「四万六千日、お暑いさかりでございます」文楽のマクラはこれだけ。鋭い!投稿子は、四万六千日の7月10日、浅草観音に参詣せず、銀座通りをウロウロして、熱風を避けて餃子屋に逃げ込みました。餃子セット1480円いい色に焼けた餃子がやってきました。バナナくらい大きいのが8個。口の中が脂っぽくなりそうなので、タレは酢と辛子を多めに、黒酢醤油を少し、ラー油は使わないで調整しました。タレで口の中をサッパリさせな...
神宮外苑銀杏並木は真っ黄色、そして廃墟の都営青山北町アパートへ
2023年11月28日(火)、午後地下鉄外苑前駅へ。地上に上がると、お年を召した方たちが「あっち」と、一斉に方角をさして歩きだします。参考記事≫≫前回、コロナ前(2019年)に銀杏並木を見に行った記事です。中国の方が多かった。今年も中国語は聞こえてきましたが、以前ほど中国語の氾濫・圧力感はありませんでした。代わって、犬をオシャレさせて連れてきている日本の方が目につきました。青山通りを歩いて、表参道駅...
一般公開は12月3日までです。「坂下門」から宮内庁の脇を通り「乾門」に至る乾通りが公開されています。人出は多かったが、紅葉も見どころでした。さて、午前10時半に行ってみると、二重橋近くの入場口までは長い列ができていた。所持品と身体の検査を受けて坂下門をくぐる。両脇には巨大な石垣だ。関連記事≫≫皇居、東御苑を散歩した記事です。ぞろぞろとでも静かに宮内庁の前を歩く。大声で話してはいけないような気持になっ...
バルセロナ、サグラダ・ファミリア、昼も夜も!写真28枚をHPに
10月3日、サンティアゴ・デ・コンポステーラからVueling航空でバルセロナへ出ました。その日と翌日、サグラダ・ファミリアの周りをうろうろした写真を28枚、ブログにアップしました。写真は、次の通りです。夜のとばりが降り始めたサグラダ・ファミリアへ。カフェでまったり。朝のサグラダ・ファミリアへ。塔に登って、昼までうろうろ。近くにある市場、サグラダ・ファミリアへ。清潔感あり。宿泊したホテルはサグラダ・ファ...
マイクル・コナリーと言えば、「ハリー・ボッシュ」と「リンカーン弁護士」のシリーズが有名だ。本小説の「チェイシング・リリー」はノン・シリーズだ。関連記事≫≫マイクル・コナリー読書記事をブログに18回、アップしています。原題は…表紙に「CHASING THE DIME」と記されている。直訳すると「ダイム(10セント硬貨)を探せ」だが、……日本語の題名は「リリーを探せ」となっている。天才として描かれる主人公...
恵比寿駅から中目黒駅まで…絶景、ガウディ風建築、より取り見取り
中目黒にある別所坂から中目黒駅界隈の高層ビルを眺め、山手通り奥にあるガウディ風建築に感動! 油面通りと祐天寺前に看板建築を見つけました。目黒区街歩き記事はブログに9回、アップしています。さて、★恵比寿駅から恵比寿南交差点脇の「ダカフェ」でフルーツサンドウイッチ。後で知ったのですが、「ダイワスーパー」という愛知県のスーパーマーケットが展開していて、店主は若いながらも「カリスマ・オーナー」のようだ。別...
街歩きを終えて、立ち寄った。店の前面には提灯がずらっとならんでいる。中目黒駅からすぐなので、ファンも多いのだろうな。タイ焼き食べ歩きをブログに46回アップしています。1匹220円。以前より10円しか値上がりしていない。頑張っている姿にこちらの気持ちもよくなる。夕方で人通りも多いので、歩きながら食べるわけにはいかない。そう、ワタシは若者ではないのだ。世間の常識を知る男なのだ。2時間ほどかけて自宅に戻...
