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よっちんのフォト日記 https://blog.goo.ne.jp/harigatake1961

旅、登山、そして日常を写真に残しておきたい。そう思ってブログを再開しました。相変わらずの駄文、雑文、拙い写真ですが、どうかよろしくお願いします。

よっちん
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2024/01/30

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  • 小駄良川の流れ-岐阜県郡上市:郡上八幡

    GujoHachiman,GujoCity,GifuPref.さてさて、郡上八幡は「水の町」と呼ばれるほど水が豊かな町です。郡上八幡は周囲を深い緑の山々に囲まれ、市街地の中央を水量豊かに流れる吉田川が長良川に向かって注ぐのですが、その吉田川の支流が小駄良川なんですよ。この辺りは昨日のブログで紹介した名水百選として名高い「宗祇水」のたもとの清水橋付近です。小駄良川のすぐそばに、民家が立ち並んでいる様子がよくわかるかと思います。川の深さは膝くらいまでですので、夏になると子ども達が川の中で遊んでいる姿を目にします。ワタクシは大阪市内で育ちましたが、ワタクシが子どもだった頃の大阪の川なんてドブのような川ばかりでした。ですので、「川で遊ぶ」「川で泳ぐ」という経験は親戚の家に遊びに行った時くらいで、日常の中には無いん...小駄良川の流れ-岐阜県郡上市:郡上八幡

    地域タグ:郡上市

  • 石畳-岐阜県郡上市:郡上八幡

    GujoHachiman,GujoCity,GifuPref.さてさて、郡上八幡にやって来たワタクシ達は、重要伝統的建造物群保存地区に選定されている町並みを、楽しく散策していました。何度も来ている町なので地図も必要ありません。「郡上踊」と書かれた大きな提灯がありますが、郡上踊りは夏の約30日もの間、毎晩繰り広げられる“日本一長い盆踊り”として知られています。とりわけ毎年8月13日から16日は一番の盛り上がりを見せる「徹夜おどり」でして、普段は静かな町も大いに賑わうんです。江戸時代から約420年間続いてきた郡上踊りですが、地元の人だけではなく観光客も自由に参加することが出来るんです。「郡上の夏はおどりに始まり、おどりに終わる」と言われるんですよ。「肉桂玉」と書かれた暖簾がかかるお店がありますが、「桂玉」とは...石畳-岐阜県郡上市:郡上八幡

    地域タグ:郡上市

  • グランピングに行く前に-岐阜県郡上市:郡上八幡

    GujoHachiman,GujoCity,GifuPref.さてさて、9月28日〜29日にワタクシは家人とキャンプではなく、グランピングに行ってきました。グランピングについては、また後日に詳しく書きますが、今回のグランピングは岐阜県のひるがの高原が目的地でした。せっかくなので、ひるがの高原に行く前に大好きな郡上八幡の町に立ち寄ることにしたんですよ。11時少し前に郡上八幡に到着し、ワタクシ達は大好きな郡上八幡の散策に向かいました。郡上八幡は長良川の支流、吉田川沿いに南北に広がり、市街地の各所から仰ぎ見る位置にそびえる郡上八幡城の城下町として栄えてきました。なかでも職人町、鍛冶屋町、柳町は、江戸時代初期に整備された城下町の風景が今なお残っており、平成24年には国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。...グランピングに行く前に-岐阜県郡上市:郡上八幡

    地域タグ:郡上市

  • 朝ドラのロケ地-滋賀県東近江市:五個荘金堂

    Gokasho,HigashiOmiCity,ShigaPref.さてさて、古き良き町並みが残る五個荘金堂の町を、ワタクシはさらに歩いていました。表通りも素敵ですが、こういう狭い路地もまた魅力的です。ワタクシは金堂の町を東に向かって歩いて行きました。町外れに立派な神社がありました。大城神社という神社です。大城神社の由緒は随分と古いものでして、621年に厩戸皇子(聖徳太子)が金堂寺を建立し、その護法鎮護のためにこの大城の地に社殿を造ったのが始まりだそうです。1170年、現在の場所に社殿を改造し、天満天神(菅原道真公の神霊)、大梵天王、八幡大神を合祀し、五個荘の産土神としました。それにより、この頃から天満宮と称されるようになりました。1869年には恐らく前年の神仏分離令によるものでしょうね。現在の大城神社とい...朝ドラのロケ地-滋賀県東近江市:五個荘金堂

