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よっちんのフォト日記 https://blog.goo.ne.jp/harigatake1961

旅、登山、そして日常を写真に残しておきたい。そう思ってブログを再開しました。相変わらずの駄文、雑文、拙い写真ですが、どうかよろしくお願いします。

よっちん
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2024/01/30

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  • 岸和田の守り神-大阪府岸和田市:岸城神社

    KishikiShrine,KishiwadaCity,OsakaPref.さてさて、岸和田城のすぐ東側に岸城神社という立派な神社があるんです。ワタクシ達は岸城神社の方に向かって歩いて行きました。この岸城神社ですが、約650年前に京都の八坂神社から素戔鳴尊(すさのおのみこと)を勧請してからは、牛頭天王社(ごずてんのうしゃ)と呼ばれ、地元の守り神として繁栄してきました。後に、慶長年間に秀吉の家臣・小出秀政が岸和田城を大改修するのを機に八幡大神を合祀しました。それ以来代々の城主や住民にも厚く信仰されてきたそうです。そして、明治維新で氏子が広範囲になり、「岸城神社」に改名されて現在に至っているんですよ。しかし、この岸城神社が何よりも有名なのは、「岸和田だんじり祭」の宮入りが行われる神社だということです。だんじり...岸和田の守り神-大阪府岸和田市:岸城神社

    地域タグ:岸和田市

  • 廃城令-大阪府岸和田市:岸和田城

    KishiwadaCastle,KishiwadaCity,OsakaPref.さてさて、岸和田城に満開の桜を楽しみに来たワタクシ達ですが、重森三玲の庭園を後にして、再びお濠に沿って植えられた桜を眺めながら岸和田城を周回しました。ところで、全国に桜の名所として知られる城は数多いですね。むしろ、観光地になっている城郭で、桜を見ることができない城のほうが少ないような気がします。見事な天守を背景に桜が咲き誇る景色を見ると、「昔のお殿様もこんな美観を愛でていたんだな」と思ってしまうのですが、実はそうじゃないんですよ。城内に桜が咲き誇るようになったのは明治時代以降のことで、江戸時代までの城には今のように桜の木は生えていませんでした。城下町や街道を見張るために城内の木々は基本的には伐採されており、植栽されていたのは食...廃城令-大阪府岸和田市:岸和田城

    地域タグ:岸和田市

  • 独創的な庭園-大阪府岸和田市:岸和田城

    KishiwadaCastle,KishiwadaCity,OsakaPref.さてさて、桜を楽しもうと岸和田城にやって来たのですが、ワタクシは岸和田城には桜以外にも一つの楽しみがあったんです。そのためには天守閣の方に行かねばなりません。ワタクシ達は天守閣へと向かいました。満開の桜に囲まれて城内へと歩いて行きます。ワタクシはワクワクする気持ちでありました。ここには昭和の京都を代表する作庭家・重森三玲が作庭した石庭である「八陣の庭」があるんです。ワタクシにとって岸和田城の一番の魅力は、この素晴らしい石庭なんですよ。ワタクシはこのブログに何度か書いているのですが、「庭園」というものに大きな興味を持つ契機となったのが重森三玲でした。重森三玲は昭和期の日本の作庭家であり日本庭園史の研究家です。ワタクシは京都の東福...独創的な庭園-大阪府岸和田市:岸和田城

    地域タグ:岸和田市

  • 城と桜-大阪府岸和田市:岸和田城

    KishiwadaCastle,KishiwadaCity,OsakaPref.さてさて、4月7日の日曜日なのですが、ワタクシは家人と桜を見に行こいうと話をしていました。前日、家人に「どこか行きたいとこあるか?」と訊くと、「岸和田城って行ったことないんやけど桜はあるの?」と言うので、「お城の周りは結構な桜があるで。岸和田城に行こか」ということになりました。朝8時30分に岸和田城に到着しました。岸和田というと全国的には「だんじり祭り」で有名ですね。あと朝ドラ「カーネーション」で取り上げられた小篠綾子と娘のコシノ三姉妹も有名ですし、さらには元プロ野球選手の清原和博も岸和田出身で、清原は岸和田市民栄誉賞を受賞しています。ただ、清原の場合はその栄誉に泥を塗ってしまいましたがね。同じ大阪ですがワタクシが暮らしている...城と桜-大阪府岸和田市:岸和田城

