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半分野良猫な勤務社労士の憂鬱 https://harfnora.hatenablog.com/

半分野良ネコみたいな勤務社労士が独学資格受験のあれこれや日々のよもやま話をしたりするブログです。

独断と偏見に満ちた自己流もいいところの社労士試験独学勉強法や体験記、合格した後のよもやま話、はたまた日々のどうでもいい話を「いろいろな関係機関の注意を引かない程度に」していくブログです。

半野良
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2021/01/27

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  • 昨今の障害者雇用事情

    民間企業の障害者法定雇用率が2.3%(22年度現在)であることは一般常識対策しているとご存じだと思いますが、昨今精神障害者の雇用率が大きく増加しているというのも一つの知識として押さえておくポイントだと思います。 ではなぜ精神障害者の雇用が増えているのでしょうか。障害者支援に詳しい人に聞いてみたことがあります。 もともと障害者雇用促進法に定める法定雇用率の計算根拠となる障害類型に「精神」が正式に加えられたのは歴史が浅く、平成30年度からです(それまでは「知的・身体障害者と同じとみなす」でした)。 知的障害者は特別支援学校からの就職開拓ルートがあり、身体障害者はリハビリ施設からの開拓ルートがありま…

  • 暑さと共に忍び寄る社労士試験

    ついこの前まで寒い寒いと思ってましたが、あちこち梅雨入り(どころか梅雨明け?)し始めて蒸し暑くなってきました。夏物の衣類を出してくる頃になると「そろそろ社労士試験の時期だな」と思ってしまいます。 酷暑の時期の試験ですので夏が近づくとつい思い出します。ああ受験した時のあの頃はまじめに勉強していたな、とか、仕事の忙しさは変わらないのにどうやって勉強時間確保していたんだっけ、とか。 セミの鳴き声が聞こえ始めたらより本格的に感じることでしょう。 今年受験される方にとっては、試験まで2ヶ月を切っているわけですので追い込みも追い込みの時期になっていると思います。あと2ヶ月をどう過ごすかで、合否ライン上にい…

  • 最近仕事に振り回されている

    まあ「至極順調」な日もそうそうあるわけではないのですが、最近祟られているレベルでうまくいかない日が多いです。根回しが空回りしていたり、根回しが無かったことになっていたり、仕事がどかっとやってきたり、はたまた予定と予定のスキマに何かをねじ込まれたり。 一番厄介なのが、何をどう考えても「それは私の仕事ではない・私でないとできないわけではない」ことをニコニコと持って来られることです。これにいちいち対応しないといけないわけですから、余裕もないです。 なので最近「半野良さんが機嫌が悪そう」という話がちらほらしているようです。ですがそれは間違いです。機嫌が悪そう、なのではなく、実際仕事中は機嫌が悪いです。…

  • なぜ休憩は1時間なのか

    労基法によると、労働時間が6時間を超え8時間以下なら少なくとも45分、8時間を超えると少なくとも1時間の休憩を労働時間の間に取らせないといけません。 ところで一日の法定労働時間は8時間です。8時間は「8時間超」ではないので、普通なら45分の休憩でいいはずです。なのに日本の企業の多くが1時間休憩を設定しています。労基法通りにやるとすれば45分でいいはずなんですが、なぜなんでしょう。 理由は至極簡単です。36協定がない企業はそれでもいいんですが、36協定がある企業の場合、残業を命じる場合があります。所定労働時間8時間休憩時間45分の企業が社員に残業を命じると労働時間は8時間を超えます。すると残業終…

  • 参院選に社労士が出ていますね

    参院選が始まって、まあ田舎なものですのであまり選挙カーも走り回らず静かだなと思っている昨今です。これが自治体の選挙だったらやかましくて仕方ないのですが。案の定社労士政治連盟から「推薦候補の応援よろしく」みたいな文書が回ってきましたので見事に無視してます。 と言うか大小問わず選挙のたびに「○○をよろしく」と党派問わずあちこちから言われるんですが、ひねくれ者ですので言われると逆に嫌になります。 それはそうと、新聞で全国の立候補者一覧を見ていたら「職業・社労士」な候補がいました。選挙期間中でもありますし特定の党・候補を云々するブログではないので詳しくは言いませんが、いるんだなと。以前も衆院選だったか…

