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2014/10/09

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  • 2月28日 その2 New York TIMESより

    反トランプの面目躍如:本日の午前中も寸暇を惜しんで、ジムのサロンで拾い読み。「今頃そんなことを言うか」と思わせられた記事もあったが「よくぞ書いてくれた」とささやかに評価した記事を紹介しよう。Tariff(関税)の関連で:北アメリカでもヨーロッパでも波紋を巻き起こしているtariffの問題点を指摘してあったのを初めて見た。いや、私以外にも取り上げた者が出たかというような話である。確か署名記事だった。要点は「トランプ大統領は関税を払うのが嫌なら(と書き出して『払うのはアメリカ向けの輸出業者でも輸出国でもなくて、アメリカの輸入業者だ』という肝心の点を明らかにしていたが)アメリカに来て生産せよと公言するのは、アメリカの労働組合員のhighwageとunskillfulな労働者の質という点を見落としている」なのであ...2月28日その2NewYorkTIMESより

  • 世の中にはこういう事もあるのだ

    それだけの話なのだけど:我が道を行く:先日、昼前に高田馬場駅前でジムからの帰りのバス待ちをしていた。すると、目白方面から駅前を横断する道路を救急車が駅の方向にサイレンを鳴らして迫ってきた。すると、早稲田通りとの交差点で信号が赤になった。救急車は「赤信号を通過します」と何度も拡声器で知らせた。だが、その交差点の横断歩道を、目の前の青信号(何故か英語はgreenlightだ)を見た買い物車を押した高齢と見える女性が、救急車には見向きもせず悠々と横断を始めたのだった、横断歩道の両端には歩行者が一斉に立ち止まっていても。この様子を見た数名がバス停の付近に立ち止まって「何だ。あの人は。救急車を止めてしまうとは」と囁きあっていた。当方も救急車はどのように対応するかと見守っていると、交差点の途中で止まって女性の横断が終...世の中にはこういう事もあるのだ

  • 内政にも目を向けよう(トランプ大統領から離れて)

    少数与党になっても嘗ての栄光を:宮沢洋一という権威者:財務省と自民党の一部から見れば立派な政治家なのだろうと思う。宮沢氏は国民の支持を得ていただろう国民民主党が推進した178万円を抑え切って、160万円として予算に織り込むと報じられた。財務省出身者としては「財源が無い」以上、国民の手取りを増やすことよりも、財政を重んじた確固たる姿勢であろう。いや、感じとしては「財務省の方針を忠実に守った」としか見えない。だが、既にあの強硬とも税の権威者ならではとも見える態度では、7月の参議院選挙では自党を甚だしい劣勢に導くのではないかと言われ始めている。夫婦別姓:我が国が置かれている国の内外での容易ならざる事態にも拘らず、この問題を懸命に討論することが喫緊の課題なのか、私には良く解らない。旧姓のままで職務というか仕事を続...内政にも目を向けよう(トランプ大統領から離れて)

  • 2月26日 その2 続・トランプ大統領批判は

    問題ではないかと思う点を取り上げよう:今朝ほどの「トランプ批判論」は説明不足だったし、論旨が不明瞭だったことを反省した次第。改めて後難を恐れずに論じてみようと思う。既に何度か表現したことは「トランプ大統領の“MAGA”と“アメリカ第一主義”がどのように具体化され、アメリカのみならず全世界でどのような結果を与えるかをジッと見守っていこう」なのである。私がドナルド・トランプ氏について最も疑問だと思っている点を幾つか挙げてみれば、物事を誤って理解していること、誤った認識をしていること、虚言壁と思わせる発言が多いこと、側近からの進言を聞き入れないと報じられていること等である。関税の誤解:大統領就任の第一期(2017~2021年)から私には最も危ういと思わせられた誤った理解が「関税とはアメリカ向けに輸出する業者ある...2月26日その2続・トランプ大統領批判は