    地域タグ:岸和田市

  • 桜とランドセル-奈良県奈良市:柳生町

    YagyuTown,NaraCity,NaraPref.さてさて、ワタクシ達は「笠置駅の桜」「柳生の里の桜」を満喫して、帰路につきました。すると、同じ柳生町なのですが大柳生と呼ばれるエリアに綺麗な桜あったので、車を停めて撮影することにしました。この日(4月6日)は関西の多くの場所で桜が見頃を迎えており、見事な桜を楽しむことが出来ました。桜と重厚な古民家…「日本の春、ここにあり」という感じがしますなぁ。そこにランドセルを背負った姉妹がやってきました。ご両親もおられたので、おそらく入学記念の写真を撮るのでしょうね。ワタクシなどはランドセルというと「男子は黒、女子は赤」という世代なのですが、今はそうじゃないんですよねぇ。百貨店に行くと青、紫、ピンク、緑などいろんな色のランドセルが売られていますし、男女関係なく好...桜とランドセル-奈良県奈良市:柳生町

    地域タグ:奈良市

  • 桜まつり-奈良県奈良市:柳生町

    YagyuTown,NaraCity,NaraPref.さてさて、奈良市柳生町を散策してきたワタクシ達ですが、時刻が10時近くになりました。10時からは「柳生さくら祭」が行われるので、ワタクシ達はイベントの会場に向かいました。「柳生桜まつり」は旧柳生藩陣屋跡が会場となり、様々な物産店やステージ発表が行われるようでした。地元の人と話をしていると、昨年は桜まつりの時には桜がほぼ散ってしまっていたとのことで、「今年は満開の桜やからよかったですわ」と喜んでおられました。イベントが始まったのですが、こういうイベントにはつきものなんでしょうね。地元の議員、そして観光協会会長の挨拶が長い。そして、話がつまらない。挨拶は簡潔に…ワタクシなどはいつもそう思うのですが、どうしてイベントなどの挨拶って長くてつまらないんでしょう...桜まつり-奈良県奈良市:柳生町

    地域タグ:奈良市

  • 桜咲く小さな神社-奈良県奈良市:柳生町

    YagyuTown,NaraCity,NaraPref.さてさて、柳生氏ゆかりの地である奈良市柳生町を散策していますと、桜が咲いている小さな神社がありましたので、そちらに向かって歩いて行きました。この神社は柳生八坂神社と言い、「八坂神社」ですので主祭神は素盞鳴尊(すさのおのみこと)になりますね。素戔嗚尊を祭神とする八坂神社は全国に2300社ほどあるのですが、その総本社は京都の祇園にある八坂神社です。この神社は、江戸時代の1654年に柳生宗矩の子である柳生宗冬が南に離れた大保地区の八坂神社のご祭神を勧請して社殿を造り、「八坂神社」とした歴史を持っていますが、それ以前から春日大社の本殿第四殿の御祭神である比売神を祀る四之宮大明神(しのみやだいみょうじん)と呼ばれる神社であったとされているそうです。神社ならでは...桜咲く小さな神社-奈良県奈良市:柳生町

