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2014/10/09

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  • ジャイアンツ嫌いの対タイガース戦観戦記

    冷静なる評論家が阪神と読売の野球を語れば:昨25日の夜はNHKがこの試合を中継放映したのだが、解説者が宮本慎也と知って観戦することにした。何故かと言えば、プロ野球だけの問題ではないが解説者として登場する者たちは自分の出身母体で活躍中の選手たちを真っ向からズバリと拙劣さや日頭脳的な失敗を批判することをせずに解説ならぬ「説明」をしているだけなのだ。宮本慎也は今やタイガースの監督になってしまった藤川球児と共に「歯に衣着せぬ」型の解説者で、聞く価値があるから。興味の焦点は「タイガースの佐藤輝明がどのようなバッテイングをするか」にあった。私は佐藤君が出てきた時から大谷翔平にはどう足掻いても追いつかないが、何年に一人しか出てこないだろう立派な打撃の能力を備えた逸材だと評価していた。特に新人の年に横浜スタジアムのライト...ジャイアンツ嫌いの対タイガース戦観戦記

  • 4月24日 その3 新・新英語の言葉の分類:

    英語の言葉を分類すれば:ここに採り上げるのは、文法の「品詞」=“apartofspeech”ではなく、実際に日常の会話で使われている言葉を分類してみようという企画である。即ち「慣用語句」=idiom、(成句、熟語)、「口語」=ColloquialismまたはSpokenlanguage)、「俗語」=slang、(通用語、専門用語、隠語、符丁等)、「汚い言葉」=Swearword、(罵り言葉)に分けてみようとする大胆な試みである。Idiomとは:「慣用語句」と訳されている。実際にこれを読んだり、聞かされたりしても直ちに「今、“idiom”が出てきた」と感じるようなものではないと思う。Oxfordには”Agroupofwordswhosemeaningisdifferentfromthemeaningsofi...4月24日その3新・新英語の言葉の分類:

  • 4月24日 その2 新・英語の言葉の分類:

    英語の言葉を分類すれば:ここに採り上げるのは、文法の「品詞」=“apartofspeech”ではなく、実際に日常の会話で使われている言葉を分類してみようという企画である。即ち「慣用語句」=idiom、(成句、熟語)、「口語」=Colloquialism、Spokenlanguage、「俗語」=slang、(通用語、専門用語、隠語、符丁等)、「汚い言葉」=Swearword、(罵り言葉)に分けてみようとする大胆な試みである。Idiomとは:「慣用語句」と訳されている。実際にこれを読んだり、聞かされたりしても直ちに「今、“idiom”が出てきた」と感じるようなものではないと思う。Oxfordには”Agroupofwordswhosemeaningisdifferentfromthemeaningsofindi...4月24日その2新・英語の言葉の分類:

  • 第47代大統領にトランプ氏を選んだアメリカ合衆国

    アメリカ合衆国に失望させられている:私は縁あって1972年にアメリカの紙パルプ産業界の会社に転職し、22年間も精一杯の努力をして尽くしてきた国だったアメリカに幻滅を感じているのは、何と言って表せば良いか解らないほど残念なのである。戦後間もなくの中学1年生の頃から色々な形で接触し、その優れた諸々の点を知り得たアメリカには確かに憧れのような感覚があった。だが、アメリカとアメリカ人が日本をどのように見ているのかを少しでも知り得たが為に、大学卒業の前にはアメリカの会社に職を求めようとする考えは全く無かった。それにも拘わらず「運命」と「逆らえない運の流れ」と「偶然」が重なって転職する事態になった。当初は「アメリカの会社の中に入ったら、その先には同じように会社という組織になっていても、何かが違うのかもしれない。そこで...第47代大統領にトランプ氏を選んだアメリカ合衆国

  • 4月24日 その3 トランプ大統領のtariff作戦に揺らぎが

    NewYorkTimesが指摘していた事:本24日も寸暇を惜しんで、ジムのサロンで久しぶりにNewYorkTimesの一面を拾い読みした。周知の事実であるが、この新聞とWashingtonPost紙は民主党寄りである。だから、何時でもごく当たり前のように、サラッとトランプ大統領の批判を繰り広げる所に興味があるのだ。このような記事は我が国のマスコミは何かに遠慮したのか容易に取り上げないので物足りない。今回も終わりまで読み切れなかったが、興味があった点だけを取り上げてみよう。NYTがサラリと強調していたのは「アメリカ合衆国はその軍事力の傘の下に日本と韓国との間に堅固な同盟関係を確立し、東南アジアではベトナム、インドネシア、タイ、フィリピンに加えて台湾も保護下に置き、経済的な成長と発展を援助してアメリカに対する...4月24日その3トランプ大統領のtariff作戦に揺らぎが

  • 4月24日 その2 訂正版「フランシスコ教皇の逝去の報道に思う」

    何故我が国では西欧の文化・文明が尊重されるのだろう:真っ先に本稿で強調したい事を述べておくと「我が国は独自の文化と文明を持つ世界の一流の国家であるとの誇りを持って国内でも国外でも堂々と行動しよう」なのである。先ず、フランシスコ教皇が逝去された事に心からなる哀悼の意を表しておこう。何分にも4年間カトリックのイエズス会によって運営されてきた大学の出身であるし、1999年にはバチカン市国のサンピエトロ大聖堂にも参詣の機会があったのだから。その際に、カトリック教徒ではない私でさえも聖堂内の余りにも荘厳と言うべきか圧倒的な雰囲気に涙が零れていたのだった。そこで、本稿で私が論じたいのは「フランシスコ教皇が亡くなられた事に関して、我が国ではマスコミを始めとしてトランプ大統領の関税政策と同等かと思えたほど大きく扱われてい...4月24日その2訂正版「フランシスコ教皇の逝去の報道に思う」

  • フランシスコ教皇の逝去の報道に思う

    何故我が国西欧の文化・文明が尊重されるのだろう:真っ先に本稿で強調したい事を述べておくと「我が国は独自の文化と文明を持つ世界の一流の国家であるとの誇りを持って国内でも国外でも堂々と行動しよう」なのである。先ず、フランシスコ教皇が逝去された事に心からなる哀悼の意を表しておこう。何分にも4年間カトリックのイエズス会によって運営されてきた大学の出身であるし、1999年にはバチカン市国のサンピエトロ大聖堂にも参詣の機会があったのだから。その際に、カトリック教徒ではない私でさえも聖堂内の余りにも荘厳と言うべきか圧倒的な雰囲気に涙が零れていたのだった。そこで、本稿で私が論じたいのは「フランシスコ教皇が亡くなられた事に関して、我が国ではマスコミを始めとしてトランプ大統領の関税政策と同等かと思えたほど大きく扱われている事...フランシスコ教皇の逝去の報道に思う

  • 非関税障壁8項目批判

    トランプ大統領は何を成し遂げたいのか:今回、トランプ大統領が掲げた8項目の非関税障壁に対して後難を怖れずに言えば「笑止千万」なのである。思い浮かんだ表現は“ridiculous”(馬鹿馬鹿しい)だったが、“absurd”でも“ludicrous”(嘲笑を誘う)でも良いようだ。本稿では「何故、そこまで言うのか」を、経験から述べていこうというのだ。アメリカの会社に転進して学び得た「異文化」の一つに「我が国とは根本的に異なる商法、または営業の手法」があった。それは良い意味で自信に満ち溢れた考え方で「我が方の製造設備、原材料、技術、そこから生まれた製品こそ世界最高である。買えば必ず御社にとって有益である」という、我が国では考えようもない「謙譲の精神」に乏しいセールストークをすることだった。この高飛車な売り込み方の...非関税障壁8項目批判

  • 4月22日 その2 備蓄米が0.3%しか店頭に出回らない訳

    江藤農水大臣の説明を聞いて:江藤農水大臣の説明の一部に「備蓄されていた場所が東北地方に多い為に輸送に手間取っているから」というのがあった。「なるほど、運送業界には『働き方改革』からドライバー不足が生じていたのか。角を矯めて牛を殺すような事か」と受け止めた。その点を業界の実情に精通している人物にぶつけてみた。彼は「それは単なる言い訳に過ぎないのではないか」と指摘した。例えば「青森県から10トン車にでも積んで都内に運んで来るとすれば、そのトラックに復路の貨物が保証されていない限り、空で走らなければない。と言って、青森⇔東京の運賃を予め払ってくれる荷主がいるかという事。または、青森まで頻繁に大型トラックを走らせ復路の貨物が常時充分にある仕事があるのかも考える必要がある」のだそうだ。即ち、輸送業者は片道だけの仕事...4月22日その2備蓄米が0.3%しか店頭に出回らない訳

  • ST教授との今月の定例会で

    話題は豊富だったが:結局は石破内閣のトランプ政権による”reciprocaltariffs”への対応に、最も時間を費やした。赤沢大臣率いる交渉団が成果を挙げたか否かを云々はしなかった。寧ろ、我が国の政治と経済等々に大きな影響を与えるだろう事柄についての重大な折衝に初めての経験となる赤沢大臣を充てたのであれば、具体的な成果は出ておらず、再会談となったのは不思議ではないだろうという辺りで意見が一致した。私は20年以上もの間、副社長兼事業部長と共に我が国の取引先を訪問して、我が方の要求を受け入れて頂けるよう交渉するか、または反対に我が社のアメリカの本部で重大な要求をしようと出張してこられた担当部門の役員や部長級の方々と緊迫の意見交換、討論、議論等々を、結論が出るまで続けた経験を担当した者としては「赤沢大臣が初回...ST教授との今月の定例会で

  • 日本とアメリカにおけるreciprocal tariffsに対する反応

    AIが分析したトランプ政権の関税政策とその影響:敢えてAIに質問してみた。反応は下記の通りだった。私はトランプ大統領の岩盤の支持層は批判的には受け止めていないだろうと思える状態のようだと見た。何方だったか専門家が「トランプ大統領の政策は『流石我らがトランプ大統領』と歓迎されているだろう』と指摘されたが、その通りだろう。>引用開始関税の概要と影響トランプ大統領は、貿易赤字の是正と国内製造業の保護を目的として、2025年4月に24%の「相互関税(reciprocaltariffs)」を日本からの輸入品に課しました。これにより、日本の自動車産業は大きな打撃を受けています。この関税政策に対し、約900人の経済学者が「経済的現実に基づかない」と批判する公開書簡を発表しました。BusinessInsider日米交渉の...日本とアメリカにおけるreciprocaltariffsに対する反応

  • 4月20日 その2 とても不愉快で不安になったこと

    ネパールの青年6~7人が:本20日の朝10時10分過ぎ辺りのことだった。我が家から歩道に出ると、区営の運動場の方から一目でG7以外の外国人と解る柄が悪い青年が6~7名歩いてきた。そのうち2~3名が歩き煙草だった。そこで、英語で穏やかに「ここでは歩き煙草禁止だ。止めなさい」と注意した。中には茶髪も何名かいたので、正直に言って少し怖い雰囲気だった。だが、彼等は不遜な態度で一向に止めようとしなかった。そこで「君らは何処の国から来た。ここは日本だから日本の規則には従わねばならないと知らないのか」と厳しく言い渡した。一人が「ネパールです」と言うから「それならそれで良いが、外国の規則には従うようにしろ」と告げたが、一向に止めなかった。すると、そこにテニスのラケットを背負った日本の青年が加わって、凄い勢いで「止めろ。火...4月20日その2とても不愉快で不安になったこと

