「伊予の薄墨」(イヨノウスズミ)は、愛媛県伊予地方で発見されました。装飾花の花色が濃い青から黒紫色に変化します。6号深鉢植で、樹高20数cmですが、今年は不調で1輪だけの開花でした。6月8日の咲き始め、正常に開いた装飾花は1つだけ、6月10日、6月13日、中心部の両性花も開花が進み、6月18日、装飾花が黒紫色に変わり、7月6日、中心部の両性花が結実し、反転した装飾花は、薄墨色そのものです。鉢植えのヤマアジサイe、伊予の薄墨
栖吉川(すよしがわ)は東山から流れて、信濃川に合流する支流の1つで、自宅から北西へ約2.5km程の寿(ことぶき)地区の桜並木です。4月中旬の満開前、人が少ない時に歩きました。自宅から国道を北に歩いて、栖吉川堤防に出て、西に歩くと桜並木にでます。振り返って、先に進みます。桜並木の終いです。堤防を降りて、車道の歩道部を歩きます。振り返って見ると、歩き初めには無かった自動車が並んで、花見客が増えてきました。最後に桜を見上げて1枚アップで、また堤防に上って帰路につきました。桜花見2025(3)栖吉川左岸・寿地区
カタクリはユリ科の多年草です。節分草などとともに、早春の短期間だけ地上に姿を現すので、「スプリング・エフエメラル」(春の妖精)の1種でもあります。生まれ育った故郷・魚沼の自宅近くで採取したカタクリ、鉢植えで増殖したので庭に移植したもので、自宅の南西、実桃と実梅の果樹の間に植えたものが毎年開花しています。4月上旬、4月5日の芽出し、葉の色は茶色です。翌日、更に2日後の4月7日、その2日後、2輪が開き始めました。翌日の4月10日、日が当たると花弁が開き反り返ります。奥の株はまだ開花しません。4月中旬の花、手前が3輪、奥で2輪が開花してます。葉の色が緑色に変わって来ました。その2日後、さらに3日後の4月17日、先に咲いた手前の株は花弁がばらけてきて、花の終盤です。この3日後、また来年も咲いてくれることを願って、...庭で咲いた「カタクリ」
福島江(ふくしまえ)は、市内中心部を流れる用水路で、大正時代の大改修時に、桜が植えられ、古木が枝を川面に広げ、多くの花見客でにぎわいます。4月中旬、満開になる前に歩きました。愛宕公園から数分、南に向かって歩くと桜並木に出ます。長岡駅東口方面から一直線に伸びてくる用水路で、何か所もかけられている橋で、両岸の桜並木を撮りながら、往復しました。夜桜も賑わう場所です。年数経た古木が多く、枝枯れもあって、少しずつ新たな苗木に更新してます。桜花見(2)福島江
「トサミズキ」(土佐水木)はマンサク科の落葉低木で、高知県に自生する早春の代表的花木の1つです。葉より先に穂状の花序を出し、淡黄色の花を下向きに咲かせます。3月末、蕾が開き始めて、4月上旬、開花しました。5号深鉢植えで、樹高30cm程です。その4日後、4cm前後の花穂は、径7mm程の小花が5~10輪集まって出来、花弁とオシベは5個ずつです。4月中旬、花の終盤です。その6日後の4月18日、花が終わり、新葉が展開してきました。鉢植えの「土佐ミズキ」
4月中旬、市内の桜花見の記録です。歩いて2分、町内の「神明公園」で、西側に巨木があります。北側の桜、東側の桜は枯れて伐採され、かつて子供たちで賑わった公園も、今は・・・青空バックでクローズアップ、次に8分ほど南に歩き、「愛宕公園」へ、上が北側、下が南側、背後に新幹線の高架橋です。桜花見2025(1)近くの公園2か所で
木蓮(モクレン)はモクレン科の中高木で、平安時代には中国から渡来してました。花弁の外側が紫で、内側が白色の複色で、別名が紫木蓮(シモクレン)です。庭の南、塀際に植え、樹高2m程で、大きな花をたくさん咲かせます。3月中旬の雪吊り姿。3月下旬の蕾、5日後の3月末、大きく膨らみ、紫の花弁を見せてきました。4月上旬、その4日後、4月中旬、開花しました。その2日後の花、更に4日後の4月18日、開き過ぎると、だらしない感じになってきました。今は全ての花弁を取払いました。庭の「紫木蓮」