  • トランプ大統領の批判は

    許されざる所業なのか:ここ数日はアメリカの知人たちからの意見を紹介して、言うなればトランプ大統領の批判を続けてきたようだった。そこで、本日発売の雑誌「WILL」に古森義久氏が「トランプ叩きを続けるマスコミ」と題する記事を掲載しておられた。古森氏ならではの論文だろうとは思うとは思うが、やや衝撃的だった。その内容を読んでいない時点で何か言うのは宜しくないかもしれないが、何となく故田久保忠衛氏の「妾が旦那を批判するのはダメ」と決めつけられたのに似た感があったが、読んでみるべきかと受け止めた。トランプ大統領は一期目に就任されたころからの強烈な個性に裏打ちされた政策で、“deal”を強調されたし「アメリカファースト」を標榜しておられた。だが「関税(当時はtariffを美しいとは言わなかったが)とは輸出者か輸出国が負...トランプ大統領の批判は

  • 2月25日 その2 義憤を感じた

    余りのオーバーツーリズムが起こす禍(ワザワイ):近頃、幾つかのテレビ局が「冬場を中心にして外国人観光客が溢れ返っている、北海道のニセコや長野の白馬村」を取り上げて報じているのを見た。そういう番組の狙いが「インバウンド様の恩恵に浴していることを伝えたいのか、地元の“toomuchovertourism”を嘆く声を伝えたいのか」は私には読み切れなかった。だが、円安を好都合か絶好の機会と捉えてやってくる無数の外国人に、豪華な(=高価な)ホテルと食事を楽しまれて物価は高騰するし、地元民の食材が不足して価格が高騰するし、不法投棄のごみの始末に困るし、救急車を外国人のスキー客に使われてしまうし、外国人が不動産を購入することを制限する法律もないので買いまくられ固定資産税が上がるし等の為に、敢えてカタカナ語を使えば地元に...2月25日その2義憤を感じた

  • 2025年2月の新宿区の人口

    2025年2月の新宿区の人口は352,521人で前月比△196人だった:今回は便宜的に352,521人を2024年12月の353,329人と比較すると、△0.2%のごく微減だったことが分かる。その中で、日本人は304,446人で前月から174人の減少、外国人は48,075人で同じく227人の減少だった。外国人が総人口に占める比率は13.6%となり、ほぼ昨年の12月から変動がなかった。ここ百人町/大久保(マスコミは誤って新大久保と言うが、そういう地名はないし、彼らは「百人町」を無視する)に住んでいれば、外国人の率は50%を大きく上回っているだろうと感じるほど、この地区にはG7以外の国から来ただろうと思わせられる外国人が我々を凌駕して溢れている。それだけに止まらず、旅行者と思われる外国人の数も激増している。彼...2025年2月の新宿区の人口

  • 2月24日 その2 引き続きトランプ論を

    驚愕的でショックを受けました:今日の午前中にジムのサロンで読んだNYTIMESの一面には、エッと思わせられた記事がありました。帰りのバスの時間があり、途中までしか読む時間がありませんでしたが、見出しが記憶では“CanyouabideNewEmperor?”でした。「新皇帝を我慢できるか」とでも言えば良いのでしょうか。サッと途中まで読んだだけの記事を要約すれば「トランプは新たに王国を建設し、皇帝に就任する気だ。自らをナポレオンに準えて『王国を築いた皇帝は法に違反したことがない』とまで言ったとか。しかも、部下たちは既に“第3期目プロジェクト”を発足させた。」という辺りになります。ここまで読んで風呂に行く時間になってしまいました。また、今週の週刊文春の49頁の福岡伸一ロックフェラー大学教授の連載のコラムに「知人...2月24日その2引き続きトランプ論を

  • 矢張り、トランプ大統領論に戻ってしまった

    トランプ大統領論:今回は、アメリカで代表的な知識階級に属する知り合いからのトランプ大統領論を紹介する。以前から述べてあったことだが、私のアメリカの知り合いにはトランプ大統領支持派はいない、ウエアーハウザーが共和党支持であっても。トランプ大統領の考察:トランプ大統領がアメリカの将来を安定させる能力、あるいは如何なる力があるのかを考えてみようと思う。軍事的視点から:私は「トランプ大統領がアメリカの国境を安定化させ、アメリカの海外での利益を守ってくれること」については何らの疑いも抱いていない。同時に、他国はトランプ大統領の振る舞いに対しては不安を感じていると確信している。それは、大統領がアメリカの安全保障に専念し、他国の安全保障にはさほど関心がないようなのだから。私はウクライナと台湾については重大な関心を持って...矢張り、トランプ大統領論に戻ってしまった