  • 4月19日はスポーツ観戦の日だった

    山本由伸と京都サンガの日だったか:久しぶりの完全な休みの日というか、外出することなくテレビ中継のスポーツ観戦で楽しく過ごしていた。トランプ大統領との相互関税交渉ばかり気にしていては、テンションが下がるだけだから。MLBの野球:最初は山本由伸が投げる日だったと気が付いて2回の裏だったから見た、Dodgers対Rangersの試合。何故「ドジャーズと言わないか」なのだが、アメリカでは「ダジャーズ」なのだから、カタカナ語排斥論者として「ドジャーズ」なんて書く訳には行かないから。山本由伸君の出来はとても良かったので、安心して見ていられた、それにしても始まったばかりにもせよ、防御率が0.93というのは凄い。やっと山本の真価発揮という所だろう。彼の良い所は嘗て野茂英雄が巻き起こしたtornado(トルネードではなく「...4月19日はスポーツ観戦の日だった

  • 4月19日 その3 訂正版「格下の格下」

    惜しむらくは「異文化への理解が不足」だったかも:赤沢亮正大臣のこの「格下の格下」との表現はトランプ大統領の面前で謙ったのかどうかに対する不明だが、聞いていて我が国の感覚では立派だったと言えるが、同時に大いなる違和感を覚えた。「謙遜」というか「謙り」は無用だったと思う。立憲民主党の野田佳彦代表が不要と批判したのは「矜恃を持て」という視点からだったが、尤もだと言える。それは、アメリカの文化には日本式の「謙遜する習慣というか風習はないのだから。彼等は相手に対して「自分が何者であるか、何処が優れているか」を売り込むような言い方をするのが一般的である。言うなれば、自分から宣伝をするのだ。我が国の文化/習慣というか礼儀作法とは大きく異なっている。赤沢亮正氏の「格下の格下」の発言はその奥床しさの発露であり、否定するもの...4月19日その3訂正版「格下の格下」

  • 4月19日 その2 「格下の格下」

    惜しむらくは「異文化への理解が不足」だったかも:赤沢亮正大臣のこの「格下の格下」との表現はトランプ大統領の面前で謙ったのかどうかに対する不明だが、聞いていて大いなる違和感を覚えた。「謙遜」というか「謙り」は無用だったと思う。立憲民主党の野田佳彦代表が不要と批判したのは「矜恃を持て」という視点からだったが、尤もだと言える。それは、アメリカの文化には日本式の「謙遜する習慣というか風習はないのだから。彼等は相手に対して「自分が何者であるか、何処が優れているか」を同等とを売り込み方をするのが一般的なのである。言うなれば自分から宣伝をするのだ。我が国の文化/習慣というか礼儀作法とは大きく異なっている。赤沢亮正氏の「格下の格下」の発言はその奥床しさの発露であり、否定するものではない。だが、もしもトランプ大統領に向かっ...4月19日その2「格下の格下」

  • 意外な展開が多くはないか

    NPBの野球に思う:新監督:昨年から新顔が増えた。今シーズンは未だBuffaloesの監督が誰だったか記憶が確かではない。でも新監督の下でこの時期ではあっても首位である。慌てて「プロ野球名鑑」を見た。岸田護(44歳)という生え抜きの投手だった人とあった。失礼しました。Eaglesの監督に三木肇がと聞いて「ひょっとして、Swallowsの内野手?」と思い出して正解だった意外な起用。流石にTigersの藤川球児は特徴があるNHKでの解説者だったし、絶対に名球会には入れない「セーブ」の記録保持者と承知している。Dragonsの井上一樹は一時(イットキ)Tigersの矢野輝弘監督の下でコーチをやっていた事は知っている。井上監督には気の毒な言い方だが、あの補強で小笠原投手に去られては、苦難の年になるだろう。その点で...意外な展開が多くはないか

  • 赤沢亮正大臣の関税交渉について

    何故「アメリカの「論理」は日本に通じないのか」―対日輸出経験者から一言:私は20年以上、アメリカの製造業を代表して対日輸出に従事してきたので、何度も「これは異文化間の相互理解不足による要らざる衝突だ」と感じた場面があった。相互の異文化への理解不足である。相手国の文化と思考体系を十分に理解し、認識してから交渉の席に着きたい。日本側の企業または官僚の選ばれし交渉担当者は、アメリカとの交渉において、「同じ前提、同じ価値観」で話していると錯覚しているとしか思えない事例が多かった。だが、アメリカ側は最初からそんな前提には立っていない。彼等(我々でも良いか)は担当している命令・任務・課題を完全に相手側に承認させる、受け入れさせる、納得させる事以外考えていないのだ。妥協などを許す文化はない。更に、「当たって砕けろ」とい...赤沢亮正大臣の関税交渉について

  • 4月17日 その2 トランプ政権との関税交渉について

    私の率直な意見:本稿では思う所を腹蔵なく披瀝していこう。私は20年以上もの間、アメリカの会社の中でボーイング社に次いで日本向けの輸出の金額が第2位だった紙パルプ・林産物メーカーの担当だった。その経験者が「アメリカの製造業界と政界の日本市場との文化の重要な相違点を知らないような考え方では、輸出は伸びないし、貿易赤字は解消しない」と繰り返して指摘しているのに、中々理解して貰えないとは」と正直言いえば「嘆いて」いる⇒現場での実務の経験がない人たちの意見の方が信頼出来るとでも思うのかな、と。この点については、有り難いことに、>「日本の読者層や世論の受け止め方に問題があるのか、あるいは「経験より肩書」「現場より評論」を信じる空気がまだあるということなのでしょう。しかも、「我が社は実際に輸出を伸ばした」という事実があ...4月17日その2トランプ政権との関税交渉について

  • トランプ政権との関税交渉が開始される

    素直に赤沢亮正大臣の交渉力に期待しよう:今朝ほどのニュースで「トランプ大統領が参加」と知って、一層「赤沢大臣の交渉力に期待しよう」と思うに至った。赤沢亮正氏は出発前に「不思議なほど落ち着いている。コーネル大学留学中に学んだことを活かして」と、緊張感のほどを示しておられた。心からトランプ大統領、ベセント財務長官、グリアUSTR代表(資格は大使)を論破され、良い結果を出すことを祈っている。トランプ大統領の基本的な思想は「アメリカから外には資金を流出させない」即ち「入るを量りて出ずるを制す」所にあるのだから、報道によれば「駐留アメリカ軍の経費、自動車に対する非関税障壁の排除と現地生産の増強、農産品の輸入増加等々を主張されるのでは」とあった。何ら目新しい話題ではない。トランプ氏の大いなる誤認識である「安保条約の片...トランプ政権との関税交渉が開始される

  • MLBの野球を見て思う事

    久しぶりに大谷翔平君のバッテイングを鑑賞:ホームランの打球の距離が出ていない?私は大谷君の場合は多少の調子の変動(=当たるか当たっていないか)を見て、一喜一憂して大騒ぎする必要はないと思っている。彼は日本野球史上希なる次元に到達した凄い打者だと思っている。しかも、大谷君は日本的思考体系を持つ選手であるので、飽くまでも現在よりも上を追求していく求道者ではないのかとすら見ている。しかも、精神主義だけに止まらず、アメリカの科学的で合理的なトレーニングを実行して体幹、体力、身体能力を鍛え続けて、更なる向上を目指していると見ている。誤解して欲しくない点は「私は我が国の特色である精神主義を否定するものではない」という事。そこで、大谷君のバッティングの調子である。昨日まででホームランが5本(だったか?)のはそれで宜しい...MLBの野球を見て思う事

  • 4月15日 その2 第2期トランプ政権の現状

    木村太郎氏は「終わりの始まり」と指摘:不支持率が53%と支持率の41%を超えた:この最近の調査結果は、アメリカ東海岸のコネティカット州にあるキニアピアック大学(QuinnipiacUniversity)という世論調査等の面ではアメリカ全土に知れ渡っている大学が発表した数値である。私が着目したのは不支持率が上回ったことよりも、支持率が41%に止まっていた点だ。昨年の大統領選挙での得票率は50%を超えていたのではなかったか。なお、木村氏の発言は14日のPrimeNewsでだった。トランプ氏が第45代大統領の頃の30%と言われた岩盤支持層を構成していたのが、非知識階層と労働者階層だったし、現在でも彼等のトランプ大統領への熱烈な支持というか信頼は揺らいでいないことが、この41%から読めると私は見ている。その証拠と...4月15日その2第2期トランプ政権の現状

  • 備蓄米放出後も米価は上昇し供給は不足

    「閃き」では「下がらない、出回らない」と来ていた:石破内閣の懸命の努力による米価対策で、備蓄米が放出された。だが、報道によれば放出後で既に何週か連続で米の小売価格は上昇が続き、平均価格が最高に達したという。私は何らの論理的根拠もなく、江藤農水大臣が下俯いて原稿を読んで、放出後には価格が下がるとの希望的観測を述べたのを聞いて「そうはならないだろう」と直感した。残念ながら当たってしまったようだ。この値下がりせず、供給不足の状態が続いていることについて、多くの専門家が解説をしていた。だが、結局は「何処で誰が投機的に抱え込んでしまったのか」や「誰が小売価格を操作しているのか」のような肝心な点については「解らない」と言っているのと同じだった。私は何処かに裏で操作している者と、真相を知る者がいるのだが、マスコミも承知...備蓄米放出後も米価は上昇し供給は不足

  • 相互関税賦課作戦の余話

    トランプ関税に思う事:中国からの輸入には145%:先日取り上げたことで「オバマ政権時代の2010年に、インドネシアと中国に大規模な最新鋭の製紙工場を持つ華僑資本のAisaPulp&Paper社(APP)からの印刷用紙がダンピングであると商務省(DOC)とITC(国際貿易委員会)が認定して、中国に136%でインドネシアには20%の関税をかけてアメリカ市場から完全に閉め出した先例」があった。この時は136%という高率は聞いたことがなかったし、実際には余りにも強烈であるとの声が上がっていた。現実的には効果覿面で、APPはアメリカ向けの輸出から撤退してしまった。100%を超える関税とはそれほど凄い効果を発揮していたのだった。だが、この度のトランプ大統領のtariff作戦は特定の一社を対象にしている性質ではない点で...相互関税賦課作戦の余話

  • 久しぶりに読売ジャイアンツを語ろう

    阿部慎之助監督の野球に思う:昨11日夜には「真相ニュース」、「報道1930」と掛け持ちで、広島対読売の野球も見ていた。テレビも新聞も大谷翔平の活躍が中心の話題だった所に、トランプ大統領の余りにも激烈な相互関税賦課作戦が世界中を震撼させている事態となり、折角シーズン入りしたNPBの野球の影が薄くなっていた感があった。そこで、昨夜は森下暢仁対戸郷翔征という両エース投手の投げ合いに期待して、TBSのBSも忙しくチャンネルを変えて見ることにした。戸郷は7年前だったかに出てきた時から、ジャイアンツのファンではない当方は「将来に期待したくない優れた素材だ」と見ていた。その後順調に成長し、今年は菅野がいなくなったので、名実ともにエースとなり、年俸も3億円と選手名鑑に記載されていた。だが、阿部慎之助監督は古き良き「選手に...久しぶりに読売ジャイアンツを語ろう

