各位本日から25日(土)まで一身上の都合で休載します。宜しくご理解のほどを。真一文字拝3月19日その2お知らせ
各位本日から25日(土)まで一身上の都合で休載します。宜しくご理解のほどを。真一文字拝3月19日その2お知らせ
何故アメリカの大手企業では「リストラ」を断行するのか:最近、GAFAM等のアメリカを代表するようになっている企業が遠慮会釈なく「リストラ」を実施して、万単位の人員削減をしていると報じられている。極端なインフレ傾向や激変する国際情勢でも背景にあるのかと疑いたくもなるほど強烈に見える。だが、メデイアはそこに如何なる理由があるのかに触れていない気がする。そこで、長い間アメリカの大手企業の片隅にいた者として、アメリカの経営者たちの経営戦略を覗いてみよう。彼らが「リストラ」を敢行するのは、アメリカの景気も良く先ずその会社が好調なときが多いのである。だが、当方の持論である「今景気が良いということは、直ぐそこに落ち込む時期が迫っているかもしれない」のである。経営者たちは好調であれば事業の拡張を図り、人員も増強して備えて...アメリカにおける「リストラ」を考える
メデイアは何故今になっても「時差ボケ」などと言うのか:メデイアは常日頃からあれほどカタカナ語を乱れ打ちしているのにも拘わらず、何故彼らは使い古した時代遅れ感に満ちた「時差ボケ」などという汚らしい表現を使うのだろう。他人様に対して「ボケ」などと言うのは失礼ではないのか。英語は”jetlag“だから、素直にそのまま「ジェットラグ」のようにカタカナ語にしておけば格好が良かったのではないのか。今回も日本時間の今朝ほどか、マイアミに到着した我らのWBC代表ティームにも、21日に準決勝戦では「時差ボケ」の心配があると気遣う声も報じられていた。確かに、13時間もの時差を繰り返し経験したことがない一部の選手たちには、中4日でもキツいかもしれない。ダルビッシュや大谷にしたところで、アメリカ国内の最大限3時間の時差には慣れて...3月18日その2「時差ボケ」などという表現を使うな
「エッ」と思うような店ですき焼きを:昨17日夜のテレビのニュース画面から、何処の料理屋に尹錫悦大統領を案内されたかが解って、思わず一寸驚かされた。何回か入ったことがあった店だった。嘗て、故安倍晋三元総理がオバマ大統領を数寄屋橋次郎に招待されたのとは格が違いすぎる店だったからだ。敢えて評価すれば、高級店と大衆店の中間よりは少し上かなと思う程度の店。在職中に個人で行ったか何方かを接待したかの記憶は定かではないが、近所に来たからと昼食で気楽に入ったような店だ。検索してみれば、最高でも1人当たり¥20,000くらいだった。すき焼きであそこを使われるのだったら、人形町今半の方の格が高いのではないかと思った。だが、「二次会で煉瓦亭に行かれるのであれば、同じ銀座地区の店を選ぶのが警備体制を十分に整えるという点から考えれ...岸田総理が尹錫悦大統領を接待した店
国際試合で勝ち抜くことがどれ程大変なのか:今回は良かったと評価した点だけを、冷静なる評論家独自の見方から取り上げていこうと思う。昨夜のイタリア戦を勝ち抜いた実力は、正当に高く評価しなければならないとあらためて認識している。9対3と点差は開いたが、必ずしも簡単に9点も取れていなかったし、大谷翔平とダルビッシュ有という数多いるMLBの中でも一級品の両名が登板しても3点も取られてしまったのだから、勝ち抜いた選手たちも傍目で見るよりも遙かに全力で集中して勝ちに行っていたのだと思って見ていた。MLBにどれ程多くのイタリア系アメリカ人の選手たちがいるのかなどには全く知識がなかったが、昨夜見ていた限りでは「なるほど。これだけいれば8強に勝ち上がってきたわけだ」と納得させられた強さがあった。要するに、予選リーグで全勝した...WBC野球の準々決勝戦から勝ち上がった
やはりこの話題にも触れておこう:勿論、順当に野球国ではないイタリアに勝って、アメリカに行ってもらいたいのだが、例によって例のごときマスコミの騒ぎすぎが気になって仕方がない。気にする理由は再三述べてきたことで、彼らの騒ぎすぎと持ち上げすぎが、ろくな結果にならないとの先例が度々あったからだ。大谷翔平君は多少持ち上げられても舞い上がってしまうこともないだろうが、若き三冠王と持て囃されすぎた村上宗隆を見ろということ。大谷の後の4番とは途轍もない重圧で自滅(潰れる)寸前ではないか。それらにも増して気にしていることがある。それは「指揮官・栗山英樹監督の憔悴しきった、急に20歳も老けたのか」とでも形容したくなる表情である。それでなくとも、前任者でNPBの監督経験がない稲葉篤紀がオリンピックで優勝との輝かしき実績を残した...3月16日その2WBC野球の準々決勝戦の前に
会談が成功すれば良いと思う:今朝4時の我が家の室内の気温は20度+と、昨日の暖かさの余韻が残っておらず、昨日の夕方でも21度に過ぎなかった。これは「未だ朝夕は冷え込んでくる状態を脱し切れていない」ということ。その冷え込みが残っている我が国に、韓国の尹錫悦大統領が本日にやってこられて、岸田総理と初の公式首脳会談を開催されるのだそうだ。尹大統領の対日関係改善に向けての姿勢は認識しているので、会談が成功(「上手くいく」という程度の意味だが)すれば良いと願っている。尹大統領は前任者の進歩派の代表者だった文在寅大統領とは異なって「関係改善」の方向を目指しておられるので、今回も旧朝鮮半島労務者問題の解決策を提示されるなどの好意的(なのだろう)な政策を打ち出されている。だが、今回の韓国側が設立する財団が原告団に支払う(...日韓首脳会談の問題点を探る
「顔に自信がないからマスクをします」:今朝ほどTBSのニュースだったか、街頭インタービューで「マスクを外すかつけるか」と尋ねられた女子高生が「顔に自信がないから続けます」と答えたのが印象的だった。うら若い女性にとっては「なるほど。ウイルスに感染する危険性よりも、他人の目を気にしているということか」と解釈した。他局の駅頭での調査でも、マスク無しの人は10%にも達していなかった。実は、13日には「個人の判断」と岸田総理が表明されたことなどスッカリ忘れて、マスクをしてジムに出かけていた。そんな調子だったから、入り口にマスク着用について何らかの掲示があったかどうかなどは、全く気にもかけていなかった。ジムの中でマスクをしていない人はいなかったし、知り合いに言われるまでマスクの件は綺麗に失念していた。帰り道にバスの停...岸田総理は「マスク着用は個人の判断に委ねる」と言われた
WBCの話題から離れよう:「レク」って何のこと:以前に「バイって何のこと」と問いかけて、渡部亮次郎氏に「広く使われている政治家の用語だ」と知らなかったことを窘められたことがあった。今回も高市早苗さんが総務省の内部文書を「捏造である。本物であれば大臣も議員も辞職する」と断じて、立憲民主党に執拗に食いつかれて話題になっている「レク」に当惑させられている。立憲民主党は未来の首相候補の一人である高市さんを追い落とすことに、何の意義があるのかを測りかねている。それよりも何よりも、「レク」という専門用語を使って嬉しそうに報じる報道機関の姿勢が解らないのだ。おそらく、英語の”lecture”が語源なのだろうが、この単語には言わば「上から目線」のような感じがあるのだ。そこで、如何なる意味で使われているかを検索してみた。「...3月14日その2一寸気になった話題から
またらくらくスマートフォンが鳴った:「また来たか。何事か」と思って開けば「今年度の東京大学の高校別合格者数」だった。我が母校神奈川県の湘南高校は1975年に県知事に当選した共産党員でもあった長洲一二氏が「公平を期する」として、新たに学区制を設けて県下の高校を地区別に分けられてから低迷していた。結果として、湘南高校は湘南地区だと思われていた鎌倉や逗子や葉山から切り離されてしまった。ここから先は微妙な表現になってしまうが、新たな学区を割り当てられた湘南は以前のように埼玉県の浦和高校と並んで全国有数の県立高での東京大学進学校としての輝きを失っていくのだった。この学区制は東京都でも施行され、嘗ての日本全国でも群を抜いていた日比谷高校(旧府立一中)も王座から転落してしまった。これが社会主義者たちの目指した「公平性」...学区制は公平な制度なのだろうか
大谷翔平の凄さをあらためて楽しませてもらえた:昨12日夜のオーストラリア戦の1回表の大谷の一振りは、その余りのスゥイング(swing)の速さに、その瞬間には何事が起きたのか見えなかったというか、解らなかった。だが、打球が上がったのだけは見えた。解説の古田も松坂もその目にも止まらなかったスウイングの凄さには一言も触れずにホームランを讃えていただけだったのは困ったことだと思った。あの速さには素晴らしく鍛え抜かれた身体能力の上に培った技術があると見ているそもそも「冷静なる評論家」と称しているくらいだから、大谷が打ったとか投げたかで一喜一憂しているわけではなく、大谷を始めとする優秀な野球の選手たちが提供してくれるスポーツの醍醐味と、娯楽(エンターテインメント)として最高の野球を見て楽しんでいるのだ。それだから、あ...大谷翔平君が打ったホームランの物凄さの鑑賞の仕方
ヌートバーと大谷翔平に見るアメリカのスポーツの在り方:ラーズ・ヌートバーは高校卒業の際に、USC(南カリフォルニア大学、有名な私立大学である)にQBで推薦入学するところを、父親に「フットボールは怪我が多い」と止められて、野球を選んだのだとのネット情報があった。これを知って「なるほど、彼が韓国戦とチェコ戦で見せたセンター前の飛球を飛び込んで取った素早い勇敢な動きは、フットボールで鍛えた身体能力が現れたのか」と納得した。それだけではない、このUniversityofSouthernCaliforniaにはTrojansの愛称で広く知られた強豪のフットボール部があるのだ。そのTrojansに推薦入学を取れたいたとは、QBとしても並々ならぬ実力の持ち主だったことを表しているのだ。フットボールのXリーグの助監督やコ...ヌートバーも二刀流の候補だったようだ
我が代表が韓国に快勝した:昨夜は何の不満もなく、眠気を感じることもなく、深夜11時過ぎまで我が代表ティームが韓国代表を完膚なきまでに叩いて13対4で勝つのを最後まで見届けていた。そして深く反省していた、前日にひょっとして韓国に勝てないのではないかなどと表明したことを。但し、ダルビッシュ君が3回の表に3点を先取されたときにはヒヤッとしていた。だが、その裏に直ぐに4点を取ってリードしてくれたので、安心したと言うよりも「悲観論者は反省すべきだった」と恥じ入っていた。見事な働きを見せてくれたのが、ラーズ・ヌートバー、近藤健介、大谷翔平、吉田正尚、岡本和真、源田壮亮、中野拓夢、ダルビッシュ有、今永昇太、松井裕樹、宇田川優希、高橋弘希の面々だった。特にMLBの大スター大谷翔平の存在は韓国にとっては限りない重圧となって...悲観論者は大いに反省した
WBCで優勝する為には先ず韓国に勝たねば:今回の根幹は「文化比較論」である。何処の局だったか覚えていないが、30人の選手たちに「優勝する為に何が必要か」と問いかけた。ほとんどの答えが「チームワーク」と「皆が一丸となること」だった。どちらも同じことを言っているのであり、これが我が国の「スポーツという文化」の中で、最も重要な精神であることに異議を唱える者はいないだろう。かく申す当方もその精神の下に、高校生だった頃に「全国制覇」を目指して一丸となることに懸命に努めていた。これ即ち、「自分という個人の存在を消してでも、全体という太いパイプの中に我と我が身を溶け込まそうという努力」だと信じて、土・日も祭日もなく、皆が集って切磋琢磨してきた。勿論、勉強をすることも忘れずにだが。結果を言ってしまえば、決勝戦で無念の敗北...3月10日その2「チームワーク」と「皆で一丸となって」
中国に勝ったと言って喜んでいる場合か:野球だろうと何だろうと、当方は「技術のほどを観て楽しむことを優先している」のである。勿論、勝ったか負けたかも重要だが、日本の選手の活躍に酔いしれているファンとは違う冷静なる評論家として言うのだ。そういう次第だから、手放しで「勝った、勝った」と喜んでいるマスコミ報道とも一味も二味も違うことを言おうと思うのだ。昨夜の中国との第1戦を観て、正直に言って何となく不安に感じていた「既にオーストラリアに負けて手負いとなってしまった韓国に勝てるのか」と。「何故、君は何時もそう否定的なことを言うのか」と、嘗てウエアーハウザージャパンの社長だったフランクリン氏に言われたが、A型としてはどうしても問題点が先に見えてしまうのだ。当方の精一杯善意からの見立てでは「中国の作戦は7人だったか使っ...WBC野球の第一戦観戦記
高校生の出願した大学と志望校は同じではなかった:掲題の件では一寸興味を持った数字が出ていたので紹介しようと思う。それは23年度の大学別の志願者数である。一昨日だったか矢張りらくらくスマートフォンに入っていたGoogleにこのことの記事をチラと見た気がしたので、あらためて検索してみた。すると、昨日取り上げたJSコーポレーションの調査とは矛盾しているというか、連動していないことを発見した。調査したのは日経ビジネスだった。それによれば、志望者数が1位だった青山学院大学は43,948人と14位で、10年連続で首位となる近畿大学の136,807人の30%強に止まっていた。と言うことは「志望することと、出願することとでは話が違う」ようなのだ。現在判明している上位20校では、1位が近畿大学、以下明治大学、法政大学、日本...高校生が志望する大学と出願とは別個のようだ
韓国政府が元朝鮮半島からの工員問題の解決策を発表した:どう考えても、政府もあらゆる報道機関も精々「所謂」を付けるくらいで、未だに「徴用工」としているのはおかしいと思っている。あれでは、韓国側に「イルボンは今でも徴用工という認識なのだ」とつけ込む隙を与えることになりはしないかと、ズーッと懸念してきた。何方だったか専門家が「韓国では検察長官も最高裁判所長も大統領の指名で任じられるのだ」と指摘しておられたが、文在寅前大統領は自分たちの都合が良い人物を最高裁長官に据えてあの判決を出させたのだろう。その判決が喉に刺さった骨のようになってしまい、我が国の政権が如何に批判しようとも文在寅政権は一向に抜こうとはしなかった。しかも、文在寅前大統領は15年の慰安婦問題についての岸田外相と尹外相との「不可逆的合意」を、いともア...3月8日その2日韓関係の改善なるか