「猿田彦珈琲」(恵比寿駅前)、変わらない美味しさ、応対バツグン
JR恵比寿駅東口近くを歩いていると若者ばかりだ。ベストセラーになった「未来の年表 業界大変化」(河合雅司著)によれば、すでに2020年で女性の半数は50歳を超えていて、2027年には輸血用の血液が不足すると書いてある。この記事を読んでいるあなた! 納得ゆくだろう!恵比寿駅東口からすぐにある「猿田彦珈琲」は高齢者の従業員が後期高齢者の客にコーヒーを提供するなんて図は全然想像できない。だって、高齢者は...
サンティアゴ・デ・コンポステーラ…食事などの写真25枚をHPに
9月末にスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラを数日、観光しました。その時のレストラン、カフェ、ホテルの朝食の写真を25枚、HPにアップしました。内容は、旧市街の路地にあったイタリアンのお店で食べたシーフードのパスタ、やはり旧市街の賑やかなレストランのテラス席で食べたコロッケ、大聖堂前の広場にある老舗ホテルのカフェ、ホテルの朝食です。付録として、絵葉書を出しに行った郵便局の散らかり具合の写真も...
企画展「山口晃 ここへきて やむに止まれぬ サンサシオン」へ
アーティゾン美術館で昨日(11月19日)まで、「ジャム・セッション 石橋財団コレクション×山口晃」が開催されていました。滑り込みで見てきました。関連記事≫≫山口晃が高校生の頃、よく訪問したというカレー屋にも彼の絵が展示してある。美術館のチラシでは「写実絵画やアカデミズム絵画に対する反動としての、あるいはその本来性を取り戻すためのものが西欧の『近代絵画』であろう。が、写実絵画やアカデミズム絵画の歴史を...
イチジクの季節もそろそろ終わり!越谷市内のスイーツ店でイチジクがのっているタルト(530円税込)を見つけました。越谷のグルメ紹介はブログに40回、アップしています。イチジクとは珍しい。目を細めてケースを見ます。間違いはありません。X軸でもないし、Y軸でもない。ましてや悪の枢軸でもないようです。イートインがあるので、カフェオーレ(セットになるので200円、税込)と楽しみました。イチジクはタルトの上に...
著者は第二次世界大戦下のビルマを舞台にした小説を多く書いている。戦争文学を一途に書いてきた感があるが、2017年に刊行した「いくさの底」ではビルマ戦線を舞台にミステリの要素を加えた。以来、力量が一気に上がった。古処誠二の小説読書記事はブログに、5回アップしています。「敵前の森で」はビルマを舞台にしたミステリ小説だ。冒頭から数ページ読み進めたところで、なんと腕を上げたのかと舌を巻いた。以前とは違って...
地下鉄、稲荷町駅からすぐ。下谷神社周辺を歩きました。駅を出て、浅草に向かう道路に上がると「下谷神社前」という交差点があります。昭和の風景が現れました。街歩き記事≫≫ブログに540回、アップしています。下谷神社前の四つ角にあるフレンチ「キエチュード」は健在でした。まず、東上野三丁目27-2の建築です。そのすぐそばにある長屋(東上野三丁目27-1)。よく手入れされ、住み心地もよさそう。おまけに上野駅にも...
サンティアゴ・デ・コンポステーラ、カテドラルの広場、写真20枚!
巡礼者の到達地、聖ヤコブの眠るカテドラル。感動のあまり石畳にキスを繰り返す巡礼者、抱き合って喜ぶ人。広場に朝から夜までウロウロした写真を20枚、HPにアップしました。...
ワタシは味音痴に違いない。だって、ワタシが書くグルメ記事は一向に読まれないからだ。貧性は隠せないものだ。今回、訪問したのは越谷にあるベトナム料理店。ベトナムって、アメリカに侵略されても、撃退した国。団結し、粘り強く戦って統一を成し遂げた。海外旅行記事≫≫ベトナムの、ハノイ、ホーチミンシティをはじめ、フエ、ホイアン、ミトー、カントー、バンメトートへの旅行記です。味音痴のワタシのベトナム飯の印象は……。「...
