国内外の汽車旅を楽しみながら、過去の旅の記録やFacebookに埋もれていた体験も、写真とともに少しずつ掘り起こしています。最近の旅の記録も交えて、気ままに綴っています。
2025年5月
小田急ロマンスカー「SSE車」──紅茶の香りの記憶《AI嬢ミナと語る》
昔、地元の駅のホームで撮影した古いロマンスカー。流し撮りになったのは、ただの偶然。だけど、その偶然が、ひとつの旅の記憶を形にしてくれた。 忘れかけていた思い出を、AI嬢ミナと一緒にたどる今回の「AI嬢ミナと一枚の記録から」は、小田急の『ロマンスカーSSE車』を語ります。
EF65が先頭の『あけぼの』に出会った朝 尾久駅での一枚《AI嬢ミナと語る》
青森から上野を目指して走ってきた寝台特急「あけぼの」。この一枚は、終着目前、尾久駅付近の直線をまっすぐ進むその姿を記録したもの。先頭に立つのは、上野口らしいEF65。いくつもの機関車がバトンをつなぎ、奥羽本線の板谷峠を越えて走ってきたその旅路の“終章”が、ここにあります。 忘れかけてた思い出を、AI嬢ミナと一緒にたどる今回の「AI嬢ミナと一枚の記録から」は、EF65が先頭の『あけぼの』を語ります。
国鉄色の『あずさ』に出会った日 三鷹陸橋からの一枚《AI嬢ミナと語る》
昔、中央本線を走っていた特急「あずさ」。その国鉄色の183系を、三鷹の陸橋から撮った一枚があります。今ではもう見られない列車だけど、実はこれ、筆者が人生で初めて乗った“国鉄特急”でした。忘れかけてた思い出を、AI嬢ミナと一緒にたどる今回の「AI嬢ミナと一枚の記録から」は、国鉄色の『あずさ』を語ります。
AIと筆者(汽車のり)が、たった一枚の記録をきっかけに静かに語り合う、そんな小さな物語 昔どこかで残した、一枚の記録。それは写真かもしれないし、旅の切符や古いパンフレットかもしれません。 そんなささやかな記録を手にしたとき、ふとよみがえる景色や気持ち。それを一緒にたどってくれるのが、「AI嬢ミナ」です。 このカテゴリー「AI嬢ミナと一枚の記録から」では、筆者である“汽車のり”とAI嬢ミナが、一枚の記録をきっかけに、ChatGPT上で自然に語り合います。
12年前の動画で振り返る北斗星の推進運転(擬似乗車ビデオ未収録のシーン)
Facebookの思い出に、12年前(2012年)に撮影した「北斗星の推進運転」の動画が出てきました。 私は2008年から2009年にかけて、「北斗星」の擬似乗車ビデオを制作している最中でした。上野から札幌までの走行区間を何度も訪れ、あちこちで走行シーンを撮りためていました。
【1988年の空旅記】北極ルートで出会った“日本語が飛び交う空港” アンカレッジの不思議な光景
1988年当時、私が飛んだフランスまでのルート 1988年、初めての海外一人旅。北極ルートでパリを目指す途中に立ち寄ったアンカレッジ空港は、日本語が飛び交う不思議な空間でした。 スマホもネットもなかったあの時代、18歳の私はフランスを目指してひとり旅に出ました。けれど、成田からパリへまっすぐ向かうことはできず、その途中には思いがけない“寄り道”がありました。 寄り道の地──それが、アメリカ・アラスカ州のアンカレッジ空港。 昔の投稿を読み返し、忘れかけていた旅の記憶を掘り起こす「旅のアーカイブ・シリーズ」。今回の第2弾は、北極ルートの途中で出会ったあの空港の、懐かしくて少し不思議な記憶を振り返り…
Ado『劇場版 SPECIAL LIVE 心臓』を映画館で鑑賞(ライブ未経験の自分でも楽しめた“疑似参戦体験”)
入場特典のメモリアルチケット Adoが2024年に国立競技場で開催したスペシャルライブ「心臓」。その模様を収録した『劇場版 Ado SPECIAL LIVE 心臓』を、先日映画館で観てきました。 正直、これまで一度もライブに行ったことがない自分にとって、“ライブってこういうものか…”と感じる初体験のような作品でした。
スマホもネットもなかった時代の『地球の歩き方』 1988年フランス一人旅
ランキング参加中【公式】2025年開設ブログ 1988年版『地球の歩き方 パリとフランスのすべて』 スマホもネットもなかった1988年。初めての海外旅行は、フランスへ一人旅。そのすべてを支えてくれたのは、一冊の『地球の歩き方』でした。 昔の投稿を読み返して、忘れかけていた旅の記憶を掘り起こす「旅のアーカイブ・シリーズ」。今回は、1988年版の『地球の歩き方 パリとフランスのすべて』を振り返ります。
春の終わり。花びらは地に還り、空は岩手山をそっと包み込んでいた。 ゴールデンウィークの東北旅で、紹介しそびれていた風景があります。それが、岩手県・雫石町にある「小岩井の一本桜」。 広大な牧草地のなか、ぽつんと立つ一本の桜。背後には雄大な岩手山――…のはずが、訪れた日は山頂が雲に隠れ、桜の花びらもすでに多くが散っていました。 けれどその静けさの中に、春の名残りがふんわりと漂っていて、「満開じゃなくても、心に残る景色ってあるんだな」と思わせてくれる場所でした。