青山学院大学が凄い:この志望校の調査はつい先日見たばかりだったが、またスマートフォンが鳴ったので開いてみた。すると、JSコーポレーションが高校生21万6,781人に調査した志望校の下記のランキングだった。私立大学では予想通りというか何とすべきか青山学院大学が第1位だった。凄いという感想しかなかった。もうこの流れはもう止まらないようだ。大学人気ランキングベスト30(2023年1月31日集計)【国立大学】1位「東京大学」2位「筑波大学」3位「大阪大学」4位「京都大学」5位「東北大学」6位「千葉大学」7位「名古屋大学」8位「神戸大学」9位「北海道大学」10位「一橋大学」【公立大学】1位「東京都立大学」2位「静岡県立大学」3位「大阪公立大学」4位「名古屋市立大学」5位「横浜市立大学」6位「北九州市立大学」7位「岩...現在の高校生が志望する大学
後期高齢者は気温の上下動に弱いので:つい一昨日、こう言って嘆いたばかり。だが、昨夜はホルモン療法の薬の副作用か、体が火照って眠れないままに、ふと思い出したことがあった。それは、あの2013年9月に2度目の心筋梗塞から何とか退院に漕ぎ着けた後で、80歳をこれでもかと苦しめた「気象病」の症状だった。産後の肥立ちではなかった、心筋梗塞後の体調が一向に立ち直らず、外に出たときの8月と9月の暑さに空調に慣れた体がどうしても付いていけなくて、四苦八苦していたのだった。またあのときには心臓の動きも悪くて、その具合を診断すべく国立国際医療研究センターにもないCTのような画像が撮れるMRIの設備があるクリニックまで診て頂きに行くような状態だった。あれから、早いものでもう10年も経っていたのかと、一寸感慨にふけっていた。あの...3月7日その2あれは気象病だったようで
大谷翔平は「レベルの違い」を自分で見せてくれた:昨6日の朝にテレ朝で、松岡修造のインタービューに答えた大谷翔平が「MLBとNPBでは野球のレベルが違う」と言ったので、修造君はやや当惑気味だった。その辺りをダルビッシュ有は10年ほど前だったか向こうに渡ったすぐ後で「MLBでは野球ではない何か別種の競技をやっているのかと思った」と述べていた。私は大谷がそう言ったのを聞いて「ダルビッシュとは違うことを言ったようだが、同じ事の表現を変えて言っただけだ」と受け止めた。大谷翔平はその「レベルの違い」とはどういうことかを、昨夜の試合で十分に見せてくれた。昨夜からテレビも新聞も「パワーの違い」ばかりを驚嘆する報道の仕方だが、私はそれでは何ら「レベルの違い」の説明にはなっていないし、第一大谷翔平の何処がレベル違いなのか、そ...大谷翔平の実力を正当に評価しよう
大谷翔平君はチャーター機で帰国するセレブになった:マスコミ報道ではチャーター機で帰ってきたとは報じたが、その意義というか意味をあまり深く追求してはいなかった。私は「大谷翔平君もそこまでの『セレブ』というか超一流の大物になった。偉いものだな」と捉えていた。さらに国内での名古屋への移動もチャーター機だった。彼はアメリカのMLBに挑戦してはや5年。アメリカンリーグのMVPにも一昨年選出されたし、昨シーズンでは100何年ぶりかで球聖ベーブルースの記録も破って見せた。今やMLB切っての大スター選手で、来シーズンの年俸は40億円以上とも噂されている。そこまでの大選手になった彼の言わば「ティーム大谷」がどれ程の規模に達しているか知らないが、そのティームが移動するとなれば普通の民間航空機であれば空港では大勢のファンが集ま...大谷翔平君に思う
気温の変動が怖いのである:昨日、ジムのエレベーターの中で高齢のご婦人に「温度が上下するのが辛い」と言われたばかりだ。私は80歳を超えた辺りから、外に出てもあまり気温の上下動というか季節的な暑さと寒さの変動を感じなくなっていた。どうやら、この鈍感さ即ち「高齢化現象」らしいのだが、どちらかと言えば感じない方が好都合なので、さして、気にも止めていなかった。だが、愚息には繰り返して「家の内と外の気温の変化に注意せよ」と警告されても、軽く聞き流していた。ところが、この聞き流しがとんでもない誤りだったと、昨日痛感させられた。それは、昨日の朝の天気予報では17度と暑くなると知らされたので、それに備えようとユニクロの極暖の下着を上下とも薄い物に変え、おそらく今年初めてのことだっただろうダウンジャケットではなく普通のジャン...3月5日その2高齢者に三寒四温は禁物か
また高齢のご婦人に話しかけられた:昨日はジムで今年から導入されたQRコードを使ってのチェックアウトを終えてエレベーターに乗ると、後から駆け込んできた高齢のご婦人に「こう暑さと寒さが変わると大変ですね」と話しかけられた。実際その通りだと思っているので、素直に「そうですね」と応じたところで1階について分かれた。正直なところ「また今日も話しかけられた」なのである。何故か私はこういう場面か、バスの停留所等で、高齢のご婦人に話しかけられる確率は確実に75%には達していると思う。先週の木曜日には、停留所のベンチで束の間の休息を楽しんでいた私に、後から腰掛けられた方に話しかけられた。その方は昭和7年3月生まれの91歳で私の1学年上。昭和20年5月に生まれ育った青山の家が空襲で焼かれたときには長野に疎開しておられて怖い目...また高齢のご婦人に話しかけられた
Englishを正確に発音する為に:Englishの発音は日本語とは違うのだ:私は我々日本人にとっては、Englishを正確で綺麗に発音するのは困難なことだと認識している。今回は何故そうなるのかを考えて見よう。簡単に言えば「日本語とは文化も歴史も何も全てが違う国の言葉だから」なのだ。しかも、困ったことに、我が国では明治の頃からローマ字が創造された結果でカタカナ語が生まれ、日本人にも発音しやすいようなカタカナ語の表記まででき上がっていたのだった。多くの日本人は幼稚園児の頃からローマ字式発音に慣れ親しんできている。例えば、ローマ字式にカタカナ語でdreamはドリームとならざるを得ず発音しやすくはなるが、元の英語の発音とは違った言葉のようになってしまうのだ。また、maniacは「マニアック」と躊躇うことなく表記...English(英語に非ず)を考える
内側の黒田氏と外側の真田教授/鈴置氏の間には興味深い意見の対立があった:私が興味を持って聞いた意見の対立は韓国に40年も駐在しておられる産経新聞の黒田勝久氏と、こちら側の専門家である真田幸光愛知淑徳大学教授と元日経新聞源論説委員の鈴置高史氏の尹錫悦大統領が3.1記念日の演説の中で「日本は韓国のパートナーである」と述べたことに対する見解が全く相容れない違いがあったことだ。鈴置氏は「韓国の罠にはまるな」という分かりやすい主張で、大統領がどう語ろうと韓国の本質は変わっていない。その点は懸案である朝鮮半島労働者問題への韓国側が提示した解決案は文在寅時代と何ら変わることがないように、西側に与したような話をまともに解釈しない方が良い」と主張された。ところが、黒田氏はすでに指摘したように「韓国は北朝鮮の核とICVMの脅...再度3月1日のPrimeNewsから
3月1日のPrimeNewsから:私は昨夜の真田幸光・愛知淑徳大学教授と日経新聞元論説委員鈴置高史氏に対して、産経新聞韓国特別(だったか)駐在論説員・黒田勝久氏が展開した予期せざる論争を、大いに楽しんで聞いていた。それを聞いた上での感想は、口幅ったいことを言えば、真田・鈴置組が展開する論調は「外側から見た韓国」であり、黒田氏は「内側から見た韓国論」であり、私がこれまでに繰り返して述べてきた「内側から見てきたアメリカ論」よりも、大学教授や専門家や高名なジャーナリストが展開される「アメリカ論」が遍く受け入れている(と私が感じているのだが)現象にも似ていると受け止めていた。論点は「韓国の尹錫悦大統領が3.1記念日の演説で「日本はパートナーである」と述べていたことの真贋を問うこと」にあったと解釈している。鈴置氏は...韓国を内側と外側から観察すれば
Englishと英語は違うのだ:今回はすでに論じた「Englishと英語は違うのだと認識せよ」の続編だとご理解願いたい。先ず、前回取り上げたアメリカのMLBと我が国の野球とBaseballの違いについては1990年に紙業タイムス誌に連載していたエッセイでは“1987年にMLBから最初に我が国のプロ野球に転じてきて大きな話題を提供したJamesRobert“Bob”Horner(アメリカではバブ・ホーナーであり、断じてボッブ・ホーナーではない)が1年だけヤクルトに在籍して「もうこれ以上somethinglikebaseballをやるのはイヤだ」と言ってアメリカに帰っていった事にある。即ち、我が国でやっているのは「野球」であってbaseballではないと言ったのだ。”と述べていた。後年MLBに転身した慧眼のダ...Englishと英語の文化を比較すれば
Englishは英語とは違うし日本語とも違う点にご注意を:何時発表しても余り受けないのが残念な話題であるEnglishと英語の話題を取り上げよう。先ず強調しておくべき事がある。それは「我が国の学校教育では『科学としての英語』をあたかも数学のように教えているのであり、英連合王国やアメリカ合衆国でのEnglishとは別の言語である」という点だ。その違いはBaseballと野球の違いにも似ている点にあるので、その辺りは別途取り上げておくことにしよう。私は「英語を教える先生方は(今では小学校からとなってしまったそうだが)中学生にも高校生にも『Englishは我が国とは全く文化(言語・風俗・習慣・思考体系等を言う)が異なる国の言語であること』をどのような形ででも理解させることが肝要である」と固く信じているのだ。生ま...Englishと英語は違うと認識せよ
バスケットボールを優先して侍ジャパンとやらは後回しにした:26日の午後は主として、W杯出場が近くなった男子のバスケットボールの予選だった対バーレーンを見ていた。先頃のオリンピックで女子の代表を第2位にまで持って行ったトム・ホーバス監督が男子の代表をどのように仕上げつつあるかにも興味があった。野球を一寸しか見ようとしなかった理由は後で述べる。バスケットボール:まず気がついたことはバーレーン代表がランキングで遙か下位にあり、言わば勝って当然という相手だった点だ。また、目立ったことは先発5人に中に初顔のホーキンソン・ジョシュというアメリカから帰化したばかりの選手がいた点だった。アナウンサーによれば、シアトル生まれでワシントン州立大学(WashingtonStateUniversity)出身だったので、長年ボーイ...2月26日のスポーツから
紙の消費量は一国の文化・文明のバロメーターであり得るのか:この辺りを、最近の紙業タイムス社発行の「FUTURE誌」の記事を参考にして考えてみよう。要点は嘗ては「紙の消費量が多いことがその国がどれほど文化と文明に優れているのか」を表していると認識されていた。そして、その昔は世界最大の生産と消費の国がアメリカで、我が国は第2位だった。それが、中国が成長発展を続けてきた結果で、今や世界最大の紙生産国となり、アメリカは2位で我が国は3位となってしまった。だが、人口1人当たりの年間の消費量では、2021年の統計では中国は77kgであり、200kg台前半のアメリカと日本の3分の1程度だ。だが、ICT化やデイジタル化は非常に進んでいるようだ。すなわち、「人口1人当たりの消費量の上位20ヶ国を占めているのは皆先進国なので...文化・文明論
再び環境問題について:紙パルプ産業がどれほど環境の保護に努力しているかを、日本製紙連合会が20年8月に「誤解を解く6つの真実」と題したリーフレットを刊行して説明していた。非常に良くできた内容だと思っているので、ここでは昨日に続いて「環境問題」について述べておこうと思う。以下は20年8月25日にブログに掲載したところから抜粋した。良くお読みいただければ有り難い。”リーフレットの内容は①「紙の生産・消費が世界の森林減少の原因というのは事実と異なる」、②「紙1tonが木○○本という表現は実体を表していない」、③「紙は原料である木の成長から廃棄・焼却されるまでCO2を固定する素材である」、④「紙は自然界で分解される地球環境にやさしい素材」、⑤「そもそも古紙以外のものは紙に混ぜてはいけない」、⑥「未来に向けて新たな...2月25日その3日本製紙連合会の広報活動
2月25日 その2 「環境問題に関する残念な誤解」を一部訂正します
お恥ずかしながら、ウエアーハウザーを「2000年に法人化した企業」にしていた:昨24日に掲載した「環境問題に関する残念な誤解」の中で、ウエアーハウザーを「ウエアーハウザーは2000年に法人化した企業で、それ以来自社林を管理して環境保護論者が騒ぎ立てる前から「環境を保護」して来ていた。また、上記のように自社林で育成してから伐採して樹木は無駄なく使い切っていたのだ。」のように記述していたのは大間違いで、アメリカで法人化したのは1900年で、2000年は「創立100周年」を祝った年だった。私は1994年1月末でリタイアしていたが、日本でも多くのお客様を招待して記念祝典を開催し、私も呼ばれていたので、2000年の印象が強く残っていたのだった。原稿を読み返しても気がつかなかった辺りが、私の注意散漫な欠陥を表していて...2月25日その2「環境問題に関する残念な誤解」を一部訂正します
23年1月の新宿区の人口は346,222人となり、対前月比△0.01%だった:今年1月の新宿区の人口は、昨年の12月に続いて僅かながら57名の減少となっていた。つい先日ある機関が調査した「都内の住みたいところ」では、我が新宿区は5番目に入っていたにも拘わらずである。毎月のように外国人の増減がどうなっているかを見れば、ここでは前月から一転して55人の増加となり、40,334人と4万人の大台を維持していた。これは区全体の人口の11.6%であり、昨年の12月と同じ比率だった。日本人は前月と同様で112人の減少で305,888人となっていた。「住みたい」と言うのは外国人なのかな。当方はまだまだCOVIDの感染を恐れてあまり新宿区内といえども出歩いていないが、ここ百人町/大久保界隈にも「インバウンド」の好影響?がち...2023年1月の新宿区の人口
