文章を書くのが好きなので、ブログを始めました。 以前博物館などで働いていたので展示についてや美術についての話をしています。 ついでに曼荼羅アートの制作過程を載せていることが多いです。 読み物としても楽しめるエッセイを目指しています。
身近なものが、博物館の展示品になる。 ー私たちの生活も歴史の一部になるー
博物館に展示されているものというと、すごく貴重なもの、というイメージがありますが、実は、意外と身近なものが展示されている場合もあります。 もちろん、たいていは、有名な作家さんの作品とか、古い歴史的な資料、郷土の歴史に関わるものなどが、収蔵品の大半を占めています。(ちなみに、ここで取り上げている博物館は、〇〇博物館というような分野を特定していない博物館を指しています。)では、どういった身近なものが収蔵され、展示されているかというと、いわゆる私たちの生活に密着しているものたちです。 以前働いていた博物館で、同僚が、「今日、一般の方から寄贈された収蔵品」と言って見せてくださったものが、いわゆる「ガラ…
創作活動に必要なもの ー創作意欲とやる気。そして、気力を満たすものー
先週は、ブログを更新できませんでした。ちょっと力尽きていました。 実は、諸事情ありまして、3週間ちょっとの間、菜園のお手入れを頼まれて、日々作業をしていました。朝、仕事に行く前と仕事から帰ってきて暗くなるまで、それから休日と、菜園のお手入れをやっていました。 責任感があるとか、真面目とか言えなくもないのですが、どちらかというと、やり始めるとここまでやらなくては!みたいな凝り性と完璧主義的な部分が強く出てしまい、(作業に慣れてないこともあって)適当に手を抜いてやる、ということが、上手にできませんでした。 今週からは、菜園のお手入れのお仕事(ではないですが)は、しなくてもよくなりました。 実際のと…
そのものズバリのタイトルです。 実は、最近、なかなかブログの文章が上手くまとまらず、書いては放置して、次のを書いては、また次、というのを繰り返していました。 書きたい話題はいくつも思いつくのですが、いざ書き始めると分かりにくかったり、まとまりがなかったりと、そんな感じで気づけば下書きが13記事もありました。 これではいけない!と思い、一回リセットしなくては!と、このブログを書き始める前に、全ての下書きを削除しました。よく考えたら、毎日ブログを更新していた時は、基本、気に入らなければ全削除していたので、中途半端に記事を残すより、消してしまうほうが、次の記事に気持ちが集中できて、私にとっては良いの…
先日、Instagramに流れてきた動画で、街行く人にある画像を見せて、その画像の一部分が何色に見えるか、という質問をしているものがありました。 私はどうみても「グレー」だと思ったのですが、「グレー(灰色)」と答える方もいれば「茶色」と答える方、「ゴールド」と答える方もいて、「ええっ?」と思いました。何人かのグループに聞いても、それぞれが別の色を答えられていて、お互い顔を見合わせて「どう見ても茶色でしょ」「いや灰色でしょ」というやりとりをされたりするのです。 返答する色は、男性女性関係なく、動画ではトータルで30人くらい(もうちょっと多かったかも)の人が回答をされていたと思います。割合は、「グ…
アイコンを変えました。ブログを書き始めてから、ずっと青ベースの曼荼羅アートをアイコンにしていましたが、今回描いた曼荼羅が結構お気に入りになったので、アイコンにすることにしました。ただ、アイコンにしてみると、今度のは、けっこう細かいうえ、色が色々あるので、ちょっと見にくい気もします…同一系統の色で統一したもののほうが、アイコンのような小さい画像には向いているようです。 下描きの段階では、アール・ヌーボーっぽいイメージで書いていたのですが、花や蔦っぽい部分をピンクとか緑にするのは、なんだかしっくり来ないなあ、と思って、青をベースに、赤や黄色を入れつつ、仕上げました。本当は黒を使うつもりはなかったの…
週に2回は更新したいです、といいながら、なかなかペースがつかめず、週1更新になってしまっています。できれば、月・木とか火・金くらいで(燃えるごみの日みたいな・・・)更新できるようにしたいなあと思っています。 さて、唐突ですが、私は、新聞などに入っているような、普通の広告チラシを見るのがわりと好きです。お洋服とか食料品、家具などの生活に密着したチラシが好みで、特に何か買おうと思って見るわけではなくて、ただ、何となく色鮮やかなデザインを見て楽しむ、という少々(?)変わった趣味があります。 私自身、チラシデザインなどに少し関わっていたこともあり、ここは、背景の色がカラフルだから、文字を目立たせるため…
特にお習字を習ったとかいうわけでもなく、何か専門に勉強をしたわけではないのですが、字を書くのはわりと好きなほうです。もちろん、今は、パソコンやスマホで文字を打つほうが圧倒的に多いのですが、メモや貼紙など字を書く機会があると、張り切って書いてしまいます。ちなみに字そのものは、上手でも下手でもなく、いたって普通です。 そして、実は人の字を見るのも好きです。畏まった書類でなくて、普通のメモとかの字を見ると、それぞれ個性があって、(本人にそのつもりがなくても)字って、自分を表現する身近な手段なのだなあと(勝手に)思っています。 さて、博物館などで働くと、作家さんの字を見分けなくてはいけない場面が出てき…
以前、「謎美術用語:死んだ線、生きた線」という記事を書きました。そのあと、そういう独特の表現が他にあるかな、と考えてみたのですが、そのときは思いつきませんでした。 ちょうど、今回ブログに載せている絵の色塗りをしているとき、「面でとらえられてないな」とふと思い、学生のころ先生に「線でとらえるんじゃない、面でとらえるんだよ」と何回も言われたことを思い出しました。 この「線でとらえる」「面でとらえる」は、デッサンなどをしている学生さんは、一度は先生に言われたことがある言葉じゃないかな、と思います。 デッサンで立体物を紙という平面に描こうとするとき、奥行きとかその形の存在感を表現することが大切になるの…
ラフスケッチを頑張って描いて載せます、文章は短くしますと前回書いたのですが、せっかくなので、普通にブログを書くにはちょっと短いかな?みたいな小さなトピックを一緒に書こうかな、と思い立ちました。 というわけで、ラフスケッチを載せるときは、展示に使う道具とか設備、絵を描くときに使う物などについて、手短に解説してみようかな、と思っています(本当に手短になるかは怪しいですが・・・)。 というのも、人と話をしていて、何気なく使った言葉で「あれって、そういう名前だったの!」と言われることが時々あり、そういうお話も面白いかも?と思ったからです。 さて、美術館や博物館に限らず、パネルなどを吊るす場所には結構「…
ブログを週1ペースにして、3ヶ月くらい経ったのですが、ブログの更新スタイルをちょっと変えて、ラフスケッチの投稿を増やしてみようと思います。 また絵を描くようになって、ベースとなる人を描く部分がまだまだだなあ、と感じる瞬間が多くありました。そして、ただ人を描くだけでなく、もっと自分のスタイルで、個性を出して描けるところまで持っていけたらいいな、とも思うようになりました。 と、いうわけで、簡単なラフスケッチを平日に時々描いてブログにあげようと思っています。ラフスケッチに文章は、今のところ、あんまりつけないつもりです(とか言いつつ、何か気が向いたら書いているかもしれません・・・)。 別にスケッチをブ…
