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原始仏教以来、仏道修行者にとっての衣食住とは「四依法(衣食住+薬)」に見るように、一切のとらわれから脱しなくてはならず、世間の人が用いないもの、捨てるものを利用して生活していた。それとは直接関係無いが、鎌倉時代の僧侶の中には、この辺を別様に整理した事例があった。又云、衣食住の三は三悪道なり。衣裳を求かざるは畜生道の業なり。食物をむさぼりもとむるは餓鬼道の業なり。住所をかまふるは地獄道の業なり。しかれば、三悪道をはなれんと欲せば、衣食住をはなるべきなり。『一遍上人語録』こちらは、時宗の開祖となる一遍上人(1239~89)の語録から引用してみた。なお、一般的に一遍上人とは呼称されるが、僧名などを表記すると一遍智真上人というべきか。ところで、一遍上人の教えの本質について、例えば岩波文庫本の『一遍上人語録』の校注...仏道者にとっての衣食住とは?
飛苑に行く途中北隣にこのお寺がある。 踊念仏の一遍上人のお寺だ。 こちらで亡くなられたそうだが、一遍上人と言えば寺は持たない主義だったのでは …
【藤沢・遊行寺】念仏を 唱えて踊る 一遍さん|60歳からの御朱印めぐり〔054/541〕
遊行寺(ゆぎょうじ)は神奈川県藤沢市にある時宗(じしゅう)の総本山。境内に一遍(いっぺん)上人の像がありました。
↑踊り念仏で知られる一遍上人(いっぺんしょうにん)を宗祖とする、時宗(じしゅう)の総本山、神奈川県藤沢市西富1丁目8−1の遊行寺(藤澤山 無量光院 清浄光寺)を訪問しました。遊行寺の縁起は、遊行寺公式サイトより、以下に引用させて頂きました。当山は通称「遊行寺」の名で知られており、正式には藤澤山 無量光院 清浄光寺と号します。 開山は俣野(現在の藤沢市、横浜市周辺)の地頭であった俣野氏の出身である遊行4代...
円龍山 向福寺(→神奈川県鎌倉市材木座2丁目)は、鎌倉時代中期の1282(弘安5)年に天照山 蓮華院 光明寺(→神奈川県鎌倉市材木座6丁目)を開山した良忠の門弟・一向俊聖(いっこうしゅんしょう)が創建した時宗(じしゅう→開祖は一遍)寺院です。1282(弘安5)年は2度目の蒙古襲来(→元寇)である弘安の役に勝利した翌年にあたり、同年10月13日に病気療養中であった日蓮宗の開祖日蓮が門徒の池上宗仲邸(→現在の池上本門寺)で死去しています。一...
鉄輪温泉 鉄輪むし湯(大分県) 今回は2022年に訪れた大分県別府市にある「鉄輪温泉 鉄輪むし湯」です。 「鉄輪むし湯」は一般的なサウナや蒸し風呂とは違った独特の「蒸し湯」が体験できます。 「鉄輪むし湯」は鉄輪温泉街の中心にあり、近くには共同浴場の「渋の湯」があります。 敷地内には無料で利用できる足蒸し小屋や、鉄輪温泉を創設した一遍上人の像や、旧鉄輪むし湯跡がありました。 建物に入ると、係りの方が声をかけてくれます。 利用するのは初めてだと伝えると、利用方法を丁寧に説明してくれます。 券売機で入浴券を購入し、受付で渡すと、浴衣を渡され、中に案内されます。 「むし湯」を利用するのに浴衣を借りるか…