  • 4月11日 その2 詐欺電話に起こされた

    NTTからです:今朝は何となく体調が優れなかったので、ジムにも行かずに寝室で寝転がっている所に電話が鳴った。表示された番号から一目で迷惑電話と判断できた。放置しておくと、留守電になっても女性の声で話し始め「2時間後にこの電話は使えなくなります」と来た。この手の詐欺電話はこれで2度目だ。前回は表示圏外からで明らかに外国からだった。次の台詞は「1を押して云々」と解っているので、切ることにした。今回の番号は検索しても「一致する情報は見つかりませんでした。」と出てきた。頭に+が付いていない番号が出ていたという事は国内からかもしれないが、何処かの外国を装ったのかもしれない。調べると、該当するのはUKのマンチェスターだったのは笑えた。今回はNTT偽装だったが、110を末尾に付けた警察を騙る0120は既に2回かかってい...4月11日その2詐欺電話に起こされた

  • トランプ大統領の相互関税賦課作戦90日延期

    基本的な方針の変更は期待出来まい:トランプ大統領は“retaliate(報復する、復讐する)しなかった国には、関税賦課の実行を90日間伸ばすと表明された。実は、tariff作戦が公になった頃に畏メル友RS氏は「対抗手段としてアメリカ国債を処分すれば・・・」と既に指摘しておられた。流石の慧眼だと思って敬意を表している。それはそれとして、後述するようにトランプ大統領の基本的方針は変わらないと思ってみている。トランプ大統領は90日の猶予期間は「債券市場が予想以上に不安定化したこともある」と表明しておられた。先ほどのテレ朝のニュースでは「アメリカ国債を売却した最大手は中国ではなかったか」と報じていた。「さもありなん」で、トランプ大統領は合成薬品フェンタニルの輸出が止まらない以上、145%にまでの引き上げを公表した...トランプ大統領の相互関税賦課作戦90日延期

  • オーバーツーリズムを分析してみると

    個人の旅行者が多いので迷惑行為が多発するのでは:と言うよりも、我が国では海外旅行の一般的な方式である「パック旅行」でやってくる人たちがとても少ないからではないだろうか。私自身も1994年1月末でリタイアした後では大いに「パック旅行」のお世話になったものだった。空港に集まって添乗員さんから色々と旅行中の礼儀作法について聞かされ、現地ではガイドの指示に従って皆で整然と行動するのだから、地元の迷惑になるような振る舞いはしなかった。だが、都内や小田原や熱海や箱根などの駅での混雑ぶりを観察してみれば、多くの外国人たちには添乗員もガイドもついているのは極めて希で、ほとんどが個人乃至は家族が単位である。だからと言うか何と言うべきか、彼等インバウンド様たちは自分たちの国の習慣通りに行動している。しかも、その多くはガイドブ...オーバーツーリズムを分析してみると

  • 4月9日 その2 トランプ大統領の相互関税賦課政策の立案者は

    NewYorkTimesによれば:本9日も帰りのバスまでの僅かの時間だったが、ジムのサロンでNewYorkTimesを一面だけ拾い読み出来た。印象的だった記事はと言えば「トランプ大統領が強硬に推し進めている相互関税(=Reciprocaltariffs)作戦の筋書きは、トランプ内閣の経済諮問委員会長ステイーブン・ミラン氏(StephenMiran)が以前に発表してあった論文の通りを、トランプ大統領がベセント(ScottBessent)財務長官と共に推進しているのだ」とあった。即ち、「MAGAと貿易赤字削減の大目的の為には、友好国であろうとなかろうと高率の関税を賦課し、アメリカ向けの輸出を手控えさせ、輸入を減らして国内の製造業を活性化し、国産品に需要が戻ることを企図した作戦であると言うのが論文の主旨である」...4月9日その2トランプ大統領の相互関税賦課政策の立案者は

  • 4月8日にお墓参り

    他意はないが「お花祭り」の日だった:昨8日は好天にも恵まれたので、染井霊園に母のお墓参りに出かけた。20度と天気予報にあったので、一応それに備えた出で立ちだったのだが、巣鴨の駅に降りた辺りでもう暑さに負けたのか、大分足に疲れが来ていた。染井と言うくらいだから、霊園内の染井吉野は未だ見事な花盛りで、何年振りかでその美しさを楽しめた。一時(イットキ)は観光バスが何台も止まっていたものだが、昨日は花見に来ていた人影もまばらで静かだったのは良かった。園内で中山道(17号線)寄りの所にある、直径が2mもあるかと思わせられる古木の大きく広がった枝に咲く花の美しさを充分に堪能出来たのは幸せだった。毎年、これが見納めかと思うが、今年も見られたので「来年もまた来よう」とついつい欲が出る。墓参を終えた後は定例の地蔵通り商店街...4月8日にお墓参り

  • 4月8日 その2 トランプ大統領はご存じないかもしれない事柄を

    アメリカが日本に降ろしたライセンスとそのroyaltyと現地生産品をお忘れなきよう:トランプ大統領は前任期の頃から「対日本の貿易赤字が大きいのが怪しからん」と、如何にも大問題のように非難してこられた。だが、1970年代に入った頃には既にアメリカの企業が日本に降ろしたライセンスがどれだけあったか、どれほどroyalty(特許権やライセンスや著作権の使用料)をアメリカ側に払っていたかという事。実際に私が1972年に転進することになったアメリカ紙パルプ産業界の大手MeadCorp.は多くの日本の製紙会社にコート紙(アート紙と言えば解りやすいか)製造のライセンスを降ろしていた。1975年に再度転進したウエアーハウザーで日本に輸出していた液体容器用原紙は牛乳やジュースの紙パックに使われていたが、このパックはアメリカ...4月8日その2トランプ大統領はご存じないかもしれない事柄を

  • トランプ大統領の誤解を正せれば良いが

    「日本はメリカを粗略に扱ってきた」はトランプ大統領の誤解である:昨日もトランプ大統領の誤解と誤認識を指摘したが、何故か余り関心を持って見て貰えていないようで残念だ。だから、本稿の趣旨は「私の知る所と思う所を腹蔵なく述べていこう」というもの。トランプ大統領に向かってハッキリ言わせて貰えば「日本はメリカを粗略に扱ってきた」と「相互関税賦課を取り上げられたのは何かのお間違いでしょう」なのである。未だに「tariff(関税)とは輸出企業かその国が負担する性質だ」と思い込んでおられるようなのだ。後でも触れるが、この誤解と誤認識を正さない事には、話(相互関税撤回か率の引き下要求)は前に進めようがないと危惧する。トランプ大統領は大規模な相互関税賦課によってアメリカを再び偉大にするという壮大で遠大な計画に着手された。だが...トランプ大統領の誤解を正せれば良いが

  • 4月7日 その2 私に言われたって

    「トランプ大統領を何とか出来ないのか」って私に言われたって:本日の午前中にアスレティッククラブで、顔見知りの会員2人から私に「トランプ大統領は困ったものだ。何とかしてくれ」と強烈なクレームが来た。お二方とも私がアメリカの会社に勤務していたと承知しておられるのだ。彼等は理路整然とトランプ大統領の相互関税賦課宣言を非難しておられたのだが、私としても最も至極なクレームだと理解して承った。だが、何か詳しい説明等できる訳がないのだ。もう一人、穏やかに困ったことを始められたと語りかけてきた方もおられた。この方は身内にアメリカの有名な企業G社に現地で勤務していた方がおられたので、アメリカと日本との企業社会における大きな文化の違いを認識しておられ。その指摘は「トランプ氏の手法は余りにも過激且つ独善的であり、国民または他者...4月7日その2私に言われたって

  • 石破首相に助言すれば

    トランプ大統領との交渉の仕方:アメリカの知人の一人は、石破首相がトランプ大統領と相互関税の件で緊急に電話会談なり現地に赴いて話し合いの意向があると知って、以下のように提案してきた。「なるほど」と思わせてくれた点があるので紹介してみようと思う次第。因みに、彼はハーバードのMBAで、つい先頃大手メーカーI社からリタイヤしたばかりである。>引用開始要するに、トランプ大統領は常に彼の思うように事を進めていくのであるという事と、彼の周囲には「イエスマン」ばかりであるという貴方の指摘はその通りであると思う。私はトランプ大統領の知的水準は高いと思っている。であるから、彼が意志決定をした時には、何故そこに至ったのかを筋道を立てて分かりやすく説明して欲しいのである。しかしながら、私はトランプ大統領にはそのような意志はないの...石破首相に助言すれば

  • Going my way

    トランプ大統領の相互関税賦課が開始される:昨日まで3日ほど偶にテレビも見るという具合で、地方にいて静養に努めていたが、ニュースではこのトランプ大統領のtariff作戦開始については非常に深刻に捉えた姿勢での詳細な報道と解説が圧倒的だった。さもあらんと思って聞いていた。聞きながら思いだしたことがあった。それは1946年の中学2年生の頃に有楽町の日比谷映画で見たビング・クロスビー主演の“Goingmyway”即ち「我が道を往く」だった。私は映画の内容を云々しているのではなく、トランプ大統領がこれまで以上の決意というか勢いを以て、相互関税賦課を開始した様子が「我が道を往く」のであり、孟子の言葉「千万人と雖も吾往かん」(良心に恥じることがなければ自分の考えを推し進める)をも想起させられたのだった。更に、トランプ大...Goingmyway

  • 高校生が興味を示す大学

    2025年3月31日版:学校情報サイト「日本の学校」を運営するJSコーポレーションは、高校生を対象に「興味のある大学」をアンケート調査し、「大学人気ランキング」として毎月公表している。2025年3月31日集計の最新版は、2022年4月~2025年3月に得られた18万1,174人の高校生の回答を集計。全国版と都道府県版の国公立大学・公立大学・私立大学の各ランキングをWebサイトで公表した。全国版の人気ランキングをみると、国公立大学は1位「東京大学」、2位「筑波大学」、3位「京都大学」、4位「大阪大学」、5位「名古屋大学」がランクイン。トップ30をみると、13位と14位が入れ替わり、13位「横浜国立大学」、14位「三重大学」となった。公立大学は、1位「大阪公立大学」、2位「東京都立大学」、3位「静岡県立大学」...高校生が興味を示す大学