    地域タグ:奈良市

  • 柳生一族-奈良県奈良市:柳生町

    YagyuTown,NaraCity,NaraPref.さてさて、ワタクシ達は「柳生の里」と呼ばれる奈良市柳生町の散策に向かいました。この建物は旧柳生藩家老屋敷。内部の見学が出来るのですが、時間が早かったのでまだ開館していませんでした。早朝からの行動というのは人が少なくていいのですが、唯一の難点は施設や飲食店が開いていないことが多々あるんですよねぇ。旧柳生藩家老屋敷にたくさんのスイセンが咲いていました。朝の日差しを浴びて、スイセンが一層美しく見えました。ここ柳生は将軍家御流儀となった柳生新陰流とその創始者・柳生家の故郷です。町の至る所に柳生一族ゆかりの建物があり、歴史好きの人が訪れることも多いんですよ。ワタクシは柳生家に関して詳しくはないのですが、柳生宗矩が関ヶ原の戦いにおける功績によって徳川秀忠の剣術指...柳生一族-奈良県奈良市:柳生町

    地域タグ:奈良市

  • 剣豪の里-奈良県奈良市:柳生町

    YagyuTown,NaraCity,NaraPref.さてさて、笠置駅の桜を満喫したワタクシ達は、笠置駅から車で15分ほど走った場所にある奈良市柳生町へと向かいました。柳生町は「柳生の里」とも呼ばれ、柳生新陰流で知られた剣豪の里です。旧柳生藩家老屋敷や柳生正木坂剣禅道場、新陰流の開祖・柳生石舟斎が切ったと伝わる「一刀岩」など、柳生一族ゆかりの歴史スポットが点在しているんですよ。この日(4月6日)と翌日の7日は「柳生さくら祭」が開催されることになっていて、ネットの情報でも「桜が見ごろ」となっていたので柳生の里を訪れることにしたんです。ワタクシ達は9時に現地に着きました。「桜まつり」は10時からだということですので、ワタクシ達は10時までの間、町内を散策することにしました。向こうに見える建物は「正木坂剣禅道...剣豪の里-奈良県奈良市:柳生町

    地域タグ:奈良市

  • ズームレンズ-京都府笠置町:笠置駅

    KasagiStation,KasagiTown,KyotoPref.さてさて、ワタクシ達は再び笠置駅の方に向かって歩いて行きました。駅に向かう途中の小さな空き地に、艶やかなピンク色の桜がありました。エドヒガンザクラかなぁ。笠置駅の跨線橋の上から次の列車を待ちます。向こうに見えるのは笠置大橋。下を流れるのが木津川です。8時42分発加茂行きの列車がやって来ました。焦点距離は300mm(35mm換算で約460mm)。望遠レンズならではの一枚となりました。この日は35mm、30mmマクロの単焦点レンズと、18-300mm、10-24mmのズームレンズを持って撮影に出向きました。ワタクシは単焦点レンズが好きなのですが、こういう場面ではズームレンズがありがたいなぁと思います。上りホームに同じく8時42分発亀山行きの...ズームレンズ-京都府笠置町:笠置駅

    地域タグ:笠置町

  • 満開-京都府笠置町:笠置駅

    KasagiStation,KasagiTown,KyotoPref.さてさて、笠置駅は上下線ともに列車が入線してきたので、駅の構内もどこか活気が感じられました。7時42分発加茂行きの列車が出発して行きます。子どもの頃から気動車(ディーゼルカー)がワタクシは好きでした。新幹線や特急列車よりも、ローカル線の鈍行列車に心惹かれるというちょっと変わった鉄道好きの子どもでした。そして、7時42分発亀山行きの列車が出発して行きます。この後の列車は駅から少し離れた場所で撮影しようと思い、一旦駅から外に出て行きました。駅から東に200mほど歩くと打滝川という小さな川が流れており、川の土手は桜が満開でした。今年もまた満開の桜を楽しむことが出来ました。元気に桜を見ることが出来るのは、幸せなことだと思います。そして、8時1分...満開-京都府笠置町:笠置駅