  • 2月23日 その2 アメリカの元同僚から

    トランプ大統領の振る舞いについて:私からは、このところやや常軌を逸しているかのようなトランプ大統領の言動について、元の同僚の意見を訊いてみた。>引用開始彼は常識的に使われている言葉を誤用していると思う。即ち、常識とは「何らかの決定から生じる結果が、有益か有害かを考察する思考過程」である。然るに、トランプ大統領(イーロン・マスク氏も)の言動を総合的に見れば、アメリカ人全体にとって望ましい結果が生じるかどうかを考慮していないと言わざるを得ない。トランプ大統領は1月の就任式で誓った憲法を擁護する宣誓を明らかに無視しているのではないか。私はトランプ大統領の情緒不安定かと不安に思わせられる.一貫性のない不当とも言える振る舞いによって、全世界に危害を与えているのかもしれないと危惧している。我が国や外国での多くの世論調...2月23日その2アメリカの元同僚から

  • 世相雑感

    由無し事を:デフレ、インフレ、それとも物余り:高田馬場駅前で驚安の殿堂・ドン・キホーテが繁盛している。一昨日も何処の国から来たのかも分からないインバウンドの若者風が「大きなトローリーケースお買い上げ」で、嬉しそうに引っ張っていった。だが、わざわざここまで来てまで買う訳が解らない気がした。その直ぐ近くに昨年だったかに開店したOドラッグがある。出始めは素性が解らなくて、さして繁盛していなかった。その売値の安さが徐々に認識され始めるや、かなりの賑わいになった。その安さは多くの品種で近所の「殿堂」をも凌いでいるほど。物によっては20~30%もご近所を下回ることがある。大まかな捉え方では、兎角の評判がある殿堂以上に巧みに仕入しているようなのだし、現金のみしか受け付けない。殿堂のやや新宿寄りのところには衣料品の「しま...世相雑感

  • トランプ大統領の話題から離れよう

    久しぶりに軽めの話題を:*口癖:その昔にフランク永井という歌手が歌った歌謡曲に「ABC・XYZ、これがおいらの口癖さ」という歌詞があった。こんなアルファベットを口癖にした人が本当にいたのだろうかと疑ったことを覚えている。「ま、あのー」編:先ほどMLBに移籍した佐々木朗希投手の一般女性(って何を言いたくて使うのかな)との結婚が発表され、記者会見があったようだった。佐々木はしきりに「ま、あのー」と言ってから語り始めたのだが、聞くともなく聞いていると、短い話の間に5回も「ま、あのー」が出てきたのだった。別に聞き苦しいとまでいう性質の癖ではないが、ここから入っていく人が、国会議員などにも多いのが特徴だ。この「ま、あのー」には笑ってしまった思い出がある。昭和20年代のことだったと思う。某大学のサッカー部の監督さんは...トランプ大統領の話題から離れよう

  • トランプ大統領の相互関税政策への対応は

    トランプ大統領は関係諸国が対策を立ててくるとは想定していないのか:昨日からしきりに報道され始めた「トランプ大領のゼレンスキー・ウクライナ大統領に対する物議をかもした発言」があったが、今回も相殺関税について論じていこうと思う。昨20日に朝日新聞は「武藤容治経済産業相が3月に訪米し、米上院で商務長官の人事が承認されたラトニック氏らトランプ政権の閣僚と会談する方向で調整に入った」と報じていた。10日以上も先の話だが、計画があることは“Betterlatethannever.”であろう。私が懸念することは「トランプ大統領に忠誠を誓った閣僚やトランプ政権の要人を説得できるのか」という点だ。私は「連結の売上高は45.2兆円、利益は53.3兆円、従業員38万人」というトヨタ自動車では、豊田会長が全社員に「25%のトラン...トランプ大統領の相互関税政策への対応は

