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2014/10/09

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  • 矢張り本日もトランプ大統領論を

    石破首相は「なめられてたまるか」と言われた:石破首相がここまで思い切って(思い切られたのだろう)発言された以上、誰になめているという意味かは、言うまでもあるまい。これでは、私も追随せねばなるまい。アメリカの知人たちに「トランプ大統領との意思の疎通云々」を送ったところ、下記のような反響が返ってきた。即ち、>私の関心事はトランプが物事を良く理解し認識しているのかいないかよりも、未だに多くのアメリカ国民がトランプの実態を認識できずに、彼を信頼していることにある。でも、このまま物価上昇が続けば、彼等も遅かれ早かれ、問題点を把握するようになるだろう。また、これとは別にこういう見方をしている人もいた、即ち、>トランプは興行師である事を忘れないでほしい。彼が言うことは必ずしも彼が信じて指摘している訳ではなく、彼の熱心な...矢張り本日もトランプ大統領論を

  • 7月9日 その2 訂正版「形振り構わずトランプ大統領を責める」

    トランプ大統領が事態をここまで引っ張ってきただからい言うべき事を言おう:トランプ大統領がこの度の書簡を発送した後で「これでアメリカに輸出する各国が(tariffの金を)支払うことになった」と発言したと報じられた。「未だ、そんな事を言っているのか」とウンザリしたというよりも「もう彼の妄言を聞くのに疲れたよ」と言いたい気分だ。大統領と雖もアメリカ人である事は変わらないのだから、責任を他者に押しつけるのは普通だが、今回だけは度し難いのだ。既に指摘してあったことで「アメリカ合衆国が日本との間に貿易赤字を抱えていること」は明らかにアメリカ側の問題であり、「我が国が責任を負うべき性質ではない」のである。22年間もアメリカを代表する輸出企業の担当者として、アメリカとその製造業界の実態を、エコノミストやジャーナリストや大...7月9日その2訂正版「形振り構わずトランプ大統領を責める」

  • 形振り構わずトランプ大統領を責める

    トランプ大統領が事態をここまで引っ張ってきただからい言うべき事を言おう:トランプ大統領がこの度の書簡を発送した後で「これでアメリカに輸出する各国が(tariffの金を)支払うことになった」と発言したと報じられた。「未だ、そんな事を言っているのか」とウンザリしたというよりも「もう彼の妄言を聞くのに疲れたよ」と言いたい気分だ。大統領と雖もアメリカ人である事は変わらないのだから、責任を他者に押しつけるのは普通だが、今回だけは度し難いのだ。既に指摘してあったことで「アメリカ合衆国が日本との間に貿易赤字を抱えていること」は明らかにアメリカ側の問題であり、「我が国が責任を負うべき性質ではない」のである。22年間もアメリカを代表する輸出企業の担当者として、アメリカとその製造業界の実態を、エコノミストやジャーナリストや大...形振り構わずトランプ大統領を責める

  • 7月8日 その3 トランプ大統領の意思の疎通は諦めるしかないのか

    この度のトランプ大統領の25%を通告の書簡には虚しさだけが:今回のトランプ氏の相互関税率を通告する書簡で示した態度は「彼の無茶な姿勢はついにここまで来たか」と痛感させられた。「最早、この人物には何を言っても無駄だな」という虚しさを再認識できた。彼の主張には論理が欠落しており、経験不足と無知から生じる感情と打算で成り立っていると読んだ。あのような「アメリカに売り込んだ日本が悪いのであり、必要に迫られて輸入した自国の責任を全く認識できていない態度」には言うべき言葉すら思い当たらなかった。その発想を止められなかった閣僚も側近もdummy(言いなりの飾り)でしかなかったことが立証されていたではないか。いや、浮き彫りになってしまった。ベセント財務長官もUSTR代表も恥を知るべきではなかろうか。「アメリカに売り込んだ...7月8日その3トランプ大統領の意思の疎通は諦めるしかないのか

  • 7月8日 私が勧める英語の勉強の仕方」

    英語とは異文化の国の言葉であることを忘れないよう:文化が異なるとはどういう事かという基本から:*逆さの文化:そこまで日本とは反対なのかという例を挙げれば。姓名日本では名字が先なのに対して、英語圏では名前が先というfirstnamefirstである。住所日本では東京都新宿区と広い方からで、英語圏ではSeattle,Washington,USAとなる。通行日本では車は左側に対して、アメリカは右側となる(英連邦系では左側)。年月日日本式は令和7年7月8日で、アメリカではJuly8,2025と年が後にくる。手招き日本式は掌が下向きで、アメリカでは上向き。思考体系日本には八百万の神が存在し柔軟であるのに対して、アメリカは一神教で二進法なので「イエスかノーか」が明確。謝罪日本では潔く自己の非を認めて謝罪するが、西欧の...7月8日私が勧める英語の勉強の仕方」

  • 我が国に課す相互関税率を25%とXで公表

    トランプ大統領が断固して往く我が道を誰が塞ぐか:今朝4時のTBSのニュースで25%だと知った。追加の情報では、25%はreciprocaltariffsのみのことで、自動車その他は話が別だと主張しているとか。しかも、対抗措置を採れば税率を高めるとまで言っておられる模様。何処まで小心者であることを露呈すれば気が済むのかと、極めて不快な気分にさせられた。嘗ては世界を牽引した国で世界の警察だったことをここまで放棄する気かと嘆く前に呆れた。我が国の経済は最早「輸出依存」ではないと理解するが、自動車に25%かそれ以上も賦課されれば、石破さんが表現された「国難」の度合いが非常に高くなると同時に「車会社難」は際立ってくるだろう。また、関連の大中小の業界にとっては「大災害」になる危険性は極めて高いと見る。残るは「アメリカ...我が国に課す相互関税率を25%とXで公表

  • トランプ大統領に真正面から当たって説得しよう

    如何なる強固で説得が難しい権力者でも怯むことなく当たっていくべし:本稿の趣旨は「石破首相の国難に当たっていく奮起を期待しよう」、いや「促したい」にある。トランプ大統領が強行突破一本槍で推し進めてきたreciprocaltariffs作戦の「交渉を許す」とした期限が日本時間で2日後に迫ってきた。どう見ても成果は捗々しくないようだ。トランプ大統領が35から50%と指定する書簡を送ると言いだして日本が不満だと言う様を「焦り」と報じたメディアもあった。私は危険信号でしかないと見る。我らが赤沢大臣の7回にも及んだ「誠意ある姿勢を見せた」のであろう日本式の交渉の手法も、トランプ大統領の意向の代弁者に過ぎないと私は見ているベセント財務長官には響かなかった模様で、トランプ大統領を苛立たせるだけに終わってしまったとしか見え...トランプ大統領に真正面から当たって説得しよう

  • トランプ大統領を賞賛する

    トランプ大統領が掲げる目的/目標は素晴らしいが表現の仕方が:日本商工会議所小林会頭がトランプ大統領の打ち出される事柄に一々反応していても」と言われたのは、誠に尤もだと思って拝聴した。例えば、大統領が「膨大だ」と表現される対日貿易赤字削減に励まれるのは、大統領としては正しいと言わざるを得ない。だが、その大目標の為に我が国が「アメリカを貪ってきた」のように悪し様に言われるのは不快であるし、事実誤認に基づいているので宜しくないのだ。また、最近「異常では」と感じさせられるほど、ハーバード大学の「リベラル傾向」を、口を極めて非難攻撃され、留学生のヴィザを取り消し、交付金を廃止とまで言われることを、我らがマスコミも批判している例もある。だが、ハーバードに留学している中国の学生が、同大学全体の20%にも達していることに...トランプ大統領を賞賛する

  • 7月2日 その2 トランプ大統領式の一方的な宣告の手法の考察

    アメリカ式商いの手法に過ぎないのでは:いきなり結論めいたことを言うと「アメリカ式交渉術は“Takeitorleaveit.“」なのだ。この方式に圧倒されて負けてはならないのである。アメリカの企業が日本市場に進出して取引を開始できた後で、商習慣というか最も悩まされた文化の相違点が「値上げ」だったそうだ。アメリカでは原材料費、生産に要する費用、人件費等々が上がった場合には、遅滞なく販売価格に転嫁するのが常識なのである。その値上げ(priceincreaseと言う)は「告知する」か「通告する」というか「知らせる」だけの作業なのである。ところが、日本市場はアメリカのようなメーカー優位の(私が名付けた)producer’smarketではないのだった。その異文化に遭遇して驚かされたのだった。即ち、「値上げとは交渉す...7月2日その2トランプ大統領式の一方的な宣告の手法の考察

  • 続・トランプ大統領が自動車問題でまた吠えた

    「トランプ大統領がまた吠えた」と指摘したのですが:「トランプ大統領が自動車問題でまた吠えた」と題して投稿したところ、やはりアクセスは芳しくありませんでした。予想はしていました。「また同じようなことを言うのか」と飽きられたのかもしれませんし、あるいは故・田久保忠衛氏の「妾の国の者が旦那の国の大統領を批判してはならぬ」という言葉に共鳴される(信奉される?)方が少なくないからかもしれません。実際、私のアメリカの知人の一人で、小規模ながらアメリカ中で有名な私立大学から数年を経てハーバードでMBAを取得し、某大手企業の幹部を務めたのちにリタイアした人物もこう言います。「もうトランプ批判はやめたい。疲れたよ」と。気持ちは分かります。それでも私は申し上げたいのです。トランプ氏が明らかに誤った情報に基づいて日本を非難する...続・トランプ大統領が自動車問題でまた吠えた

  • トランプ大統領が自動車問題でまた吠えた

    本当に難しい方だなと痛感:自動車輸入の関税25%を譲る気はないと主張された。日本から何百万台もの自動車が輸出されてくるにも拘わらず、アメリカの車を買わないのは怪しからんのだからと、FOXのインタービューで強調されたそうだ。正直「未だ、そんな事を言うのか」だった。そこで、ふと思い出したのが、DennistheMenaceというアニメーションだった。“menace”とは「扱いにくい人」か「困った人」の意味にもなる。トランプ大統領が貿易赤字解消に懸命の努力を重ねておられることは承知しているし、それ自体は大統領の政策としては誤りではないだろう。だが、その手段として取ろうとしておられる「日本車の輸入を目の敵にするのは誤りである」と断じる。理由は今更解説するまでもない事で、日本側に瑕疵はないのだから。相手国の市場の要...トランプ大統領が自動車問題でまた吠えた

  • 6月30日 その2 続・22年間の経験から語る「アメリカの会社」という異文化

    アメリカ合衆国では:定年制はない:アメリカの文化というか習慣では「何人と雖も年齢、性別、国籍で差別されてはならない」のである。従って、企業社会においても「定年制」など無い。各自が引退したいときに「リタイア」すれば良いのである。但し、会社にはpension即ち年金制度があるので、長く在職した方が良いのだが、所属する部門の上司が長が逗留を認めてくれるかどうかは、また別の問題である。今までに経験したところでは、我が国には「アメリカの会社には定年制がないこと」は余り知られていなかったと思う。我が社の本社機構では「年齢と勤務年数の合計が85に達すると、年金の満額が貰える」という制度があった。だが、我が国とは趣を異にする中途入社または採用の社員が多いので、85に到達するのは容易ではなかった。因みに、東京はこの制度の適...6月30日その2続・22年間の経験から語る「アメリカの会社」という異文化