    地域タグ:笠置町

  • 桜と列車-京都府笠置町:笠置駅

    KasagiStation,KasagiTown,KyotoPref.さてさて、「桜と列車」の撮影を狙って笠置駅へとやって来たワタクシ達ですが、7時18分発加茂行きの気動車がやってくる時間となりました。プラットホームと駅舎を結ぶ跨線橋の上から列車を狙います。静かな山あいの駅に「ガタンゴトン」と列車の音が響きます。京都府南部(山城地域)の宇治市、城陽市、八幡市、京田辺市、木津川市、久御山町、井手町、宇治田原町、笠置町、和束町、精華町、南山城村の12市町村からなるエリアはお茶の産地として有名で、高級な「抹茶」「煎茶」「玉露」が作られています。そんな「京都のお茶」をアピールしようと、「お茶の京都トレイン」というラッピング列車が関西本線や奈良線で走っているんですが、そのラッピング車両が先頭車となってやって来ました...桜と列車-京都府笠置町:笠置駅

    地域タグ:笠置町

  • 桜に包まれた思い出の駅-京都府笠置町:笠置駅

    KasagiStation,KasagiTown,KyotoPref.さてさて、4月6日の土曜日なのですが、関西では多くの場所で桜が見ごろを迎えておりました。ワタクシは相棒の「今では晴れ男さん」と「満開の桜を見に行こうか」ということになり、朝の6時前に自宅を出発して桜を愛でに向かいました。やって来たのは京都府笠置町にあるJR関西本線の笠置駅です。笠置駅周辺にはソメイヨシノの木が数多くあり、「駅と桜」「列車と桜」を撮影することができるだろうと考え、笠置駅に向かったんですよ。関西本線は名古屋から奈良を経て大阪(JR難波)を結ぶ幹線なのですが、名古屋〜亀山間とJR難波〜加茂間はそれぞれ名古屋近郊の通勤・通学路線、大阪近郊の通勤・通学路線としてそれなりの乗降客がいます。しかし、中間部の亀山〜加茂間は単線非電化区間...桜に包まれた思い出の駅-京都府笠置町:笠置駅

    地域タグ:笠置町

  • 隠元隆琦-京都府宇治市:萬福寺

    ManpukujiTemple,UjiCity,KyotoPref.さてさて、宇治市にある萬福寺を訪れたワタクシですが、中国の明朝時代の雰囲気が漂う境内を興味深く散策していました。松の木の向こうに見えるのが大雄寶殿(だいおうほうでん)です。そちらに向かって歩いていくとしましょうか。ワタクシはお寺の回廊を歩くのが好きでして、こういう場所を歩くのが楽しくてなりません。大雄寶殿を正面から眺めてみました。大雄寶殿は萬福寺の本堂であり、最大の伽藍です。日本では唯一最大のチーク材を使った歴史的建造物として、大変重要かつ貴重なものだそうです。当然ですが我が国ではチーク材なんて採れるはずがありません。このチーク材ですが、シャム(タイ王国の旧称)産でして、元々は、オランダ人が台湾へ築城用材として運んできたものが、台風のため...隠元隆琦-京都府宇治市:萬福寺

    地域タグ:宇治市

  • 中国様式の禅寺へ-京都府宇治市:萬福寺

    ManpukujiTemple,UjiCity,KyotoPref.さてさて、京風のお寿司をいただき、伏見の散策を終えたのですが、時刻はまだ11時過ぎなんですよ。このまますぐに家に帰るのも勿体無いなぁと思い、ワタクシは宇治市の方に向かうことにしました。と言っても、12時前後に平等院鳳凰堂などに行けば観光客だらけです。ワタクシは宇治市にある「隠れた名刹」へと向かったのでした。ワタクシが向かったのは萬福寺というお寺です。正式には黄檗山萬福寺と言いまして、黄檗宗の大本山のお寺です。この総門を見て「中国みたいなお寺やなぁ」と思われませんでしたか。この建物は三門です。重厚感ある建物に圧倒されそうな気持ちになりますが、黄檗宗って浄土真宗とか真言宗と違って、ちょっと馴染みが薄い宗派ですよね。長崎などには黄檗宗のお寺も多...中国様式の禅寺へ-京都府宇治市:萬福寺