  • 続・多額の関税を払いたくなければ

    トランプ大統領が推し進めている相殺関税について:昨日の「多額の関税を払いたくなければ」の関連で、TK博士から下記のように知らせて貰ったので引用しますと、>とあるネットの書き込みで、トランプは思いつきでものを言っているだけなのでとりあえず、言わせておいて後で「できませんでした」と言えば諦める、ようはボケ老人と同じだ、という説明をするのを見つけました。その通りだと思います。こういう人は、真っ向から否定すると、激怒します。とあって、私は「なるほど。面白い見方だ」と感じ入って読みました。私は長年のアメリカの会社暮らしの間にでも、80歳近い人と出会うとか、膝を突き合わせて語り合った経験がなかったので、トランプ大統領がどれほど老化したのかは判断しかねます。だが、どう考えてもやや常軌を逸しているのではないかと思わせられ...続・多額の関税を払いたくなければ

  • 「多額の関税を払いたくなければ」

    「多額の関税を払いたくなければ、アメリカに工場を作って生産せよ」:報道によれば、トランプ大統領はトヨタ自動車にこのように宣告したそうだ。この報道から見えてくるトランプ大統領の論旨に、矛盾を感じる方はおられると思う。即ち、トランプ大統領は「tariffとはアメリカ向けに輸出する会社が負担すべき事である」と信じておられると聞こえるのだから。実は、私が不思議に感じていることがある。それは、私が繰り返して指摘してきたことで、トランプ大統領は前の任期中から「関税とはアメリカに輸出する業者が負担する性質であり、アメリカの輸入業者とは承知しておられないようだ」と思わせる言動が続いていた事実なのだ。それでも、我が国では、何処からも、誰からも「それは誤解である」とは指摘されていなかった。既に取り上げたことだが、2月4日にR...「多額の関税を払いたくなければ」

  • トランプ大統領は関税がお好みのようで

    もしも相互関税(reciprocaltariff)が実行されたら:アメリカの元同僚から「何故、日本ではトランプ関税が自動車の輸出に適用されたらと、あれほど問題視するのか」との質問が来たので、この辺りの事情を交信してみた。彼は在職中に事業部の中でも最も頻繁に日本に出張してきていたので、日本国内の事情に精通していた。だが、彼もリタイアして20数年も経っているので、現状には通じていなかった様子。だから、日本からの輸入に比べてアメリカの自動車の輸出が少ないことに、今更ながら驚いていた。彼と交換したトランプ大統領が唱えられる相互関税(reciprocaltariff)に関連する情報と意見は、大要下記の通りになっていた。参考までに公開してみようと思った次第。こちらから知らせた大まかな自動車関連の統計では「日本からのア...トランプ大統領は関税がお好みのようで

  • 敢えてまた野暮なことを言うが

    カタカナ語にみられる英語の誤った解釈と使い方:カタカナ語にされた英語の単語(表現でも良いかも)の中には、元の意味を恣意的に乃至は誤って解釈してしまった例が数多く見受けられる。今回の狙いは、そういう例をいくつか挙げて「英語として使えば通用しない」と言うところにある。ボリューム(=volume):解説)これを取り上げるのには悩んだ。“volume”というは英単語の本来の意味は「分量ではなく容積を表している」のだが、今や完全に「量が多い」という意味のカタカナ語として定着しているのだから。OxfordEnglishDictionaryにも“theamountofspacethatanobjectorasubstancefills”とある。明らかに分量のことではない。それにも拘らず、カタカナ語では「この海鮮丼はボリ...敢えてまた野暮なことを言うが

  • 野暮なことだとは思うが

    「トランプ大統領の方針と政策をどう思うのか」を照会してみた:私は「アメリカの知識階級というか高等教育を受けた人たちの間で、トランプ大統領を支持する者はごくごく少数である」と以前から繰り返し指摘してきた。そこで、我が国では許されざるはずのトランプ大統領批判が、アメリカではどのような状態であるかを調べてみた。トランプ大統領の第2期の活動が本格化して軌道に乗った感があるので、嫌トランプ派である元の同僚に「何事もトランプ大統領の行く手を遮ることはできない」と題して「最早、君はトランプ政権下でアメリカの民主主義がどうなるのかと心配する段階を超えて、どうなってしまうのだろうかと本気で憂慮しているのではないのか」と、彼の意見を訪ねてみた。すると、折り返して、「君の推察の通りだ」と答えてきた。以下にその内容を紹介してみよ...野暮なことだとは思うが

