北九州市の門司港は、戦前は貿易港として栄え、神戸、横浜と並んで日本三大港に数えられました。そのため明治から昭和初期にかけてのレトロ建築が多く、現在は「門司港レトロ」と名付けて保存・整備されています。その「門司港レトロ」を巡りました。大連友好記念館 明治35年大連市に建築した東清鉄道汽船事務所をそっくり複製し建築しました旧門司税関 明治45年に建設されたものを平成6年に北九州市が赤煉瓦を特注し建物の復元...
これまでの北海道旅行での情報や風景を中心としたブログです。また地元の関西周辺のお出かけ見聞録も多く掲載しています
1993年に初めて北海道を訪れて以来、何度となく訪れた北海道の見聞録です。また地元の関西周辺のことも掲載しています。
昨日の大河ドラマ「どうする家康」で番組後半に登場した浜松城です。浜松の歴代藩主が出世したことから「出世城」の別名がある城です。全国的に城は桜の名所になっているところが多いですが、やはりここも桜がきれいでした。徳川家康が29~45歳の17年間を過ごした城です。門の前にも家康像がありました。浜松時代の家康の戦いの中で最大のピンチだったのは、武田信玄の巧妙な作戦の前に大惨敗を喫し、命からがら浜松城に逃げ帰った...
地域タグ:静岡県
札幌ドームです。日本ハムファイターズの本拠地が今シーズンから北広島市のエスコンフィールドHOKKAIDOに移ったことで危機的状況に陥っています。札幌ドームはフィールド全体を野球とサッカーで入れ替えられるのが特徴です。私が訪れたときはサッカーコート仕様になっていました。ここはコンサドーレ札幌の本拠地でもありますが、Jリーグの試合数は野球に比べて少ないのでそれだけでは経営は困難です。そんな折、全国高校サッカー...
地域タグ:北海道
日本平は静岡市にある標高307mの丘陵地で、絶景スポットとして有名です。とくに駿河湾越しに見える富士山は人気の風景ですその日本平山頂に2018年にオープンしたのが日本平夢テラスです。入場無料です。1周約200mの展望回廊があり、ぐるっと1周すれば、富士山はもちろんのこと静岡の市街地や伊豆半島、駿河湾などを見渡せます。手前の木が少し遮りますが、三保松原も確認できます。昨日のブログで函館の「赤い靴の少女像」を紹介...
地域タグ:静岡県
函館ベイエリアに函館を代表するコンビニハセガワストアとバーガー店ラッキーピエロが並んでいる場所があります。ラッキーピエロのハンバーガーは前回紹介した峠下総本店などで食べましたが、ハセガワストアの看板商品やきとり弁当はこれまで食べたことがありません。一度食べてみたいなとは思っていますが、この日もまだ午前10時でしたので食べるのは見送り…そしてこれらの店のすぐ前には「赤い靴の少女像」があります。野口雨情...
地域タグ:北海道
函館で人気のハンバーガーショップのラッキーピエロ峠下総本店に行きました。入ってすぐの巨大な椅子は座ると金運に恵まれる「財運の椅子」と呼ばれています。大きなキリンが出迎える店内にはメリーゴーランドもあり、まるで遊園地のようです。ちなみに峠下総本店のテーマはバードウォッチングだそうです。注文したのはラッキーエッグバーガー440円。挟まれているハンバーグがとても肉肉しい。そしてサイドメニューにオリジナルラ...
地域タグ:北海道
北陸自動車道の賤ケ岳サービスエリアです。賤ケ岳(しずがだけ)といえば、織田信長が本能寺で討たれた後、豊臣秀吉と柴田勝家が後継を巡り戦った賤ケ岳の合戦で有名です。この賤ケ岳サービスエリア近くの木之本ICを下りるとその古戦場があります。私はこのサービスエリアには新日本海フェリーに乗船するため敦賀港に向かう途中に立ち寄ります。目的は休憩と夕食です。新型コロナ前まではここのレストランで滋賀名物の近江ちゃんぽん...
地域タグ:福井県
昨日は北海道百年記念塔の解体が進んでいる話をしましたが、今日は私が知らないうちにすでに無くなっていた店の話です。それは釧路にある六花亭春採店です。私の気に入っていた六花亭の店のひとつで、このブログでも何度となく紹介しました。釧路市郊外の小高い丘の中腹にあるので、ここの2階の喫茶室からの眺めは最高でした。目の前に広がるのは春採湖です。六花亭の中でも眺望の良さでベスト3に入る店舗でした。実際にその眺望や...
地域タグ:北海道
札幌市厚別区の野幌森林公園にある「北海道百年記念塔」の解体工事が進められています。1970年に北海道百年記念事業の一環として建てられましたが、老朽化のため解体されることが決まっていました。市民団体から保存を求める声もありましたが、塔を維持するには莫大な費用がかかるため取り壊されることになりました。解体工事は1月から始まっており、すでに高さ100mの塔の上部20mほどが無くなったそうです。下の写真の木々の間か...
地域タグ:北海道
私はこれまで北海道弟子屈町の川湯温泉に1995年と2015年の2回宿泊しました。最初に訪れたときは観光客が多くにぎやかだったのですが、20年後の2度目のときは一転して観光客は少なく、建物の老朽化も目立ち、温泉街全体から活気が無くなっていました。2度目の2015年に宿泊したホテルは「名湯の森きたふくろう」(下の写真)です。泊まったのは真夏でしたが空調設備はなく汗だくになったのを覚えています。これでは夏に泊まれないなと...
地域タグ:北海道
兵庫県は思いのほか寺院が多く、都道府県別で第3位の多さです。ちなみに第2位大阪、第1位愛知で、京都や奈良がベスト3ではないことも意外です。さて兵庫県小野市にある浄土寺は、鎌倉時代初めに重源上人が建立した名刹です。ここの浄土堂は国宝建築です。中に安置されている阿弥陀如来像と脇侍の観音菩薩像・勢至菩薩像も国宝です。建物と中の仏像が両方とも国宝指定されているケースは平等院や東大寺などがありますが、このような...
地域タグ:兵庫県
前回、前々回と書きましたように、北海道の鉄道路線が廃線になり、駅もどんどん寂れていくのに対して、こちらは廃止の危機からV字回復をした施設です。それは帯広で行われている世界唯一のばんえい競馬です。かつては旭川・岩見沢・北見にも競馬場がありましたが、今は帯広競馬場でのみ行われています。その帯広競馬場も当時は何とか廃止を免れたとはいえ、その後も赤字経営が続き、常に廃止の危機に直面していました。しかし2012...
地域タグ:北海道
JR網走駅です。モリを持った像は本州にはないオホーツク文化の担い手とされたモヨロ民族です。正面の駅名看板は珍しく縦書きです。それは、かつて網走刑務所から出所してくる受刑者に対して「もう二度と横道に反れないように」という旧国鉄時代の駅長の願いが込められていると以前テレビ番組で紹介されていました。ホームは網走川でできた河岸段丘の端にあるため高い場所にあります。駅前の階段はそのためです。網走駅の1日の乗降...
地域タグ:北海道
JR留萌線の石狩沼田-留萌間が3月末で廃線になりました。それに伴って留萌線の終着駅だったJR留萌駅も廃駅になりました。私が最後に留萌駅に行ったのは2018年夏でした。2016年にここから増毛駅までの路線が廃止になったので、それ以降は留萌駅が終着駅でした。留萌駅の1日の乗降客数は訪れた2018年で80人程度でしたが、2022年はさらに50人にまで減っていました。100円の利益を上げるのに2000円以上のコストがかる状態でしたので、20...
