川湯パーク牧場は川湯温泉駅近くにある観光牧場で、2010年に外乗コースに参加したことがあります。そのときは摩周湖の近くまで獣道を登っていく半日のコースだったので、けっこう疲れました。この日たまたま前を通ったので、短時間のコースで外乗できないかと思って受付で聞くと、残念ながら予約でいっぱいでした。仕方がないので乗馬は断念して、前の柵の中にいる看板馬たちと触れ合っていると次々と寄ってきました。ニンジンの入...
これまでの北海道旅行での情報や風景を中心としたブログです。また地元の関西周辺のお出かけ見聞録も多く掲載しています
1993年に初めて北海道を訪れて以来、何度となく訪れた北海道の見聞録です。また地元の関西周辺のことも掲載しています。
道の駅網走流氷街道です。網走海鮮市場など閉店していくドライブインがある一方で、ここは多くの観光客でにぎわっています。最近話題の青い流氷ビールなど網走の地ビールもあります。道の駅の前から観光船が発着します。下の写真は流氷の時期に活躍する流氷観光砕氷船「おーろら2」です。全国旅行割も割引額は下がるものの1月以降も継続されるようで、観光業界には追い風です。ただ心配されるのは春の知床観光船事故の影響です。...
地域タグ:北海道
前回紹介した長野県安曇野の大王わさび農場と、北海道大空町には接点があります。1990年公開の黒澤明監督による『夢』という映画があります。この映画は黒澤監督が見た夢を元にした個人的題材の映画で、「日照り雨」「桃畑」「雪あらし」「トンネル」「鴉」「赤冨士」「鬼哭」「水車のある村」の8話からなるオムニバス形式になっています。このうち安曇野・大王わさび農場は第8話「水車のある村」のロケ地です。先週のブラタモリの...
地域タグ:北海道
今年の紅葉スポットは全国旅行割や出入国制限緩和でどこも混雑しているようですね。当初は京都あたりに行こうと思っていましたが、先週大阪城公園にも行ったことだし、まあいいか‥という感じです。そこで紅葉ピークの過去画像を4枚掲載します。京都・善峯寺 京都市街地から離れた西山連峰にある山寺 立地上比較的人は少なめ京都・永観堂 「秋はもみじの永観堂」といわれる京都の紅葉スポットの代表格京都府立植物園 入園料200...
地域タグ:京都市
函館山に来ました。夜景を見に来たのは2度目です。着いたときは明るかったですが、少しずつ日が落ちてきました。着いていきなり夜景よりも、せっかくならこうして夕景から夜景への変化を楽しむのもいいですね。定番の方向から視野を左に向けると正面に見えるのは駒ヶ岳です。駒ヶ岳という名の山はたくさんありますが、これは北海道駒ヶ岳です。駒ヶ岳の鶏冠のような特徴ある山容もきれいなシルエットで見えます。もともときれいな...
地域タグ:北海道
今日は勤労感謝の日です。ということで労働時間に関する話題です。神戸ハーバーランドの南側に真ん中から跳ね上がるはね橋があります。平成2年に神戸市がイベント広場入り江の船泊まりに架けましたが、今はほとんど利用する船がないためいつも下りたままになっています。そしてそのはね橋のすぐ近くに銀色のオブジェのような碑があります。これは「八時間労働発祥の地」を表す碑です。大正8年に川崎造船所(現・川崎重工業)の松方...
地域タグ:兵庫県
昨日、大阪の天王寺に用事があり環状線で向かっていたのですが、紅葉が見頃の時期なので途中下車して大阪城公園に寄りました。大阪城公園の紅葉といえばイチョウの黄葉です。昨日は快晴で空の青とイチョウの黄色のコントラストがとてもきれいでした。大阪城天守前の本丸跡の大イチョウは樹齢300年です。年々葉は少なくなっているものの天守に負けない風格があります。本丸跡にある建物は旧陸軍第四師団司令部庁舎です。現在は「ミ...
地域タグ:大阪府
前回に続いて美幌峠の話です。標高525mの場所に展望台があります。屈斜路湖が一望できます。2018年に来たときはさらに上まで行けるように工事をしていました。今回はさらに上まで行って屈斜路湖を眺めるのを楽しみにしていました。(下の写真は前回来たときのものです)新しくできた上の展望エリアに行くと、足場は拳より大きい石がゴロゴロと斜面を覆っているガレ場の斜面でした。当然のことながら下の展望台より目線が上がり視...