長岡市西蔵王にある「金峯神社」(きんぷじんじゃ)は、古くからの歴史を持ち、吉野の金峯山の蔵王権現を勧請し、北国鎮護のため創建されたと伝えられます。2月中旬の拝殿です。4月上旬、自宅から20分ほど北西に歩きます。一の鳥居から拝殿を望みます。7月には流鏑馬神事が行われる長い参道、途中の二の鳥居、参道脇は欅の巨木が立ち並びます。拝殿です。(参道の工事中でした。)この左側に、樹齢800年といわれる御神木の大欅があります。幹は空洞になっています。参拝後に、玉橋を渡った拝殿の西側(寺院や蔵王堂城址がある)に、ミツマタ(三椏)の大株があります。4月5日の咲き始め、4日後の4月9日、満開になりました。(背後は金峯神社拝殿)我が家の鉢植えのミツマタは、昨年の猛暑の中で枯れてしまいました。春から秋の散歩道b金峯神社参拝コース(1)
オシベが花弁状に変化した花形を二段咲きと呼び、その紫花です。4月上旬、一輪だけ開花しました。その2日後、更に2日後、4月中旬の花です。ユキワリソウは夏の暑さに弱く、他の数鉢は、蕾を持たず新葉だけを展開しています。鉢植えの「雪割草」(4)二段咲き紫花
「藤五郎梅」(トウゴロウウメ)は、新潟市亀田地区で、江戸後期から栽培されてきた実梅です。自宅南西側、菜園コーナーとの間で、実桃と並んでいます。4月初め、蕾が開き始めました。その2~3日後、4月8日の花、4月中旬の花、花が終え、実成りを期待しています。庭の実梅「藤五郎梅」の花
1輪だけ咲いた、白覆輪のある赤花です。4月上旬の開花でした。その2日後の花、更に2日後の4月9日、4月中旬の花です。鉢植えの「雪割草」(3)赤覆輪花
雪融け後のウオーキングコースの1つが、国道352号線沿いの林間コースです。自宅から国道に出て北に向かって、初めは雁木通りがありますが、北部工業地域に入ると、国道脇の歩道両脇に樹木が生い茂っています。4月上旬、晴天の日、林間コースに入ります。4月5日、樹木で花が見えたのはコブシだけでした。街路樹の下には、オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)が繁茂し、青色の小花が美しく、春を知らせます。ヨーロッパ原産の帰化植物で、花径1cm位、コバルトブルーの4弁花です。日本在来種に花径3mm位のイヌノフグリという草があり、実の形が似ていたので名付けられたそうです。群落の中にヒメオドリコソウが混在していました。春から秋の散歩道a国道352号線沿い林間コース(1)
梅は中国原産で、バラ科の落葉小高木、庭に植えた花梅の「紅千鳥」(ベニチドリ)は、緋梅系の遅咲き品種で、明るい緋赤色の中輪一重咲きです。玄関正面の通路脇に、苗木を植えました。3月末、蕾が開き始めました。4月上旬の花、その3~4日後、隣りに植えてある紫モクレンも、大きな蕾を膨らませてきました。4月中旬、満開となりました。花弁の内側に、旗弁(ハタベン)が出やすいのが本種の特徴で、オシベが変化して花弁のようになった旗弁が、千鳥が飛んでいる風情だと江戸時代に紅千鳥と名付けられました。隣りの紫モクレンも咲いてきました。庭の花梅「紅千鳥」
雪割草の紫色花です。3月末、2輪だけの開花でした。鉢植えの「雪割草」(2)紫色花
「参平椿」(サンペイツバキ)は、紅色地に白覆輪が入る、一重ラッパ咲きの中輪花です。8号深鉢植えで樹高120cm程に成長しましたが、今年は1輪だけ開花しました。4月10日、気付いたら蕾が開き始めていました。2日後の4月12日、開花しました。1輪だけの花も花弁に傷みが出ていました。綺麗な過去画像を追加します。鉢植えの椿(5)「参平椿」