  • 一寸気になった小さな話題を

    細かいことが気になる質(タチ)で:「何とかUniv.」とは情けない:昨日だったが、大学生の陸上競技のトラック種目とレスリングの試合のニュースを見てしまった。そこでどうしても気になったことはといえば、ユニフォームに大学名をローマ字表記しているのは良いとしても、皆が○○の後にUniv.と付け加えている現象だった。また、多くの大学のトレーナー(って言うのかな)にも、大学名の後に申し合わせたかのようにUniv.と付けているのもおかしいと断じる。何故、私がそう言うのかを述べていこう。主張したいことは「大学名だけの表記にせよ」なのである。私にはuniversityか我が国だけで使われている略号だと思っているUniv.を付けておかないと、世間様に大学生だと認識して貰えないとでも考えているのかと疑っている。「何とも情けな...一寸気になった小さな話題を

  • 22年間の経験から語る「アメリカの会社」という異文化

    アメリカにおける会社の在り方は:始めに:日本では「会社」、英語では“company“とは同じものではないということから入って行こう。かく申す私もその辺りをそう深く考えずに(今になって考えれば無謀だったと言うしかないが)1972年8月に転進したのだった。だが「これほど違うのか」と気が付き「その相違点を纏めてみようか」と考えるようになったのは2社目になったWeyerhaeuserCompanyでの10年目くらいからだった。その文化の相違点をこれから取り上げて論じてみよう。なお、本稿の目的は「アメリカにおける会社という存在が日本とは違う点を取り上げることにある」ので、両者の優劣は論じているのではない、念の為。導入部:1972年8月に未だ39歳の時に、アメリカ紙パルプ産業界の上位5社の中に入っていたMeadCor...22年間の経験から語る「アメリカの会社」という異文化

  • 6月28日 その2 誠心誠意を示せば

    誠心誠意論:黙って最後まで聞いていていただけ:社内で敏腕の評判が極めて高かったDonは、同時に「日本人キラー」とも呼ばれていた。彼はさらに日本市場では「Donさんは本当に良い人」と圧倒的に評判が良かったし、日本市場における地盤を着々と拡張していた。ある時に、彼の帰国と私の本部出張が同じフライトとなり、空港のラウンジで顔を合わせた。Donとは事業部は違っていたが、顔見知りだったので思い切って「何故貴方は日本の客先に歓迎されているのですか」と尋ねてみた。彼は意外にも淡々と語り出したのだった。彼が語る「日本市場に受け入れられる手法」は、何と言って良いか俄に判断できない微妙なものだった。だが、微妙に示唆に富んでいて考えさせられる話だった。彼が日本市場における地盤の拡張を目指していた頃には、多くの見込み客(pros...6月28日その2誠心誠意を示せば

  • TACOトレード

    赤沢大臣が7回目の関税交渉でアメリカへ:心から「ご苦労様。交渉が成功するよう」と祈りたい気持ちだ。そこにまた、何かでTACOトレードを取り上げていたのに気が付いた。UKのロバート・アームストロングという記者が“Trumpalwayschickensout.“、即ち「トランプは何時もビビって(怖じ気づいて)辞めてしまう」と相互関税の実施延期等の姿勢を皮肉って言い出したことだそうだ。「なるほど。上手いことを言ったな」と受け止めた。そこで、近頃のトランプ大統領の言動と相互関税交渉の経過等について感じたことを、2~3取り上げていこうと思う。TACO:ドナルド・トランプという方は案外に「気が小さい」のではないかという事。英語の表現は“weak-hearted“というのがあるが、“coward”=臆病者、尻尾を巻いて...TACOトレード

  • 偏見と誹られるのを覚悟して

    JOC会長に橋本聖子氏が:正直「また、個人種目の人か」と思わずにはいられなかった。前任者の山下泰裕氏は柔道の金メダル獲得者だった。彼以前の武田恒和氏は馬術、八木祐四郎氏はスキー(それ以前にトビウオの古橋広之進氏)という具合で、皆個人種目の選手。スポーツ庁長官も初代の鈴木大地氏は水泳、現在の室伏広治氏はハンマー投げの金メダリスト。何故か皆優秀な個人種目の選手だった方々。サッカーという団体競技の経験者として「何故、ここからはスポーツ界の要職には就けないのだろう」と感じていた。中には川淵三郎氏のようにオリンピック組織委員会会長に推されながら就任されなかった例はあったが。「和を以て貴しと為す」の我が国でこそ団体種目でもオリンピック制覇があっても不思議ではないと思うが、ティーム競技でとなると21年のLAでの稲葉篤紀...偏見と誹られるのを覚悟して

  • 6月26日 その2 また旧ジャニーズか!

    国分太一やFMHは二の次三の次で結構:新聞は知らないが、各テレビ局は日テレの福田社長が記者会見まで招集して「プライバシーである」と何も語らなかったこの国分と、FMHの案件で連日大騒ぎ。昨日4時間半もかかったというFMHだかの会社の株主総会も、元はと言えば旧ジャニーズの何とかいう不届きな輩が起こした事件の所為で、一悶着起こしたのではなかったか。騒ぐべき相手は旧ジャニーズだろう。日テレは「番組を降板させた」と報じられているが、国分太一は何時マウンドから降りたのだろう。何故、素直に番組から追放したと言わないで、野球の放送用語に執着するのだろう。安易な用語の使い方だ。こういう専門語は野球の中継放送がラジオしかなかった時代のもの。言って見れば、NHKの用語を民放も真似ているのだ。私が問題にしたいのはそんな問題ではな...6月26日その2また旧ジャニーズか!

  • 新宿区の人口2025年6月度版

    2025年6月の新宿区の人口は354,877人と前月比85人の微増:25年6月には前月比で85人増と+0.02%の354,877人だった。その中で、日本人は304,999人で前月から26人の増加で、私が毎月最も注目している外国人の増減は+59人の49,878人だった。外国人が総人口に占める比率は14.05%と5月の14.04%を僅かに超えていた。因みに、4月は13.5%だった。今や日本の大学に中国からの留学生が増加していると報道されている時代だ。先日、新大久保駅から山手線外回りに乗ろうと待っていて、何気なく見た目の前の大きな看板は、中国人専用の予備校・行知学園のものだった。全て簡体字で記載されているので内容は全く理解できなかった。事態(字体ではない)はここまで来てしまっているのかと、正直に言えば「危機感」...新宿区の人口2025年6月度版

  • 英語の言葉を分類すれば

    Slangとはどのような言葉か:Slang:解説)「俗語」のことである。これが我が国で屡々誤解されている。即ち、「汚い言葉=“swearword”と混同されているのだ。この両者は全く異なる性質の言葉であると認識しておいて貰いたい。私が嘗て例に挙げてきた誤解は、松本清張氏がその小説の中で「アメリカ兵たちが下品なスラングで話し始めた」というのがあった。下品なのは「汚い言葉」の方なのである。残念なことにその小説の頃の兵隊たちは、小学校教育を経ておらず識字率も低く正統な英語では話せない連中が多く、slangと言うよりも出鱈目な言葉(pidginEnglishとも言う)を多用していたのだろう。勿論、swearwordも使っていたとは思う。私は経験的にもこの辺りは良く承知している。大作家の松本清張氏ともあろう人でも、...英語の言葉を分類すれば

  • 異文化との遭遇

    「チャンと挨拶するのですよ」:香港で:1970年8月の事だった。生まれて初めて海外に出張の機会を与えられて(正確には「初めて外国に出かけて」)最終予定地の香港に到着した。すると、現地の商社が予約してくれたホテルには我々の記録がなかった。駐在員が激怒して交渉した結果でホテル側の誤りと判明して、お詫びとしてペントハウス〔最上階のテラス付き部屋〕をシングルと同様の価格で用意してくれた。と、ここまでは導入部。翌朝、朝食に行こうとエレベーターホールに行くと、向こうから立派な服装の貴婦人風の小母様が来られて「お早う御座います」と日本語で声をかけられた。「こんな人知らないのに」と戸惑っていると「貴方日本人でしょう。外国に来たら、知らない人に出会っても、チャンと挨拶するのですよ。未だ外国に慣れていないようだけれども、これ...異文化との遭遇

  • トヨタがアメリカ市場での値上げを発表した

    トヨタは「関税の為ではない」と説明:各社一斉に「トヨタは平均270ドル(約4万円)、高級ブランド「レクサス」は平均208ドル〔約3万円〕、それぞれ7月から値上げする。価格はコストの上昇や競合他社の動向を踏まえて決定したのであって、tariffによるものではない」と報道していた。トヨタは既に全米のディーラーに通知している由。遅かれ早かれこうなるものとは私にも予測できていた。早速、アメリカの知人たちに「この値上げによって、アメリカのトヨタ車愛好者たちがトヨタ車から離れていくような事があるのだろうか」と、意見を求めてみた。昨夜下記のような返信があったので紹介してみよう。>「我が国のトヨタ車愛好者がこの程度の少額の値上げでトヨタから離れていくことはないと見ている。私はアメリカで日本車の品質が国産車と比較すれば優れ...トヨタがアメリカ市場での値上げを発表した

  • 6月22日 その2 石破首相は現場の実務の負担増をお分かりなのかな

    石破首相は「現金給付の方に効果がある」と主張:この効果のほどについては議論が分かれているが、私は既に「地方自治体の事務方に新たに膨大な量の作業が加わるので、人手不足の折から敬遠されているし、千葉県の熊谷知事は明快に否定的な見解を発表されたことを取り上げてあった。そこに、週刊AWACS氏は下記のように指摘しておられた。>マイナンバーに公金口座がリンクされていない状況では簡単に配布もできません。かなりの事務コストと時間を使い自治体が配布するのです。誠に尤もなのである。現金給付の方が全国の地方自治体に膨大な事務量を負担させることを、総理大臣も閣僚も与党も未だに認識できていないようなのだ。何時のことだったか、テレビのニュースでは「現場でお知らせを印刷し、折りたたんで予め宛名書きされた封筒に詰めると言う、単純反復労...6月22日その2石破首相は現場の実務の負担増をお分かりなのかな

  • 今日も江戸に行くのですか

    江戸へ江戸へと草木も靡く:今朝ほど、NHKだったかで浮世絵を取り上げて、お江戸の外から荷物を背負って出かけていく商人に「今日も江戸に行くのですか」と問いかけている場面を使って「お江戸中心論」を解説していた。あの時代ならば、江戸が中心である事くらいは想像できる。だが、21世紀の現在でも事態は余り変わっていないと思わせられたことがあった。それは、何処かの局で東京に進学するのか、就職するのか定かではないが、「何故東京を目指すのか」と問いかけられた青年が「一度東京という所を味わって見たいから。地方にいて想像するだけになるので物足りないない」とハッキリ言い切っていた。こういう傾向は近年益々顕著になってきていると思う。進学の面で見れば所謂「四大私立」、「GMARCH」、「日東駒専」は全て都内にある大学。尤も、「関関同...今日も江戸に行くのですか

  • 日本テレビ福田博之社長の国分太一についての記者会見から

    またJohnny'sの問題なのかと思われるだろうが:本稿は「カタカナ語批判」である。昨21日から各局が一斉にこの案件を取り上げて、福田博之社長の記者会見も報じられた。だが、私には社長が何を言っておられるのかがサッパリ解らなかったし、記者たちからの突っ込んだ質問に対しても意味不明なカタカナ語を駆使して空疎な答え方をしていた。カタカナ語排斥論者の視点から言えば、カタカナ語の多用で不器用に、意図した訳でもなく、事案の焦点を外したとしか見えなかった。では「何処かおかしなカタカナ語だったか」を取り上げてみよう。それは「事の内容が『プライバシー』であるから言えない」の連発と「コンプライアンス違反があった」とだけしか言われなかった点だ。私は敢えて「意味不明だ」と指摘する。何故ならば「プライバシー」と「コンプライアンス」...日本テレビ福田博之社長の国分太一についての記者会見から