    地域タグ:宇治市

  • 京風のお寿司をいただきました-京都市伏見区:「阿津満」

    SushiRestaurant“Azuma”,FushimiWard,KyotoCityさてさて、早朝から伏見の町を散策し、ワタクシは強い空腹感を感じておりました。ただ、時刻はまだ10時30分。昼食を食べることができるようなお店が開店するには少し早い時間です。ワタクシ、お気に入りの蕎麦屋があるので「11時に開店やろうから、30分くらいならウロウロ歩いて時間潰して待とうか」と思い、蕎麦屋に行ったところ11時30分の開店でした。1時間待つのはさすがに辛い。ワタクシ、テレビドラマ「孤独のグルメ」で井之頭五郎が「腹が…減った」と呟く時のような気分になっておりまして、「大手筋商店街に行けば、何か食べ物にありつけるだろう」と思い、商店街の方へと向かいました。なんと、早い時間(朝10時)から営業している「阿津満」という...京風のお寿司をいただきました-京都市伏見区:「阿津満」

    地域タグ:伏見区

  • これも町の歴史-京都市伏見区:中書島

    Chushojima,FushimiWard,KyotoCityさてさて、伏見の散策を続けているワタクシですが、次に「月桂冠大倉記念館」を訪れました。ここは伏見の酒造りの技や日本酒の歴史をわかりやすく紹介する博物館です。歴史ある建物は京都市有形民俗文化財に指定されています。古くからの酒造用具が行程順に展示され、月桂冠創業からの歴史を物語る史料の数々と合わせて見学できるようになっています。ここにも多くの外国人観光客が訪れており、訪問客の7割くらいは外国人でありました。大正時代の宣伝ポスターです。当時の美人というのは、こういう女性だったのでしょうね。これはベーブ・ルースやルー・ゲーリッグを中心としたアメリカ代表の野球チームが、1934年に来日した時に作られたものです。まさか90年後に、日本人選手がメジャーリー...これも町の歴史-京都市伏見区:中書島

    地域タグ:伏見区

  • 桜咲く境内へ-京都市伏見区:長建寺

    ChoukenjiTemple,FushimiWard,KyotoCityさてさて、京都市伏見区の散策を続けるワタクシですが、次に長建寺というお寺を訪ねました。長建寺の入り口には中国風の独特な形をした竜宮門が建っています。ちょっと他のお寺では見ることが無い様式ですね。竜宮門をくぐると、すぐに桜の木がありました。こちらのソメイヨシノもまだ三分咲きというところでしょうか。このお寺は言宗醍醐派の寺院で、本尊は八臂弁財天なんです。弁財天を本尊とする寺院は京都でもここだけなんですね。「島の弁天さん」という愛称で、地元の人には親しまれているそうです。豊臣秀吉の時代、伏見は政治の中心地として大いに賑わっていました。しかし、1619年に伏見城が廃城になると伏見の町は衰退していきます。そこで、13代目伏見奉行の建部政宇(た...桜咲く境内へ-京都市伏見区:長建寺

    地域タグ:伏見区

  • 今年も桜に出会えました-京都市伏見区

    FushimiWard,KyotoCityさてさて、ワタクシは酒蔵と水路という伏見ならではの風景を楽しみながら散策を続けていました。今年は2月に20℃を超えるような日もあり、異常に暖かい日が続きました。「今年は桜の開花も早くなるんやろなぁ」って、ワタクシは思っていたんですよ。ところが3月になると寒い日が多く、特に3月中旬からは例年に無い気温の低さが続きました。当初、大阪では「桜の開花日は3月23日、満開は3月30日頃」という予想だったのですが、その予想は大きく外れてしまい、開花宣言は3月30日、満開は4月6日となりました。この日は京都で開花宣言が出されて二日目でしたので、桜はチラホラと咲いているという感じでした。それでも、今年もまた桜に出会うことが出来た喜びをワタクシは感じていました。ワタクシはもう62歳...今年も桜に出会えました-京都市伏見区