地域タグ:北海道
函館で事前に調べて夕食に食べようと思っていたのは函館ダイニング「雅家」という店の「イカ刺しがごめ丼」(1100円)でした。しかし行って見るとそれはランチメニューだったみたいで、夜はそこそこの値段・・あきらめて向かいにある函館朝市どんぶり横丁に入りました。さすがに夕方はほとんどの店が閉まっていましたが、そんな中で道下商店という店が開いていました。しかも食べたかった「がごめイカ刺し丼」(1000円)があったので、...
地域タグ:北海道
函館朝市駅二市場です。JR函館駅から歩いてすぐです。旅番組で必ず出てくる活いかの釣り堀のあるところです。ここの2階に朝市食堂二番館があります。店内はけっこう広く、テーブル席のほか座敷席もあります。朝市は安くないという評判がありますが、ここの丼は安いです。私が食べたいか刺丼は税込み550円です。行くまでは、値段から考えて少し小ぶりの丼かなと思っていましたが、普通サイズの丼が出てきました。ほかにも鮭親子丼や...
地域タグ:北海道
下関に観光で訪れるほとんどの人が行く唐戸市場です。水揚げされたばかりの魚を一般人も買える市場です。とくに金・土・日曜日に開かれる「活きいき馬関街」は多くの人でにぎわいます。ちなみに「馬関」は下関の旧称です。活きいき馬関街のイメージは釧路の和商市場の勝手丼に似ています。何件かの店で食べたい寿司ネタを伝えてパックに入れてもらうシステムです。まず1軒の店でトラフグ・赤えび・うなぎ・中トロ・シマアジ2貫の合...
地域タグ:山口県
苫小牧の海の駅ぷらっとみなと市場です。北海道の新鮮な魚介類や野菜が並んでいます。とくに水揚げ日本一のホッキ貝が豊富です。市場内の食堂街も充実しています。やはりホッキカレーなど名物のホッキ貝を使用したメニューが目立ちました。朝7時から開いていますので、苫小牧に宿泊したら朝食としておすすめです。昼もやっていますが、店によっては行列ができます。ここから歩いてすぐのマルトマ食堂も評判です。訪れた日は残念な...
地域タグ:北海道
3月26日(日)に大阪府高槻市の安満遺跡公園で高槻将棋まつりが開催されました。妻が将棋ファンということもあり、初めて将棋イベントというものに足を運びました。当日は3月下旬だというのにとても寒く、朝からずっと雨でしたが、昨今の将棋ブームで多くの人が来場していました。イベントには14名のプロ棋士が出演し、盛りだくさんのプログラムが用意されていました。私レベルでも知っている棋士も多くいて、例えば下の写真のマイ...
地域タグ:大阪府
静岡県の掛川城です。美しい天守は「東海の名城」といわれました。日本初の木造復元天守です。現在、天守修復中ということで行くつもりはなかったのですが、静岡市内のホテルでテレビを見ていると城近くの掛川桜が見頃というニュースをやっていたので訪れました。すると修復中の天守内部には入れなかったものの、外は足場も撤去されて、きれいな天守の姿を見ることができました。せっかくなので掛川城御殿に入りました。下の写真は...
地域タグ:静岡県
前回書きましたように、道の駅みそぎの郷きこないでお茶をしようと立ち寄ったものの、お客さんも店員さんも見当たらず、お茶できなかったので、向かいにある新幹線木古内駅構内に行きました。下の写真は新幹線の駅と手前にあるいさりび鉄道の木古内駅です。エスカレータで上がり細い通路を歩きます。この時点ですでに喫茶店はおろか売店すら無さそうな雰囲気です。しばらく歩くと改札口が現れました。時刻表を見ると停車する新幹線...
地域タグ:北海道
道の駅みそぎの郷きこないです。北海道新幹線木古内駅・道南いさりび鉄道木古内駅の駅前にある道の駅です。時間は午後3時で、お茶でもと思い立ち寄りました。しかしあまりにも人がおらず、おまけに店の人も見当たらず・・??私が入ったのは「道南西部9町&北海道&青函特産品ショップ」でしたが、いくら平日とはいえ、あまりに人がいなさ過ぎて戸惑いました。ここは道の駅満足度ランキングでも2016年にオープンして以来、常に上位...
地域タグ:北海道
今年のNHK大河ドラマ館は徳川家康ゆかりの岡崎市、浜松市、静岡市にありますが、その中の静岡市の「どうする家康 静岡 大河ドラマ館」に行きました。静岡市(駿府)は家康が幼少期の今川家人質時代、40代後半の壮年期、晩年の大御所時代の合わせて25年間を過ごした場所です。館内には徳川家康や今川義元に関する資料やドラマ撮影に使われた小道具などが展示されています。ほとんどが撮影禁止で、下の3ヵ所のみが撮影OKでした。松本...
地域タグ:静岡県
静岡市歴史博物館は今年1月にグランドオープンした新しい博物館です。NHK大河ドラマ「どうする家康」の放映に合わせたようなオープンです。1階無料エリアのメインは「戦国時代末期の道と石垣の遺構」です。博物館建設中に発掘された幅2.7m、長さ33mの天正期の道の遺構をそのまま展示しています。訪れたときはちょうど博物館の学芸員の方の説明がありました。道の両側には土塀があったと考えられています。この遺構が博物館建設中...
地域タグ:静岡県
前回も紹介したJR旭川駅です。駅前は多くの人で賑わっています。買物公園に面したツルハドラッグで「北海道 味めぐりフェア」をやっていたので思わず入店しました。焼きそば弁当も各種そろっています。このようなフェアを関西のスーパーでやればバカ売れ間違いなしです。ただ関西で催されるとどうしても価格が上がってしまいます。かつては駅前も寂れつつありましたが、今は再び盛り返しています。2012年に旭川エスタが閉店し、そ...
地域タグ:北海道
昨日紹介した道の駅風のマルシェ御前崎にあるレストラン「たわら屋」に入りました。ここのレストランは少し前にテレビで取り上げられているのを見ました。そのときは朝7時からの「朝ラーメン」が人気で開店前から行列が出来ている様子を放映していました。着いたのは午後1時でしたので「朝ラーメン」は終わっていて、普通にお昼をいただきました。メニュー豊富ですが、とくに御前崎漁港に揚がるマグロやしらすなどの海鮮メニューが...
地域タグ:静岡県
道の駅「風のマルシェ御前崎」です。先日紹介した静岡県御前崎市の浜岡砂丘からすぐの場所にあります。御前崎は強風が吹くことで有名な地域で、この道の駅の名前もそのことを表しています。この道の駅は農産物直売所がメインです。いわゆる一般的な道の駅で見かけるスイーツやグッズ、土産品などはあまり置いていません。その代わりに、地場産の朝採れ野菜や果物がたくさん並んでいます。野菜もレタスやキャベツ、ごぼう、かぼちゃ...
地域タグ:静岡県
ラウンドアバウト(環状交差点)という交差点が全国に増えつつあります。旭川常盤ロータリーは、通称「魔のロータリー」と呼ばれています。国道40号を含む6本の道路が分かれています。このロータリーでは国道40号への出入りが優先され、他の道路からは一時停止することが求められます。このようにロータリーで最優先される道路がある場合は、規定ではラウンドアバウトではなく、ロータリー交差点になるそうです。その違いによって...