    地域タグ:東近江市

  • 近江泥棒伊勢乞食-滋賀県東近江市:五個荘金堂

    Gokasho,HigashiOmiCity,ShigaPref.さてさて、外村繁亭をあとしたワタクシは、五個荘金堂の町並み散策へと向かいました。五個荘金堂の「金堂」という地名は聖徳太子が当地に金堂を建立したという伝承に由来しているそうです。そうなると随分と古い時代から、この地域は人々の暮らしが営まれていたということになりますね。金堂村では、陣屋を中心にその三方に寺院が配置され、そのまわりに農村集落が形成されました。五個荘は農村集落ではありますが、江戸中期になると農業の傍ら行商に出る商人が現れ、江戸時代の後期には呉服や綿・絹製品を中心に京都・大坂・江戸へ出店する豪商も現れるようになりました。五個荘は近江商人発祥の地として知られていますが、近江商人とは近江に本拠地をおく他国稼ぎ商人のことで、近江八幡・日野・...近江泥棒伊勢乞食-滋賀県東近江市:五個荘金堂

    地域タグ:東近江市

  • 「三方よし」の精神-滋賀県東近江市:五個荘金堂

    Gokasho,HigashiOmiCity,ShigaPref.さてさて、重要伝統的建造物群保存地区に選定されている五個荘金堂の町並みは、何度訪ねてもワタクシにとっては興味深いものでした。ここ五個荘は「近江商人発祥の地」だと、昨日までのブログにも何度か書いてきました。近江商人は、近江国(現在の滋賀県)に本宅(本店、本家)を置き、他国へ行商して歩いた商人の総称で、大坂商人、伊勢商人と並ぶ日本三大商人のひとつです。近江商人の経営哲学のひとつとして「三方よし」が広く知られています。皆さんもこの言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか。では、「三方よし」とはどういうことでしょうか。「三方よし」とは「売り手によし、買い手によし、世間によし」ということでして、「商いというものは、売り手も買い手も適正な利益を得て満...「三方よし」の精神-滋賀県東近江市:五個荘金堂

    地域タグ:東近江市

  • 商人屋敷-滋賀県東近江市:五個荘金堂

    Gokasho,HigashiOmiCity,ShigaPref.さてさて、五個荘金堂へとやって来たワタクシなのですが、昨日のブログにも書きましたが五個荘金堂は近江商人発祥の地の一つとして知られています。そして、金堂地区の中には商人屋敷を見学できる場所が数カ所あるのですが、ワタクシはその中の一軒に入って行くことにしました。この家は外村繁邸というのですが、外村繁は、昭和10年「草筏」が芥川賞候補、昭和13年池谷賞を受賞、昭和31年「筏」が野間文学賞を受賞した滋賀を代表する作家だそうです。ただ、ワタクシはこの人の作品を読んだことはありません。上記した「草筏」という作品は、出自である近江商人の世界を客観的に描いた作品だそうです。建物の中に入っていくと「川戸」と呼ばれる施設がありました。五個荘金堂の町は愛知川が琵...商人屋敷-滋賀県東近江市:五個荘金堂

    地域タグ:東近江市

  • 近江商人の町-滋賀県東近江市:五個荘金堂

    Gokasho,HigashiOmiCity,ShigaPref.さてさて、伊庭の散策を終えたワタクシは、車に乗って同じ東近江市にある五個荘金堂という町に向かいました。20分ほどで目的地に到着です。駐車場に車を停めて歩き始めると、こんな看板があったんですよ。五個荘は近江商人発祥の地の一つでして、古くから「六心の訓(おしえ)」と呼ばれる教えがあるとのこと。小学校や中学校でもこの教えを推進しているそうで、ワタクシも思わず襟を正したのでした。五個荘の金堂地区は近江商人発祥地のひとつとして広く全国に知られ、現在も伝統的な農家住宅と商人の本宅が、調和のとれた美しい町並みを作り出しており、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。このお寺は弘誓寺(ぐぜいじ)というのですが、源平合戦の扇の的の逸話で知られる那須...近江商人の町-滋賀県東近江市:五個荘金堂

