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#4134 八雲立つ出雲八重垣妻籠みに八重垣作るその八重垣を
令和6年1月31日(水) 【旧 一二月二一日 友引】・大寒 鶏始乳 (にわとりはじめてとやにつく)除夜の妻白鳥のごと湯浴みをり ~森澄雄(1919-2010)『雪櫟』Photo:みのり -MINORI- 「除夜」は大晦日ですから、もう1ヶ月前なのになんでこんな句を載せたかというと、今日1月3
2024/01/31 00:00
#4133 息の緒に我が思ふ君は鶏が鳴く東方の坂を今日か越ゆらむ
令和6年1月30日(火) 【旧 一二月二〇日 先勝】・大寒 鶏始乳 (にわとりはじめてとやにつく)息の緒に我が思ふ君は鶏が鳴く東方《あづま》の坂を今日か越ゆらむ ~作者未詳 『万葉集』 巻12-3194 悲別歌私の命とも思うあなたは鶏が鳴く東国の坂道を今日あたり越えるのでしょ
2024/01/30 00:00
#4132 フロッピー・ディスクにぼくはたたきこむとてもやわらかな破壊の歌を
令和6年1月29日(月) 【旧 一二月一九日 赤口】・大寒 水沢腹堅(さわみずこおりつめる)カセットテープきやらきやら軋み猫の恋 ~石浜西夏(大阪府堺市) もはや驚きはしませんが、先日テレビを見ていると有名なミュージカル女優(27歳)の方が、カセットデッキをご存じな
2024/01/29 00:00
#4131 生命おび真闇に浮きて青かりしと地球の姿見し人還る
令和6年1月28日(日) 【旧 一二月一八日 大安】・大寒 水沢腹堅(さわみずこおりつめる)生命《いのち》おび真闇に浮きて青かりしと地球の姿見し人還る ~皇后美智子(当時)「平成9年歌会始」 1986年1月28日、スペースシャトルチャレンジャー号が打ち上げに失敗し7名の宇宙
2024/01/28 00:00
#4130 竹の葉にあられ降るなりさらさらに独りは寝ぬべき心地こそせね
令和6年1月27日(土) 【旧 一二月一七日 仏滅】・大寒 水沢腹堅(さわみずこおりつめる)手枕の夢にふりこむ霰かな ~二葉亭四迷(1864-1909)Photo:霰が降った時の瓦 ~photoAC(あみん30さん) 二葉亭四迷の本名は長谷川辰之助。国語の授業では言文一致体の小説『浮雲』
2024/01/27 00:00
#4129 大空の月の光しきよければ影見し水ぞまづ凍りける
令和6年1月26日(金) 【旧 一二月一六日 先負】・大寒 水沢腹堅(さわみずこおりつめる)大空の月の光しきよければ影見し水ぞまづ凍りける ~詠み人しらず 『古今和歌集』 巻6-0316大空の月の光が澄み切っているので月を写した水が真っ先に凍っている。Photo:ウルフムーン
2024/01/26 00:00
#4128 立ち濡るる山の雫も音絶へて真木の下葉に垂氷しにけり
令和6年1月25日(木) 【旧 一二月一五日 友引】・大寒 水沢腹堅(さわみずこおりつめる)立ち濡るる山の雫も音絶へて真木の下葉に垂氷しにけり ~守覚法親王(1150-1202)『新古今和歌集』 巻6-0630 冬歌立っていると濡れるような山の真木から落ちる雫も落ちる音がしなくなり、
2024/01/25 00:00
#4127 白雪のところもわかず降りしけば巌にも咲く花とこそ見れ
令和6年1月24日(水) 【旧 一二月一四日 先勝】・大寒 欵冬華(ふきのはなさく)地の果てに海その果てに冬青空 ~高橋悦男(1934-) 俳人高橋悦男氏は元アメリカ文学者、早稲田大学名誉教授。Photo:プユニ岬(北海道斜里郡)の流氷と冬空 ~知床第一ホテル さすがに今週
2024/01/24 00:00
#4126 思はずにしぐれの雨は降りたれど天雲晴れて月夜さやけし
令和6年1月23日(火) 【旧 一二月一三日 赤口】・大寒 欵冬華(ふきのはなさく)思はずにしぐれの雨は降りたれど天雲晴れて月夜さやけし ~作者未詳 『万葉集』 巻10-2227 雑歌思いもかけず時雨の雨が降ったけれど、雨雲は晴れて清らかな月夜になったよ。Photo:小型月着陸実
2024/01/23 00:00
#4125 真心のあるかなきかはほふり出す腹の血しおの色にこそ知れ
令和6年1月22日(月) 【旧 一二月一二日 大安】・大寒 欵冬華(ふきのはなさく)真心のあるかなきかはほふり出す腹の血しおの色にこそ知れ ~林忠崇(1848-1941)明治元年に詠んだ辞世真心の有無は切腹の血を見ればわかってもらえるであろう。 林忠崇《はやしただたか》は江
2024/01/22 00:00
#4124 日あたれば根岸の里の川べりの青蕗のたう揺りたつらむか
令和6年1月21日(日) 【旧 一二月一一日 仏滅】・大寒 欵冬華(ふきのはなさく)日あたれば根岸の里の川べりの青蕗のたう揺りたつらむか ~斎藤茂吉(1882-1953)『赤光』Photo:蕗の薹 ~婦人画報 「大寒」の初候5日間(1月20~24日)は七十二候の第70候「欵冬華(ふきのは