地域タグ:北海道
静岡県の遠州灘沿岸に30kmも続く広大な砂丘地帯「南遠大砂丘」があります。その中でも最大なのが御前崎市の浜岡砂丘です。天竜川が運んだ砂で形成されました。明治以前は、海岸沿いに20mほどの高さの砂丘が海岸線と直角方向に並んでいたため、風下の集落や畑は飛砂による被害が続いていました。そこでその対策として、斜め45度に垣根を立てて砂を溜めていく「人工斜め砂丘」という方法が採用され、その結果飛砂による被害がなくな...
地域タグ:静岡県
道の駅江差です。すぐ目の前には日本海が広がります。全国の道の駅が、少しでも多くのお客さんに来てもらって、人気ランキング上位を目指して工夫する中、ここは独自路線を歩んでいます。アピールポイントは自称「日本一小さい道の駅」です。道の駅がどんどん巨大化している中で異彩を放っています。敷地なのか売り場なのか売り上げなのか何をもって「小さい」とするかはありますが、確かに売店は4人も入ると満員になるくらいのス...
地域タグ:北海道
余市町にある道の駅スペース・アップルよいちです。日本人初の科学者宇宙飛行士の毛利衛氏が余市出身ということで作られた道の駅です。以前行ったのはもう20年以上前です。とくに売店は施設の老朽化と寂びれ具合を感じました。売店の中にはスペースシャトルをイメージした遊戯施設「ステップトレイナー」があります。錯覚と床の傾きを利用して平衡感覚がマヒする中を歩く施設です。子どもたちが喜びそうです。となりは以前紹介した...
地域タグ:北海道
前回は平城京の大極殿について書きましたが、今回は平安京の大極殿についてです。平安京の大極殿も復元されているのかといえば、ある意味現在の平安神宮がそれにあたります。1895年(明治28年)に平安遷都1100年を記念して京都で開催された内国勧業博覧会の目玉として大極殿を模した平安神宮が建てられました。ただ大極殿は8分の5の大きさに縮小復元するに留まりました。実際には下の写真の本殿の倍近くあったということです。ま...
地域タグ:京都市
下の写真の建物は何かわかりますでしょうか。古代史に詳しい方は平城京の大極殿とおわかりかもしれません。大極殿とは朝廷の正殿で、即位の大礼や国家的儀式が行われる重要な建物です。このブログでも少し前に復元された奈良・平城京の大極殿の写真を載せました。下の写真がそうです。ところが1枚目の写真の大極殿はこの復元された奈良・平城京の大極殿ではありません。実は昨日紹介した阪九フェリーの新門司港フェリーターミナル...
地域タグ:福岡県
このたび初めて阪九フェリー神戸-新門司航路を利用しました。神戸の六甲アイランドを出港するのは午後6時30分です。曜日によって出航時間は若干異なります。今回の船室はデラックス和洋室です。靴を脱いで床に座れるのでとてもリラックスできます。売店で売っているパイシューは阪九フェリーの名物だそうです。数量限定で早くに売り切れると聞いて乗船してすぐに買いました。明石海峡大橋を通過するのは午後7時30分頃です。強風と...
地域タグ:福岡県
函館に連泊するにあたり宿泊したのはスーパーホテル函館です。コンパクトツインという部屋でしたので、ツインながらベッドの間はスペースは無く、文字通りコンパクトな部屋です。ただベッドの正面にあるテレビは大画面で見やすかったです。網走や旭川では東横インに宿泊し、函館でも最初は東横インを予約していましたが、比較してみると、スーパーホテルは連泊して部屋清掃なしにすれば2名1泊あたり5600円という安さでしたので、...
地域タグ:北海道
昔々に網走で少し贅沢な宿に泊まったことがあります。1996年にかに本陣友愛荘に、2005年には下の写真の網走グランドホテルに泊まりました。(かに本陣友愛荘も網走グランドホテルも現在は別のホテルになっています)その贅沢な2泊以降は10年以上網走市内に宿泊することはありませんでした。しかし、ここ数年は網走もビジネスホテルが増えたので、安く素泊まりする機会が出てきました。そして昨年は東横インオホーツク・網走駅前に...
地域タグ:北海道
1週間以上の旅行だと、どうしても旅先で2~3回は洗濯をしないといけません。ビジネスホテルであれば大体コインランドリーはありますし、新しいホテルでは部屋のテレビ画面で稼働状況がわかるところもあります。ただホテルの洗濯機や乾燥機は台数が少なく、空くのを待つこともあります。とくに乾燥に時間がかかるので、洗濯が終わっても乾燥機の空き待ちになることがあります。実際に上の写真でも、洗濯機は2台とも空いていますが、...
地域タグ:北海道
JR熊本駅のすぐ目の前にあるアミュプラザくまもとです。2021年オープンの新しい商業施設です。前回紹介したスーパーホテルとは道をはさんだ向かい側になります。この9階に展望デッキがあります。エレベーターも別になっていて、地元の方もあまり知らないらしいです。くつろいで景色が見れるようソファーも置いてありました。建物の外のデッキへ出ることもできます。正面の高層ビルはタワーマンションです。左側にはJR熊本駅が見え...
地域タグ:熊本県
熊本市内で宿泊したのは2022年オープンの新しいスーパーホテル熊本駅前天然温泉です。泊った部屋は写真のような2段ベッド形式のスーパールームです。スーパーホテル独特の「ツイン」です。こちらのスーパーホテルでは、18時~21時にアルコールやソフトドリンクを無料で楽しめる「ウェルカムバー」を実施しています。酒類の飲めない私はソフトドリンクと駅で買った名物の「いきなり団子」で夜食です。ちなみに「いきなり団子」は輪...
地域タグ:熊本県
道南の道の駅なないろ・ななえです。こちらは2021年のじゃらんの道の駅人気ランキングで2位の道の駅です。函館に隣接する七飯町にあり、七飯町のランドマークです。七飯町は大沼公園や駒ヶ岳のある風光明媚な町です。道の駅の建物に入ると道南杉を使用した温もりのある壁と天井の高い開放的な空間があります。天井から大きなタペストリーが吊り下げられています。描かれているロゴは七飯町の特産品の「りんご」と「なないろ=七色...
地域タグ:北海道
山口県の道の駅「北浦街道 豊北」です。ここは本州最西端の道の駅です。2012年のオープン以来、10年間で550万人の来場者数を達成しました。その間、何度となく道の駅ランキングで全国1位に輝いています。ちなみに2018年に1位になったときの2位は前回紹介した北海道の「ニセコビュープラザ」でした。ここは本州最西端ということがウリではありません。内容がとても充実しています。メインの「ほうほく夢市場」では豊富で新鮮な魚介...
地域タグ:山口県
国道5号と道道岩内が交差するニセコ町の玄関口ともいえる場所ある道の駅ニセコビュープラザです。トリップアドバイザーの全国道の駅ランキングでベスト10入り常連の人気の道の駅です。以前は北海道へ来ると必ずここの農産物直売所でメロンやトウキビを買って帰りました。しかし当時珍しかった直売所も今ではあちこちにあるので、この道の駅に立ち寄る機会も減ってしまいました。それでも相変わらず人気はあるようで駐車場は平日で...
