされそうに なりながらも、…
春、新しい環境に飛び込んでいった子どもたち。少しがんばってみたけれど、なんだか疲れてきたかな…という時期かもしれません。 大丈夫かなこのまま休みがちになったら…
中村さんは、数年前からギターを習い始めました。今日は、いつも一緒にお稽古をしている皆さんの前で、初めて演奏を披露しました。とても緊張したけれど、思い切ってチャ…
ひろし君は通信制高校3年生。この春、初めて高校に登校しました。しかも、友達と一緒に電車に乗って登校。 実はひろし君、これまでの2年間は、高校へ通うことができま…
子どもとの関わりでは、つい「こうするのが普通」「これくらいできて当たり前」と、大人の視点で見てしまいがちです。子どもは子どもなりの視点ややり方を持っています。…
子どもが不安定になると、親から見ると気になる行動が増えてきます。このままで大丈夫かしら?きちんと躾けなくては・・・社会に出て困らないように、 今わからせないと…
中村さんは、けんた君が小さい頃、褒めると、「そんなことない」と嫌がるので、褒めることが負担なのかな…と気を遣っていました。 先日ふと氣づかれました。☆~~~~…
私たちは、同じ話題について話していても、心の状態によって、自然と口から出る言葉が変わります。 不安や焦りで心がいっぱいのときは、つい言葉がきつくなったり、急か…
子どもが家にいる時間が長くなると、「外に出れば何か変わるかもしれない」と思うことは、ごく自然なことです。けれども、ただ外出することが状況を改善してくれるわけで…
ハーモニーのカウンセリングを受けて、不登校やひきこもっていた子どもと、少しずつ会話ができるようになってくると、氣になることがあっても「関係を崩したくない」と思…
子どもが自分の気持ちをうまく伝えられず、親にとって「望ましくない形」で表現してしまうことがあります。 そのようなとき、親だって心が揺れたり、イライラしたり、ど…
子どもを「受け止める」と、子どもの心は少しずつ癒されて、安心感が育まれていきます。 安心できるようになると、やがて自分から「何かしてみようかな」という前向きな…
きよし君は資格取得を目指して、毎年1回ある試験にチャレンジしてきました。 なかなか合格できず、きよし君自身も少しずつ疲れがたまっているように、お母さんの目には…
ひろし君は、小さいころからまわりの子のようにスムーズに動けることが少なく、何かするたびに叱られることが多くありました。 そんな毎日が続く中で、「どうせまた怒ら…
♪―――――――――――――――♪ 否定的な感情は、私たちの心に 「気づいてほしい」と そっと送ってくれているシグナル。 by 谷口 英子♪――…
うちの子が不登校に・・・部屋にこもって出てこない・・・ そのような時、親として「なんとかしなきゃ」と焦りや不安でいっぱいになります。「すぐにでも学校へ戻さない…
「ネガティブ」という言葉はカジュアルで浸透していますが、その分、「悪いもの」として受け取られやすく、どこかで“排除すべき感情”という印象を与えてしまうこともあ…
子どもの問題だから、親のわたしには何もできない!そのように思っている時のことを丁寧に伺っていくと状況が見えてきます。問題と感じているのは誰?子どもが問題と思っ…
本日は、お時間を作って、相談室ハーモニーの講演会にお運びいただきまして、ありがとうございました。相談室ハーモニーを立ち上げて23年、それまでの活動期間を含める…
たかしさんは、不安感が強くて眠れなくなると、お父さんに、「起きる時間を1時間遅らせてくれ!」と、伝えてきました。 中村さんは、「いいよ。」と言ったものの、「起…
子どもの様子をみていて、大きな不満があるわけではない、大きな不安もない...けれど、何だかなぁ、モヤモヤするなぁと感じたら、何が氣になっているの?どうなりそう…
あきら君は、4月から大学生になりました。通信制高校時代は、身体のコントロールができず、学校に行けない日も多くありました。高校3年生の後半から、調子が整いだし、…
仕事をしていても、家事をしていても、お買い物をしていても、不安になったり、焦ったり。ふとモヤモヤすること。そのような感情は、これからの人生をより豊かに生きる、…
息子さんを外に出そうと色々とやっていたころは、息子さんの氣力は萎えていき、親子関係も悪くなりました。お母さんが、息子さんを受け止めるようになって、氣づかれたこ…
決めつけた言い方や押し付けた言い方をされると、誰でも抵抗を覚えます。あきら君は、相手のためを思って熱く語るのですが、相手の氣持ちをくみ取る、思いやりで包み込む…
♪――――――――――――♪ 自ら氣づいたことについて、 他の考えや情報に対して、 柔軟に受け止められる。 言われて思い込んだことは、 他の情報に対して、 受…
子どもが学校に行かなかったり、家に居続けていると焦りや不安から、何とか子どもを動かそうとしますが、無理に動かそう、変えようとすると、子どもとの関係がこじれます…
ひかる君は、通信制高校の2年生になりました。今後のスクーリングについてお母さんと話し、最後に問いかけました。 子「お母さんだったらどうする?」 お母さんなりに…
どんなに強い球であっても、そうっと優しく受け止めれば、しっかりと受け止められます。投げたほうは、しっかり受け止めてもらえ、満足します。受け取ったら、受け取った…
☆~~~~~~~~~~~~~☆ 「違うだけを実感でき、 「違い」を受け止めることが、 わかるようになってきた。☆~~~~~~~~~~~~~☆実感できるようにな…
自分が見えないまま、自分の感情がわからないまま、目の前の状況が間違っている!と、思い込むと、目の前に居る子どもを責めてしまいがちです。よくあるのが、お子さんに…
♪------------♪ 良好な関係を保つコツは、 相手を尊重する言葉を 使うことだなぁ。 by 谷口 英子♪------------♪丁寧な言…
相手に良かれと思っている習慣行動が、実は相手との信頼を崩していることがあります。親自身が自分の親にされて、嫌だと思っていた行動を、無意識にしていることがありま…
中村さんは、ひろし君の言葉でモヤモヤを感じた時、丁寧に自分の思ったことを伝えました。子「あっそうか。 僕の言い方が悪かったんだな。 僕は、~と言う意味で言った…
停滞期間が長くなり、お子さんの年齢が高いと、「自分から動けよ!」と親は思いがちです。「いい年なんだから、 このままどうするつもりだ!」などなど、親の頭の中は、…
☆~~~~~~~~~~~~~☆ 良い会話ができて、 満足できたら、話は短い。 聞く側の心が、相手には伝わる。 興味を持って楽しく会話すると、 気持ちが良い。☆…
子どもが落ち着いてくると、 どうしよう! どうすればいいの!などの強い感情は沸いてきませんが、 なんだかなぁ。のようなモヤモヤした感覚を覚えるようになります。…