  • 6月20日 その2 「日本とアメリカの間には未だ溝がある」についてアメリカの知人たちの意見

    トランプ大統領の考察:去る6月18日に取り上げた掲題の件を、アメリカの知人たちに送って彼等の意見を求めてみた。下記のような反応があったので紹介してみよう。●ワシントン州の元同僚から:君が指摘した下記の6項目には賛成する。*自国が設けた排ガス規制値を達成できず、達成した日本車と欧州車に抜かれた、*UAWに圧されて現場の組合員の賃金を上げすぎた為に、労務費の負担が大きくなりすぎた、*左ハンドル車しか作ろうとしなかった(輸出相手国の基準に合わせようとしなかった)、*アメリカ製の車は燃費が悪かった、*労働力の質が低く、国際市場での競争能力を失った、*非関税障壁等の戯言で自国の瑕疵を認めようとしなかった、さらに、トランプ大統領の勉強不足というか、了見の狭さが問題に拍車をかけているのでは。彼は自分の権力の程を誇示しよ...6月20日その2「日本とアメリカの間には未だ溝がある」についてアメリカの知人たちの意見

  • 国際情勢の不安定化

    アメリカ(トランプ大統領)対イランイスラム共和国の関係:ここでも「当方の知識は全てマスコミ報道の域を出ていない」とお断りしておこう。トランプ大統領がG7の会合を「それよりももっと重大な案件がある」と言い残してワシントンDCに帰っていったのは、とても何時ものヨーロッパ嫌いだけの理由ではないだろうということは読めた。だが、トランプ氏が抱えている容易ならざる問題とは何だろうかとボンヤリと考えていた。私でさえ、アメリカとイランの「核」を巡っての好ましくない関係は認識できていた。でも、「無条件降伏せよ」と出てきたのは、世界情勢についての認識不足だったかと大いに反省しているところだ。そこで、不明を恥じるべきか、トランプ大統領を頭の中を読もうとするのは無駄なことだと改めて理解すべきかと、方々に問い合わせてみた。結果を大...国際情勢の不安定化

  • トランプ大統領論

    トランプ大統領は何もかもご承知か、あるいは無知なのか:私はドナルド・トランプ氏の出現以来(は一寸大袈裟かも知れないが)彼が打ち出す政策や言動の粗暴さやブレを見せつけられたので、「彼は果たして森羅万象何もかも通暁しているのか、それとも無知なるが故に強硬な姿勢を取れるのか」がどう考えても判断でなかった。即ち、私が20年以上も慣れ親しんできたアメリカの企業社会の常識や通念からは逸脱しているので、不可解なのである。この点は毎月語り合う機会を得ているST教授も「どちらなのかが解らない」と悩んでおられた。私のようなトランプ嫌いは「トランプ否定派」であるが、私の知る限りでは、トランプ大統領を肯定する方はおられて「彼は全てを弁えた上での行動である」と主張されるのだ。そこで、今回は遅ればせながら、かなり信頼するに足ると思う...トランプ大統領論

  • 6月18日 その2 日本とアメリカの間には未だ溝が

    首脳会談でも関税交渉が決着しなかった背景は:「トランプ大統領は自動車問題については本当に理解も認識も出来ていないのか、あるいは何もかも承知で何としても貿易赤字を減らす為にはアメリカを貪っていた日本からの自動車の輸入を劇的に減少させ、アメリカ国内での製造を増やさせようと、無知を装って強硬姿勢を崩そうとしないのか」が、私にはまたもや判断できない状態に追い込まれかのような感が濃厚になった。20年以上も対日本向け輸出の分野ではアメリカを代表するような会社で、輸出を担当してきた者として、経験と知識を基にして何度でも言うが「トランプ大統領を筆頭にしてアメリカ側の主張は、特に自動車に関しては、間違っているしfairではない」のである。トランプ氏は知ってか知らずにか、自国の自動車産業界に多くの至らざる点があって、日本向け...6月18日その2日本とアメリカの間には未だ溝が

  • 大谷翔平が投手に復帰した

    NHKが地上波で中継とは知らなかった:「鳴り物入り」(とは言っても、大谷君が自分で入れた訳ではあるまいが)で日本時間の17日に大谷翔平が待望の投手復帰を果たした。中継があったとは知らずに、何気なく11時に1チャンネルを見ると、大谷翔平がベンチ裏から出てくるところだった。知らなかった。さて、マウンドに上がった大谷翔平を見れば、打者大谷とは別人かと思ったほど緊張しきっている表情。肩慣らしの投球も力が入りすぎていたし、リリースポイントが定まらず荒れ気味。流石の大谷君でもこういう事かと少し気になった。1回で28球投げただけだったが、未だこれから調整をしていく段階かと見た。一昨年だったか、Angelsの不届きなネヴィン監督(当時)に、あのダブルヘッダーに投げさせられた頃の投手大谷に戻るまでには、多少時間がかかるだろ...大谷翔平が投手に復帰した

  • 6月17日 その2 5kgで¥1,980

    棚には備蓄米しかなかった:午前中に家内が「お米の在庫が」という事で、我が家の道路の反対側にあるイオンの「まいばすけっと」に何時もの5kgで3千円台のカリフォルニア米と国産のブレンド品を買いに出て行った。ところが、「こんな安い物しかなかった」と、¥1,980の備蓄米を抱えて不満げな顔付きで帰ってきた。「備蓄米なんて大型スーパーに朝から行列しないと買えない様子で縁がないと思っていたのに、呆気なく買えてしまった」と言うのだ。家内は「備蓄米とは古くなったお米を政府が安く売りに出した」と認識して(誤解してか)いるので、味が不安だと予定を変更して昼食をカレーにして、早速炊くことにした。だが、案ずるは何とやらで、味音痴の当方には普通の白米に過ぎなかった。当たり前か。二男に訊けば「まいばすけっと」はイオンの傘下の店だから...6月17日その25kgで¥1,980

  • アメリカ全土で抗議デモや騒動が起きているのか

    アメリカ合衆国は広く州ごとに事情が異なるようだ:報道を見ている限り、アメリカ全土で反トランプというか移民の強制送還等々に反対する抗議デモが起きて騒乱状態であるかのようだ。トランプ政権の危機かと思わせられる勢いだった。昨16日のBS日テレの「深層ニュース」では杉山晋輔元駐アメリカ大使が「マスコミがアメリカ全土で反トランプのデモが起きていて、治安が悪化しているように報じるが、アメリカの知人たちに尋ねると『当時では何事も起きていないで普通に日常生活が出てい』と答えてきた。騒動になっているのは限られた地域では」と指摘しておられたのだ。実態はそうではないかという気がしてならない。何分にもアメリカは広いのだし、州によって事情が違うから。そこで、当方も杉山晋輔元大使が言われた通りだと思うが、確認しようとアメリカの知人や...アメリカ全土で抗議デモや騒動が起きているのか

  • 目下の国の内外の情勢を見れば

    大変だろうし、面倒な事態になったようだ:2万円の現金給付:報道によれば、千葉県の熊谷知事は「政府・与党が物価高対策として検討する現金給付策を巡り、熊谷俊人・千葉県知事がX(ツイッター)で自治体が膨大な給付事務を担うことに不満を示した」とあった。これなどは石破首相が「政府は一度も考えた事がない」と言い切った給付を決めたことに反対する意見の一つである。尤もな意見だと受け止めた。何年前だったか、何の問題に対応した時だったか記憶が定かではない。その時に、市役所や区役所からの当該の手続きについての一件書類の封書の発送が非常に遅れて騒ぎになった。私がブログで言ったことは「お役所はその書類の原案を作って内部か外部で印刷し、宛名を印刷した封筒を用意して、人員を集めて封筒詰めする作業は機械化できないから、要員をかり集めねば...目下の国の内外の情勢を見れば

  • 6月15日 その2 「トランプ大統領が日本製鉄のUS Steel買収を承認」の訂正版

    アメリカの大統領がやっと決断出来たのか:「2代続いて、アメリカ大統領に判断能力ありや」としても良かったと思っている。日本製鉄がUSSの買収を唱え始めてから1年半にも及ぶ期間を「あーだ、こーだ」と屁理屈を並べた立て(「失礼、反対論を展開して」と言うべきでしたかも)空費させたのだから。当初は、トランプ氏は不倶戴天の敵であるバイデン大統領が禁止令を施行したのだから、賛成に回るかと思えば同調したのだった。だが、結局の所、承認するに当たって日本製鉄がアメリカ政府に対して経営上の重要事項に拒否権を持つ黄金株を発行することや、国内生産などへの関与を持つことを盛り込んだ、国家安全保障協定を締結させたのだった。この辺りを良く考えてみれば「トランプ大統領の支持層である所謂rustbeltの労働者階級に対する合併承認の言い訳に...6月15日その2「トランプ大統領が日本製鉄のUSSteel買収を承認」の訂正版

  • トランプ大統領が日本製鉄のUS Steel買収を承認

    アメリカの大統領がやっと決断出来たのか:「2代続いて、アメリカ大統領に判断能力ありや」としても良かったと思っている。日本製鉄がUSSの買収を唱え始めてから1年半にも及ぶ期間を「あーだ、こーだ」と屁理屈を並べた立て(「失礼、反対論を展開して」と言うべきでしたかも)空費させたのだから。当初は、トランプ氏は不倶戴天の敵であるバイデン大統領が禁止令を施行したのだから、賛成に回るかと思えば同調したのだった。だが、結局の所、承認するに当たって日本製鉄がアメリカ政府に対して経営上の重要事項に拒否権を持つ黄金株を発行することや、国内生産などへの関与を持つことを盛り込んだ、国家安全保障協定を締結させたのだった。この辺りを良く考えてみれば「トランプ大統領の支持層である所謂rustbeltの労働者階級に対する合併承認の言い訳に...トランプ大統領が日本製鉄のUSSteel買収を承認

  • 中近東の事情を少し勉強してみよう

    パレスチナとは:僅か3日間東京を空けていた間に、イスラエルがイランの核設備を攻撃する事態が生じていた。直感では「これは一大事で、直ぐに大問題に発展しかねないのでは」と閃いた。だが、そもそも中近東(この表現で良いかどうかすら自信がない)の歴史と事情(実態)について余り性格に認識出来ていないので、先ずはイスラエルが攻撃を続けるGaza地区というかパレスチナについて、少し勉強してみようと思い立った。生成AIによれば、パレスチナとは大要下記のような事だと知り得た。パレスチナについて:パレスチナ国(StateofPalestine)は「独立を宣言した国家」なのだが、国際的な地位は複雑らしい。1988年に独立を宣言し、2024年6月時点で国連加盟国193か国のうち145か国が国家として承認しているが、UN(国連)には...中近東の事情を少し勉強してみよう

  • 続・トランプ大統領の批判

    アメリカの知識階層に属する人たちの見方:一昨日「トランプ大統領の批判」と題して取り上げた我が家の隣人であるアメリカの高齢者〔だと思うが、「貴方は何歳ですか」などと尋ねるのは非礼である〕の意見を、アメリカの知人たちに知らせてみた。2人から「その意見に賛成」と答えてきたので引用しようと思う。言うまでもない事だと信じているが、アメリカで高等教育を受けた一定以上の階層に属する(少数の)人たちの中には、先ずトランプ大統領を支持する人はいないのである。トランプ大統領不支持は何もNewYorkTimesだけではないのだ。私が批判するのも故無きことではないのだ。トランプ大統領の支持層は何度も紹介したように、労働者階層が主体を成しているのだ。ここに紹介するJimはハーバードのMBAでI社をリタイアしたばかりで、Gregは当...続・トランプ大統領の批判