    地域タグ:東近江市

  • 伊庭郷の産土神-滋賀県東近江市:伊庭

    Iba,HigashiOmiCity,ShigaPref.さてさて、東近江市にある伊庭の集落をワタクシは初めて訪れたのですが、水路が集落の至る所に流れている光景は、私の心に強く印象に残るものでした。豊かな水に恵まれている地域って、歴史的に水利などを巡って争うことが無かったからでしょうか。どこに行っても人が穏やか、人が優しいという印象が強いんです。集落の入り口に大濱神社という立派な神社がありました。大濱神社の創建不詳なのですですが、古くから伊庭荘八郷(伊庭、能登川、北須田、安楽寺)の産土神として信仰されてきた古社だということです。産土神(うぶすながみ)という言葉なのですが、その人がが生まれた土地の守護神を指す言葉なんです。その人が生まれる前から死んだ後まで守護する神とされており、他所に移住しても一生を通じ守...伊庭郷の産土神-滋賀県東近江市:伊庭

    地域タグ:東近江市

  • 四つのお寺-滋賀県東近江市:伊庭

    Iba,HigashiOmiCity,ShigaPref.さてさて、水郷である伊庭の集落を、ワタクシはカメラを手に散策を続けていました。立派なお寺の山門がありましたが、この山門の中にあるお寺がなかなか面白かったんです。奥に見えているのは妙楽寺の本堂なのですが、手前の建物は妙楽寺の建物じゃないんです。こちらのお寺は法光寺。なんとこの場所なのですが、境内は堀で囲われていて、その中に4件の寺院が塔頭のように並び、まるで小さな寺町のような姿になっているんです。ワタクシ、こういう光景は見た記憶がありません。妙楽寺、法光寺、浄福寺、誓教寺と四つのお寺がありましたが、四つのお寺は全て浄土真宗本願寺派でした。ここ伊庭は、室町時代、近江守護六角氏の守護代であった伊庭氏の本拠地でした。伊庭氏の居城だった伊庭城が置かれていたそ...四つのお寺-滋賀県東近江市:伊庭

    地域タグ:東近江市

  • 内湖-滋賀県東近江市:伊庭

    Iba,HigashiOmiCity,ShigaPref.さてさて、東近江市で今も水路が残っている伊庭の集落を訪ねたワタクシなのですが、集落を抜けて伊庭内湖の方へ歩いて行きました。これが伊庭内湖なのですが、そもそも「内湖」とはなんでしょうか。ちょっと簡単に説明させていただきますね。琵琶湖沿岸では、本来琵琶湖の一部であった水域が沿岸漂砂や河川から運ばれた土砂の堆積等により、水路等の一部分以外は琵琶湖と隔てられた水域が生じます。内湖とは、このように琵琶湖湖岸の内(陸)側に生じた池、沼、沢等と呼ばれているものの総称なんですよ。多くの内湖が干拓されて無くなっていった中、伊庭内湖は今も残る貴重な内湖なんです。この図はかつての伊庭内湖周辺の地図ですが、最大の内湖であった大中の湖は干拓によってほぼ無くなってしまいました...内湖-滋賀県東近江市:伊庭

