最近はトンとご無沙汰のギリシャ料理。都内には銀座、六本木、蒲田にギリシャ料理店がありますが、簡単に行ける銀座のお店にしました。東急プラザ銀座、最上階の「THE APOLLO」へ。平日のランチですが、ほぼ満席でした。ギリシャへは2度、旅行しただけです。半世紀も前です。最初は1970年。次は、1973年です。2度目の旅行は、石坂浩二と浅丘ルリ子の新婚旅行先がエーゲ海クルーズでした。お二人の写真を週刊誌...
まぐろ専門店です。予約がなかなか取れない、予約の電話さえ通じにくい店といわれています。ワタシは長い間生きてきたおかげで、我慢する術を覚え、あきらめるのも得意になっていますので、影響はありませんが。電話もせず、ぶらりと午後8時半ころ行ってみたら、「空いていますよ」と店長から声がかかりました。いつも期待せずに生きているので、こんな幸運があっていいのだろうかと、頬をつねった。痛い! 夢ではない。沖縄グル...
落合シェフのドルチェ店「ドルチェ ラ ベットラ」(銀座)でプリン
「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」のドルチェ専門店(持ち帰りのみ)が銀座二丁目にあります。間口が一間ほどの小さな店構えです。ここでプリンを購入しました。1個、460円(税込)です。近くにある京橋プラザの木の下でプリンを味わいました。プラスチックのフタをあます。プリンにスプーンを突き刺すと、手ごたえを感じます。固め! 日頃、ヤワなプリンを食べつけているので、好感を持ちます。プリンは男らしく固くなければい...
海から戻ったら、「やっぱりステーキ」(石垣島)でお腹いっぱい!
「やっぱりステーキ」は2015年に沖縄県で最初のステーキ店を開店。現在、全国展開しているお店です。石垣島の店は新川にあり、離島ターミナルからゆっくり歩いて10分くらい。有名な居酒屋「ひとし」や「えいこ鮮魚店」の手前になります。石垣島で酒を飲まずに夕食をとろうとすると、苦労します。夕方には閉店してしまう店や売切れしまいの店がけっこうありますから。この店は、11:00~15:00,17:00~22:0...
「警察署長」スチュアート・ウッズ著…アメリカ近代史の襞を描く
ジョージア州の田舎町、テラノの警察署に勤務することとなった署長の目を通して1919年から1962年までのアメリカが浮かび上がる。焦点を当てているのは人種差別。アメリカ南部の田舎町の署長、地方政治家、地方の有力者、あるいはアメリカ大統領が人種差別にいかに対応してきたかを描く骨太の小説だ。ちなみに、非暴力で人種差別撤廃運動を導いてきたキング牧師が暗殺されたのは1968年4月4日。急進派マルコムⅩがやは...
「銀座天國」で天丼! 戸を開けると、ほのかに薫るごま油の香り!
以前は銀座中央通りにあり、天丼も2000円以上しました。2020年、裏に引っ越すと、お昼の天丼は1500円(税込)に値下げです。味まで下げないでくれよ、と、ランチタイムに訪問。値段以上の味わいで満足しました。天丼食べ歩きはブログに、59回アップしています。お昼天丼は1500円。丼のフタをとると、ゴマ油のいい香りに包まれました。ちょっと色黒の天丼に紺色のナスとエビの赤いしっぽが鮮やかです。タレはそれ...
石垣島の海のように居心地のよい「カカオ&ソルティ マーケット」
石垣島の730交差点から市役所通りにはゆったりとしたカフェが少ないですね。ここ「カカオ & ソルティ マーケット」は数少ないカフェのひとつです。2階がカフェになっていて、道行く観光客をみながらスムージー、チョコレート・ドリンク、アイスクリームを楽しむことができます。価格は550円から650円の価格帯でした。海から上がった後、ホテルで着替えてから夕食前にカフェで一息なんていいかもしれません。この日、訪...
台湾料理「SEIKOUEN」(越谷)で小籠包、魯肉飯、酸辣湯麺
越谷には、美味しくて値段が手ごろな台湾料理店「SEIKOUEN」があって助かります。ここで小籠包を食べていると、Jリーガーになりたいとか、150Kgのバーベルを持ち上げたいとか、そんな些末なことはどうでもいいと思えてきます。今、食べている台湾料理に満足して、将来なんか考えられない! そんな大胆不敵さを与えてくれるお店です。3人で訪問し、食べまくりました。魯肉飯。癖がなく、口当たりがいつもさわやかです。台湾で...
朝、人気のクラッチコーヒーでホットサンドウイッチとドーナツで朝食としました。小さな店ですがお客でいっぱいでした。ここでまったりして午前中をすごしました。昼食は「あさからひるごはん」で豚汁と出汁巻たまごの定食。豚汁は実にしっとりとした味でした。巻たまごは分厚く、あっさりとしていました。人気があるのも納得です。このあと桃林寺から博物館までの裏道を歩きました。ふるい民家をみて、家の方と話をしたり、隠避な...
4月6(木)は、石垣島、宮良川にカヌーを漕ぎに行きました。マングローブの中をすすむのは爽快ですね。昼食は石垣牛。とろけるような肉をお腹いっぱい。ああ、幸せ!カヌーを楽しんで腰が痛い。肉を食べすぎで苦しい! ホテルでまったりしてすごしました。...
石垣島 なう…絶景、ミルミル本舗でアイス、市内一望レストラン!
4月5日(水)は石垣島の絶景ポイントにあるミルミル本舗でアイスクリームを食べました。市内に戻りアートホテル最上階にあるレストラン「カプリコーン」で眼下に市内を見ながら食事をしました。さて、朝、フサキリゾートへ。そこから坂を約40分上り、ミルミル本舗へ到着。快晴ではなかったのですが、丘の上から見る海は絶景でした。写真はマンゴーと紅芋のアイスクリームです。市内に戻り、昨年も食事したアートホテルの最上階...
石垣島 なう…トロルの舌(屋良部岳)からエメラルドグリーンの海
4月4日(火)は石垣島の「トロルの舌」と呼ばれる屋良部岳に登ってきました。ノルゥエーにある「トロルの舌」に似ている崖があるので、そう呼ばれています。崖の上から石垣島のエメラルドグリーンの海がよく見えます。息を飲むような絶景を味わって、来た甲斐がありました。帰りは崎枝(川平湾まであと4km)にある石垣商店(ベトナム料理店)で遅い昼食にしました。パインミーのパンがパリパリしていい。ベトナムの味もします...
鳩間島 なう … 鳩間ブルーの海、サンゴの島、シュノーケル!
4月3日(月)は石垣島から船で約1時間半の鳩間島へ行き、バラス島(サンゴの島)へ上陸、その後シュノーケルを楽しみました。午前10時ころ鳩間島に到着。人口は40人だそうです。集落を散策しました。とても静か。屋良浜で波の音を聞いて過ごしました。食堂でカレーを食べたあと、船でバラス島に向いました。鳩間ブルーといわれる海の色が美しい!鳩間ブルーに囲まれた小さい島、バラス島でひと時を過ごし、その後、シュノー...
4月1日(土)、日本航空機の午後便で石垣島へ。さて、4月2日(日)は、この日の主目的は、竹富島のコンドイ浜沖にあるサンゴででできた島へ行くことでした。竹富島の波止場から、デェイゴの花を見ながら歩いて集落へ。ユーチューバーのサトウサトルさんが経営するお店でファットバイクを借りました。15分くらいで、コンドイ浜へ。腰まで海水につかりましたが、島に到達。真っ白な島とエメラルド色の海のコントラストに息を飲...
小山二、三丁目(品川区)…タワーマンションと看板建築が並ぶ街!
不動前駅から武蔵小山駅まで、東急目黒線の一区間を歩きました。線路の地下化に伴って、軒下を電車が走行する景色は消えています。武蔵小山駅に近づくにつれ、高層階の集合住宅が増え、その間に昭和の風景が残る地域となっていました。不動前駅から東側の道路を西霧ケ谷公園へ。不動前緑道公園に向かって右側にミシュランに7年連続掲載されたピッツァ屋「ベント エ マーレ」で各種ピッツァを楽しみました。埼玉県から二時間近くか...
地下鉄、白金台駅から並木が美しいプラチナ通り(外苑西通り)の西側は高級住宅街。東側は路地に木造アパートや一軒家が密集しています。プラチナ通りを挟んで対照的な風景です。平日の午前11時ころから、現在の町名では港区白金台五丁目の高台と白金台四丁目10~16の低地を歩きました。地下鉄、白金台駅を出て、街歩きの前にコーヒー。★リノベされた旧公衆衛生院内にあるカフェへ。白金台四丁目から路地に入ります。坂を下...
「闇の奥へ」グレイグ・トーマス著…冷戦の中、国を救ったスパイ!
原題は「THE BEAR’S TEARS」。邦題は「闇の奥へ」。古典小説、ジョセフ・コンラッドの「闇の奥」を連想させるような邦題にしてある。この小説は東西冷戦下、イギリス対ソ連のそれぞれの側のスパイの暗躍を扱っている。対立する諜報機関の陰謀、癖のあるスパイの駆け引きが迫力ある動きで描かれている。ストリーは……、イギリスのSIS長官ケネス・オーブリーはソ連、KGBの副議長カプースティンから、2年前に亡命の希望を受け...