  • 小泉進次郎農水大臣に何を期待するか

    米の小売価格引き下げか、供給不足の解消か:小泉進次郎大臣は森山幹事長の説得を受けて「高値と供給不足の状態を解消すべく大役を引き受けたのだろう」と解釈していた。そして、備蓄米の販売方式を随意契約に切り替えて、テレビ局がこれでもかとばかりにニュースで「5kgで約\2,000」という経済的な価格でスーパーマーケットやコンビニエンスストア等での販売に前夜から並ぶ人たちを大きく取り上げた。私は安くして売り出すことを批判する必要はないと思う。だが、「買った、買った」と喜ぶ人たちの様子を見ると、コメ不足と高値に生活が困窮したので並んでまで買いに来たとは見えなかった。疑えばキリがない事かも知れないが、ただ廉価で購入することが目的の人たちが多いかのように見えたのは僻目か。そして、何故大都市の小売店にばかり随契をさせたのだろ...小泉進次郎農水大臣に何を期待するか

  • 6月9日 その2 訂正版「トランプ大統領の批判」

    アメリカを破壊しつつあるのか:我が家の隣に昨年前半だったかに転入してきていたアメリカ人・GS氏とエレベーター・ホールでバッタリ出会って30分ほど立ち話をした。彼は娘さんの嫁ぎ先であるコロラド州のデンバーに3週間ほど滞在して帰国?したばかりであるそうだった。そういう事で話題は自然にと言うか何となくトランプ大統領批判になって行った。常識的には日常の会話で政治を話題にすべきではないので、寧ろ呆気なく話が進んでしまった。それにそう頻繁に顔を合わせている訳ではない隣人が民主と共和何れの支持者であるかも承知していなかった。だが、S氏は堰を切ったかのようにトランプ大統領に掻き回されて政治・経済・移民への過激とも言える処置等で不安定になりつつある自国の現状を、真剣に深刻に憂いていた。そこで、私からは敢えて「あるアメリカ問...6月9日その2訂正版「トランプ大統領の批判」

  • 6月9日 その2 トランプ大統領の批判

    アメリカを破壊しつつあるのか:我が家の隣に昨年前半だったかに転入してきていたアメリカ人・GS氏とエレベーター・ホールでバッタリ出会って30分ほど立ち話をした。彼は娘さんの嫁ぎ先であるコロラド州のデンバーに3週間ほど滞在して帰国?したばかりであるそうだった。そういう事で話題は自然にと言うか何となくトランプ大統領批判になって行った。常識的には日常の会話で政治を話題にすべきではないので、寧ろ呆気なく話が進んでしまった。それにそう頻繁に顔を合わせている訳ではない隣人が民主と共和何れの支持者であるかも承知していなかった。だが、S氏は堰を切ったかのようにトランプ大統領に掻き回されて政治・経済・移民への過激とも言える処置等で不安定になりつつある自国の現状を、真剣に深刻に憂いていた。そこで、私からは敢えて「あるアメリカ問...6月9日その2トランプ大統領の批判

  • ワシントン州からの便り

    アメリカの現況は:ワシントン州の南部に住む往年の同僚からの、久しぶりの便りを紹介しよう。因みに、ワシントン州とはアメリカの最西北部にあって民主党の地盤であるが、我が社は共和党支持だった。彼も共和党支持なのだが、事がトランプ大統領となると、姿勢は違うのだ。>我が国の状況は日増しに悪化している気さえする。今やロスアンジェルス地区では州兵が動員されて「移民を強制送還する連邦政府」に対して抗議運動を展開する者たちを逮捕までしている状態になった。私も今週当地で開催される『王様』(誰のことを指して言っているかは解るだろう)に対して抗議する集会に参加しようと思っている。だが、私が逮捕されることはないだろう。最早、事態がここまで来ている事に驚きを感じない自分にも何となく異常かなとすら感じる今日この頃だ。ワシントン州からの便り

  • 6月8日 その2 続・アメリカとの関税交渉

    アメリカ側の問題点を取り上げてみれば:私の投稿を見たTK博士は「赤沢亮正大臣は時間稼ぎをしているのでは」と見ていますが、私は石破/赤沢コンビが「トランプ大統領とアメリカを焦らす作戦に出ているのかも」と感じています。アメリカがこれまでに何カ国と妥結できたのか知りませんが、多くの国が一致してトランプ大統領の「アメリカさえ良ければ」の作戦を成功させないようにすれば、如何に自分たちの作戦が誤りであったかを少しは悟るでしょう、希望的観測かも知れませんがね。トランプ氏はもう好い加減に「アメリカが輸出国ではなかった事」と「輸出に注力できる(特にアジア・パシフィック方面に)備えも能力もない国だ」と認識できても良い頃。私が引用した輸出品目でも明らかです。在職中に多くの船社から「太平洋航路では西海岸からの紙パルプと木材製品(...6月8日その2続・アメリカとの関税交渉

  • アメリカとの関税交渉

    赤沢亮正大臣の5度の会談でも合意に達せず:先ず「赤沢さん。頑張って」と激励する。赤沢亮正大臣はベセント財務長官他と個別に5回目になる交渉を終えた後で、記者団に「合意の実現に向けた議論がさらに進展したとは言えると考えておりますが、一致点を見いだせたかといえば、見いだせていません。」と語られたと報じられた。5回も交渉の場に臨まれて関税を見直すように申し入れ続けられた努力に敬意を表すべきだろうと思う。交渉の成り行きに注目していた者として知りたいのは「一致点」とは何を指して言っておられるのかという点だ。想像してみれば「赤沢大臣は相互関税の見直し即ち撤廃、自動車への25%、鉄鋼とアルミへの50%の再考」であって、アメリカ側は「譲歩しないという態度を頑なに守っている」のではなかろうか。ベセント氏以下はトランプ大統領か...アメリカとの関税交渉

  • 性善説信奉がもたらした事

    外国人尊重の美風に付け込まれた:本稿では「外国人禍」としても良かったかも知れない。京都大学に留学する中国人が40回以上もTOEICの試験会場で不正を働いていた(言いたくないが「カンニング」は和製語である)挙げ句に逮捕されたと報じられている。残念ながら、私は又しても我が国の善意と性善説信奉に付け込まれたかと見ている。報道によれば、この件以外にも方々の太陽光発電所で電線を切り取る窃盗や、防護柵なき果樹園から果物を取っていく窃盗犯の多くは異邦人の所業であるとか。ここにも彼等が「性善説」信奉国と知って付け込んでいるのが明らかであるとしか思えない。長年「性悪説」に徹底しているアメリカを経験していたので、彼ら外国人に「甘い」と悪用されたのは非常に腹立たしい思いだ。これまでに繰り返して指摘してきたことで「我が国に何かを...性善説信奉がもたらした事

  • フジテレビに見る経営の問題

    MBAを活用していれば:フジテレビの清水社長が昨5日に「港前社長と大多元専務の提訴を発表し、同時に第三者委員会の報告書で問題を起こしたとされる一連の人物に関する処分を発表した事」がマスコミで大きな話題となっている。この様子と言うか成り行きを見て思い出したことがあった。それは我が友YM氏が未だプリンストンとペンシルベイニア両大学のビジネススクールの教員だった2000年頃に、あらためて「MBAとは」を解説して貰ったことがあった。その中で「なるほど」と感じ入ったことがあったので取り上げておきたい。それは“MasterofBusinessAdministration“のコースの中には、会社の経営の専攻だけではなく、大学や大病院の経営/運営の専攻もあるという点だった。即ち、「偉大なる教授や学者や名医が実務や現場を離...フジテレビに見る経営の問題

  • 迷惑メールの話

    迷惑メールからも世相が見える:私はインターネットの世界についてのliteracyが低いどころか無いも同様なので、何処の誰が一人かあるいは複数で操っているのかも知らない。だが、その襲来に悩まされないようにOCNに毎月某かを払ってブロックして貰っている。そして、丁寧に毎日その数を記録している。そこから見えてくることがある。彼等のような送り手どもは、明らかに日本国内で起こっている問題、何事かの流行廃り、事件か出来事をチャンと取り上げている傾向があることだ。彼等は毎日の件数が100を切ると、何らかの新手を編み出してくるのだ。その新手が世相を反映していると見える。その例を挙げてみよう。それは5月には100から60台にまで落ちる(落ちた?)と、彼等はダルトンがフジテレビに新規の取締役に送り込もうとした方々の中で、最も...迷惑メールの話

  • 6月4日 その2 訂正版 続・続「日本製鉄のUS Steel買収について」

    トランプ大統領の問題点をあらためて衝く:私の知人の一人に「トランプ大統領の日本製鉄によるUnitedSteel買収の件についての首尾一貫しない主張に悲憤慷慨している人」がいる。彼の指摘は「日本製鉄が合理化と近代化の設備投資が遅れ、古物化した生産効率が低い機械設備に頼ってきたので、粗鋼生産量では世界で27位に落ちて、中国等の新興勢力の後塵を拝しているUSSを救おうと立ち上がったのにも拘わらず、妙なポピュリズムで労働者階層を主体にした支持層の歓心を買うことを狙っているだけなのである」なのだ。上記の点では私の見解と全く同じである。世界の鉄鋼業界の現状を知らないトランプ大統領が「組合員たちの為に」という誤った考え方で、日本製鉄の救済策の買収提案の承認を曖昧にしているのは、決して賢明な策とは思えないのだ。私はトラン...6月4日その2訂正版続・続「日本製鉄のUSSteel買収について」

  • 6月4日 その2 続・続「日本製鉄によるUS Steelの買収について」

    トランプ大統領の問題点をあらためて衝く:私の知人の一人に「トランプ大統領の日本製鉄によるUnitedSteel買収の件についての首尾一貫しない主張に悲憤慷慨している人」がいる。彼の指摘は「日本製鉄が合理化と近代化の設備投資が遅れ、古物化した生産効率が低い機械設備に頼ってきたので、粗鋼生産量では世界で27位に落ちて、中国等の新興勢力の後塵を拝しているUSSを救おうと立ち上がったのにも拘わらず、妙なポピュリズムで労働者階層を主体にした支持層の歓心を買うことを狙っているだけなのである」なのだ。上記の点では私の見解と全く同じである。世界の鉄鋼業界の現状を知らないトランプ大統領が「組合員たちの為に」という誤った考え方で、日本製鉄の救済策の買収提案の承認を曖昧にしているのは、決して賢明な策とは思えないのだ。私はトラン...6月4日その2続・続「日本製鉄によるUSSteelの買収について」

  • 長嶋茂雄さん逝く

    日本国内の野球の人気を極限まで高めた大選手:長嶋茂雄氏は我が国に広く野球の面白さをあの域にまで高め、最高の人気を不動の物にした不世出の名選手だったと思う。私独自の視点で彼以前のプロ野球の選手にはなかった最高の素質だと評価している事がある。それは「気が付けば、長嶋茂雄選手は足も速かった」という点なのだ。余談になるが、89歳では当方よりも3歳も若い。惜しいことだ。彼が立教大学からジャイアンツに入団するまでは、並外れて優れたバッテイングと守備力が最高の評価を受けて、マスコミも持て囃していた。ところが、その俊足振りは誰も注目していなかったのだ、足が速いことは運動選手として欠くべからざる素質でありながら。自慢であるが、私は長嶋選手のその点を「素晴らしい」と評価していた。その長所が彼をあの大選手を育てたのである。さら...長嶋茂雄さん逝く