  • もしかして、もしかしたら

    我が国の将来に悪影響を及ぼすのではないかと秘かに心配になった事:言うなれば「風が吹けば桶屋が儲かる」というような心配事かもしれないが、ホンダと日産自動車の統合または子会社化の大きな事案が破談になったとの報道に接して、一人秘かに考え込まされた。どこかのテレビ局でデーブ・スペクターが「何をやっているのだろう。それでなくてもEVとはスマホが自動車になってしまうような感じすらある世界の流れに乗り遅れている両社は」と、彼独特の表現で皮肉っていた。また、台湾の代表的企業である鴻海精密工業は日産自動車を傘下に収めることを検討中であったが、今回の破談を知ってか大株主となることを検討中とも報じられている。因みに、鴻海は(ホンハイせいみつこうぎょう)のこと。鴻海精密工業股份有限公司、HonHaiPrecisionIndust...もしかして、もしかしたら

  • 偶には野球関連の話題も

    LADodgersの話題から:大谷翔平君のバッグ:2~3日前のことだったか、ジムから戻って点けたテレビに、大谷君が見慣れないデザインの小型のボストンバッグ(っていう言い方が今でもあるのかな)を下げて練習場に入っていく場面が出てきた。「はて、彼が名のあるブランドのバッグと契約したとは聞いていなかったが」と思った。すると追っかけてアナウンスがあり、イタリアの有名なBOTTEGAVENETAのものであると教えてくれた。確か、東京だけで販売する限定品であり、未だ売り出されておらず、価格が¥180万円であると解説されたと思う。「なるほど、大谷君ほどの存在になると、イタリアの高価な有名ブランドを容易く買い入れて、グラウンドに練習に通うときのスニーカーでも入れてくるバッグに使うのか」と感心した。ところが、後刻この話を次...偶には野球関連の話題も

  • トランプ大統領の批判は

    許されざる所業なのか:トランプ大統領の第一期の頃のことだった。私は「知は力なり」を捩って、トランプ氏の言動を「無知は力なり」と非難したことがあった。それに対して、メル友の一人だったYO氏は「日本はアメリカの庇護の下にあるいわば妾である。その日本国民が守ってくれているアメリカの大統領を批判するなどは許されざる所業である」と厳しく非難し攻撃してきた。それはそれとして、この妾論は故田久保忠衛氏が産経新聞の「正論」で明快に指摘しておられたこと。長い年月アメリカの大手製造企業に所属していた私が、アメリカのビジネスマンたちが見ていた日本国は精々「子会社」扱いであって、尊敬すべき点は怠りなく尊敬して取引していた。だから、田久保氏の説には違和感を覚えていた。その、ドナルド・トランプ氏が返り咲きの当選を果たし、「MAGA」...トランプ大統領の批判は

  • トランプ大統領と関税を考えてみる

    関税とは何か:最初に「関税とは外国から輸入する貨物に賦課する租税である」と、念のために確認しておく。我が国では関税は財務省の組織内の関税局の職務だと認識していた。私は日本に輸出するアメリカの会社に勤務していたので、関税を納入する側ではなかったが、経験から学んだことは「税関は法律に則って非常に厳密且つ厳正に調査して関税をかける」と承知していた。また、その主たる目的の一つに「国内産業の保護」があると認識していた。一方のアメリカでは関税には当然国内産業の保護があるのだが、我が国とは異なっていて「国内の産業界から外国からのダンピングによって市場が荒らされたとの理由で、商務省(DOC)に当該国からの輸入に関税を賦課願いたいとの請願から始まる」と承知していた。請願を受けた商務省が時間をかけて調査し、不当な廉売であると...トランプ大統領と関税を考えてみる

  • 紳士の服装学

    公式の場に臨むときの心得:私は先ごろ石破首相がトランプ大統領との初首脳会談に臨まれた際の「スリップオンの靴に問題あり」と指摘した。この点については、この分野に精通された東海大学のKS教授も「疑問である」という見解だった。要するに「あのような公式の場には少なくとも紐を結ぶ方の靴を着用すべきである」というのが服装学の原則なのである。私には教授の「首相は長距離の長時間のフライトの後で足がむくんでしまったので、やわらかい靴を選択されたのではないか」との推論が興味深かった。ところが、再三再四放映されるあの首脳会談の画面を見ていた私は、もう一つの疑問点を発見してしまった。それは、首相がシャツの袖口にcufflinks(カタカナ語では「カフスボタン」または「カウスボタン」となっている)をされていたのを発見した。しかも、...紳士の服装学