地域タグ:北海道
1880年に開通した手宮-札幌を結ぶ官営幌内鉄道は北海道最初の本格的な鉄道です。ちなみに日本では3番目の鉄道です。その後、1909年鉄道国有化により手宮-小樽(現:南小樽)路線は「手宮線」という名称に変わりましたが、昭和になり利用客や貨物輸送量が減少し、1985年に廃線になりました。廃線後の2001年から2016年にかけて、小樽中心部から、終点だった旧手宮駅のあった小樽総合博物館本館までの約1.6kmの散策路が整備されました...
地域タグ:北海道
前回は日本三名園の後楽園を紹介しました。日本三名園と聞くと何となく別格という印象を抱きますが、たまたま明治に発行された写真集で3つの庭園が「日本三名園」と表現されたに過ぎません。ですから、ほかにも名園はたくさんあります。たとえば高松の栗林公園や島根の足立美術館も三名園にまったく劣らないすばらしい庭園です。九州の日本庭園といえば鹿児島の仙厳園と熊本の水前寺成趣園が有名です。水前寺成趣園は初代熊本藩主...
地域タグ:熊本県
JR余市駅前の小さな公園にウイスキーの角瓶を抱えたヒグマ像があります。すぐ近くにニッカウヰスキー余市蒸溜所があるので、通称ニッカ熊というそうです。ただほとんどの人は存在に気づかずに足早に蒸留所に向かいます。そのニッカウヰスキー余市蒸留所は余市駅から歩いて5分の場所にあります。NHK朝の連続ドラマ小説「マッサン」で一気に有名になりました。それでもドラマが放映されてからもはや8年です。つい先日もヒロインの...
地域タグ:北海道
1990年代はまだデジカメは無くフィルム写真が主流でした。今と違いフィルム代や現像代がかかるので、慎重にシャッターを切っていた覚えがあります。当時の私の北海道旅行のフィルム写真に写っていて現在は姿を消してしまったものをいくつか並べてみました。【オホーツク水族館】網走の二ツ岩海岸にありましたが、施設の老朽化とともに客足も減り2002年に閉館しました。【旧モヨロ貝塚館】網走川河口のモヨロ貝塚の横にあった小さな...
地域タグ:北海道
漫画家の松本零士さんが亡くなりました。「銀河鉄道999」「宇宙戦艦ヤマト」など宇宙を舞台にした人気作を生み、昭和のSF漫画の一時代を築いた方でした。松本零士さんは、小学校低学年だった戦時中の2年間、母親の実家のある愛媛県大洲市に疎開していました。ここで「銀河鉄道999」のイメージが育まれたとされています。そして松本少年は大洲に疎開中、近くの宇和島にもよく遊びに行ったそうです。そこにある宇和島城は日本に現...
地域タグ:愛媛県
前回書いた日本最北端の宗谷岬は有名ですが、本州最西端の地と聞いてピンと来る人は少ないかもしれません。本州最西端は山口県下関市の「毘沙ノ鼻」という岬です。本州最西端の場所のイメージが湧きますでしょうか。下の中国地方の地図の矢印あたりが本州最西端毘沙ノ鼻です。岬の近くまで車で行くことができ、駐車場から海岸へ伸びる遊歩道を5分ほど歩くと毘沙ノ鼻展望広場に着きます。この下の岩礁の先端が本州最西端です。下の...
地域タグ:山口県
宗谷岬は日本最北の地です。しかし正確には宗谷岬の沖合1.2キロに浮かぶ弁天島が最北になります。サッカーコートより少し小さな無人島で一般人は行くことはできません。現在はトドに占拠されています。さらに言えば本当の最北は北方領土の択捉島の北端です。こちらはロシアに占拠されています。つまり私たち一般人が普通に行けるというという意味での日本最北の地は宗谷岬です。離島を除いた最北地という言い方もあるかもしれませ...
地域タグ:北海道
前回、地図の電子化に伴って全国の島の数を見直すと大幅に数が増えたという話をしました。県別の島の数も長崎県:971(1位)→1479(1位)北海道:558(3位)→1473(2位↑)と北海道が一気に900以上も増えて、1位の長崎県にわずか6島差に迫ることになりました。━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━実は北海道と長崎県は海岸線の長さでもいい勝負をしています。北海道の海岸線の長さは約4460kmあり、これは47都道府県で第1位です。海岸線の長さに...
地域タグ:北海道
昨日「日本の島の数が倍増する見込み」というおもしろいニュースがありました。「政府が日本全国の島を35年ぶりに数え直した結果、総数がこれまで公表されてきた6852から1万4125に倍増する見通しであることが関係者への取材で分かった」もちろん物理的に島が増えたわけでなく、地図の電子化に伴い調査精度が大幅に向上し、正確に把握できるようになったたためということです。島の数の増加を上位3県で見ると下のように変動しました...
地域タグ:北海道
今日はバレンタインデーですね。私が北海道のチョコと聞いて連想するのは、やはりロイズです。ロイズにはロイズベーカリーというパン専門の部門があり、オリジナリティ溢れる商品がたくさんあります。中でもインパクトがあるのは下の写真の「グテ」です。厳密には下の写真は「いちごグテ」で、このときはミルクチョコをはさんだノーマルの「グテ」は売り切れでした。思わず関西人としては「パンに板チョコはさんでるだけやん!」と...
地域タグ:北海道
今年のNHK大河ドラマ「どうする家康」が始まったばかりで何ですが、来年の大河ドラマは「源氏物語」の作者紫式部が主役の「光る君へ」です。その紫式部の墓所が京都市堀川北大路の交差点近くの堀川通沿いにあります。このあたりは紫式部が生まれ育った場所とされており、地名の「紫野」も「紫式部」に関係があるといわれています。訪れて初めて知ったのですが、紫式部の墓の隣りにはなぜか小野篁(たかむら)の墓もあります。墓所...
地域タグ:京都市
大阪府高槻市にある今城塚古墳です。6世紀前半に築かれた前方後円墳です。全長190mの大きさは淀川流域では最大級です。上の写真のように上空から見ると全貌はわかりますが、地上からだと下の写真のように単なる森です。写真左が前方部、右が後円部です。埋葬者は継体天皇であるというのが歴史学者で一致した説です。しかし宮内庁は近くの別の古墳を継体天皇陵墓に指定しているので、この今城塚古墳の発掘調査は自由に行うことがで...
地域タグ:大阪府
「さっぽろ雪まつり」は11日で、「旭川冬まつり」は12日で終わります。紋別や網走のイベントもこの週末開催され、北海道の冬のイベントも終盤を迎えます。名寄の「北の天文字焼き」は地域から愛されているイベントで、毎年2月の第2土曜日に行われます。新型コロナ後は中止や縮小開催のためイベントのポスターはありません。下の写真は2020年のものです。名寄の「太陽の丘」に設置されたドラム缶に火が炊かれ「天」の文字が浮かび上...
地域タグ:北海道
北海道どさんこプラザは北海道が運営するアンテナショップです。JR札幌駅構内に北海道どさんこプラザ札幌店がありますが、今月1日にリニューアルオープンしたというニュースを見ました。下の写真はそれより以前の店の様子です。北海道以外にも仙台・東京・名古屋などに支店がありますが、大阪は天王寺のあべのハルカス近鉄本店にあります。関西はこれまで期間限定の北海道のアンテナショップは時々ありましたが、常設の店はありま...