「イマノフルーツファクトリー」(茅場町)、フルーツの濃密な香り
茅場町駅7番出口。階段を上がって地上にでたところで、迷うはずがありません。「イマノフルーツファクトリー」が醸し出す、果物の濃密な匂いが漂ってくる。それを追ってゆけばいい。メロンの入ったフルーツサンドウイッチは1080円(税込)です。イチゴ入りは540円(税込)。購入したのはそれよりも安い。キウイ、パイナップル、ミカン、バナナと満艦飾のフルーツサンドウイッチ(480円。税込)です。1個ではみっともな...
昭和13年(1938年)の建築です。スクラッチタイルで覆われた内田ゴシックですが、2015年3月に訪問した時は、廃墟でした。このまま朽ち果てるのか。ワタシの人生と同じだ。しばらく訪問しないうちにリノベされ、港区の郷土資料館に転用されていました。旧公衆衛生院はピッカピカになったが、こっちは美容クリニックに通っても皺が増えるだけだ。輝きを増しているのは頭だけ。玄関を入ると石材を使った床。天井の照明も煌...
地下鉄、白金台駅から数分のところにある。港区立郷土博物館、「ゆかしの杜」1階にある野菜を中心とした食べ物をウリにしているカフェだ。ひと休みするのに、立ち寄った。コーヒーは350円。コーヒーはイライラ、胸やけ、心拍数上昇、筋肉の衰えを加速させると言われるが、そんな些細なことで控えるような小心ではない。ミルクと砂糖もきっぱりと断り、健康を考えるというようなケチな考えを捨てて、ミルクコーヒー砂糖入りにし...
渋谷の裏通りから骨董通りまで…ビルの谷間に看板建築や昭和の香り
渋谷駅から六本木通りと青山通りの間の三角地帯(渋谷区渋谷二丁目)を歩き、青山学院大学を横切って、骨董通りへ。南青山にある旧岡本太郎邸まで街歩きを楽しみました。渋谷駅から渋谷警察署の脇に出ます。明治通りから「金王八幡神社」に向かう横丁に古い建築がありました。❶「関東機工製作所」(渋谷区三丁目10-10)。「金王八幡神社」を通り抜け、神社前交差点の角にある❷「魚玉」(渋谷三丁目2-4)です。銅板の看板建...
「ベント エ マーレ」(不動前)…レベル高いピッツァに大満足!
東急目黒線の不動前駅から6分、武蔵小山駅から10分。両駅の中間あたりにあります。お店は桐ケ谷通りにあって、ミシュラン、ビブグルマンに7年連続で掲載されているとは思えないほどの謙虚な店構えです。お店の「ベントエマーレ」はイタリア語。「風と海」という意味だそうです。美味しいイタリアンです。平日のランチタイムに8名で訪問しました。ピッツァ・ランチにはサラダとドリンクがつていて、ひとり1340円。コスパが...
スカイツリーをみながら「モンブラン」…洋菓子工房「サンレモン」
グルメ雑誌にスイーツのお店が紹介されると、すかさず訪問したくなるほどの従順なタイプのワタシだ。一番の心配は糖尿病になることなので、午前中ジムに行き、ラテンエアロビクスで汗を流す。ビートに合わせて、貧弱な体をビシビシと。ついでにワザとらしい笑顔で難なく1時間、体を動かした。この記事を読んでいるアナタ!糖尿病が心配だと書いているので、ワタシは働き盛りだと勘違いするかもしれない。実は高齢者にもなって、ま...
「コマドリの賭け」ジョー・ネスポ著…北欧に台頭するネオナチ!
闇の中に埋めてしようとする近代史の恥部を暴き、同じ道を辿ろうとする現代社会に警鐘を鳴らす北欧ミステリに人気が集まっている。ジョー・ネスポはノルウェーの作家だが、アイスランドの作家、アーナルデュル・インドリダソンは「湿地」「緑衣の女」「湖の男」で共産主義や第二次世界大戦がアイスランドに与えた影響を描いている。ヘニング・マンケルも一連の小説でスウェーデンがアパルトヘイトや共産主義といかに関わってきたの...
2022年の「輝け!お寺の掲示板大賞」のひとつを紹介します。徳源院(文京区)かんしゃく(癇癪)のくの字をすてて日をくらす癇癪タマをすぐ破裂させるタイプのワタシ。肝に銘じます。お寺の掲示板はこれまで10回、ブログにアップしています。東京街歩きの途中に、見かけたお寺の掲示板を紹介します。新福寺(白山、2022年10月29日訪問)我必ず聖にあらず彼必ず愚かにあらず共に是れ凡夫ならんのみ(聖徳太子十七条憲...
南インド料理「エリックサウスマサラダイナー」でポークビンダルー
渋谷駅と原宿駅の中間あたりにあります。パタゴニアに行ってウロウロしていたら、午後1時半になってしまった。近くにインド料理の「エリックエリックサウス マサラダイナー」があるのを思い出しました。ランチタイムに遅い時刻なのに、ほとんど満席でした。この時間帯はランチミールスが提供されています。価格は1155円税込~1500円税込くらいまで。一番安いランチミールス(1155円税込)を注文し、追加でポークビン...
地下鉄、京橋駅から京橋2の交差点を右に。昭和通りの手前にお店があります。「桃六」のウリは団子。ワタシは豆大福を食べたい。ガラスケースの一番下に、豆大福を見つけてほっとした。1個、150円。都心のお店なのになんて安いのだろう。会社員が紙袋に溢れるほどの和菓子を購入してゆくのを見ながら、豆大福を2個注文した。自宅に戻ると、すぐにプラスチックの包をひらいた。電車の中で形が崩れてしまっている。親指と人差し...
巣鴨の地蔵通りから西へ。北大塚一丁目で昭和の風景に浸り、都電「巣鴨新田停留所」の脇から北大塚三丁目近くの宮仲公園へ。近くのカフェでチョコレートドリンクを味わう、楽しい街歩きでした。そのルート……。地蔵通りから、清和小学校の脇を西に。坂を下ると、❶豊島区北大塚一丁目33。辺りを見渡すと、昭和の風景があちこちにあります。ジジカジ(ジジイのカジュアル)を着てワタシが歩く姿が街の風景に溶け込む。「博多もつ鍋 ...
越谷市内にある家電量販店、ケーズデンキに行った時、帰りにはスイーツの「アンプルミエ」にしようか、「ヒナノ珈琲」にしようかと迷います。「アンプルミエ」のスイーツを2個食べるのも捨てがたい。この日はスイーツよりもコーヒーを飲みたい気分。コーヒーは550円。静かな場所で、ゆったりできるのはいいですね。海外旅行記は、HP「海外を旅してみたら、こうだった!」にアップしています。...
「カカオ工房 トリビュート」(上池袋)、チョコの苦さがいい具合!
上池袋というなかなか微妙な場所にあります。公共交通機関を降りてから、5分以上歩く。それでもあなたに訪問してもらいたい! 美味しいチョコレートドリンクを味わえるお店です。お茶と少しの畑、漁師は竹竿一本あれば最低限の生活はできるなんてミニマリストは言いますが、美味しい飲み物を飲みたいですよね。行きづらい場所……都内のチベットと言われている「北大塚3」交差点あたりです。都バスの上池袋4丁目停留所から、5分...
明治通りから庚申塚通りを歩き、都電の線路を渡り、巣鴨地蔵通りまで歩きました。大学のキャンパスがあるせいか若者の姿もありました。都バスを明治通りの掘割交差点で下車。明治通りに面した北区滝野川六丁目8-6には長屋が残っていました。庚申塚通りに入り、巣鴨駅に向かって歩きだします。豊島区西巣鴨三丁目19の建物です。「すがも鴨台観音堂(さざえ堂)」。2013年築。大正大学構内にあります。会津若松にある江戸時...
朝、髭をあたろうと鏡をみたら、知らない顔がうつっている。細長い顔で目から涙がどばっと吹き出ている顔だ。ピカソの「泣く女」のようであり、自分の顔のようでもある。「どちらさん?」尋ねると、「あんたの顔だよ」と返事があった。鏡の中のワタシは涙袋が垂れ下がり、ホウレイ線もくっきりしている。これほど「泣く女」に似通っているなら、スペインに馴染めとのピカソからの連絡だろう。ワタシは誘いをすぐ受けるタイプなので...
「ALWAYS 三丁目の夕日」の舞台は愛宕山辺り。東京タワー周辺はすっかり昭和の雰囲気はなくなってしまったが……今回、「滝野川銀座」を歩き、冷蔵庫や扇風機が珍しかった時代の通りの雰囲気を存分に味わいました。明治通の「掘割交差点」から埼京線、板橋駅、までの間が「滝野川銀座」。通りを行くのは圧倒的に若い人が多い。彼らに集団就職で上野駅にやってきた雰囲気を感じてしまう。初々しさを残した若者たちだからだ。見...
庚申塚停留所で都電を降りたら、目の前がおはぎの「いっぷく亭」
お店は庚申塚停留所のプラットホームと続いています。勤め帰りに、ちょっと「おはぎ」を食べる。乙ですね。ワタシはオハギストの端くれですから、庚申塚まで来たからには、寄らなければなりません。桜新町にある「タケノとおはぎ」は色どり鮮やかですが、「いっぷく亭」の「おはぎ」黒光りしていました。立派な「おはぎ」です。街なかの和菓子屋でいつも買う「おはぎの」3倍はある大きさ。ここで3個800円(税込)を購入しまし...