地域タグ:北海道
道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠です。ここの名物は地元産きたあかりを揚げたあげいもです。けっこうボリュームがあります。食べる時間によってはせっかくの宿の夕食が食べられなくなるので気をつけましょう。美幌峠には久しぶりに行きましたが、道の駅が全面的に新しく生まれ変わっていました。以前はいわゆる普通の売店でしたが、めちゃくちゃおしゃれな雰囲気になっています。2階は休憩所を兼ねた展望スペースです。カウンター席...
地域タグ:北海道
石狩市のはまなすの丘公園です。公園と言っても都市公園のような噴水や池があったり遊具があるような公園ではありません。日本海と石狩川の交わりに形成された1.5kmにおよぶ細長い砂しにある自然公園です。東京ドーム10個分の広さだそうです。石狩のシンボルである石狩灯台があることで知られ、美しい夕陽が眺められる場所としても有名です。はまなすの丘公園ヴィジターセンターには公園の花や灯台の歴史などの説明があり、2階の...
地域タグ:北海道
苫小牧の緑ヶ丘公園展望台です。苫小牧市北部にある広大な緑ケ丘公園の頂上広場に立っています。展望塔は高さが30mほどでさほど高くはないですが、小高い丘の上にあるので見晴らしは良好です。展望スペースを1周すると苫小牧市街や工業地帯、勇払原野や樽前山などすべて見ることができます。工業地帯の方向です。夜景もきれいに見えるそうです。市街地の方向です。さらにその向こうには太平洋も見えます。案内パネルによると下の...
地域タグ:北海道
前回書きましたように、フェリーで苫小牧東港に夜遅く着く日は東横イン苫小牧駅前に泊まります。このときは、翌朝、ホテルの朝食会場が混んでいたので散歩がてらJR苫小牧駅に行きました。1日の乗降客数は約7000人で、JR北海道の停車駅の中で25位ということらしいです。ちなみに24位は江別です。島式ホーム2面4線で室蘭本線や日高本線が乗り入れる大きな駅です。王子製紙に直接入っていく専用線もある(あった?)そうです。駅の南に...
地域タグ:北海道
先週のブラタモリの苫小牧編のオープニングはフェリーターミナルでした。ここからは太平洋フェリー・商船三井フェリー・シルバーフェリーが発着しており、正確には苫小牧西港といいます。それに対して私がいつも利用する新日本海フェリーが発着するのは苫小牧東港です。西港と違って東港は苫小牧市の市街地からけっこう離れています。今回の北海道旅行の復路は火曜日出発ということもあってとても空いており、この日の乗客は40数...
地域タグ:北海道
先週のブラタモリは苫小牧でした。苫小牧が工業都市として栄えた要因として番組前半では支笏湖が取り上げられました。このブログでも以前支笏湖の特徴について紹介したことがありましたが、それが苫小牧の発展に大きく関係していたというのは知りませんでした。支笏湖がいくら大きな湖だと言っても当然のことながら面積では琵琶湖にはかないません。琵琶湖の670平方㌔に対して支笏湖は78平方㌔ですから8分の1以下の面積しか...
地域タグ:北海道
今日は過去画像2枚だけですm(__)m岐阜で開催される「ぎふ信長まつり」に木村拓哉さんが出演するということでしばらく前から岐阜市とメディアは過熱しています。下の写真はJR岐阜駅前の黄金の織田信長像です。台座の高さ8m、像の高さ3mで金箔3層張りです。市民の寄付で作られました。そして下の写真は安土城の天守最上階部分を復元したものです。安土城跡近くの「信長の館」(現在改修工事のため休館中)にあります。安土城天...
地域タグ:岐阜県
道央自動車道の八雲パーキングエリアです。ここは噴火湾がきれいに見える場所ですが、このときは残念ながら霧でまったく見えませんでした。ただ決して天気が悪かったのではありません。実際に反対の山側はきれいに晴れています。まだ午前8時頃でしたので海霧が陸に上がって来ていたのだと思います。仕方ないのですぐに出発しました。ところがあとで「しまったなあ~」と思ったことがあります。実はここのトイレは個室にちょっとし...