地域タグ:北海道
宝塚にある手塚治虫記念館です。4年前に来ましたが、今回は近くのトヨタで車検をしてもらっている間に訪れました。手塚治虫は5歳から20年間を宝塚で過ごしたことから、没後5年の1994年に宝塚市が記念館を設立しました。ライブラリーには単行本およお2000冊があり自由に閲覧できます。手塚治虫が幼少期から描いてきたマンガも展示されています。下の写真は『オヤヂ探偵』という彼が中学生の時に描いたマンガです。後のヒゲオヤジに...
地域タグ:兵庫県
2月の北海道では冬のイベントが各地で予定されています。3年ぶりのさっぽろ雪まつりも開催中です!私は2月に北海道へ行ったことがないので、今年は行こうと思っていましたが、この時期の北海道ツアーはけっこう値段が高い…さっぽろ雪まつりをはじめ各地のイベントがあり、オホーツクでは流氷が見られるので、北海道の2月前半のツアー料金は繁忙期ランクです。しかもそこまで高級でなくていいと思う温泉地のホテルが組み込まれてい...
地域タグ:北海道
岡山県高梁市にある備中松山城は日本に12しかない現存天守のひとつです。しかももっとも高い場所にある現存天守として有名です。国指定重要文化財に指定されています。本丸の手前に大手門跡があります。天然の岩盤の上に石垣を築き、土塀を建てています。ここは大河ドラマ『真田丸』のオープニング映像に使用された場所です。実際の土塀は下の写真のように白い漆喰塗りですが、ドラマのオープニング映像ではCGで茶色い土壁に加工さ...
地域タグ:岡山県
国宝・彦根城の城主ひこにゃんです。ゆるキャラブームの火付け役です。消えていった全国のゆるキャラが数多くある中でひこにゃんは健在です。頭が大きく、白くて、丸っこくて、小さな黒目…先日も紹介した北海道で人気のシマエナガと似ている部分が多く、これらの要素が広く愛されるポイントかもしれません。ところで、このことは以前にも紹介した話ですが・・ひこにゃんに年賀状を出すともれなく全員に返事が届きます。私も年賀状...
地域タグ:滋賀県
昨日はJR小樽駅周辺の商業施設がピンチな状況にあるという話でしたが、今日は小樽観光の目玉である小樽運河についてです。以前に書きましたが札幌時計台が日本三大がっかり名所のひとつとされていますが、同じく北海道限定の三大がっかり名所というのがあり、小樽運河はそのひとつにあげられています。小樽運河ががっかりされるのにはいくつか理由が考えられます。まず運河といっても全長1km余りしかなく、幅も当時の半分の20mほ...
地域タグ:北海道
帯広の明治33年創業の老舗百貨店の藤丸が本日1月31日で閉店します。これで道東エリアから百貨店は姿を消すことになりました。バブル崩壊後売り上げが低迷し、さらに近くのイトーヨーカドーが郊外に移転したことで相乗効果もなくなり客足が遠のきました。JR帯広駅近くの歩行者数は1975年のピーク時には休日で約7.5万人ありましたが、2007年以降は1万人前後にまで減少しました。このような構造的な変化に対応できず閉店になってしま...
地域タグ:北海道
兵庫県の中東部にある丹波篠山市の篠山城です。1609年に徳川家康の命により西国の大名に築かせた平山城で、日本100名城のひとつに数えられています。豊臣秀頼のいる大阪城の包囲網のひとつとして築かせましたが、西国の大名に建築の負担をかけて蓄財させないことも目的でした。今は建物は失われていますが、近江の石垣職人集団の穴太衆の高い技術指導によって積み上げられた石垣は当時のまま残っています。さらに堀も堅固な二重の...
地域タグ:兵庫県
先週の木曜日に京都に行きました。市街地は道路脇や屋根に雪が残る程度でしたが、東山の山麓の哲学の道はまだまだ雪が積もっていました。下の写真は高野川(右)と賀茂川(左)が合流して鴨川になる地点です。2本の川の間にある森は下鴨神社の糺の森です。川の中に飛び石があって渡ることができますが、さすがにこの日は渡っている人はいません。石が凍結していてツルっといく危険性大です。広い河川敷にも雪が積もっています。あちら...
地域タグ:京都市
新日本海フェリーの敦賀-苫小牧航路に車で乗船しました。乗用車58台収容可能ですが、この日は閑散期ということで16台のみの乗船でした。乗船待ちの駐車場もガラガラです。ですから乗船もスムーズですし、船内の車間もゆとりがあります。お盆などに乗るとかなりぎりぎりに止めさせられることもありますので、それは快適だったのですが・・・乗船する際は車のライトを消すように指示されます。以前の車はそこでスモールライトにした...
地域タグ:北海道
最強寒波がもたらした強風強雪もとりあえずは峠を越えたようです。みなさんの地域はいかがでしょうか。さて、今日の話は札幌のシンボルである札幌時計台についてです。札幌時計台といえば札幌を代表する観光名所です。とくに初めて札幌観光をする人であれば必ず行く場所ではないでしょうか。一般的に時計台と呼びますが、正式には北海道大学の前身である札幌農学校演武場です。当時は入学式や卒業式が行われていました。私も何度と...
地域タグ:北海道
10年に1度の最強寒波で、昨日の関西は名神・新名神高速では50km近い渋滞が発生し JR京都・神戸線などでも運転を見合わせるなど、交通は大きな影響を受けました。18本の電車が線路上で動けなくなり、最大10時間も乗客が閉じ込められたケースもありました。積雪も雪の多い近畿北部以外に中部や南部でも積雪が観測され、京都太秦映画村や姫路城なども臨時休業するなど大混乱の1日でした。そんな中、私の住む尼崎はうっすら白くなる申...
地域タグ:兵庫県
みなさんの地域では10年に1度の大寒波の影響はどんなものでしょうか。兵庫県は北部に大雪警報が発令されましたが、私の住む尼崎は朝起きて家の前を見る限りでは地面がうっすら白くなっている程度です。ただ昨日の夕方の風はかなり強かったですね。私の保存写真の日付を確認すると尼崎にある程度の積雪があったのは9年前の2014年が最後だったと思います。今日のブログ写真はその当時の尼崎の様子です。(今回の寒波の写真ではありま...
地域タグ:兵庫県
上士幌町のタウシュベツ川橋梁は国鉄士幌線の橋梁でしたが、ダムの建設で鉄道はコースを変え、1955年に橋梁はダム湖に沈みました。しかしダム湖である糠平湖は発電などによって水位が変化するため、橋梁は水没と出現を繰り返し、その様子から「幻の橋」と呼ばれるようになり、人気の観光スポットになりました。このブログでも何度か紹介したことがあります。ただ水没・出現・凍結を繰り返すので劣化も早く、現在はいつ崩落してもお...
地域タグ:北海道
先日テレビでニセコ温泉の湯量が減少しているというニュースを見ました。それでネットで調べてみると、そのことは今に始まったことではなく、数年前から源泉の水位が10mほど下がっているとのこと。これはリゾート開発で新たにいくつかの温泉を掘削したため、温泉使用量が増えたのが原因と考えられるようです。ちなみに写真のニセコ湯元温泉の源泉である大湯沼も明治までは間欠泉で定期的に数メートルのお湯が噴出していましたが、...