サンティアゴ・デ・コンポステーラ、歓喜の丘の写真をHPに19枚
歓喜の丘は巡礼者が聖ヤコブの眠るカテドラルを初めて目にすることができる場所。サンティアゴ・デ・コンポステーラの大聖堂まで約5Kmです。その写真をHPに19枚アップしました。巡礼者たちは黙々とカテドラルに向かって歩いていました。...
中目黒にあるフルーツサンドの「ダイワ」系列のカフェです。中目黒のお店は持ち帰り専門ですが……。ダカフェは恵比寿駅から5分。ホテルの1階に入っています。テラス席では外国人が多かった。太陽を背に受けてコーヒーを飲む姿は絵になります。店内ではパソコンを開いている人など。落ち着けるカフェです。茅場町、イマノフルーツファクトリーのフルーツサンドウイッチ記事です。フルーツサンドウイッチのお店って、入店した途端、...
マドリードからサンティアゴ・デ・コンポステーラまで列車に乗りました。3時間15分の乗車で90ユーロでしたよ。北部に入ると、それまでの灌木地帯から風景は一変しました。森の上を列車が走破するような美しい風景が続き、感動しました。実は谷の上に鉄道橋を渡し、そこを列車が通ったのですが……。切符購入については……予約開始日がどういうわけか、ずれ込み、購入に難儀しました。世界の鉄道乗車記事(43回アップ)は、HPに...
ランチタイムに訪問しました。昼食時は小籠包が4個か6個にハーフサイズの麺がついて1500円以内で食べられます。参考記事≫≫前回の「京鼎樓」訪問記事で小籠包三昧でポンポコリン!今回は小籠包6個に担々麺のハーフサイズ(1430円)にしました。しばらく待って、やってきた小籠包です。アツアツ! おっとっと、火傷しちゃう。皮は厚め。余裕をもって蓮華に移し、一気に食べる。豚肉のうま味がスープと一体となって口の中...
東上野三丁目、台東区。上野駅スグに残る昭和、キューバの熱風!
JR上野駅。現役時代の長嶋さんが遠征に出かけるために、自ら運転してきた自動車を駅前に置き忘れて長距離列車に乗ってしまったという、あの浅草口から浅草方面に向かう通りを散策しました。長嶋さんは遠征から戻り、上野駅の浅草口に出たら、自分の車があったので驚いたらしい。わたしの車がどうしてここにあるのでしょうかねえ!街歩き記事≫≫ブログに540回、アップしています。今、上野駅から上野警察署前交差点あたりは寂し...
東浅草三丁目を散歩しました。「コンフェクト コンセプト」まではあと一息です。シュークリーム(1個460円、税込)を2個購入。だが、この店はイートインがありません。参考記事≫≫シュークリーム食べ歩き記事をブログに32回、アップしています。美味しいスイーツを手にしては待てないタイプなので、道路を挟んで向かい側に渡り、葛飾北斎の墓のある誓教寺さんの境内をお借りしました。参考記事≫≫北斎の墓から永六輔の墓と巡...
ローマ水道橋のセゴビアへ。切符購入は早く。写真31枚をHPに!
マドリードからバスに乗り、約1時間15分でセゴビアに到着。切符を購入して、すぐバスに乗れるわけではなかった。やっと購入できた切符は翌日の午前11時30分発!早目に購入した方がいいですよ!ローマ水道橋、スペインオムレツのサンドウイッチ、旧市街散策などの写真31枚をHPにアップしました。内容は、① マドリードのバスターミナル。切符購入では長蛇の列。② 石を積み上げたローマ水道橋。見上げてびっくり!③ ランチ...
ジョン・ル・カレ著「ティンカー、テイラー、ソルジャー・スパイ」
1年前、イギリス情報部のチーフ、コントロールは部内にもぐりこんでいるモグラを摘発しようと躍起になっていた。容疑者はティンカー(鋳掛屋)、テイラー(仕立屋)、ソルジャー(兵隊)など……という暗号名を持つ5人に絞りこまれた。そんな折、チョコ情報部のある将軍から、ソ連のもぐらの名前を売るとの申し出があった。部下のジム・プリドーがプラハへ向かう。だが、プリドーはチェコ軍に包囲され重傷を負い逮捕される。この事件は...