  • 独学勉強法(100)「きっと合格できる」

    この「きっと合格できる」というのが社労士試験の勉強の中で最大の目標だと思います。「合格すること」が最大の目標ではないのは意外に思うかもしれません。 もちろん社労士試験を受験する以上合格することは至上命題であり最大の目標です。そうでないと受験料払って何しに行っているかよく分かりません。俗に「記念受験組」と言われる人たちも、じゃあ合格したくねえのかと言われたら「違う」と言うでしょう。 ただ「合格すること」は「試験の目標」であって実は「勉強の目標」ではありません。勉強するうえでの目標は「きっと合格できる」と思えることです。 つまり、自信をつけることです。そのためには勉強を積み重ねある程度の手ごたえを…

  • 勉強部屋を快適にしてみました

    以前どこかで話したと思うのですが、社労士やFPの試験勉強をしていた時、勉強をしていた場所は自分のパソコンデスクのある部屋ではなく、ほぼ何もない「独房」のような狭い部屋でした。これは単に集中を切らさないためです。 今も衛生管理者試験の勉強や労務管理の勉強はその部屋でしています。自室の机はパソコン置いていても広いしエアコンもあるのでそこでやりゃいいじゃねえか、と思われるかもしれませんが、いろいろ物があって気が散る要素満載なのでそれはしません。 でその勉強部屋に何があるかと言うと… ・小さなこたつ ・座椅子 ・本棚(労務管理関連書籍) 以上。めっちゃせまいです。3畳もありません。窓は一つあります。何…

  • 夢見る「社労士資格の維持費用」

    世の中の多くの資格が「合格して(ものによっては登録して)名乗れる」ものですが、いくつかの資格は更新の必要があります。運転免許証とかいい例ですね。 社労士資格も名乗り続けるためには社労士登録をし、毎年社労士会費を払い続けないと資格が維持できません。これを知らない受験生はたぶん少ないと思いますが、私のように「合格するまで知らなかった」なんて人もいるかもしれませんので敢えてその話をします。 まず社労士登録に15万-20万くらいかかります(登録免許税+登録手数料+社労士会入会金)。 その後は俗に「上納金」と呼ばれる社労士会年会費の支払いの必要があります。都道府県によって違いますが開業登録で年間約10万…

  • 子供は宇宙人だと思う

    少し前の話ですが、ある休日のこと、いつも家で勉強していますのでたまにはちょっと違う環境で勉強してみようと思い近くの公園に行ってみました。公園つってもだだっ広い広場ではなく、樹をけっこう植えている小さく静かなところなわけで、木漏れ日の下で勉強するのもいいかなと思いたったわけです。 で、ベンチに座って手製のブックカバーかけた衛生管理者のテキスト開いて読んでいたわけですが… たぶん5-6歳くらいでしょうか。女の子が一人やってきて開口一番「見てーねづこー」と言うわけです。何のこっちゃらと思っていたら、鬼滅の刃の竈門禰豆子の服のデザインしたリストバンドみたいなのをしているわけです。 「あー鬼滅の刃かーか…

  • 退職届「一身上の理由」って何?

    以前「なぜか退職者が私に退職届の書き方聞いてきた」という話をしたと思いますが、先般総務の人と話をしていて「うち、退職届のひな型があるよ」って話を聞きました。 それはそれは準備のいいことで、と返しましたが、そんなものこの時代ネットを探せば出てきますし私も転職組ですから書き方は知っています。今すぐ書けと言われても何も参照せずに書くことはできます。 それはそれとして、だいたい定型文句になっているのは「一身上の理由(都合)により退職いたします」です。この「一身上の理由」って何なんでしょうか。 国語的に解釈すると「会社には関係ない、自分の都合」ということになり、法的には労働者側からの労働契約の解約という…

  • 年金額が下がるのです

    毎年1月と6月と9月は老齢年金受給者にとって大切なお知らせが届く時期でもあります。特に6月は「年金額改定通知書」という、今年度のあなたの年金はいくらですよという大切なお手紙が届きます。9月にも似たようなものが届きますがこれは天引きされる介護保険料等が改定になるからです。 で、毎年のようにと言うか特に今年はなんですけど「年金が下がっているぞどうなってんだわりゃあああ」というお声をちらほらと頂戴いたします。で、おじいちゃんそれはね、物価変動率や賃金が…などと説明しても十中八九聞いてくれません。 年金が上がる時も「上りが少ないぞわりゃあああ」と言いますが、おじいちゃんそれはね、マクロ経済スライドが……

  • 試験科目免除が原因で不合格になる!?

