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空の青 風の緑 ーゆるりクリエイティブー https://bluesky-greenwind.hatenablog.com/

文章を書くのが好きなので、ブログを始めました。 以前博物館などで働いていたので展示についてや美術についての話をしています。 ついでに曼荼羅アートの制作過程を載せていることが多いです。 読み物としても楽しめるエッセイを目指しています。

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2024/11/02

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  • 壁紙の模様ー立体と平面ー

    模様とか文様が好きなので(いつも言ってる気がしますが)学生の時、卒業論文を「イギリスのジャポニスムと文様」みたいなテーマにしようと思って、色々資料を読み込んでいました。 ちなみに、時々混ざってしまっている時もあるのですが(すみません)、私のなかで文様というときは、1つの単体の柄を指しています。文様の集合体=単体の柄が集まって別の柄を表しているときは模様、と書いています。 結論としては、ジャポニスム自体もなかなか難しいテーマだったのに加えて、やはり海外のことをテーマにするには、原文を読まねばならず、英語の本(英語以外の言語は、単語も分からないのでイギリスのジャポニスムと限定したのです)を何冊も読…

  • 展示作品と図録の印象が違うとき。

    美術館や博物館の図録は、色にはかなり気を使っていることが多く、実際より明るくも暗くもなく、色のコントラストも実物に近づけるように、何回も色校正をしたりします。よその館から借りた作品があれば、借用したところに確認をしてもらう場合もあります。 ちなみに、そういう美術館などの図録の印刷を得意としている印刷会社さんもいたりします。 ずいぶん前ですが、キルトの作品展を見に行ったとき、展示が素敵だったので図録を買おうと思ったのですが、なかを見ると、展示されていた作品と図録の印象が違って、「あれ?」と思ったことがありました。 私は色目がはっきりした明るい色遣いのものが好きなのですが、自分が実物を見て良いなあ…

  • デコラティブな装幀が好みです。

    電子書籍で本を読む方も増えてきたと思いますが、やっぱり紙の本は素敵だな、と思うのは、素敵な装幀の本を見た時です。 好みなのは、明治とか大正時代の凝った装幀本です。限定部数で数も少なくて、結構名前のある画家がデザインしていることもあるので、こだわりがつまっていて、見ているだけでワクワクします。 なかでも、一番好きなのは、大正時代の第一書房の装幀本です。もともと文様が好きなので、萩原朔太郎詩集のような、箱にも模様がびっちり描かれていて、金色を使ったきらびやかな革表紙が最高に好きです。天金(本の側面を金色にすることです)加工もされていると、言う事無しです。 さて、まんだらアート、下描き(線描き)完成…

  • 作品名の付け方。

    ブログのデザインを変えてみました。CSSとか色々いじれば、もっと色々カスタマイズできるのだと思いますが、やりはじめるときりがないので(あと、エラーをおこした場合に自力で直せる自信がないので)、とりあえず、デザイン変更だけしてみました。また、時間を見つけて、ちょこちょこいじるかもしれません。 さて、美術館や博物館にある作品や資料には、基本的にすべて作品名(資料名)があります。ないと管理上困りますし、展示するときにもやっぱり名前がないと色々不便ですので。 この作品名をどうやってつけているかというお話です。今回は主に美術系の話で、分野によっては、違うこともあるかもしれないです。 一番良いのは、絵でも…

  • 何色あっても色は足りない。でも、使わない色はある。

    ペンなどで色を塗るとき、いつももっと色が欲しい、と思います。この色のちょっと明るいトーンの色、とか、この色にちょっとだけ青みが入った色、とか。 曼荼羅アートをやろう!と思ったとき、呉竹のリアルブラッシュのセットを買いました。最初は36色を買おうかと思ったのですが、ちょっと少ないかな?と思い、結局72色セットを買いました。 買ったときは、72色もあれば十分、ちょっと多かったかな?と思ったくらいなのですが、実際に塗り始めると、足りない!としょっちゅう思います。なんで120色を買っとかなかったんだろう!と思ってしまうくらいです。 でも、よく考えると72色のうち、多分3分の1は蓋を開けてないか、1回塗…

  • 好きな焼き物のはなしー鍋島ー

    焼き物に関係する博物館で働いていたことがあるので、数年、間近で焼き物を見る機会がありました。色々いいなぁと思う焼き物はあるのですが、デザインの面ですごい!と衝撃を受けたのが、鍋島焼です。 特に献上品の鍋島は、本当に線も色も形も綺麗で、デザインも江戸時代のもの?と思うくらい斬新なのがあります。特にお皿が好きで、丸みがある絶妙なフォルム、ちょっと高めの高台もいいなあと思います。 色があるのもいいのですが、青だけの染付も好きです。器物模様もいいのですが、鍋島焼は桜や桃などの植物模様が迫力と繊細さがあって、素敵だなと思います。 曼荼羅アート、制作続きです。 真面目(?)に外側の線を分度器で2度ずつ測っ…