地域タグ:北海道
今日は過去画像2枚ですm(__)mオシンコシンの滝は落差30メートルの知床最大の滝です。途中で水の流れが2手に分かれていることから「双美の滝」とも呼ばれ「日本の滝100選」に選ばれています。国道ができるまでは海に直接流れ落ちる滝だったそうです。ですから国道のすぐ近くで走っている車からも見えます。滝の名前はアイヌ語のオ・シュンク・ウシ(エゾマツが群生するところ)に由来しています。にほんブログ村人気ブログランキン...
地域タグ:北海道
前回紹介したシラフラ海岸の北にある「くぐり岩」です。国道沿いに案内があるのでわかります。海岸の大きな岩にぽっかりと穴があいています。手前にも変わった形の岩がありますし、さすがに日本海の波の力はすごいなあと思いきや・・今から400年前の江戸時代はこのあたりは完全に陸地で、当時ニシンを陸路で運ぶために人工的にくり抜かれたとのことです。北海道の日本海沿岸はニシン漁がさかんでしたからね。だから名前も「くぐり...
地域タグ:北海道
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川湯パーク牧場は川湯温泉駅近くにある観光牧場で、2010年に外乗コースに参加したことがあります。そのときは摩周湖の近くまで獣道を登っていく半日のコースだったので、けっこう疲れました。この日たまたま前を通ったので、短時間のコースで外乗できないかと思って受付で聞くと、残念ながら予約でいっぱいでした。仕方がないので乗馬は断念して、前の柵の中にいる看板馬たちと触れ合っていると次々と寄ってきました。ニンジンの入...
釧路市動物園のメスのアムールトラのココアが17歳で亡くなったという記事が出ていました。ココアはオスのタイガと双子として生まれましたが、2匹とも生まれつき四肢に障害がありました。残念ながらタイガは1歳で亡くなりましたが、ココアは不自由な足を引きずりながらも元気で過ごし、その姿が多くの人の感動を呼んでいました。私が釧路市動物園でココアを見たのは、今から9年前になります。今回掲載している写真はその当時のもの...
前回書いたようにはNHK大河ドラマ「べらぼう」京都巡回展に行ったばかりですが、早くも来年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」の収録が今月から始まったそうです。主人公は豊臣秀吉ではなく、弟の豊臣秀長です。信頼できる家臣がいなかった秀吉は、弟の秀長を頼りにしていました。それだけに秀長が病気で亡くなってからは助言者がいなくなり、秀吉の蛮行が増えたと言われています。下の肖像画が来年の大河の主人公・豊臣秀長です。その蛮...
NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」全国巡回展がNHK京都放送局で開催中ということで行ってきました。これまで大河ドラマの巡回展に行くと、おもな登場人物の等身大パネルがありましたが、今回はそれが無く代わりに横浜流星さん演じる蔦屋重三郎をはじめ4人の登場人物の写真が展示してありました。展示の中でも目を引いたのは小芝風花さんが着用した花魁の衣装です。艶やかなデザインで重厚感もあり、ドラマの衣装を超え...
宮沢賢治の代表作「銀河鉄道の夜」の舞台は苫小牧ではないかという郷土史家の論考が新聞に出ていました。宮沢賢治は岩手県立花巻農学校教諭時代に修学旅行の引率で北海道を訪れており、作中に登場する活版や菓子店の場所が苫小牧市が所蔵する駅周辺の昭和初期の地図と一致するそうです。また鉄道車内で車掌に切符を見せる場面では、切符を「はがきくらいの緑色の紙」と表現しており、これは当時の国鉄の硬券切符ではなく、軽便鉄道...
礼文島の固有種レブンアツモリソウが見頃だそうです。ラン科の多年草で絶滅危惧種に指定されています。生育環境の悪化や盗掘などで数が減っていましたが、群生地の保全を行った結果、再び開花数が増えつつあります。ただ夏が暑いと翌年は花が減る傾向があるということで、ここにも温暖化の影響があるようです。私が礼文島に行ったのは2002年のことです。そのときは島で2泊しましたが残念ながら3日間とも天候には恵まれませんでした...