主人公の私立探偵、フィリップ・マーロウは度量のある男だ!カネにあくせくしない。ワタシはワタシはとしゃしゃり出ない。依頼された仕事はきっちりとやってのける。料金を吹っかけもしないし、値切りもしない。そのうえ、富豪の娘に言い寄られても、毅然と拒否する胆力もある。もったいない!ワタシの生き方は上司の言いなり責任逃れ。忖度しっぱなし。長年サラリーマンとして勤め上げられたコツだ。私立探偵、マーロウは立派だ。...
芝浦から竹芝を歩く…日本で最初に汽車が走ったのは重箱堀あたり!
JR田町駅、芝浦口に出ます。周囲はオフィス街となっていました。やがて東京モノレールが頭上を走っているのに出くわします。ピッカピカの高層ビルと前の東京オリンピック時期に建設されたくすんだ色のモノレール高架線の対比がなんとも衝撃的だ。JRの線路をくぐって三田側に出られる、❶「雑魚場架道橋」がある。人文社「明治大正東京散歩」の地図をみる。明治5年(1872年)に鉄道が開業したころは堤防を築き、海を突っ走...
昼近く、滝野川銀座を歩いていて、パン屋さん、「麦の香」が目に入りました。小腹がすいていたので、総菜パンがあるのかなと入ってみました。よかった。カレーパンが何種類も並んでいました。カレーパン辛口(1個250円)を求めました。近くに公園はない。店の前にベンチもおいていない。えいやっとばかり、店の前で食べ始めました。皮はかなりモッチリとしています。噛みきれないほど。カレーはアッチッチ状態ではないのが残念...
これまで、巨匠、手塚治虫が住んだアパートや食事をしたという町中華の店を辿ったが、今回はお墓にでかけました。手塚治虫、赤塚不二夫などが住んだ「トキワ荘」跡を訪問した記事です。http://hamidashirakuen.blog.fc2.com/blog-entry-5103.html都電「新庚申塚停留所」下車し、住宅街を5分くらい歩くと、総禅寺があります。ここに手塚治虫が眠っています。線香を購入(200円)し、案内してもらいました。墓石の左手にアトム、...
アトレ竹芝の一階はオーガニックの食料品を販売している「ビオセボン」と「コーヒーカン」があります。8名で、平日の午後に訪問しました。両店とも広々としていて、それでいて静か。なんかいい店を発見して得した気分になりました。サンドウイッチが1160円から1350円、ホットケーキが1200円から1350円、ブレンドコーヒーが590円、スイーツもありましたよ。折角だから、アメリカンのコーヒーとモンブランの組み...
竹芝にある和カフェ「つむぎ」は景色よく、ゆったり食事できますよ
素晴らしいロケーションです。お店は「アトレ」の2階にあります。テラスの目の前は船泊。水上バスの船が舫われていました。左手には四季劇場。その先には浜離宮の庭園の緑が爽やかです。竹芝客船ターミナルのボードウオークからは遠くにレインボーブリッジが見せます。反対側は築地や佃。絶景です。JR浜松町駅から散歩気分で行けますし、「ゆりかもめ」に乗れば、竹芝駅から数分の距離にあります。晴れた日には格好の絶景ポイン...
西巣鴨の人気町中華「華興」の餃子はモッチモチで肉汁ジュワー!
お昼時、滝野川銀座を散歩していると、お店の前に自転車がずらっと並んでいる町中華を発見。混雑しているお店なら入った方がよい。年齢を重ねて身につけた知恵だし、私自身好奇心の塊だからだ。ドアを開けると、地元の客でテーブルは満席。女性従業員がカウンター示して、「こちらへどうぞ」と。ランチメニューは1000円以下の定食が並んでいました。定食はライス、スープ、お新香付き。麻婆豆腐の定食が750円、酢豚の定食が...
明大前駅から代田橋駅まで…昭和と幻想の建築が混じる混沌の世界!
明大前駅近くの松原(世田谷区)から代田橋駅そばの和泉(杉並区)までは、直線なら15分もあれば歩けます。明大前駅周辺のチェーン店をやりすごせば、古い昭和風の建築やポップな幻想建築が現れるので、ついつい長居してしまいます。路地を覗くと、そこも「三丁目の夕日」状態です。土門拳や中井精也のような渾身の一枚を撮る才能なんかありません。街歩きをしている投稿子自身が嬉々として混沌とした街に入り込み撮影した写真を...
東京近郊の沖縄タウンといえば、鶴見と代田橋(杉並区)にあるのが両横綱でしょう。ちなみにワタシは入門基準に達しないほど貧相です。懸垂は10回くらいしかできない。貧乏ゆすりなら幕下くらいには行けそうですが。今回は京王線代田橋駅近くの沖縄タウンへ。駅をでて、甲州街道を渡ります。大原交差点の方向にむかうと右側に「沖縄タウン」「和泉明商店街」と表示された赤い門が現れます。そこが入口です。午後に訪問したので、...
「サルバトーレ・クオモ」(明大前駅)、ピッツァを一枚たいらげる
京王線、明大前駅から街歩きを始めれば、昼頃には3駅先の幡ヶ谷駅まで歩けるだろう。そこで美味しいカレーライス屋に寄ろうと考えていた。計画はうまくいかないものだ。歩き始めて3時間過ぎた。まだ、降り立った、明大前駅の付近をウロウロしている。午後1時をすぎた。昼食を食べないと、街歩きができないタイプなので、携帯でレストランを調べた。近くに「サルバトーレ・クオモ」がある。ピッツァもいいかも。食事をしているの...
これまで、玉川上水跡の下流部分は初台駅から新宿駅、内藤新宿辺りを歩いているので、今回は明大前駅から笹塚駅までを歩いてみました。この部分は水路として利用されておらず、ほとんど暗渠化されています。一部、そのまま残されている部分がありましたが……ほとんどが緑道となっていました。江戸の街に飲料水を提供していた巨大施設の歴史を感じながらの散歩となりました。【玉川上水公園(杉並区和泉)】❶明治大学和泉キャンパス...
みんな大好きカレーパン! 「ブーランジェリーボヌール」(笹塚)
京王線、笹塚駅から甲州街道を渡り、水道道路に至る小さな商店街を散策していて発見しました。ブーランジェリーと名乗っているので、総菜パンはないかもしれない。でもここは笹塚だ。都営アパートも近くにあるほどの庶民の住まいがある地域だ。笹塚でカレーパンを売らなければ、八百屋でキャベツを売らないようなものだ。お店に入ると、愛想のよい声に迎えられた。店内をぐるりと見渡す。カレーパンを発見。最近、熱をあげているド...
樋口一葉、渡邉淳一、古賀政男の墓(杉並、築地本願寺和田堀廟所)
京王線、井の頭線の明大前駅から甲州街道を渡り、明治大学和泉キャンパスの脇を10分弱歩きました。築地本願寺和田堀廟所には、吉葉山、内田吐夢、笠置シヅ子、中村汀女、樋口一葉、海音寺潮五郎、服部良一、古賀政男、レオナルド熊、渡邉淳一、大藪春彦、赤木春恵などの、有名人の墓がありました。海外で有名人などのお墓、13か所を訪問した記録は、HP「海外を旅してみたら、こうだった!」にアップしています。樋口一葉の墓...
本駒込駅から駒込駅まで歩く! 山手通りにも残る昭和の木造建築!
文京区、本駒込の吉祥寺前から本郷通りを駒込駅方面へ歩いてみました。いくつかの古い木造建築が残っていたり、並んだ家が文京区と豊島区とに分かれていたり、楽しい街歩きとなりました。地下鉄本駒込駅から街歩きを開始。吉祥寺前交差点辺りには、❶昭和の時代を感じさせる商店が残っていた。文京区本駒込三丁目5です。吉祥寺で二宮尊徳の墓をチラ見。200年も前に建てられた経蔵が残っていた。山手通りに戻って❷本駒込三丁目1...
JR駒込駅から巣鴨駅に向かって歩いて数分のところにあります。この辺り、台地を掘って線路が敷設してあります。カフェから眼下に山手線の電車が走ってゆくのをみていると飽きません。カフェではお嬢さんが読書をしたり、コーヒーを飲んだりしています。列車が通るのをボケっとみていると、電車に乗っているよう。居眠りしそうになりました。バナナチーズケーキとコーヒーのセット(820円+税)も素晴らしかった。ケーキは余分...
日本橋兜町(中央区)は地下鉄、日比谷線茅場町駅から数分の距離です。昭和の重厚な建築が並ぶ通りや二階建木造建築の元うなぎ屋などがあった路地が混在していて、昭和初期の雰囲気が感じられる街歩きでした。(讀賣新聞 2016.10.2から)「もつ焼 角吉」(日本橋兜町9-5)がある通りを入ってゆくと、❶「うなぎ 松よし」創業の地という説明板がありました。現在は「オムニポロス・トウキョウ」。平成30年(201...
歴史の襞を丁寧に描いた小説で、堪能した。東西冷戦時代、アメリカとソ連とが一触即発の危機に瀕していた。CIAは工作員をモスクワに潜入させ、戦争回避を計画する。時は1952年冬から1953年3月にスターリンが死亡するまで。日本では美空ひばりが「お祭りマンボ」歌っていたころだ。CIAの戦争回避策とは、ズバリ、スターリン暗殺! アメリカの工作員とソ連のKGBとの攻防が、多視点で、章立てが短く、まるで呼吸を...