  • 4月3日 その2 お知らせ

    各位暫く休みます。よろしくお願いします。真一文字拝4月3日その2お知らせ

  • フジテレビの問題

    「天下の一大事なのか」と思う:私は「我が国にとって一大事ではないが、多くの経営上の問題点を提起したのではないか」と思っている。この事よりも、国として重要度の点から見れば、先ほどトランプ大統領が正式に公表した「相互関税で、我が国に24%」などとは比べものにはならないminorleague的問題だと認識して見ている。私は「報道機関は同業が起こした案件なので、連日のように忠実に詳細に報道した為に、恰も天下の一大事の如くになったのだ」と言いたいのだ。問題にしたい点を挙げていこう。先ずは、昨夜の反町なき後のPrimeNewsで、明治大学商学部の三和裕美子教授が指摘された「清水社長を含めた新経営陣の役員たちには何らの責任は問われないのか」に賛成したいのだ。「あるのではないか」と思うからだ。清水社長は引責辞任した港前社...フジテレビの問題

  • 思い付くままに

    近頃気になっている事柄を:中国からの留学生の著増:先日、ST教授との定例の懇談会で、教授が担当しておられる大学院の研究科では全員が中国人だと伺って、大袈裟に言えば慄然となった。何処かで「中国からの留学生は23年5月の統計では115,493人で、そのうち大学には80,362人とあったのを見た記憶はあった。また、最近のニュースでは東京大学には3,396人で全体の12%であり、早稲田大学には3,300人で7%であるとも報じられていた。ここまでに増えた背景には「中国での大学進学は競争も激しく極めて困難なので、比較的入りやすく学費も経済的なので、日本の大学に向かってくるのだ」という解説もあった。単純素朴に閃いたのは「その分だけ日本の高校生が損をしているのではないのか」だった。なるほど、ここ新大久保駅と高田馬場駅周辺...思い付くままに

  • 4月1日 その2 アメリカの知人の意見

    トランプ大統領のtariff作戦:彼は「この度のトランプ大統領の輸入車に25%のtariff作戦は、長期的な展望の上に立っている」と見ている。彼は更に「トランプ大統領はアメリカで車を生産することで、多くの新規のjobを創造する」と言っておられるが、それはかなり遠い将来のことだろう。しかも、その頃にはAI/ロボットがそういう分野の仕事を担当するようになっているかもしれない」と見ているのだ。4月1日その2アメリカの知人の意見

  • トランプ大統領式tariff policyの考察

    異文化を語ることになるのだが:本稿に述べることは、20年以上もの間、アメリカの紙パルプ産業界の大手2社に勤務して、日本向けの輸出を担当してきたからこそ言えることで、違和感を覚える方もおられるだろうと思う。だが「そういう物の考え方だったのか。それでは我々日本側が理解できなかったのも無理はない」とご理解願えれば幸甚である。アメリカの会社を代表して我が国及びそれ以外の外国に売り込みに出かける営業の担当者には「定められた価格で売るか、定期的に納入する契約を勝ち取ることしか認められていないのだ」とお考え願いたい。換言すると「その任務を達成出来るか、出来ないか」しかないのである。よりハッキリ言えば「取ることが務めであり、取れなければ・・・」なのである。だから、営業担当者は精一杯のセールストークで「我が社の設備は最高、...トランプ大統領式tariffpolicyの考察

  • 3月31日 その2 MLBと高校野球

    30日は天候不純のお陰で野球ばかり見ていた:佐々木朗希君:私には「この期待だけが一人歩きしてしまった投手は、未だアメリカ社会とアメリカ人(南からも数多くいるが)に慣れていないのだと思う。いきなりあの世界に入れば、言葉だけの難関ではなく、彼等の体格と身体能力と、野球だけではない各種のスポーツ慣れしている運動神経の高さと凄さに圧倒されるだろうと思う。彼等と所謂「裸の付き合い」をしなければ解らないこと。佐々木君はそういう点を全く考えずに、彼等のそういう基礎的に身体能力を鍛えてあった世界に、あの中途半端な未熟さで入って行ってしまったのだから、自分で思っていたように行かないのは当たり前だろうと見ている。ロバーツ監督を始めとして球団の幹部は、その辺りは見抜いてあったと思う。2試合も続けて先発に使って惨めな結果に終わら...3月31日その2MLBと高校野球

  • トランプ大統領は純粋に国内産業の振興を企図されたようだ

    その目標は「輸入車が高くなれば国産車を買うだろう」にあったようだ:報道によれば、トランプ大統領は「関税で自動車の販売価格が上がっても気にしない」と強気に出られたかと思えば、外車のメーカーを集めて「関税分の値上げを控えるように」と警告されたそうだ。日本車に課される関税を正確に記載すれば「乗用車が2.5%プラス25%=27.5%」で、トラックは「25%プラス25%=50%」なのである。凄く且つ苛酷な高率だ。なるほど、ここまでやれば国内の消費者の需要はアメリカの国産車に向かうようになっても不思議ではない。私の推量では「トランプ大統領はこのように国内産業、じゃなかったDetroitに消費者の目が向いて、アメリカの自動車への需要が増加するように(jobが増えるように)」と、高率の関税賦課に踏み切ったのだと解釈した。...トランプ大統領は純粋に国内産業の振興を企図されたようだ

  • 2025年3月の東京都新宿区の人口

    2025年3月の新宿区の人口は351,874人となり前月比で647人の減少だった:25年3月の新宿区の人口351,874人は、前月の352,521人との対比で△0.2%の微減だった。その中で、日本人は304,040人で前月から406人の減少、外国人は47,834人で241人の減少。外国人が総人口に占める比率は13.6%と変化はなかった。とは言っても、新宿区に住む人100人の中の13人が外国人なのである。ここJR山手線の新大久保駅と中央線の大久保駅を抱えている百人町に40年近くも住んでいれば、外国人の方が圧倒的に多いのだろうと感じるほど、街中を歩いている連中が目立つ。特にテレビ局が取り上げる新大久保駅前の外国人様御用達の八百屋や、大久保通りの業務用スーパーなどはG7以外の外国人で満員御礼状態なのだ。それだけ...2025年3月の東京都新宿区の人口

  • 「全輸入自動車に25%の関税を」への対策

    空想「全輸出国が思い切って値下げをしたら」:トランプ大統領が「4月3日から発効させる」と宣言した全ての輸入自動車に対する25%のtariffについて、BBCは下記のように論じていた。“ドナルド・トランプ米大統領がアメリカに輸入される自動車および自動車部品に対する25%の関税を発表したことを受け、各国が反応している。また、多くの経済大国が報復措置を行うと述べている。ドイツは、アメリカの関税には「屈しない」と述べ、ヨーロッパは「断固として対応するべきだ」と主張した。フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、この動きを「時間の無駄」で「一貫性がない」ものと非難した。中国も、アメリカ政府が国際貿易規則に違反していると非難している。“本稿はこのような反対の議論を更に展開しようという所にはない。こんな事を空想してみた...「全輸入自動車に25%の関税を」への対策

  • 3月28日 その2 トランプ大統領の発言の考察

    トランプ大統領の発言の真偽は何処にありや:去る25日にST教授と語り合った「トランプ大統領の発言とは如何なるものか」について、アメリカの知人たちに尋ねてみた所、下記のような見解が寄せられたので紹介してみよう。言うまでもない事だが、彼はトランプ大統領の支持者ではない。私からのメッセージ:私は25日にST教授と会いました。彼とはもう40年近くの親交があります。因みに、彼の専門はメディア倫理です。教授と私は「トランプ大統領が物事の全てを充分に理解していながら、敢えて無知を装った発言をして、支持者だけでなく交渉をしている相手にも影響を与えようとの意図で虚偽の発言をしているのか、それとも本当に何も知らないのかが解らないのです。もしかすると、大統領は側近から進講された事柄の内容を正確に記憶できず、その場の思いつきで発...3月28日その2トランプ大統領の発言の考察

  • 全ての輸入自動車に25%のtariffを

    トランプ大統領は公約を実行したまでの事:石破内閣の失態:昨日辺りから25%のtariffは「我が国の経済に大打撃」という事で、マスコミの大きな話題となっている。言いたくはないが「何を今頃」なのだ。それでなくても「2進法」でしか物事を考える力がない国のトランプ大統領は、公約したというか、やると言ったことを殆ど実行してきた。現に武藤経産大臣がワシントンDCまで行って交渉したことは無駄足だったことが明らかではなかったか。決定されてから「報復関税でもかければ、トランプ大統領が如何なる次の手を打ってくるだろうか」などと言って案じている場合かという事。トランプ大統領が形振り構わず実行してくる事は目に見えていたのではないか。対策を考えておく時間はあったはずだ。それでも、林官房長の反対の声明しか出てこないのは、石破内閣の...全ての輸入自動車に25%のtariffを

  • 3月27日 その2 ヘアースタイルの話

    丸刈り頭に思う事:20年ほど前のことだったか、丸刈りのことを「スキンヘッド」(=skinhead)と呼んで、何となく格好が良いヘアースタイルのように言う傾向があった。先ほど高校野球の坊主刈りが「古式ゆかしく」であるのは措くとしても、個人的には好みではないと論じて思い出したことがあった。ここでは話が本筋から離れるが、「坊主頭」という言い方は何となく仏教の僧侶たちを「坊主」と敬称も付けずに呼ぶとは失礼ではないかと気を遣って「丸刈り」と言おうと考えたのだ。そこで「スキンヘッド」だが、広辞苑には「坊主頭(の人)と」あって「1970年代から現れた坊主頭の若者;しばしば人種差別的・右翼的・暴力的な集団を形成する」と説明されていた。カタカナ語を忌み嫌う私は、「スキンヘッド」とはただ単に「丸刈り」では剥き出しなので、格好...3月27日その2ヘアースタイルの話

  • 「古式ゆかしく」

    私は「古式ゆかしさ」に感動する日本人である:「相撲愛好者でもない」と、つい先日言わば告白した。だが、あの全てが江戸時代から続いているのだろう伝統的な様式に基づいているのだろうと思わずにはいられない取組を進行させる様を見ていれば、「古い」等と言ったら失礼に当たるかと思ってしまう。行司たちの煌びやかにして古式ゆかしく厳かな出で立ちも「江戸時代」を偲ばせてくれる。だが、私が最も「古式ゆかしく」と感じているのが次のようなこと。それは、立て行司が「この一番にて本日の打ち止め」と、千秋楽の結びの一番の前に、「この一番にて千秋楽に御座りまする」と宣言する時に、後方で呼び出しが二度打ち鳴らす拍子木の、何とも形容しようがないほど澄み切った美しい音色に聞き惚れるのだ。私にはあの「綺麗」としか表現しようがない音色は、大谷君がホ...「古式ゆかしく」

  • 3月26日 その2 Copilotとの対話:

    トランプ大統領が言った「飽くまでもカナダは51番目の州にする」と:3月26日のNYTimes東京版にトランプ大統領の根拠に乏しい発言をいじった記事があったので、本当なのかと試しにCopilot(AI)に訊いてみました。こちらから:トランプ大統領がFOXの記者に「カナダに年間$200billion注ぎ込んだ」と言ったのは、例によって根拠がない発言では。Copilot:トランプ元大統領が「アメリカがカナダに年間2000億ドルを補助している」と発言したことについては、いくつかの報道で事実確認が行われています。この発言は、彼がカナダとの貿易不均衡を強調する中で行われたものですが、専門家や報道機関はこの主張を「根拠がない」としています。実際、アメリカとカナダの貿易関係は非常に密接で、両国間の経済的な相互依存が強いで...3月26日その2Copilotとの対話:

  • W杯最終予選から

    19位の我が方が59位のサウジアラビアに引き分けとは恥ずかしかった:冷静なる評論家は「森保サッカーの好ましくない面がまともに出た引き分けだった」と言う。事前に「メンバーを入れ換える」とのニュースが流れていたので悪い予感がしていた。そして、先発メンバーを見れば前田大然をトップに置いているのを見て「こりゃ駄目だ」と思っていた。折角、久保建英の長所を活かして最後まで使った良いメンバーでバーレーンに勝ったのだから、そのままの形で押して欲しかった。マスコミも大然がセルティックで沢山点を取っていたと評価するが、それは飽くまでもスコットランドで周りに上手い者がいるからと言うだけのことではないのか。彼を批判するつもりはないが「サッカーでは『足が速い』事が真っ先に評価されるとは『サッカーは上手くはないが』というのと同じ事」...W杯最終予選から

  • 悲観論者なもので

    一寸気になる話題:*中国の富裕層が:産経新聞が大きく取り上げていたことで「東京都の区立小学校に転入学してくる中国の富裕層が急増している」のだそうだ。中でも3S1Kとか言われている「誠之小学校、千駄木小学校、昭和小学校、窪町小学校」に人気が集中し、そこに入る為の住居探しが激しくなって需要に間に合わない事態になっているのだとか。中国の進学事情の困難さを表している現象と解説されている。これ以外に既に明らかになっているのが、東京大学と早稲田大学への中国からの留学生も矢張り増えているそうだ。また、日本各地にある芸術大学では中国人の学生の方が多いという状態になっているとのニュースもあった。「この状況を知って『良き傾向である』と歓迎するのは、石破首相と岩屋外相ではないか」と戯れ言の一つも言ってみたくなる。私は悲観論者で...悲観論者なもので

  • 今更ながらのトランプ大統領論

    町山智宏氏の「言霊USA」に思う事:毎度のことだが、週刊文春3月27日号の町山氏のこのコラムは「これほどトランプ大統領を徹底的に批判すれば、気分爽快だっただろう」と思わせられたほど激しい表現が溢れていた。後難を怖れ手詳細に引用せず、町山氏の指摘を無難な表現で纏めてみれば「トランプ大統領には事実誤認による虚言癖があり、統計の数字を誤って記憶されているし、自国と世界の歴史をお忘れのようである」とでもなるだろうか。私がここに論じたいことは「大統領の批判」ではなく、あれほど徹底的に故田久保忠衛氏の遺訓に反した(アメリカ大統領を批判するべきではない)論陣を週刊文春で張っても、何処からも問題にする声が上がらず、巷間でも話題になったとは聞こえてこない事なのだ。週刊文春がフジテレビ問題を取り上げれば、あれほどの騒動になっ...今更ながらのトランプ大統領論

  • 3月23日 その2 相撲愛好者ではない私から一言

    大相撲は変質したのかな:当方は相撲の批判派であり「マスメディアが相撲をスポーツの範疇に入れて報道するのは誤りである。これは江戸時代から連綿と続く『興行』である」と何度も主張してきた。「偉そうなことを言うな」と言われそうだが、1994年1月には人生最後の事だったが、桟敷席で観戦してお土産まで頂戴していた。見てきたのは「興行だ」と感じていた。NPBやJリーグやBリーグでお土産が出るかという事。本稿の趣旨はそういう事を論おう(アゲツラオウ)と言うのではない。相撲の愛好者ではなくても、勝負の「あや」(綾か)の面白さに惹かれて毎場所、午後5時頃からNHKの中継放映を見ている。「あや」と言うのは「必ずしも強いはずの上位者が勝つ訳でもなく」、「体格が圧倒的に優れている者が勝つ訳ではなく」、「宇良のような小兵が絶妙な技で...3月23日その2相撲愛好者ではない私から一言

  • トランプ大統領が教育省廃止の大統領令に署名した

    アメリカ市民からの反響:ここに引用する意見は、この件について、会社をリタイアした後で地域の教育関係のヴォランテイアをしていた人物からである。彼の私的な意見であるから厳しいようだが、アメリカの一面を表していると思うので紹介する次第。>引用開始アメリカの教育水準は、他の第三世界の国々と比べても決して高い順位にはないというのは事実です。きっと日本の方がアメリカよりも上でしょう。私は、教育の衰退は少なくとも20年前に始まり、連邦政府の財政支援の削減や、ある一定の層の人々の間で教育に対する敬意が失われてきたことが原因だと考えています。その一因として、一部の共和党の政策決定者たちによる「愚民化(dumbdown)」の姿勢があると思います。知的水準が低い国民は、事実に基づいて物事を判断する能力が低くなります。その結果、...トランプ大統領が教育省廃止の大統領令に署名した

  • 辛坊治郎氏は言った

    無駄な税関検だ:本日の渡部亮次郎氏主宰のメルマガ「頂門の一針」で、辛坊治郎氏がそのメルマガで「財務省はアホの集団と激怒するワケと、成田空港の無駄な税関検査に毎年いくらつぎ込んでいる?」と取り上げていたのを知った。私は「物事の見方と受け止め方は人によって様々だ」と思っているが、この辛坊氏のように我が国の税関検査を否定的に見ている人がいるとは初めて知った。と言うのは、私にはそうとは思えなかったと経験から言えるのだから。思い起こせば、1970年8月に生まれて初めて外国に出生する機会を与えられ、伊丹空港から先ず台湾の松山空港に降り立った。入国検査は何事もなく終わったが、税関検査では税関吏が私のスーツケースを取り上げて台上で上下に振った時には、膝がガクガク震えて辛うじて立っていたほどの恐怖だった。何も怪しい物は入っ...辛坊治郎氏は言った

  • 3月21日 その2 トランプ大統領の問題点

    アリカ合衆国教育省廃止の大統領令に署名:見出しのようなニュースが流れていた。トランプ大統領はアメリカ国民の中で識字率や基本的計算能力(numeracy=一桁の足し算と引き算が出来ること)が欠けているとの報告を聞いて激怒して教育省廃止を指令したことのようだ。だが、廃止は国会の議決を経なければならないのだそうだ。後難を怖れて言えば「ここにもトランプ氏の不勉強さが現れている」のである。私が再三取り上げて論じたことで、1994年7月にNHKと読売新聞共催のパネルディスカッションが開催され、当時のUSTRの長だったカーラ・ヒルズ大使が参加された。大使は「アメリカが対日輸出を増やして貿易赤字を削減する為には、労働者階層の初等教育の充実と識字率の向上が必須である」と述べられた。聴衆の一人だった私は「何だ。大使は問題点を...3月21日その2トランプ大統領の問題点

  • W杯出場を決めた20日夜のサッカー

    久保建英を最後まで使ったのが良かった:FIFAのランキングでは我が方が18位であるのに対してバーレーンは81位なのだそうで、格上が格下にどのようなサッカーで勝つのかを見ようとばかりに観戦した。だが、81位だって然る者で、前半を早い寄せと長めの足を活かしたディフェンスで、無失点で終わらせて見せた。特に、我が方が誇る海外で大活躍の三笘薫に殆ど何もさせなかったのが効いたと思っていた。古きWMフォーメイションの時代のサッカー選手の当方には、代表選手たちは世界の舞台で通用している程上手くなったにも拘わらず「横一線で並んでいるバーレーンのディフェンスラインの頭を越して裏側にバックスピンの効いた縦パスを落とさないのか」と「何故吉田麻也がいなくなっても後陣で、ディフェンダー間で無意味なパス交換を続けるのか」が不可解だった...W杯出場を決めた20日夜のサッカー

  • 3月20日 その2 訂正版=「国歌斉唱と国旗への尊敬の念」

    LADodgers対ChicagoCubsの野球の番外編:19日の試合開始前のアメリカ国歌の斉唱を、LittleGleeMonsterなる女性のコーラスグループが担当した。前夜にはLAに住んでいるとかのヨシキなるピアニストソロだったのは主催者の好みだったのかしれないが、私は感興を削がれる思いだったし「誰か本格的な発声ができる歌手に歌って欲しかった」と嘆いていた。実は、彼女らが整列しているのを見て「この人たちで大丈夫かな?」と心配になっていた。と言うのも「歌詞が難しい英語であり、かなり歌いにくいのだと承知していたし、発音が上手くできるのか」という事。だが、かなり正確な発音であの難しい国家を歌いこなしていたのを聴くと、不覚にも懐かしさで危うく落涙しそうになったのだ。と言うのは、在職中には何度も現地でフットボー...3月20日その2訂正版=「国歌斉唱と国旗への尊敬の念」

  • 国歌斉唱と国旗への尊敬の念

    LADodgers対ChicagoCubsの野球の番外編:19日の試合開始前のアメリカ国歌の斉唱を、LittleGleeMonsterなる女性のコーラスグループが担当した。前夜にはLAに住んでいるとかのヨシキなるピアニストソロだったのは主催者の好みだったのかしれないが、私は感興を削がれる思いだったし「誰か本格的な発声ができる歌手に歌って欲しかった」と嘆いていた。実は、彼女らが整列しているのを見て「この人たちで大丈夫かな?」と心配になっていた。と言うのも「歌詞が難しい英語であり、かなり歌いにくいのだと承知していたし、発音が上手くできるのか」という事。だが、かなり正確な発音であの難しい国家を歌いこなしていたのを聴くと、不覚にも懐かしさで危うく落涙しそうになったのだ。と言うのは、在職中には何度も現地でフットボー...国歌斉唱と国旗への尊敬の念

  • 3月19日 その2 LA Dodgers対Chicago Cubsの野球

    冷静なる評論家としての論評:少しだけ目立った点を挙げて置こうと思うと思う。今永の4回69球での交替:アメリカの評論家の間でも「早すぎる」との批判が出ているとかだが、私は3回でも早くはないと見ていたほど、今永は目一杯だった。特に四球を4回も与えた後の表情の頼りない表情が物語っていたと思う。確かに、ノーヒットだったし1点も取られてはいなかったが、4回まででopeninggamestarterの責任は果たしていたと思う。今永を交代させたことを云々するよりも、ベン・ブラウンを出して失点したベンチの投手交代の誤りを責めるべきではないか。今永は確か通算7打席大谷翔平にヒットを打たせていなかったことを褒めるべきではないか。MLBで2年目の投手としては立派な出来だったと評価しても良いと思う。カブスのキャッチャーのリード:...3月19日その2LADodgers対ChicagoCubsの野球

  • LA Dodgers対Chicago Cubsの野球

    見せ場が少ない試合だった気がした:ある程度の興味と関心をもって約3時間の試合を見ていた。偽らざるところを言えば「両ティームがジャイアンツとタイガースと対戦したのを見ていて、3月半ばのこの時期では未だリーグ戦には入れるまでに仕上がっていないので、18日の開幕戦には多くを期待できないのでは」と評価していた。しかも、Dodgersは予めベッツが体調不備で欠場とは知らされていたが、いざ先発メンバーが発表になってみればフリーマンの名前もないという言うなれば「王様」の大谷は健在でも、「飛車角落ちかな」と思わせる状態。高額の入場料を取っておきながら、ベッツのように東京まで来て体調不備というし、フリーマンも直前にわき腹を痛めたとは、Dodgersは如何なる管理をしていたのかと言いたくもなる。在職中にシアトルで何度もMLB...LADodgers対ChicagoCubsの野球