    地域タグ:東近江市

  • 水郷の里-滋賀県東近江市:伊庭

    Iba,HigashiOmiCity,ShigaPref.さてさて、9月14日のことなのですが、相変わらず残暑が厳しく大阪は猛暑日になっていました。三連休の初日だったこの日、ワタクシは滋賀県へと車で向かいました。ワタクシが着いたのは東近江市にある伊庭(いば)という町です。コミュニティセンターの駐車場に車を停めて散策に向かいます。地元の方がおられて「車はここに停めてくれていいですよ。地図があるので持っていってくださいね」と言ってくれました。滋賀の方って心優しい人が多いように思います。伊庭は湖東平野に残る水郷集落のひとつです。その歴史は古く、保元元年(1156年)に源為義が崇徳上皇からこの地を賜った…という記録が確認されているそうです。集落の中には伊庭川から引かれた水路が縦横に巡り、水路は内湖(伊庭内湖)と繋...水郷の里-滋賀県東近江市:伊庭

    地域タグ:東近江市

  • これは美味い!-大阪府泉佐野市:「裕太朗寿し」

    “YutaroSushi",IzumisanoCity,OsakaPref.さてさて、泉佐野漁港にやって来たワタクシには、訪れたい場所があったんですよ。ワタクシが訪れたのは泉佐野漁協青空市場です。この市場は泉佐野漁港内にある人気の市場でして、朝早くから漁に出て水揚げされた新鮮な魚介類が並べられているんです。魚だけではなく花卉、野菜、寿司店など色々なお店が並び、地元のみならずかなりの遠方からも多くの人が訪れる活気ある生鮮市場です。この日も市場の中は大賑わいでした。新鮮な魚介類を食べたいのは誰もが同じですよね。そして、ワタクシがこの泉佐野漁協青空市場を訪れた目的は、この市場の中に美味しい魚を食べさせてくれるお店が何軒かあり、せっかく漁港に来たのだから美味い魚を食べようということだったんです。市場の中に「裕太朗...これは美味い!-大阪府泉佐野市:「裕太朗寿し」

    地域タグ:泉佐野市

  • 舫(もやい)-大阪府泉佐野市:泉佐野漁港

    IzumisanoFishingPort,IzumisanoCity,OsakaPref.さてさて、「さの町場」の散策もそろそろ終わりの時を迎えようとしていました。見越しの松が見事な古い民家がありました。「見越しの松」とは、こんなふうに塀や壁から外へ松を出して、外から見えるようにしている松のことですね。かと思えば、昭和の時代から時間が停まったかのような古いアパートがありました。今の時代はもう手前のようなブロック塀は、倒壊した際の危険性を考えて設置できませんな。この建物は銭湯だった建物だそうです。今はもう銭湯としては利用されていません。ワタクシはこの後、一旦泉佐野駅前の駐車場に戻り、車に乗って次の目的地へ向かいました。泉佐野漁港に着きました。大阪府南部にはここ泉佐野漁港をはじめ、田尻漁港、樽井漁港、深日漁港...舫(もやい)-大阪府泉佐野市:泉佐野漁港

    地域タグ:泉佐野市

  • 地図好き-大阪府泉佐野市:さの町場

    SanoMachiba,IzumisanoCity,OsakaPref.さてさて、古い街並みが残る「さの町場」と呼ばれる旧市街地をワタクシは歩いていました。この辺りは観光地ではありません。そして、昔ながらの旧市街地ですので住民の高齢化も進んでいるようです。ですので、子ども達の元気な声が聞こえてくることもなく、ワタクシは静かな散策を楽しんでいました。昭和の雰囲気満載の路地。その彼方に高層ビルが見えますが、これは「スターゲイトホテル関西エアポート」というホテルです。泉佐野市の沖合には関西国際空港がありますので、このホテルも多くの外国人観光客が利用しているのでしょうね。雑然とした狭い路地と近代的な高層ホテル…この対比が面白く、ついついレンズを向けてしまいました。そんな路地の端っこに、随分とポップな絵が描かれた建...地図好き-大阪府泉佐野市:さの町場