井伊重之氏はお分かりではないようだ:週刊新潮3月2日号での佐藤優氏の対談で、産経新聞論説副委員長の井伊重之氏は佐藤優氏の「エネルギーミックスで電力の安定供給を図れ」と題した対談で、「一時期、話題となったバイオマスはどうですか」との質問に下記のように答えておられた。「日本が進めているウッドチップを海外から輸入して燃やす方式ですが、価格の高騰と円安でペイしなくなっています。そもそも海外のチップを輸入して発電するのが再エネかという問題があります。」のように。これに対して佐藤優氏は「森林を伐採するわけですからね」と言い、井伊氏はさらに「制度上ではそれでもよいことになっていますが、地球温暖化の防止にはならないでしょう」と言うのだった。20年近い間アメリカ最大の森林地600万エーカー(1エーカーは約1,200坪)を所...環境問題に関する残念な誤解
カタカナ語排斥論者のカタカナ語論:先ず敢えて申し上げて置きたいことがある。それは「カタカナ語論に興味か関心をお持ちの方は是非ご一読を」ということなのである。つい先日、ある方に「近日中にカタカナ語論を纏めます」と申し上げてしまった。だが、いざ纏めるとなればかなりな超長編になってしまいそうで、どのように処理すべきかに悩んでいた。そこで昨夜床についてから漸く考えが纏まって、長くなるのを覚悟で連作にすることでご理解願おうと決めたのだった。カタカナ語が日本語を変えてしまうのではないか:1990年の春頃から業界の専門誌にエッセー風の連載を開始した頃には「カタカナ語を話の中に混ぜて英語の単語をそのまま使う人を見かけるが、その人物は如何に知性と教養があるかをひけらかしているだけのキザな存在ではないか」のように表現していた...私のカタカナ語論
財界四天王って何の事:先週末に取り上げたこの去りし昭和の「財界四天王」の件は怖れていた通りの結果でブログでは見事に滑ったようで、アクセスは伸びなかった。それはそうだと思う、何分にも半世紀以上もの昔の話なのだから。そこでという訳でもなく、70歳代と60歳代の元は会社勤めの方に「財界四天王」のことを伺って見た。矢張り「知らなかった」と言われてしまった。どうやら残念ながら「温故知新」への貢献すらできていなかったようだった。私としては別に誇りに思っている訳でもないが、入社2年目頃の若手の末尾の社員の頃に、水野成夫社長には2度もエレベーターを乗り合わせたし、社内の理髪室で運悪く鉢合わせになって「何だ。青白い若いのがいるな」と声をかけられたこともあった。緊張で声も出なかった記憶がある。ここで訂正しておきたいことがある...2月22日その2温故知新とはなり得なかったようで
3月からは個人の判断に任せるのか:政府(厚生労働省)が屋外ではマスクを着用せずとも良いと発表されたと認識している。また、国内の航空会社は「飛行中の機内では乗客個人の判断に任せると」と決めたと報じられていた。在職中はマスクとは寧ろ冬の防寒具としては優れていると思っていた私は、屋外だろうと何処だろうと、この鬱陶しいマスクをせずに済ませるのだったら大歓迎だと思っている。そこで、昨日は国立国際医療研究センター病院(NCGM)循環器内科での60日置の定期診断の際に、主治医である医長先生に「私のような場合にはマスクはどうすれば良いでしょうか」と伺って見た。私はNCGMが新型コロナウイルス対策の総本山のような病院だと認識しているので、担当は違うがこの分野にも明るい先生にお尋ねした次第だ。先生の指示は「貴方の場合には矢張...マスクの着用を継続するかかどうかの判断
知らなかった事:ブレイキン:昨日だったか、この日本選手権だったかが開催され、シゲキックスという男性が三連覇したと報じられていた。これはBreakin’とやら綴る競技なのだそうだ。超後期高齢者の私でも、このブレイキンが24年のオリンピックの競技種目に入ったことくらいは承知していた。だが、そうと知ったときには「信じ難いほど嘆かわしいことだ」との思いだった。嘆かわしいと言うのには訳がある。それは、1990年に15年勤続を表彰された家内と共に本部に行った後のことだった。サンフランシスコの商社の支店を訪問して、ハイヤットリージェンシーホテルに泊まった。仕事から戻ってアメリカは初めてだった家内を案内してホテルの周りを散歩すると、直ぐ裏手の広場に人だかりがあった。何事かと思って近寄ると、アフリカ系の子供が何名かで見たこ...「そういう事とは知らなかった」と嘆いている
私がつい気になってしまうこと:DPRKのICBM発射:家内がこのニュースを見ていてポソッと一言「日本がH3ロケット打ち上げに何度も失敗していたのに、北朝鮮はICBMをあんな移動式の台から打ち上げていた。もしかして、こういう技術では北朝鮮の方が上なのかしら」と。私には否定しようもなかった。我が国では打ち上げ成功に期待して種子島にあれほどの人が見ようと押し寄せていた。失敗したとプロジェクトマネージャが記者会見で涙を流しておられた。心中察するに余りある。来月10日までの再打ち上げ予定日の前までに原因を究明すると語っていた。三菱重工のジェット機撤退と言い何と言い、気分が滅入ってしまう出来事が続いている。何とか「技術の日本」を再現させて貰いたいものだ。アルコール消毒:今朝も4時に起床して直ちに手を洗った。手を洗いな...私が気にする事柄
LGBTQ問題他:LGBTQの他に重要案件があるのでは:荒井前秘書官のオフレコ舌禍事件(?)以降、野党もマスコミも自民党内でも、この問題というべきなのか案件なのか判断出来ないが、非常に重要な事案になっているようだ。私はこの問題に疎いので、Qが追加されたことすら知らなかった時代遅れである。岸田総理も慎重に発言しておられた事が示すようにこれは適時に適正に処理しなければならないことだとは十分に解る。だが、私には現今の内外に問題山積の我が国からすれば、他にも喫緊の課題があるように思えてならなかった。事実、有本香氏は「憲法改正を優先すべきだろう」と夕刊紙で論じておられたそうだ。私には生活に密着する重要な問題として、電気料金等の物価上昇を如何にして抑えていくかの方を優先して頂きたい気がしてならないのだが、岸田総理がそ...最近一寸気になったこと
財界四天王の一人水野成夫氏が経営する会社に就職した:2023年の現在に「財界四天王」なといって、覚えておられる方がどれほどおられるかと危惧する。順序不同でいえば国策パル工業社長の水野成夫氏(東大卒で共産党員から転向)、日清紡績社長・桜田武氏、富士銀行頭取・岩佐凱実氏、富士製鉄社長・長野重雄氏だった。今でも当時の社名が残っているのは日清紡績だけだろう。私はその水野氏が経営する国策パルプのグループ企業で商事部門の日比谷商事に採用されたのだった。国策は水野氏が同じく共産党からの転向者だった南喜一氏と起こした大日本再生製紙と宮島清治郎氏の国策パルプと合併させて誕生した会社だった。水野氏は国策パルプの販売部門の会社にと、旧三井物産が解体された後で紙業課の有志が起こした三洋産業を買収して「日比谷商事」としたのだった。...1955年(昭和30年)のことだった
1951年からを回顧すれば:上智大学に入学した年だった:上智を志願するようになった背景は省略するが、お恥ずかしながら「カトリックのイエズス会の大学で、英語の教育が優れている」という程度の予備知識で入学した大学では、驚くようなことばかりに出会っていた。言うなれば「異文化との遭遇」だっただろう。それは誰か同級生が「幼稚園でもここまでやらないのでは」と形容したほどの規律の厳しさだった。後になって考えれば、二進法の思考体系である一神教のキリスト教の考え方でヨーロッパ人の神父様たちが運営されるのであれば当然だっただけのことなのだが、それはそれは厳格だった。規則の厳守:先ずは朝登校するときに制服である学生服を着用し制帽を被っていないと、校門に待ち構えている神父様に学生証を取り上げられ、学務課で当時の50円を納付しない...我が90年の回顧
まさか自分が90歳になるとは予測出来ていなかった:戸籍上で90歳となる1月22日が近付いてきた頃には、自分でも驚いたほど緊張していた。それは「考えてもいなかった90歳にまでなる日が近くなった以上、何とか無事にその日を迎えられると良いのだが」と考えただけでも緊張してしまうのだったから。しかも、3回もの心筋梗塞という既往症と、BNPの数値が常に200以上の異常値を示す慢性心不全に加えて、11月には前立腺ガンの告知を受けて治療が開始されていたのだから。その1月22日を何とか乗り越えて一安心だったので、その機会に2023年が私の90年の人生では、どのような年になっていたかを計算してみた。先ずは大学を終えて何とか就職出来た1955年から数えて68年目になっていた。結婚してからは60年になっていた。非常に苦労してから...全く私的な回顧談ですが
植田和男氏任命の報道が先行したこと他:先行した報道:報道によれば、この日本銀行総裁の人事は、総理が14日に国会に諮るという形で事前に流れていた。聞いた(見た)方は「そういう風に事前にマスメディアには知らしめられている性質なのか」のように勝手に解釈して、「それで良いものなのかな」と何となく気になっただけだった。所が野党は「聞いていなかった」と苦言を呈していると報道された。これも「何だ、そういう風に怒ることなのか」と聞いていた。新聞報道によれば、この植田和男氏起用案は岸田総理とその最側近と報じられている木原誠二官房副長官その他の限られた人たちの間で検討されたそうだ。産経新聞によれば岸田総理が「この人ならば」と決められた人事だとのことだ。私には国会に諮る前に野党と話し合う必要があるかどうかなどは解らないが、テレ...近頃気になっている事
日本銀行総裁の年俸は3,500万円:昨10日のことだった。毎度のことで何処の局か記憶はないが「日本銀行総裁の年俸は約3,500万円、内閣総理大臣が約4,000万円」と報じていた。そもそも余り高額ではないとは承知していたつもりだったが、こう言われてしまうと「余りに低すぎるのでは」と感じた。比較対照する先を上場企業(今なら「プライム」とでも言うのか)の社長さんたちでは、今日1億円を超えていても不思議ではないと認識している。都市銀行の頭取の地位におられる方で3,500万円の年俸という事があり得るだろうかとも思って聞いていた。内閣総理大臣にせよ日本銀行総裁にせよ、年俸の多寡でその地位を選ぶ方はおられないだろう。後難を恐れずに言えば「この程度の年俸では激職をこなし、国家と国民の為に働こう」という意欲を削ぎはしないか...2月14日その2日本銀行総裁の年俸
中国資本があらためて参入してきた:ここ新宿区百人町にも今年になって新たに中国料理店が店開きした。その場所はつい先頃まで韓国系の「パルパル(88)ドッグ」を売っていた店だった。その店名は某大学教授も私も「鴨」という字以外は読めなかった小魏鴨脖店(シャオウェイヤボー)で、鴨の首肉専門店であると、畏メル友RS氏が教えてくれた。RS氏の解説では「この鴨料理には骨が多くてあまり肉はありません。骨を口から吐き出しながら食べる物」となっていた。それでは、我々には何の料理か解らなかったも道理で、中国人は自国人たちに読めればそれで良いという看板とポスターのみを掲げて、日本人の客が来ることは最初から期待していなかったのだろうと察しがついた。彼は更に「習慣が日本人にはないのでいくら中国人が好きでも、日本人には流行らないかもしれ...中国人がじわじわと新宿区百人町に
「我が国には182万人の外国人労働者」の報道に思う:私は観光に来るとか定住しようとする外国人が増えることは、果たして歓迎すべき事なのだろうかと何時も疑問に思っている。昨12日にはそんな事を考えるニュースを見ていた「そう言えば2023年ともなれば、アメリカの会社に移って51年目になるな」など何となく思いつつ、NHKのBSのニュースを見ていた。そこに出ていた何番目かの項目が「22年10月時点で我が国には外国人労働者182万人」とあった。ザット言って我が国の人口の1.5%ほどだが、これが多いのか少ないのかは私には解らない。その内訳では最大がベトナム人で46万人、次が中国人の30万人、意外だったのは3位がフィリピン人の20万人だった。ここまでで過半数を占めている。ベトナムの人口は約1億390万人ほどだから0.5%...外国人労働者に思う事
「オフレコ」にしなければならないことは語らない方が:昨11日に某大学教授と毎月定例の放談会(懇談会としても良いか)を開催した。矢張り、最初に取り上げた話題が例の荒井前秘書官の発言だった。教授の見解は「毎日新聞が報じてしまったことはマスコミの倫理という点から見れば勿論宜しくないのだ。だが、今やLGBTQについては個人的にしても、何かあのようなことは言ってはならない雰囲気が醸成されている。従ってこの問題には触れない方が賢明である」となっていた。教授は更に「そもそも論としては政治家と権力の座にある方々は、オフレコであると断らねばならないような発言は避けるべきなのだ。普通の方が喫茶店で親しい間柄の人と気楽に語り合うことと、仮令オフレコと断ってあっても政治家が新聞記者を相手に何か語ることとは基本的に違うと認識してお...オフレコ
日銀新総裁に植田和男氏:昨日、このニュースを見て岸田文雄内閣総理大臣も、失礼な言い方になるが、端倪すべからざるものがあるなと感心した。それは、マスコミ辞令でも知名な評論家の中にも雨宮副総裁の昇任が決定的と断じておられた方があったにも拘わらず、誰しもが「アッ」と言いそうな経済学者の植田和男氏の任命を決められたからだ。岸田総理は「14日に国会に諮る」とは言われたが、覆ることではないだろう。マスコミの中には「サプライズ人事」としたところもあったが、私は彼らが好むこの軽佻浮薄にしか響かないカタカナ語の表現は採らない。第一、「驚き」などと言うのは失礼ではないのか。予測出来なかった不明を恥じるべきではないのか。マスメデイアも意表を突かれた所為か、Wikipediaを見ても、一部のニュースにあった「元東京大学経済学部長...岸田総理が大技を仕掛けられた
あの4名を逮捕出来て浄化が進むと良いのだが:私はフィリピンからの機内で、あの希代の悪の権化の如き4名を逮捕したことで、事が終わったのではなく、漸く始まったのだと思って見ている。彼ら詐欺団が海外から電話をしているとは承知していたが、あそこまで組織化して悪の限りを尽くしていたと詳細を知るに及んで「我が国でもかかる犯罪集団が出てくる」とは、想像の域を遙かに超えていた。彼らを確保したことで、これから先にあれと同種の手口の詐欺や強盗の事件が発生しなければ、悪人共を根絶したことになるのだろう。だが、模倣犯が出現しないとの保証もないだろうと危惧している。それは、マスコミの報道が余りに具体的に彼らの手口を報道してしまったからである。同時に感じたことは、SNSだか何だか知らないが、ITC化の進展と普及の「コインの裏側」で何...あのような広域強盗団が現れた背景に何があったのか