絵を描くことに限らず、モノづくりは、どこでその作品を完成とするかが難しいと思います。もちろん、タイムリミットがあれば、そこで止めざるを得ないのですが、そうでない場合、一応の完成図があっても、どこまで描きこむか、作りこむかは、完全に作り手に委ねられています。 レオナルド・ダ・ヴィンチは「モナ・リザ」を生涯手元から離さず、加筆し続けたそうです。それは、つまり、ダ・ヴィンチにとっては、どこまで描いても完成と思えることのない作品だった、ということなのだろうと思います(だからこそ、今でも多くの人を惹きつけてやまないのかもしれません)。 作家さんが、どこで作品を完成、とするのかは、本当に人それぞれ、作品に…
唐突ですが、九州出身です。進学や仕事でいろんな県にいたので(九州から本州まで何ヵ所かうろうろしています。)時々、自分の言葉が方言だと気づかなくて、通じなかったり、逆に相手の方の方言が分からなくて、「?」となったことがあります。 話し言葉では、そういうことは珍しくないので、お互いに通じてないかな?となったら、表現を変えたりして、意思疎通をはかってきました。ですが、文章では方言を気にしたことがなく、ずっと標準語で文章を書いていると思っていました。 ところが、とある博物館で働いていたとき、展示の裏話を館内報に書くことになり、その文章の中で「車も離合できないような細い道を」という表現を使っていました。…
先日、とある博物館に展示を見に行きました。 そこは、一部の展示の部分だけ撮影OKとなっていました。展示室の一角に展示品を集めて、お部屋のように配置してあり、厳密にいうと全体を撮るのはOKだけれども、作品1点1点だけを撮ってはいけません、と注意書きがありました。これは、監視の方も、どれを撮っているか分かりにくいので、判断が難しいだろうなあ、と思いました。 以前は、博物館や美術館での撮影をOKとするところは、ほとんどなかったと思いますが、スマホやSNSの普及に伴って、展示室の撮影OK、とするところも増えてきました。全部OKでなくても、部分的には撮影可、とするところも、かなり多くなってきたように思い…
先日、Instagramでバレエの先生が指導の時に使う言葉あるある、というような動画を見ました。具体的な言葉は忘れてしまったのですが、なんだかとても独特の表現で、分かるような、分からないような、感覚的な言葉でしたが、バレエをされている方には、きっとニュアンスとして伝わるのだろうと思いました。 バレエに限らず、それぞれの分野で専門用語とは別に、独特の表現があるのだと思いますが、その世界にずっといると、それが不思議だと思わなくなってくるので、意外と気づかないことも多いように感じます。 美術だと、「線が死んでる」とか、「もっと生きた線を描きなさい」と言われることがあります。よく考えると死んだ線とか生…
博物館や美術館で働いていたころ、展覧会についての解説など、人に見せる文章を書いていたこともあって、自分の文章が読みやすいか、ということは、今でも常に気にかけています。 以前ブログで、自分の文章のクセについて書いたのですが、(自分の文章のクセを知ると推敲しやすくなる。)、このクセも踏まえつつ、私が読みやすい文章を書くために、心がけていることがいくつかあります。 単純に、文章の技術(?)としては、一文を長くしすぎない、という点は、一番気をつけています。自分では分かりにくくない、と思ったときでも、文章が長いときは、2つの文章に分けることは、よくあります。具体的には、一文が150字を越えるような時は、…
テレビなどで、手袋をして美術品を扱っている場面を見たことがある方もいらっしゃると思うのですが、実際に、美術館や博物館などでは、白い手袋は必須で1人で何セットも持っていたりします(古い作品だと汚れていたりするので、替えが必要なのです)。 手袋をするのは、手の汚れや脂などで、作品を傷めないためです。それ以外にも、爪(短く切っていても)をひっかけてしまうなどの危険もあるので、とにかく手袋は、なくてはならないものです。 と言っても、いつでも手袋が最善かというと、そうでない場合も実はあります。焼き物など、表面がツルツルしているものは、手袋をしているとかえって滑って危ないこともあるので、そういうときは、手…
「18世紀のドレスメイキング 手縫いで作る貴婦人の衣装」という本を、先日買いました。 手芸が趣味ではあるのですが、ドレスを作ろうと思ったわけではなく、元々ドレスや着物など昔の衣服を見るのが好きなのもあって、表紙のフリルやレースたっぷりのドレスに惹かれて買いました。 学生時代、美術を勉強していた、と、このブログで時々書いてるのですが、文様好きが高じて着物やドレスにも興味を持っていて、そちらの分野も少し勉強していました。 この本は、18世紀のドレスを実際に作れるように材料や型紙、手順がきちんと書かれていて、コルセットなどの下着からエプロンや帽子といった小物まで一通り全部掲載されています。と、いって…
キャンバスを買おうと思い、ついでに絵の具も足りない色があったので、先日、久しぶりに地元の画材屋さんに行きました。 小さめのキャンバスを買うつもりだったのですが、アミアントカルトンという、アクリルや油絵が描ける、板のようなものを、お店の方からすすめていただいたので、それを買ってみました。キャンバスより薄いので、場所を取らないのが良いかなと思っています。 そのお店には、今使っているホルベインが置いていなかったので、リキテックスという別のメーカーのアクリル絵の具を買いました。リキテックス以外のメーカーもありましたが、リキテックスを以前使っていて、感じがなんとなく分かっていたので、そちらにしました。 …
ディスクリプション(Description)というのは、直訳すると記述とか描写という意味で、美術でディスクリプションというと、作品の描写のことを指します。 このディスクリプションは、美術を勉強する人にとっては、必要な技術(?)です。作品を言葉で解説する機会は意外と多く、例えば論文や図録の解説でも必要です。ギャラリートークでも、作品が目の前にあったとしても、作品の部分を全部指しながら説明、ということは、さすがにしないので、やはりメインは言葉での説明になります。 私は、学生のとき、先生から「その絵を見ていない人が、その絵を完璧に再現できるようにディスクリプションができなくてはいけない」と習いました…
美術を勉強していたというと、たまに現代アートについて聞かれることがあります。 どこがいいのかとか、なぜ値段がつくのかとか、自分にも描けそうだけど、とか・・・。 実のところ、学生の時に少し授業でやった程度で、現代アートは専門外で、さきほどのようなご意見も、そのとおりですよね!とうなずくくらいに、私も現代アートは難しい、と考えていました。 現代アートが難しいと感じるのは、できあがった作品から得られる情報が少ないからなのかな、私は思います。近代以前の絵画だと、基本的にできあがったものが全てなので、それを見て「綺麗」「可愛い」「美しい」とか「怖い」「不気味」とか感じたり、宗教画や物語の一場面であれば、…