  • 自分にあった表現方法がきっとある、と思う。

    絵を描くというと、人から、「自分は絵はさっぱり描けなくて、美術的な才能がないから…」と言われたりすることがあります。 でも、絵が描けない=才能がない、ではないと思うのです。というか才能というものがあるとすれば、それは美術が好きか嫌いか、やりたいかやりたくないかの気持ちがあるかどうか、くらいのやる気と好みの話だと私は考えてます。 学校で習う表現方法は、数多ある美術表現のほんの一部で、使う画材も限られています。そして、その学校での評価の仕方も、たくさんある価値観の中のほんの一つでしかないと思うのです。 私は水彩は描くのが本当に下手で苦手で(見るのは好きです)、小学校高学年くらいから、水彩絵の具でも…

  • 自己流曼荼羅アートの描き方

    曼荼羅アートの描き方、と言っても、特に習ったわけでもないので、自己流なのですが。そして、たいていの方が、こうやって描いているんだろうな、と推測されるとおりの描き方だと思います(めいっぱいハードルを下げておきます!)。 子どものころから、暇なとき(退屈な授業のときとか…)何か模様をぼーっと描いていました。それから、だいぶん時が経って、つい1、2年前に、ふとインスタグラムのオススメに曼荼羅アートを描く外国の方がでてきたのです。 それまで、曼荼羅アートというものも知らなかったのですが、これは素敵だ!と思って、数人フォロー(皆外国の方です)して、時々見てました。 見ているうちに、自分でも描きたいなあ、…

  • ミュージアムショップが充実していると展覧会は、なお楽しい。

    博物館や美術館の展覧会に行くのが好きです。 それなりの規模の館だと、もともともと館内にあるミュージアムショップの他に、企画展などの特別展の時だけのショップが作られたりします。 展示が充実していると、もちろん「いい展示だったなぁ」と思うのですが、さらにミュージアムショップの品揃えが良いと、もっと楽しい気持ちになります。 色々事情もあると思うので、ミュージアムショップに多くの商品を揃えられない時もあるのは分かっているのですが、でも、やっぱり素敵な展示を見たあとに、それに関するグッズ(特別展限定の商品とかあるとさらに嬉しい)がたくさん揃っていると、わーっとテンションがあがって、財布の紐もゆるみがちに…

  • 本当の初心者は、どの本を買っていいか分からない、と思う。

    ゆるっと気軽に読めるようなブログを目指しているのですが、どうも過去の記事を読み返すと、文章がかたいなあと思いました。もうちょっとやわらかい、ゆるっとテイストを目指してみます。 何かをやってみようと思って、本屋さんに行って、初心者向けの本を買ったはいいものの、意外と難しい、という経験をした人は、結構いるのではないかと思います。というか、私がそうなのですが。 ある程度できるようになって、その初心者向けの本を読み返したら、本当の初心者には、これは難しい!と、分かって、いきなり最初から難しいことを自分はやっていたんだなぁ、と気づかされたりします。 やったことがある人に、オススメの初心者向けの本を聞くの…

  • 服の襞が多い石膏像が好きです。

    美術系の大学で、絵画コースを受験しようとする人は、だいたい石膏デッサンをやっていると思います。 私も受験生のころと大学生の時は石膏像を描いていました。石膏デッサンはわりと好きで、思い余って(?)マイ石膏像を買おうかとか思ったこともあったのですが、場所を取るのと重いのと、それなりのお値段がするので、実現しませんでした。なので、学生時代以降は石膏デッサンはやってません(でも、今でもちょっと欲しいです)。 石膏像デッサンは、だいたい頭像から描く練習を始めて、着衣なしの胸像、着衣ありの胸像、という感じでだんだん髪とか服装が複雑なものを描いていく、という流れです。 立体感とか、量感みたいな塊の感じ(マッ…

  • 字数オーバー常習犯です。

    短く書きます、と言いながら、昨日書いた文章を読み直したら、思ったより長かったです。数行くらいでおさめるとか何日か前に書いたような。 実は、今までパソコンで書いていたのですが、昨日からスマホで書いています。スマホだと空き時間に文章をちょっとずつ書けて、時間を一気に取られないので、私に合っている気がします。 ただ、パソコンよりスマホは、誤字脱字に気づきにくい気がします。昨日は予測変換のおかげで、ポストカードが全てポスカードになっていました(気づいて慌てて直しました)。 さて、文章を書くのが好きな人は、だいたい、字数を決められてもオーバーして書くことが多いと思います。私も子どもの頃から、作文など原稿…

  • 気に入った作品は、だいたいポストカードがありません

    昨日も書いたのですが、本日から、基本、文章短めスタイルで書いていこうと思います。 さて、タイトルの通りなのですが、展覧会に行って、気に入った作品があるとき、帰りにミュージアムショップで、絶対ポストカードを買おう!と思うのですが、九割五分くらいの確率で、気に入った作品のポストカードはありません。 逆に自分の気に入った作品がポストカードになっていると、驚いてしまうくらいです。 自分がいい!と思うものは、あんまり大衆受けしないのかなあ、とちょっと切ない気持ちになりつつ、気を取り直して、ミュージアムショップの他の商品を見て回る、というのが、いつものパターンです。 曼荼羅もどきのストックがなくなりました…