漫画「将棋の渡辺くん」の単行本最新刊が発売されたので、さっそく買って読みました。「将棋の渡辺くん」は渡辺九段の元奥様で漫画家の伊奈めぐみさんが渡辺九段についてコミカルに描いた漫画です。本の帯にも「離婚しました。」と大きく描いてあるように、最近電撃離婚されて将棋ファンの間では話題になりましたが、生活スタイルはこれまでと変わらないということです。作者の伊奈めぐみさんは高槻市の将棋イベントで何度か見まし...
翼を骨折しているところを保護されたオジロワシが、過去に散弾10発を受けていたことがわかったという記事が出ていました。撃たれたのはかなり前のようで、傷は自然治癒していたそうですが、散弾の状態から流れ弾ではなく、正面から狙って撃たれた可能性があるとのことです。数年前に網走の海岸で乗馬中にオジロワシを見かけましたが、そのときも近寄っても逃げないので猟銃があれば容易に撃つことはできたでしょう。狩猟には趣味や...
前回は長崎の孔子廟や新中華街について書きましたが、今回は神戸の中の中国です。関帝廟は中国で財の神として名高い三国志の武将・関羽を祀った霊廟です。世界中のチャイナタウンにあり、神戸にもあります。孔子と関帝では時代が大きく異なりますが、同じ中国なので雰囲気が似ています。入り口の山門は典型的な中国風の門です。門の上部に掲げられた 「関帝廟」の扁額は、元蒋介石の秘書で世界的に有名な書道家が書いたものだそう...
長崎孔子廟は孔子の遺品を納め祀ったのが始まりです。1893(明治26)年に中国清朝政府と華僑によって建立されました。ひとつとして同じ顔のない七十二賢人の石像は、圧巻で荘厳な雰囲気です。 正面に孔子を祀る大成殿があり、その後ろに中国文化を紹介する中国歴代博物館があります。内部は撮影禁止です。この孔子廟から歩いてすぐの場所にあるのが長崎新地中華街です。横浜・神戸と並ぶ日本三大中華街のひとつです。東西、南北あ...
前回函館のイカがピンチだということを書きましたが、北海道漁港漁場協会は少しでも漁業に関心を持ってもらうために「難読漁港番付表」なるものを作りました。道内の難読漁港名を番付にしたもので、それによると東の横綱が羅臼町の「於尋麻布(おたずねまっぷ)」で、西の横綱が島牧村の「厚瀬(あっちゃせ)」です。北海道へよく行く私もある程度の地名は読めますが、漁村レベルとなると難しいです。中でも釧路と厚岸の海側を結ぶ...
函館といえばイカです。しかし近年漁獲量が減っており、今年も漁解禁日にほとんど獲れず、市場開設以来初めて初競りが中止されました。そして1週間後に出漁して何とか345キロを水揚げし、ようやく初競りができたということです。ただ昨年の同日には1000キロ以上が水揚げされており、初日の比較だと昨年の3分の1程度です。このままだと「イカのまち」ではなくなってしまいそうです。また知床ではカラフトマスの遡上が減っています。...
ここまで北海道の地方空港のことについて書いてきましたが、今回は九州の空港です。九州には多くの空港があり、国管理空港だけでも7ヶ所(福岡・北九州・長崎・大分・宮崎・熊本・鹿児島)あります。長崎空港はターミナルビルが教会の窓をイメージしたデザインで、屋上の鐘など各所が教会風になっていることが特徴です。大村湾に浮かぶ箕島を埋め立てた空港で、1975年に開港した世界初の海上空港です。今年で開港50年になります。...
札幌丘珠空港は、札幌都心から北東に直線距離で約6kmの場所にある空港です。滑走路は1500mが1本で、3000mが2本ある新千歳空港に比べるとかなり小規模です。函館や釧路といった道内都市を結ぶ便が多く発着し、ほかに三沢、新潟などを結ぶ便がありますが、東京や大阪を結ぶ路線はありません。この空港は陸上自衛隊丘珠駐屯地の飛行場でもあります。陸上自衛隊が管制業務を行うという珍しい空港です。2016年よりFDA(フジドリームエ...