  • iPhooneの新製品の発売と見まがう長蛇の列

    備蓄米の販売に思う:話題は違うが、先ず「長嶋茂雄氏のご冥福をお祈り申し上げる」事から入っておくべきだろう。小泉農政じゃなかった米政には余り関心がなかったので、どのように展開していくかなど殆ど考えてもいなかった。品薄で価格が高騰している状況では当たり前の現象だろう。何れにせよ、小泉進次郎大臣には「一層奮励努力」して貰いたいものだ。そこで、批判的なことを言わないように注意して現状について感想を述べてみよう。*行列を作った人たち:販売する店舗の前に前夜から並んだ人たちの中には主婦と思しき人は皆無で、屈強の若者や中年の小父さんばかり。奥方や息子の嫁の代理で並ばれた訳でもないのかも知れないが、何の根拠もない感想は「何となく違和感があるなー」だった。米価が高騰して困窮している人が、夜を徹して並ぶほど時間に余裕があるの...iPhooneの新製品の発売と見まがう長蛇の列

  • 6月2日 その2 トランプ政権との関税交渉

    立憲民主党・野田佳彦代表が指摘した:報道によれば野田佳彦氏が「赤沢亮正大臣は一向に交渉の内容を国会に報告しないのは不満である」と疑問を投げかけていた。尤もだと思う。何故ならば4回も交渉を重ねても、赤沢氏は記者団に「合意に向けた議論が進展している」という手応えを語るだけで、具体的な内容を一切公開しないのだから。思うに、野田氏は「言えないのでは進展が思わしくないのか」と疑ったのかと疑いたくなるのだ。だが、アメリカ側は交渉の対象は「相互関税のみ」で、自動車等の25%は除外だと言うようだから、全面撤回を要求したと言われる赤沢代表団とは議論というか交渉が噛み合っていないのかも知れない。私は「赤沢亮正大臣は言うべきだ」と思っている。だが、アメリカ側に「語るな」と釘でも刺されているのか。しかも、宜しくない事に、交渉と時...6月2日その2トランプ政権との関税交渉

  • ラグビーリーグワンの優勝決定戦を見て

    東芝対クボタの試合を観て気が付いたこと:ルールと言うか、用語が変わっていたのだった。余りラグビーの試合の中継を見ようとしないので、変更があった事を今頃になって確認できた次第。調べてみれば、変更は去る1月9日だったそうだ。それは、主に下記のような用語も変えられていたことだった。改正の部:▽ノックオン→ノックフォワード▽ジャッカル(ジャッカラー)→スティール(スティーラー)▽ゴールライン→トライライン▽インゴールエリア→トライゾーン/トライエリア▽ラッチ→プレ・バインド/プレ・ボンド▽ゴールラインドロップアウト→トライラインドロップアウト感想を言えば「へー」と受け止めたが、「ジャッカル」(=jackalで相手が持っているボールを奪うこと)は業界の隠語だろうという程度に考えていた。だが、協会が正式に「スティール...ラグビーリーグワンの優勝決定戦を見て

  • もしもこの世に

    トランプ大統領・プーチン大統領・習近平主席がいなかったら:どれほど平和で静かな世の中になって、安心して暮らせるだろう(暮らせた?)などと一人静かに考える時がある。でも、彼等が現れなくても、必ずや似たような人物が何処からともなく出てきて、静かで平和な世界を掻き回していたかも知れない。それが「この世の常」のように思えてならない。そこで、今回は事改めて得意のトランプ大統領批判を展開してみよう。結論から言えば「トランプ大統領は委細構わず、周囲の反応を気にもかけずに“MAGA“を推進しておられる立派な大統領」なのであろう。但し、「立派な大統領であり我々の為をそこまで配慮して下さるとは」と感動して支持している層の構成員には疑問があると思う。とは言え、非支持派を大幅に上回る数は確保されているだろう。私の推理は「トランプ...もしもこの世に

  • 改訂版「最新のニュースから」

    「TACO理論」に興味を惹かれた:これはAFPが報じた件で、FinancialTimesの記者・RobertArmstrong氏が言い出したこと。それは、「トランプ大統領は自分の政策が市場を混乱させ始めると後退する」というトランプ氏の傾向から「トランプ大統領は直ぐに怖気ついてしまう」点を強調するために考案したものだという事だそうだ。即ち“TrumpAlwaysChickensOut”でTACOなのだ。そう言われて見れば、相互関税の件も騒ぎを巻き起こすや「90日という交渉期間を設ける」と方針を変更したし、EUに対する50%関税も委員長フォン・デア・ライエン氏(UrsulaGertrudvonderLeyen)の反対に遭うや7月9日まで延期した。トランプ大統領はこのアームストロング記者のTACO理論に激怒して...改訂版「最新のニュースから」

  • 最新のニュースから

    「TACO理論」に興味を惹かれた:これはAFPが報じた件で、FinancialTimesの記者・RobertArmstrong氏が言い出したこと。それは、「トランプ大統領は自分の政策が市場を混乱させ始めると後退する」というトランプ氏の傾向から「トランプ大統領は直ぐに怖気ついてしまう」点を強調するために考案したものだという事だそうだ。そう言われて見れば、相互関税の件も騒ぎを巻き起こすや「90日という交渉期間を設ける」と方針を変更したし、EUに対する50%関税も委員長フォン・デア・ライエン氏(UrsulaGertrudvonderLeyen)の反対に遭うや7月9日まで延期した。トランプ大統領はこのアームストロング記者のTACO理論に激怒して「これはdealである」と述べたそうだが、痛いところを衝かれた為の反応...最新のニュースから

  • 「コメ」の問題を私的に語る

    小泉進次郎大臣に何を期待しようか:私の希望は「進次郎大臣が速やかに現在のように広がって、収拾がつかなくなったかのようなコメの問題の落とし所を定めて(絞って)、以前のような波静かな状態に戻してくれること」なのである。私はここまでの深刻な政治問題になったのは「何処かに大量に買い占めをした筋が高値で売り抜けて儲けてやろうと企んでいるから」という事情通の観測をnaïveに信じている。振り返れば、私は戦時中の育ちだから何もまともに食べられる物がない時代に育ったのたし、戦後にはもっと酷いかも知れないコメの配給制度の下に生活してきたのであるから、玄米だろうと白米だろうと食べられたら有り難かったのだ。味がどうの、値段がどうのなどという議論は存在する訳がなかった。さらに、1972年から思いがけずアメリカの会社に転身して、2...「コメ」の問題を私的に語る

  • 訂正版「2025年5月の東京都新宿区の人口」

    2025年5月の新宿区の人口は354,792人と前月比で2,397人も増加していた:25年5月の新宿区の人口354,792人は、前月比では2,397人と+0.67%の増加だった。その中で、日本人は304,973人で前月から104人の増加。一方の外国人は4月のマイナスから転じて+2,293人と、大幅に増加して49,819人に達していた。結果として、外国人が総人口に占める比率は14.0%と、記憶にある限り初めての13%超えだった。因みに、4月は13.5%だった。3月頃から日本の大学に留学する中国人が明らかに増加していると報道されたことを、この外国人の増加が証明しているのではなかろうか。先日取り上げたことだが、日本に住む中国人は844,187人で全人口の7%弱に相当するのだ。中でも新宿区に住む中国人は17,94...訂正版「2025年5月の東京都新宿区の人口」

  • 2025年5月の東京都新宿区の人口

    2025年4月の新宿区の人口は354,792人と前月比で2,397人も増加していた:25年5月の新宿区の人口354,792人は、前月比では2,397人と+0.67%の増加だった。その中で、日本人は304,973人で前月から104人の増加。一方の外国人は4月のマイナスから転じて+2,293人と、大幅に増加して49,819人に達していた。結果として、外国人が総人口に占める比率は14.0%と、記憶にある限り初めての13%超えだった。因みに、4月は13.5%だった。3月頃から日本の大学に留学する中国人が明らかに増加していると報道されたことを、この外国人の増加が証明しているのではなかろうか。先日取り上げたことだが、日本に住む中国人は844,187人で全人口の7%弱に相当するのだ。中でも新宿区に住む中国人は17,94...2025年5月の東京都新宿区の人口

  • 5月28日 その2 続・英会話の勉強

    易しい言葉を使って話せるように:今回は俗説にある「getとhaveとmakeという易しい(優しい?)言葉を上手く使えれば、色々なことが表現できる」に従って、会話に使えるような解りやすい例文を作ってみようという企画です。*“get“を使えば:“getitright”解説)Hegotitright.と言えば「彼は正しく理解した」となります。“it“の所に”whatIsaid“を入れれば「私が言ったことを正しく理解してくれた」となります。反対に“Hegotmewrong.”とすれば「理解できなかった」となります。余談ですが1969年だったかに、初めてUK(英連合王国のこと)から来たビジネスマンと話す機会があったときに「女性は強い」という話題になりました。そこで、不勉強だった英文学科出身者としては「貴国の大劇作家...5月28日その2続・英会話の勉強

  • 続・「日本製鉄のUS Steel買収について」

    トランプ大統領の理解不足と問題点を指摘すれば:トランプ大統領の「日本製鉄のUSS買収に対する理解度不足から発する方針の揺れ」に対して、日本とアメリカの装置産業の会社に勤務した経験から、言うべき事を言っておこうと思う次第。「トランプ氏は装置産業(capital-intensiveprocessindustry)とは何かを理解できておらず知識もなく、何故アメリカの製造業が弱体化したかを知らないので、方針がぶれているのだ」と。装置産業である製紙も製鉄も、見込みだけで勝手に機械設備を動かして製品にしても売れないのです。需要家か消費者は「その使用目的に合った規格の原材料しか必要ではない」ので、メーカーは受注生産に頼らざるを得ません。紙の場合にはA4だのB5等という実需の規格がありますから、メーカーはその何倍かの大き...続・「日本製鉄のUSSteel買収について」

  • 日本製鉄のUDスティール買収について

    トランプ大統領の揺れる見解を是正しないと:一昨日辺りはマスコミが挙って「トランプ大統領は日本製鉄のUSS買収を認めた(のは大変結構なこと)」と早とちりして報じた。私は「トランプ大統領のこれまでの不安定な考え方と言動から判断すれば、本気で手放しで承認する訳がないのでは」と疑うのが順当ではないかと見ていた。果たして昨夜のニュースでは「部分所有を認めるだけ」と言い出した。この先何を言い出すかだって解らないと思う。私はこの重要な案件の最大の問題点は「トランプ大統領のような政治家が『鉄がアメリカだ』などと感情的な論旨(と言うか産業界の実情を知らない単純な思考)で語るのは、素材の戦略性や供給網に無理解なまま、選挙用に『国威』だけを切り出しているにすぎないのでは」という一点にあると見ている。要するに「鉄」という素材を作...日本製鉄のUDスティール買収について

  • 朝まで生テレビ!