2月8日は動き回っていた:別に「限りある身の我が身試さん」という訳でもなかったが、昨8日は年甲斐もなく激しく動いたし、移動もしていた。私的なことばかりだが、その辺りを振り返ってみよう。朝はチャンと4時少し過ぎに起きて、新聞が配達される前に朝食の準備を負えていた。4時45分過ぎに新聞が来てから読み始め5時25分に終了して湯を沸かし、昨日はガーリックトーストの用意をして、家内用には紅茶で自分にはdecafのインスタントコーヒー。スライスト・バナナ入りのヨーグルトも忘れない。食後には何と12錠もの薬を服用。PCを起動してのブログの更新は6時半からだが、その前にアクセスを調べて何時も通りに落胆してからEmailのチェック。8時前に終了して身支度を調えて、新大久保駅前のバス停留所に向かう。国立国際医療研究センター病...90歳としては多忙だった
これが歓迎すべき現象なのだろうか:昨7日は所要があって今年初めての事で、新宿駅西口に出向いた。何故そこまで行かないと用が足りないのかと言えば、ここ百人町/大久保界隈からは既に何十年も前に銀行の支店が消えてATMだけになっていたし、日本人相手の店は次々に消えて行ってしまったので、食料品の以外の買い物と用足しはここを脱出せねばならないのだ。こう言っても、この不自由さの具体的な感じ方で解って頂ける方は少ないと思う。所用では毎度のことで京王百貨店に地下からエスカレーターで上がり1階を通り抜けるのだが、居ましたよ「インバウンド」様たちが店内にトローリーケースを引っ張って。更に、店外の羽田空港向けのバスの発着の場所の近くには、どう贔屓目に見ても低位の階層に属する白人の7~8名の集団が何か真剣な表情で語り合っていた。後...街は「インバウンド」で賑わっていた
「オフレコ」(=off the record)だったそうじゃないか
荒井勝喜前総理秘書官の発言に思う:このマスコミが大事件というか大失言として報道し、荒井秘書官が辞任した件を、昨日ジムから戻って点けたテレビがTBSになっていて、恵某が司会する「ひるおび」が出てきて論じていた。敢えて言うが、私は恵の何とも言いようがない軽さが好みではないので、この番組は見ないようにしているのだが。そこには、この荒井前秘書官のLGBTQについての発言を大きく取り上げて報道した、毎日新聞政治部長の佐藤千矢子氏が硬い表情というのか緊張感に溢れたというか知らないが、怖い顔で座っていた。隣には田崎史郎氏の顔が見えた。「何だ。系列会社の人を呼んだのか」と思って見ていた。ところが、話題は「何故、毎日新聞がオフレコ前提の10人ほどでの荒井氏を囲んでの会見の中で、問題とした発言を公開したのか」の経緯乃至は決断...「オフレコ」(=offtherecord)だったそうじゃないか
747さん、お世話になりました:今朝ほどのニュースで、最後の1機が「747」という図形(と言うのかな)を描いて飛んでいる画が出てきた。「そう言われて見れば、在職中にどれだけあの飛行機に乗ったことか」と懐かしく思い出していた。私は「ジャンボジェット」という愛称?が好みではないので、一度も使った記憶もないが、この飛行機の我が国での初飛行は1970年3月だったとWikipediaにあった。私が初めてアメリカに出張したときの1972年8月には、羽田から今は存在していないPANAMの737でサンフランシスコに向かった。75年3月にウエアーハウザーに転じてからは、成田/シアトル便はノースウエスト航空(現在のデルタ)を利用するようになって、747に乗るようになった。大きいとか凄い飛行機であるとか言う前に、シアトルまで8...ボーイング747の製造が終わった
彼ら広域強盗団の首魁が何故「ルフィ」と称するのか:時代に遅れたとしか思えない当方には、「ルフィ」とは何のことかサッパリ解らなかった。テレビも新聞も不親切で、何らの説明もなくただ「ルフィ」と言うだけだった。尤も、この嘆かわしい強盗団が存在していて、彼らが外国の収容所の無秩序振りを利用して指揮していていながら、我が国の警察権が及ばす、放置(していた訳ではないだろうが)されていたことの方が重大で深刻な問題だろう。昨日だったか、何処の何方だかも解らないテレビ的な有名人が「全巻愛読してきた『ワンピース』の主人公をこのように悪用するとは許しがたい」と嘆いておられたのを聞いて、「アニメ」とやらから取ったものだと初めて知り得たのだった。尤も私は「アニメ」などという世界の事情の知識は皆無だし、「ジブリ」だと言われても「そう...2月5日その2マスコミは不親切だ
だからカタカナ語は怖くて面白おかしい:昨日のことだった。またまたカタカナ表記のおかしさと面白さを味わう機会があった。確かニュース番組だったと思うが、幕が張られている画面に“Lithium”という字があった他に、Toyotaとあったと一瞬見えた。そこで、トヨタである以上、EVの肝である「リチューム電池」のことかなと想像を逞しゅうした。実は、私はその瞬間まで「リチューム」の綴りに全く何の関心もなかった。そこで、確認の為に調べてみた。言い訳めいたことを言えば、自動車に余り関心がなくEV騒ぎ(?)も電力不足に悩む国でどうやって推進する気かと批判的だったので、リチュームとは何かなども気にもかけていなかった。辞書で確認すると、綴りは“lithium”で「アルカリ金属」とあった。そこで「なるほど、この単語をカタカナ表記...“lithium“だったとは知らなかった
櫻井よしこさんは説く:誠に物騒な件名にしたが、2年後は兎も角、この危険性がないと真っ向から自信を以て否定出来る方が、そう沢山おられるとも思えないのが怖いのだ。これは、週刊新潮の2月9日号の櫻井よしこさんの連載コラム「日本ルネッサンス」から引用したものである。私は桜井さんの宣伝係ではないから、記事の詳細を引用する気はない。関心がおありの方はご購入を。櫻井さんは本文中で、アメリカの航空機機動軍司令官のマイケル・ミニハン大将(余計なことを言うが、Michaelの正確な発音は「マイクル」なのだ。櫻井さんともあろうお方が、こんな所でマスコミに迎合されるとは)の「2025年、中国は台湾に侵攻し、米中は戦争に突入する」と部下に宛てたメモの中の発言を、1月27日にNBCテレビがスクープしたものであると指摘しておられた。私...2025年に米中戦争が
「ビジネスマンの服装学」から言わせて貰うと:矢張り、もう一言も二言も言いたくなってくる。それは「ネクタイとは服装をキチンとしようと意識する人たちは、好い加減な選択はしないし、等閑に出来ないもの」であるのだ。その意味は「高価な物」や「一流と認められているブランド品」をしていれば良いという事ではなく、その場の服装に適した調和が取れているか否かが問題なのだ。解りやすいと思う例を挙げれば「3万円のスーツに、非常に高価なジョルジュアルマーニやブルガリのネクタイではチグハグだ」という事。即ち、先日取り上げた「ビジネスマンのあるべき服装」では色彩を同系色は1色と看做して、上から下の靴までを3色以内に纏めるのが好ましいのだから、ネクタイの色にも十分に配慮せよとなるのだ。それに加えるに「着こなし」という要素も入ってくる。ど...2月3日その2再び岸田翔太郎氏について
21万人の高校生は青山学院大学を第1位に選んでいた:昨2日の夕刻にまた鳴っていたので「来たのか」と開けば、GoogleからのJSコーポレーションが23年1月に21万6,781人の高校生に聞いた進学希望先の調査結果だった。矢張りと言うべきか何と言えば良いのか、私立大学の第1位は青山学院大学だった。この結果は高校生たちが数多の調査の結果から青山学院大学が優れた大学であると認識して希望したのか、この大学が優秀であると広く認識されたかの何れか、あるいは両方かと感じ入っていた。そこで、私には扱いにくいスマートフォンの画面から拾い上げた、私立大学の上位20校を列記してみようと思う。第1位は青山学院大学、2位は近畿大学、3位は慶應義塾大学、4位は明治大学、5位は関西大学、6位は早稲田大学、7位に上智大学、8位には中央大...また,らくらくスマートフォンが鳴ったので
「時代感覚の問題かな」とも感じた:昨今、岸田文雄内閣総理大臣の秘書官・岸田翔太郎氏の外遊中の行動が世間を、じゃなかったマスコミが騒ぎ立ている。この流れを見ていて、聞いていて先ず感じたことは岸田総理の時代感覚であり、「何故、世間の評判に気を配らなかったのな」と思わずにはいられなかった常識の問題等々、色々なものがあった。それらについての私のどのように受け止めたかを取り上げてみようと思う。岸田文雄氏は気配りの人だったのかな:「国の内外に出掛けて親族や友人知己にお土産を買って帰るという習慣(文化)」は我が国独得である感が濃厚だ。とくに、戦後に難しい制約条件もあって長い間外国に出られなかった我が国では、アメリカ等の外国からの珍しくて高価で貴重なお土産を貰えれば、感激したものだった。特に、我が国にはこれまた独自の文化...岸田文雄氏と翔太郎氏父子に思う事
今時、百貨店の閉店がニュースか:「昨日を以て50数年の歴史を持つ東急百貨店本店が閉店した」という件を、各テレビ局が如何にも重大ニュースであるが如くに採り上げていた。忌憚ないことを、後難を恐れずに言うと「21世紀の今日、こんな事がニュースだと思って報じる感覚を笑う」のである。一方では、彼らは立川高島屋も閉店し、それを惜しむ記者が街頭でインタービューした女性に「あの包装紙にくるまれた贈り物を貰うと感激」というような大時代な事を言わせていた。敢えて言うが、私が「百貨店という大規模小売業という業態は滅亡の方向にある。何故ならばスーパーマーケットが急成長し、専門店が増え、海外のブランド品が自前の店舗を持つようになった上に、定価でしか売れない(売りようがない)百貨店が豪華であるということ以外に魅力が乏しくなってしまっ...東急百貨店本店が閉店した
1月31日 その2 「アジアの諸国の実情を知らなかったのだろうか」の改訂版です
マスコミはアジアの諸国の実情というか現実を知らなかったのだろうか:私はマスコミが「広域強盗団の首魁がフィリピンのマニラの収容所から指令を出していたようだという、この近頃世間を非常に騒がせている広域強盗団の在り方を如何にも初めて知ったかのように報じている」のには疑問を感じざるを得ないのだ。では、何が疑問なのかと言えば、彼らはアジア諸国に駐在の記者(特派員では余りに時代感覚に欠けると思う)を置いているのだから、各国の治安というか安全保障というのかの実態を知らないはずはないと思うのだ。彼らは何らかの形で伝えておかなかったのは責められても仕方がないと思う。私は海外の事情を経験するという点では多少晩生(オクテ)で37歳になった1970年に初めて東南アジアの4ヶ国に出張する機会を得た程度だった。なお、韓国には1971...1月31日その2「アジアの諸国の実情を知らなかったのだろうか」の改訂版です
マスコミはその実態を知らなかったのだろうか:私はマスコミが「広域強盗団の首魁がフィリピンのマニラの収容所から指令を出していたようだという、この近頃世間を非常に騒がせている広域強盗団の在り方を如何にも初めて知ったかのように報じている」には疑問を感じざるを得ないのだ。では、何が疑問なのかと言えば、彼らはアジア諸国に駐在の記者(特派員では余りに時代感覚に欠けると思う)を置いているのだから、各国の治安というか安全保障というのかの実態を知らないはずはないと思うのだ。彼らは何らかの形で伝えておかなかったのは責められても仕方がないと思う。私は海外の事情を経験するという点では多少晩生(オクテ)で37歳になった1970年に東南アジアの4ヶ国に出張する機会を得た程度だった。なお、韓国には1971年に出張の機会があった。これら...アジアの諸国の実情というか現実
迷惑メールの襲来は第8波と共に減っていくのか:今回もこの毎日大量に押し寄せてくる迷惑メールの状況を取り上げてみようと思う。正直に言えば、毎朝PCを起動させて「さて、今日はどのくらい来ているのかな」と興味を持ってOCNが送ってくれる「ブロックしたリポート」を開いているのだ。毎回述べてきたことで、このOCNの有料サービスを利用すれば、何百本来ようとも一括された表になってくるから、内容を一覧してから一括して削除すれば済むこと。その数は恰も第8波がどうやら終息に向かっていて「感染者は前週の同じ日よりも減少」とのと同様に、迷惑メールの本数も今月の中旬から順調に減りつつあるのだ。即ち、今では「今日はどれほど減るのかな」という興味も出てくるという気分にさせてくれえいる。具体的に言えば、昨年12月は漸増傾向を辿り、今にも...1月30日その2迷惑メールの状況
進学高校の生徒が選んだ大学は:私は後期高齢者の範疇に入れられるようになってから、何時の間にか大学や高校や偏差値等の調査に興味と関心を持つようになり、その関連のニュースをネット上で読むとか検索をするようになっていた。インターネットの事情に明るい人物に聞けば、Google等はこういう傾向を調査するようなシステム(と言うのかな)があるので、その結果に従ってその関連の情報を送り込むのだそうだ。それかあらぬか、昨日はらくらくスマートフォンが鳴ったので開いて見ればGoogleには、時事通信が「大学通信」が世に言う進学校624校で生徒たちが希望する進学先を調査した結果が送られてきていたのだった。「またか」とは思ったが「どれ、どれ」とばかりに読んでみた。そこには一寸意外な結果が出ていた。それは上位10大学には多くの調査で...「大学通信」の調査によれば
脚を組みポケットに手を入れるのは:時事通信は「岸田総理の側近には・・・」と、私が取り上げた疑問点を報じていた。その中で木原誠二官房副長官の態度は動もすると傲慢と見られがちで、特に他人様の前で脚を組むことが非礼であるが如くに扱われていた。その脚を組むことについて木原氏は「欧米では一つの流儀」と回答。」と答えたそうだ。私はこの「脚を組むこと」については、ウエアーハウザーで私より1年後にA総合商社から転進してきた、業界で鳴らした腕利きで、非常に英語力が高いことで知られていたニューヨークとカナダのヴァンクーヴァーで合計10年ほども駐在経験の持ち主のF君が示したことを取り上げたい。それは、彼が本社のマネージャーがお客様の目の前で脚を組んだことを厳しく叱責した言うなれば驚きの出来事だった。私は今でも鮮明にその時の様子...1月29日その2木原誠二官房副長官は態度が悪いのか