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「四万六千日、お暑いさかりでございます」文楽のマクラはこれだけ。鋭い!投稿子は、四万六千日の7月10日、浅草観音に参詣せず、銀座通りをウロウロして、熱風を避けて餃子屋に逃げ込みました。餃子セット1480円いい色に焼けた餃子がやってきました。バナナくらい大きいのが8個。口の中が脂っぽくなりそうなので、タレは酢と辛子を多めに、黒酢醤油を少し、ラー油は使わないで調整しました。タレで口の中をサッパリさせな...
2025年6月に成田・コロンボ間をスリランカ航空で往復しました。物言わない貨物扱いのエコノミー席なのに、モノを言いたくなってしまいました。スリランカ航空の航空券を購入する計画の皆さんにお伝えしたいことは次の二つです。事前に指定した座席と実際に割り当てられた席は別でした。eチケットに記載された座席に座れると信じて疑わないタイプです。搭乗券をもらいましたが、当然、事前に予約した席が印刷されていると疑わ...
行列店! 3度目の訪問でやっと入店できました。地下鉄、小伝馬町駅や人形町駅からゆっくり歩いて7分位。人気の理由は「オシャレ、美味しい、癒される」の三拍子が揃っているからだろう。古いビルをリノベしたカフェで、内装は木が多く使われています。これまでは若者ばかりの行列。並ぶよりも日射病を警戒して退散していました。この日は平日の午後1時に、並ばずに入店できました。 ポークハムとリンゴのトースト。1200円...
ハリー・ボッシュ刑事のシリーズ、19作目。LAPD(ロサンゼルス市警察)の刑事として職を食んできたハリー・ボッシュは退職したが、定年延長選択制度を使ってロス市警に復帰。現在は未解決事件班の刑事として働いている。時は2012年。1992年のロス暴動から20年が過ぎた。ロス市警は暴動の際の未解決事件を集中捜査する方針を決定した。その20年前、ボッシュは1992年に起こったロス暴動のさ中、デンマーク国籍...
コロンボで配車アプリ、ピックミ―を使って車を予約。約1時間でニゴンボに到着しました。リゾート地はシーズンオフでバワ建築のホテルは閑散としていました。海岸にでて夕日が沈むのをみていました。地元の方が多かったですね。夕食は歩いて近くのレストランでチキンバーガー。翌朝、ホテルの朝食は海辺でゆったりと楽しみました。日本への航空便は夜、出発なので、それまで街を散策。明日はニゴンボから空港へ出て、成田行きの便...
ゴールからコロンボに出る途中、バワ建築のホテルで昼食としました。波が岩に当たるすぐそばにレストランがあります。自然を感じながら食事をするって、充実感があります。コロンボのホテルにチェックイン。部屋のソファでリラックスしながら、夕陽が沈むのをみてすごしました。このホテルは屋上にプールがあり、ここらの景色も絶景でした。コロンボでは海沿いを走る列車に乗ってみました。四駅乗車で20ルピー(10円)でした。...
ゴールでは旧市街にあるコロニアル風建築ホテルにチェクインしました。ホテルから一歩でると、16世紀に建築された建物が並んでいます。旧市街を散策し、カフェでひと休みしてすごしました。夕食はピッツァで〆ました。ゴールにはオシャレなカフェがあり、食事も美味い。落ち着いた街で、ゆっくりとすごせました。明日はゴール近郊にあるバワ建築ホテルに寄って、コロンボに向かいます。二度目のコロンボです。参考記事≫≫ 海外旅...
ホテルでの朝食は果物だけにして、近くの茶店に行きました。スリランカのパンにハチミツたっぷりつけて食べたり、紅茶にヤシのミツ蜜を入れていただきましたよ。行ってよかったと思うほどの自然さのあるミツでした。霧のでた茶畑の間を走り、エッラという秘境へ。チェックイン後、トクトクで30分。100年建築の鉄道橋を走る列車を見に行きました。町に戻って、ホテルの近くにある日本人女性が経営するレストランで「かつ丼」に...