    面白くもあり面白くもなし:昨25日は午後7時の時間帯に引っ越した、当方よりは1歳も若い高齢の「発言に割って入るのが司会だ」と思っている田原総一朗氏の番組が「コメ」を主題にするというので見ていた。結論から言うと自民党の井上信治が岸田前総理以来の手法である「ゼロ回答及び何故そうはできないのか」を丁寧な言葉遣い野党を見下したような表現で延々と語っただけで、「コメ」については何の結論の具体策も出てこなかった。要するに、野党からは理想論も現実を踏まえた提案は山ほど出されたが、井上信治は「聞き置くが」というに止めた実りのない2時間だった。岸田文雄前総理も石破茂現首相も「如何にして実がない空疎な語りで時間を空費して、ゼロ回答に仕立てるか」と言葉巧み風に「何故野党が言うようには出来ないか」を語っているだけなのだ。その風習...朝まで生テレビ!

  • 5月25日 その2 時代が変わったのだと痛感させられた

    「池上彰のそうだったのか」より:昨24日に何とはなしにテレ朝のこの番組の画面を見ないで聞き流していた。すると、池上氏は「東京都が『闇バイト知っているか』というクイズを現役高校生に3問出題したところ、全問正解はわずか23%。8割近くの高校生が闇バイトを見抜けなかった」と言うのだった。だから、小遣い欲しさに16歳の高校生が詐欺電話のかけ子の募集広告に応じてしまった例があると指摘した。この番組に出演していた若きタレントの一人も、例として出されていた「段ボール箱を運ぶだけの仕事で5万円」とあったのに惹かれて応募したいと言い、「闇バイト」が何であるか承知していないと告白した。さらに池上氏は30歳代以下に「闇バイトとはどんなことかと問いかけた結果では30%は知らなかった」と言う結果が出たことも取り上げた。あれほど世間...5月25日その2時代が変わったのだと痛感させられた

  • カタカナ語排斥論者は言う

    「ストレス」は英単語の誤用だから濫用するな:今朝ほどもNHKに出演したおぼん・こぼんが「ストレス」を取り上げて笑いを取るのに懸命だった。以前に取り上げて論じたことで、カタカナ語の「ストレス」は英語の本来の意味と使い方から遙かに逸脱した形で使われているのが嘆かわしいのだ。多くの場合に「欲求不満」の意味の“frustration”を表しているようだ。単語偏重の教育をするからこんなことになるという指摘も出来るのだが。“stress“という名詞の意味はOxfordEnglishDictionaryには最初に「その人の生活における問題によって起こる圧迫か心配事」とある。私は寧ろ「その人の業務や生活における問題によって起こる重圧か深刻な悩み事」としたいくらいだ。普通に日常生活をしていて重圧や深刻な問題が起きるかと言い...カタカナ語排斥論者は言う

  • 英会話の勉強

    外国人に道を訊かれたら:つい先日偶々知人から「どのように言えば良いのか」と訊かれたので、考えてみた。この場合に問題になるのが東京都の地理なのだ。それは江戸時代の名残で東京都内の道路は皇居を中心にして放射状に出ている点なのだ。この事まで外国人に説明する必要があるかと思うが、“ThestreetsindowntownTokyoradiatefromtheImperialPalace.“とでも言えば良いかと思うそこで例文だが、取りあえず「我がアパートの前でウロウロしている外国人を見かけた」との条件を設定してみた。先ず“MayIhelpyou?”か「道に迷いましたか」という意味の“Areyoulost?”か“Doyouneedhelp?“と尋ねることから始めよう。彼または彼女が”WherecanIfindther...英会話の勉強

  • 私の食生活

    米不足と高値、野菜サラダ:米の供給不足と高値:江藤拓農水相は失言で更迭され、後継の小泉進次郎大臣は「米に集中して仕事をする」と明言し、早速備蓄米の放出の方式を「随契」に切り替えて相場の下落を図ると新方針を打ち出された。この新たな施策に対して否定的な意見が出てきたのは世の常だ。今朝ほどはキャノングローバル戦略総研の元農水省の山下一仁氏が「コメ高騰主因はJA?」との見解を発表しておられた。だが、小泉進次郎大臣が打ち出された方式でも、末端価格が目に見えて下がるのは1ヶ月以上先のことだと見込まれているし、スーパーマーケットの店頭価格はまたまた上昇したと報じられている。街頭でインタビューされる方々は一様に「お米の値段が高くて苦しい」と明るい顔で嘆き節なのは何故だろう。JA全中の会長は「今の価格が望ましい線」と言い切...私の食生活

  • 5月22日 その2 アメリカには優秀な大学が数多くあるのに

    何故、秀才たちは日本でアメリカ産の車が売れないか解らないのか:今朝は、ジムで屡々語り合っている「トランプ大統領怪しからん」論者に久しぶりに出会って、見出しのように「悲憤慷慨している」と聞かされた。彼曰く「IvyLeagueは世界で最も秀才が多く集まって、優れた人材をアメリカの政治・経済・官界・学問の世界に送り込んでいるはずなのに、何故「左ハンドルで日本の規格に合わない車ばかり造るから売れないとの単純明快な理屈が解らないのか」と怒り狂っていた。彼は重ねて「トランプ大統領が世の中の実情に暗いのは解っているが、何故側近に大勢いるはずの知恵者は大統領に率直に進言できないのかが理解不能だ」とも指摘した。何れも、言わば現時点では公知の事実のようになっている理解と認識不足の状態である。私にはトランプ大統領は勇んで言って...5月22日その2アメリカには優秀な大学が数多くあるのに

  • RISIが発表した「2023年の世界の紙パルプの需給」から

    紙・板紙の1人当たり消費量は何のバロメーターか:アメリカの紙パルプ産業界の調査機関であるRISIから、2023年度の世界の紙パルプの需給状況が公表された。2023年の世界の紙と板紙の消費量は4億1,254万トンと前年比で△3.3%、生産量も同様に△3.3%で4億875万トンに止まっていた。マイナス成長の理由は先進国を中心とするディジタル化(紙離れ)の影響が大きく出ていると見える。だが、アジアを中心とする途上国では成長は続いていた。世界の紙と板紙の生産量では中国が前年から続いて1位で1億2,115万トンと+2.7%成長だった。2位はアメリカで、6,187万トンで△7.6%、3位は日本で2.200万トンと△7.0%、4位はインドで1.973万トンの+1.7%、5位はドイツで1,864万トンの△13.8%、6位...RISIが発表した「2023年の世界の紙パルプの需給」から

  • 5月21日 その2 j実務の知識と経験に乏しい者を大臣にするな

    石破首相が江藤拓農水相を更迭へ:件名に掲げた批判的な「実務の知識云々」の言辞は「自民党の内部から出た嘆きである」と大分以前に報道されていたこと。当方は江藤拓農水相が自身で決断したと称した、放出された31万トンの備蓄米が一向に市中に出回らない事情を全く説明できていない状態を見て、この故江藤隆美総務長官のご子息は実社会というか実務の知識が皆無なのか明らかだと直ぐに解った。あの体たらくでは到底大臣の任にあらずと見て、論評する気にもならなかった。首相は更迭をあの失言以前に決断しておくべきだった。ここで、以前に取り上げた実話を再度取り上げておこう。それは「私と昭和30年に新卒で同期入社した早稲田大学出身のMM君(故人である)は福岡県の修猷館高校在学中から政治家志望で、故緒方竹虎氏に私淑して弟子入りしていたそうだった...5月21日その2j実務の知識と経験に乏しい者を大臣にするな

  • 5月21日 再訂正版 続・日本に住む外国人の国別分布

    日本に住んでいる外国人の人数がその国の人口に占める率は:私はここ新宿区百人町/大久保地区に移り住んで間もなく40年になる間に、この界隈に止めどなく増えると言うか住み着いていくG7以外の外国人の流れを見せつけられてきた。そして痛感させられたことはと言えば「彼等が母国を捨ててくる背景というか原因に何があるのだろうか」なのである。同時に「日本国の中の新宿区の如何なる点が彼等をここまで引き寄せるのか」と、言わば理解不能で不満なのだ。そして、国を捨てた〔のだろうが〕彼等が、その国全体の人口をどれほどの比率を占めているかにも大いに関心があった。ところが、有り難いことに先日の「日本に住む外国人の国別分布」を読まれた畏メル友・RS氏が恰も私の心中を察したかのように、各国の比率を教えて頂けたのだった。それは下記のようになっ...5月21日再訂正版続・日本に住む外国人の国別分布

  • 続・日本に住む外国人の国別分布

    >各国・地域別在留外国人数の割合(対母国人口比)国・地域在日人数母国の総人口(推定)割合(%)中国844,187人約14億(1,400,000,000)約0.06%ベトナム600,348人約1億(100,000,000)約0.60%韓国411,043人約5,100万(51,000,000)約0.81%フィリピン332,293人約1億1,600万(116,000,000)約0.29%ブラジル212,325人約2億1,400万(214,000,000)約0.10%ネパール206,898人約3,000万(30,000,000)約0.69%インドネシア173,813人約2億7,500万(275,000,000)約0.06%ミャンマー110,306人約5,500万(55,000,000)約0.20%台湾67,277...続・日本に住む外国人の国別分布

  • 5月21日 訂正版「続・日本に住む外国人の国別分布」

    日本に住んでいる外国人の人数がその国の人口に占める率は:私はここ新宿区百人町/大久保地区に移り住んで間もなく40年になる間に、この界隈に止めどなく増えると言うか住み着いていくG7以外の外国人の流れを見せつけられてきた。そして痛感させられたことはと言えば「彼等が母国を捨ててくる背景というか原因に何があるのだろうか」なのである。同時に「日本国の中の新宿区の如何なる点が彼等をここまで引き寄せるのか」と、言わば理解不能で不満なのだ。そして、国を捨てた〔のだろうが〕彼等が、その国全体の人口をどれほどの比率を占めているかにも大いに関心があった。ところが、有り難いことに先日の「日本に住む外国人の国別分布」を読まれた畏メル友・RS氏が恰も私の心中を察したかのように、各国の比率を教えて頂けたのだった。それは下記のようになっ...5月21日訂正版「続・日本に住む外国人の国別分布」

  • 続・日本に住む外国人の国別分布

    日本に住んでいる外国人の人数がその国の人口に占める率は:私はここ新宿区百人町/大久保地区に移り住んで間もなく40年になる間に、この界隈に止めどなく増えると言うか、住み着いていくG7以外の外国人の流れを見せつけられてきた。そして痛感させられたことはと言えば「彼等が母国を捨ててくる背景というか原因に何があるのだろうか」なのである。同時に「日本国の中の新宿区の如何なる点が彼等をここまで引き寄せるのか」と、言わば理解不能で不満なのだ。そして、国を捨てた〔のだろうが〕彼等が、その国全体の人口をどれほどの比率を占めているかにも大いに関心があった。ところが、有り難いことに先日の「日本に住む外国人の国別分布」を読まれた畏メル友・RS氏が恰も私の心中を察したかのように、各国の比率を教えて頂けたのだった。それは下記のようにな...続・日本に住む外国人の国別分布

  • 5月20日 その2 東京都新宿区に住む外国人の国別分布

    新宿区に住む外国人は352,395人:その国別の分布を新宿区役所のホームページから調べてみた。因みに、1年ほど前には1位は中国人で17,310人、2位は韓国人で9,056人、3位はネパール人で3,092人、4位はベトナム人で2,450人、5位はミャンマー人で2,300人、6位は台湾人で1,831人、7位はアメリカ人で1,158人、8位はフランス人で736人、9位はフィリピン人で663人、10位はタイ人で596人のようになっていた。2025年4月1日の時点では下記のようになっていた。1位中国17,945人、2位韓国9,089人、3位ネパール4,407人、4位ミャンマー3,004人、5位ベトナム2,688人、6位台湾1,925人、7位アメリカ1,258人、8位フランス787人、9位フィリピン712人、10位タ...5月20日その2東京都新宿区に住む外国人の国別分布