オホーツク紋別空港です。前回書いた中標津空港よりさらに規模は小さく、現在は全日空の羽田往復便があるだけです。羽田空港からの便が到着するのは午後12時30分で、羽田空港に向けて出発するのは午後1時10分です。空港に行ったのは午後2時でしたのでもうここを発着する便はなく、中には入れましたが空港は実質閉店状態です。もちろん展望デッキに出ても航空機の姿はありません。外国人観光客の利用者数が増えて何とかコロナ前の水...
少し時間の余裕があったので何となく中標津空港に行ってみました。この空港にはかなり昔に来たことがあり、その時の印象が木のぬくもりのある空港でしたが、今回も変わらずというより一層きれいな木の作りになっていました。写真だけ見ていると、どこかの公民館の2階フロアという感じですね。ここで食後の缶コーヒーを飲んで休憩しつつ、このあとのドライブ計画を確認しました。テーブルもあって安上がりな喫茶タイムとなりました...
前回は函館の旧ロシア領事館と旧イギリス領事館のことを書きましたが、今回は長崎です。長崎の東山手十二番館は1868年に建設された建物で、ロシア領事館が置かれていました。外国人居留地を代表する洋風建築で、1998年国の重要文化財に指定されています。すぐ近くにある東山手甲十三番館は明治時代中期にフランス領事館として建てられた建物で、現在は無料で公開されているほか、喫茶店としても利用されています。そしてこれらの旧...
函館市にある旧ロシア領事館は明治41年に建築され、帝政ロシアの領事館としては日本に唯一現存する歴史的建造物です。30年前まで青少年研修施設として利用されていましたが、閉鎖後は老朽化して立ち入り禁止になっていました。そんな旧ロシア領事館を名古屋の企業が2021年に函館市から買い取って改修を進め、7月に高級ホテルとしてオープンすることになりました。全6室で、スイートルームは2名1室2食付きで1泊31万9000円ということ...
このブログで以前書いたことがありますが、クラーク博士の「初年よ大志を抱け」という名言は、北広島の島松駅逓所で札幌農学校に赴任してしていた博士が帰国するとき、見送りに来た学生たちに残したとされています。(恵庭だったという説もあるようですが…)現在国の史跡に指定されている旧島松駅逓所の近くには名言誕生の記念モニュメントが建っています。しかし名言が生まれた場所が北広島市だということの知名度は低く、有名な...
亀山社中は坂本龍馬とその同志により結成された日本初の商社兼私設海軍です。前回ブログで少し触れた坂本龍馬が学んだ神戸海軍操練所が閉鎖された直後の1865年に長崎で結社されました。老朽化していた龍馬が活動拠点として借りていた民家を当時に近い形で復元し、2009年から長崎市亀山社中記念館として一般に公開しています。名誉館長は龍馬の大ファンである俳優の武田鉄矢さんが務めており、床の間に掛かっている絵も武田鉄矢さん...
苫小牧の回転ずし旬楽です。回転ずしと言っても、もはやレーンは動いていません。食べたい寿司をタブレットで注文するシステムです。最近はそのような回転寿司チェーンが増えました。せっかくなので北海道らしいメニューから注文しました。ホッケホタテ炙りそしてあまり見かけないメニューでイカのミミタコの頭この4皿を含めて8皿ほど食べました。タブレットで注文するシステムでも会計時の皿の勘定は店員さんが席に来て数えていま...
昨日は函館の伝統的建造物などについて書きました。函館といえば洋風建築や教会のイメージが強いですが、それに対して京都はその真逆に神社仏閣など和風建築のイメージです。しかし京都は意外と教会も多く、人口10万人当たりの教会の数は74で、これは全国5位になります。ちなみに同じ統計で寺院13位、神社32位ですから、実際の印象とかなり異なります。そこで今回は京都御苑の近くにある2つの教会建築を紹介します。まず京都ハリス...
函館の函館港と函館山にはさまれた元町・末広町あたりの西部地区は、「伝統的建造物群保存地区(通称「でんけん地区」)」として、異国情緒豊かな街の景観や建造物を保護しているエリアです。函館市はこの「でんけん地区」の歴史的価値のある建物を「伝統的建造物」に指定しています。旧函館区公会堂やハリストス正教会などガイドブックに載っている建物のほとんどは「伝統的建造物」ですし、このブログで紹介した旧カールレイモン...