六義園近く。タイ料理「サップ」(本駒込二丁目)で、レッドカレー
本駒込を1時間ほど歩きました。東洋文庫のカフェで食事をしようと、寄ってみました。この日は予約で満席。晴だったので、テーブルから眺める芝は美しかっただろうな。すぐ近くにあるタイ料理店に入りました。以前、タイ料理なんて辛いだけ、と思いながら食べていました。ところが1000回ほど食べると、辛さと、甘酸っぱさの混合に痺れてきてしまったのです。それでもワタシはムエタイの選手として、相手を殴り倒さないか、タイ...
丸の内オアゾへ行ったら、「つばめキッチン」のハンブルグステーキ
昨年末にでかけました。仕事納めもすぎていたので、ランチタイムの大手町界隈は閑散としていました。先ず、丸善へ。ビジネス本が並んでいるところも、旅行関係のところも、立ち読みするサラリーマンなんかいない。リュックサックにぶつかる心配なし。すいすい動けるのがいい。5階にある文具売り場で、万年筆やロディアのメモ帳もじっくりみて回りました。同じ5階にある「つばめキッチン」へ。平日なら、いつも行列です。この日は...
蔵前駅近く「カキモリ」のある通り…駅からすぐ昭和。すごい昭和!
地下鉄、蔵前駅から文具店の「カキモリ」(台東区三筋一丁目6-2)までは昭和の風景がそのまま残っています。クラシックで洒落た建築が残っている通り。昭和の時代に実際にみた風景とは異なりますが、映像の中で憧れた東京の姿がありました。この地区は台東区。散歩するのに楽しい地区です。ひと休みするのによいカフェやレストランもあります。通りは、三筋一丁目と鳥越二丁目とに道路を挟んで分かれています。まず「カキモリ」...
地下鉄茅場町駅から日本橋兜町までは数分の距離です。都心ですが、けっこう古い建築物が残っています。そのうえ、スイーツ屋もあるので、街歩きに好都合な一帯です。この日は、街歩きの途中、東京証券取引所と道路を挟んで建つ、日証館(昭和3年、1928年築)の重厚な建物のドアを開けました。ちらっと見ると、若い女性で混んでいました。いいな。テーブルは一つだけ、ワタシ用にとってありました。「スイーツをみていると、ど...
越谷駅から徒歩で約20分。越谷警察署の近くにあります。遠くとも時々訪問するのですから、台湾料理の正香園の味にぞっこんと言ってもいい。越谷警察署の署長になって欲しいと乞われれば、喜んで引き受けます。毎日道路を突っ切って食事に通えるのですから。この日は、焼き餃子(550円税込)、魯肉飯(550円税込)、小籠包3個(390円税込)と飲茶6品と魯肉飯セット(1738円)にしました。先ず、焼餃子。魯肉飯。定...
東京、中央区の両国橋脇から歩き始め、すぐに台東区に入ります。「江戸通り」を蔵前に向かい、左に入り込むと浅草橋三丁目です。昭和の雰囲気が濃い一帯でした。ヒトは古くなりたくなかったら、若死にするしかないが……、一帯の建物は年季を重ねて、尊重されているようでした。両国橋の脇、❶「玉置文治郎ビル」(中央区東日本橋)です。昭和4年(1929年)の建築。そろそろ100年。両側のビルに挟まれて窮屈そうだが、元気だ...
両国駅から昭和の風景を求めて、亀沢、総武線をくぐり隅田川まで!
JR両国駅から「江戸東京博物館」と「安田庭園」に隣接した亀沢を歩き、「すみだ北斎美術館」脇の総武線ガードをくぐり、緑1丁目へ。町工場はマンションに変わりつつありました。昭和の名残りが濃い一帯でした。王選手が通った本所中学校、旧安田銀行などを巡った記事は別にアップしています。両国駅すぐ前は国技館や江戸東京博物館があって、脚光を浴びている場所ですが、清澄通りの反対側、亀沢は相撲部屋がある程度。最近「す...
旧安田庭園そば、「浪花屋本店」のたい焼き…一丁焼き、あんこだけ
地下鉄大江戸線、両国駅から清澄通りを北に数分。横網町交差点そばにあります。コロナ禍前は店内で飲食ができたようだが、ガラス戸を開けると椅子が積み上げられていた。今は、持ち帰りだけ。男性が二人で焼いていた。1匹、180円のたい焼きを2匹求めて、清澄通りを渡る。熱い紙袋を胸に押し当てて、旧安田庭園へ。上司の小言と冷えたたい焼きは喰えたものではない。そんな金言を知っているから、すぐ食べることにしている。そ...
イギリスの警察小説で、よく読んだのは「フロスト警部」(R・D・ウィングフィールド)。主人公の警部の毒々しさが生々しい。それが人間味を感じたものだった。小説を読む楽しさは人物造形によって左右される。「フロスト警部」は実によくできている。人間の欲望を隠そうとしない下品さや、ほんの少し成果を上げただけでうぬぼれる。他人を慮りなさいという教育を受けてきた祟りで、行動する際には恥や謙虚という言葉を思い浮かべ...
東急目黒線不動前駅から、目黒不動尊門前通りで昭和の風景を堪能。「五百羅漢寺」で高僧の教えをいただき、「雅叙園東京」にある「百段階段」へ。最後に、「大円寺石仏群」に頭をさげて、散歩を終わりとしました。東急目黒線、不動前駅近くの❶民家(西五反田五丁目1)です。周囲は改築された建物ばかりですが、一軒、昭和の風景が残る建物がありました。かむろ坂通りに出て、★「ビストロ キャトル・アブリール」でフレンチの昼食...
夕方、訪問した。カフェは空席だらけなのに、席が空いたら電話連絡するとのこと。世の中は早さを競う時代で、パソコンならサクサク、牛丼屋なら早食い、入浴だってカラス並が叫ばれているのに、悠長な店だ。結局20分待ちで携帯に連絡が入った。天井が高く、ゆったりとした空間だ。テーブルの間は間隔があって、孤独を感ずることができる。ふかふかの椅子に腰をおろし、脚を伸ばす。隣の席にハイヒール女性がやってきても、ワタシ...
水新菜館(浅草橋)|名物は、オヤジ、小籠包、あんかけ焼きそば
浅草橋駅から蔵前駅に続く江戸通りを歩いていて目につくのが「水新菜館」です。大きな赤い看板。その下の列は絶えることがありません。人気があるのは、大将のエンタメ感たっぷりの接客と美味しい町中華。この日、午後1時30分に、4人で列に並びました。5分くらい待っただけで店内に入れました。ラッキー!この店に来たら「あんかけ焼きそば」を注文するのが掟です。それに小籠包、餃子を注文しました。実は、前回、ひとりで訪...
大崎駅から百反通りと山手通り。西五反田は今と昭和のハイブリッド
JR大崎駅から坂を上って百反通りへ。坂を下って山手通りへ出て、桜田通りと交差する西五反田七丁目で、あまりの昭和ぶりに沈没状態。そこから東急目黒線の不動前駅まで散歩しました。晴れた日、気持ちよい街歩きとなりました。まず、百反通りの★「高松屋」で豆大福をゲット。道路を挟んで❶木造建築(西品川三丁目17)は、かなり古そう。明電舎の方へ坂を下る。❷「とりいち大崎店」(大崎二丁目7-2)。夜は酔客で賑わうのだ...
「ビストロ キャトルアブリール」(西五反田)で舌平目のムニエル
東急目黒線、不動前駅からすぐ。かむろ坂に面したレストランです。お店はフランス人が2人で切り盛りしていました。ランチは……、ハンバーグステーキ、 1600円(税込)、子羊のトリップのラグー、1700円(税込)、舌平目のムニエル、 1800円(税込)、それぞれ、スープ、コーヒー付です。ワタシは舌平目のムニエル(1800円税込)を注文しました。久しぶりのフランス料理、ソースが美味しかった。トリップのラグー...
「百段階段」(目黒区)、美に囲まれて、ほっ! 気分は春爛漫!
街歩きをするにしても、昭和初期の建築があると立ち止まってしまう。古いモノに興味があるのだ。それを知っているのか、このブログによってくれるのは昭和生まれの方ばかりだ。平成、令和の生まれの諸君は訪問してくれない。さて「百段階段」も昭和10年(1935年)に建てられた木造建築だ。公開されているので、目黒雅叙園を訪問した。昭和初期の芸術に囲まれると、気持ちがくつろぐ。生きて、畳の上で素敵な絵に囲まれるなん...
「高松屋」(大崎)…4個食べても飽きない、豊満な【豆大福】!
JR大崎駅西口から品川駅寄りに歩きます。百反通りの坂を戸越銀座に向かって行ったところにあります。駅から5分ですね。豆大福食べ歩き記事はブログに59回アップしています。午前11時に到着。すでに列ができていました。1個200円の豆大福を4個購入しました。体調がいいので、4個程度はカンタンです。ちょっと歩いて、高層ビルの脇にある公園のベンチでプラスチックの包をあけました。親指と人差し指、中指を使って、豆...
「石を放つとき」ローレンス・ブロック…老夫婦の会話がさえる!
NYで探偵家業を営むマット・スカダー・シリーズ。最新作です。年齢を明かしていないが、小説では、ほぼ私立探偵から引退している。スカダーものの傑作、40年前に刊行された「八百万の死にざま」から35年を過ぎているので、素直に読めばスカダーは後期高齢者になる。スカダー・シリーズ読書記事は、ブログに8回、アップしています。小説にこんな記述……「男の人生における三つのステージ……青年期、中年期、そして元気そうだ期...