2024/01/21 00:00
#4123 見わたせば松の葉しろき吉野山いく世つもれる雪にかあるらむ
令和6年1月20日(土) 【旧 一二月一〇日 先負】・大寒 欵冬華(ふきのはなさく)見わたせば松の葉しろき吉野山いく世つもれる雪にかあるらむ ~平兼盛(?-991)見渡すと松の葉さえも白く見える吉野山。どれほどの間積もった雪であろうか。Photo:冬の金峯山寺、吉野町皇居跡
2024/01/20 00:00
#4122 更級も芳野もよしや月花にこれもはなれぬ雪の夕はへ
令和6年1月19日(金) 【旧 一二月九日 友引】・小寒 雉始雊(きじはじめてなく)薄氷をふみぬく春の日あし哉 ~北村季吟(1625-1705)Photo:北村季吟 江戸時代前期の和学者であり歌人、俳人でもある北村季吟は今からちょうど200年前、1625年1月19日(寛永元年12月11日)、
2024/01/19 00:00
#4121 寒椿ほとろと散りてなほ紅し記憶のかけらを重ぬるやうに
令和6年1月18日(木) 【旧 一二月八日」先勝】・小寒 雉始雊(きじはじめてなく)寒椿ほとろと散りてなほ紅し記憶のかけらを重ぬるやうに ~今野寿美(1952-)『花絆』Photo:カンツバキ ~Adobe Stock 濃い紅色が鮮やかな八重咲きの寒椿。普通の椿と違って花びらが一枚ず
2024/01/18 00:00
#4120 援け合うやさしさ説くを少年らこころ開きて聴取りくれし
令和6年1月17日(水) 【旧 一二月七日 赤口】・小寒 雉始雊(きじはじめてなく)援け合うやさしさ説くを少年らこころ開きて聴取りくれし ~千田徹夫(人と防災未来センター・語り部)Photo:阪神淡路大震災で倒壊した阪神高速道路神戸線(1995年1月17日)~神戸新聞NEXT 能
2024/01/17 00:00
#4119 杉の野にさ躍る雉いちしろく音にしも泣かむ隠妻かも
令和6年1月16日(火) 【旧 一二月六日 大安】・小寒 雉始雊(きじはじめてなく)杉の野にさ躍る雉《きぎし》いちしろく音《ね》にしも泣かむ隠妻《こもりつま》かも ~大伴家持 『万葉集』 巻19-4148杉の野に踊り騒ぐ雉は目立つほどの声をあげて鳴いているね。隠妻とは思えな
2024/01/16 00:00
#4118 一度だけ本当の恋がありまして南天の実が知っております
令和6年1月15日(月) 【旧 一二月五日 仏滅】・小寒 水泉動(しみずあたたかをふくむ)一度だけ本当の恋がありまして南天の実が知っております ~山崎方代(1914-1985)『こおろぎ』Photo:ナンテン ~Green Snap ナンテンは中国が原産のメギ科ナンテン属の常緑低木です。
2024/01/15 00:00
#4117 平安のをみなごのごとわが職で呼ばれなくてよかつた君は
令和6年1月14日(日) 【旧 一二月四日 先負】・小寒 水泉動(しみずあたたかをふくむ)平安のをみなごのごとわが職で呼ばれなくてよかつた君は ~林龍三(1952-)『塔』2019年8月号 清少納言、紫式部、和泉式部、赤染衛門など、平安期の女房達の本名はほとんど分かっておら
2024/01/14 00:00
#4116 夜もすがら契りしことを忘れずは恋ひむ涙の色ぞゆかしき
令和6年1月13日(土) 【旧 一二月三日 友引】・小寒 水泉動(しみずあたたかをふくむ)いかにして過ぎにしかたを過ぐしけむ暮らしわづらふ昨日今日かな ~皇后宮定子(977-1001)『千載和歌集』 巻16-0966 雑歌どうして過ぎ去った日々を過ごしてきたのか、日暮れまで過ごすの
2024/01/13 00:00
#4115 紅の梅はよろしもあらたまの始めに見ればことによろしも
令和6年1月12日(金) 【旧 一二月二日 先勝】・小寒 水泉動(しみずあたたかをふくむ)紅の梅はよろしもあらたまの始めに見ればことによろしも ~斎藤茂吉(1882-1953)Photo:蝋梅 ~じゃらん 確かに紅白の梅をお正月に見られればそれに越したことはありませんが、ちょっ
2024/01/12 00:00
#4114 春風にしたゆく波の数みえて残るともなきうす氷かな
令和6年1月11日(木) 【旧 一二月一日 赤口】・小寒 水泉動(しみずあたたかをふくむ)春風にしたゆく波の数みえて残るともなきうす氷かな ~藤原家隆 『風雅和歌集』 巻1-0035 春歌上春風に吹かれて氷の下がさざなみだっているように見える。それほどに消え残った薄氷になっ
2024/01/11 00:00
#4113 海神のいづれの神を祈らばか行くさも来さも舟の早けむ