    鬼のような社労士試験、科目免除してもらえるならしてもらいたい人が山のようにいると思います。実際一定の実務要件・講習要件をクリアして科目免除を申請する人も多いです。 特に一般常識系科目の免除希望者が多いですね。出題範囲外用に広く難問奇問が出やすいですから当然のことかもしれません。 ただ、ケースによっては「科目免除したばかりに不合格になる」ということもあります。 その原因は「免除された科目の得点の扱い」にあります。免除された科目は満点扱いされるわけでも、またその科目の問題数を差し引いて計算されるわけでもありません。免除された科目の得点は 総得点の合格基準点÷全出題数×科目問題数 という計算式で計算…

  • 独学勉強法(99)「練習でできないことは…」

    「練習で出来ないことは本番でもできない」と言います。そして、この言葉はさらに「練習でできたことは本番では難しい」と続きます。 何を言いたいかと言いますと、事前の練習がいかに大切か、そして本番でいかに気を抜かないかということです。 社労士勉強で言えば、やはり勉強していないこと苦手なことは本番でも解くのは難しいし苦手なままです。もっとも記述式でない以上「指運」で正解することはあるのでしょうが、例えば試験問題の3割を指運で正解することは確率上かなり難しいです。 ですから日々の勉強をいかに怠らず積み重ねるかがまず第一になりますし、たとえ労働社会保険諸法令を余さず頭に叩き込めたとしても本番ではどんな落と…

  • 「そんな資格取って何になるの?」

    よくある言葉です。私がいろいろ資格勉強しているときも言われました。確かにその資格を知らない、興味が無い人にとってはそんなものなのでしょう。 さて、みなさんそんな時どう答えますか? 私の答えは決まっています。「趣味です」。たとえ裏にどんな理由や野心があろうとも、この一言で全て丸く収まります。さらに言葉を続けるなら「手のひらサイズの薄い板でわけのわからんゲームやっているよりよほどましです」といったところでしょうか。 先日も「衛生管理者取って、何になるの」と聞かれたので堂々と「何にもなりません」とお答えしました。実際何にもならないし(うちの職場は衛生管理者必要ないから)そもそも動機が社労士勉強の一環…

  • 監視カメラで見られているらしい

    こう書くと何やらヤバい妄想系のお話のように見えますが、安心してください。違います。 何のことかと言うと、仕事中よくあるのですが、電話をしているとします。終わった瞬間に次の電話が入ってきます。そしてまた終わった瞬間にまた次の電話が…という「絶妙のタイミング」で電話対応が連続することがよくあるわけです。 電話→電話だけではありません。帰社した途端私宛の電話が鳴ることもよくあります。そのタイミングや絶妙。もしかしてどこかにカメラがあって様子見られているのでは、と思わんばかりのタイミングです。 もちろんこれは全て「たまたま」です。時には私宛の電話が3本同時に鳴ることもありますし、外出中に電話がかかって…

  • 有休の時季変更権を食らってしまう

    半野良にはある習性があります。仕事が忙しくて疲れてくると、スケジュールを前倒ししてでも「空白の一日」を作りたがります。年次有給休暇を取るためです。 ある時「疲れたので年次有給取ろう」と思い、ある金曜日を意識してスケジュール調整を始めました。そして首尾よく「空白の金曜日」ができるかなと思えてきた矢先… 「半野良君、有休を取ると言うことはこの金曜日はヒマだろ。有休入れないでくれ。この日はみんな予定があって外出をする。何かあった時に対応できる人がいなくなる」 さて問題。この場合有給休暇に対する時季変更権は発動できるでしょうか。 時季変更権の法的根拠は労基法第39条5項ただし書き「ただし、請求された時…

  • 営業の人は社労士試験を受けるべきか

    営業・販売部門など「労務管理とは違うところにいる」という人が社労士試験に挑戦するべきかどうかと言う話です。 これは受ける理由によります。仮に営業だったとして、その仕事に自分は向いている、やりがいを感じていると思うのであれば受ける理由が無いですよね。どちらかというと労務管理部門が向いているかなとか、営業なんかしたくねえよという人は受ける理由があるかもしれません。 個人的な考えを言うと、営業が得意な人は社労士試験を受けて損はないと思います。なぜか。開業社労士に必要な資質は知識ではなく「営業力」です。ですから「営業に向いている」と思う人は開業を視野にいれるとすれば受けてみてもいいかもしれません。ただ…

  • コロナで外出できません

    と言っても別に感染したわけでもなければ濃厚接触者になったわけでもなく、単に下手に出歩いて感染したり濃厚接触者になったりしたら仕事が回らなくなるからです。おかげで休日はほぼ自宅か近隣くらいしか出歩いてません。 とはいえこれだけの感染状況になるといつ誰がかかってもおかしくないので、職場とかで普段から「いつ誰かが長期休暇になってもビクともしない体制」を作っておくことが大切なのですが、残念ながらそこまでには至っていません(提言はコロナ前からしているんですけどね)。 それはさておき、コロナに感染したらお給料もらえるんでしょうか。本来的にはもらえません。感染症法指定ですので「働いたらダメ」は労働者側に労働…