岩壁から湯気が噴き出す「小安峡大噴湯」の遊歩道 旅の途中で偶然たどり着いた、秋田県・湯沢市の「小安峡(おやすきょう) 大噴湯」。本来は、日本三大霊地(恐山・立山と並ぶ存在です)のひとつとされる「川原毛地獄」を目指していました。火山ガスと熱気が立ちこめる、まさに“地獄”と呼ばれる荒涼とした景観──それを見たかったのですが・・・その途中でまさかの通行止めで断念。 代わりに地図で見つけたのが、この小安峡でした。
英国の小さな鉄道に会える場所(修善寺「ロムニー鉄道」訪問記)
SL「カンブリア号」(1992年英国製) 2025年3月23日、静岡県伊豆市の観光施設「修善寺 虹の郷」を訪ねました。この園内には、本場イギリスの15インチ鉄道をモデルにした**「ロムニー鉄道」**が走っています。「ロムニー駅」から「カナダ村駅」まで、約1.2kmの距離を小さな機関車が行き来する、英国調の風景とともに楽しめる観光鉄道です。
新宿・紀伊國屋地下にあった「珈穂音(かぽね)」へ──35年ぶりに訪ねてみた
「珈穂音(かぽね)」 今は新宿サンパーク 三平本館5階にある 新宿・紀伊國屋書店の地下にあった「珈穂音(かぽね)」定食も、酒も楽しめる、あの場所。35年前、私は学生で新宿駅東口に複数店舗を構えていた量販店「さくらや」でアルバイトをしていて、昼どきの定番といえば、いつもこの店の牡蠣フライ定食だった。 やがて社会人になり、店を訪れることもなくなったが──先日(2025年4月29日)、35年ぶりに再訪する機会を得た。そして、あの“カウンター席”と、思いがけない再会を果たすことになる。
日本100名城・続日本100名城 春の北東北をめぐって (浪岡城・弘前城・根城・九戸城)
私の日本100名城、続日本100名城のスタンプ帳 2025年のゴールデンウィーク、青森・岩手の城をめぐる旅に出ました。小坂鉄道レールパークの「あけぼの」に宿泊すること、南部縦貫鉄道のレールバスに触れることも今回の目的ではありましたが、そもそもの大きな目的は、日本100名城・続日本100名城でまだスタンプを収集していない4つの城、弘前城・浪岡城・根城・九戸城を訪ねること。
花善お食事処の「鶏めし御膳(990円)」 2025年のゴールデンウィーク。弘前城を見学したあと、小坂鉄道レールパークに向かう途中で、どこかでランチをと思って立ち寄ったのが大館駅前の「花善」でした。
書店に並ぶ鉄道ジャーナル最終号 2025年4月21日発売の『鉄道ジャーナル』6月号をもって、長年親しまれてきた鉄道専門誌が休刊となりました。 1967年の創刊以来、鉄道を多角的に、そして時に独自の視点から取り上げてきた読みごたえのある雑誌。長く続いたひとつの鉄道文化が、ここで幕を閉じるような感覚に、さみしさを覚えずにはいられません。
【レールバスとあそぼう2025】七戸駅跡に響く、ギアチェンジの音
2025年5月5日。ゴールデンウィークの真っ只中、青森県七戸町にある旧南部縦貫鉄道・七戸駅跡で開催されたイベント「レールバスとあそぼう2025」に行ってきました。
2025年 ゴールデンウィークの北東北の旅。 今回は秋田県大館市にある「秋田犬の里」を訪ね、そこに保存されている東急5000系通称“青ガエル”に会ってきた話。
旧小坂駅に停車中のブルートレイン「あけぼの」 この施設は、かつて上野〜秋田・青森間を結んでいた寝台特急〈あけぼの〉で実際に使用されていた24系客車を活用した、宿泊可能なブルートレイン。小坂町がJR東日本から車両を譲り受け、現在は静態保存と宿泊体験施設として運用されています。
小坂鉄道 茂内駅跡 2025年のゴールデンウィーク。目的地は「関西方面」か「北東北方面」かで迷っていました。思い立って連休前日に小坂鉄道レールパークの「ブルートレインあけぼの」に電話してみたところ、最後の1部屋が取れてしまいました。 小坂へ向かう道中、いつしか線路を追いかける旅になりました。静かに眠る旧茂内駅跡――その佇まいに心を奪われました。
こんにちは。このブログ「旅と風景、ときどき列車」にご訪問いただき、ありがとうございます。 このブログでは、基本的に愛車をメインに各地を巡るひとり旅の記録を綴っていきます。昭和の鉄道施設や廃駅、ローカル線、城跡、空港、そして気になるお食事処まで。そのときどきで気になった場所へ、気の向くままに出かける旅が中心です。 もともと1994年から、パソコン通信、個人WEBサイト、Weblog、Twitter、YouTubeなどで旅の記録を発信してきましたが、現在はFacebookが中心になっています。ただ、Facebookは投稿先が限定的で、検索にも引っかかりにくく、せっかく書いた記録もすぐに埋もれてしま…
2025年5月
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