荒井良二さんの絵本『あさになったので まどをあけますよ』を買いました。 もともと本屋さんかどこかで見て、買おうとずっと思っていたのですが、なんだか先延ばしにしてしまっていて、今回、絵をもう一度描き始めたのを機に、買いました。 けっこう有名な本なので、絵本などに詳しい方はご存じの方も多いと思います。 www.ehonnavi.net たまに本屋さんに寄ったときに、ふらっと絵本コーナーに行って、なんとなく気になった本があれば、ちょっと見てみたりする程度で、あんまり絵本の分野に詳しいというわけではありません。 なので、可愛いキャラクターとか、面白いストーリーがあるものが絵本、みたいなイメージがずっと…
昨日載せたガラスの急須(一応)の制作過程です。 絵自体を載せるのもどうしようかと思ったくらいの出来だったのですが、載せると決めたら、吹っ切れたので、ついでに制作過程もあげてしまおう!とちょっと勢いで2日連続で更新します。今回は、いつもより画像多めです。 アクリル絵の具は、ホルベインというメーカーのものを使っています。アクリルは、水で溶くことができて、乾くと耐水性になるのが良いところです。油絵のように盛り上げることもできますし、多めの水で溶けば、水彩絵の具のようにも使えます。 ただ、乾くのがわりと早いので、条件にもよりますが、早いときは20〜30分で絵の具の表面が固まり始めます。筆も、そのまま置…
最初に描いた絵本と、そのあとのはなし ーまずは絵のリハビリ中ですー
昨年、ブログを不定期更新にします、という記事のなかで、やりたいこととのひとつとして、ちらっと絵本を描きたい、ということを書きました。 これも、少し触れていたのですが、実は10年以上前(自分では数年前のつもりだったのですが、ちゃんと考えたらもっと前でした・・・)絵本を描いていました。当時、絵本を描きたいな、と思いつつ、何か強制力がないと描けなくて、いろんな絵本の賞などに応募していました。賞には〆切があるので、それまでに仕上げる、という目標と強制力が生まれるからです。絵本作家になりたかったのか、と言われるとよく分からないのですが、クリエイティブな仕事をしたい、という気持ちはあったので、何かそういう…
普通に絵を描くのは好きなのですが、物を配置して絵を描くようなデザイン的なイラストは、実はすごく苦手です。 例えば、丸や四角や三角の形のカラフルな紙を渡されて、画用紙に自由に配置してください、というような課題を出されると、熱が出るんじゃないかと思うくらい、悩んでしまいます。 色や形のバランスなどを考えて、どうにかこうにか配置して、「できた!」と思って冷静に見てみると、それぞれの形や色が等間隔で規則的に並んでしまっている、というのが、私のいつものパターンです。 もっと大胆に重ねたり、偏らせてみたり、とやったほうが良いのは分かるのですが、自分が作ると、どうしてもシンメトリー(左右対称)の安定構図にな…
本文の文字だけ、色を変えてみました。黒だと色が浮いてしまったので、黒に近い灰色にしました。本当は他のところも同じ色にしたかったのですが、そこは力及ばずでした。知識が中途半端なので、どこかで変えることができるのか、それとも、そもそもできないことなのかが分からないのです…。学んだ知識を実践で応用するの難しいなあ、と思います。 さて、3回建てないと理想のおうちにならない、と言うのを聞いたことがありますが、物作りも、だいたい3回くらい作ると、一応、ちゃんとできたかな、と思えるものになる気がします。 趣味で手芸をやるのですが、親戚にプレゼントするために、先月、大人用と子供用1着ずつ、エプロンを作りました…
あけましておめでとうございます。 不定期更新にします、と言いつつ、2024年内に一度くらいは更新しようと思っていたのですが、気づくと、うっかり年が明けていました。 昨年始めたこのブログを見ていただいた方すべてに感謝を申し上げます。本当にありがとうございました(と、本当は旧年中に書くべきでした…。すみません)。本年もよろしくお願いします。 さて、前回の更新からは間が空きましたが、今後は最低でも週に1回は更新したいと思います。(ほぼ)毎日ブログを書いていた頃は、「何を書こうかな?」と考えていたのですが、しばらく書かないと、頭がブログを書くモードに切り替わらなくて、考えがまとまらないうちに、別の事を…
唐突ですが、ブログを始めて3ヶ月ぐらいですが、今後はちょっと更新ペースを落とそうかと思います。 元々文章を書きたくてブログを始めたので、書くのが苦になるとか、ネタ切れとかではなく、ブログをやっているうちに、もっと色んなことがしたいなあ、と思うようになりまして。 ブログもやってみたいことのひとつですし、曼荼羅アートもやりたいことです。 それ以外でも、元々趣味でお菓子作りとか、手芸もやっているので、それもやりたいですし、イラストも、曼荼羅アート以外の絵も描きたいなあ、と最近思います。風景画とか静物画とか人物画とか。 さらなる野望としては、絵本なんかも描いてみたいのです(というか、実は絵本も一時期描…
有名な作品などが展示されている注目の展覧会の場合、人が多くて、せっかく出かけたのに、ゆっくり見れなかったりして、ちょっとがっかりしてしまうときがあります。特に私は背があまり高くないので、作品が小さくて、人が多いと、見るのに苦労するときもあるので、できるだけ空いた時間に行きたいなあと思います。 最近は、混雑が予想される展示は、あらかじめ予約制になっていたりとか、博物館とか美術館がSNSなどで、リアルタイムで混雑状況をお知らせしたりしていることもあるので、以前より混雑が緩和されているところもあるかもしれません。 予約制じゃなかったり、混雑情報がない時は、私は、人が少ない時間帯を狙って出かけることが…
イメージサイズと実際の大きさが違う作品 ーモナ・リザ、牛乳を注ぐ女ー
教科書や画集で見た絵画の実際のサイズを知って、驚いたことが何度かあります。 例えば有名なところだと「モナ・リザ」です。私は「モナ・リザ」は、結構大きい作品だと何となく思いこんでいて、縦は120センチくらいはあると思っていました。 ところが、テレビ(だったと思いますが)で、モナ・リザが美術館に飾られている様子が写っていたことがあって、人と比較すると、明らかに思っていたより小さいので、驚きました。ちなみに、調べたところ、実際のサイズは77✕53センチでした。 また、実物を見て、イメージとのサイズの違い驚いたのが、フェルメールの「牛乳を注ぐ女」です。大きさを具体的にどのくらい、と想像していたわけでは…
昨日、初めて予約投稿の機能を使ってみました。無事に投稿されていました。でも、投稿前に、もう一回読み直してから「公開する」をポチッと押す方が、何となく安心出来る気がするので、基本は、手動投稿(?)で行こうと思います。 さて、本題です。本日も、ちょっとマニアックな、紙のお話です。 ある博物館で働いていたとき、同僚で博物館とか美術館のチラシを集めるのが好きな方がいました。 博物館とか美術館には、他の館からチラシやポスターが掲示用に送られてきます。だいたいどこでも、入り口あたりのポスターラックに他館のチラシを置いて、ご自由にお取りください、という感じになっているところが多いかと思います。 私の同僚は、…
ちょっとマニアックなお話ですが(いつもそうかも?)、見出しそのまま、好きな染色の技法の話です。 好きと言っても、見るほうではなくて、作る方の好き、です。見るのは、何の技法でも、こだわりなく好きです。 染色の技法は色々あるのですが、私が学生時代に、やったことがあって好きだったのが、型染めと絞り染めです。絞り染めは、多分、比較的染みのある技法かと思いますが、布を絞って(というか縛って)、染料につけるというやり方です。縛ったところは、染まらないので、その部分が模様になります。 縛るのは、輪ゴムでも糸でも何でも良くて、その縛り方で色んな模様ができます。縛った部分をほどいてみるまで、どんな模様になるか分…