  • 毎年悩む特定社労士受験

    そろそろ特定社労士を取るための特別研修の募集時期です。毎年受けて特定社労士になろうかどうか悩みます。特に今年は車検の年でもありますので、万単位の出費は痛いです。 ただそうは言ってもやはり社労士登録している以上いずれ取っておかないといけないかなと思うので、ちょっと真剣に悩んでみようかと思っています。 問題は演習のため大都市圏に行かないといけないことです。今のコロナの感染拡大状況だと、別に県外に行こうが行くまいがどこも大差はないのですが、職場が「命じてもいない手前勝手に取る資格」の研修のために県外に行くことを認めてくれるかどうかです。 まあ黙って行ってしまえばバレやしないんですけどね。ただ2泊3日…

  • 独学勉強法(98)「ノートを作る勉強法」

    テキストを読みつつ、要点をノートに書いて覚えていく方法です。私の勉強法は「読んで全部覚える勉強法」ですのでノートなど必要ではないのですが、それはあくまで私のやり方ですので、今回はこのノートに書く勉強法の是非について考えてみたいと思います。 ノートに書くと言っても写経のように全文書き写すわけではありません。テキストから要点をまとめていく勉強法です。これは制度や法律の理解につながります。また「理解してまとめてみよう」という行為は記憶の定着にも役立ちます。自分なりのテキストを作るのと同義ですから。 反面、要点をまとめていく力、つまりある程度そこに書かれてあることを理解しつつ進めるわけですからスピード…

  • 労務管理の難しさ(感情論編)

    どこの職場でも同じだと思いますが、やれ上司が動かないとか何考えているか分からないとか、翻るとやれ部下が動かないとか何考えているか分からないとか、そういう状況は差異はあってもあると思います。 労務管理を通じて労働環境を改善していく手伝いをする社労士としては、守備範囲の一つでもあります(実務的にはもう一段階上の全社的な人事評価や労務管理を通じてのアプローチになろうかと思います)。 ただそれも主は「制度」を構築もしくは活用してのことになりますから、必ずしも効果が上がるかと言うとそうではありません。 例えば部下が上司を評価する360度評価制度というものもありますが、個人的にはこの導入はすごく難しいと思…

  • 社労士研修で県外に行きたーい

    油断しているのか何なのか、このコロナのご時世に先日社労士会から県外研修のお知らせが来ました。企画していて引くに引けなくなったのかもしれません。 テーマが面白くて、しかも泊まりだし面白そうだから参加してみたいなーと一瞬思いましたが、残念なことに平日開催かつうちの職場では「このコロナ禍、県境を越える移動はまかりならん」というお達しが強烈に出されていますので参加することができません。 またご時世ですからZOOMとか使ったオンライン研修も多いのですが、残念なことに平日開催が多すぎてぜんぜん参加できません。何のために高い会費払っているのか分からなくなっています。 それはさておくとしても、ここ何年か泊まり…

  • 「打ち合わせ」って普通、何人?

    先日、お付き合いのある先様から「半野良さん、ちょっと例の件(懸案事項)について打ち合わせしたいんですが」と言われて出向きました。 だいたい今までの流れや経験、件の内容から「相手方は多くて2人だろうな」と思い、まあその程度のこぢんまりした打ち合わせなら私一人のレベルでも何とかなるなと思って特に同僚や上を呼ぶこともなく単身打ち合わせに臨んだのですが… 通された部屋がただの応接室ではなく会議室、しかも20人くらい人がいます。中には「偉い人」もいるという有様。何これドッキリ?それとも裁判?みたいな光景でした。 前もって誰が出てくるかくらいは教えてよ、カウンターパートっていうものもあるんだからさーと思い…

  • 体験記外伝(17)「人前で勉強しなかった」

    社会人とか学生とかそうなんですが、昼休みというものがあります。メシなどというものはさっさと食べる胃に悪いタイプなのでこの昼休憩の時間は「一日最大のスキマ時間」なわけです。 多くの受験生の方が昼休みに何らかの勉強をしていると思います。ただ、私の場合この貴重な時間に勉強をあまりしていませんでした。 なぜか。人がいると気が散るから。 初めての受験の年は昼休みに問題集(公務員試験の労働法問題集)を解いてました。でも、誰かしら何かしら話しかけてくるんですよね。何やってんのって。それにいちいち反応しているともう集中が削がれて頭に入りません。 それでなくてもそこらでピーチクパーチク話をしているものですからな…

  • 出産育児一時金が上がる?