  • 酒蔵と水辺、そして桜-京都市伏見区

    FushimiWard,KyotoCityさてさて、伏見の町の散策を楽しむワタクシは、十石船の発着場へとやって来ました。あらあらあら、ワタクシはちょっとビックリ。船が水路を行き来するのは10時からなのですが、ワタクシがここに来たのは9時20分。もう多くの方々が十石船に乗ろうと、船着場には長蛇の列が出来ていたのでした。伏見は、その長い歴史のなかで城下町、宿場町、そして京の都最大の内陸港として栄えてきました。なかでも繁栄の大きな礎となったのは日本各地と京を結んだ「水運」だったんですよ。伏見に港を設けたのは豊臣秀吉です。天下統一を果たした秀吉が、その晩年に拠点となる城をつくろうと考えたことが始まりでした。築城に必要な材木や資材を運び込むためには、自然のままの川では荷の上げ下ろしも難しかったんですね。そこで文禄三...酒蔵と水辺、そして桜-京都市伏見区

    地域タグ:伏見区

  • 板塀-京都市伏見区

    FushimiWard,KyotoCityさてさて、伏見の町にやって来たワタクシは、酒蔵が立ち並ぶ伏見の散策を楽しんでおりました。この辺りから焼杉の板塀を使った建物が続くんですよ。そして、通りには微かに日本酒の香りが漂います。板塀、白壁、瓦屋根…同じような建物が並んでいると、視覚的なリズムとでも言うのでしょうか、見た目の統一感があるために町並みがすごく美しく見える気がするんですよ。ヨーロッパに行くと同じような色合い、同じ素材、同じくらいの高さの建物が立ち並んでいる姿をよく見ます。しかもそこには電線や電柱、何よりも無粋な看板などが無いために町並みに統一感があり、すごく美しい印象を受けるんです。都市の景観ということに関しては、ヨーロッパというところはすごく進んでいるというのか、都市景観も住民達が作り上げてきた...板塀-京都市伏見区

    地域タグ:伏見区

  • 酒の町-京都市伏見区

    FushimiWard,KyotoCityさてさて、御香宮神社を後にして、ワタクシは伏見の町に散策に向かいました。京阪電車伏見桃山駅前に伏見大手筋商店街があるんです。まずはこの商店街を歩いて行きます。最近はどこに行っても「駅前商店街」というと、店舗の多くがシャッターを下ろしたままで、寂れきった状態になっていることが多いです。しかし、ここ大手筋商店街はいつも多くの人が訪れており、商店街は活気にあふれています。この写真は朝の9時前に撮影したので、まだ店舗はほとんどが開店していませんが、10時頃には多くの人で賑わっていることでしょう。商店街の脇に本教寺という小さなお寺がありました。そこに見事な紫木蓮が咲いていました。ワタクシ、木蓮というと「お彼岸の時期に咲く花」というイメージが強かったのですが、今年は3月になっ...酒の町-京都市伏見区

    地域タグ:伏見区

  • 伏見の氏神-京都市伏見区:御香宮神社

    GokounomiyaShrine,FushimiWard,KyotoCityさてさて、松本酒造の撮影を終えた後、ワタクシは京都市伏見区の散策を始めようと伏見区内の中心部の方への向かいました。まず向かったのは御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)です。この神社には駐車場があるので、そこに車を停めて散策に向かおうと考えましたが、まずは神社の参拝から始めるとしましょうか。この御香宮神社は酒どころ伏見の氏神でして、香りの良い水が湧き出したので清和天皇から御香宮の名を賜ったといわれています。また、安産の神様としても信仰を集めている神社です。応仁の乱で神社は荒廃しましたが、豊臣秀吉が社領を与えて伏見城の鬼門除けとしたと伝わり、現在も豪壮華麗な桃山文化の名残をとどめているんですよ。さすがに酒どころ伏見の氏神ですな。境内に...伏見の氏神-京都市伏見区:御香宮神社