「越谷にイタリアンがあるなんて、生意気だ」こういう方は亡くなった三遊亭円丈の落語「悲しみは埼玉に向けて」の時代がまだ続いていると信じているのかもしれない。円丈は落語で越谷を最果ての地のように語っておられましたが、最近の越谷は違う。駅のそばにカフェを出したがるスターバックスだって、とうとう新越谷の駅ビルに出店した。イタリアンだってある。「ベッライタリア」は新越谷駅から15分ほど歩かなければならないが...
御徒町駅から昭和通りに面した多慶屋の脇を抜け、しばらく歩くと御徒町公園に到達。若い女性がお店の前で並んでいるので、すぐ分かる。モテもしないのに、列に並んでしまうワタシ!カフェ訪問記事は、137回、ブログにアップしています。木製家具屋に併設しているカフェだ。自宅の作業テーブルにいいなと思った一枚板は写真の右にある。値札をみると40万円から50万円。飛び跳ねて、逃げてしまった。ああ、価格に動じない人間...
JR新大久保駅前はコロナ禍前と同じような混雑でした。まるでサッカーの日本代表が守るゴール前のような混雑です。攻撃好きなワタシとしてはどうにも耐えられない。これまでの韓国料理食べ歩きはブログに10回、アップしています。ランチのお店「でりかおんどる」に向かうために鉄道のガードをくぐりたいのだが、華麗なドリブルで人込みを切り裂いてゆく技量がない。しかたなく、長い脚をゆっくりと動かしました。午前11時半に...
目的地まで都バスで移動した。東武線、西新井駅前から、池袋行きの都バスでJR王子駅前まで約30分。そこで都バスを新宿駅行きに乗り換えて環七の王子第三小のバス停まで30分乗車。東京の北部の風景を見ながら街歩きの出発点へ移動した。今回の訪問先は埼京線、十条駅の西側、町名でいうと十条仲原から中十条、上十条です。環七の王子第三小停留所で下車。町名で言うと十条仲原二丁目と上十条四丁目の境界を帝京大の方角に歩く...
冒険・スパイ小説で傑作を挙げろと問われれば、多くの読者は「鷲は舞い降りた」を挙げるだろう。戦場に出てゆく音たちだけではなく、女たちも国を守るために戦う姿に感動する。第二次世界大戦、ドイツは敗色濃厚な軍事情勢を一気に挽回する魔法のような作戦を検討し、実施する。小説はドイツ側とイギリス側からこの作戦を克明に描きつくしている。破天荒な計画とは……、軟禁されたムッソリーニ奪還を果たした高揚したヒトラー総統は...
地下鉄、京橋駅から銀座一丁目に向かって歩き、中央通りの「銀座1交差点」から昭和通りに向かいます。昭和通りを2ブロック歩いて路地に入ります。都心環状線との間、京橋公園界隈は昭和がいっぱい。旧い建築が残っていました。念のため、京橋近くに行ったら、寄らない手はないお店は……、スイーツなら「イデミ・スギノ」。南インド料理なら「ダバインディア」ですよ。さて、「宮脇ビル」(銀座一丁目20-17)。昭和7年(19...
天丼「まことや」(御徒町)、ありがとう! 美味しい天丼と笑顔!
御徒町駅から数分。松坂屋の脇へ。行列覚悟で到着したのが、午後0時40分。人生で覚悟をするのは、こんな時しかないのが辛い。一人しか並んでいない。覚悟のしようがない。人気店なのに行列が少ないと憤慨したり、待たなくてすむとホッとしたり。10分程度で入店できた。これまでの天丼食べ歩き記事は、ブログに58回、アップしています。店内はカウンターとテーブルが2席。カウンターに2人、4人用のテーブルに一人しか案内...
御徒町駅から数分。松坂屋の脇にあります。行列覚悟で到着したのが、午後0時40分。人生で覚悟をするのは、こんな時しかないのが辛い。一人しか並んでいない。覚悟のしようがない。人気店なのに行列が少ないと憤慨したり、待たなくてすむとホッとしたり。10分程度で入店できた。これまでの天丼食べ歩き記事は、ブログに58回、アップしています。店内はカウンターとテーブルが2席。カウンターに2人、4人用のテーブルに一人...
「鯛結び」(東十条)のたい焼きは、薄皮、パリパリ、コシがある!
東十条駅北口から東十条銀座に入ります。人通りの多いあやかり銀座を数分歩くと、「鯛結び」がありました。東十条銀座訪問記事(2021年)はブログにアップしています。お店にたい焼きのメニューが貼ってある。黒ごま、クリーム、小倉あん、カマンベルチーズ(原文のママ)、白玉こしあん。このほか、生たい焼きというのがあって、ストロベリー、ホイップ&カスタードと分類される。目移りしそうだ。十条駅と東十条駅周辺を散歩...
ハンバーガーが食べたくなって、越谷レイクタウンへ。ここにはハワイ、オアフ島のノースショアで生まれたハンバーガーのお店があります。店頭で順番を待っているうちに、サンドウイッチに変更。だって、アメリカのハンバーガーだと、ぎゅっと押しつぶしても口の中に収まりきれないのを思い出したから。江戸川橋の「関口フランスパン」でサンドウイッチ。テラス席が気持ちよい!ベーコン、アボガド、トマト入りのサンドウイッチにフ...
日本橋大伝馬町から日本橋本町の路地に入り、日本橋まで街歩き!
地下鉄、小伝馬町駅から歩きだし、日本橋本町をぶらぶらし、日本橋駅まで歩いてみました。地図は「デカケルjp」から借用しています。これまでの東京都千代田区と中央区の街歩きを、ブログに45回アップしています。日比谷線、小伝馬町駅から江戸通りを昭和通りに向かって歩き、コンビニの横に路地がります。体が自然に左折して路地に入ってゆく。❶「飯田梱包材料株式会社」(日本橋大伝馬町3-13)江戸通りから一本奥に入った...
「エコー・パーク」マイクル・コナリー著…ロス市警の規格外刑事!
著者、マイクル・コナリーの読書記事はブログに、15回アップしています。ハリー・ボッシュ・シリーズの第12作目です。ロス市警でパトロール警官や分署勤務をへて、本部強盗殺人課に引き上げられたハリー・ボッシュ。エリート部署での仕事は8年しか続かなかった。捜査ミスを警察の監察部署に指摘され、ハリウッド署に左遷された。その後、25年勤務したロス市警を退職。3年半を私立探偵として糊口をしのいでいたが、ロス市警...
この日、日本橋へ。丸善の横から東京駅へ向かう道に「長門」があります。「切り羊かん」(1本890円)をしばらく食べていないので寄りました。羊かんが好きな理由もあるが、三歩歩くと味を忘れてしまうタイプなので、思い出すために寄るのだが……。美味しい思い出というのは、記憶力がないと思い出せない。前回の「長門」訪問記事はここです。自宅まで包みを抱えていました。「いつまで抱えているんだね。拍子木が溶けちゃうよ」...
小石川界隈を散歩して、地下鉄、茗荷谷駅に戻る途中に寄った。水は高いところから低いところに流れるが、ワタシは和菓子屋があれば、そこに流れてしまう。お店はいつもの通り繁盛していた。「わらび餅がでました」従業員に言われて、食べ物も季節を感じた。11月も半ばなのだ。だが、ひねくれているので、「わらび餅」は次回に取っておくことにした。和菓子食べ歩きはブログに、135回アップしています。前回、一幸庵を訪問した...
本郷菊坂通り…一葉だけじゃない! 昭和の建物と笑顔溢れる人!
地下鉄、春日駅から真砂坂に向かい右折。本郷四丁目の奥深く分け入る。本郷四丁目10にある坪内逍遥旧居跡と書いてある看板から炭団坂を下りる。急坂だ。向こうからやってきた三十代の夫婦に挨拶すると、返してくれる。気持ちいいな。電車でやっと座れ、隣のヒトに挨拶しても、スマホに夢中なフリをして無視されるのに……。道なりに歩いてゆくと菊坂下道に出た。民家だろうか、アパートか、旧い建物(本郷四丁目33)で突き当たっ...
年齢を加えると、何を食べても感動しない。つまらない毎日だ。好き勝手に、街を歩いているとコロナに感染するだろうし、好きなスイーツだけを食べていると、病気になりやすい。「ボケたくなければ、好奇心を持ちなさい。年軽人」北京で都市男孩(シティ・ボーイ)とならし、天壇公園で高齢者と踊っていたころ、よく忠告を受けた。好奇心か!めったに東京で食べられない山西省の麺を食べてみるか。東新宿へでかけた。山西省なら刀削...
「レッド・スパロー」ジェイソン・マシューズ著…極上のスパイ小説
このスパイ小説に堪能した。戦争は目にみえる戦いだが、諜報戦や謀略戦は誰の目にも見えない。国益を最大限引き出すために、国は諜報機関を持ち、スパイを育成し、動かしている。今ほど、情報戦の価値の高い時代はない。情報を収集するために、モグラを相手国に侵入させるという手はクラシックで手堅い手法。今では、インターネット機器から情報を吸い上げる方法もあるらしい。アメリカCIA防諜部とロシア対外情報庁SVRとの情...