    国でそういう議論が進んでいるようです。出産育児一時金が何かは健康保険法(及び国民健康保険法)を学んでいれば分かると思いますが、ざっくり言うと「出産のときお金あげるよ」です。 なぜこんな制度が存在しているかと言うと、出産って入院とか必要になりますが自然分娩は「医療」ではないので健康保険が適用されません。ですからその費用のため「42万円(産科補償制度掛け金含む)」を出します、というわけです。 ただ、近年の出産にかかる費用の統計で出産費用が42万円を超える(平均44万円くらいだそうです)ケースが多く、十分カバーできていませんのでその金額を増やしましょう、というわけです。ただまだ議論が始まったばかりな…

  • 総務部の人は社労士試験を受けるべきか

    総務部、会社によっては人事部や労務管理部などという名称かもしれません。小さな企業だと「課」や「係」でしょう。いずれにせよ労務管理部門に所属している人は社労士試験を受けるべきかどうかの話です。 まず、サラリーマンで社労士を志す人には大別して3つのパターンがあります。一つ目は内的キャリアアップ(社内でのキャリアアップ)、二つ目は外的キャリアアップ(転職を視野に入れたキャリアアップ)、三つ目は趣味(資格コレクターなど)です。半野良はどちらかと言うと3番目ですが、実際企業で労務管理に携わっている人は1番目が目的となるでしょう。 結論から言うと、1番目の人は合格するしないは別にして勉強して損はありません…

  • 独学勉強法(97)「そのうちやる=やらない」

    日常でよくあることなんですが「そのうちやろう」「時間があったらやろう」と思うことは、だいたいいつまでたってもしません。仕事の上だとよっぽどやばくならないと手を付けないとか、他の圧力がかからないとしません。 なぜかというと「そのうち」の定義が明確ではないからです。定義が明確でない状態で先送りするとそれが延々と続いてしまいます。 勉強をする上でも「ここはそのうちやろう」「ここは別の機会にやろう」と考えていると、たぶんいつまでたってもしません。そう思うこと自体が心のどこかで「回避」を願っているからです。 ですからこのような場合には「いつやる」を決めるか、「今やる」かの二択です。今やるは最善の一手です…

  • 外国人でも社労士になれる

    先日官報の社労士登録者欄を見ていて、アルファベットのお名前の方がいらっしゃいました。一瞬「ん?」と思いましたが、確かによくよく考えてみると社労士登録は無論のこと社労士試験ですら「国籍要件」はありません。 普段あまり考えたことが無かったので一瞬とまどいもしましたが、労働社会保険諸法令に精通し試験を突破し登録要件(年齢・実務経験等)を満たしていれば問題は何もないので、国籍要件なんかあるはずもないです。 他の士業も似たようなもので、弁護士さんとか外国の方が日本の弁護士登録受けていたりします。 それにしてもやはり「言葉の壁」は気になります。特に法律用語は日本人で国語教育受けている人でも「なんやこれ」み…

  • 気分爽快な仕事がしたい

    「今日は仕事が思いのほか片付いて、懸案の案件もクリアしたし積み残した仕事もないし、明日の仕事の準備もできてるしたぶん上手く行くだろう。今日はよい気分で家に帰れるな」 そんな日がたまにはあってもいいと思うのですが、残念なことにここ何年もそんなことがありません。 常に仕事は手元にたくさんあって滞留するわ進まないわ次から次へと懸案はやってくるわ、明日の仕事どうしよう、何なら会社滅んでしまえと思う日のほうが圧倒的に多いです。なぜでしょうね。1年に1日くらいは気分爽快な日があってもいいと思うのですけど。 仕事の進め方が悪いのかな、もしかして私だけかなと思うのですが、そうでもないようです(仕事の進め方はど…

  • 半野良社労士の憂鬱

    勤務登録の社労士でありながら勤務社労士の仕事をしておらず、聞かれるか目に余るかした時にのみ口を開く「おそらく日本で一番仕事をしていない勤務社労士」な私です。 で、この「目に余る」というのも常に自社の労務環境を注視して助言しているわけではなく、そもそも自分の仕事がいつも忙しいものですからたまたま目や耳に入った時だけなわけです。 とはいえせわしなく仕事してても仕事場が静かな日などは「ふと耳に」入る時もあります。離れたところで上の方々がとある労務管理の取り扱いについてあーでもないこーでもないみたいな話をしていると、嫌でも耳に入るわけです。 で、そんな時に「どしたどした?」と首を突っ込むほど自信家でも…

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