    地域タグ:泉佐野市

  • 停まった時間-大阪府泉佐野市:さの町場

    SanoMachiba,IzumisanoCity,OsakaPref.さてさて、泉佐野市にある「さの町場」と呼ばれる旧市街を訪れたワタクシは、カメラを手に古い町並みを歩いて行きました。この日(9月7日)も相変わらず強い日差しでした。泉佐野市は大阪市から南海電車で約30分ほどの距離です。しかし、この辺りは今でも蔵や古い町屋が残っています。この地で廻船業者を営み、江戸時代の長者番付に度々登場した「食野家」が生活していた拠点として繁栄していました。食野家(めしのけ)は江戸時代中期から幕末にかけて泉佐野を拠点として栄えた豪商の一族だそうです。北前船による廻船業や商業を行うほか、大名貸や御用金などの金融業も行い、巨財を築いたということです。なんともレトロな、昭和30年代生まれのワタクシには懐かしい雰囲気の散髪屋さ...停まった時間-大阪府泉佐野市:さの町場

    地域タグ:泉佐野市

  • 迷路のような町-大阪府泉佐野市:さの町場

    SanoMachiba,IzumisanoCity,OsakaPref.さてさて、9月7日の土曜日にワタクシは近場で散策を楽しもうと思い、大阪府南部にある泉佐野市へと向かいました。8:30に南海電車泉佐野駅近くの駐車場に車を停め、町並み散策に向かうことにしました。泉佐野駅に来てビックリ。駅の上にベッセルホテルという大きなホテルが出来ていたんです。関西以外の方はあまり知らないかもしれませんが、泉佐野って関西国際空港があるんですよ。インバウンド効果で多くの外国人観光客が来るので、こういうホテルが造られたのでしょうね。驚くほど近代的になった泉佐野駅から海側に向かって歩いて5分ほどで、「つばさ通り」というレトロな商店街があるんです。この商店街もなかなかの寂れ具合でして、多くのお店のシャッターが降りていました。この...迷路のような町-大阪府泉佐野市:さの町場

    地域タグ:泉佐野市

  • 鉄道の旅-山口県柳井市:古市金屋

    FuruichiKanaya,YanaiCity,YamaguchiPref.さてさて、柳井市の古市金屋地区の散策も列車の時間を考えると、そろそろ終えなくてはならなくなりました。柳井市を訪れるのは今回が初めてでした。柳井は地理的な関係から国道2号や山陽新幹線、山陽自動車道が柳井を経由しなかったので、軍需都市からの転換で高度経済成長期に発展した周南市や岩国市と比べ、時流に十分乗ることができなかったと言われています。しかし、そのおかげで古い町並みが残ったのかなと思うと、ワタクシのような旅人にはありがたい気もします。でも、柳井市の住民にとっては新幹線や高速道路が経由しないというのは大きな痛手だったでしょうね。ワタクシ達の「2024青春18きっぷの旅」はこれでエピローグです。この後は9:53柳井駅発の各駅停車に乗...鉄道の旅-山口県柳井市:古市金屋

    地域タグ:柳井市

  • 金魚ちょうちん-山口県柳井市:古市金屋

    FuruichiKanaya,YanaiCity,YamaguchiPref.さてさて、重要伝統的建造物群保存地区に選定されている古市金谷地区を訪れたワタクシ達は、白壁が続く美しい町並みを興味深く散策していたのでした。時刻は朝の8時半ですので観光客の姿は皆無です。この日も快晴。もう気温は30℃を超えているかと思います。中国地方は中国山地を境目にして北側は「山陰」、南側は「山陽」と呼ばれますが、瀬戸内海の沿岸は山陽という言葉にふさわしく、年間を通して晴天率が高いんです。ワタクシ、岡山や広島を旅していて雨に降られた記憶が一度も無いんです。特に冬場は穏やかな晴天に恵まれて旅することが常で、ポカポカとした暖かさの中を歩くことが多いんですよ。白壁の通りにひっそりと佇む美しい小路は、かつてあった豪商の屋号を取り「かけ...金魚ちょうちん-山口県柳井市:古市金屋