  • 藤原さんの家紋

    文章を書くのは好きで、ネタにも今のところ困ってはいないのですが、600字前後とはいえ、やはりそれなりに毎日だと時間を取られてしまい、ゆるっと書く、という感じではなくなるなあ、と思ったので、今後は、ちょっと書き方を変えてみようと思います。 できるだけ毎日更新はしたいので(でも週休二日で土日は休むかもしれませんが)趣味の曼荼羅をぽつぽつ上げつつ、ちょっと数行添えて書く程度にして、書きたいときとか時間に余裕があるときに、少し長めに書いていくスタイルにしてみようかと思います。 とはいえ、あんまりガチガチになんでも決めずに、そのときその時で、自分にできる楽しめる範囲でやっていけたらと考えています。 とい…

  • 額縁マニア

    額縁マニアといっても、特に額縁に詳しいわけではないのですが、展覧会を見に行って、絵と一緒に額縁を見るのが好きです。 特に近代以前の古い絵画などについている重厚な彫りのある額縁とかが好みです。 絵画などの作品の場合、絵そのものは図録などにまとめられていますが、額縁は基本的にその会場でしか見られないものなので、展覧会は、私にとって、額縁を堪能する貴重な機会です。 額縁には、額の中に視線を集中させる効果があります。でも、額縁が目立ってしまうのも良くないので、額縁と絵の組み合わせはセンスが問われます。 展示されている額縁はだいたい以下の3つのパターンだと思います。 ①作家本人が選んだ額縁 ②作家以外の…

  • 額縁とキャプションの水平問題。

    一応、学芸員をやっていたので、たまには、そのころの話もしてみようと思います。 いわゆる契約社員みたいな形で、数年ごとにいろんな館をうろうろしていたので、館のジャンルもバラバラでした。 学芸員として働いていた時期がそこそこ長いせいか、いまだに展覧会などを見に行って絵やキャプション(作品の解説をしているもの)が曲がっていると、気になってしまいます。 自分が展示をするときでも、絵がまっすぐになっているか、というのは気をつかっていました。 絵画とかの展示作業をするとき、水平器を使うこともあるのですが、水平器では水平でも、なんか絵が斜めになってみえるな、みたいなことがよくありました。古い博物館とかだと(…

  • 余白の美は、作れません

    余白の美って、いいなあと思うのですが、自分では全く作れません。 隙間があると、そこに何かを埋めたくなります。 元々油絵を描いていて(最近はあんまり描いてませんが)、油絵は基本画面全部を塗るので、それが性にあっていると自分でも思います。何を描いても、画面全部を埋めないと気がすまないのです。チラシとかポスターのデザインも、私が作るものは、だいたいぎゅうぎゅうデザインです。ついでに、色もモノクロより、カラフルな方が好きです。 なんかちょっとスペースに余裕があるなあ、と思うとフォントを大きくしたり、画像を増やしたり配置を変えて、余白を減らしにかかります。 思いっきり余白を取った大胆なデザインとかかっこ…

  • 肩凝りには自信(?)があります。

    文章を書くのが好きなので、ついつい文章が長くなります。 手紙とかメールとかも長くなりがちです。あんまり最近は書かないですが、レターセットは封筒だけ余らせてました。 なので、一応ブログも400字から600字くらいのサクッと読める長さを目指しています。 昨日は少し長く書いてしまい、朝起きたら肩が凝ってました(普段は、夜パソコンを長い時間使うと肩凝りがひどくなるので控えるようにしてます)。 肩凝り歴が長いので、肩凝りには謎の自信(?)があります。 マッサージに行くと、だいたい「かたいですね!指入りません」と言われます。肩凝りはつらいのですが、マッサージの人に驚かれると、なぜかちょっと嬉しくなり、凝り…

  • 基本アナログです

    デジタルが全く使えないわけではないのですが、何かを描くときは基本アナログです。 いくつか理由があるのですが、ひとつはデジタルで絵を描くと目が疲れて肩が凝るからです。ちなみに肩凝りは中学生からの頃からの筋金入りです。通学バックに肩たたきをしのばせていました。 まあ、そんな私の肩凝りエピソードはともかく。アルバイトでデザイナーをやっていたこともあるのですが、普通に文章を書くより、デジタルで何かを創る方がずっと肩凝りがつらくなる、というのが理由のひとつです。多分、画面への集中の度合いが違うのだと思います。 あとは、単純に私の性格的なもので、デジタルだと失敗しても元に戻せるので、そこが逆に苦手というか…

  • ゆるりとはじめました。

    文章を書くのが好きなので、ブログを始めてみました。 以前は、仕事で文章を書く機会がそれなりにあったのですが、現在はあまりそういう機会がないので、とりあえずブログをやってみようかなと思った次第です。毎日更新できるか分かりませんが、更新ペースにあまり間が空かないようにしたいとは思っています。 日記というより、思いついたこととか作ったもののことをぽちぽち語るような感じになるかなあと、今のところ考えているのでエッセイに近いものになるかと思います。 基本的に何かを創ることが好きで、一応美術を勉強し、10年ほど色んな場所でふらふら学芸員をやったりしてきました。今は、事務をやっています。 ブログのデザインと…

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