函館の相馬株式会社は、初代・相馬哲平(2代目も同名)が1863(文久3)年に米穀商「相馬商店」として開業した会社です。今なお現役の社屋は、1916(大正5)年に完成したものです。昨日紹介したカールレイモン旧宅と同じく、函館市の「伝統的建造物」に指定されています。木造2階建ての鉄板葺き屋根に突き出た窓はルネッサンス様式です。基坂と電車通りの交差点に建っています。市電がこの建物の前を通過する映像は何度かテレビで見た...
函館カール・レイモン元町店はです。建物は函館市が指定する「伝統的建造物」です。カールレイモンはドイツ生まれで、ハム・ソーセージを食べる習慣のなかった日本に来て、函館で日本人女性と結婚し、1924年にハム・ソーセージの店と工場を開業しました。今ではカールレイモンは函館を代表するハム・ソーセージの老舗ブランドです。現在の函館カール・レイモン元町店は初期の工場跡です。店内にはイートインコーナーもあり、焼き立...
震度5以上の地震が多くなっている昨今、古い建物の耐震補強が急がれます。前回書いた清州城などのコンクリート製の模擬天守は耐震補強工事は自由にできますが、歴史的価値がある天守はそうはいきません。現在、築城当時からそのままの姿で建っている現存12天守のうち、国宝に指定されている天守は5つあります。国宝であるがゆえに、耐震補強するにもいろいろな制約があって通常の耐震工事の何倍もの手間がかかります。それでもすで...
愛知県清須市の清洲城です。織田信長が拠点とした城ですが、写真の天守は1989年に造られた鉄筋コンクリート製の模擬天守です。創建時の資料が残っていないので、外観・規模とも想像で設計されました。城跡は開発によって大部分が失われ、本丸土塁の一部が残るのみです。下の写真に見える朱色の大手橋の向こうの清洲古城跡公園に発掘された石垣の一部が復元されています。ちなみに横の線路はJR在来線と新幹線です。この城が有名なの...
前回、柳月がNHKの連ドラで登場した「あんバタサン」というお菓子を商品化して販売に力を入れているという話をしました。柳月のスイートピアガーデンにはイートインコーナーがあるので、その「あんバタサン」をバラで買って食べてみました。この例えは柳月には失礼かもしれませんが、六花亭のバターサンドと似ているように思います。別に否定しているわけではなく、おいしいという意味です。ただやはり柳月の昔からの主力商品はし...
前回紹介した道の駅おとふけの隣には十勝の有名菓子メーカー柳月のスイートピアガーデンという工場兼店舗があります。柳月といえば、その主力商品は三方六です。いわゆるバウムクーヘンですね。しかし最近柳月は「あんバタサン」という新商品に力を入れています。これはNHK朝の連ドラ「なつぞら」の中で出てきた「雪月」という小さなお菓子屋が考案したお菓子です。この「雪月」は柳月をモデルにしていて、劇中に登場したお菓子を...
道の駅おとふけです。2022年春に場所を移し、規模も大きくなってリニューアルオープンしました。オープン直後に訪れましたが、日曜日ということもあり、たくさんの人でごった返していました。2年近く経った今なら人出も落ち着いたかなと思い再び訪れましたが、それでもかなり混んでいました。入り口横にはパンの「ますや」直営の「みちます」があり、さらに帯広豚丼の人気店「豚丼のぶたはげ」もあります。ちなみにいつも拝見して...
神戸市灘区の「なぎさ公園」は海に面した気持ちの良い公園です。、海沿いにある「ハーバーウォーク」はウォーキングやジョギングに最適で、この日も多くの市民が走っていました。広い園内には多彩なアート作品が並んでいます。下の写真のモニュメント「ゆめ・きずな」は、阪神・淡路大震災復興のモニュメントとして2001年に設置されたものです。カラフルな色がひときわ目を引くこの作品は長さが30mあり、遊び方が自由な子どもの遊...