「レセンシエル」(小石川)陽ざしを感じシュークリームを齧る幸せ
地下鉄、茗荷谷駅から歩いて5分程度。播磨坂の中ほどにあります。以前、餃子を食べに「スポットライト」(小石川四丁目)に行ったとき、数軒隣にあったスイーツ屋。雰囲気が若者向けで明るいので、訪問したいと思っていました。さて、店に入り、シュークリーム(357円税込)、ムース(458円税込)とカフェラテ(600円税込)を注文しました。カリカリ気味の皮をグイっとかみ砕くと、上品なクリームがあふれ出んばかりにこ...
本郷四丁目の菊坂通りの南側、気づかなければ通りすぎてしまいそうな路地に樋口一葉が母、妹と一時期、暮らしていた(明治23年、1890年)そうです。路地を入ってゆくと石畳。右手に井戸があり、植木鉢の緑が鮮やかな通りは階段の先、暗闇へと続いています。以前訪問した時は2016年12月。井戸に備えつけられたポンプの色が鮮やかな青でした。年月がすぎ、色あせていました。私有地の雰囲気がありありで、侵入者という気...
東京でジャンボ餃子と言えば……、ここ、泰興楼のほかには、銀座の天龍、上野の昇龍、池袋の開楽が有名どころです。こちらのジャンボ餃子は10㎝を超えています。ランチタイムに9人で訪問。焼き餃子のセットと麻婆豆腐を楽しみました。焼き餃子のセットは、餃子4個が1045円(税込)。餃子6個が1265円(税込)です。麻婆豆腐は1980円(税込)で3人で分け合いました。1人1700円でお釣りがきました。これまでの餃...
「天々来」(小石川五)の麻婆豆腐、陳建民直伝のウリ、実は熱帯風
陳建民さんに教わった、と看板にあります。看板に表示するくらいだから、漫然と教わったのではないだろう。美味しい麻婆豆腐を探して何十年もさまよっているワタシだ。入りたくなります。食べたい!麻婆豆腐食べ歩き記事は、ブログに33回アップしています。麻婆豆腐定食(900円、税込)です。東南アジア行くと、華僑の三代目あたりが営む場末のB級中華屋で食べる異郷の味がします。甘ったるいヤツです。陳建民さんは料理に工...
軽井沢にある作家の家…有島武郎別荘、堀辰雄別荘、野上弥生子別荘
軽井沢町の南、塩沢湖を囲むようにレジャー施設「軽井沢タリアセン」があります。そこには作家の旧別荘などレトロ建築が移築されています。文豪たちの別荘を訪問するにも、正装は必要ありません。念のため。ジョン・レノンが旧軽井沢でパンを購入し、自転車で30分かけて塩沢湖にやってきて、パンを食べていたという噂のあるところです。中央入口から右手に歩くと、「旧朝吹山荘、睡鳩荘」。緑の木々に囲まれ、塩沢子湖を前にたた...
茗荷谷駅から湯立坂を小石川植物園の方に下り始めたところに、いつもきっちり閉じられた立派な門があります。そこは実業家の磯野敬氏の自宅だった建物です。大正元年(1912年)に竣工しました。これまでの日本家屋訪問記事はブログに16回、アップしています。10月29日に特別公開があったので、訪問しました。実は、住宅と邸宅の違いも分からないのです。生まれてからずっと家に住んでいるのに……。旧磯野家住宅を見て、そ...
ジョン・レノン一家がたびたび訪れたカフェ「離山房」(軽井沢)
ジョン・レノンは70年代後半に家族と軽井沢を訪問しました。軽井沢銀座にある「フランスベーカリー」、「万平ホテル」、「見晴台」、カフェ「離山房」。その「離山房」を訪問しました。ジョン・レノンが軽井沢で楽しんだ地点を地図にアップしておきます。2020年11月21日の朝日新聞にジョン・レノンの記事が掲載されています。「ジョン・レノンが凶弾に倒れ40年の今年。生きていれば80歳」記事の終わりに、ジョンは軽...
昨日(2022年11月4日)の雲場池の紅葉です。太陽が紅の葉に差し込み、鮮やかさを際立てていました。今日を含め、数日のうちに散り始めそうです。2年前、軽井沢にあるレトロ建築を巡った記事を紹介しています。海外旅行記は、HP「海外を旅してみたら、こうだった!」にアップしています。...
本郷散策の後はビーガンカフェ「ビーグリーン」…落ち着けますよ!
本郷の菊坂を散歩した。地下鉄駅、本郷三丁目駅へ戻ろうと、菊坂を歩く。ピッカピカなカフェがあるじゃないか。おっとっと。吸い込まれてしまった。本郷には「アンモナイト・コーヒーマーケット」は自家焙煎でいい味をだしている。店内は1組の若者だけ。店外には外国人の親子。従業員の女性と話していると……この店はビーガンカフェで、秋葉原にある「キエロコーヒー」の姉妹店……だと分かった。「ケーキはこの店でつくっているの?...
晩秋に触れたいが、遠出は無理な人へ。「小石川植物園」がある!
一歩一歩。足の裏に土を感じながら歩きます。息遣いを感じながら、ゆっくりと歩く。やがて、風の音を知り、鳥のさえずりが聞こえてくる。いつもは聞こえない音が近づいてくる。2015年に白山から小石川植物園を歩いた記事はここです。正門から入ると、柴田記念館がある。大正8年(1919年)に建てられた。並木を歩く。日本は貧しくなったが、植物園の広々とした空間は豊かさを感じさせてくれる。まして、自由に入場して、散...
2022年10月2日(日)、長野県、JR松本駅前にある「アルピコホテル」に宿泊しました。そこで食べた1500円の朝食を紹介します。ホテルは駅前。隣はアルピコ交通のバスターミナルがあります。また「井上」百貨店もすぐ近くにあり、何かと便利です。隣にあるビルにはカフェ「彩香」があります。一息つくのにいいカフェですよ。朝食は10月3日に取りました。1500円。ホテルがある建物の1階にあります。2階がホテル...
松本城の北に移築された「旧開智学校校舎」、「旧司祭館」(松本)
「旧開智学校校舎」まで行ってみると、休館中だった。がっかりして俯いていたら「今日は何か行事があるのですかねえ」と声をかけられた。顔をあげると、年配の女性が裏にある図書館を指さしている。「特に聞いてませんよ」「毎日、散歩しているのよ。お城まで歩くの。いつもは駐車場が空なのに、今日はいっぱいだから、行事があるのかと思って……」「行事の連絡を受けていませんがねえ」80歳近い女性だ。メイド喫茶の女性のような...
これまでのお寺の掲示板は、9回ブログにアップしています。「龍原寺」港区三田一丁目、2022年9月訪問月かげのいたらぬ里はなけれどもながむる人の心にぞすむ(法然上人ご道詠) 気づき……ですね。会社に勤め、主張を捨て、趣味も食事も相手に合わせてきた、男性諸君に告ぐ。我慢、忍耐、辛苦の日々を30年。退職すれば自由自在の日がやって来ると期待するのは甘い。その先は、上司が側近に変わるだけ。ワタシの最近の気づき...
手作りマフィンと心地良さ! 「アミジョック」(松本)でホッ!
「松本の街を散歩しているよ」と、孫娘にメールした。「ランチがまだなら、アミジョックに寄ってみたら。マフィンが美味しいわよ」孫の言うことにはすぐに従うタイプだ。すぐに中町通り駆ける。ジムで走るのには慣れている。マシンの上を走るだけだが。屋外だと、どうにもスピードがでない。ボーフムの浅野拓磨にも負けそうだ。松本での食べ歩きは……カフェ、スイーツ、レストラン……11回ブログにアップしています。マフィンは7種...
本郷五丁目菊坂通りにある「旧伊勢屋質店」を公開日に合わせて訪問しました。地下鉄、春日駅、恩号三丁目駅から歩いて7分くらいです。2016年12月に菊坂通りを散策した記事はここです。皆さん、ご存じのとおり樋口一葉は明治23年6月から明治26年7月までの3年間、本郷菊坂の借家に暮らしていました。彼女が18歳から21歳までですが、この時期に小説家として生きることを決意しました。「旧伊勢屋質店」は万延元年(...
昨日、2022年10月21日に日光、半月山へ行きました。絶景です!半月山駐車場から歩いて30分と言われていますが、40分かかりました。急坂で息が切れましたよ。下ってくる人たちが、「景色がいいですよ!」と元気づけてくれて、山頂までたどりつきました。だれもお尻を押してくれないので、自力で上り切りました。中禅寺湖畔にある旧英国大使館別荘からみた中禅寺湖も絶景でした。やはり中善寺湖畔にある旧イタリア大使館...
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最近はトンとご無沙汰のギリシャ料理。都内には銀座、六本木、蒲田にギリシャ料理店がありますが、簡単に行ける銀座のお店にしました。東急プラザ銀座、最上階の「THE APOLLO」へ。平日のランチですが、ほぼ満席でした。ギリシャへは2度、旅行しただけです。半世紀も前です。最初は1970年。次は、1973年です。2度目の旅行は、石坂浩二と浅丘ルリ子の新婚旅行先がエーゲ海クルーズでした。お二人の写真を週刊誌...
「馬場口」交差点にある「OMOTENASHAMOJI」に入りました。高田馬場駅から歩いて7分。この日は土曜日の午後0時半ごろ訪問。1時間ほどして、お店を出るころには行列でしたよ。高田馬場には雰囲気のよいカフェがありますね。有名どころでは「コットンクラブ」。いつも賑わっています。高田馬場とくればコットンクラブです。上の文字をクリックすると、「コットンクラブ」訪問記事に飛びます。ぜひご覧になってくださ...