近頃の大学の評判を考える:私はBSTBSが土曜日の朝4時45分から流す「名曲ミニアルバム」を好んで見て(聴いて)いる。その訳はコーラスをする(流行歌手たちとは違って)キチンと発声の勉強をした男女の規律正しい歌い方が好ましいのと、我が国古来ではなかった、大正から昭和の良い歌を歌っている人たちの無我の境地に入ったというの、あるいは恍惚とした表情に魅せられているからなのだ。その「名曲ミニアルバム」では、昨日故ペギー葉山(青山学院高校出身)が歌ったので人気が高かった1964年の曲「学生時代」が出てきた。これは平岡精二が作為作曲していたが、何十年振りかでこの歌詞を聴いて「なるほど、青山学院大学が高校生の間でも社会人を調査しても、非常に人気も評価も高い訳は、多分この辺りにあったのではないか」と想像していた。それと言う...蔦の絡まるチャペルで賛美歌を
広域強盗に思う:全てのコイン(硬貨)には両面がある:この件は昨日「我が国の治安の悪化現象か」と題して取り上げたばかりだが、事件の詳細が報道されるにつれて「両面性」が際立ってきたと思わせられている。言ってみれば「如何なる作家も思い描けなかった脚本」のようなのだ。だが、その前に「なるほど、そういう事が起きていたのか」と痛感させられたことを取り上げておきたい。それは「フィリピンで入管の収容所に留め置かれている強盗団の首魁が看守に賄賂を渡し、SNSを使って実行犯を募集して指示を出していたこと」なのである。私は20世紀中に「携帯電話は今世紀最悪の開発商品」と論じて「文明の利器を非難するとは」と非難攻撃された経験があった。同様に「スマートフォンは21世紀で最悪だ」と断じてあった。スマートフォンという良貨の裏面には:そ...現実の出来事はテレビドラマよりも凄い
気になる話題を:森喜朗元首相:岸田政権がウクライナにあれほど肩入れしている状態に懸念を示しておられたそうだ。解説では「森氏は在任中にロシアとの国交に注力されたので、自分が築き上げた関係が崩されていくのは決して愉快なことではないので、あのように言われたのでは」となっていた。私には何となく裏の読み過ぎのように聞こえた。私はロシアというかプーチン大統領のあのウクライナ侵攻は決して宜しくないと思うが、ウクライナが交通事故の診断にあるような「10ゼロ」のように正しくて100%ロシアが悪いと立証されているのかなと、何らの具体的知識もなく何度か述べてきた。断っておく必要もないと思うが、一般人である私はマスコミ報道だけからしかあの侵攻問題などを判定出来ないのだ。故に、某元大使が指摘された「返り血を浴びるような制裁を科すと...最近のニュースから
90歳に達して「運」と「運命」を振り返って考えてみた:先日、湘南中学以来の級友(即ち、同期生)と90歳になった事を語り合ってみた。彼は70歳代後半になって庭仕事をして腰骨を粉砕骨折して長期療養せざるを得なくなった後では肺癌を患うなどして、今では杖なくして行動出来ないと言いながら、明晰な頭脳は変わっていない。私は「この年齢にまで達し得たことは有り難いと思うが、これほど頻繁に命に関わる病気ばかりでは」と嘆いてしまった。彼が言うには“「人生僅か50年」の時代から今や「100歳が当たり前」と言わんばかりになった。長生きすれば短命の時代とは違って大病に罹るのは仕方がないことだと思うべきでは”なのだった。彼は更に「君は幸運だと思うべきではないか。それは奥方が健康で二人で暮らせている事を言う」と指摘した。それと言うのも...「運」と「運命」の考察
2022年12月の新宿区の人口は前月比556人の減少で346,279人になっていた:ここ東京都新宿区は有り難いと言うべきか不思議とすべきか、一昨日から大寒波の襲来で万全の注意と事前の準備を怠らないようにとマスコミが懸命に報道し且つ警告しているにも拘わらず、2日前に朝方ほんの少し雪のようなものが降っただけで、特に耐えがたいほど寒いとか何か生活に支障がある現象が起きていなかった。このコンクリート建築の我が家の今朝4時の室内の温度は19度、湿度は30%には下がっていたが、空調を動かせば直ぐに22度ほどに上がってきていた。「矢張りこの住宅の構造は有り難いな」と痛感させられた。それでも昨24日は外出もせずにジッと安全を期して部屋に籠もっていた。午後には1階の郵便受けまで降りてみると、冷たい風の所為か建物の中でも体感...2022年12月の新宿区の人口
インサイダーの一人だった私がアメリカを語る:私は少なくとも22年間もインサイダー(insiderで、ジーニアス英和には「内情に明るい人、消息通」とあるが、そんな程度ではないと自負している)としてアメリカの会社に勤務してきたし、上はCEOから労働組合の幹部たちともマスコミが言う「ファーストネームで呼び合う間柄」になっていた。大体からして本部の機構に所属する者が、合同組合員と接触することそのものが例外的な国なのだ。管理職たちの家庭にも普通のことのように入っていったし、奥方や子供さんたちとも交流していた、英語でね。そこで、彼らの礼儀作法にも、言葉遣いにも、習慣にも、仕来りにも触れることができていた。ここで何が言いたいのかと言えば「私が長い間身を置いてきたアメリカのビジネスの世界と、彼らの家庭を通して見たり聞いた...私がアメリカを語れば
貴景勝の微妙な優勝に思ったこと:深読みというか「裏」を読みたがる私にとっては、昨日に千秋楽を迎えた相撲は、それなりに「面白かった」と思わせて貰えた。私は「相撲とはスポーツではなく興行だ」と決めつけているが、その根拠の一つに「千秋楽」という言葉を使っていることを挙げたい。それは、広辞苑には「千秋楽とは演能の最後に日に千秋楽(終わりにある文句)を謡ったことからとも言う」演劇・相撲などの興行の最後の日」とある事も示しているともう。柔道の大会で決勝戦の日を千秋楽とは言っていない。先場所で私が最も興味深く見ていたことは「相撲協会が横綱も大関も一人しかいなくなった事態をどのようにして解消しようと試みるか」だった。具体的に考えれば「どうやって貴景勝の昇進を横綱審議会(だったか?)の議題にかけられるまでの成績を挙げさせる...矢張り相撲は面白かった
此の世では望まなかったことは達成出来るもののようだ:大学1年のことだったか、苦手とする物理の神父様ではない日本人の教授が「此の世では、若いときには何としても達成したいか、手に入れたい夢のようなことがある。だが、そう心から望んでいるときには達成出来るとか手に入る事は滅多にない。だが、不思議なことに、そんな事をすっかり忘れて「達成しようとも、達成したいとも、達成出来るとも考えなくなったときに、それは思いがけずにアッサリと出来てしまうものだ」と聞かされたことがあった。実は、何を隠そうこの私は英語が話せるようになるべく、GHQの秘書の方に厳しく教えて頂いた後の高校の頃と、大学1~2年の頃には、アメリカは何とかして出来ることなら行きたい、行ってみたい“landofdream”だった。だが、その希望も夢も叶わずに大学...卒寿に達して思う事
経済は激しく回っているだろうなと痛感:だが、あれほど超後期高齢者を圧倒していた東京都心の賑わいでは、COVIDの第8波など収束する可能性は限りなく低くなりはしないかと少し怖い思いだった。土曜日で晴天であったことも後押ししたのだろうが、有楽町駅前から豊洲に向かった東京随一の繁華街だと思う町並みの人出は想像以上で、恐らくCOVID以前の活況を見せていたと思う。何処の駐車場に入っても満車の状態で、話は違うが「我が国はもしかするとアメリカ以上の車社会か」と感じていた。最初に新大久保から山手線で降り立ったのは懐かしき有楽町。満員の山手線の電車内では何とか優先席を確保して座っていた、高齢者らしく。目的地は新国際ビルなのだったが、その前に在職中には「人生の半分は過ごしたのではないか」と冗談を言った新有楽町ビルを通り抜け...卒寿の東京見物
相撲は面白いのだ:先ず誤解されないように確認しておくことがある。それは「私は相撲をスポーツの範疇に入れるのは誤りであり、あれは江戸時代から連綿と続く我が国独得の歴史と伝統がある『興行』であるのだから」と長年主張してきた。また、President誌上で大前研一氏が「公共放送などを自任しているNHKが昼間から下位の取り組みまでを中継放映するべきか」と批判しておられたのも、尤もだと思わせられた、娯楽の部類に入れたい性質なのだ。このように私は相撲に対して否定的なのだし、実際に最後に見る機会があったのは「桟敷」からで、それも偶然に招待して貰えた1994年1月のことだった。その際あらためて感じたことは「この興行は飲食を楽しみ、お土産の品物を頂戴する傍ら取り組みも見るような仕組みになっているのか」だった。それに、否定派...相撲否定派が「相撲」を語ろう
総合商社希望とは「我に七難八苦を与え給え」か、と思った:去る18日に産経新聞社がワークス・ジャパンと調査した2024年卒業予定の大学生の就職希望先を調査した結果を発表していた。予想通りに文系の学生の総合では伊藤忠商事が第1位だったし、文系女子でも伊藤忠商事だった。私には最早商社の中のリクルーターたちの声を聞ける機会もないが、学生たちがどのような物の見方と、個人の希望と、会社という存在をどれほど理解し認識した上で、総合商社を選んだのか訊いてみたい気もする。生産現場の勤務がある製造業の会社を希望しない学生が増えたという流れは、もう覆しようもない所まで来ていると認識しているが、「文系総合」の上位10業種には製造業は1社もなく、伊藤忠商事、住友商事、三菱商事、三井物産という順番で4社が入っていた。他には損保ジャパ...大学生の就職希望先の調査を見て思うこと
服装学の細部を語ろう:アメリカ人の会社に入って「服装」について見えてきた事はと言えば「その地位に相応しい服装が求められている」という事だったと思う。「そんな事は当たり前だろう」と言われるかも知れないが、それが先頃詳細に述べた“ANewDressforSuccess”(邦題「出世する服装」)にあるような細かい決め事なのだ。簡単に言ってしまえば「あのような決め事に従って、上に行けば行くほどそれなりに服装に気を遣うし金もかけていくようになる」のである。それと共に気をつけなければならないことがある。その一例を挙げておくとジョン・モロイは「黒いコートを着てはならない。それは支配階層のものではないから」としている。「そう言われて見れば、そうだな」とは感じていたが、アメリカは車社会の国なので、冬場でもコートを着て外を歩...続・ビジネスマンの服装学
アマゾンが時代を変えてしまったのでは:つい先日、息子が手配してくれたことで、初めてアマゾン「置き配」を経験した。無闇に大きな段ボール箱だったが持ってみたら軽かった。中を開ければ大きすぎる箱に大量のざら紙を丸めて緩衝材にした品物が入っていた。当方は段ボール函には詳しい訳ではないが、アマゾンが常備していると思う既製品の箱に丁度良い大きさのものがなかったので、こうせざるを得なかったのだろうかと察した。私のように旧世代に属して、70歳になってから止むを得ずPCを導入して仕事をするようになり、一昨年に一念発起してスマートフォンに切り替えたようなのでは、買い物とは予め市場価格を調査してから店に出向いて品物を見て触れて、宜しいと判断出来てから現金を払うという順序立てになっていた。しかしながら、ICT化やディジタル化が進...アマゾンの成長・発展・普及に思う事
今昔の感に堪えない統計だった:この度、アメリカの紙パルプ技術協会(TAPPI)が発表した世界の上位75社の詳細が、紙業タイムス社の「FUTURE」誌23年1月16日号に掲載された。一読しての率直な感想は「今昔の感に堪えない」なのだった。それと言うのも、以前は常に上位にあったWeyerhaeuserの名は最早見えなくなっているし、多くのアメリカのメーカーの社名を見ると「はて、これは何処と何処の合併だったか」と混乱するばかりになってしまったのだから。それもそのはずで、私がリタイアしてから今年で29年目になったし、その間にアメリカというか世界の紙パルプ産業界では壮烈な「業界再編成」が急速に進んだのだから。その結果というか何と言うか、世界最大の製紙国は中国であり、アメリカが2位で我が国は3位なのだ。またこの統計を...2021年度世界の紙パルプメーカー上位75社
私の「ビジネスマンの服装学」:以下は15日に掲載した「アメリカの現場で学んだ服装学」を加筆訂正したものと思ってお読み頂ければ幸甚である。私はアメリカの典型的な上流階級でありビジネスの世界を支配する階層の人たちの会社で22年以上を過ごしたので、彼らからその厳格な服装学を現場で学ぶ事が出来たという事。今や今や忘れてはならない事は「アメリカのこれという企業では、最早管理職にまで生き残る為にはMBAは最低の条件であること」なのだ。それも、州立大学ではなく、授業料だけでも年間5~7万ドル(総額では年間に15万ドルにも達すするかも)にも達する東海岸ならばIvyLeagueで、西海岸に来ればスタンフォード大学や州立ではあるUCのバークレー校のビジネススクールの修士号でなければならない。という事即ち、それほどの四大から大...1月16日その2ビジネスマンの服装学
アメリカには「エルメス」はなかった:アルファベットを使っているアメリカやヨーロッパの諸国では、我が国には独得のローマ字読みがあるのと同じで、その国独特の読み方があるので面白い。先日も我が国の紳士たちが尊重されるフランスのブランド“Hermes”(=エルメス)をアメリカではアッサリと英語読みで「ハーミーズ」となっている事を取り上げたばかりだった。言ってみれば「所変われば読み方も変わる」のである。一般論として、アメリカ人たちは平気でアメリカ語式に読むのだから、“ChristianDior”は「クリスチャン・ディオーア」になってしまう。同様に“Gucci”を「グーシ」のようにいう人は多い。こういう調子だからRoppongi(六本木)は「ロッパンジ」になってしまうし、大坂なおみ(=OsakaNaomi)は「オサー...所変われば品変わる