    地域タグ:柳井市

  • 白壁が美しい町並み-山口県柳井市:古市金屋

    FuruichiKanaya,YanaiCity,YamaguchiPref.さてさて、大阪に帰る前に山口県柳井市の古い町並みを散策しようと考え、ワタクシ達はJR柳井駅から10分ほど歩いて古市金屋地区へとやって来ました。ここ古市金屋地区は、16世紀ごろにはすでに商業で栄えていた柳井市の旧市街地にある柳井津という町の西半域にあたり、江戸時代末のころには、ほぼ現在のすがたに近いものになっていたそうです。この町並みは中世の商業都市における敷地割の様子を残しているだけでなく、江戸時代に建てられた瓦ぶきの大壁づくりの商人の家が建ちならび、見た目にも美しい白壁の町並みをつくっています。そんな町並みに柳井の民芸品『金魚ちょうちん』が白壁の軒下や沿道に揺れる姿は、SNS映えも抜群なんでしょうね。8月はライトアップを楽しめ...白壁が美しい町並み-山口県柳井市:古市金屋

    地域タグ:柳井市

  • 旅の最終日-山口県柳井市:古市金屋

    FuruichiKanaya,YanaiCity,YamaguchiPref.さてさて、ワタクシ達の「2024年夏青春18きっぷの旅」も最終日となりました。この日も朝は5時前に起床。5時過ぎにはホテルをチェックアウトして、JR山口駅へと向かいます。山口駅を5:44に出発する山口線の始発電車に乗って、まずは新山口駅へと向かいます。ワタクシ達の行動は、常に始発電車とともに始まるのです。JR新山口駅で6:20発の山陽本線の各駅停車に乗り換えます。ワタクシ、いまだに新山口駅という名前に馴染めないんですよ。以前の小郡駅の方がしっくりくるのですが、もう仕方ないですね。8:00ちょうどにJR柳井駅に着きました。この日は当然ながら大阪まで帰るのですが、柳井に立ち寄って2時間ほど柳井の古い町並みを散策しようと考えたんですよ...旅の最終日-山口県柳井市:古市金屋

    地域タグ:柳井市

  • ボリュームたっぷり-山口県山口市:「台湾料理 ふじ苑」

    “TaiwaneseRestaurantFujien”,YamaguchiCity,YamaguchiPref.さてさて、瑠璃光寺を後にして山口市内を歩いていたワタクシ達ですが、次の目的地へやって来ました。ここは福龍寺というお寺です。龍福寺は1206年に大内満盛が創建した臨済宗の寺ですが、1336年に大内弘直が再建し弘直の菩提寺となりました。大内義隆のとき、後奈良天皇に奏請して勅願寺として寺を再建しましたが、大内氏滅亡のとき兵火にかかり焼失してしまったそうです。毛利氏の防長平定の後、1557年に毛利隆元が後奈良天皇の綸旨を賜り、大内氏の館跡である現在の地に龍福寺を再建し、大内義隆の菩提寺としましたんですよ。ワタクシ達はこの後ホテルに歩いて戻り、シャワーを浴びて一休みして、いつものように夕食を食べに向かった...ボリュームたっぷり-山口県山口市:「台湾料理ふじ苑」

    地域タグ:山口市

  • 五重塔は工事中-山口県山口市:瑠璃光寺

    RurikojiTemple,YamaguchiCity,YamaguchiPref.さてさて、山口市にやって来たワタクシ達は、山口駅からこの日に泊まるホテルへと猛暑の中を15分ほど歩いて行きました。ホテルに荷物を預けるとフロントの方から「どちらに行かれますか?」と訊かれたので、「瑠璃光寺です」と答えると、「歩いて行かれるんですか。けっこうな距離がありますよ」と驚かれました。次に「瑠璃光寺なんですが、五重塔が工事中なんですよ」と言われたので、「ええ、知っていますがせっかくの名刹ですので、参拝しようと思っているんです」と答え、ワタクシ達は瑠璃光寺へと向かいました。ホテルから猛暑の中を歩くこと20分。瑠璃光寺に着きました。室町時代の優れた建築であり日本三名塔に数えられる瑠璃光寺五重塔は、「西の京」と呼ばれる山...五重塔は工事中-山口県山口市:瑠璃光寺