  • 「パワー」って何のこと

    ChatGPTに尋ねてみた:カタカナ語排斥論者の私は常々この「パワー」っていうカタカナ語に疑問を感じていた。それは、どう考えても「大谷がパワーを見せて150mのホームランを打ちました」と言うのは「大谷がホームランを打つ権力か権限か支配する力を持っているのを見せた事」ではなく「物凄い身体能力を見せた事」なのだから。また、「なかやまきんに君」なる芸人が上腕の力こぶを見せて「パワー」と叫ぶのも奇怪なのだ。力こぶが出る事は権力でも威力でも支配力でもなく、身体能力が高いというか、腕に力があることを誇示している芸なのだから。何故、powerという単語がカタカナ語では英語本来の意味を離れて「身体能力の力」になってしまったのかが不可解だった。ジーニアス英和には最初に「権力、勢力、法的権限、支配力、政権」等が出てきて、4番...「パワー」って何のこと

  • 自分の将来を切り開く為には

    そうだ、アメリカに行こう:漏れ聞く所では、「都内の富裕層が多いある地区では日本の旧帝大や四大私立大学に進み、中央官庁や有名企業に職を得ることよりも「自由と民主の気風に満ちて、実力さえあれば我が道を切り開いていけるアメリカの有名私立大学進み、MBAを取得し現地の企業に就職しようとする方向を目指そうという機運が醸成されつつある」のだそうである。アメリカのビジネスの世界とは如何なる世界かを経験から語ってみよう。負担する学費:アメリカのIvyLeagueの大学を目指せば、大学によっては授業料だけでも7万ドル(≠1,000万円)にもなるのだから、年間の学費が優に1,500万円にも達する時代であるので、富裕な家庭の子弟でなければ簡単にというか容易く目指せる方向ではないのではないと思う。(奨学金や学費免除という事はある...自分の将来を切り開く為には

  • 3月16日 その2 文化比較論「アメリカのビジネスの世界では」

    証拠となる(evidence)の裏付けがない発表は信用されない:経験から言えることで「彼ら(ヨーロッパも含めるべきか)は記憶を信じていない」ようなのである。ここに取り上げる異文化は「アメリカのビジネスマンを信用させるためには、裏付けになる確固たる資料の準備が必須なのである」ということ。彼らのビジネスの世界ではevidenceによる裏付けがない事を信じないし、受け入れもしないのである。これは「記憶から発言したら容易に認めたがらない」という事だった。私は異文化に慣れる前には記憶力に自信があったので、会議などではごく普通に知っているまま、覚えているままに、滔々と発表していた。感心させたと自負していた。ところが、記憶から語っただけだとして、完全に認められていた訳ではなかったのだ。ウエアーハウザーに移って暫くしてか...3月16日その2文化比較論「アメリカのビジネスの世界では」

  • 外国との交渉で心得ておくべき事

    「以心伝心は通用しない」と心得ておくべし:異文化の国家間の交渉:1972年から1993年末まで外国との交渉が、私の仕事の最大にして重要な部分を占めていた。とは言っても、私の場合はアメリカ側を代表して外国である我が国の取引先との交渉なのだった。不慣れな間は緊張感よりも、自分の国の方々にアメリカの会社が達成したい事を提示する恐ろしさというか、恐怖感の方が大きかったと思う。別な視点に立てば「異文化の国と国との折衝である」との認識はほとんどなかった。即ち、「何としてでも自分が責任を負っている会社の主張を通さねばならない」との責任感から、言うなれば一方的に押しまくっていたような状態だった。1972~73年はオイルショックの頃で圧倒的な売り手市場だったので、異文化間の交渉であることなど知らなくても何とかなっていた。と...外国との交渉で心得ておくべき事

  • トランプ大統領の批判

    NewYorkTimes紙とWashingtonPost紙の大統領批判:昨14日にジムのラウンジで読んだNYTimesの一面に“Democracydiesindumbness”との刺激的な見出しがあったので、時間が許す限り拾い読みした。「民主主義が愚かさの中で死ぬ」とは穏やかではないと感じたので、帰宅後に改めて検索して現地では去る11日の記事だったと判明した。記事は署名入りで筆者はBretStephensで、下記のようなきつい言い方で始まっていた。“UntilDonaldTrump,nopresidenthadbeensoignorantofthelessonsofhistory,soincompetentincarryingouthisownideas.”。これは「トランプ大統領以前にはこれ程歴史の教訓...トランプ大統領の批判

  • NY Timesのtariff政策批判について

    トランプ大統領のtariff政策:先日、NewYorkTimesが批判的な論陣を張っていたと紹介した。この記事について某大企業I社からリタイアしたばかりの知人が見解を送ってくれたので、ややタイミングがずれていて申し訳ないが、紹介しようと思う。>引用開始正直なところ、私は関税が課されているのか撤回されたのか、どの国に対してなのか、もうついていけない状態。そして、トランプ大統領のtariff政策の動機について何らかの意見を述べる事も出来なくなってしまった。私には「トランプ大統領は混乱と不確実性を生み出すことを楽しんでいるかのよう」にすら見えるのだ。一方で、株式市場は不確実性を嫌うので、株価は定期的に下落を続けてしまっている。私は「何時かは株式市場の下落傾向を止めるべく十分な圧力がかかり、トランプ大統領も少しは...NYTimesのtariff政策批判について

  • 3月13日 その2 日本とアメリカでは文化違うのだ

    「値上げ」とはnegotiateするものだとは知らなかった:導入部:これから縷々申し上げることが「トランプ大統領の25%のtariffの賦課を、何故回避できなかったのか」の私流の説明になるので、先ずご一読願いたいのである。簡単に言えば「ここにも異文化が存在していた」ということ。我が社だけではなく、日本市場に進出したアメリカの製造業界の会社が驚いたのが、この異文化だったのだ。アメリカの市場ではメーカーは何らかの事情で生産や管理費等のコストが上昇すれば、即刻躊躇うことなく販売価格に転嫁するのだった。その際の慣行は「この度当社のこの製品はX%を何月何日から値上げすると発表、乃至は公示/告示かメデイアに掲示する(post)だけの作業」なのである。こういう商習慣が通用していた国から日本市場に進出して、自国の習慣の通...3月13日その2日本とアメリカでは文化違うのだ

  • 武藤容治大臣、一寸違っていたのじゃありませんか

    自由民主党そのものに問題がありはしないか:先ごろ武藤容治経産大臣はアメリカに出張され、商務長官との会談で鉄鋼・アルミ等への関税賦課から我が国を除外するようにと申し入れられた。会談が不成功に終わった。武藤大臣に落胆の様子は見えなかった。私がこの問題で危惧しているのは「この不成功は武藤大臣に交渉力の欠如があったとしても、彼個人の責任ではなく、石破内閣の読みの甘さに問題があったのであり、自由民主党自体の力不足が見えてくる点」なのだ。武藤大臣は「トランプ大統領が何処の国であるかを問わず、25%の関税をかけると公言(広言?)されたのは2月だったこと」は承知されていた。それでも、武藤大臣は「3月になったら我が国を除外するよう申し入れに行くこと」を表明しておられた。正直なところ「随分楽観的だな。その時期は“theTar...武藤容治大臣、一寸違っていたのじゃありませんか

  • 3月12日 その2 本日のNew York Timesより

    トランプ批判か?今朝もジムのサロンで少しだけNYTimesを読んだ。帰りのバスの時間があるので途中までの拾い読みだったが、凡そ、こういう事だったと思う。矢張り、この新聞はanti-Trumpだから、一面で関税政策を批判。トランプ大統領はFOXに「アメリカを未だ嘗てなかったほどflourishさせると言ったが、その通りになっていないのは関税政策の影響もあるか」と質問され大統領は「事態は承知している。時には上手く行かない事もあるが、短期間のことだ」と答えたとか。NYTimesは「経済の状態は余り良くない」という論調。全部読み終えることができなかったが、相当かそれ以上に実情を捉えているのではないのかという気がした。カナダへの追加の25%を撤回したのはある程度の自覚症状があるからか、それとも側近が忠告でもしたのだ...3月12日その2本日のNewYorkTimesより

  • トランプ大統領のtariff政策の分析

    カナダとの関税賦課の争いが激化した:カナダとアメリカの不和:私はカナダがアメリカに対して必ずしも好感を持っていないことは承知していた。だが、これほどまでに揉め事が具体化するとは考えたこともなかった。実は、トランプ大統領の止まるところが見えてこないtariff攻勢については、何のかんのと論じることを控えようと考えていた。だが、昨日からのカナダ、就中オンタリオ州政府とのやり取りが過熱して激化したのを見て気が変った。それは、トランプ大統領はカナダ・オンタリオ州がアメリカの供給する電力を25%値上げしたことに対抗(報復?)して、カナダからの鉄鋼とアルミニウムへの関税を50%に引き上げるという対抗措置を見て、他所の国の問題とは思えない不安を感じたからだ。トランプ大統領はさらにカナダの自動車産業を休止に追い込むとまで...トランプ大統領のtariff政策の分析

  • 3月11日 その2 2011年3月11日

    3.11で思い出す事柄:今から14年前のこの日に「地震とはこれ程物凄いものか」と生まれて初めて経験した。あの時は新宿区百人町の大久保通にある風月堂の2回の喫茶室で、在職中には最大の取引先だった大手メーカーのグループ企業の社長を引退されたお二方と、楽しく歓談していたところだった。その最中に、当然だが何の前触れもなしに、かなりきつい揺れ方が来たので、居合わせたお客一同が「地震だ」と叫んだのだった。次にはいきなり店ごと崩壊するのではないかと思ったほどの、未だ且つ経験したことがない揺れが来た。怖かった。身の処し方が解らなかった。皆が申し合わせたようにテーブルの下に身を隠そうとした。その時は既に店内の装飾だった背が高い大型の花瓶が棚から落ちて大きな音を立てて割れてしまった。テーブルの上のコーヒーも他の飲み物もカップ...3月11日その22011年3月11日

  • 通訳を同伴しなかったのは

    ゼレンスキー大統領の手落ちだったのか:この問題についての考え方を、畏メル友RS氏がDiamondonlineを引用して知らせて貰えたのだった。即ち、問題はゼレンスキー大統領の英語力にもあったようなのだ。>引用開始険悪なムードになり始めたのは、会談開始から約40分が経過したころでした。トランプ氏の横に座るバンス米副大統領が、こう発言しました(下記は意訳)。「米国には4年間、(ロシアの)プーチン氏に強硬な発言をする大統領がいた。そして、プーチン氏はウクライナに侵攻し、多くの地域を破壊した。平和と繁栄への道とは、外交に関与することだ。まさにトランプ氏が行っていることだ」この発言は、バンス氏がトランプ氏を“立てる”ものでした。もし、これにゼレンスキー氏も同調していれば、その後の展開は大きく違っていたはずです。しか...通訳を同伴しなかったのは