ブログの投稿に失敗(?)してました。でも、ちょっと賢くなりました。
昨日、ブログを投稿したつもりだったのですが、いつまで経っても記事が反映されませんでした。そのうち投稿されるかな、と思っていたのですが、翌日(今日)になっても反映されておらず、何か不具合かな?と思って、はてなブログのお問い合わせに連絡しました。 数時間後には、返信をいただきました。犯人(?)は私でした。 実は、私は、ブログの記事の枠だけ月曜から金曜分まで土日に作っていて、平日に文章を書いていく、というスタイルでやっています(たまに、月曜分とかは土日に書いていたりもします)。 そして昨日の記事は、12月10日にちょっといじっていて、うっかり公開ボタンを押してしまい、焦ってすぐに記事の公開を止めたの…
本を読むときによく栞を使うのですが、栞を入れたことを忘れて、また栞を入れてしまうことがよくあります。 読むときに、当然、栞のところから読み始めるのですが、栞があると読みにくいので、すでに読んだページ側に適当に挟み直します。そうやって、また中断するときに、その辺から栞を取ってきて、また挟んでしまうのです。一度、一冊の本に3枚の栞がはさんであったこともあって、さすがに自分でも呆れました。 また、別パターンで、読み終わった後に、栞を探して抜いたりしないために、次に読むときにまた栞を挟んでしまい、読み進めていくうちに栞に出会って、すでに栞が入っていたことに気づくこともあります。 そんな感じなので、栞は…
森の中にある美術館とか、自然に囲まれた美術館や博物館など、素敵だなー、と思うのですが、同時にどうしても「管理が大変だろうなー」という現実的な考えが、頭をよぎってしまいます。 自然が好きなので、毎日自然を感じながら働けるなんて素敵だなぁ、と思うのですが、学芸員としては、自然溢れる美術館は、なかなか手強い場所なので、覚悟が必要です。 何が手強いかというと、虫です。自然豊か=植物が多い=虫も多い、のです。そして、博物館、美術館に虫は大敵なのです。 虫の種類と作品の素材によっては、虫が作品を食べてしまったり、穴を開けてしまうこともあります。また、糞や死骸が作品を汚してしまうこともありますし、虫を食べる…
好きな本の挿絵 ーメアリー・ポピンズとメアリー・シェパードー
子供の頃、岩波少年文庫の本が自分の本棚の何割かを占めていました。母が買ったのだと思うのですが、小学校に上がるときに、本棚と机をもらった時点で入っていた(と思います)ので、岩波少年文庫シリーズが、しれっと本棚を占領していることに疑問を持ったことはありませんでした。 一度も読みなさい、と親に言われたことはなく、小学校2年生くらいまでは、全く触りもしなかったと思います。それが、何かの拍子に一冊手に取り、読みだしたらはまってしまって、本棚の岩波少年文庫を読みつくし、図書館に月に2回通っては、本を借りまくる子供になりました。中学生の受験生になるくらいまで、ずっと毎月、図書館に通っていました。 岩波少年文…
本を読むときによく栞を使うのですが、栞を入れたことを忘れて、また栞を入れてしまうことがよくあります。 読むときに、当然、栞のところから読み始めるのですが、栞があると読みにくいので、すでに読んだページ側に適当に挟み直します。そうやって、また中断するときに、その辺から栞を取ってきて、また挟んでしまうのです。一度、一冊の本に3枚の栞がはさんであったこともあって、さすがに自分でも呆れました。 また、別パターンで、読み終わった後に、栞を探して抜いたりしないために、次に読むときにまた栞を挟んでしまい、読み進めていくうちに栞に出会って、すでに栞が入っていたことに気づくこともあります。 そんな感じなので、栞は…
タイトルを考えるのが苦手です。 ブログの毎日の見出しもそうですし、このブログ名そのものを決めるのも、ずいぶん悩みました。 青色とか空が好きなので、それをタイトルに入れたかったのですが、何について書いてあるのかが分かるようなタイトルにもしたいと思っていました。あと、ちょっとかっこいい響きにも憧れて、四字熟語とか英語とか色々調べました。 でも、結局、四字熟語にしても、英語にしても、それの意味を調べないと分からないようなタイトルにするのも、なんか違うなぁ、と考えるようになりました。 ゆるりクリエイティブ、は比較的早い段階で思いつきました。でも、それと青とか空とかの響きの音のリズムのようなものが、いま…
キャンバスの裏側ー見えないところに作家の個性が隠れていますー
展覧会などで、彫刻や焼き物などの立体作品は、ぐるっと360度見ることができる場合も多いのですが、絵画など平面作品の裏側は、意外と見る機会がないと思います。 この普段見ることができない作品の裏側には、意外といろんな情報があります。情報というより、作家の性格や個性などの人間味を垣間見ることができる部分、と言ってもいいかもしれません。 例えば、油絵のキャンバスに作品が描かれているとします。キャンバスは、現代だと普通に画材屋さんなどで売っていますが、枠や布を買って作る方が安いので、自分で作る人もいます。あるいは既成のサイズ以外のキャンバスを使いたいときも、自分で作ることがあります。多分、もっと昔(近代…
絵を描いたり、デザインなどでも、スキマや余白がないものを作る、とよく書いていますが、展示もぎゅうぎゅうなものにしがちです。 といっても、絵画だと、基本的に1列に並べますし、作品の大きさなども考慮して、作品と、作品の間に、このくらいの距離をとる、というある程度の目安が分かるので、そこまでぎゅうぎゅうの展示にはなりません。 じゃあ、なんの展示をぎゅうぎゅうにするかというと、文学作品の展示のときです。 文学作品だと、作品が小さいことが多いので、展示ケースや壁に作りつけのガラスケースの中の台などに展示物を置くことが多いです。本や雑誌、原稿、手紙などが展示の中心になります。 展示台に、1列に本や原稿を並…
本を読むのが速いと言っても、人と比べることがないので、自分ではよく分かりませんが、人から「もう読んだの!?」と言われることが、結構あるので、多分速い方なのかな、と思います。 速読などを練習したわけではありませんが、学芸員だった頃に、企画展や原稿などを書くために、本を大量に読む必要があったので、自然と速くなりました。 特に、必要があって、短期間で大量に読まなくてはいけないときは(とりあえず本を読んでおけば、多分、何とかなる←こんなときです)自己流の速読法の出番です。 ただ、自己流速読法を発動する前に、ある程度の事前知識を入れる必要があるので、数冊、基本的な知識が得られそうな本を、まずきちんと読ん…
以前、通信講座でプログラミングを勉強しました(勉強したことと、実践的な知識は別だなあと実感しました。)と書いたのですが、それは珍しい方で、私は、きちんと習って勉強するより、独学でやることの方が多いです。 しかも、だいたい最初は、無謀にも、本なども買わずに、適当に想像だけで(!)やり始めることの方が多いです。たいていは、それで失敗して、ネットなどでちょっと調べて、やってみます。それでも上手く行かないと、本を買って、一応勉強して、再度やりはじめます。 なぜ最初から本を買わないのかと言うと、ちょっと試しにやってみようかな、くらいの興味ではじめることが多いので、本を買うほどかな?と考えてしまい、とりあ…