越谷駅から歩いて5分、市役所内に新しくカフェができました。市庁舎2階のテラスに出現したカフェから、元荒川とその先の瑞々しい景色を楽しみながら、コーヒーを味わうことができます。素敵な時間です。カフェラテ(500円)とパン・オ・レサン(280円)を注文。カフェは市民が寛げる場所と共用されています。購入した飲み物もここで味わいました。テーブルの感覚が広くて、気持ちが良いですよ。高齢者率が高いですね。人々...
イスラエル人の著者はノンフィクションで「ミュンヘン オリンピック・テロ事件の黒幕を追え」「モサド・ファイル イスラエル最強スパイ列伝」「秘録イスラエル特殊部隊 中東戦記1948―2014」を刊行している。小説でもスパイものを多く発表している。「パンドラ抹殺文書」は1981年に刊行された。冷戦時代のアメリカとソ連との間で、それぞれの国の中枢に存在するネズミを暴こうとする物語だ。事の発端は、イギリスの文書...
ヒルズやミッドタウンの陰に低地があった。六本木は高層ビル、タワマン、駐日大使館、放送局に加えて美術館まで参入しています。変化し続ける街の風景も飽きません。高層ビル群を見上げるようにして、小さな公園、二階建てのアパート、平屋住宅、古い住宅をリノベした飲食店が低地に額を寄せ合っています。ここにも再開発の波が押し寄せています。六本木七丁目!東京ミッドタウンの前、外苑通りを横切って、低地を下ります。外苑通...
高田馬場でチキンカレー一見、ただのカレーライスですが、食べて驚きました! ゴクウマ!高田馬場駅から早稲田通りを馬場口に向かって数分歩いたところです。カレーの名店が路地にひっそりと佇んでいました。開店と同時に一番乗りで入店。すぐにカウンター7席だけのお店はいっぱいになりました。関連記事≫≫カレーの老舗! ミシュラン格付店、神保町の「共栄堂」のカレーライスを食べに、2017年7月に訪問しました。「プネウ...
六本木ヒルズ、ノースタワーの地下1階に入っている。何気なく歩いていて、上品な和菓子屋が目にはいった。いつもは風景をぼんやりとしか見ていないのに。それでも、甘いものがあれば、鋭い視線を投げかける。こんな余裕があるのも、食べ物にしか興味がなくなったから。女性を見ても、アートのポスターがあっても、立ち止まらない度量があるとも言える。関連記事≫≫あんこなどの和菓子の紹介。ブログに148回、アップしています。...
海外小説紹介記事はブログに、282回、アップしています。1934年の作品で、不況時代のアメリカ、カルフォルニア州が舞台。幹線道路から離れたところでダイナーを経営するギリシャ系アメリカ人を彼の妻とそこで働く若い男が完全犯罪を目論んで殺害するという物語。90年前の小説でありきたりの舞台設定だが、古さを感じない。人間関係は、はかなくもろいものだという仏教の無常感に似た考えをテーマとしているからだろう。破...
北越谷駅から数分の立地がよい場所にある。ランチタイムに訪問した。カウンターも含め、10人ほど食事をしていた。ランチの価格帯は1400円。メニューにはカレーライスや北越餃子、豚肉の竜田揚げが並んでいる。サラダピッツァ(1300円)を選択。ピッツァは好きだが、チーズが……。豚になったら誰も責任をとってくれないので、野菜を加えたピッツァにした。ハワイアン音楽が流れている。この店に音楽を聴きに来たのではない...
地下鉄、日本橋駅B1出口に、現代の浮世絵師、山口晃が原画を制作したステンドグラス「日本橋南詰盛況乃圖」がパブリックアートとして展示されています。何といっても、現代、過去を越えて、上から下から人物や建築物を透視し、凝視して、細密に描いた絵をみていると時間がたつのを忘れます。関連記事≫≫山口晃の絵なら、出身地の桐生にあるカレー屋「芭蕉」にも展示されています。2017年に大ダルマを描いています。2023年...
六本木ヒルズには高価格店ばかり揃っていると思うでしょう。「リゴレット」は「スパニッシュイタリアンというコンセプトにアメリカンダイナーのエッセンスを加えました」とHPにあります。カタカナが多い紹介ですが、680円(+税)でビールを飲みながら、タパスをつまめるというお店です。関連記事≫≫イタリアン訪問記事を82回、ブログにアップしています。例えば、トルティーヤ・ロールが630円(+税)ですから、ビールと...
地下鉄東西線、九段下駅近くにある「千代田区役所」の上階から皇居の緑を見て、旧軍人会館。飯田橋駅へ向かう目白通りにあったレトロ建築はなくなりつつある。神楽坂の路地をウロウロし、ミシュラン格付店で昼食にしました。関連記事≫≫飯田橋界隈は変化が激しい。2021年3月に歩いた記事。この時から3年。消えてしまったレトロ建築もある。内堀通りを竹橋に向かって歩く。「千代田区役所」の10階には食堂があり、❶皇居の緑...
ロスアンゼルスで刑事の仕事に妥協はしないが、娘のこととなると妙にごく普通のおやじになってしまうボッシュの姿が浮き彫りになる読ませる小説!関連記事≫≫マイクル・コナリー著小説の読書記事は、20回、ブログにアップしています。ロス市警本部強盗殺人課殺人事件特捜班という長ったらしい部署で犯人を追っているボッシュに新しい仕事が割り当てられた。中国生まれの男が、ロスで経営している酒屋で銃殺された。中国系犯罪組織...
神楽坂通りや〇〇横丁といった路地は、実に観光客が多い。ピーチク、パーチク、囀りながら、そのうえスマホをいじりながら歩く人たちからは南船北馬東奔西走の日々をすごさなければいけないような圧力を受けるので、疲れる。ワタシは静かに高僧のように横丁を歩くタイプだから。関連記事≫≫カフェ訪問記事をブログに155回アップしています。カフェに寄ってリフレッシュしようと「PULSEギャラリー」へ。この店は客が少ない。...
カフェは交通会館の3階。昼食時間帯をすぎると、一気に客足が途絶えるので、その時間を狙って窓際のテーブルを確保するのがよいかも。ここで新幹線が行き来するのを飽きるほどみられる。関連記事≫≫カフェ訪問記事はブログに154回、アップしています。カフェ・オーレが750円。昭和の時代に生まれた従業員のてきぱきとした動きに唖然とするのも楽しい。飾ってある無頼作家の色紙を見ながら、どのテーブルを使ったのかと想像す...
銀座中央通り、銀座一丁目交差点からJR有楽町駅方面に向かった通りにあります。ビルの6階にありますが、1階には某県のアンテナショップが入っているのでわかりやすいですよ。和食店への訪問記事はブログに119回アップしています。ランチは午前11時30分からです。この時刻には入口に10人ほど集まっていました。人気店です。こちらは6人。個室っぽいテーブルに案内してもらいました。5人が「彩り弁当」(1200円税...
韓国の小説。殺しひとすじ45年の女、爪角(チョガク)の壮絶な人生を描いている。関連記事≫≫アジア小説の読書記事はブログに、8回アップしています。題名の「破果」だが、旬をすぎた果物といった意味のようだ。小説の中でも、殺し屋の爪角が、冷蔵庫を開けて、桃の異臭に気づく場面で象徴として描かれている。桃の残骸は冷蔵庫の容器にこびりついてこすっても落ちない。どろどろして、悪臭を発している。人生の旬は短い。女殺し屋...
香港に行くとカフェでひと休みするのも一興です。雑踏からちょっとばかりザワザワ感が減ったくらいの静けさですが、妙に落ち着く。これが香港での楽しみのひとつ。「贊記茶餐廳」は香港式カフェを名乗っています。大きめのテーブルの両側には高い椅子があって、ゆっくりできます。入ったのは午後3時半。ワタシ以外の客は4組。そのうち3組が老人。中国語を話しながら、点心をつまんでいました。関連記事≫≫富谷の「ナタ・デ・クリ...
60年前に初めて台湾で魯肉飯を食べた時、豚バラ肉の甘辛さが自分に合うと思った。台湾に住めば毎日、台湾料理を食べられる。国籍を変えようと、心底悩んだものだった。今はいい時代だ。電車とバスを乗り継いだだけで、台湾料理が食べられる。日本人男性と台湾女性がお店を出している。息子はそこで調理人をしている。悔しいのは、ワタシよりハンサムなことだ。関連記事≫≫これまでの餃子・小籠包の食べ歩き記事を93回、ブログに...
久しぶりの訪問です。「梅香」はもうランチセットを提供していません。セットにして利益を上げようとの魂胆はない。昼も夜も同じメニュー。味で勝負の潔さがいい。関連記事≫)前回の「梅香」訪問(2016年5月22日)の時は、麻婆豆腐、よだれ鶏、牛肉のオイスター炒めを楽しみました。この店はミシュラン、ビブグルマン格付店でもあり、食べログ高評価店でもあります。懐にも優しい値段です。昼食時には近くに住んでいるらし...
まぐろ専門店です。予約がなかなか取れない、予約の電話さえ通じにくい店といわれています。ワタシは長い間生きてきたおかげで、我慢する術を覚え、あきらめるのも得意になっていますので、影響はありませんが。電話もせず、ぶらりと午後8時半ころ行ってみたら、「空いていますよ」と店長から声がかかりました。いつも期待せずに生きているので、こんな幸運があっていいのだろうかと、頬をつねった。痛い! 夢ではない。沖縄グル...