令和6年1月10日(水) 【旧 一一月二九日 先負】・小寒 芹乃栄(せりすなわちさかう)海神《わだつみ》のいづれの神を祈らばか行くさも来《く》さも舟の早けむ ~作者未詳 『万葉集』 巻9-1784 相聞歌海神のどの神様にお祈りしたら行きも帰りも船が早いだろうか。Photo:大阪
2024/01/10 00:00
#4112 雪深き汀の小芹誰がために摘みかはやさん親無しにして
令和6年1月9日(火) 【旧 一一月二八日 友引】・小寒 芹乃栄(せりすなわちさかう)雪深き汀の小芹誰がために摘みかはやさん親無しにして ~中の君(紫式部『源氏物語』第46帖「椎本《しいがもと》」)雪深い汀の小芹を誰のために摘んで愛でるというのでしょう。親もいないと
2024/01/09 00:00
#4111 その子二十歳櫛にながるる黒髪のおごりの春のうつくしきかな
令和6年1月8日(月) 【旧 一一月二七日 先勝】・小寒 芹乃栄(せりすなわちさかう)その子二十歳《はたち》櫛にながるる黒髪のおごりの春のうつくしきかな ~与謝野晶子『みだれ髪』Photo:福岡・飯盛神社で行われる「加冠の儀」 ~西日本新聞 国民の祝日に関する法律には
2024/01/08 00:00
#4110 ニコライ堂この夜揺りかへり鳴る鐘の大きあり小さきあり小さきあり大きあり
令和6年1月7日(日) 【旧 一一月二六日 赤口】・小寒 芹乃栄(せりすなわちさかう)ニコライ堂この夜揺りかへり鳴る鐘の大きあり小さきあり小さきあり大きあり ~北原白秋(1885-1942)『黒檜』Photo:重要文化財 ニコライ堂(東京復活大聖堂)~TRIP EDITOR ロシア正教など
2024/01/07 00:00
#4109 竹おほき山べの村の冬しづみ雪降らなくに寒に入りけり
令和6年1月6日(土) 【旧 一一月二五日 大安】・小寒 芹乃栄(せりすなわちさかう)竹おほき山べの村の冬しづみ雪降らなくに寒に入りけり ~斎藤茂吉(1882-1953)『赤光』Photo:斎藤茂吉の生家(山形県上山市)~じゃらん 今日は二十四節気の23番目の『小寒』。『暦便覧』
2024/01/06 00:00
#4108 雪晴れの水面くろぐろ滔々とうみねこ浮かべ沖へ引きゆく
令和6年1月5日(金) 【旧 一一月二四日 仏滅】・冬至 雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)雪晴れの水面くろぐろ滔々とうみねこ浮かべ沖へ引きゆく ~林龍三(1952-)『塔』 2021年3月号Photo:朝靄の美しい海にカモメやウミネコが飛ぶ津軽海峡のはずれの冬景色 ~Salty Life
2024/01/05 00:00
#4107 新しき年のはじめにおもふことひとつ心につとめて行かな
令和6年1月4日(木) 【旧 一一月二三日 先負】・冬至 雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)らちもなき御用始めの訓辞かな ~内藤さち子 月刊『榾《ほだ》』2020年1月号Photo:自転車屋男 2 今日は官公庁の「御用始め」。私は公務員ではなかったので毎年同じ日にちではありま
2024/01/04 00:00
#4106 唐衣花のたもとにぬぎかへよ我こそ春の色はたちつれ
令和6年1月3日(水) 【旧 一一月二二日 友引】・冬至 雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)唐衣《からころも》花のたもとにぬぎかへよ我こそ春の色はたちつれ ~藤原道長(966-1027)『新古今和歌集』 巻16-1483 雑歌一私が贈った夏の衣装に着替えなさい。私は春の色の衣を着
2024/01/03 00:00
#4105 天皇の御代万代にかくしこそ見し明らめめ立つ年のはに
令和6年1月2日(火) 【旧 一一月二一日 先勝】・冬至 雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)あしひきの 八つ峰の上の栂の木の いや継ぎ継ぎに松が根の 絶ゆることなくあをによし 奈良の都に万代に 国知らさむとやすみしし 我が大君の神ながら 思ほしめして豊の宴 見す今日の日はも
2024/01/02 00:00
#4104 見ゆる限り山の連なりの雪白し初日の光さしそめにけり
令和6年1月1日(月) 【旧 一一月二〇日 赤口】・冬至 雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)見ゆる限り山の連なりの雪白し初日の光さしそめにけり ~島木赤彦(1876-1926)『柿蔭習』 明けましておめでとうございます。世界ではなんだかんだと戦が絶えぬ2023年が明けて、今日
2024/01/01 00:00
2024年1月 (1件〜100件)
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