以前、呉竹さんのリアルブラッシュの72色セットで色を塗っていると書いたのですが、実は、そのあと、ひっそり120色セットを買いました。かぶる色が出てくるので、本当は持ってない色だけ買いたかったのですが、バラで持ってない色だけ買う方法が分からなかったので、かぶった分は予備として使おう!と、思い切って買いました。 たくさん色があって、見るだけでわくわくするのですが、時々、ペンの色の名前を見て、どうやって思いついたんだろう?と思う時があります。 例えば、黄土色の系統で「DARK OATMEAL(暗いオートミール)」というのがあって、暗いオートミール…?焦がした色なのかな…?とか想像すると、そういう表現…
手芸屋さんに行くのが好きです。ホームセンターとか、画材屋さんも、うろうろするのが好きで、何も買わなくても楽しいです。共通点は、ものを作る材料そのものが置いてあることかな、と思います。特に手芸屋さんや画材屋さんはカラフルな売り場も多いので、見ていてワクワクします。 何日か前のブログに、ちらっと服を作る、と書いたのですが、小物やら洋服やらを、趣味で時々作ります。 手芸屋さんに行くと、素敵な布がたくさんあって、ついつい気にいった布を買ってしまいます。特に「KOKKA」というメーカーと「コットンこばやし」というメーカーの布のデザインが好きです。良いなぁ、と思って手に取ると、このどちらかなことが多いです…
学生の頃、モレッリ法という絵画の判定法の話を授業で聞きました。といっても、モレッリという人(19世紀のイタリアの美術史家)が手と耳の描き方で、誰が描いたのか分かるということを発見し、今でもその判定方法は参考にされている、というくらいで、さらっと触れられただけでした。 そのとき、すごく感心して、確かにそうかも!と思いました。モレッリ法の内容については、授業で聞いた以外には何も調べませんでしたが、以来、漫画やイラストなどの人物を見ると手や耳に注目するようになりました。 そうやって見ると、耳や手の描き方には、確かに個人のクセのようなものがありました。例えば、手の指のバランスです。5本の指の長さのバラ…
文章のデザイン、と言っても、字を装飾的にするとかいうことではなくて、見た目を整える、という意味で使っています。具体的には、改行するときに文節の区切りで改行して、見やすく、読みやすくするという話です。 例えば、チラシなどに、数行の文章を入れる場合、文節で改行して、文章の途中の変なところで切れないように調整をします。 これは、別にそういう決まりがあるわけでなく、多分個人の好みの話なので、気にしない人は、自然に改行される位置でそのままにしていると思います。 文節を気にせず、適当に改行すると 今日はいいお天気で、ドラ イブ日和です みたいな感じで、なんとも(私の感覚だと)気持ち悪いところで文章が切れて…
何でもわりとそうなのですが、けっこう慎重に丁寧にやって、最後の方で気が緩むのか、集中力がなくなるのか、けっこう大きなミスをすることがあります。 中学生の頃、授業で本棚を作る課題がありました。すべての部品を丁寧に測って切って、綺麗にやすりをかけて、部品を組み立てるところまできて、何回も確認したにも関わらず、最後のパーツを全然違うところにつけてしまい、結果、何ともつかない、謎の木工作品を作り出してしまったことがありました(先生が面白い人で、大笑いしながら作りが丁寧だから、と言って、それなりに評価にしてくださったので、素敵な思い出として私の中で昇華されています)。 だいたいそんな感じで、趣味で洋服を…
少し前に通信教育で、プログラミングを勉強していました。 ユーキャンのプログラミング講座で、期間は一応3ヶ月となっていましたが、私は4ヶ月くらいかかって、なんとか終了しました。申し込み先はユーキャンだったのですが、実際には、コードキャンプというところで勉強する形で、受講は全てオンラインでした。自分でネット上の教科書を読み、課題をやって、分からないところは、講師の先生にオンラインで直接聞くことができる仕組みです。 普通はSEさんなどを目指して、こういう講座を受ける方が多いと思うのですが、私の場合は、単に知的好奇心を満たしたい、という変わった動機でした。 なぜかと言うと、以前、職場でホームページの担…
基本的に、絵画でも何でも、明るい色彩の物が好きなのですが、一時期ヴァニタス画に興味を持って調べていたことがあります。確か学生時代、レポートも描きました。 ヴァニタスとは、虚しさという意味で、この世は儚く虚しいものである、という教訓を表した絵画です。虚しさを表しているので、どちらかというと暗めの色合いの絵が多いです。だいたい今のオランダとかその周辺で16〜17世紀に流行っていたそうです。 なぜヴァニタス画に興味を持ったのかというと、意味を知らないと普通の絵画に見えるものなのに、描かれたものの意味が分かると深いメッセージがある、という点が、とても面白いと思ったからです。 わかりやすいところだと、骸…
学芸員だったころ、全然詳しくない分野の企画展の担当になったことがありました。 企画展のタイプは、色々あって、自分で研究して企画展を作る場合もあれば、ひとつのパッケージになったものを買って、企画展を開催することもあります。ひとつの博物館だけでは、どうしてもできる企画展の内容に限界があるので、企画展を企画する会社があり、作品なども会社が集めて「○○展セット」みたいにして販売(?)していたりするのです(あんまり詳しくないですが、この企画展の販売も色んな形があるようです)。このあたりは、館の規模とか方針とかによって、様々です。 そんなわけで、美術・工芸が専門にも関わらず、自然史系の企画展を担当しなくて…
美術館とか博物館とか色んなところをふらふらしてきたのですが、いわゆる文学館的なところにもいたことがあります。 文学関係ということで、その館には、色んな古書店から古書目録が送られてきていました。古書目録とは、自分の書店で扱っている商品を一覧にして本にしたものです。目玉商品(?)は、画像なども載っていて、見るだけでも結構楽しかったです。 貴重な初版本、作家の原稿、サイン入りの本などもあれば、それなりに出回っている本なども載っていたりします。値段も数十万〜数千円くらいと、金額の幅も結構ありました。 今の時代、ネットでも目録が掲載されているところもありますが、紙の本の方が回覧するときなど、便利なときも…
今週のお題「絵本」 という一文を今週のお題を書くときには入れないといけないそうなのでいれました(あんまり仕組みを理解していません…)。 毎週、はてなブログでお題があることは知っていたのですが、あんまり私が書けそうなお題ではなかったので、書いたことがなかったのですが、今回は興味を引かれたので書いてみることにしました。 好きな絵本はたくさんあるのですが、子供の頃から食いしん坊だったせいか、だいたい共通点として、食べ物が出てくる本が好きでした。ただ、もう手放した本も多く、あまりタイトルとか詳細を覚えていない本も多いです。手元になくて内容を覚えてないのですが「おだんごぱん」というタイトルの本は好きだっ…
装飾と同じく、デコラティブなフォントが好きです(ぶれない)。何フォント、ということはないのですが、ペンで書いたような、線に強弱があって端がくるんと巻いているようなものが好きです。大正時代ぐらいをイメージしたようなレトロフォントも好きです。 チラシやポスターを作るときに、職場のパソコンにたくさんのフォントが入っていると、もうウキウキしてしまって、どのフォントを使おうか、たくさん作って画面上に並べてしまいます。フォントを決めるだけで、数十分がかかることも珍しくないです。 ですが、凝ったフォントは、ポスターなどのタイトルなどに使うにはいいのですが、実際それで普通の文章(例えば、作品名とか住所とか)を…