キャンディから約3時間半列車に乗りました。茶畑の間をゆっくり走る列車に乗って、デッキから体を乗り出し、風を受けました。また、車内販売のチャイは味わいが深く美味しかったです。ナヌ・オーヤ駅で下車。昼食はチキン・カレーにしました。コクのあるカレーでそう辛くはないので、食がすすみました。美味しい!早目にホテルに入り、部屋からの絶景に見とれていました。森林の間にある湖や滝が変わりやすい天気とともに変化して...
キャンディへは正午頃到着しました。途中、路上でドリアンを売っていたので、立ち寄りました。キャンディでの昼食はドーサの店へ。中にカレー味のジャガイモがたっぷり入っていて、満足しましたよ。昼食の後はお寺で心を整えて、街歩き。1800年代建築の建物が残っていて、楽しい街歩きとなりました。歩き疲れたので、コロニアル建築を改築したカフェでまったり。その後、ローカル食堂で夕食としました。焼飯と野菜スープが実に...
ホテルで朝食……開放感のある広い食堂で、サラダ、カレー料理、マンゴーやスイカなどを、ゆっくりと楽しみました。ホテル内を散策。プール脇からギリヤ・ロックが見えます。昼食はローカル食堂ですませました。中華風のスリランカ料理といった風情でした。辛くはなく、穏やかな味でしたよ。ホテルを変えました。ホテルのレセプションまで階段を上ってゆくと、プール越しにシギリヤ・ロックが現れます。息をのむ美しさでした。チェッ...
朝はシギリヤ・ロックへ。絶景! 来てよかった!そのあと、象乗りです。昼食はピザ・ハット。タンドリ・チキンのピザがあったので挑戦してみました。午後は、近くにある石窟寺院で心を清めました。夕食は地元の精進料理風のものにしました。ハンバーグですが、ハンバーグステーキの部分が豆で調理されていました。サクサク感があって、美味しかったですよ。明日はシギリヤで何もしない日にします。参考記事≫≫ 海外旅行記です。...
空港近くのホテルから車で約2時間。象の孤児院へ。象の水浴びを見たかったのですが、この日は中止でした。ここから車でシギリヤへ。途中で昼食。スリランカの食事を楽しみました。このあとミンネリア国立公園でジープに乗ってサファリに。野生の象がむしゃむしゃと草を食べる音がすさまじかった。夕食はシギリヤ・ロックをみながら。明日はシギリヤ・ロックに登ります。...
成田空港から約9時間でコロンボ国際空港に到着しました。現地通貨への両替、シムカードの購入をさくっとすませます。雑踏をぬって、タクシーで空港から約5分のホテルに入ります。腹ごしらえをすませ、一日を終えました。明日は象を見に、北に向かいます。...
JR「馬喰町駅」から繊維問屋街を東神田へ向かって数分です。店内には団子、鶯餅などが並べてありました。塩豆大福、220円薄い皮が柔らかい。餡は優しく手作り感があります。噛んでいると、塩の気配。くどくない餡の甘さが、穏やかに広がってゆきました。ひやり、つるるん「水ようかん」220円瑞々しさに誘われて、つい手をだしてしまいました。つるっとしていますが、サクッともしている歯触り。口の中でとろけると、抑えた...
「鶴八鶴次郎」は昭和9年(1934年)にオール讀物に掲載され、翌年、第一回直木賞を受賞しています。大正時代、新内の鶴八、鶴次郎は息が合い、巷の人気者だった。二人は赤の他人だが、心の奥では魅かれあっていた。芸の道を究めようとする二人は、稽古の間も芸道の喧嘩ばかり。単なる言葉のやり取りを真に受けた二人は別れ、鶴八は料亭の息子のところに嫁いでゆく。それから三年。鶴次郎の芸は荒れ、酒浸り。興行師の思惑で、...
浅草橋交差点の角、築百年のビル1階にあるカフェカフェのあるイーグル・ビルは大正から昭和の初期に建築された建物です。カフェは2017年に、合羽橋にあった「ブリッジ」がここ日本橋馬喰町にあるイーグル・ビルに移転してきました。合羽橋の「ブリッジ」はセメント打ちっぱなしの店内で迫力がありました。関連記事≫≫ 合羽橋「ブリッジ」訪問記事平日の午前中に訪問。外国人客が7割、日本人が3割程度日本では米の価格が2倍...