「雪割草」(ユキワリソウ)は、キンポウゲ科のミスミソウ・スハマソウの園芸名で、早春の雪解けを待って、可憐な花を着ける。特に新潟県を中心とする日本海側に自生するオオミスミソウが、花の色形の変異が多く、春を告げる草花として愛好されます。昨夏の猛暑で、枯れた鉢植えや、蕾を着けない鉢があり、今春の開花数は僅かになりました。最初に咲いた桃色花です。花の中心にメシベ、その周りにオシベ、花弁の見えるのは、ガクが花弁状に変化したものです。花の背後にある緑のガクのようなものは苞です。3月末の蕾から開花へ、4月上旬の花、4月10日、4月中旬、花の終盤です。鉢植えの「雪割草」(1)桃色花
「エゾムラサキツツジ」は、ツツジ科の半落葉低木で、北海道や北東アジアの山地岩場に分布し、名は山地と花色から。葉が開く前、早春に紅紫色の花が、枝先に数個かたまって咲き、春を告げる花の1つで、樹高2m程です。親株は自宅西側、マンサの隣に植え、挿し木で育てた苗木を自宅に東側に植えました。3月中旬の蕾、(前年の葉が一部残っています)3月下旬の蕾、その3日後、咲き始めました。(隣家の壁をバックに南側から見て)3月末の花、4月初めの花、自宅東側、自宅西側の親株も、マンサクの隣で開花してます。4月上旬、東側車道から、塀越しに見ると、手前の日向ミズキの黄花と競って、春を知らせています。4月中旬に入り散り始めています。代わって、庭では梅・桃・シモクレン・木瓜が、一斉に花盛りを迎えてきました。庭の「エゾムラサキツツジ」
「絞初嵐」(シボリハツアラシ)は、白地に紅色の吹き掛け絞りが入る花で、一重咲き、筒咲き~ラッパ咲き、中輪の椿です。7号深鉢植で樹高40cm余り、枝先が垂れ下がる感じです。4月上旬、蕾が開き始めて、開花しました。その6日後の4月10日の花、現在も開花中です。鉢植えの椿(4)「絞初嵐」
「葵の上」(アオイノウエ)は古典椿の1種で、中~小輪花、内弁3枚が桃色、外弁2枚が白斑入りの二重咲きです。幹の上部が枯れ、樹高40cm程で、かろうじて蕾が1個着きました。3月下旬の蕾、4月上旬咲き始めました。その翌日、更に4日後の4月10日、花色が薄れ花弁に傷みが出ましたが、どうにか全開しました。1輪だけでは寂しいので、過去画像を2枚、鉢植えの椿(3)「葵の上」
早春に咲く「クロッカス」は、アヤメ科の耐寒性球根植物で、地中海沿岸から小アジアが原産地です。玄関前の通路と西側の菜園との境、花木ムクゲの樹下で、春の訪れを知らせます。3月下旬、黄色花を主に、一部に淡青色の花が開き始めました。その2日後、更に2日後の3月27日、4月上旬、少し遅れて、白地に紫の筋が入った花が咲いてきました。その2日後の4月6日、ムクゲの樹の南側に植えたスイセンが蕾を上げてきました。スイセンが開花する前に、クロッカスはすべて咲き終えました。庭の「クロッカス」
「キルタンサス」はヒガンバナ科の球根植物で、南アフリカ原産です。地際から細長い葉を出し、長い花茎の先に数輪の花を咲かせます。花色は、オレンジ、黄色、白、ピンクなどがあります。7号中深鉢植で、花茎長20~40cm、ピンクと黄色の花を咲かせます。無加温の玄関内に置き、晴天時に外玄関に出して、1月中の花芽です。1月下旬、右側がピンク花の蕾、左側に黄色花の蕾、2月上旬の花蕾、2月下旬の花蕾、上がピンク花、下が黄色花の蕾です。次はピンク花の開花です。3月8日の咲き始め、3月10日、3月13日、3月18日、満開です。3月23日、以下は黄色花です。3月6日の咲き始め、3月10日、3月23日、3月29日、4月5日の花、黄花だけ今も咲いています。開花期が長い花でした。鉢植えの「キルタンサス」