デザイナーのアルバイトをしていたとき、困ったのが、上司に「ラフを描いてください」と言われることでした。 ラフとは、簡単なイメージ図で、だいたい紙に鉛筆とかで、ざっくりどこに何を入れるかを描いたものです。 例えば、クリスマスのイベントのチラシを作るとして、上にイベント名、真ん中にイベント内容、左右にイラスト、下に住所、みたいなものを簡単に描いて、先に見せて、デザインの相談をするわけです。 ところが、私はラフを全く描かない、というか、描けないのです。もともと、デザインを専門に学んだわけではなく、我流でやってきたせいもあると思います。 私のチラシなどのデザインの作り方は、パソコンの画面上に、必要そう…
このことについて書こう、と決めてブログを書き始めて、途中でボツにすることがよくあります(実は今日もそうです)。むしろ、最初に決めたネタで公開することの方が少ないかもしれません。 一度、最後まで書き上げて、ボツにして、また別のことを書き上げてボツにして、結局、3回書き直したこともあります。 文章をボツにする理由は、その時々によって違うのですが、一番多いのは、単純に、書いている途中で、自分が飽きて、このネタは今日はいいかな、と感じた時です。あと、ちょっとで一応書き終える、という時もあるのですが、気が乗らなくなったところで、潔くやめて、全部削除して、新たに書き始めます(保存したりはしないです)。 あ…
絵を勉強していると、だいたい自画像を描く機会があります。自分自身は、一番手軽なモデルなので、特に初心者の練習には、もってこいです。 自画像を描き始めたころ、鏡を見ながら自分を描いていると、ある瞬間「この人誰だろう?」みたいな、見知らぬ人を見るような、不思議な感覚になることがありました。 よく考えると、自分を何時間もずっと見続けるということは、自画像を描くことでもなければ、普通はしない経験だと思います。 しかも、自画像を描くとなると、目の形はどんな形だろうか、眉と目の位置関係は、どうだろうか、(色を塗るなら)肌はどんな色か、など、ありとあらゆる角度から自分を客観的に観察するのです。 知っているよ…
私が美術館や博物館で展示を見るときは、だいたい順路通りに一通り見てから、出口の前でUターンして、もう一度気に入った作品を見に戻ります。そして、気に入った作品何点かをじっくり見て、満足したら、出口へと行きます(すごく混んでいて入場制限とかされているような展示では、もちろんやりません)。 ただ、これ(順路逆行)をすると、たいていの場合、監視員さんに注視されることになります。 他の人と違う動きをする人を、監視員さんは気をつけて見るので、順路を逆に回ると、どうしても注目されてしまいます。 慎重な方だと、担当の展示室を出て、それとなくついて来られる方もいます。そして、私が目的の絵の前に来て、絵を見始める…
美術館や博物館の学芸員は、それぞれ専門があって、同じ分野でも時代が違ったり研究対象が違ったりすると、展示内容によっては、あまり詳しくない場合もあります。 その館にもよりますが、特別展などの場合、担当した学芸員が他の学芸員や館内で働く人に、一般のオープンより先に、解説ツアーのようなことをしたりします。 以前、ある博物館で一般向けの展示解説を担当していたことがあります(研究者相手だと専門の方が担当していました)。ツアーなどで訪れる方もいて、たいていは、事前に予約されていることが多かったです。 ちょうど特別展の開催1日目に、団体のツアーの展示解説予約が入ったのですが、その時に限って時間の都合がつかず…
博物館などで働いていると、研究者や大学の先生、あるいは作家さんに、原稿を依頼することがあります。 全員がそうではないのですが、けっこうな割合で、〆切を過ぎる方はいらっしゃいます。 大幅に〆切を過ぎるタイプの方は、それまでのメールのやりとりなどで、なんとなく分かる時が多いです。 なので、こちらもあらかじめ、本当の〆切より、だいぶ前の日を〆切として伝えるようにしていました。 そして、〆切前に連絡して、間に合わない、と言われると、あと何日だけなら、という感じで渋々延ばすふりをします。この手で、けっこう〆切内に原稿を受け取ることに成功していました。 ただ、それなりにあちこちで原稿を書いている方の場合、…
昨日のイラストの続きです。 曲がった窓枠に色を塗ったら、どうにか誤魔化せるかも…?とか謎の期待をしましたが、どう頑張っても曲がったものは、曲がったままでした(当たり前…)。せめて最初に定規で描けば良かったです。 ベースの色は、コピックで塗っています。仕上げに色鉛筆を使っています。数年ぶりにこういうイラストを描いたのですが、色の塗り方は、ずっと同じやり方です。 イラスト あまり立体感を表現するのが得意ではなく、特にこういう感じのイラストだと、どこに影を入れていいか分からなくなります。 強い色を使いこなせないので、薄い色で色を塗って、少し濃い色で影をつけて、最後に色鉛筆で一番濃い影を入れています。…
ここ最近、曼荼羅しか描いてないのですが、数年(十年・・・?)ぶりに、こういうイラスト風の絵を描きたくなり、描いてみました。 ちなみに、アクリル画は時々描いているのですが、油絵みたいな感じで、ほとんど下描きせずにガンガン色を乗せながら形を作っていくスタイルなので、下描きをして描くイラストのような絵は、ほんとに久しぶりです。 イラスト(下書き) 我ながら、だいぶよれよれです。後ろの窓枠が盛大に曲がってます。もともと、デフォルメは得意ではないので、見たものを見たまま描くほうが好きです。 ネットで、横向きに座った女性のポーズを参考にして、服や背景は、適当に(なのでシンプルな服です)描きました。 絵を描…
多分、これはデザインあるあるだと思うのですが。ちょっとの手直しは、結果的に大工事になる、という話です。 少しの間ですが、アルバイトでデザインの仕事をしていて、会社の内部のチラシやパンフレット、商品パッケージなどを作っていました。また、博物館で働いていたときも、企画展のチラシやポスター解説パネルも自分で作成していました。 当然なのですが、作成したデザインをチェックしてもらうと、修正が出てきます。文字を足したり、引いたり、色を変えたり・・・。何回か修正して、「これで最後!」と思ってチェックを依頼すると、「このスキマに、ちょっと一行書いてほしい」と言われたりすることがあります。 でも、そこはスキマや…
輸出向けの古伊万里も好きな焼き物のひとつです。 模様があって華やかなのも好きな理由なのですが、時に(多分)作った陶工さんたちも何に使うか分からなかったであろう、ヨーロッパ独特の文化の品物が、古伊万里で作られている、という異文化の融合に面白さを感じます。 例えば、お皿の下を少し半円に切り取った髭皿など、とても興味深く、色々と調べました。髭皿は、ヨーロッパの床屋さんで髭を剃るときに使っていたお皿で、瀉血(=悪い血を出すというヨーロッパの民間療法)用のお皿だったという説もあります(瀉血も理髪師のお仕事だったそうです)。 ただ、当時、古伊万里のお皿はとても高価だったので、一般の人ではなくて貴族などが使…
