赤沢大臣の格下発言は本音なんだろうが、堂々とやるべし。
赤沢大臣は、国益を背負ってアメリカとの関税交渉に出かけた。思いがけずトランプ大統領に会って、会談後の会見で、「私は明らかに格下も格下なのでーー」と発言した。実際どんな態度で会談したかよくわからないが、「お話を承る」という姿勢だったのだろう。習近平もプーチンもトランプに対してくどいほど持ち上げておべっかを使っていて、それに対しトランプは喜色満面だった、という。赤沢大臣の初回の会談として無難にこなしたといえる。 勝麟太郎は1860年に日米修好通商条約の批准書交換のためアメリカへ派遣された。日本人が初めて軍艦を持って太平洋を渡ったのだ。彼がのちに語った言葉には含蓄がある。事を遂げるものは、愚直でなければならぬ。才走ってはならぬ。政治家の秘訣は何もない。ただただ誠心誠意の四字があるばかり。 アメリカはプラグマティ...赤沢大臣の格下発言は本音なんだろうが、堂々とやるべし。
2025/04/19 07:41