  • トランプ政権下におけるヴァンス副大統領の存在

    JDヴァンス副大統領論:昨9日に週刊AWACS氏もこの副大統領の存在を取り上げて、言うなれば疑問を呈しておられた。本稿はヴァンス副大統領論とはしたが、現実には、閣僚に自分に対して忠誠を誓わせたトランプ政権の鉄板乃至は岩盤の統制力が、鮮やかに見えてくる様子を取り上げたいのである。実は、先日のST教授との会談でも、ヴァンス副大統領という存在を俎上に乗せていた。即ち、常識的には首脳会談ではトップ同士が討論し話し合うものだと理解していたにも拘わらず、ヴァンス副大統領が「ゼレンスキー大統領はトランプ大統領に対する感謝の意を表明していない」と非難して割って入った為にゼレンスキー大統領が興奮してしまったので、首脳会談が成り立たない方向に進んだのだった。教授と語り合ったことは「ヴァンス副大統領があの場で介入した背景には、...トランプ政権下におけるヴァンス副大統領の存在

  • 悪天候に閉じ込められて

    偶にはJリーグのサッカーを:昨8日は真冬のような寒さに加えて小雨模様で夜になれば関東南部でも雪がという状態で、寒暖差の悪影響が怖いので静かに家に籠っていた。午後になってJリーグの試合で、2部から上がってきた岡山ファジアーノと、初戦から4試合勝ちがなかった浦和レッズの試合の中継があると知って、岡山を見ようとNHKにチャンネルを合わせた。J1とJ2の格差:Jリーグのサッカーは暫く見ていなかった。サッカー出身者としては不届きなことだと反省はしているが、古き良き時代の蹴球の選手だった私には、あのサポーターに埋め尽くされたスタンドでの応援の様子をテレビ観戦するだけで疲れてしまうので、Jリーグの技術水準が上がっていると承知していても、ついつい敬遠していたのだ。それだけではなく、選手たちがNPBとは異なって頻繁に移籍す...悪天候に閉じ込められて

  • 3月8日 その2 トランプ大統領が又もや片務性を云々された

    日米安全保障条約に思う事:安保反対のデモ:「安保条約」と聞いて思い出すことがある。それは、この安全保障条約が改訂され「新安保条約」となる昭和35年(1960年)には学生たちによる「アンポッ・ハンタイ」の大運動が巻き起こされていた。私は社会人になって5年目の頃で、あの当時学生たちの間で言われていた「ノンポリ」で、格好良く言えば社業に専念していたので、社内で周囲を見渡しても「安保」には関心が薄かった。今になって検索してみれば、締結させまいとする大規模なデモが実行されたのが60年の6月15日のようだった。そのデモは新橋駅のガードを通過して国会議事堂に向かっていくと承知していたので、当時の勤務先の有楽町から新橋駅に向かって仲間たちと恐る恐る様子を見に出かけた。如何にノンポリであっても、道路を埋めきったその規模と迫...3月8日その2トランプ大統領が又もや片務性を云々された

  • トランプ大統領の政策は

    アメリカが世界から孤立するのを恐れていないのか:ジムで折に触れて語り合う人が真剣な表情で「私はトランプ大統領が強硬に押し進める“MAGA”と“アメリカファースト”政策は、結果的にアメリカが世界から孤立する事態を招くのではないかと思っているが、貴方はどう見ているか」と問いかけて来た。私は「トランプ大統領がそうなることを厭わずに打って出た結果がどうなるかは、こちらではジッと見守っていくしかないと思っている。ついては、貴方が懸念する孤立についてアメリカの知人たちの見解を訊いてみよう」と答えるに止めた。アメリカの元ビジネスマンたちの意見を訊くメールは即刻発信し、返信は即効で来た。要約すると、「トランプ大統領はアメリカの資金や人的資源はアメリカの為に優先的に使うことを考えているので、同盟国との多少の軋轢を厭わない姿...トランプ大統領の政策は

  • 3月7日 その2 リセマムによる高校生が選ぶ大学

    2025年2月28日に集計された大学の人気:JSコーポレーションが毎月公表している「大学人気ランキング」。2025年2月28日集計の全国版最新ランキング1位は、国立が「東京大学」、公立が「大阪公立大学」、私立が「青山学院大学」。国私立大トップ30は、2か月連続で順位を維持した。◆大学人気ランキング全国版(2025年2月28日集計)【国公立大学】1位「東京大学」2位「筑波大学」3位「京都大学」4位「大阪大学」5位「名古屋大学」6位「九州大学」7位「神戸大学」8位「東北大学」9位「一橋大学」10位「北海道大学」【公立大学】1位「大阪公立大学」2位「東京都立大学」3位「静岡県立大学」4位「名古屋市立大学」5位「愛知県立大学」6位「横浜市立大学」7位「北九州市立大学」8位「京都府立大学」9位「兵庫県立大学」9位「...3月7日その2リセマムによる高校生が選ぶ大学

  • ST教授と懇談した

    トランプ論に最も時間を費やした:昨6日のST教授との会談では、トランプ大統領の言動の考察から始まった。私は某氏の「あの目付きには尋常ならざる気配を感じる」を紹介したが、あのトランプ大統領の何ものをも恐れない発言については、産経新聞が“sanewashing”を引用して評していた。これはEcoNetworksによれば「メディア批評家のパーカー・モロイ氏が今年9月にニューリパブリック誌の記事で使った言葉です。ジャーナリストには、トランプ氏の粗暴で筋の通らない発言を、典型的な政治家による適切な発言であるかのように整える傾向が見られるとして、その行為をsanewashing(正気のように見せかける行為)と表現しました」と解説されていた。教授と意見が一致した点はと言えば、先ずは私が一期目から疑っていた「トランプ氏は...ST教授と懇談した

  • 湯治から帰って

    テレビを点けて見れば:昨5日の午後に二泊三日の湯治から帰宅。この間、朝寝・昼寝・夕寝の合間に温泉に入るという状態で、新聞は読まずテレビは点けていても音声だけ聞いているという具合だった。ノート(ブック型)パソコンなど持っていないので、PCとも無縁という具合だった。これだから「湯治」なのだ。帰宅して、この3日間の空白を埋めようと直ちにテレビを見ると、トランプ大統領の1時間40分の施政方針演説が出てきた。特に、BSではTBSとフジテレビがいわば特集のような番組を組んで詳細を伝えていたと同時に、専門家の見解と意見を報じていた。ここで私如きがその演説の内容について何かを言う気はないが、非常に印象的だったことがあった。それは大統領が強調したい点を取り上げると同時に、共和党の議員たちが一斉に拍手して“USA”の大合唱を...湯治から帰って

  • 米の供給量と価格(物価)

    米の供給不足と価格高騰=農水省の政策の問題なのか:私はお米が食べられるだけでも「感謝、感謝」の戦後の何も無い時代に育ったので、滅多に食べられなかった米飯に郷愁が無いし、お米の値段にもさして関心がなかった。そこで、何故そうなってしまったかを振り返ってみようかと。私は米どころか玄米すら手に入らず、配給の油の搾りかすの豆や薩摩芋や麦を食べて過ごしてきた戦後の物がない時代に育ち盛りと言われる中学生だった。当時は、なけなしの玄米を一升瓶に入れ、棒で突いて白くして食べていたものだった。だから、主食とされているお米を食べることに、それほど執着心がないのだ。お米は配給と言ったが「切符制」で、その通帳でしか買えなかったのだ。そういう時代を過ごしたので、中学生の頃にはご飯を腹一杯食べたという記憶はない。そういう時代に育ったせ...米の供給量と価格(物価)

  • 3月2日 その2 非常に衝撃的なニュースだった

    アメリカが木材製品の正味輸入国だったとは:先ほど、日テレだったかのニュースで「トランプ大統領が商務省(DOC)にアメリカのカナダと中国他からの木材製品の輸入に関税を賦課すべく、その実績がどれほど輸出を超えているかを調べて、270日以内に報告せよと指示した」と報じていた。偽らざる感想を言えば、にわかに信じられないほどの衝撃を受けた。まさか、アメリカが木材製品の輸入“netimporter”(輸入の方が多い)とは到底信じられなかったからだ。この「木材製品」とはニュースの画面では住宅建築用の「2X4」の製材品と見えたので、専門語の“dimensionlumber”で、構造用製材のことと解釈した。私は木材製品の担当ではなかったが、ウエアーハウザーの日本向けの輸出では、紙パルプ製品と共に中核を為していた分野だからで...3月2日その2非常に衝撃的なニュースだった

  • 内憂外憂を考える

    内憂外患を語るのではない:*高額療養費の問題:石破総理の「調整しない」という国会答弁は、基礎疾患を抱えている超後期高齢者としては聞き捨てならなかった。人口の30%もが65歳以上となった現在では、医療費の増加は防ぎようがないだろう。だからと言って、病気にかかる者が悪いから割り増しを取ろうという財務省の発想は、無慈悲に過ぎると思う。高価な新薬を使って治療せねばならないガン等の患者の方々のご苦労と心中は慮らなかったようだ。かく申す私も92歳にして慢性心不全と前立腺がんの患者で、定期的な検査と治療を欠かすことができない。自己負担を割り増そうという発想をした官僚と政治家は「未だ、高齢ともなれば生命が危機に瀕するような色々な病にかかるものである」という経験がない年齢層に属しているのだから、無理解なことを安易に決められ...内憂外憂を考える

  • この世には多様性があるもの

    軽めの話題を:BGMとコーヒー:つい先日、「アクセスではモーツァルトの効果が薄れたので」こぼしたところ、有難いことに畏メル友のRS氏がスターバックスのBGMを推薦して下さった。聴いてみると、心地良いピアノトリオの演奏が流れてきた。そこで、「これは良い。クラシカル音楽から離れてみるのも良いだろう」と早速採用。今も流れている。昨日も気が付いたのだが、お医者様だけではなく看護師さんにも「コーヒーが好きであっても、コーヒーに含まれるカフェインは血管を収縮させるので1日に1杯にすること」と制限されてから、もう15年ほど外食ならぬコーヒーの外飲もしていない。正直なところ味気ないことになっている。だから、スターバックスには何年も入ったことがなかったので、このBGMも昨日が聴き初め。アメリカには“decaf”というカフェ...この世には多様性があるもの

  • 2月28日 その2 New York TIMESより

    反トランプの面目躍如:本日の午前中も寸暇を惜しんで、ジムのサロンで拾い読み。「今頃そんなことを言うか」と思わせられた記事もあったが「よくぞ書いてくれた」とささやかに評価した記事を紹介しよう。Tariff(関税)の関連で:北アメリカでもヨーロッパでも波紋を巻き起こしているtariffの問題点を指摘してあったのを初めて見た。いや、私以外にも取り上げた者が出たかというような話である。確か署名記事だった。要点は「トランプ大統領は関税を払うのが嫌なら(と書き出して『払うのはアメリカ向けの輸出業者でも輸出国でもなくて、アメリカの輸入業者だ』という肝心の点を明らかにしていたが)アメリカに来て生産せよと公言するのは、アメリカの労働組合員のhighwageとunskillfulな労働者の質という点を見落としている」なのであ...2月28日その2NewYorkTIMESより