  • トランプ大統領に申し上げておきたい事があります

    何故、アメリカは貿易赤字を抱えることになったか:私はトランプ大統領が以下に指摘するような事柄を承知の上で「我が国や中国に向かって輸出を減らしてアメリカ国内で生産せよ」と要求されるのか、あるいは全く知らずに数字だけの現象を見て、強硬姿勢を取られるのかが分からないのです。と言うのは、実態と現状を認識できていれば「関税をかけるぞ」などと言い出せるとは思えないからです。と言う次第で、アメリカ紙パルプ・林産物業界の代表的メーカーの2社に通算で22年間勤務して日本向け輸出に専念してきた者の経験と見聞から、思うところを申し述べておきたいのです。トランプ大統領は事態/実態を正確に認識しておられるのか:トランプ大統領は貿易赤字を嫌うと言われていますが、私が見る問題点は「アメリカの西海岸は兎も角、ロッキー山脈の東側に日本向け...トランプ大統領に申し上げておきたい事があります

  • 2月9日 その2 改訂版「和製英語(造語)とカタカナ語 #6

    ローマ字式発音または恣意的な読み方:本稿は2014年2月8日に発表したものが有難いことに今でも読んで頂いているのだが、編集が粗雑で読み難い点が多々あったと思うので、お詫びしてここに加筆訂正したもの。宜しくお願い申し上げます。私はこれは日本訛りの発音の変形であるとも考えている。この例は私が嫌う割にはそれほど多くはないと思う。簡単に言えばKing’saccentでは”o”を「オ」といわばローマ字のように素直に発音するが、アメリカ式となると殆ど「ア」と発音されることを指している。例えば「ホリデー」とされている単語の綴りが実はholidayで、発音記号を見ても実際にネイティヴ・スピーカーの発音を良く聞いても「ハラディー」となっていることを指している。さらに“a”を素直に「ア」と読まずに「エイ」という発音になる例が...2月9日その2改訂版「和製英語(造語)とカタカナ語#6

  • 「石破首相とトランプ大統領との初会談」に思う事

    人の性格には多面的なものがあるのでは:石破首相とトランプ大統領との初会談は、両首脳ともソツなく進められたのは両国の為にも非常に良かったと思う。そりが合わないのでは」と懸念されていた(誰が?)石破首相とトランプ大統領との波長も合っていたようだし、取り上げるべき波乱もなかったのもとても良かったのではないか。私には記者会見でのトランプ大領領の抑制的とも見えた姿勢からは、支持者たちに語り掛けられるときの乱暴な言葉遣いは影を潜め、穏やかな「善い人」ドナルド・トランプ氏だったのが非常に印象的だった。その様子を見て、聞いて、あらためて人の性質と見えるものには多面的なのだろうと認識した次第。何を言おうとしているのかという点だが、故石原慎太郎君(湘南中学の同期生で、同じ蹴球部の一員だった)を思い出していただきたい。彼は国会...「石破首相とトランプ大統領との初会談」に思う事

  • 石破首相とトランプ大統領との初会談に

    平穏無事に終わったようで何よりでした:折悪しく6日から湯治に当時かけており、今朝ほどは帰宅の慌ただしい準備中だった。と言うのも、昨夜は早寝で、早朝も朝5時に入湯、時間が決められた朝食、荷物作り、忘れ物チェック、駅までのシャトルバスの予約等々に忙殺された。言い訳としては、ホテルも商売繁盛で何とか予約が取れたバスは朝9時半で出発という具合で、落ち着く暇が無かった。従って、共同記者会見も飛び飛びにしか見る余裕がなかった。トランプ大統領が専ら慎重に原稿を読んで、当たり障りのない儀礼的な事ばかりを述べられ、我らが石破首相も同様に儀礼的な辞を述べていたのには、やや意表を突かれた感も。確かに「テレビで見てきたよりは穏やか云々」というようなジョーク(ユーモア?)を入れた勇気は良かった気もしたが、聞き逃していたのは残念!ア...石破首相とトランプ大統領との初会談に