アメリカの支配階層から学んだ服装学:彼らの中で20年以上を過ごしたお陰で「ビジネスマンの服装学」と「お洒落」は「同じ事では」と見ている方もおられるかと思うが、実は全く別の事であると悟った次第だった。確かに、お洒落の要素は十分に入っているが、それと規範とは別個な事であると言った誤りではないだろう。アメリカのビジネスの世界の仕来りを知らなかった始めの頃は、ただ単に色彩感覚を豊富に取り入れるとか、ブランド物を着用するとか、ブランド品のロゴマークをひけらかす事がお洒落であり、一流のビジネスマンの証しになると信じていた。それは、例えば近くに寄って見れば直ぐにそれと解る、高価なフランスのHermes(「エルメス」だが、アメリカの発音は「ハーミーズ」だ)の多色で細かい柄が入ったネクタイを愛用するような事。では、いきなり...続・私が20年以上もの間に内側で経験したアメリカを語ろう
飯田亮氏は湘南中学の同期生だった:セコムの創立者・飯田亮氏が亡くなったと報じられた。先ずはご冥福を祈りたい。一部の報道では飯田氏は湘南高校の第27期の出身で、同期には故石原慎太郎君や故江藤淳氏(本名江頭淳夫で、エガシラと読む)がいて、江藤氏や石原君とは親交があったとなっている。26期生の私としては、少しばかり事実誤認というか混同された報道だと思う。それは、我々26期生は昭和20年に湘南中学に入学したのだったが、進駐軍による学校制度の改革(私見では改悪以外の何物でもない)で昭和23年に湘南高校にされてしまったので、今で言う中高一貫で同じ学校に6年間通う事になった。だから、私は同期であれば顔も名前も知らない者などないと信じていた。だが、飯田亮氏は知らなかった。だが、1980年頃だったかに、同期で紙流通業界大手...セコムの創立者・飯田亮氏逝く
中国の真の狙いを先読みすれば:本日は13日の金曜日だが、それを云々するアメリカでは“TGIF”=“ThankGod.It’sFriday.”などと言って、週末が来た事を神に感謝するのだ。所で、昨12日のPrimeNewsには「陰謀論」(中央公論新社刊)の著者にして京都府立大学准教授・秦正樹氏が登場して陰謀論を語っておられたので、超後期高齢者は9時過ぎまで寝てしまわないように懸命に堪えて拝聴していた。なお、この番組は対談形式で日本大学危機管理学部の先崎彰容教授が出ておられた。司会の反町理が纏めていた「陰謀」とは「何か出来事があると、その事が生じた裏に潜む何かがあると考える事を言うのだ」だったと思う。前置きばかりになってしまったが、この考え方に従って、この度中国政府が我が国と韓国に対して露骨に入国を禁止するヴ...「陰謀論」を考えてみれば
ビジネスマンの服装学:この話題は私以外に余り語った人がおられないのではと、密かに自負しているものなのだ。だが、アメリカでは現在はどう変わっているか想像も出来ないが、リモートだのオンラインの時代になってしまっては、最早出勤時や重要な取引先との会談にどんな服装で行くべきかなどと悩まなくても済むのではないかと考えている。ではあっても、折角彼らの世界での経験から学習した事柄を振り返ってみよう。「ビジネスマン」などと書き出したが、私が在職中の1990年代でも既にアメリカはPC(パソコンではない、ポリテイカル・コレクトネスとやらの事)でbusinesspersonと言えなどとなっていた。我が国ではほぼ常識として英連合王国(UKであり、イングランドはその一部に過ぎないのだ)こそが、紳士の国で会社員の服装についても厳格な...私が20年以上も内側で経験したアメリカを語れば
如何にも大国・中国らしい対抗措置だなと受け止めた:昨日から中国政府が在日大使館と韓国での大使館での、中国への渡航のヴィザ発給を停止した件が、マスコミ報道を賑わしている。外務省は遺憾の意を表明したと報じられていた。中国政府は既に我が国と韓国の中国からの入国者に対する水際での対策というか措置を強化したことに対して、毎度の事ながら報道官が「相応の対抗策を採る」と公式に表明していたので、私には「なるほど。こういう手で来たか」という程度の驚きはあった。報道によれば、中国政府の表明には「期限等々の具体的な内容が明らかにされておらず、中国に拠点を設けている数多くの企業や留学予定者等は困惑し、対応に苦労している」とある。私は「我が国の政府は西側諸国というか非専制国家群の一国として、中国(及びロシア)に対してはその居場所に...中国政府はヴィザ発給停止措置に出てきた
何となく不安になる材料が多いのだが:COVIDの第8波:連日のように全国で感染者が増えて、亡くなる方が増えていると報じられている。だが、その一方ではニュースを見聞きしていれば、「3年振りに」が付く催し物の再開が賑やかに取り上げられているし、インバウンドの増加で観光地が賑わい、空港が活気を呈してきていると知らされている。スポーツの観戦では「声出し応援が解禁された」と手放しで喜んでいる。何となく「それで良いのかな」と感じてしまうのは何故だろう。いや、「何故か」などと言うのは愚かなことで、景気不振と賃金の低下傾向が続き、悪かった円安は未だ130円台にまで高くなっただけでは、政府も「事ここまでとなれば、何として経済を回そう」と割り切ったのだろうと考えて、異を唱えるまでもないだろうと思って静観している。だが、世界の...今週のニュースから
帝京大学が勝って安心した:私の偏見ではないかと思われそうな話になるかも知れないが、昨8日は帝京大学対早稲田大学の決勝戦をやや緊張して見ていた。と言うのは、既に見てあった準決勝戦2試合の結果では、どう考ええても帝京大学の圧倒的優勢は動かないと思っていた事と、私自身が早稲田大学のラグビーのファンではないからである。それだけではなくて、新聞やテレビの論調は、対抗戦では帝京大学にも明治大学にも負けて3位に終わった早稲田大学が奮起して王座を取り戻す壮烈な戦いに期待しているかのようだったから。私はそうとは見ていなかったが、そうなってしまうかも知れない早稲田大学の運動部の「精神力の強さ」を、70年以上もの昔から見てきたからだ。ここからが私のNHK他の報道機関に対する偏見というか反感とも言われそうな考え方で、彼らは「ラグ...1月9日その2大学ラグビー選手権決勝戦観戦記
人口が増えないどころか減っているからでは:人口問題:「何故、我が国は一向に成長せず、景気も回復しないのか」と「何故、賃金が上昇しないのか」を、銀行OBの級友(旧友)と語り合ってみた。アナログ時代の二人が導き出した結論は簡単で「我が国では人口が減っているからだ。単純に考えてアメリカの景気が好調なのは人口が1990年代から(その構成は別にして)一気に30%近くも増えて3億3,000万人にも増加したからではないか」だった。即ち、トランプ前大統領が政策であれほど嫌って見せた南アメリカ等からの非合法を含めた移民が急増し、その他にも世界から理想の楽園だと思って発展途上国やって来る流入人口も増えれば、何が何でも需要も増えただろうし、それに対応する生産設備への投資が雇用を増やしただろう。1980年代にニューヨーク支店に勤...何故我が国の経済が成長しないのか
「真の意味での投稿はしません」であるべきだった:昨7日は、言わば茫然自失の状態に陥り、私が旨としてきた「毎日更新」が出来そうにはなかったので「休載します」と述べたのにも拘わらず、現実には更新していたではなかったかと反省した。言葉遣いに対する厳格さを自負していた当人がこれでは恥ずかしいと思っている。と、ここまで反省して感じた事があった。それは、矢張り私は英語から離れられないので、以前にあるノーベル賞受賞者が授賞式会場での演説の冒頭に「“IcannotspeakEnglish.”だからここから先は日本語で」と切り出されたのを「それでは英語で話しておられる。矛盾している」と指摘した事だった。思うにこの先生が言われたかった事は「私は英語を得手としていません」か「私は英語力が下手なので」だと思っている。「話せません...1月8日その2「休載」は誤りでした
漸く頭が回転した:昨日は「アメリカがキリスト教(プロテスタント)の国である」との経験談が、ブログでのアクセスが史上最悪に近い状態だった事に衝撃をうけて思考停止状態に陥っていた。今朝になって漸くその逆境から立ち直れたので、雑感を纏めてみようと思い立った次第。エーザイの新薬をFDAが承認:本8日は何時もの通りに朝4時6分過ぎに起床していた。何局かのテレビのニュースを見れば「エーザイのアルツハイマー病の進行を遅らせる年間360万円もする新薬をFDAが承認したこと」を採り上げていた。私はこの快挙(なのだろうかと思う)よりも、インタービューされた内藤社長が「早く我が国内でも承認されるよう申請する」と言われた方が、強烈に印象的だった。「なんで、アメリカが先に認めるの」なのである。最近のCOVID対応で我が国の製薬会社...1月8日の雑感:
昨日の「キリスト教(プロテスタント)の国で経験した事:」へのアクセスが最悪の部類の少なさだったのは、我と我が身の至らなさだったかと大いなる衝撃を受けて、本日は全く発想が湧いてこないので、残念ながら休む事にします。一日かけて、何処が至らざる点だったかを反省して出直します。真一文字拝休載します
キリスト教(プロテスタント)の国で経験した事:私は既に大学1年の時に宗教学を最低の点で単位を取れた不勉強な学生だったと回顧してあったが、今回はアメリカの内側に入って出会ったキリスト教関連の出来事を振り返ってみようと思う。恐らく、誰もがアメリカに行って経験できることではないと思っている。私はキリスト教で言う「神観念とは」くらいは少しだけ心得てアメリカ人の中に入っていった。私が最も親しくしていた業界の専門出版社の編集長は「彼らの思考体系では神は存在するという事すら議論の対象にはならないのだ」と喝破していたように、彼らの二進法的思考体系の基礎をなしているのが「神の存在」であると考えるようになった。言葉では上手く表現しにくいのだが、アメリカの文化を何とか理解し、彼らと親しくなっても、最後に突き当たるフワッとしてカ...続・私が内側に入って20年以上経験したアメリカを語ろう
*私が内側に入って20年以上も経験したアメリカを語ろう #3
学歴が重要なビジネスの世界だった:私はこれまでに何度か「アメリカの会社に外国人で、MBAでもなく、40歳に近い年齢で転進したのは誤りだった。事前にあのような世界だと承知する機会があれば、転進はしなかっただろう」と回顧した事があった。その高学歴、即ち大学院の課程を修了して「マスター」の学位を持っている事が、1972年頃でも既に昇進と昇給への必要条件であり、21世紀の現在では必要最低限の条件となっているようなのだ。中央研究所の研究員たちと交流するようになって驚かされた事があった。それはごく普通の会社員風の若手たちが皆博士号(Ph.D.)を持っていて、専門の担当分野の研究に没頭しているのだ。だが、私が思い描いていた数学・化学・物理・生物等を集中的に勉強していた言わば一風変わった浮世離れした人たちではなく、ごく常...*私が内側に入って20年以上も経験したアメリカを語ろう#3
アメリカのビジネスマンたちは家庭と家族を大切にする:「何だ、そんなことは当たり前ではないか」などと言われずにお読み願いたい「信じられないほど猛烈に働くアメリカの経営者たちは、常に何とかして家庭と家族を大事にしようと最大限の努力をしている」お話なのであるから。我々日本の偉い方々の中には「家庭を顧みる暇もなく、仕事に最大限の時間を割いてきた」との例は「流石である」という尊敬の対象であったように思える。その辺りでアメリカ人の感覚は一寸違うと感じた。手っ取り早い所で、私自身の経験から振り返ってみよう。私はこれまでに何度か述べてきたことで「1年の3分の1をアメリカ出張、3分の1を来訪する副社長か技術サービスマネージャーと日本国内の取引の本社と工場を訪問し、残る3分の1を東京に事務所に出勤していた」のだった。即ち3分...私が内側に入って20年以上も経験したアメリカを語ろう#2
二進法的にしか物事を考えられない人たちなのだ:今年で私がアメリカの会社に転進してから51年も経ってしまったことになった。この機会に「私以外に誰が経験し、見ることが出来ていたかと言っても良いだろうと思うアメリカ」を、あらためて語って見ようと思う。そう自信を以て言う根拠は「私は外国人としてアメリカに接してこられた方々とは違って、飽くまでも彼等アメリカ人に極力同化して、彼らの一員として経験してきたアメリカを語れば、権威がある評論家、ジャーナリスト、学識経験者とは異なる実際の体験談になると信じているから」である。アメリカ人のビジネスの世界に入って暫くして痛感させられたことがあった。それは「アメリカの管理職は何故あれほど簡単に即断即決するのか」だった。それは「この有望に見える事業部を何故これほどアッサリと決断して売...私が内側に入って20年以上も経験したアメリカを語ろう#1
紙の新聞の将来は???:新聞協会の発表では15年先に新聞がゼロになる:新春早々明るくない話題を採り上げて恐縮だが、昨元日に「新聞協会が昨年の新聞発行部数が200万部減少し、この儘減少傾向が続けばこれから先15年でゼロになる」と発表したと報じられていた。私に言わせれば「今頃になってそんな事を言っているのか」なのだ。それは、今日までに何度も採り上げた話題で、10~15年ほど前に「アメリカでは既に新聞用紙の生産量が過去10年間に60%も減少し、多くの新聞用紙メーカーがChapter11(我が国の民事再生法と同じ)による保護を求めて倒産するか、抄物の転換に追い込まれていたのだ。アメリカで起きた現象は遠からぬ将来に我が国でも発生するという流れがあるので、新聞社も製紙業界も要注意である」との、言わば警鐘を繰り返して鳴...1月2日その2「紙の新聞の将来は???」に加筆しました
新聞協会の発表では15年先に新聞が:新春早々明るくない話題を採り上げて恐縮だが、昨元日に「新聞協会が昨年の新聞発行部数が200万部減少し、この儘減少傾向が続けばこれから先15年でゼロになる」と発表したと報じられていた。私に言わせれば「今頃になってそんな事を言っているのか」なのだ。それは、今日までに何度も採り上げた話題で、10~15年ほど前に「アメリカでは既に新聞用紙の生産量が過去10年間に60%も減少し、多くの新聞用紙メーカーがChapter11(我が国の民事再生法と同じ)による保護を求めて倒産するか、抄物の転換に追い込まれている。アメリカで起きた現象は遠からぬ将来に我が国でも発生するという流れがあるので、新聞社も製紙業界も要注意である」との、言わば警鐘を繰り返して鳴らしておいてあったのだ。アメリカではそ...紙の新聞の将来は???