前回紹介したビート資料館の前に鉄道の駅標とレールがあります。廃線になった国鉄広尾線が走っていた場所とは少しずれているし、単なるモニュメントかと思いながら入館しました。ところが中の展示を見て、ここがちゃんとした別の鉄道の駅だったことがわかりました。資料を見ると、日本甜菜製糖株式会社は十勝鉄道という私鉄を運営し、全道から集荷されたビートの搬入や砂糖製品の出荷をしていたそうです。十勝鉄道の路線図にも帯広...
帯広にあるビート資料館です。ビートは北海道の基幹作物で「甜菜(てんさい)」とも呼ばれており、砂糖の原料として使われています。資料館の造りはシンメトリーの構造で、入るとすぐ吹き抜け空間となっています。この資料館の場所にはかつて旧日本甜菜製糖帯広製糖所があり、一時は日本最大規模でしたが、1977年廃止されました。その跡地にこのビート資料館が作られ、ビート製糖に関する資料や模型などが展示されています。入館料...
京都市京セラ美術館に行きました。平安神宮のすぐ前にあります。目的は知人の松原一彦氏も出品している「第20回 日韓現代美術同行展」です。せっかくなので昨日書いた平安神宮神苑の無料公開日に合わせて訪れました。松原一彦氏の今回の作品は「Spiderweb」です。真鍮の蜘蛛の巣です。以前よりリアルさが増したような気がします。それ以外で私が印象に残ったのは「A wall of sheep」(高垣リミ氏)です。羊の体から人の足がたくさ...
平安神宮には神苑という広い日本庭園があります。通常は入園料600円ですが、年2回無料公開日があります。そこで昨日6月7日の無料公開日に合わせて行ってきました。神苑に入るとまず南神苑で、そこに日本最古の路面電車が置いてあります。明治44年に製造された車両で2020年に路面電車初の国の重要文化財に指定されました。西神苑はちょうど花菖蒲が見頃です。このときに合わせて無料公開日を設定しているのでしょうね。西神苑の白虎...
美瑛の三愛の丘展望公園です。パノラマロードにある赤い三角屋根が目印の展望スペースです。十勝連山が比較的近くで見られ、その手前の波状丘陵を望めるのがこの丘の特徴です。景色の見える方向はやや限られますが、南西方向の丘の景色は、なだらかな曲線が美しいです。周囲には畑が広がり四季折々の風景が楽しめそうです。言うまでもありませんが、畑は進入禁止です。美瑛の中心街から約5kmのところにあります。にほんブログ村人...
美瑛にある千代田の丘展望台です。三角屋根の展望塔が特徴です。この日は曇っていましたが、遠く東の方向に十勝岳連山を望むことができます。見晴らし台の2階からは360度の美瑛の風景を見ることができます。展望台の下には、かわいい小動物とふれあえる観光牧場があります。昔はここで乗馬のトレッキングをやっていて美瑛の丘を馬上から楽しんだこともありました。にほんブログ村人気ブログランキング...
美瑛の新栄の丘展望公園です。1個400kgあるという牧草ロールの人形が目印です。少し高い位置から幾重にも折り重なる丘の風景を一望することができます。訪れたのは午前中でしたが、ここは夕日のきれいな場所として有名です。以前訪れたときは曇天で、離れた場所にだけスポットライトのように光が差していました。その中で浮かび上がっている2本の木はパフィーの木です。昔パフィーが主役のドラマで登場したことで有名になった木で...
大阪・梅田のシンボルだった大阪マルビルが老朽化などの理由で昨年5月で営業を終了しました。1976年に誕生したマルビルは「日本初の円形超高層ビル」として話題になりました。学生時代から馴染みのあったマルビルも見納めと思い、写真を撮ってこのブログにも載せました。その翌月の昨年6月から解体工事が始まりました。そして解体工事が始まってから1年が経ち、いよいよ本当にマルビルが姿を消すときが近づきました。ついに5階建て...
羊蹄山の北北西あたりに富士見という地名があります。「蝦夷富士を見る」というわかりやすい地名です。そしてここに羊蹄姿見池と呼ばれる池があります。周囲130mほどの小さな池で、比較的訪れる人も少ないようです。池に羊蹄山がきれいに映ることから「姿見池」と呼ばれています。ここには羊蹄山の湧水が湧いています。ちょうど汲みに来ている人もいました。8年前に来たときは風は弱く池に波は立っていませんでしたが、肝心の山に...