文章の書き方には、それぞれ個性があって、口癖と同じように文章にもクセがあると思います。 私が文章を書くときに気をつけているのは、読みやすいか、ということと、誤解がない文章になっているか、ということです。この書き方だと、こういう風にもとらえられるかも?とか、自分の意図と違う解釈ができそうな書き方はしないように、気をつけています。 学芸員として働いていたころ、文章を書く機会が結構あり、館内で色んな方に添削されていたので、自分の文章のクセにある程度気づくことができました。なので、自分で推敲するときにも、そのクセに気をつけてチェックしています。 まず、句点が多すぎるクセがあります。文章中にやたら句点を…
模様とか文様が好きなので(いつも言ってる気がしますが)学生の時、卒業論文を「イギリスのジャポニスムと文様」みたいなテーマにしようと思って、色々資料を読み込んでいました。 ちなみに、時々混ざってしまっている時もあるのですが(すみません)、私のなかで文様というときは、1つの単体の柄を指しています。文様の集合体=単体の柄が集まって別の柄を表しているときは模様、と書いています。 結論としては、ジャポニスム自体もなかなか難しいテーマだったのに加えて、やはり海外のことをテーマにするには、原文を読まねばならず、英語の本(英語以外の言語は、単語も分からないのでイギリスのジャポニスムと限定したのです)を何冊も読…
美術館や博物館の図録は、色にはかなり気を使っていることが多く、実際より明るくも暗くもなく、色のコントラストも実物に近づけるように、何回も色校正をしたりします。よその館から借りた作品があれば、借用したところに確認をしてもらう場合もあります。 ちなみに、そういう美術館などの図録の印刷を得意としている印刷会社さんもいたりします。 ずいぶん前ですが、キルトの作品展を見に行ったとき、展示が素敵だったので図録を買おうと思ったのですが、なかを見ると、展示されていた作品と図録の印象が違って、「あれ?」と思ったことがありました。 私は色目がはっきりした明るい色遣いのものが好きなのですが、自分が実物を見て良いなあ…
電子書籍で本を読む方も増えてきたと思いますが、やっぱり紙の本は素敵だな、と思うのは、素敵な装幀の本を見た時です。 好みなのは、明治とか大正時代の凝った装幀本です。限定部数で数も少なくて、結構名前のある画家がデザインしていることもあるので、こだわりがつまっていて、見ているだけでワクワクします。 なかでも、一番好きなのは、大正時代の第一書房の装幀本です。もともと文様が好きなので、萩原朔太郎詩集のような、箱にも模様がびっちり描かれていて、金色を使ったきらびやかな革表紙が最高に好きです。天金(本の側面を金色にすることです)加工もされていると、言う事無しです。 さて、まんだらアート、下描き(線描き)完成…
ブログのデザインを変えてみました。CSSとか色々いじれば、もっと色々カスタマイズできるのだと思いますが、やりはじめるときりがないので(あと、エラーをおこした場合に自力で直せる自信がないので)、とりあえず、デザイン変更だけしてみました。また、時間を見つけて、ちょこちょこいじるかもしれません。 さて、美術館や博物館にある作品や資料には、基本的にすべて作品名(資料名)があります。ないと管理上困りますし、展示するときにもやっぱり名前がないと色々不便ですので。 この作品名をどうやってつけているかというお話です。今回は主に美術系の話で、分野によっては、違うこともあるかもしれないです。 一番良いのは、絵でも…
ペンなどで色を塗るとき、いつももっと色が欲しい、と思います。この色のちょっと明るいトーンの色、とか、この色にちょっとだけ青みが入った色、とか。 曼荼羅アートをやろう!と思ったとき、呉竹のリアルブラッシュのセットを買いました。最初は36色を買おうかと思ったのですが、ちょっと少ないかな?と思い、結局72色セットを買いました。 買ったときは、72色もあれば十分、ちょっと多かったかな?と思ったくらいなのですが、実際に塗り始めると、足りない!としょっちゅう思います。なんで120色を買っとかなかったんだろう!と思ってしまうくらいです。 でも、よく考えると72色のうち、多分3分の1は蓋を開けてないか、1回塗…
焼き物に関係する博物館で働いていたことがあるので、数年、間近で焼き物を見る機会がありました。色々いいなぁと思う焼き物はあるのですが、デザインの面ですごい!と衝撃を受けたのが、鍋島焼です。 特に献上品の鍋島は、本当に線も色も形も綺麗で、デザインも江戸時代のもの?と思うくらい斬新なのがあります。特にお皿が好きで、丸みがある絶妙なフォルム、ちょっと高めの高台もいいなあと思います。 色があるのもいいのですが、青だけの染付も好きです。器物模様もいいのですが、鍋島焼は桜や桃などの植物模様が迫力と繊細さがあって、素敵だなと思います。 曼荼羅アート、制作続きです。 真面目(?)に外側の線を分度器で2度ずつ測っ…
絵を描くというと、人から、「自分は絵はさっぱり描けなくて、美術的な才能がないから…」と言われたりすることがあります。 でも、絵が描けない=才能がない、ではないと思うのです。というか才能というものがあるとすれば、それは美術が好きか嫌いか、やりたいかやりたくないかの気持ちがあるかどうか、くらいのやる気と好みの話だと私は考えてます。 学校で習う表現方法は、数多ある美術表現のほんの一部で、使う画材も限られています。そして、その学校での評価の仕方も、たくさんある価値観の中のほんの一つでしかないと思うのです。 私は水彩は描くのが本当に下手で苦手で(見るのは好きです)、小学校高学年くらいから、水彩絵の具でも…
曼荼羅アートの描き方、と言っても、特に習ったわけでもないので、自己流なのですが。そして、たいていの方が、こうやって描いているんだろうな、と推測されるとおりの描き方だと思います(めいっぱいハードルを下げておきます!)。 子どものころから、暇なとき(退屈な授業のときとか…)何か模様をぼーっと描いていました。それから、だいぶん時が経って、つい1、2年前に、ふとインスタグラムのオススメに曼荼羅アートを描く外国の方がでてきたのです。 それまで、曼荼羅アートというものも知らなかったのですが、これは素敵だ!と思って、数人フォロー(皆外国の方です)して、時々見てました。 見ているうちに、自分でも描きたいなあ、…
博物館や美術館の展覧会に行くのが好きです。 それなりの規模の館だと、もともともと館内にあるミュージアムショップの他に、企画展などの特別展の時だけのショップが作られたりします。 展示が充実していると、もちろん「いい展示だったなぁ」と思うのですが、さらにミュージアムショップの品揃えが良いと、もっと楽しい気持ちになります。 色々事情もあると思うので、ミュージアムショップに多くの商品を揃えられない時もあるのは分かっているのですが、でも、やっぱり素敵な展示を見たあとに、それに関するグッズ(特別展限定の商品とかあるとさらに嬉しい)がたくさん揃っていると、わーっとテンションがあがって、財布の紐もゆるみがちに…
ゆるっと気軽に読めるようなブログを目指しているのですが、どうも過去の記事を読み返すと、文章がかたいなあと思いました。もうちょっとやわらかい、ゆるっとテイストを目指してみます。 何かをやってみようと思って、本屋さんに行って、初心者向けの本を買ったはいいものの、意外と難しい、という経験をした人は、結構いるのではないかと思います。というか、私がそうなのですが。 ある程度できるようになって、その初心者向けの本を読み返したら、本当の初心者には、これは難しい!と、分かって、いきなり最初から難しいことを自分はやっていたんだなぁ、と気づかされたりします。 やったことがある人に、オススメの初心者向けの本を聞くの…