土曜日に歩いた。地下鉄、清澄白河駅を出て小名木川にかかる高橋を渡ると、娘さんが二人、楽しそうに投稿子を追い抜いてゆく。飛び跳ねるように歩いているのを、指を銜えてみながら観察眼を発揮する。二人はカフェに行く!清澄白河駅を出て、高橋を渡ると常盤二丁目。清澄通りから小名木川に沿って歩き始めると、住宅街(常盤二丁目13)に「美容室」があった。閉店しているような雰囲気。関連記事≫≫ 小名木川を挟んで反対側の高...
米の粉で揚げた天丼! 衣は堅焼きバーリバリ! タレは濃い色甘辛い!あまたある投稿子の取柄のひとつに好奇心がある。歩いていると「米粉の天丼」と看板があった。好奇心が頭をもたげてきて、気分が浮ついてきた。美味しそうじゃないか。税込で1280円。海老が一匹、おくらと切り刻んだ茄子、ハス、カボチャが米の衣で揚がっていた。衣はかなり硬い。おかきに甘辛いタレがついているよう。このタレがご飯によく合う。お代わり...
「東京建築祭」で、非公開の名建築約30カ所が公開された。5月24日、三田演説館(慶応義塾大学三田キャンパス)も内部が公開された。三田演説館は明治8年(1875年)に建設。 関連記事≫≫ 「三田演説館」の外観を見学した記事。館内は巨大な空間。一階は観客席。二階にも窓に沿って観客席。400~500人を収容することができるそうだ。 演壇に立って、写真を撮影する長い列 ガラス窓も当時のままなのだろうか?三田演説...
私立探偵、マット・スカダー シリーズです。このシリーズが日本で刊行されたのが1987年(アメリカでは1976年)。本「処刑宣告」は2005年(アメリカでは1996年)に発売されています。サイゴン陥落の翌年に私立探偵、マット・スカダーが登場しました。「処刑宣告」がアメリカで発売されたのはソ連が崩壊して5年がすぎたころです。スカダーが登場して約20年のことです。当初、スカダーは陰影を帯びた探偵で、あら...
ヤシオスタン!埼玉県八潮市は「ヤシオスタン」の異名で知られています。「日本の異国」(室橋裕和著 2019年5月刊)によれば、八潮に150人ほどのパキスタン人が暮らし、パキスタン料理のレストランは3軒、と記されていました。関連記事≫≫パキスタンの首都のイスラマバードから航空機で北部辺境州にあるギルギッドまで航空機で飛び、そこから車でカラコルム・ハイウエーを走りながらフンザ、世界で第2の高峰K2を見て北...
昭和の雰囲気を探しながら、常磐線と都電に挟まれた荒川三丁目と四丁目を歩きました。関連記事≫≫昭和の雰囲気好きには、荒川区の街歩きは楽しい!これまで荒川区街歩きをブログに8回、アップしています。写真は東尾久五丁目にある駄菓子屋です。上の文字をクリックすると、荒川区街歩きに飛びます。ぜひ、みてください。荒川区荒川仲通りを歩きます。頭上には電線が張りめぐらされている。関連記事≫≫サイゴンの電線……複雑怪奇状態...
「香港傳奇」では、香港にある焼味舗で味わえるような腸粉、焼鴨、雲吞麺、お粥が食べられます!このほか、焼肉まん(2個、650円)、焼売(3個、690円)もあり、食べやすい価格となっていました。午後1時半ごろに入店しました。昼食には遅い時刻になってしまいました。近くのオフィスに勤めているような若い女性たちが3組だけでした。注文した南翔小籠包(690円)です。10分くらいでテーブルにやってきました。アツ...