地域タグ:北海道
苫小牧東港から帰りの敦賀行きフェリーが出るのは午後11時半。夏は時間潰しを兼ねて日帰り温泉に行っていましたが、今回は急いで入浴するほど汗をかく時期ではなく、何となく苫小牧市内のイオンモールに行ってみました。行って初めて知りましたが六花亭や柳月をはじめ北海道の有名店がけっこう入っています。またスーパーの売り場も北海道ならではの豚丼のたれやインスタント食品などの品揃えが豊富で、思わずいくつか買ってしまい...
地域タグ:北海道
先日は函館や淡路島のニホンザルの話をしましたが、今日は旭山動物園のオランウータンの話です。サルは知能が高いですが、中でもオランウータンは人間の5才児程度の知能があるといいます。下の写真のオランウータンは、しばらく木の枝をしげしげと観察して何か考えている様子です。すると考えがまとまったのか、その枝を口にくわえてロープをつたって自分の寝床のある檻の方に持って帰ってきました。何かに使えると判断したのでし...
地域タグ:北海道
昨日の函館のニホンザルから今日は淡路島の野生のニホンザルの話です。洲本市にある淡路島モンキーセンターでは島の南東部に生息する約300匹の野生のニホンザルを餌付けしており、間近でサルの様子を観察できます。今の時期は山にエサの木の実がないのでこうして毎日「出勤」してきますが、9~11月は木の実の豊富な山奥に入るのでここも休園状態になります。ここが有名になったのは、冬の寒さの厳しい時期に大勢のサルが寒さをしの...
地域タグ:兵庫県
函館の熱帯植物園です。南国の珍しい植物をはじめとした300種3000本の熱帯植物が植えられた温室が施設の中心です。行ったときはブーゲンビリアがきれいでした。 花びらに見える部分は花を取り巻く葉で、花は中央の小さな白い部分です.。でも最近のここの人気はニホンザルです。冬に湯の川の温泉湯に浸かるサルたちの姿が話題になって来場者が増えました。ただ「サル山温泉」の光景が見られるのは12月からGWまでで、私が訪れたとき...
地域タグ:北海道
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北九州市の門司港は、戦前は貿易港として栄え、神戸、横浜と並んで日本三大港に数えられました。そのため明治から昭和初期にかけてのレトロ建築が多く、現在は「門司港レトロ」と名付けて保存・整備されています。その「門司港レトロ」を巡りました。大連友好記念館 明治35年大連市に建築した東清鉄道汽船事務所をそっくり複製し建築しました旧門司税関 明治45年に建設されたものを平成6年に北九州市が赤煉瓦を特注し建物の復元...
旭川ラーメンを食べようと旭川駅から歩き始めました。山頭火はやはり行列で、梅光軒は休み…やはり有名店はどこもいっぱいだなあと思いつつも、2年前に行ったときたまたま空いていた蜂屋五条創業店に行ってみました。すると今回も空いていました。開店直後だったとは思いますが、ラッキーでした。私はしょうゆラーメンを油濃いめのネギ大盛で注文しました。焦しラードの香ばしさが特徴です。ちなみに妻は普通のしょうゆラーメンを注...
札幌の発寒にあるラーメン屋さん「八乃木」に行きました。ここは札幌味噌ラーメンの名店「すみれ」の暖簾分けの店ということで人気の店です。発寒の住宅街の中にありますが、駐車場は店の前に数台とあとは分散して近くに何台か止めることができます。行列は必至で、曜日と時間帯にもよるとは思いますが、私は平日のお昼で20分ほど待ちました。テレビ取材もよく来るようです。注文したのは味噌ラーメンです。もちっとした縮れ麺にあ...
能勢電鉄妙見口駅から花折街道を北へ約10分ほど歩いたところにある吉川八幡神社です。平安時代に源頼仲が吉川城在住の折に創建されたと伝えられています。神社の鳥居の手前に2台の鉄道車両があります。右は能勢電鉄1500系、左は阪急550形です。神社とアンバランスな光景なのでテレビなどで取り上げられることもあります。車両はスペースの都合から1両丸ごとの設置はできず、運転席部分だけカットされて置かれています。現在は右の...
1924年(大正13年)に建設された北海製罐小樽工場第3倉庫です。小樽運河の北側にあります。かつてサケ・マスの缶詰用の缶を保管する倉庫として建てられました。鉄筋コンクリート4階建てです。実際に見ると迫力のある外観です。ここで保管していた缶詰用の缶はカムチャツカ半島の水産物加工場へと運ばれました。缶を詰めた木箱を運河へ滑り下ろすらせん状のスパイラルシュートやリフトなど当時の最新設備を確認することができます。...
前回紹介した小樽の北運河エリアでシンボル的な歴史的建築物のひとつ旧澁澤倉庫です。倉庫業にも投資していた渋沢栄一が入手した倉庫で、建築されたのは1892年頃です。現在は「小樽 GOLDSTONE」というライブシアター兼レストランとして再利用されています。そしてすぐ近くにあるのが、旧日本郵船小樽支店です。明治後期の代表的石造建築で国の重要文化財に指定されています。ルネサンス様式の石造二階建建築で明治期小樽の繁栄を伺...
小樽運河の北運河エリアです。観光客が集まるあたりの運河は埋め立てられて川幅は当時の半分ほどになっていますが、北運河あたりは川幅40mのままの当時の運河の姿を残しています。観光客が多い場所から歩いて10分ほどです。下の写真は運河の終点です。その小樽運河の北端にある公園が運河公園です。中央には当時の「船入澗(ふないりま)」をモチーフにした噴水池があります。公園の一角には旧日本石油倉庫が残されています。大正9...
滋賀県高島市にある白髭神社は近江で最古の神社です。前回は白糠厳島神社について書きましたが、この神社は宮島の厳島神社とは無関係です。しかし近江の厳島神社と呼ばれています。その理由は、琵琶湖の中に朱塗りの鳥居が建っている様子が宮島の厳島神社と似ているからです。鎌倉時代の絵図には鳥居は地上に描かれているそうで、その後琵琶湖の水位が上昇したために湖の中に建つことになったといわれています。この神社に来るほと...
前回紹介した白糠町の白糠厳島神社ですが、ここには普通の神社とは違うレアな光景があります。実はこの神社の参道をJR根室本線の線路が横切っています。しかも踏切には遮断機はおろか、警報機もありません。あくまで自分でしっかり確認して渡らないといけません。しかしこの踏切は両方向とも踏切の手前でカーブしており見通しがよくありません。【帯広方面】【釧路方面】列車が来ていないか目視するのはもちろんのこと、列車の音が...
釧路の西の白糠町にある白糠厳島神社です。江戸時代に安芸宮島の厳島神社から分霊してできた神社と伝わっています。下の写真の二の鳥居をくぐって石段を上がった先に本殿があります。釧路市米町にも厳島神社がありますが、今回紹介している厳島神社は釧路市の隣の白糠町にあります。国道38号線から100mほど離れた標高24mの高台に鎮座しています。「白糠厳島神社例大祭」は夏の風物詩として地元民に愛されています。もちろん私は祭...