  • アメリカ/ヨーロッパの人たちに日本人の常識が通用するのか

    天才!?ドナルド・トランプ氏と付き合うには:私は嘗ての我が事業部の幹部の一人が“IamnotagreatbigfanofDonaldTrump.”と決めつけたのと同様に、アメリカ合衆国第47代大統領のドナルド・トランプ氏を尊敬している訳ではない。だが、常人または常識人または一般人の感覚ではとても付いていけない彼独特の政治的センスというか発想/感覚の持ち主であると躊躇わずに評価している。言ってみれば「彼の発想には常識的な物の考え方の枠には収まり切れない、一種の天才的な事が多々あるという事」なのである。悪い言い方をすれば「突飛」であるとさえも考えられる思考回路の持ち主なのではないかという事。政治家や有識者やジャーナリストたちが、何かと言えば「トランプ大統領はビジネスマンだから」と決めてかかるのだが、ビジネスマ...アメリカ/ヨーロッパの人たちに日本人の常識が通用するのか

  • 八潮市の道路陥没事故について

    運送業者に見解を訊いてみた:この事故のニュースに接する度に気が重くなる事案だ。その処理と復旧が難航し、既に1週間が過ぎた容易ならざる事故のようだ。ある同業者からこの問題について話を聞く機会があった。彼は「どれほどの規模の会社か知らぬが、大きな損害が生じているだろう。事故発生から1週間も経てばその間の逸失利益も補償して貰わなければならないだろうし、落ち込んでしまった運転手さんと破壊されてしまったトラックの保険求償の手続きも進めねばならない事務処理が発生するだろう。だが、その損害の補償を何処に求めるのか、八潮市か埼玉県かという問題もあるのではないか。この件などは、その会社の規模にもよるが、単独で行政機関を相手にするのは容易ではないだろうし、弁護士に頼らざるを得ないだろう。しかし、契約している顧問弁護士かその事...八潮市の道路陥没事故について

  • 2月4日 その3 「何を話しに来るのか知らないが」

    石破首相とトランプ大統領の会談:先ほどのテレ朝のニュースでトランプ大統領が「何を話しにくるのか知らないが会いに来るそうだ。日本は尊敬しているし、楽しみにしている」と、この会談について語ったと報じたのを聞いた。正直に言って愕然とした。トランプ大統領が何を言いたかったのかは不明だが、この文脈からは「石破首相側からは会談のAgenda(協議事項、議事)が提示されていないと解釈できるのだから。あり得ないことだと思う。凡そ、一国の総理大臣とアメリカの大統領の会談が、事前に討論/話し合いの項目が提示されておらず、ぶっつけ本番で語り合うことなどあり得ないと思う。国会では石破首相が討論したいか、提示したい内容を語っておられたが、それらを正式に提示せずに7日に向かい合うなどとはとても想像できない。だから、トランプ大統領の発...2月4日その3「何を話しに来るのか知らないが」

  • 2月4日 その2 石破首相トランプ大統領の初めての会談に

    「石破構文で語り掛けられない方が」と余計なお世話を:20年以上もアメリカからの日本向け輸出を担当してきた経験から、石破首相に申し上げておきたい重要な事がある。既に、会談において主張したい重要な論点は整備されているようだ。因みに、ここに取り上げた「石破構文」とは、マスコミの皮肉な表現を借用したもの。私が言いたい事はそのような英語でいうhomework(事前の準備)も重要だが、トランプ氏のような方には回りくどい説明を長々と展開するよりも、いきなり核心に触れた議論を展開されるほうが良いか、有効なのではと思う点なのだ。それは、「言うべき事」、「主張したい事」、「質問に答える時」、「議論/討論する時」に、回りくどい表現を用いるのではなく、ズバリと要点を述べる事を言うほうが良いという点なのである。即ち、何を言いたいの...2月4日その2石破首相トランプ大統領の初めての会談に

  • Reutersが報じたトランプ大統領の関税について

    ロイターはトランプ大統領が「彼らが支払うと確信している」と報じた:私はずーっとトランプ大統領が「関税(tariff)とは輸出者がアメリカ政府(IRS?)に納入すると信じておられるのではないか」と疑ってきた。そこに昨日取り上げたロイター電が出てきたのである。そこにはトランプ大統領が「カナダとメキシコが払うと確信している」とあった。有難いことに、このロイター電の原文を畏メル友RS氏から知らせて貰えたので紹介しよう。"Idon'texpectanythingdramatic,"TrumptoldreportersashereturnedtoWashingtonfromhisMar-a-LagoestateinFlorida."Theyoweusalotofmoney,andI'msurethey'regoing...Reutersが報じたトランプ大統領の関税について