「よしだや」は地下鉄、清澄白河駅から清洲橋通りを東に、三ツ目通りまで行ったところにあります。電車に乗って、1個200円の塩大福を食べにやってくる客がいるらしい。珍しい人間がいるものだ。家で都知事選についてつらつら考えたり、貧乏ゆすりをして過ごせないのか?はい、ワタシには大福の方が大事です。塩大福は200円。小ぶりですが、ずっしり、重量感がありました。皮は厚く、硬めでした。餡は切れの良い甘さでしたよ...
三河島駅周辺の有名どころなら、戦前からある三河島コリアンタウン、金メダリストの実家「肉のキタジマ」、タイにあるタンマガーイ寺の別院でしょうか。今回は昭和の雰囲気を探しながら、東日暮里三丁目を歩きました。関連記事≫≫三河島ならコリアンタウンの街歩きです。新大久保のように華やかではありませんが、代わりに、強烈な辛子の匂いを嗅ぎながら歩けます。上の文字をクリックすると、三河島コリアンタウン街歩きに飛びます...
表題の「石つぶて」について、「あとがき」でこのように記されている。警察官で最も人々とかかわりの多いのは交番勤務の巡査だ。友人は巡査をしていて、人生の折り返し地点をすぎた。著者はその巡査からメールを受けた、(組織で最も階級の低い交番勤務で一生を終えるのだが…勤務の)見返りなど微塵も期待しないで、歴史上に無名の士としても残らない、「石つぶて」として過ごしてきた。著者は、末端の警察官にまで、職務の覚悟が...
最初に、お茶がでてきました。関連台湾旅行記事≫≫台湾は、あまり緊張せずに歩けるし、食べ物がおいしいですね。台北の迪化街のすぐ裏、大稻程慈聖宮では肉粥も食べられますが、魯肉飯にしました。青空がのぞけるガジュマルの木の下で食事すると台湾料理が一層美味しくなります。上の文字をクリックするとその台湾旅行記に飛びます。ぜひ、みてください。「花粥」ではお粥とハーフの担々麺などがセットで出されました。お粥から蒸気...
前回、街歩きをしたときに発見したお店です。飲み屋街で栄えたような狭隘路地にありました。関連記事≫≫その時の桐生街歩き記事です。昭和の雰囲気があって、思わず立ち止まり、首をぐるっとまわしましたよ。上の文字をクリックすると、その桐生街歩きに飛びます。昭和がお待ちしています。ランチの天丼は800円。海老が2匹ついていました。!ご飯も具も量が多い。それでいて、丁寧で繊細な味付けでしたよ。投稿子のほかに地元の...
地下鉄、半蔵門線の清澄白河駅から萬年橋に向かって5分ほど歩きます。道路を一本、小名木川に向かったところに高田川部屋、閉鎖された尾車部屋、近くに錣山部屋があり、相撲部屋を見ながら街歩きをして、「タルスコーゲン」でひと休みというコースもいいですね。関連記事≫≫相撲部屋が集まる横綱通りから隅田川沿いを歩いた記録です。上の文字をクリックすると、この街歩きに飛びます。ぜひ見てください。「タルスコーゲン」はスウ...
日本では1997年に刊行された小説です。著者のマイクル・コナリーはロサンゼルス市警察、「刑事ハリー・ボッシュ」のシリーズが有名ですが、本作はノン・シリーズものです。連続殺人事件で新聞記者が犯人を追及してゆく物語です。マスコミ業界や巨大官僚組織となったFBIの無責任さ、非効率さ、そこで働く職員の不遜さについて批判する小説となっています。コロラド州デンヴァー市の地方新聞記者が主人公です。記者は双子の兄...
荒川と新河岸川との間にある北赤羽駅。あなたは下車したことがあるでしょうか?銀座というと、豪華絢爛、オシャレ、華やかといった胸がときめくような印象がありますが、浮間銀座はそんなヤワな考えを打ち砕いてくれますよ銀座はイロイロあると教えてもらいました。その北赤羽駅は新河岸川に跨っていました。出口は赤羽口と浮間口。大宮方面の浮間口にでました。浮間銀座は出口すぐにあるはず。看板を探したが見つからない。浮間銀...