    地域タグ:山口市

  • 気動車が似合う駅-島根県津和野町:JR津和野駅

    TsuwanoStation,TsuwanoTown,ShimanePref.さてさて、津和野の町の散策を続けてきたワタクシ達ですが、列車の出発前に津和野駅近くで昼食を食べようと思いました。思っていたよりも津和野の町には飲食店が少なかったのですが、駅の近くに「みのや」というお店がありました。見るからに観光客向けのお店のようですが、他にこれというお店も無いので入ってみることにしました。ワタクシは冷たい蕎麦を食べたかったので、「冷やしぶっかけ肉玉そば」というのをオーダーしました。列車の旅です。車を運転する必要がありませんので、昼間からビールを飲むことが出来るのです。蕎麦を食べ、ビールを飲んでワタクシ達は津和野駅へと向かいました。昔の国鉄を知る人ならわかってもらえると思うのですが、津和野駅って国鉄時代の雰囲気を...気動車が似合う駅-島根県津和野町:JR津和野駅

    地域タグ:津和野町

  • クリームソーダ-島根県津和野町

    TsuwanoTown,ShimanePref.さてさて、ワタクシ達は津和野の町を訪れ、重要伝統的建造物群保存地区に選定された地域をウロウロと歩いていました。時刻は午前10:30頃になりました。太陽が高くなってくると、この日も猛烈な日差しとなりました。この日の津和野は最高気温が36℃。10時30分でもすでに34℃になっていました。内陸部の盆地ですので冬は寒く夏は暑い気候なのでしょうが、今年の夏は特別に暑かったようです。水の中で悠々と泳ぐ鯉が羨ましくも思えますが、この子達は狭い水路の中でしか動くことが出来ません。本当はもっと広い場所で泳ぎたかったのかもしれません。とにかく暑い津和野です。ワタクシ達は「冷たいものが飲みたい」とカフェや喫茶店を探していたのですが、「沙羅の木」という昭和っぽい雰囲気の喫茶店があり...クリームソーダ-島根県津和野町

    地域タグ:津和野町

  • 商人の町-島根県津和野町:本町通り

    HonmachiStreet,TsuwanoTown,ShimanePref.さてさて、重要伝統的建造物群保存地区である津和野の町を歩くワタクシ達は、殿町通りを抜けて、次は「本町通り」へとやって来ました。殿町通りが武家町であったのに対して、ここ本町通りは商人町として栄えました。この建物は「分銅屋七右衛門」というお店で、建物は国の登録文化財になっていました。江戸時代は髪付けや和蝋燭を製造販売していましたが、最近では文香、線香、匂袋、便箋、絵葉書、熨斗袋、和蝋燭などの和小物を販売しているそうです。女性の観光客には人気でしょうね。こちらは明治時代の初めから、農機具や種苗を販売しているお店だそうです。この辺りの建物の屋根は、赤茶色い石州瓦が使われていました。こちらは古民家を利用したイタリア料理店でした。なかなか人...商人の町-島根県津和野町:本町通り

    地域タグ:津和野町

  • 悲しい歴史-島根県津和野町:津和野カトリック教会

    TsuwanoCatholicChurch,TsuwanoTown,ShimanePref.さてさて、「重要伝統的建造物群保存地区」である津和野の町並みを、ワタクシ達は歩いていました。鯉が泳ぐ水路に沿って歩いていくと、日本的な津和野の古い町並みに目を惹く建物がありました。この建物は「津和野カトリック教会」でして、イエズス会のドイツ人司祭パウロ・ネーベル神父によって建てられました。キリシタン迫害、キリシタンの殉教というと長崎や天草が頭に浮かびますが、ここ津和野にも悲しい歴史があるんです。1867年、大規模な隠れキリシタン弾圧事件が起こり、長崎浦上村の153名が津和野藩に送られました。津和野の乙女峠にある光琳寺に到着、キリシタン達は本堂に幽閉され、津和野藩により改宗の説諭が行なわれましたが棄教する者はなく、津...悲しい歴史-島根県津和野町:津和野カトリック教会