  • 日本に住む外国人の国別分布

    我が国に住む外国人の国別内訳を調べて見ると:先週の埼玉県三郷市で中国人が起こしたひき逃げ事件に刺激されてと言うか触発されて、我が国に住む外国人の国別分布がどうなっているのかを調べてみた。予想通りで、下記のように相変わらず中国人が第1位を占めていた。令和6年10月18日現在(1)中国844,187人(+22,349人)(2)ベトナム600,348人(+35,322人)(3)韓国411,043人(+887人)(4)フィリピン332,293人(+10,247人)(5)ブラジル212,325人(+485人)(6)ネパール206,898人(+30,562人)(7)インドネシア173,813人(+24,712人)(8)ミャンマー110,306人(+23,760人)(9)台湾67,277人(+2,614人)(10)米国...日本に住む外国人の国別分布

  • 続・続だから言ったじゃないか

    外国と外国人を考える:訪日・在日の外国人は「玉石混交」ならぬ「石玉混交」ではないか:世界の20ヶ国ほどを歩いてきて知り得たことは「我が国ほど外国と外国人を敬い丁寧に扱っている国はないという事」だった。私のように戦中と戦後を経験してきた世代だから「戦後に進駐軍(実質的には占領軍)には我々日本人は目下の如くに扱われた為に、何時の間にか外国人、それもアメリカやヨーロッパ人を仰ぎ見る習慣というか傾向が根付いてしまった」と思えてならない。私にはその風習とでも言いたい外国と外国人を上のように思う流れを、21世紀の現代にあっても引き摺っているように思える。故に、国家の財政の健全化の目的で「観光客からの収入」を当てにするようなことになってしまったのだ。即ち、訪日外国人が消費即ち買い物からの収入(税収?)に依存するような予...続・続だから言ったじゃないか

  • 続・だから言ったじゃないか

    外国人の特別扱いを考え直すべきだ:あの埼玉県三郷市の事件を起こした運転手が中国人だったと知って、即座に思い浮かんだことがあった。それは、靖国神社で悪さをした中国人がその日の夜に出国していたという手口だった。運転していた者は高価な輸入車を買えたくらいだから、航空券くらいは買える現金の持ち合わせがあっただろう。でも国外脱出ならば、パスポートを肌身離さず持っていなければならないが。この事案の跡を追ったのか、河野太郎議員が「中国人の旅行者にホテルの住所などで住民票無しで免許切り替え制度を止めると警察庁が言った」とSNSに載せていたが、そうあって然るべきべきだと思う。私は我が国の美徳のようでもあった「中国だろうと欧米の諸国だろうと外国人優遇(崇拝と特別扱い)を考え直す時期に来ている」と主張したいのだ。彼等が我々より...続・だから言ったじゃないか

  • だから言ったじゃないか

    野放図に外国人の入国・定住を許すな:この事は実際に制限しようとすることが極めて困難であると百も承知していながら、当欄で繰り返して主張し、その災害というか実害を指摘してきた。言わんとするところは「我が国に観光ヴィザなどで入国してくる手合いには、自国で食い詰めた挙げ句の果てに外国人に対する規制が甘いことに付け込んでくるのだから規制する方法を考えるべき時期はとっくに過ぎでいるが、betterlatethanneverだ」なのである。見境なく外国人の入国を許し居住されてしまった事の為に発生した典型的な悪い例が、先日の埼玉県三郷市で発生した小学校の児童4人のひき逃げ事件だろう。この高価なSUVタイプとやら言われている2人組の外国人が乗っていた車はRANGEROVERDEFENDERと言う中古でも1,000万円の高額...だから言ったじゃないか

  • アメリカ合衆国第47代大統領ドナルド・トランプ氏の考察

    全てを知り尽くしているのか、あるいは不勉強で無知なのか:20年以上もの間、アメリカの大手メーカーの社員として全力で日本向けの輸出に励んできた者として、後難を怖れることなく言うべきだと信じている事柄を述べていこう。前任期中には“Mr.Unpredictable”とまで揶揄されたトランプ大統領の頭の中に何が描かれているかを読んで見たいものだと何度も思わせられた。トランプ大統領が後から後から打ち出してきた常人の予想を許さなかったMAGAを目指す、斬新というか奇妙なのか不詳な政策は、良く見ればただひたすら貿易赤字を解消し、アメリカに製造業を取り戻し、job(雇用ではない)を増加させる為の手法でしかなかったと解る。但し、それらの政策を実行段階に持っていく過程で、言わずもがなの迷論・珍論を堂々とまくし立ててしまうので...アメリカ合衆国第47代大統領ドナルド・トランプ氏の考察

  • 再びトランプ政権との相互関税交渉について

    自らの不明を恥じることになったが:読売新聞オンラインの表現を借りれば「米中両国は12日、スイス・ジュネーブで行った貿易協議で追加関税を90日間、相互に115%引き下げる共同声明を発表した。米国は中国に対する関税率を145%から30%に、中国は米国に対する関税率を125%から10%に引き下げる」となった。「不明を恥じた」と言う訳は、昨日中間報告が「確かな進展」という程度では「思うように進まなかったことなのだろう」と勝手に解釈し手取り上げたから。何立峰副首相が習近平国家主席から「折り合っても宜しい」と権限を委譲されてきたとは思えない。この点はベセント氏もグリアUSTR代表も同じだと思うが」と述べたばかりだったからだ。見事なほどの読み違いで、アパート住まいでは穴を掘って隠れたい庭もないのだ。昨12日は60年来の...再びトランプ政権との相互関税交渉について

  • トランプ大統領の相互関税政策について

    トランプ大統領は何故貿易赤字解消に執着するのかな:トランプ政権はUKとの話し合いを決着させ、遂に最大の交渉相手の中国との話し合いを国外で開始した。中間報告が「確かな進展」という程度では「思うように進まなかったこと」なのだろうと勝手に解釈した。中国の何立峰副首相が習近平国家主席から「折り合っても宜しい」と権限を委譲されてきたとは思えない。この点はベセント氏もグリアUSTR代表も同じだと思うが。この交渉はさておき、トランプ大統領が前任期中からも、また彼以前の大統領(複数のsを付けて良いと思うが)も貿易赤字解消に固執していた。この手法には違和感がある。即ち、アメリカの赤字は確かに約190兆円の規模ではあるが、貿易外収支の黒字は黒字であるし、我が国に進出しているGAFAM、McDonald、CocaCola、その...トランプ大統領の相互関税政策について

  • 本日はMLBの話を

    佐々木朗希悲観論と大谷翔平への期待感:今朝は4時に起きて「薄暗いな」と感じて外を見れば霧が深く立ちこめて、歌舞伎町の東急のタワーどころか隣の棟までが霞んでいた。珍しい現象かと思った。6時を過ぎても未だ立ちこめていた。そこで思い出したのだが、何年か前だったか、シアトル空港が深い霧の為に機能を停止して多くの乗客が動けなくなったことがあった。その一人が公衆電話で“Iamonapayphoneandamfoggedout.“と叫んでいた。これで「公衆電話からかけているが、霧で閉じ込められた」と言っていたのだが、「閉じ込められた」のならばfoggedinじゃないかと思った。英語っておかしなもので、「霧が晴れる」は“fogwasburnedoff“のように言うようだ。昨日の佐々木朗希のピッチングを見ていると、彼の近い...本日はMLBの話を

  • 偶にはパシフィック・リーグの試合も語ろう

    日本ハムファイターズ対楽天イーグルス:昨9日夜はスワローズ対ジャイアンツの中継もあったが、ジャイアンツがスワローズという弱い者虐めをスルかもしれない状況を見るのは宜しくないと思い、新庄監督率いるファイターズ対イーグルスの観戦に切り替えた。ファイターズは新庄監督の指揮指導宜しきを得て、バッファローズと同率の2位を確保しているのは立派だと評価している。だが、昨夜までの打率を見れば、ティームでは0.229と最下位のロッテの0.210を僅かに超えているだけ。打者では野村佑希の0.288が最高で3割り打者は皆無なのだ。新庄監督が痩せさせて伸ばしたはずの清宮幸太郎等は0.268、引き上げた捕手の田宮裕涼も0.267に過ぎない。ホークスから現役ドラフトで取ってきた育てた水谷隼もいなかったし、ホームラン打者の万波中正は好...偶にはパシフィック・リーグの試合も語ろう

  • 世相雑感

    兎角この世は解りにくくなった:備蓄米放出後に:「米の小売価格の上昇が止まらず、備蓄米は市場にごく僅かしか出回っていない」と報道されている。マスコミはその理由くらいは分かっているはずだと思うが、出てくるのは「高くなった」と「少ない」ばかりでは、何の役にも立たない。もしかすると、本当のことを言うと農水大臣の批判になりかねないので気を遣っているのかとすら疑いたくなる。先日も消息通の知人たちと語り合ったのだが、結論は「大臣が言ったように東北地方に備蓄米の保管場所が多かったのならば、出荷量が少なくなるのは最初から解っていたはずだ」となった。仮に東北地方の仙台以北のある場所に1万トン備蓄されていたとすれば、それを一気に運び出すのには1,000台の10トン車が必要なのだ。そんな大規模な運送会社が何処にあるかという話にな...世相雑感

  • 国際交渉で成功する要件

    他国との交渉の経験者は語る:私は1972年からアメリカの会社に転じて思いがけずと言うか、何時かは担当してみたい願望すらもなかった職務の国際交渉が仕事になったのだった。1972年8月のことだった・。そこで、この際その後22年も担当したアメリカと日本との交渉、話し合い、決裂も視野に入っている切羽詰まった折衝、「目出度し目出度し」の手打ちの締めの会談等々を20年以上も、時には単独で、時には副社長を補助して遂行してきた。最初に単独でアメリカの会社の看板を背負って、同じ日本人同士の話し合いの席に着いたときは、それ以前に日本人同士で話し合ったときは感じなかった違和感にそう遭遇して緊張を強いられた。それは、それまでに担当してきた紙の分野とは、違うパルプという原料の世界だったので、合うのは知らぬ人ばかりで、相互に信頼関係...国際交渉で成功する要件

  • 訂正版「続・続英語の落とし穴」

    英語ならではの表現:Thedoorclosedbyitself.解説)1980年代前半のこと。これには参った。これで「ドアがひとりでに閉まった」となるのだ。某船社のシアトル駐在員と語り合ったときに、彼がアメリカで小学校に通い出したお嬢さんに「『ドアがひとりでに閉まった』と英語で言えるか」と訊かれて、“Doorclosedautomatically.“しか思い浮かばなかったそうだ。「それは不正解」と一蹴され“Thedoorclosedbyitself.“なのだと教えられたそうだ。「貴方は言えますか」と試されたが、かなしいか、恥ずかしいか、私も“automatically“派だった。小学校の児童から英語を学ぶ結果になった。ここで強調しておきたいことは「日本語とは考え方が違う言語であることをお忘れなきよう」なの...訂正版「続・続英語の落とし穴」