店はヴァンスにあるロザリオ礼拝堂を感じさせる白! お店のロゴはロザリオ礼拝堂の会衆席に掲げられた絵のタッチでした。地下鉄、日比谷線の小伝馬町駅から日本橋馬喰町に向かってすぐです。全国に展開するホテルが二軒並んでいる脇にお店を構えているので、場所は一発!関連記事≫≫「ヒロミ&コ」のお店の印象はヴァンスにあるロザリオ礼拝堂に合致したと書きました。念のため、その旅行記を紹介します。ニースからバスで1時間弱...
果物が生き生きとする季節となり、パフェ好きにはたまらない日々です。近くに、いろいろなフルーツが入ったパフェを置いている店があるので、大助かりです。関連記事≫≫以前、「アン・プルミエ」で購入したスイーツです。上の文字をクリックすると、記事に飛びます。ぜひ、見てやってください。「アン・プルミエ」には、以前、ピンキーとキラーズというグループで歌っていた髭で黒い帽子のおじさんに似た男性が、自動ドアの前で客が...
日本の経済成長が著しかったころ、……1970年から1980年代……日本はアジア、アメリカ、ヨーロッパに輸出先を拡大していった。アフリカへは鉱物資源を求めて進出した。このころ、ヨーロッパ行のエアロフロートは格安運賃でモスクワを経由してロンドンかパリへ運んでくれた。ある時、投稿子が搭乗したアエロフロート機が乗換地のモスクワ国際空港で嵐のために着陸できず、当時のレニングラードまで飛んだことがあった。そこのホ...
東田端の向こう、田端駅の反対側には「田端文士村記念館」があります。かって住んでいた小説家や芸術家が住んでいたのを記念した建物です。そこを散歩すると、芸術家のオーラを感じます。でも、今回の街歩きはリラックスできました。芸術にはとんと縁がない地域ですから。ワタシにぴったりです。散歩した東田端には……倉庫、町工場の跡に高層住宅が建築され、その間に昭和の雰囲気がある狭隘住宅や個人商店、木造アパートが残ってい...
雑誌「アンド プレミアム」2024年2月号「あんこ」特集に取り上げられていたので、桐生の街を歩いた折に訪問しました。「あら木」がある桐生、旧市街街歩きをブログにアップしています。太陽がほとんど人通りのない旧市街を照らしています。街を歩いていると、ワタシの健脚ぶりに微笑む人がいないのが残念!JR桐生駅近くを歩いた時の記事です。繫栄していた時代の建物が残っています。上の文字をクリックすると、ページに飛...
都電、小台停留所から旧小台通りに向かいます。停留所から「小台本銀座商店会」に向かって歩いてゆくと、大正時代に建設されたレンガ塀が残っています。関連記事≫≫「あらかわ遊園」の周囲に残っている大正時代に建設されたレンガ塀を訪問した記事です。人々の生活に溶け込んでいるレンガ塀です。上の文字をクリックすると、「隅田川沿いに残る大正時代の煉瓦塀」の訪問記事に飛びます。ぜひ、訪問してやってください。入口には「小...
清澄白河にある「ナンディニ」で、ランチタイムに南インド料理を楽しみました。清澄白河駅から木場公園に向かって歩いて10分くらい。四つ角の脇に「ナンディニ」はあります。インド料理はインドで食べるよりも、イギリスの方が美味しい!10年弱前にNHKTVで放送された「2度目のロンドン」でブリックレーンにあるカレー店「タヤブス」が紹介された店のカレーがお勧めです!関連記事≫≫その「タヤブス」を訪問した海外旅行記...
絹織物工場、残るノコギリ屋根!市内の織物関係工場はほとんどがノコギリ屋根です。明治期から建築され始めたノコギリ屋根ですが、戦後も建築が続き、現在は市内に237棟(2005年)残っていると、「きりゅう百景」に書かれています。今回は市内の南側……渡良瀬川を渡り、錦町、小梅町、三吉町……を歩いてみました。これまで、何回かに分けてノコギリ屋根を求めて市内を歩いています。ノコギリ屋根は保存されていたり、改築され...