  • 2月3日 その2 トランプ大統領は誤解している嫌疑は濃厚

    トランプ大統領は関税とは輸出国が負担すると信じているのでは:本日のReutersが報じていたことを、そのまま引用すると、>引用開始[ワシントン2日ロイター]-トランプ大統領は2日、メキシコ、カナダ、中国に対する包括的な関税が米国民に痛みをもたらす可能性があると述べた。カナダとメキシコの首脳と3日に話し合うと明らかにしつつ、「劇的なことは期待していない」と指摘。フロリダ州の私邸からワシントンに戻った際、記者団に「彼らはわれわれに多くの借りがある。彼らが支払うことを私は確信している」と語った。また、欧州連合(EU)に対しても関税は「間違いなくかかる」と述べたが、時期については明言しなかった。<引用終わる「彼らが支払うことを私は確信している」とは、一体何だろうということ。元の英文は知らないが、ロイターともあろう...2月3日その2トランプ大統領は誤解している嫌疑は濃厚

  • トランプ大統領の政策を考えてみよう

    論評は避けて感想だけ述べてみよう:トランプ大統領の独自色:予告された通りにカナダとメキシコには25%、中国には追加の10%の関税をかけるという大統領令(executiveorder)に署名したと報じられた。世界の常識の範囲から逸脱していると思うトランプ氏ならではの手法だ。その前にも無数のEOの署名を終えて、パリ協定からの再度の脱退やWHOからの撤退も決めていた。トランプ大統領はバイデン前大統領が出してあったEO等々の政策をすべてひっくり返したと報じられているが、こういう手法は何もトランプ大統領だけに限られた行為ではなくて、オバマ元大統領もブッシュJr.大統領のころでもあったこと。但し、今回は以前よりも圧倒的に多かったのである。私はそれらを取り上げて論評するよりも、「アメリカファースト」、「MAGA」及び、...トランプ大統領の政策を考えてみよう

  • 2月2日 その2 改訂版です 「右往左往していました」

    復活しましたが、何もできずに9日が過ぎました:「我は時代に遅れたり」と痛感させられた9日間になってしまいました。去る24日(金)にこのアパート群(3棟で576戸)のインターホンの交換工事があり、我が家も入れ替えました。工事が終わってPCを起動すると「ネットに接続していない」と通告がありました。固定電話も不通。管理事務所に照会しても、どこからも問い合わせはないと。そこで、工事を担当した係員を呼び戻してもらい検査したが、どこにも問題はないという結果。翌25日の早朝に管理会社のシステム担当が来て再度検査。「異常がないのに繋がらない」と言っている間に回復。彼らが修理したかのような展開。でも、相変わらず機能していない状態で、ルーターとモデムに少し異常があるかもしれないので、NTTに検査か交換を依頼されればと言い残し...2月2日その2改訂版です「右往左往していました」

  • 無為無策の9日間

    復活しました:我ながら時代に遅れたと改めて痛感させられた9日間でした。去る24日(金)にこのアパート群(3棟で576戸)のインターホンの交換工事があり、我が家も入れ替えました。工事が終わってPCを起動すると「ネットに接続していない」と通告がありました。固定電話も不通。慌てました。管理事務所に照会しても、どこからも問い合わせはないと。そこで、工事を担当した係員を呼び戻してもらい検査したが、どこにも問題はないという結果。翌25日の早朝に管理会社のシステム担当が来て再度検査。「異常がないのに繋がらない」と言っている間に回復。彼らが修理したかのような展開。でも、ルーターとモデムに少し異常があるかもしれないので、NTTに検査か交換を依頼されればと言い残して帰りました。早速電話をすると、我が家が不通だった時間帯に新宿...無為無策の9日間

  • 復活のお知らせ

    各位PCの故障で休載していましたが、無事に修復しましたので、明2日より更新します。よろしくお願いいたします。真一文字拝復活のお知らせ

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