大阪万博開幕まであと1年になりました。当初の予算よりもどんどん膨らむ上に、大屋根やデザイナーズトイレなどに惜しげもなく大金をつぎ込む姿勢に批判は強くなる一方です。大阪維新の会・吉本興業・協賛大手企業は在阪テレビ局を掌握していますから、開幕1年前の昨日は関西ローカル番組で朝から夕方まで万博情報を放送し、吉本のタレントや吉村大阪府知事がPRしていました。レポーターも街へ出て万博で盛り上がっていると大騒ぎし...
阪急うめだ本店で北海道物産大会が開催中です。昨日のブログで書いた造幣局の桜の通り抜けに行った帰りに寄りました。こちらのイートインコーナーで豚丼を食べました。「豚丼ポルコ」という函館の店で、札幌と江別にも出店しているようです。帯広から取り寄せた希少なブランド豚「かみこみ豚」を使用した豚丼です。「かみこみ豚」は脂身がとても甘く柔らかい肉質が特徴です。メニューは2種類で、私が食べたのは十勝特製豚丼(1430...
昨年に続いて大阪の造幣局の「桜の通り抜け」に行きました。明治16年から始まり、今年で141年目という歴史のあるイベントです。南門から北門までの560mの間に141品種340本の桜が植えられています。そこを桜を見ながら一方通行で通り抜けます。造幣局の桜は八重桜など遅咲きの品種が中心ですが、今春はさらに開花が遅れ、開催期間の前半は咲き始めから五分咲きほどだったようです。私が訪れたのは最終日の1日前でしたが、見頃と晴...
前回紹介した道の駅あびら D51ステーションには鉄道資料館が併設されています。もともと安平町鉄道資料館として別の場所にありましたが、道の駅のオープンに伴って移転してきました。屋外には特急列車「キハ183系車両」が展示されています。北海道仕様の特急「おおぞら」です。クラウドファンディングによって保存されました。資料館の中にはそのキハ183系車両の座席がベンチ代わりに置いてあります。そしてメインの展示は蒸気機関...
道の駅あびらD51ステーションです。国道234号沿いにあり、道東自動車道追分町I.Cから約3分という場所にあります。2019年春にオープンした比較的新しい道の駅です。館内では地域の新鮮野菜や焼き立てパン、町内の名産品を販売しています。安平町の名産のひとつが菜の花です。以前訪れたときはちょうど菜の花が満開の時期でした。道の駅ではその菜の花のはちみつを販売していました。また安平町といえばノーザンファームに代表され...
前回は高いところからの洞爺湖でしたが、今回は湖畔からの写真です。この日は分厚い雲に覆われ、全体的に鉛色の写真です。写真の山は対岸ではなく、湖の中央にある中島です。中島というのは1つの島ではなく、大島・弁天島・観音島・饅頭島の4島の総称です。時折小雨がぱらつく天気で、白鳥のボートも休業のようでした。下の写真は別のときの洞爺湖です。このときは快晴で雪を被った羊蹄山もきれいに見えました。ただ少し風があった...
洞爺湖を見下ろす高台にあるサイロ展望台です。ここは標高290mの場所にあるので、洞爺湖はもちろん有珠山や昭和新山もよく見える場所です。しかしこの日は霧で何も見えない状態でした。下の写真は以前立ち寄ったときに上の写真と同じような構図で撮ったものです。晴れていればこのように湖と周辺の山がよく見えます。少しだけ霧が晴れてきましたが、それでも辛うじて湖に浮かぶ中島が見える程度でした。ここは洞爺湖温泉街から札...
自宅最寄りの阪急武庫之荘駅では、駅前や線路沿いに多くの桜が植えられています。数日前はほとんど咲いていませんでしたが、大阪や神戸で開花宣言が出てから一気に咲き始めました。阪急電車の車体は昔から一貫して阪急マルーンという独特の濃い小豆色です。特急や普通などの列車の種別に関係なく、すべて同じマルーン色です。この車体のマルーン色と桜のピンク色がマッチしてなかなかきれいです。なので、この時期は線路沿いに多く...
一昨日、JR大阪駅の時空の広場を通ったときのことです。白馬がいるので「駅に馬!?」と思って近寄るとロボットでした。それにしても筋肉や毛並みまで精巧な作りで、実際に顔を動かします。近くで見ても本物と思うような完成度です。人気の牝馬のソダシという白馬がいましたが、彼女をモデルに作ったのかもしれません。日曜日は競馬G1レースの桜花賞なので、JRAがPRイベントをしていたようです。近くにいた係の方に「抽選をしていま...
釧路市にある六花亭鶴見橋店です。新釧路川に架かる鶴見橋のたもとにあります。店の前は道道113号釧路環状線という交通量の多い道路です。釧路市にある唯一の六花亭路上店舗です。ここの喫茶室は六花亭では珍しいモーニングサービスがあります。このときはもう午後でしたのでモーニングメニューはありませんでした。注文したのはモンブランとポイントで飲めるポイントコーヒーです。以前来たときはコーヒーは無料だったのですけど...
昨日の大河ドラマ「どうする家康」で番組後半に登場した浜松城です。浜松の歴代藩主が出世したことから「出世城」の別名がある城です。全国的に城は桜の名所になっているところが多いですが、やはりここも桜がきれいでした。徳川家康が29~45歳の17年間を過ごした城です。門の前にも家康像がありました。浜松時代の家康の戦いの中で最大のピンチだったのは、武田信玄の巧妙な作戦の前に大惨敗を喫し、命からがら浜松城に逃げ帰った...
札幌ドームです。日本ハムファイターズの本拠地が今シーズンから北広島市のエスコンフィールドHOKKAIDOに移ったことで危機的状況に陥っています。札幌ドームはフィールド全体を野球とサッカーで入れ替えられるのが特徴です。私が訪れたときはサッカーコート仕様になっていました。ここはコンサドーレ札幌の本拠地でもありますが、Jリーグの試合数は野球に比べて少ないのでそれだけでは経営は困難です。そんな折、全国高校サッカー...
日本平は静岡市にある標高307mの丘陵地で、絶景スポットとして有名です。とくに駿河湾越しに見える富士山は人気の風景ですその日本平山頂に2018年にオープンしたのが日本平夢テラスです。入場無料です。1周約200mの展望回廊があり、ぐるっと1周すれば、富士山はもちろんのこと静岡の市街地や伊豆半島、駿河湾などを見渡せます。手前の木が少し遮りますが、三保松原も確認できます。昨日のブログで函館の「赤い靴の少女像」を紹介...
函館ベイエリアに函館を代表するコンビニハセガワストアとバーガー店ラッキーピエロが並んでいる場所があります。ラッキーピエロのハンバーガーは前回紹介した峠下総本店などで食べましたが、ハセガワストアの看板商品やきとり弁当はこれまで食べたことがありません。一度食べてみたいなとは思っていますが、この日もまだ午前10時でしたので食べるのは見送り…そしてこれらの店のすぐ前には「赤い靴の少女像」があります。野口雨情...
函館で人気のハンバーガーショップのラッキーピエロ峠下総本店に行きました。入ってすぐの巨大な椅子は座ると金運に恵まれる「財運の椅子」と呼ばれています。大きなキリンが出迎える店内にはメリーゴーランドもあり、まるで遊園地のようです。ちなみに峠下総本店のテーマはバードウォッチングだそうです。注文したのはラッキーエッグバーガー440円。挟まれているハンバーグがとても肉肉しい。そしてサイドメニューにオリジナルラ...