「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」のドルチェ専門店(持ち帰りのみ)が銀座二丁目にあります。間口が一間ほどの小さな店構えです。ここでプリンを購入しました。1個、460円(税込)です。近くにある京橋プラザの木の下でプリンを味わいました。プラスチックのフタをあます。プリンにスプーンを突き刺すと、手ごたえを感じます。固め! 日頃、ヤワなプリンを食べつけているので、好感を持ちます。プリンは男らしく固くなければい...
「やっぱりステーキ」は2015年に沖縄県で最初のステーキ店を開店。現在、全国展開しているお店です。石垣島の店は新川にあり、離島ターミナルからゆっくり歩いて10分くらい。有名な居酒屋「ひとし」や「えいこ鮮魚店」の手前になります。石垣島で酒を飲まずに夕食をとろうとすると、苦労します。夕方には閉店してしまう店や売切れしまいの店がけっこうありますから。この店は、11:00~15:00,17:00~22:0...
ジョージア州の田舎町、テラノの警察署に勤務することとなった署長の目を通して1919年から1962年までのアメリカが浮かび上がる。焦点を当てているのは人種差別。アメリカ南部の田舎町の署長、地方政治家、地方の有力者、あるいはアメリカ大統領が人種差別にいかに対応してきたかを描く骨太の小説だ。ちなみに、非暴力で人種差別撤廃運動を導いてきたキング牧師が暗殺されたのは1968年4月4日。急進派マルコムⅩがやは...
以前は銀座中央通りにあり、天丼も2000円以上しました。2020年、裏に引っ越すと、お昼の天丼は1500円(税込)に値下げです。味まで下げないでくれよ、と、ランチタイムに訪問。値段以上の味わいで満足しました。天丼食べ歩きはブログに、59回アップしています。お昼天丼は1500円。丼のフタをとると、ゴマ油のいい香りに包まれました。ちょっと色黒の天丼に紺色のナスとエビの赤いしっぽが鮮やかです。タレはそれ...
石垣島の730交差点から市役所通りにはゆったりとしたカフェが少ないですね。ここ「カカオ & ソルティ マーケット」は数少ないカフェのひとつです。2階がカフェになっていて、道行く観光客をみながらスムージー、チョコレート・ドリンク、アイスクリームを楽しむことができます。価格は550円から650円の価格帯でした。海から上がった後、ホテルで着替えてから夕食前にカフェで一息なんていいかもしれません。この日、訪...
越谷には、美味しくて値段が手ごろな台湾料理店「SEIKOUEN」があって助かります。ここで小籠包を食べていると、Jリーガーになりたいとか、150Kgのバーベルを持ち上げたいとか、そんな些末なことはどうでもいいと思えてきます。今、食べている台湾料理に満足して、将来なんか考えられない! そんな大胆不敵さを与えてくれるお店です。3人で訪問し、食べまくりました。魯肉飯。癖がなく、口当たりがいつもさわやかです。台湾で...
朝、人気のクラッチコーヒーでホットサンドウイッチとドーナツで朝食としました。小さな店ですがお客でいっぱいでした。ここでまったりして午前中をすごしました。昼食は「あさからひるごはん」で豚汁と出汁巻たまごの定食。豚汁は実にしっとりとした味でした。巻たまごは分厚く、あっさりとしていました。人気があるのも納得です。このあと桃林寺から博物館までの裏道を歩きました。ふるい民家をみて、家の方と話をしたり、隠避な...
4月6(木)は、石垣島、宮良川にカヌーを漕ぎに行きました。マングローブの中をすすむのは爽快ですね。昼食は石垣牛。とろけるような肉をお腹いっぱい。ああ、幸せ!カヌーを楽しんで腰が痛い。肉を食べすぎで苦しい! ホテルでまったりしてすごしました。...
4月5日(水)は石垣島の絶景ポイントにあるミルミル本舗でアイスクリームを食べました。市内に戻りアートホテル最上階にあるレストラン「カプリコーン」で眼下に市内を見ながら食事をしました。さて、朝、フサキリゾートへ。そこから坂を約40分上り、ミルミル本舗へ到着。快晴ではなかったのですが、丘の上から見る海は絶景でした。写真はマンゴーと紅芋のアイスクリームです。市内に戻り、昨年も食事したアートホテルの最上階...
4月4日(火)は石垣島の「トロルの舌」と呼ばれる屋良部岳に登ってきました。ノルゥエーにある「トロルの舌」に似ている崖があるので、そう呼ばれています。崖の上から石垣島のエメラルドグリーンの海がよく見えます。息を飲むような絶景を味わって、来た甲斐がありました。帰りは崎枝(川平湾まであと4km)にある石垣商店(ベトナム料理店)で遅い昼食にしました。パインミーのパンがパリパリしていい。ベトナムの味もします...
4月3日(月)は石垣島から船で約1時間半の鳩間島へ行き、バラス島(サンゴの島)へ上陸、その後シュノーケルを楽しみました。午前10時ころ鳩間島に到着。人口は40人だそうです。集落を散策しました。とても静か。屋良浜で波の音を聞いて過ごしました。食堂でカレーを食べたあと、船でバラス島に向いました。鳩間ブルーといわれる海の色が美しい!鳩間ブルーに囲まれた小さい島、バラス島でひと時を過ごし、その後、シュノー...
4月1日(土)、日本航空機の午後便で石垣島へ。さて、4月2日(日)は、この日の主目的は、竹富島のコンドイ浜沖にあるサンゴででできた島へ行くことでした。竹富島の波止場から、デェイゴの花を見ながら歩いて集落へ。ユーチューバーのサトウサトルさんが経営するお店でファットバイクを借りました。15分くらいで、コンドイ浜へ。腰まで海水につかりましたが、島に到達。真っ白な島とエメラルド色の海のコントラストに息を飲...
不動前駅から武蔵小山駅まで、東急目黒線の一区間を歩きました。線路の地下化に伴って、軒下を電車が走行する景色は消えています。武蔵小山駅に近づくにつれ、高層階の集合住宅が増え、その間に昭和の風景が残る地域となっていました。不動前駅から東側の道路を西霧ケ谷公園へ。不動前緑道公園に向かって右側にミシュランに7年連続掲載されたピッツァ屋「ベント エ マーレ」で各種ピッツァを楽しみました。埼玉県から二時間近くか...
地下鉄、白金台駅から並木が美しいプラチナ通り(外苑西通り)の西側は高級住宅街。東側は路地に木造アパートや一軒家が密集しています。プラチナ通りを挟んで対照的な風景です。平日の午前11時ころから、現在の町名では港区白金台五丁目の高台と白金台四丁目10~16の低地を歩きました。地下鉄、白金台駅を出て、街歩きの前にコーヒー。★リノベされた旧公衆衛生院内にあるカフェへ。白金台四丁目から路地に入ります。坂を下...
原題は「THE BEAR’S TEARS」。邦題は「闇の奥へ」。古典小説、ジョセフ・コンラッドの「闇の奥」を連想させるような邦題にしてある。この小説は東西冷戦下、イギリス対ソ連のそれぞれの側のスパイの暗躍を扱っている。対立する諜報機関の陰謀、癖のあるスパイの駆け引きが迫力ある動きで描かれている。ストリーは……、イギリスのSIS長官ケネス・オーブリーはソ連、KGBの副議長カプースティンから、2年前に亡命の希望を受け...
茅場町駅7番出口。階段を上がって地上にでたところで、迷うはずがありません。「イマノフルーツファクトリー」が醸し出す、果物の濃密な匂いが漂ってくる。それを追ってゆけばいい。メロンの入ったフルーツサンドウイッチは1080円(税込)です。イチゴ入りは540円(税込)。購入したのはそれよりも安い。キウイ、パイナップル、ミカン、バナナと満艦飾のフルーツサンドウイッチ(480円。税込)です。1個ではみっともな...
昭和13年(1938年)の建築です。スクラッチタイルで覆われた内田ゴシックですが、2015年3月に訪問した時は、廃墟でした。このまま朽ち果てるのか。ワタシの人生と同じだ。しばらく訪問しないうちにリノベされ、港区の郷土資料館に転用されていました。旧公衆衛生院はピッカピカになったが、こっちは美容クリニックに通っても皺が増えるだけだ。輝きを増しているのは頭だけ。玄関を入ると石材を使った床。天井の照明も煌...
地下鉄、白金台駅から数分のところにある。港区立郷土博物館、「ゆかしの杜」1階にある野菜を中心とした食べ物をウリにしているカフェだ。ひと休みするのに、立ち寄った。コーヒーは350円。コーヒーはイライラ、胸やけ、心拍数上昇、筋肉の衰えを加速させると言われるが、そんな些細なことで控えるような小心ではない。ミルクと砂糖もきっぱりと断り、健康を考えるというようなケチな考えを捨てて、ミルクコーヒー砂糖入りにし...
渋谷駅から六本木通りと青山通りの間の三角地帯(渋谷区渋谷二丁目)を歩き、青山学院大学を横切って、骨董通りへ。南青山にある旧岡本太郎邸まで街歩きを楽しみました。渋谷駅から渋谷警察署の脇に出ます。明治通りから「金王八幡神社」に向かう横丁に古い建築がありました。❶「関東機工製作所」(渋谷区三丁目10-10)。「金王八幡神社」を通り抜け、神社前交差点の角にある❷「魚玉」(渋谷三丁目2-4)です。銅板の看板建...