謹んで新春のご祝詞を申し上げます:皆様にはお変わりなく新年を迎えられたことと存じます。本年は90歳として「我が国が当然輝くべきであるように輝くように、ほんの少しでもお役に立ちたいもの」と願っております。2023年も相変わらず宜しくお引き立てのほどお願い致します。皆様の一層の発展と健康を祈念して終わります。真一文字拝謹賀新年
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各位本日から25日(土)まで一身上の都合で休載します。宜しくご理解のほどを。真一文字拝3月19日その2お知らせ
何故アメリカの大手企業では「リストラ」を断行するのか:最近、GAFAM等のアメリカを代表するようになっている企業が遠慮会釈なく「リストラ」を実施して、万単位の人員削減をしていると報じられている。極端なインフレ傾向や激変する国際情勢でも背景にあるのかと疑いたくもなるほど強烈に見える。だが、メデイアはそこに如何なる理由があるのかに触れていない気がする。そこで、長い間アメリカの大手企業の片隅にいた者として、アメリカの経営者たちの経営戦略を覗いてみよう。彼らが「リストラ」を敢行するのは、アメリカの景気も良く先ずその会社が好調なときが多いのである。だが、当方の持論である「今景気が良いということは、直ぐそこに落ち込む時期が迫っているかもしれない」のである。経営者たちは好調であれば事業の拡張を図り、人員も増強して備えて...アメリカにおける「リストラ」を考える
メデイアは何故今になっても「時差ボケ」などと言うのか:メデイアは常日頃からあれほどカタカナ語を乱れ打ちしているのにも拘わらず、何故彼らは使い古した時代遅れ感に満ちた「時差ボケ」などという汚らしい表現を使うのだろう。他人様に対して「ボケ」などと言うのは失礼ではないのか。英語は”jetlag“だから、素直にそのまま「ジェットラグ」のようにカタカナ語にしておけば格好が良かったのではないのか。今回も日本時間の今朝ほどか、マイアミに到着した我らのWBC代表ティームにも、21日に準決勝戦では「時差ボケ」の心配があると気遣う声も報じられていた。確かに、13時間もの時差を繰り返し経験したことがない一部の選手たちには、中4日でもキツいかもしれない。ダルビッシュや大谷にしたところで、アメリカ国内の最大限3時間の時差には慣れて...3月18日その2「時差ボケ」などという表現を使うな
「エッ」と思うような店ですき焼きを:昨17日夜のテレビのニュース画面から、何処の料理屋に尹錫悦大統領を案内されたかが解って、思わず一寸驚かされた。何回か入ったことがあった店だった。嘗て、故安倍晋三元総理がオバマ大統領を数寄屋橋次郎に招待されたのとは格が違いすぎる店だったからだ。敢えて評価すれば、高級店と大衆店の中間よりは少し上かなと思う程度の店。在職中に個人で行ったか何方かを接待したかの記憶は定かではないが、近所に来たからと昼食で気楽に入ったような店だ。検索してみれば、最高でも1人当たり¥20,000くらいだった。すき焼きであそこを使われるのだったら、人形町今半の方の格が高いのではないかと思った。だが、「二次会で煉瓦亭に行かれるのであれば、同じ銀座地区の店を選ぶのが警備体制を十分に整えるという点から考えれ...岸田総理が尹錫悦大統領を接待した店
国際試合で勝ち抜くことがどれ程大変なのか:今回は良かったと評価した点だけを、冷静なる評論家独自の見方から取り上げていこうと思う。昨夜のイタリア戦を勝ち抜いた実力は、正当に高く評価しなければならないとあらためて認識している。9対3と点差は開いたが、必ずしも簡単に9点も取れていなかったし、大谷翔平とダルビッシュ有という数多いるMLBの中でも一級品の両名が登板しても3点も取られてしまったのだから、勝ち抜いた選手たちも傍目で見るよりも遙かに全力で集中して勝ちに行っていたのだと思って見ていた。MLBにどれ程多くのイタリア系アメリカ人の選手たちがいるのかなどには全く知識がなかったが、昨夜見ていた限りでは「なるほど。これだけいれば8強に勝ち上がってきたわけだ」と納得させられた強さがあった。要するに、予選リーグで全勝した...WBC野球の準々決勝戦から勝ち上がった
やはりこの話題にも触れておこう:勿論、順当に野球国ではないイタリアに勝って、アメリカに行ってもらいたいのだが、例によって例のごときマスコミの騒ぎすぎが気になって仕方がない。気にする理由は再三述べてきたことで、彼らの騒ぎすぎと持ち上げすぎが、ろくな結果にならないとの先例が度々あったからだ。大谷翔平君は多少持ち上げられても舞い上がってしまうこともないだろうが、若き三冠王と持て囃されすぎた村上宗隆を見ろということ。大谷の後の4番とは途轍もない重圧で自滅(潰れる)寸前ではないか。それらにも増して気にしていることがある。それは「指揮官・栗山英樹監督の憔悴しきった、急に20歳も老けたのか」とでも形容したくなる表情である。それでなくとも、前任者でNPBの監督経験がない稲葉篤紀がオリンピックで優勝との輝かしき実績を残した...3月16日その2WBC野球の準々決勝戦の前に
会談が成功すれば良いと思う:今朝4時の我が家の室内の気温は20度+と、昨日の暖かさの余韻が残っておらず、昨日の夕方でも21度に過ぎなかった。これは「未だ朝夕は冷え込んでくる状態を脱し切れていない」ということ。その冷え込みが残っている我が国に、韓国の尹錫悦大統領が本日にやってこられて、岸田総理と初の公式首脳会談を開催されるのだそうだ。尹大統領の対日関係改善に向けての姿勢は認識しているので、会談が成功(「上手くいく」という程度の意味だが)すれば良いと願っている。尹大統領は前任者の進歩派の代表者だった文在寅大統領とは異なって「関係改善」の方向を目指しておられるので、今回も旧朝鮮半島労務者問題の解決策を提示されるなどの好意的(なのだろう)な政策を打ち出されている。だが、今回の韓国側が設立する財団が原告団に支払う(...日韓首脳会談の問題点を探る
「顔に自信がないからマスクをします」:今朝ほどTBSのニュースだったか、街頭インタービューで「マスクを外すかつけるか」と尋ねられた女子高生が「顔に自信がないから続けます」と答えたのが印象的だった。うら若い女性にとっては「なるほど。ウイルスに感染する危険性よりも、他人の目を気にしているということか」と解釈した。他局の駅頭での調査でも、マスク無しの人は10%にも達していなかった。実は、13日には「個人の判断」と岸田総理が表明されたことなどスッカリ忘れて、マスクをしてジムに出かけていた。そんな調子だったから、入り口にマスク着用について何らかの掲示があったかどうかなどは、全く気にもかけていなかった。ジムの中でマスクをしていない人はいなかったし、知り合いに言われるまでマスクの件は綺麗に失念していた。帰り道にバスの停...岸田総理は「マスク着用は個人の判断に委ねる」と言われた
WBCの話題から離れよう:「レク」って何のこと:以前に「バイって何のこと」と問いかけて、渡部亮次郎氏に「広く使われている政治家の用語だ」と知らなかったことを窘められたことがあった。今回も高市早苗さんが総務省の内部文書を「捏造である。本物であれば大臣も議員も辞職する」と断じて、立憲民主党に執拗に食いつかれて話題になっている「レク」に当惑させられている。立憲民主党は未来の首相候補の一人である高市さんを追い落とすことに、何の意義があるのかを測りかねている。それよりも何よりも、「レク」という専門用語を使って嬉しそうに報じる報道機関の姿勢が解らないのだ。おそらく、英語の”lecture”が語源なのだろうが、この単語には言わば「上から目線」のような感じがあるのだ。そこで、如何なる意味で使われているかを検索してみた。「...3月14日その2一寸気になった話題から
またらくらくスマートフォンが鳴った:「また来たか。何事か」と思って開けば「今年度の東京大学の高校別合格者数」だった。我が母校神奈川県の湘南高校は1975年に県知事に当選した共産党員でもあった長洲一二氏が「公平を期する」として、新たに学区制を設けて県下の高校を地区別に分けられてから低迷していた。結果として、湘南高校は湘南地区だと思われていた鎌倉や逗子や葉山から切り離されてしまった。ここから先は微妙な表現になってしまうが、新たな学区を割り当てられた湘南は以前のように埼玉県の浦和高校と並んで全国有数の県立高での東京大学進学校としての輝きを失っていくのだった。この学区制は東京都でも施行され、嘗ての日本全国でも群を抜いていた日比谷高校(旧府立一中)も王座から転落してしまった。これが社会主義者たちの目指した「公平性」...学区制は公平な制度なのだろうか
大谷翔平の凄さをあらためて楽しませてもらえた:昨12日夜のオーストラリア戦の1回表の大谷の一振りは、その余りのスゥイング(swing)の速さに、その瞬間には何事が起きたのか見えなかったというか、解らなかった。だが、打球が上がったのだけは見えた。解説の古田も松坂もその目にも止まらなかったスウイングの凄さには一言も触れずにホームランを讃えていただけだったのは困ったことだと思った。あの速さには素晴らしく鍛え抜かれた身体能力の上に培った技術があると見ているそもそも「冷静なる評論家」と称しているくらいだから、大谷が打ったとか投げたかで一喜一憂しているわけではなく、大谷を始めとする優秀な野球の選手たちが提供してくれるスポーツの醍醐味と、娯楽(エンターテインメント)として最高の野球を見て楽しんでいるのだ。それだから、あ...大谷翔平君が打ったホームランの物凄さの鑑賞の仕方
ヌートバーと大谷翔平に見るアメリカのスポーツの在り方:ラーズ・ヌートバーは高校卒業の際に、USC(南カリフォルニア大学、有名な私立大学である)にQBで推薦入学するところを、父親に「フットボールは怪我が多い」と止められて、野球を選んだのだとのネット情報があった。これを知って「なるほど、彼が韓国戦とチェコ戦で見せたセンター前の飛球を飛び込んで取った素早い勇敢な動きは、フットボールで鍛えた身体能力が現れたのか」と納得した。それだけではない、このUniversityofSouthernCaliforniaにはTrojansの愛称で広く知られた強豪のフットボール部があるのだ。そのTrojansに推薦入学を取れたいたとは、QBとしても並々ならぬ実力の持ち主だったことを表しているのだ。フットボールのXリーグの助監督やコ...ヌートバーも二刀流の候補だったようだ
我が代表が韓国に快勝した:昨夜は何の不満もなく、眠気を感じることもなく、深夜11時過ぎまで我が代表ティームが韓国代表を完膚なきまでに叩いて13対4で勝つのを最後まで見届けていた。そして深く反省していた、前日にひょっとして韓国に勝てないのではないかなどと表明したことを。但し、ダルビッシュ君が3回の表に3点を先取されたときにはヒヤッとしていた。だが、その裏に直ぐに4点を取ってリードしてくれたので、安心したと言うよりも「悲観論者は反省すべきだった」と恥じ入っていた。見事な働きを見せてくれたのが、ラーズ・ヌートバー、近藤健介、大谷翔平、吉田正尚、岡本和真、源田壮亮、中野拓夢、ダルビッシュ有、今永昇太、松井裕樹、宇田川優希、高橋弘希の面々だった。特にMLBの大スター大谷翔平の存在は韓国にとっては限りない重圧となって...悲観論者は大いに反省した
WBCで優勝する為には先ず韓国に勝たねば:今回の根幹は「文化比較論」である。何処の局だったか覚えていないが、30人の選手たちに「優勝する為に何が必要か」と問いかけた。ほとんどの答えが「チームワーク」と「皆が一丸となること」だった。どちらも同じことを言っているのであり、これが我が国の「スポーツという文化」の中で、最も重要な精神であることに異議を唱える者はいないだろう。かく申す当方もその精神の下に、高校生だった頃に「全国制覇」を目指して一丸となることに懸命に努めていた。これ即ち、「自分という個人の存在を消してでも、全体という太いパイプの中に我と我が身を溶け込まそうという努力」だと信じて、土・日も祭日もなく、皆が集って切磋琢磨してきた。勿論、勉強をすることも忘れずにだが。結果を言ってしまえば、決勝戦で無念の敗北...3月10日その2「チームワーク」と「皆で一丸となって」
中国に勝ったと言って喜んでいる場合か:野球だろうと何だろうと、当方は「技術のほどを観て楽しむことを優先している」のである。勿論、勝ったか負けたかも重要だが、日本の選手の活躍に酔いしれているファンとは違う冷静なる評論家として言うのだ。そういう次第だから、手放しで「勝った、勝った」と喜んでいるマスコミ報道とも一味も二味も違うことを言おうと思うのだ。昨夜の中国との第1戦を観て、正直に言って何となく不安に感じていた「既にオーストラリアに負けて手負いとなってしまった韓国に勝てるのか」と。「何故、君は何時もそう否定的なことを言うのか」と、嘗てウエアーハウザージャパンの社長だったフランクリン氏に言われたが、A型としてはどうしても問題点が先に見えてしまうのだ。当方の精一杯善意からの見立てでは「中国の作戦は7人だったか使っ...WBC野球の第一戦観戦記
高校生の出願した大学と志望校は同じではなかった:掲題の件では一寸興味を持った数字が出ていたので紹介しようと思う。それは23年度の大学別の志願者数である。一昨日だったか矢張りらくらくスマートフォンに入っていたGoogleにこのことの記事をチラと見た気がしたので、あらためて検索してみた。すると、昨日取り上げたJSコーポレーションの調査とは矛盾しているというか、連動していないことを発見した。調査したのは日経ビジネスだった。それによれば、志望者数が1位だった青山学院大学は43,948人と14位で、10年連続で首位となる近畿大学の136,807人の30%強に止まっていた。と言うことは「志望することと、出願することとでは話が違う」ようなのだ。現在判明している上位20校では、1位が近畿大学、以下明治大学、法政大学、日本...高校生が志望する大学と出願とは別個のようだ
韓国政府が元朝鮮半島からの工員問題の解決策を発表した:どう考えても、政府もあらゆる報道機関も精々「所謂」を付けるくらいで、未だに「徴用工」としているのはおかしいと思っている。あれでは、韓国側に「イルボンは今でも徴用工という認識なのだ」とつけ込む隙を与えることになりはしないかと、ズーッと懸念してきた。何方だったか専門家が「韓国では検察長官も最高裁判所長も大統領の指名で任じられるのだ」と指摘しておられたが、文在寅前大統領は自分たちの都合が良い人物を最高裁長官に据えてあの判決を出させたのだろう。その判決が喉に刺さった骨のようになってしまい、我が国の政権が如何に批判しようとも文在寅政権は一向に抜こうとはしなかった。しかも、文在寅前大統領は15年の慰安婦問題についての岸田外相と尹外相との「不可逆的合意」を、いともア...3月8日その2日韓関係の改善なるか
青山学院大学が凄い:この志望校の調査はつい先日見たばかりだったが、またスマートフォンが鳴ったので開いてみた。すると、JSコーポレーションが高校生21万6,781人に調査した志望校の下記のランキングだった。私立大学では予想通りというか何とすべきか青山学院大学が第1位だった。凄いという感想しかなかった。もうこの流れはもう止まらないようだ。大学人気ランキングベスト30(2023年1月31日集計)【国立大学】1位「東京大学」2位「筑波大学」3位「大阪大学」4位「京都大学」5位「東北大学」6位「千葉大学」7位「名古屋大学」8位「神戸大学」9位「北海道大学」10位「一橋大学」【公立大学】1位「東京都立大学」2位「静岡県立大学」3位「大阪公立大学」4位「名古屋市立大学」5位「横浜市立大学」6位「北九州市立大学」7位「岩...現在の高校生が志望する大学
後期高齢者は気温の上下動に弱いので:つい一昨日、こう言って嘆いたばかり。だが、昨夜はホルモン療法の薬の副作用か、体が火照って眠れないままに、ふと思い出したことがあった。それは、あの2013年9月に2度目の心筋梗塞から何とか退院に漕ぎ着けた後で、80歳をこれでもかと苦しめた「気象病」の症状だった。産後の肥立ちではなかった、心筋梗塞後の体調が一向に立ち直らず、外に出たときの8月と9月の暑さに空調に慣れた体がどうしても付いていけなくて、四苦八苦していたのだった。またあのときには心臓の動きも悪くて、その具合を診断すべく国立国際医療研究センターにもないCTのような画像が撮れるMRIの設備があるクリニックまで診て頂きに行くような状態だった。あれから、早いものでもう10年も経っていたのかと、一寸感慨にふけっていた。あの...3月7日その2あれは気象病だったようで
大谷翔平は「レベルの違い」を自分で見せてくれた:昨6日の朝にテレ朝で、松岡修造のインタービューに答えた大谷翔平が「MLBとNPBでは野球のレベルが違う」と言ったので、修造君はやや当惑気味だった。その辺りをダルビッシュ有は10年ほど前だったか向こうに渡ったすぐ後で「MLBでは野球ではない何か別種の競技をやっているのかと思った」と述べていた。私は大谷がそう言ったのを聞いて「ダルビッシュとは違うことを言ったようだが、同じ事の表現を変えて言っただけだ」と受け止めた。大谷翔平はその「レベルの違い」とはどういうことかを、昨夜の試合で十分に見せてくれた。昨夜からテレビも新聞も「パワーの違い」ばかりを驚嘆する報道の仕方だが、私はそれでは何ら「レベルの違い」の説明にはなっていないし、第一大谷翔平の何処がレベル違いなのか、そ...大谷翔平の実力を正当に評価しよう