    地域タグ:津和野町

  • 山陰の小京都-島根県津和野町:殿町通り

    TonomachiStreet,TsuwanoTown,ShimanePref.さてさて、太皷谷稲成神社の参拝を終えたワタクシ達は、津和野の中心部へとやって来ました。津和野の弥栄神社には「鷺舞神事」というのがあり、その像がありました。津和野も「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されているのですが、この辺りは「殿町通り」と呼ばれる一画です。「殿町通り」は保存地区の南側にある旧武家町で、白壁の土塀が美しい町並みが広がっています。ワタクシの記憶と雰囲気が違うなぁと思ったのですが、ワタクシが40数年前に訪れたのは4月初めでした。イチョウの木には葉が無かったはずですから、ワタクシの印象とは違ったのですね。土塀に面した通りの掘割には、この付近だけで400匹余りの大小様々の鯉が泳いでいます。観光客が餌をあげるからでしょ...山陰の小京都-島根県津和野町:殿町通り

    地域タグ:津和野町

  • お稲荷さんと狐-島根県津和野町:太皷谷稲成神社

    TaikodaniInariShrine,TsuwanoTown,ShimanePref.さてさて、津和野の町を見下ろす高台にある太皷谷稲成神社は、なかなか見応えのある場所でした。立派なしめ縄がありました。このしめ縄、10年ごとに新しいものの付け替えられるそうです。「狛犬」ならぬ「狛狐」です。お稲荷さんといえば、狐が必ず祀られていますが、狐は神様ではありません。狐は神様の眷属(けんぞく)とされています。眷属とは神様の使者という意味です。つまり狐はお稲荷さんの使いということになります。大昔、ワタクシ達の先祖は狐を神聖な動物として捉えていました。それは、狐が農事が始まる春先か秋の収穫期にかけて里に降りて姿を現し、収穫が終わる頃に山へ戻っていくため、農耕を見守る守り神のように考えられていたからという説があるんで...お稲荷さんと狐-島根県津和野町:太皷谷稲成神社

    地域タグ:津和野町

  • 「稲荷」ではなく「お稲成さま」へ-島根県津和野町:太皷谷稲成神社

    TaikodaniInariShrine,TsuwanoTown,ShimanePref.さてさて、津和野町なのですが、津和野も重要伝統的建造物群保存地区に選定された美しい町です。ただ、今回は重伝建の町並みを歩くのは後回しにして、先に町外れの方へ向かいました。ワタクシ達がやって来たのは太皷谷稲成神社(たいこだにいなりじんじゃ)です。ここは本殿まで長い石段を登らねばなりません。この日も猛暑になるのはわかっていたので、まだ暑さがマシな朝のうちにこの神社の参拝をしようと思ったんです。表参道には石段が263段あり、鳥居が約1000本建てられています。ワタクシ達はスタスタと石段を登っていくのですが、朝9時とはいえもう日差しは強く、すぐに汗がダラダラと流れて来ますわ。10分ほど登ったでしょうか。鳥居の向こうに建物が見...「稲荷」ではなく「お稲成さま」へ-島根県津和野町:太皷谷稲成神社

    地域タグ:津和野町

  • 山あいの静かな町へ-島根県津和野町

    TsuwanoTown,ShimanePref.さてさて、「青春18きっぷの旅」も三日目となりました。ワタクシ達はこの日も始発列車に乗ろうと、東萩駅に向かいます。東萩駅を6:17に出発する始発列車に乗って、ワタクシ達はまずは島根県の益田駅を目指します。この列車から見える車窓に広がる日本海と小さな漁港の風景はなかなか素晴らしいものでありました。7:33に益田駅着。続いて7:37益田駅発のJR山口線の列車に乗ります。ワタクシは小学生の頃から時刻表を見るのが大好きだったので、こういう計画を立てるのはお手のものなんですよ。8:17に津和野駅に到着です。この日は午前中に静かに佇む津和野の町を散策し、午後の列車で山口市に移動して、山口市に宿泊しようという計画を立てていたんです。津和野は古い街並みが残る美しい町です。観...山あいの静かな町へ-島根県津和野町

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