原種シクラメンは、サクラソウ科の球根植物で、地中海沿岸から小アジアが原産地です。株元から花茎を伸ばし、1本の花茎に1個の花を咲かせ、夏には休眠します。「コウム」は、花も葉も丸みを帯びて小さく可愛らしい。耐寒性が強く、種子が一部着いた鉢植えを花後に北側軒下に置き、その自然実生で、今年は3輪の花が咲きました。自宅北側で、隣家と境するブロック塀との間で、殆ど陽が当たらないで、ゼニゴケが覆っている場所です。3月中旬、雪解けとともに、茎葉を伸ばし蕾を上げてきました。その6日後の3月18日、1輪が咲き始めです。3月20日には降雪がありましたが、寒さに強く平気です。その3日後の3月23日、2輪目が開花しました。3月30日には、3輪目が開花、通路の踏み石のすぐ脇です。4月初めの花、昨日4月8日、最初に咲いた花が落花しまし...庭の原種シクラメン「コウム」
「コシノコバイモ」は、ユリ科で、山地の林下に自生します。葉陰に、釣鐘型の目立たない花を着けます。北陸の春を代表するスプリングエフェメラルです。生まれ育った、魚沼の山里で、畑近くの山から、カタクリと一緒に持ち帰ったものです。○十年前のことです。一度大部分が枯れたのですが、残ったものが増えてきました。6号深鉢植えで、草丈は10~13cm程です。花弁は6枚で、花色は淡紫褐色と淡緑色の2タイプがあります。冬囲いの中に入れず、玄関外の庇下に置き、2月下旬の芽出しです。6日後の2月28日、発芽したすべての芽が蕾を持っています。3月上旬、その4日後の3月10日、3月中旬、草丈を10cmほど伸ばし、蕾を開きます。その5日後、3月下旬、その4日後、他のコバイモにはない特徴が、花弁の縁に毛状突起があることです。3月末の花、4...鉢植えの「コシノコバイモ」
「ヒマラヤユキノシタ」はヒマラヤ地方原産で、ユキノシタ科の常緑多年草です。自宅北東隅軒下に植た株が、増殖し、雪解けとともに、庭の草花では最初に開花します。太い赤紫の茎、肉厚の大きな葉は長さ10-20cm、幅10cm程、房状に咲くピンクの花が特徴です。3月中旬の蕾、3月下旬の蕾、その2日後から開花です。4月初め、その3日後の花、昨日、4月6日の花です。庭の「ヒマラヤユキノシタ」
ミニスイセンの「ティタティタ」は、花弁も副冠も黄色、花径4cm位で草丈20cm位です。6号深鉢植え、丈夫で繁殖力が強く群生します。3月下旬、蕾が開き始め、その2日後、3輪開花です。更に2日後、4輪の開花、3月末、6輪の開花です。長く植え替えしてないので、今年は6輪だけの開花でした。4年前には、同じ鉢で46輪の花が咲きました。鉢植えの小型スイセン「ティタティタ」
「日向水木」(ヒュウミズキ)は、マンサク科の落葉低木です。日向(宮崎県)には自生せず、日向に多く植栽されたか、明智日向守光秀の所領であった丹波地方に多く植栽されたのが名の由来か。石川県~兵庫県の日本海側で、限られた地域の岩場に自生し、早春、葉が出る前に、薄黄色の小花を2~3個ずつ、下垂します。東庭の北東隅に苗木を植え、樹高1m数10cmの株立ちになりました。冬囲いを撤去した3月中旬には、蕾を膨らませてきました。3月下旬に開花しました。花径1cm、長さ2cm程の薄黄色花です。その4日後、3月末の花、細枝をたくさん伸ばし、花が密に着きます。4月初め、背後の紅紫色は、自宅北東脇に植えた挿し木のエゾムラサキツツジです。昨日の花、脇を通る時触れた花は、花弁を散らし始めました。庭の「日向水木」