北陸自動車道の賤ケ岳サービスエリアです。賤ケ岳(しずがだけ)といえば、織田信長が本能寺で討たれた後、豊臣秀吉と柴田勝家が後継を巡り戦った賤ケ岳の合戦で有名です。この賤ケ岳サービスエリア近くの木之本ICを下りるとその古戦場があります。私はこのサービスエリアには新日本海フェリーに乗船するため敦賀港に向かう途中に立ち寄ります。目的は休憩と夕食です。新型コロナ前まではここのレストランで滋賀名物の近江ちゃんぽん...
道央自動車道の豊浦噴火湾パーキングエリアです。噴火湾のきれいな風景が見られると思い立ち寄りました。案内板を見ると、このパーキングエリアは一般道ともつながっていて、パーキングエリア周辺だけではなく、広いエリアを散策できるようになっているようです。地図を見る限りではけっこうな距離を歩くようでしたので、時間的なこともあってそれは断念しました。駐車エリアからは眺望が広がってはおらず、木々の間のわずかな隙間...
室蘭にある地球岬は「北海道の自然百選」で1位に選ばれた景勝地です。これまで3度訪れましたが、今回が一番の晴天でした。「水平線がまるく見える」というキャッチフレーズですが、まさしくこの日はそんな感じでした。「地球岬」は「チキウ岬」と表記されている場合があります。アイヌ語で「チケウ」は「海上から屹立した断崖絶壁」を表しているそうで、それが「チキウ」となり「地球」の字をあてるようになったそうです。もう次に...
統一地方選挙報道のため1週休みだった大河ドラマ「どうする家康」の今回のタイトルは「金ヶ崎でどうする!」です。織田信長最大のピンチである「金ケ崎の退き口」が描かれます。信長が越前の朝倉氏を攻め込んでいたときに、妹の市を嫁がせている浅井氏に裏切られて背後から攻められ挟み撃ちになり、現在の福井県敦賀市の金ケ崎城から命からがら逃げたのが「金ケ崎の退き口」です。現在、城は残っておらず、金ヶ崎城跡の麓には金崎...
昨日は北海道百年記念塔の解体が進んでいる話をしましたが、今日は私が知らないうちにすでに無くなっていた店の話です。それは釧路にある六花亭春採店です。私の気に入っていた六花亭の店のひとつで、このブログでも何度となく紹介しました。釧路市郊外の小高い丘の中腹にあるので、ここの2階の喫茶室からの眺めは最高でした。目の前に広がるのは春採湖です。六花亭の中でも眺望の良さでベスト3に入る店舗でした。実際にその眺望や...
札幌市厚別区の野幌森林公園にある「北海道百年記念塔」の解体工事が進められています。1970年に北海道百年記念事業の一環として建てられましたが、老朽化のため解体されることが決まっていました。市民団体から保存を求める声もありましたが、塔を維持するには莫大な費用がかかるため取り壊されることになりました。解体工事は1月から始まっており、すでに高さ100mの塔の上部20mほどが無くなったそうです。下の写真の木々の間か...
大阪の造幣局の「桜の通り抜け」に行きました。明治16年から始まり、今年で140年目という歴史のあるイベントです。南門から北門までの560mの間に140品種339本の桜が植えられています。そこを桜を見ながら一方通行で通り抜けます。その年の人気投票で1位の桜が翌年の『今年の花』になります。なので昨年1位だった「松月」という品種が『今年の桜』です。花は淡紅色で次第に白くなっていきます。下の写真は「松前琴糸桜」という品種...
昨日のブログで亡くなったムツゴロウさんのことを書いていて、ふと4年前に中標津のムツ牧場に行ったことを思い出しました。ムツ牧場はムツゴロウさんこと畑正憲さんの精神を引き継いで運営されている牧場です。代表者は畑さんの娘婿の津山さんという方です。かつて放映されていた『ムツゴロウとゆかいな仲間たち』にもよく登場されていました。番組では青年でしたが今やおじさんです。そりゃあれから30年以上は経っていますから当...
中標津を走っていたときに道路脇からキタキツネが出てきました。車を止めてサイドミラーを見ると逃げずに道の真ん中に座ってこちらを見ています。そのうち車の横にトコトコと歩いて来ました。そして犬がご飯をもらうときのようにお座りをしました。もしかすると以前人から食べ物をもらった経験があるのかもしれません。ただ絶対に食べ物を与えたり触ったりしてはいけません!知床でヒグマに食べ物を与えているニュース映像を見たこ...
私はこれまで北海道弟子屈町の川湯温泉に1995年と2015年の2回宿泊しました。最初に訪れたときは観光客が多くにぎやかだったのですが、20年後の2度目のときは一転して観光客は少なく、建物の老朽化も目立ち、温泉街全体から活気が無くなっていました。2度目の2015年に宿泊したホテルは「名湯の森きたふくろう」(下の写真)です。泊まったのは真夏でしたが空調設備はなく汗だくになったのを覚えています。これでは夏に泊まれないなと...
前回紹介しましたように兵庫県小野市の浄土寺は国宝の浄土堂や阿弥陀如来三尊像のある見どころの多い古寺です。創建は鎌倉時代初めですが、その前身は現在の浄土寺から西に約2kmの場所にあった広渡寺だと伝わっています。ということでその場所にもやって来ました。広渡寺は奈良時代中期に行基によって創建されたと伝わりますが、すでに平安時代末期にはなくなっていたことがわかっています。その跡地は発掘調査が行われ、現在は基...
兵庫県は思いのほか寺院が多く、都道府県別で第3位の多さです。ちなみに第2位大阪、第1位愛知で、京都や奈良がベスト3ではないことも意外です。さて兵庫県小野市にある浄土寺は、鎌倉時代初めに重源上人が建立した名刹です。ここの浄土堂は国宝建築です。中に安置されている阿弥陀如来像と脇侍の観音菩薩像・勢至菩薩像も国宝です。建物と中の仏像が両方とも国宝指定されているケースは平等院や東大寺などがありますが、このような...
前回、前々回と書きましたように、北海道の鉄道路線が廃線になり、駅もどんどん寂れていくのに対して、こちらは廃止の危機からV字回復をした施設です。それは帯広で行われている世界唯一のばんえい競馬です。かつては旭川・岩見沢・北見にも競馬場がありましたが、今は帯広競馬場でのみ行われています。その帯広競馬場も当時は何とか廃止を免れたとはいえ、その後も赤字経営が続き、常に廃止の危機に直面していました。しかし2012...
JR網走駅です。モリを持った像は本州にはないオホーツク文化の担い手とされたモヨロ民族です。正面の駅名看板は珍しく縦書きです。それは、かつて網走刑務所から出所してくる受刑者に対して「もう二度と横道に反れないように」という旧国鉄時代の駅長の願いが込められていると以前テレビ番組で紹介されていました。ホームは網走川でできた河岸段丘の端にあるため高い場所にあります。駅前の階段はそのためです。網走駅の1日の乗降...
JR留萌線の石狩沼田-留萌間が3月末で廃線になりました。それに伴って留萌線の終着駅だったJR留萌駅も廃駅になりました。私が最後に留萌駅に行ったのは2018年夏でした。2016年にここから増毛駅までの路線が廃止になったので、それ以降は留萌駅が終着駅でした。留萌駅の1日の乗降客数は訪れた2018年で80人程度でしたが、2022年はさらに50人にまで減っていました。100円の利益を上げるのに2000円以上のコストがかる状態でしたので、20...