    地域タグ:伏見区

  • 春の伏見へ-京都市伏見区:松本酒造

    MatsumotoSakeBrewery,FushimiWard,KyotoCityさてさて、3月31日の日曜日なのですが、ワタクシはどこかに写真を撮りに行こうと思いました。本来ですと満開の桜を撮りに行きたいのですが、今年はやっと開花宣言が出されたばかりですので、満開の桜は期待できそうにありません。どうしようかなぁと前日の夜に思案した結果、久々に京都市伏見区を散策しようと思い立ったんです。朝8時ちょうどに伏見に着いたのですが、伏見の中心部に行く前にちょっと立ち寄りたい場所があったんです。伏見といえば日本屈指の酒所として名高いのですが、ここは「松本酒造」という酒蔵なんです。1791年創業の酒造所ですが、1922年築の本社酒造場は近代化産業遺産の認定を受けている建築物なんです。そして、この季節は酒造場のすぐ西...春の伏見へ-京都市伏見区:松本酒造

    地域タグ:伏見区

  • こんな食堂、最高でしょ-和歌山県湯浅町:「湯浅米醤」

    “YuasaBeishou”,YuasaTown,WakayamaPref.さてさて、旧湯浅駅舎の見学を終えたワタクシ達は、駅舎内にある食堂に昼食を食べに向かいました。かつての駅員室が食堂に生まれ変わっていました。お店の名前は「湯浅米醤」(ゆあさべいしょう)と名づけられていました。メニューを見てしばし熟考。悩みましたが「おむすび定食」にすることに決定。しかし、どのおむすびにするのかでさらに悩まねばなりませんでした。食堂の中には当然テーブルや椅子もあるのですが、売店のレジの横からデッキ席に出ることが出来るんですよ。このデッキ席は湯浅駅のホームの端に位置していますので、JRの電車が停車すると目の前で車体を見ることが出来るんです。「特急くろしお」が来る時間に合わせて、ご近所の方々が子どもを連れて列車を見にきまし...こんな食堂、最高でしょ-和歌山県湯浅町:「湯浅米醤」

    地域タグ:湯浅町

  • 100年の時を経た「旧駅舎」-和歌山県湯浅町:旧湯浅駅舎

    OldYuasaStationBuilding,YuasaTown,WakayamaPref.さてさて、湯浅町の散策を終えてワタクシ達はJR紀勢本線湯浅駅へと戻ってきました。先日のブログに書きましたが、湯浅駅の駅舎は新しいモダンな駅舎に変わっていました。しかし、かつての古い駅舎は解体されることなく、新たな役割へと生まれ変わっていたんです。1927年、国鉄紀勢線が紀伊湯浅駅まで延伸した際に誕生した駅舎です。国鉄がJRに変わり、年号が令和になった2019年までの100年近く、建築当初の姿を残しつつ、湯浅の玄関口の役割を担ってきました。駅の機能は北隣の「湯浅えき蔵」に移転。旧駅舎は残され、21年に湯浅町が「歴史的風致形成建造物」に指定しました。観光客や地域住民の交流の場として復活させ、新たなにぎわいを創出する目...100年の時を経た「旧駅舎」-和歌山県湯浅町:旧湯浅駅舎