  • 続・族英語の落とし穴

    英語ならではの表現:Thedoorclosedbyitself.解説)1980年代前半のこと。これには参った。これで「ドアがひとりでに閉まった」となるのだ。某船社のシアトル駐在員と語り合ったときに、彼がアメリカで小学校に通い出したお嬢さんに「『ドアがひとりでに閉まった』と英語で言えるか」と訊かれて、“Doorclosedautomatically.“しか思い浮かばなかったそうだ。「それは不正解」と一蹴され“Thedoorclosedbyitself.“なのだと教えられたそうだ。「貴方は言えますか」と試されたが、かなしいか、恥ずかしいか、私も“automatically“派だった。小学校の児童から英語を学ぶ結果になった。ここで強調しておきたいことは「日本語とは考え方が違う言語であることをお忘れなきよう」なの...続・族英語の落とし穴

  • 5月6日 その2 アメリカ側の交渉術を見誤ったか

    関税交渉の行く先に不安感が:この期に及んで共同通信が下記のように報じていた。>トランプ政権の関税引き上げを巡る交渉で、アメリカがほぼ全ての国・地域からの輸入品に課す一律10%の相互関税に加え、日本に対する上乗せ分の14%の撤廃も拒否していることが5日分かった。アメリカ側は一律10%と自動車や鉄鋼などへの追加関税を協議対象から外し、相互関税の上乗せ分の引き下げなどに交渉を限定する意向だ。関税全廃を求める日本には極めて厳しい内容となる。日本を例外扱いしない姿勢は鮮明で、今月中旬以降の集中交渉は難航が予想される。この内容だと、赤沢大臣が2回目の交渉を終えた後で「かなり突っ込んだ交渉が出来た」と朗らかに語ったこととは、大いに異なっているのではないか。石破首相も赤沢氏からの報告を受けて「飽くまでも撤廃を要求していく...5月6日その2アメリカ側の交渉術を見誤ったか

  • 続・英語の落とし穴

    英語の「~すべからず集」:You’dbetter~.(~の所に動詞が来る)は使わないよう:解説)この言い方は(学校の英語で)「toを伴わない不定法」として教えられた方は多いと思う。今となっては「中途半端なことを教えられたものだ」と嘆いておられるかもしれない。と言うのは「この形は軽い命令形」なのだから。これを使って失敗した実例を挙げておこう。某社でオーストラリアの支店長を命じられた方が、着任早々取引先に新任の挨拶に回られたそうだ。何日かかけて一巡して支店に戻られた時に、現地人の支店長代理が深刻な表情で入ってきたそうだ。支店長代理は「貴方が差し出がましいというか余計なことを言うと苦情が来ているのでご注意を」と忠告したそうだ。支店長は何のことかサッパリ解らず「何故」と尋ねられたとか。支店長代理は「貴方は方々の取...続・英語の落とし穴

  • ゴールデンウイークに思う

    何故このような習慣にしたのだろう:私にはこの黄金週間とは「国を挙げての壮大なエネルギーの「浪費」(で悪かったら消費でも良いが)ではないのか」と思っている。何故、このようになったのかをズーッと考えてきたが、矢張り我が国の美徳でもある「何事でも皆で一致してやっていこう」という「集団の文化」の表れであろうかと思っている。即ち、我が国固有の「皆で纏まって」という集団での行動を尊重する習慣であって、アメリカやヨーロッパのように個人の主体性が優先され、多くの物事を動かす基準が個人の単位に設定されている訳ではないのである。会社でも行動の基準として「和」が尊重され、個人行動は動もすれば否定されることになっているようだ。であるから「個人が休暇を取ってしまうと周囲に迷惑がかかる事」を考慮していると受け止めていた。尤も、私が日...ゴールデンウイークに思う

  • 英語の落とし穴

    英語とは異文化・異民族の国の言語である:先ず、強調しておきたいことは「日本語の考え方と多くの点で異なっているので、日本語の考え方は通用しない」という点である。この辺りを認識しておかないと、思わぬところで食い違いというか、知らず知らずの間に非礼を犯すことになりかねないのだ。本稿の趣旨はそういう例を挙げていこうという事。*謙遜(謙り)の文化がない:「謙遜」に当たる英語にはhumility、modesty、beinghumble等があるようだが、どれも余り使われていた記憶がない。要するに我が国の美徳である「謙遜する」とか「謙って先方に敬意を表する」という文化はないという事なのだ。そういう文化の相違点を挙げていこう。Thisisjustasmalltokenofourcompany’sappreciation.ま...英語の落とし穴

  • アメリカとの相互関税交渉について言いたいこと

    トランプ政権の独善的な姿勢には不快感が:そもそも「相互関税」=reciprocaltariffとは「相互関税は相手国が自国商品に賦課する関税率と同じ水準で関税を上げること」である。「リシプロケイト」と聞いて「レシプロエンジン」(=reciprocatingengine)を思い浮かべられた方がおられるかもしれない。これは「往復動機関あるいはピストンエンジン・ピストン機関」のことである。何を言いたいのかと言えば「相互」なのである。ところが、トランプ大統領が賦課すると唱えだした関税率は決して「相互」ではなく、「出鱈目な計算式によっている」と非難する声が上がったように同じ水準どころではないのだ。一方的な高率を、同盟国であろうと何だろうと遠慮会釈無くかけようとするものだった。しかも、そう宣言したかと思えば、一旦停止...アメリカとの相互関税交渉について言いたいこと

  • トランプ政権の下で

    アメリカは壊れかかっているのか:TK博士から「ある大学教授がアメリカは壊れてしまったのかと嘆いておられた」と聞いた。そこで近頃スッカリ馴染んできたChatGPTにこの点についての意見を求めて見た。ChatGPTが言うには、貴方がアメリカ合衆国とトランプ大統領の政策や言動を心配していることは十分に理解できることだし、そう感じているのは貴方だけではない。トランプ大統領の政策の影響で、これまでに尊敬され支持されてきた価値観から外れてしまったのだから。民主主義の規範や同盟国との信頼関係、相互の理解が大いに傷ついてしまった。この事態を打開する策として考えられるのは次の通りである、*公民教育とメデイアの理解度を上げる:即ち、周知徹底させることだ。トランプの支持層には情報が正しく伝わっていないし、初等教育が行き渡ってい...トランプ政権の下で

  • 5月1日 その2 赤沢亮正大臣の健闘を祈る

    トランプ政権に撤退させるのか折り合うのか:石破首相は「相互関税は撤回させる作戦」と外遊先で明言されたのに、赤沢亮正大臣は「双方にとってウィンウィンとなる良い結果が出るように折り合える地点を目指す」と、記者団に向かって羽田空港で述べておられた。お二方が言っておられる内容に食い違いが見えるのは何故か。私には赤沢大臣は未だに「国際的交渉とは何か」がお分かりじゃないとしか思えないので不安だ。20年以上もの間、アメリカ側の代表として日本の取引先との熾烈な交渉と、日本の取引先からの厳しい交渉を受ける仕事を経験してきた者として言える事は「勝つか負けるか」しかないのである。アメリカの常識では「中間を取って折り合う事」等あり得ないのだ。我々は行き詰まった際に対案を提示して交渉した事はあったが、妥協など毛頭考えていなかった。...5月1日その2赤沢亮正大臣の健闘を祈る

  • カタカナ語の濫用を戒める

    嘆かわしい事態であるカタカナ語の濫用:赤沢亮正大臣は「アメリカと日本にとってウィンウィンのような結果となるよう云々」と記者団に所信を述べて出かけられた。「またウィンウィンか」と嘆いた。その意気は壮なりで大変宜しかったが「ウィンウィン」(=win-win)をカタカナ語にして使われたのは余り褒めたい言葉遣いではなかった。この表現を最初に「ウィンウィンの関係」のように使われたのは故安倍晋三元総理だと記憶している。この「ウィンウィン」というのは「双方が満足できる」とジーニアス英和に出ているが、OxfordEnglishDictionaryには(onlybeforenoun)と明記されている。これが原則なのだ。Englishでは「必ず名詞の前に」と注釈が付いている単語にmainもあるが、これも「メイン」というカタカ...カタカナ語の濫用を戒める

  • 更新を休まざるを得ませんでした

    各位本日はこの時刻まで体調が整わず、残念ながら休載としました事をお知らせします。真一文字拝更新を休まざるを得ませんでした

  • 4月29日 その2 不思議な感覚に襲われたトランプ大統領の支持率低下

    トランプ大統領の危機か?:ワシントン・ポスト紙の最新の世論調査では「トランプ米大統領の支持率が39%、不支持率は55%で、うち44%は「強い不支持」。トランプ政権は29日に発足から100日を迎えるが、同時期の評価としては1933~45年に大統領を務めたフランクリン・ルーズベルトの3期目以降、歴代で最も低い」と分析していた。尤も、この新聞は民主党寄り、即ちトランプ大統領批判派なのであることを看過してはなるまい。このニュースを見た、厳しくトランプ大統領を批判するジムの馴染みの論客は「もうトランプも末期的か」とまで言い出していた。その直後に寸暇を惜しんでNewYorkTimesを拾い読みすると、一面に「トランプ大統領は当初は強気で接していたプーチン大統領に批判的な事を言う背景には、海千山千の老獪なプーチン氏に遇...4月29日その2不思議な感覚に襲われたトランプ大統領の支持率低下

  • 2025年4月の新宿区の人口

    2025年4月の新宿区の人口は352,395人となり前月比で521人増加していた:25年4月の新宿区の人口352,395人は、前月との対比で0.1%と僅かながら増加していた。その中で、日本人は304,869人で前月から829人の増加だったのに対して、外国人は47,526人と308人減少していた。外国人が総人口に占める比率は13.5%と3月からは0.1%低下していた。何れにしても、新宿区に住む人100人の中の13人が外国人である事は変わっていない。3月頃から「我が国の大学に留学する中国人が目に見えて増加している」と報道されるようになった。その中でも新宿の早稲田大学が中国からの留学生に人気が高いとも報じられていた。確かに、高田馬場駅周辺では北京語と思われる言葉で語り合っている多くの若者に出会う事が多くなった。...2025年4月の新宿区の人口

  • 2025年4月の新宿区の人口

    2025年4月の新宿区の人口は352,395人となり前月比で521人増加していた:25年4月の新宿区の人口352,395人は、前月との対比で0.1%と僅かながら増加していた。その中で、日本人は304,869人で前月から829人の増加だったのに対して、外国人は47,526人と308人減少していた。外国人が総人口に占める比率は13.5%と3月からは0.1%低下していた。何れにしても、新宿区に住む人100人の中の13人が外国人である事は変わっていない。3月頃から「我が国の大学に留学する中国人が目に見えて増加している」と報道されるようになった。その中でも新宿の早稲田大学が中国からの留学生に人気が高いとも報じられていた。確かに、高田馬場駅周辺では北京語と思われる言葉で語り合っている多くの若者に出会う事が多くなった。...2025年4月の新宿区の人口

  • 和と洋の諺が面白い

    日本語と英語の諺を対比してみると:日本語と英語の諺を対比してみると「これほど巧みな和訳と英訳が他にあるだろうか」と思わせられた。日本語が先だったのか英語が先か解らないが、言うなれば「これほど絶妙な意訳をした先人は偉いな」と感心したのだった。なお、英語では諺を引用する時の決まり文句は”Theregoesanoldsayingthatseeingisbelieving.”(=百聞は一見に如かず)のように言う。以下に思いつくままに例を並べていこう。「急がば回れ」と「急いては事をし損じる」⇒Hastemakeswaste.解説)上手いなと思うが、haste=「急ぐ事、性急」という抽象的な概念を主語に持ってきたところが凄いと思った。「去る者日々に疎し」⇒Outofsightoutofmind.解説)巧みな意訳だと思...和と洋の諺が面白い

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