  • 世の中にはこういう事もあるのだ

    それだけの話なのだけど:我が道を行く:先日、昼前に高田馬場駅前でジムからの帰りのバス待ちをしていた。すると、目白方面から駅前を横断する道路を救急車が駅の方向にサイレンを鳴らして迫ってきた。すると、早稲田通りとの交差点で信号が赤になった。救急車は「赤信号を通過します」と何度も拡声器で知らせた。だが、その交差点の横断歩道を、目の前の青信号(何故か英語はgreenlightだ)を見た買い物車を押した高齢と見える女性が、救急車には見向きもせず悠々と横断を始めたのだった、横断歩道の両端には歩行者が一斉に立ち止まっていても。この様子を見た数名がバス停の付近に立ち止まって「何だ。あの人は。救急車を止めてしまうとは」と囁きあっていた。当方も救急車はどのように対応するかと見守っていると、交差点の途中で止まって女性の横断が終...世の中にはこういう事もあるのだ

  • 内政にも目を向けよう(トランプ大統領から離れて)

    少数与党になっても嘗ての栄光を:宮沢洋一という権威者:財務省と自民党の一部から見れば立派な政治家なのだろうと思う。宮沢氏は国民の支持を得ていただろう国民民主党が推進した178万円を抑え切って、160万円として予算に織り込むと報じられた。財務省出身者としては「財源が無い」以上、国民の手取りを増やすことよりも、財政を重んじた確固たる姿勢であろう。いや、感じとしては「財務省の方針を忠実に守った」としか見えない。だが、既にあの強硬とも税の権威者ならではとも見える態度では、7月の参議院選挙では自党を甚だしい劣勢に導くのではないかと言われ始めている。夫婦別姓:我が国が置かれている国の内外での容易ならざる事態にも拘らず、この問題を懸命に討論することが喫緊の課題なのか、私には良く解らない。旧姓のままで職務というか仕事を続...内政にも目を向けよう(トランプ大統領から離れて)

  • 2月26日 その2 続・トランプ大統領批判は

    問題ではないかと思う点を取り上げよう:今朝ほどの「トランプ批判論」は説明不足だったし、論旨が不明瞭だったことを反省した次第。改めて後難を恐れずに論じてみようと思う。既に何度か表現したことは「トランプ大統領の“MAGA”と“アメリカ第一主義”がどのように具体化され、アメリカのみならず全世界でどのような結果を与えるかをジッと見守っていこう」なのである。私がドナルド・トランプ氏について最も疑問だと思っている点を幾つか挙げてみれば、物事を誤って理解していること、誤った認識をしていること、虚言壁と思わせる発言が多いこと、側近からの進言を聞き入れないと報じられていること等である。関税の誤解:大統領就任の第一期(2017~2021年)から私には最も危ういと思わせられた誤った理解が「関税とはアメリカ向けに輸出する業者ある...2月26日その2続・トランプ大統領批判は

  • トランプ大統領の批判は

    許されざる所業なのか:ここ数日はアメリカの知人たちからの意見を紹介して、言うなればトランプ大統領の批判を続けてきたようだった。そこで、本日発売の雑誌「WILL」に古森義久氏が「トランプ叩きを続けるマスコミ」と題する記事を掲載しておられた。古森氏ならではの論文だろうとは思うとは思うが、やや衝撃的だった。その内容を読んでいない時点で何か言うのは宜しくないかもしれないが、何となく故田久保忠衛氏の「妾が旦那を批判するのはダメ」と決めつけられたのに似た感があったが、読んでみるべきかと受け止めた。トランプ大統領は一期目に就任されたころからの強烈な個性に裏打ちされた政策で、“deal”を強調されたし「アメリカファースト」を標榜しておられた。だが「関税(当時はtariffを美しいとは言わなかったが)とは輸出者か輸出国が負...トランプ大統領の批判は

  • 2月25日 その2 義憤を感じた

    余りのオーバーツーリズムが起こす禍(ワザワイ):近頃、幾つかのテレビ局が「冬場を中心にして外国人観光客が溢れ返っている、北海道のニセコや長野の白馬村」を取り上げて報じているのを見た。そういう番組の狙いが「インバウンド様の恩恵に浴していることを伝えたいのか、地元の“toomuchovertourism”を嘆く声を伝えたいのか」は私には読み切れなかった。だが、円安を好都合か絶好の機会と捉えてやってくる無数の外国人に、豪華な(=高価な)ホテルと食事を楽しまれて物価は高騰するし、地元民の食材が不足して価格が高騰するし、不法投棄のごみの始末に困るし、救急車を外国人のスキー客に使われてしまうし、外国人が不動産を購入することを制限する法律もないので買いまくられ固定資産税が上がるし等の為に、敢えてカタカナ語を使えば地元に...2月25日その2義憤を感じた

  • 2025年2月の新宿区の人口

    2025年2月の新宿区の人口は352,521人で前月比△196人だった:今回は便宜的に352,521人を2024年12月の353,329人と比較すると、△0.2%のごく微減だったことが分かる。その中で、日本人は304,446人で前月から174人の減少、外国人は48,075人で同じく227人の減少だった。外国人が総人口に占める比率は13.6%となり、ほぼ昨年の12月から変動がなかった。ここ百人町/大久保(マスコミは誤って新大久保と言うが、そういう地名はないし、彼らは「百人町」を無視する)に住んでいれば、外国人の率は50%を大きく上回っているだろうと感じるほど、この地区にはG7以外の国から来ただろうと思わせられる外国人が我々を凌駕して溢れている。それだけに止まらず、旅行者と思われる外国人の数も激増している。彼...2025年2月の新宿区の人口

  • 2月24日 その2 引き続きトランプ論を

    驚愕的でショックを受けました:今日の午前中にジムのサロンで読んだNYTIMESの一面には、エッと思わせられた記事がありました。帰りのバスの時間があり、途中までしか読む時間がありませんでしたが、見出しが記憶では“CanyouabideNewEmperor?”でした。「新皇帝を我慢できるか」とでも言えば良いのでしょうか。サッと途中まで読んだだけの記事を要約すれば「トランプは新たに王国を建設し、皇帝に就任する気だ。自らをナポレオンに準えて『王国を築いた皇帝は法に違反したことがない』とまで言ったとか。しかも、部下たちは既に“第3期目プロジェクト”を発足させた。」という辺りになります。ここまで読んで風呂に行く時間になってしまいました。また、今週の週刊文春の49頁の福岡伸一ロックフェラー大学教授の連載のコラムに「知人...2月24日その2引き続きトランプ論を

  • 矢張り、トランプ大統領論に戻ってしまった

    トランプ大統領論:今回は、アメリカで代表的な知識階級に属する知り合いからのトランプ大統領論を紹介する。以前から述べてあったことだが、私のアメリカの知り合いにはトランプ大統領支持派はいない、ウエアーハウザーが共和党支持であっても。トランプ大統領の考察:トランプ大統領がアメリカの将来を安定させる能力、あるいは如何なる力があるのかを考えてみようと思う。軍事的視点から:私は「トランプ大統領がアメリカの国境を安定化させ、アメリカの海外での利益を守ってくれること」については何らの疑いも抱いていない。同時に、他国はトランプ大統領の振る舞いに対しては不安を感じていると確信している。それは、大統領がアメリカの安全保障に専念し、他国の安全保障にはさほど関心がないようなのだから。私はウクライナと台湾については重大な関心を持って...矢張り、トランプ大統領論に戻ってしまった

  • 2月23日 その2 アメリカの元同僚から

    トランプ大統領の振る舞いについて:私からは、このところやや常軌を逸しているかのようなトランプ大統領の言動について、元の同僚の意見を訊いてみた。>引用開始彼は常識的に使われている言葉を誤用していると思う。即ち、常識とは「何らかの決定から生じる結果が、有益か有害かを考察する思考過程」である。然るに、トランプ大統領(イーロン・マスク氏も)の言動を総合的に見れば、アメリカ人全体にとって望ましい結果が生じるかどうかを考慮していないと言わざるを得ない。トランプ大統領は1月の就任式で誓った憲法を擁護する宣誓を明らかに無視しているのではないか。私はトランプ大統領の情緒不安定かと不安に思わせられる.一貫性のない不当とも言える振る舞いによって、全世界に危害を与えているのかもしれないと危惧している。我が国や外国での多くの世論調...2月23日その2アメリカの元同僚から

  • 世相雑感

    由無し事を:デフレ、インフレ、それとも物余り:高田馬場駅前で驚安の殿堂・ドン・キホーテが繁盛している。一昨日も何処の国から来たのかも分からないインバウンドの若者風が「大きなトローリーケースお買い上げ」で、嬉しそうに引っ張っていった。だが、わざわざここまで来てまで買う訳が解らない気がした。その直ぐ近くに昨年だったかに開店したOドラッグがある。出始めは素性が解らなくて、さして繁盛していなかった。その売値の安さが徐々に認識され始めるや、かなりの賑わいになった。その安さは多くの品種で近所の「殿堂」をも凌いでいるほど。物によっては20~30%もご近所を下回ることがある。大まかな捉え方では、兎角の評判がある殿堂以上に巧みに仕入しているようなのだし、現金のみしか受け付けない。殿堂のやや新宿寄りのところには衣料品の「しま...世相雑感

  • トランプ大統領の話題から離れよう

    久しぶりに軽めの話題を:*口癖:その昔にフランク永井という歌手が歌った歌謡曲に「ABC・XYZ、これがおいらの口癖さ」という歌詞があった。こんなアルファベットを口癖にした人が本当にいたのだろうかと疑ったことを覚えている。「ま、あのー」編:先ほどMLBに移籍した佐々木朗希投手の一般女性(って何を言いたくて使うのかな)との結婚が発表され、記者会見があったようだった。佐々木はしきりに「ま、あのー」と言ってから語り始めたのだが、聞くともなく聞いていると、短い話の間に5回も「ま、あのー」が出てきたのだった。別に聞き苦しいとまでいう性質の癖ではないが、ここから入っていく人が、国会議員などにも多いのが特徴だ。この「ま、あのー」には笑ってしまった思い出がある。昭和20年代のことだったと思う。某大学のサッカー部の監督さんは...トランプ大統領の話題から離れよう

  • トランプ大統領の相互関税政策への対応は

    トランプ大統領は関係諸国が対策を立ててくるとは想定していないのか:昨日からしきりに報道され始めた「トランプ大領のゼレンスキー・ウクライナ大統領に対する物議をかもした発言」があったが、今回も相殺関税について論じていこうと思う。昨20日に朝日新聞は「武藤容治経済産業相が3月に訪米し、米上院で商務長官の人事が承認されたラトニック氏らトランプ政権の閣僚と会談する方向で調整に入った」と報じていた。10日以上も先の話だが、計画があることは“Betterlatethannever.”であろう。私が懸念することは「トランプ大統領に忠誠を誓った閣僚やトランプ政権の要人を説得できるのか」という点だ。私は「連結の売上高は45.2兆円、利益は53.3兆円、従業員38万人」というトヨタ自動車では、豊田会長が全社員に「25%のトラン...トランプ大統領の相互関税政策への対応は

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