    地域タグ:湯浅町

  • 静かな散策-和歌山県湯浅町

    YuasaTown,WakayamaPref.さてさて、ワタクシ達は湯浅町をのんびりとカメラ片手に歩いておりました。昨今は日本各地どこに行っても多くの外国人観光客と出会うのですが、ここ湯浅はまだSNS等で話題になっていないのか、この日は外国人らしい観光客と出会うことはありませんでした。また平日であったため、日本人の観光客の姿もほとんど無く、ワタクシ達は静かな散策を楽しむことが出来ました。中国人、韓国人や台湾人、さらには欧米の観光客が大挙する姿は、今や日本各地どこでも見かける姿になりましたが、ワタクシ、最近は東南アジア系やインド系の人達をすごくよく見かける気がするんですよ。海外旅行客の増加はその国の経済力を反映します。かつて日本人にとって海外旅行は高嶺の花でしたが、バブルの頃には日本人観光客がパリやミラノな...静かな散策-和歌山県湯浅町

    地域タグ:湯浅町

  • 醤油の香り漂う町並み-和歌山県湯浅町

    YuasaTown,WakayamaPref.さてさて、ワタクシ達は湯浅町の「重要伝統的建造物群保存地区」を散策していました。こういう町並みには赤い丸型の郵便ポストが似合います。この郵便ポストは1901年から製造が始まったのですが、それまでの郵便ポストって黒色だったんですよ。黒色だと夜は見えにくいということもあり、イギリスで採用されていた赤いポストが日本でも採用され他そうなんです。現在の四角い形のポストは1950年から製造が始まったということです。「たばこ」「切手」「印紙」…こういう看板も、すっかり見ることは無くなりましたね。この日は快晴。気持ちのいい散策を楽しむことが出来ました。ここ湯浅は「醤油発祥の地」として知られています。醤油造りの始まりは、遥か中世の時代にまで遡ります。鎌倉時代の禅僧覚心が1249...醤油の香り漂う町並み-和歌山県湯浅町

    地域タグ:湯浅町

  • 熊野古道の道標-和歌山県湯浅町

    YuasaTown,WakayamaPref.さてさて、道成寺を後にしたワタクシ達ですが、大阪への帰路に和歌山県湯浅町に立ち寄りました。湯浅は熊野街道の要地にあたり、その史跡も一部残されており、古い歴史を持つ町です。又、自然に恵まれた良港であり、各地との交易が盛んで出船・入船が多く、周辺産物の集積場として経済上の中心地でもあったんです。ワタクシも相棒の「今でも晴れ男さん」も、この町の佇まいが好きで、久々に散策することにしたのです。JR紀勢本線湯浅駅のすぐ横に駐車場があったのを覚えていたので、湯浅駅に向かって駐車場に車を停めました。しかし、その後湯浅駅の駅舎を見てビックリ。新しい瀟洒な駅舎に変わっていたんですよ。以前の古い駅舎は趣のある駅舎だったのですが、その駅舎も素晴らしい再利用をされていたんです。旧駅舎...熊野古道の道標-和歌山県湯浅町

    地域タグ:湯浅町

  • 安珍と清姫-和歌山県日高川町:道成寺

    DoujoujiTemple,HidakagawaTown,WakayamaPref.さてさて、見頃というのはまだ早い道成寺の桜でしたが、ワタクシ達は開花が早い枝垂れ桜の撮影を楽しんでいました。ところで、道成寺というと歌舞伎や能楽などでもよく取り上げられるお寺でして、かの有名な「安珍と清姫」の物語の舞台なんですよ。皆さんも安珍・清姫の話は知っていますよね。昔、安珍という若いお坊さんが、熊野大社へお参りする途中、庄屋さんの家に一晩泊めてもらいました。庄屋さんの一人娘の清姫と出会い、二人とも強く心惹かれあうのですな。安珍は、「熊野大社からの帰りに、必ずまた立ち寄るから」と、言い残して庄屋の家を出発します。しかし、到着した熊野大社の僧侶に心の迷いを見抜かれ、目を覚ませと安珍は諭されました。修業中の身であった安珍...安珍と清姫-和歌山県日高川町:道成寺

    地域タグ:日高川町

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