謹告本日から27日まで東京を離れますので、その間休載します。宜しくご理解の程お願い申し上げます。理由はYM氏と八ヶ岳の麓でPCも何もない場所で静養するためです。真一文字拝3月21日その2お知らせ
原則的に「年に2回接種」と決めておけば良いのでは:本21日から27日までYM氏と共にPCのない場に出掛けて静養するので、その前に去る2月4日に受けた第3回目の証明書を持参するかと、あらためて取り出してみた。そこには証明書との漢字の記載は無く“CertificateofVaccinationforXCOVID-19”とあった。これは外国人向けの親切心かと受け止めた。この3回目は昨年の6月19日に受けた2回目からは約8ヶ月の間が空いていたのでやや不安だったが、その間を無事に切り抜けてあったのは幸運か。そこで考えたことがあった。それは既に取り上げてあったことで、恐らく今年中どころか来年でもこのCOVID-19は「手を変え品を変え」我が国を襲ってくるだろうから、政府は定期的に全国民に接種するよう法的にでも決めておけば良...新型コロナウイルス用ワクチンの接種
マスコミは無邪気過ぎるのではないか:ロシアの侵略は国際法違反だ。国際司法裁判所の判決無視だ:マスコミはしきりにこういう非難をしている。国際司法裁判所(ICJ)も違反だと判決したと報じていた。ロシアというかプーテイン大統領が、あの侵攻を始める前に「もしも違反だと指摘されれば止める」と意識していたことがあり得るのだろうか。ロシアの盟友中国はICJの判決を紙屑よばわりしたではないか。プーテインとロシアに「正義とは」の認識があると思って報道するのは純情ではないかと思うのは誤りか。安保理決議違反:我が国では未だにUnitedNationsが正義の味方であり、Securitycouncil(SC)の決議を遵守し、そこに所属する諸国には信義もあり非道は許さないと純情にも信じている人たちは、上は国会から下はマスコミにもいるよう...戦争を知らない世代が報道すると
NPBの22年度の開幕が迫ったというので:偶には少しくらい野球も論じてみようと思う。だが、何処のテレビ局も読売ジャイアンツの試合しか放映しないので、何か貶したくても材料がないのだ。22年度版の選手名鑑だけでも買えば良いのだが、何分にもここ大久保通りには何時の間にか正常な書店がなくなり、たった一軒残った店も何だか正体不明になり、しかもKoreatownの真只中にあるので、出掛けていこうという気にもならないのだ。「何、そうだったならばアマゾンで買えば良いじゃないか」ってか。昨18日の夜には偶然に合わせたチャンネルでは、ロッテの佐々木朗希がジャイアンツ相手に投げていたので、興味を持って見ていた。彼の売り物の速球は概ね150km台の後半で確かに速いと思わせてくれた。正直に言って彼が100球以上投げるのを見たのは初めての...NPBのプリシーズンゲームを見て思うこと
クラシカル音楽をBGMに;今朝はモーツァルトのこの件名に掲げた曲を選んだ。先日、2006年1月に最初の心筋梗塞で入院した際には、お見舞いに頂戴したモーツァルトの10枚組のCDを聴いたお陰で、19日の滞在で退院できたと回顧した。だから、モーツァルト様には感謝している。だが、本日この曲を取り上げたのには他の理由もあるのだ。その辺りを思い出してみよう。クラシカル音楽には疎かった私が、同期入社のMM君(何と頭文字にすれば私と同じなのだった)に行きつけのバーであると連れて行かれたのが「アイネクライネ」だった。彼が得々として語った事はと言えば「このバーのマスターも自分もこのモーツァルトの曲のファンであり、その曲名に因んで「アイネクライネ」としたのだ」だった。だが、正式には「アイネクライネナハトムジーク」(=小さな夜の曲)だ...EineKleineNachtmusik
今頃になって言い出すとは:昨16日の夜には岸田総理の記者会見を出だしだけ聞いていた。確か、その中で4回目の接種を実施すべくファイザーとマダーナ(Modernaのことで、モデルナは大間違いの表記だ)の両社からの供給を確保したとあった。結構なことではあるが今頃言い出されるのは、敢えて言えば「先手の打ち損ない」だと思う。3回目であれほどもたついているし、第6波が高止まりしている状態であるのだから、もっと早く乗り出しておかれるべきだったと思うのだ。私などは既に「今後はインフルエンザのワクチンの接種などと同様に、年中行事化しておくべきことになるだろう」と予想してあったことだ。今日までに繰り返してきた感染者拡大の状況を見れば、第7波どころか8波が来ても不思議ではないだろう。そこまで読み通してあれば、第8波から先の事態に備え...COVID-19用ワクチンの4回目の接種
何処の何方がかくも不統一にしたのだろう:昨日だったか、テレビで「ポルノグラフィティ」という2人組のバンド(と言うのかな?)を取り上げているのを聞いて「あれ!これもか」と思いついた。検索するとアルファベット表記は“PornoGraffitti”とやらになっていたのだった。このPornoとはご存じ「ポルノ」とカタカナ語で表記されている「あれ」のことだ。今日まで、ここまで思いが至らなかったが、何処かの何方かが“r”を「ル」として表記していたのだった。何時頃から「ポルノ」という略語が導入されたか知らないが、そやつは得意技の「ル」にしていたとは気が付かなかった。既に指摘したことで、我が国のカタカナ語製造業者の仕事は、何もこの”r“の表記に限ったことではなく実に粗雑なのだ。元の英語では滅多なことでは「ル」とは発音しない”r...3月16日再び"r”の発音と表記について
戦時中に育った者として思う:5月には終わるのか:私の「閃き」では「5月半ばまでには」と出ていたが、ウクライナの大統領府の方だったかは「5月にはロシアの侵攻は終わるだろう」と言われたとかだ。これだと、1日から31にまでで幅が広すぎると思う。報道によれば、ロシアの国営テレビ局の女性キャスターが生放送中に「戦争を止めよう」と発言したら3万円の罰金を科されたそうで、国内には厭戦気運が出ているとかだ。だが、プーテイン大統領はこれくらいのことで侵攻を止めることなどあり得ないだろう。ロシアの攻め方:大東亜戦争中のアメリカの我が国の本土を空襲してきた手法を思い出せば、こんな事を言うべきではないと知りつつも言うが、現在ロシアが保有しているだろう核兵器や近代的?な化学兵器等の存在を考えれば、未だお手柔らかな方だと思わせられる。学校...ロシアの侵略戦争に思う事:
分かりやすいようでありながら理解し難い点が多いのだ:プーテイン大統領は何を目指したのだろう:この件については、多くの専門家の方が解説しておられるので、ここに私如きが何か云々する必要はないだろうと思う。ここから先が難しいところで、テレビで朝な夕なに取り上げているウクライナでの戦況は、殆どがウクライナ側に有利に進んでいるといった趣旨のものが圧倒的に多いのだ。妙な言い方だと承知で言えば「嘗ての大本営発表的」なのである。ロシア国内で戦況が如何に伝わっているかに関するニュースを聞いた記憶がない。この状態はどうかと思うが、私はこの件のニュースは俗な表現にすれば「うざったい」ので敬遠して余り見ていないが。国内のマスコミ報道では「SWIFTから閉め出されたロシアからの輸入は遅かれ早かれ減少していくだろうから、魚介類や蕎麦等の価...ロシアのウクライナ侵攻に思う事:
不勉強だったのかと恥じた:本日は、昨夜に二男から知らされた日本大学フェニックスの新監督・コーチ陣の発表にやや振り回されたというか、新監督・中村敏英氏を検索したりしていたので、ブログの更新がこの時刻になってしまったことを言い訳しておこう。私はマスコミが不勉強で好い加減なカタカナ語を濫用するので、国語の点でもおかしな言葉を使うとか言葉を勝手に創り上げるようなことが多々あると思い込んでいた。そして、何時かこの事も採り上げてみようと考えていた。その「おかしいと思う」表現を幾つか取り上げると同時に反省もしてみようと思った次第。*一軒家:これは、テレ朝の日曜日の午後8時からの「ポツンと一軒家」が示すように、人里離れて原野か山中にたった一軒建っている家のようなことを表しているのだと、永年解釈し認識してきた。ところが、多くのテ...国語に迷わせられて
種々雑多な話題を:岸田総理に思う:ここに閉じ込めるような話題ではないと思うが、詳細に論じられるほど国家天下に詳しくないので、ここに入れてしまった。安倍元総理が「核シェアリング」を言い出された途端に総理が「非核三原則を守る」と反論されたのには一寸驚いた。東京の開成高校ご出身でありながら、被爆地の広島が選挙区だと「憲法第九条と非核三原則」で国を守ろうと言われるのは、余りにも凄いと思う。ロシアの止まるところを知らないウクライナ侵攻を見るに付けても、そんな政治的信条で済む時期ではないという気がする。広告出稿の変化:つい先日、我が国の21年度の広告出稿を取り上げたばかりだったので、言わばその補完を。老化現象のせいで朝は遅くも4時過ぎには起きて、時計代わりにテレビを聞いている。この時間帯では「buysell」という株式会社...あれやこれやと思いつくままに
ウクライナ侵攻の行き着く先に何が待っているのだろう:何れ、このロシアによるウクライナ侵攻は、如何なる形ででも終わるものだと思う、「明けない夜はない」ことのように。私は、ロシアの賢明なるプーテイン大統領のことだから、それくらいの先の見通しを立てた上でのウクライナ侵攻であって欲しいと思っている。だが、ロシアは大統領が「所期の目的を達成するまで侵攻を止めない」と明言されたように、徹底的に攻め抜いて勝利しても、ウクライナの予想外の抵抗に遭って引分け(痛み分けか)で決着したにしても、またはロシア軍が敗退して終わったにもせよ、その後に残るだろう事態を想像しただけでも、大袈裟に言えば「心胆を寒からしめる」大混乱があるように思えてならない。対ロシア制裁の行く手に何があるのか:それは、かの大統領は眦を決して、中国他幾つかの国を除...Putin大統領のロシアの考察
「自分のことは解らないものです」:この見出しは、21世紀パラダイム研究会を主宰しておられた元日本興業銀行の常務だった上田正臣氏がしみじみと言われたことだった。上田氏に2000年代に入ってから親しくさせて頂くようになり、色々と薫陶を受けた間柄だった。確か大正13年のお生まれだった。「自分とは如何なる人物かは簡単には明確に認識できない」と言われたのだった。自分が何者かも分からないのに、他人のことまで解るわけがないだろうという意味でもあるのか。ということで、昨日取り上げた「どれが本当の石原慎太郎君なのか」を少し補完してみようと思うのだ。再度「私というか我々が知る石原慎太郎君とは」を論じてみよう。私が中学から高校を通じて承知していた彼は「神経質で、青白き秀才の部類で、気が弱い、寧ろ控え目な奴」だった。「目パチ」と呼ばれ...3月11日その2「どれが本当の石原慎太郎君なのか」の補完
戦争とは人に正気を失わせるものだ:また、昭和20年に中学校に入学して以来の級友と語り合った。彼とは「もう一度クラス会ででも再会できるだろうか。いや、難しいのではないのか」という点で、遺憾ながら合意している。その内容を箇条書きにしてみよう。余計なことだが、近頃テレビだけではなく方々で「品物」と言いたくて使われている「アイテム」(=item)を使って、英語では箇条書きと言いたい時に“itemize”というのだが。“item”が商品とか品物という意味でアメリカの上司や同僚が使った例を殆ど知らなかった。*戦争を知らない者がしたり顔で語って欲しくない:彼も見ていたが、テレビに登場した87歳の男性が「戦争が如何に悲惨か。だから二度とするべきではない」と、子供たちに言い聞かせていると、滔々と語っておられたのを聞いた。合意した...戦争とは狂気が為せる業だ
こういうのを「毀誉褒貶相半ばする」というのか:つい先日、級友(中学以来のクラス会の仲間という意味)と「石原慎太郎君が亡くなってから、マスメデイアは一斉に大作家にして大政治家を失ったかの如くに惜しみ始めたのは一体どうことか」と語り合ったばかりだった。そこに、彼から選択出版社が発行する「選択」に“石原慎太郎なる「幻影」作家も政治家も二流の人”という記事があると教えて貰った。小見出しには「権力・出世への子供じみた執着」と「未熟さ、不器用さ故に愛された」とあった。記事は第1節に“都知事在任中に元都職員や都議らが口々に褒めそやす異様な作りだった。例えば、毎日新聞は「裏表がない正直な人柄」「ぶれない信念と実行力」「物事を怖れないチャレンジ精神」「好奇心旺盛で少年のような面もある魅力的な人」のように褒めそやす新聞論調を「死者...3月10日その2どれが本当の石原慎太郎君なのか
21年の広告費はコロナウイルス禍の反動で二桁増の6兆7,998億円に:電通は2月24日、日本の総広告費と媒体別・職業別広告費を推定した「2021年日本の広告費」を発表。それによると、2021年は前年から続く新型コロナウイルス感染症拡大の影響が下半期にかけて緩和したことに加え、社会のデイジタル化が進むな中、好調なインターネット広告費の成長に支えられ、総広告費が通年で二桁増の6兆7,998億円(前年比+10.4%)となった。この二桁増は2020年に△11.2%と大きく落ち込んだ反動であり、19年との対比では△2.0%と、なお低迷している。それでも総広告費が名目GDPに占める比率は、前年の1.14%から1.25%に増加していた。これはリーマンショック以降では最も高い比率である。次に21年度に6兆7,998億円で+10...2021年の日本の広告費
韓国では大統領選挙の投票が始まっている他:尹錫悦か李在明か:韓国の保守か革新かの大統領選挙は本9日の午前6時から投票が開始され、即日開票である。即ち、本日中に次の大統領が決まるのだが、尹錫悦になろうと李在明になろうと、韓国の我が国に対する姿勢というか態度が大きく変わることなどに期待すべきではないと思って眺めている。それは、確かに李在明は我が国との間柄を限りなく悪化させた文在寅現大統領の後継を目指して与党から出てきたのだから、彼には1mmの改善の期待も出来ないが、尹錫悦とても革新派ではなかった朴槿恵前大統領の告げ口外交を想起すれば、1.5mm程度の期待しか出来ないと思う。私には何も韓国が相手の場合に限ったことではないが、我が国の外交の在り方には歯痒い思いしかないのだ。それは、先方は「先手必勝」か「これを言うことで...国際情勢雑感
我が国の英語教育は改革せねばなるまい(本当に必要か必要に迫られた人だけが本格的に学べば良いのでは):私は我が国に於ける英語の在り方を考える事から始めたいのだ。この点はこれまでに繰り返して論じてきたことで「英語の教育を万人に強いる必要があるのかどうか」に始まって、「日常生活や仕事上で絶対に高度の英語力を必要とする人がどれだけいるのか」なのだ。より具体的に言えば「英語を一般常識として教えるのか」あるいは「一種の教養として身につけるのか」あるいは「単なる趣味として楽しむために学ぶのか」あるいは「英語を母国語とする人たちと自由自在に意思の疎通を図れるようなこと」あるいは「海外に出掛けて買い物や食事の注文が出来る程度の会話能力を付けさせるのかというような実用性を備えさせるのか」等々があると思う。私が20年以上の間、アメリ...我が国の英語教育の問題点の考察:
プーテイン大統領の精神状態は:YM氏とはCOVID-19の襲来以降、対面で会談したのは一度だけで、本日も電話会談だった。矢張り冒頭からロシアのウクライナ侵攻は終息するかが話題になったが、彼もプーテイン氏の精神状態はとても正常とは思えないとの見方をしていた。そして、「プーテイン大統領はウクライナ側がロシアの条件を呑めば停戦しても良いと言明した以上、内部から大統領の暗殺も辞さないというような反逆者でも出て来ない限り、終わることはあるまい。また、彼の側近にはイエスマンばかりだと聞いているから、その可能性は限りなく低いだろう」という見解だった。その精神状態だが、紙業タイムス社のFUTURE誌の3月14日号の「時評」欄には「アメリカのコネテイカット州の私立キニピアック大学(QuinnipiacUniversity)が2月...3月7日その2YM氏と懇談した
製造業の落日:本日の産経新聞に件名のような、産経新聞社とワークスジャパンの調査で23年度3月卒業・修了予定の大学生、大学院生を対象に、希望就職先調査を実施した(回答数29,150票)結果が掲載されていた。その見出しは「金融大手、総合商社に支持インターンシップが採用活動の起点に」となっていたが、当方の関心はそういう所にはなかった。そうなったのは当然だと思わせられたのが「文系総合」とされた統計では1位が伊藤忠商事だったのはご同慶の極みだが、以下17位までには重厚長大の製造業は全く登場しなかったのだった。18位はサントリーホールディングスだったので、この会社が製造業なのかは私には判断は出来なかった。19位が味の素で20位に資生堂で34位がアサヒビールという具合だった。製紙会社は100位までには登場していなかったのは、...23年度卒業大学生対象就職希望企業ランキング