美術系の大学で、絵画コースを受験しようとする人は、だいたい石膏デッサンをやっていると思います。 私も受験生のころと大学生の時は石膏像を描いていました。石膏デッサンはわりと好きで、思い余って(?)マイ石膏像を買おうかとか思ったこともあったのですが、場所を取るのと重いのと、それなりのお値段がするので、実現しませんでした。なので、学生時代以降は石膏デッサンはやってません(でも、今でもちょっと欲しいです)。 石膏像デッサンは、だいたい頭像から描く練習を始めて、着衣なしの胸像、着衣ありの胸像、という感じでだんだん髪とか服装が複雑なものを描いていく、という流れです。 立体感とか、量感みたいな塊の感じ(マッ…
短く書きます、と言いながら、昨日書いた文章を読み直したら、思ったより長かったです。数行くらいでおさめるとか何日か前に書いたような。 実は、今までパソコンで書いていたのですが、昨日からスマホで書いています。スマホだと空き時間に文章をちょっとずつ書けて、時間を一気に取られないので、私に合っている気がします。 ただ、パソコンよりスマホは、誤字脱字に気づきにくい気がします。昨日は予測変換のおかげで、ポストカードが全てポスカードになっていました(気づいて慌てて直しました)。 さて、文章を書くのが好きな人は、だいたい、字数を決められてもオーバーして書くことが多いと思います。私も子どもの頃から、作文など原稿…
昨日も書いたのですが、本日から、基本、文章短めスタイルで書いていこうと思います。 さて、タイトルの通りなのですが、展覧会に行って、気に入った作品があるとき、帰りにミュージアムショップで、絶対ポストカードを買おう!と思うのですが、九割五分くらいの確率で、気に入った作品のポストカードはありません。 逆に自分の気に入った作品がポストカードになっていると、驚いてしまうくらいです。 自分がいい!と思うものは、あんまり大衆受けしないのかなあ、とちょっと切ない気持ちになりつつ、気を取り直して、ミュージアムショップの他の商品を見て回る、というのが、いつものパターンです。 曼荼羅もどきのストックがなくなりました…
文章を書くのは好きで、ネタにも今のところ困ってはいないのですが、600字前後とはいえ、やはりそれなりに毎日だと時間を取られてしまい、ゆるっと書く、という感じではなくなるなあ、と思ったので、今後は、ちょっと書き方を変えてみようと思います。 できるだけ毎日更新はしたいので(でも週休二日で土日は休むかもしれませんが)趣味の曼荼羅をぽつぽつ上げつつ、ちょっと数行添えて書く程度にして、書きたいときとか時間に余裕があるときに、少し長めに書いていくスタイルにしてみようかと思います。 とはいえ、あんまりガチガチになんでも決めずに、そのときその時で、自分にできる楽しめる範囲でやっていけたらと考えています。 とい…
額縁マニアといっても、特に額縁に詳しいわけではないのですが、展覧会を見に行って、絵と一緒に額縁を見るのが好きです。 特に近代以前の古い絵画などについている重厚な彫りのある額縁とかが好みです。 絵画などの作品の場合、絵そのものは図録などにまとめられていますが、額縁は基本的にその会場でしか見られないものなので、展覧会は、私にとって、額縁を堪能する貴重な機会です。 額縁には、額の中に視線を集中させる効果があります。でも、額縁が目立ってしまうのも良くないので、額縁と絵の組み合わせはセンスが問われます。 展示されている額縁はだいたい以下の3つのパターンだと思います。 ①作家本人が選んだ額縁 ②作家以外の…
一応、学芸員をやっていたので、たまには、そのころの話もしてみようと思います。 いわゆる契約社員みたいな形で、数年ごとにいろんな館をうろうろしていたので、館のジャンルもバラバラでした。 学芸員として働いていた時期がそこそこ長いせいか、いまだに展覧会などを見に行って絵やキャプション(作品の解説をしているもの)が曲がっていると、気になってしまいます。 自分が展示をするときでも、絵がまっすぐになっているか、というのは気をつかっていました。 絵画とかの展示作業をするとき、水平器を使うこともあるのですが、水平器では水平でも、なんか絵が斜めになってみえるな、みたいなことがよくありました。古い博物館とかだと(…
余白の美って、いいなあと思うのですが、自分では全く作れません。 隙間があると、そこに何かを埋めたくなります。 元々油絵を描いていて(最近はあんまり描いてませんが)、油絵は基本画面全部を塗るので、それが性にあっていると自分でも思います。何を描いても、画面全部を埋めないと気がすまないのです。チラシとかポスターのデザインも、私が作るものは、だいたいぎゅうぎゅうデザインです。ついでに、色もモノクロより、カラフルな方が好きです。 なんかちょっとスペースに余裕があるなあ、と思うとフォントを大きくしたり、画像を増やしたり配置を変えて、余白を減らしにかかります。 思いっきり余白を取った大胆なデザインとかかっこ…
文章を書くのが好きなので、ついつい文章が長くなります。 手紙とかメールとかも長くなりがちです。あんまり最近は書かないですが、レターセットは封筒だけ余らせてました。 なので、一応ブログも400字から600字くらいのサクッと読める長さを目指しています。 昨日は少し長く書いてしまい、朝起きたら肩が凝ってました(普段は、夜パソコンを長い時間使うと肩凝りがひどくなるので控えるようにしてます)。 肩凝り歴が長いので、肩凝りには謎の自信(?)があります。 マッサージに行くと、だいたい「かたいですね!指入りません」と言われます。肩凝りはつらいのですが、マッサージの人に驚かれると、なぜかちょっと嬉しくなり、凝り…
デジタルが全く使えないわけではないのですが、何かを描くときは基本アナログです。 いくつか理由があるのですが、ひとつはデジタルで絵を描くと目が疲れて肩が凝るからです。ちなみに肩凝りは中学生からの頃からの筋金入りです。通学バックに肩たたきをしのばせていました。 まあ、そんな私の肩凝りエピソードはともかく。アルバイトでデザイナーをやっていたこともあるのですが、普通に文章を書くより、デジタルで何かを創る方がずっと肩凝りがつらくなる、というのが理由のひとつです。多分、画面への集中の度合いが違うのだと思います。 あとは、単純に私の性格的なもので、デジタルだと失敗しても元に戻せるので、そこが逆に苦手というか…
文章を書くのが好きなので、ブログを始めてみました。 以前は、仕事で文章を書く機会がそれなりにあったのですが、現在はあまりそういう機会がないので、とりあえずブログをやってみようかなと思った次第です。毎日更新できるか分かりませんが、更新ペースにあまり間が空かないようにしたいとは思っています。 日記というより、思いついたこととか作ったもののことをぽちぽち語るような感じになるかなあと、今のところ考えているのでエッセイに近いものになるかと思います。 基本的に何かを創ることが好きで、一応美術を勉強し、10年ほど色んな場所でふらふら学芸員をやったりしてきました。今は、事務をやっています。 ブログのデザインと…
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