マンサク以外は、庭木も鉢植えも冬囲いされ雪に覆われた冬、玄関の内と外に、冬に開花させる花木や草花を置きます。12月末の玄関内(無暖房)、寒さに弱い観葉植物、開花中のシクラメンと、この後咲く花梅の鉢、シャコバサボテンの開花前の鉢植えです。東側には60cm水槽1台。過去の趣味で、3坪の温室を持ち、ディスカスからグッピーまで、各種熱帯魚を繁殖させていました。その名残水槽ですが、冬は主に彼らとの会話が楽しみの1つです。熱帯魚を扱う店が無くなり、魚数が減ってきました。玄関外の庇下には、開花前や開花中の花木や草花が集められています。1月下旬、2月中旬、3月上旬、3月末から、庭に春の訪れです。庭植えの花木、ヒュウガミズキやエゾムラサキツツジが咲き、樹下で、クロッカスが咲いてきました。冬の玄関内と外
西王母椿は、淡い桃色に薄紅のボカシが入る、一重筒咲きの中輪花です。秋に咲いた後、厳冬期は休んで、早春に残る蕾が全て開花します。3月上旬、蕾から開花へ、雪と寒さで葉も茶変し、蕾も鳥に突かれて傷みながら、3月中旬の花、3月下旬、3月31日の花です。庭の花木は現在、咲き続けるマンサクのほか、ヒュウガミスキの黄花とエゾムラサキツツジの紅紫色花が、春を告げています。庭の椿「西王母」春の花
「夢」(ユメ)は、桃色と白の花弁が交互に並ぶ花で、早春咲きの一重小輪花です。3月下旬、蕾から、開花へ、その2日後の3月27日、更に2日後の3月29日、一昨日3月31日の花、6号深鉢植えで、樹高50cm程です。しばらくは咲き続けます。鉢植えの椿(2)「夢」
「和蘭」(ワラン)は、洋ランのシンビジュームと東洋ランの春蘭との交配種です。「オリエンタルエルフ・レモンエース」の名で、以前に通販購入したものです。草姿は春蘭に近く小型で、寒さに強く、無暖房の玄関で開花しています。2月下旬の蕾、3日後に開き始め、3月初め、開花しました。その3日後、さらに3日後の3月10日、3月中旬の花、3月下旬の花、7日後の3月末の花、3輪揃って、まだ咲き続けます。鉢植えの「和蘭」
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「伊予の薄墨」(イヨノウスズミ)は、愛媛県伊予地方で発見されました。装飾花の花色が濃い青から黒紫色に変化します。6号深鉢植で、樹高20数cmですが、今年は不調で1輪だけの開花でした。6月8日の咲き始め、正常に開いた装飾花は1つだけ、6月10日、6月13日、中心部の両性花も開花が進み、6月18日、装飾花が黒紫色に変わり、7月6日、中心部の両性花が結実し、反転した装飾花は、薄墨色そのものです。鉢植えのヤマアジサイe、伊予の薄墨
「ネジバナ」(捩花)は、ラン科の小型多年草で、ほぼ日本全土に自生分布するそうです。桃色の小さな花が、花茎の周りに螺旋状に並んで咲く、「ねじれた花序」が和名の由来です。花茎10~40cm程です。花色は通常花弁がピンクで濃淡があり、唇弁が白色です。根元から見て、時計回りに巻くのを右巻きというのが一般的です。各種の鉢植えで、自然実生で開花しています。a、右巻きの花、b、左巻きの花、c、あまりネジレ無い花もあります。d、径40cm程のスイレン鉢に、自然実生で増殖したネジバナ。睡蓮は、葉を広げていますが開花はしなくなりました。e、庭の踏み石回りなどで咲いた花、濃色右巻き、淡色の右巻き、鉢と庭で咲くネジバナ
「白妙」(シロタエ)は、白色八重咲の花で、山梨と静岡の県境で発見されました。6号深鉢植えで、樹高20数cmですが、今年は1輪だけの開花でした。6月10日、開花しました。6月13日、6月17日の花です。鉢植えのヤマアジサイd、白妙
ハエトリソウは、北アメリカの温帯湿地に自生します。葉をロゼット状に出し、葉を素早く閉じて獲物を捕食します。捕食器は二枚貝のような形で、周辺に棘が並びます。3号の小鉢にミズゴケで植えています。6月下旬、花茎20数cm伸ばして、茎先に計7輪の白花を咲かせました。6月22日、6月24日、6月25日、6月27日、昨日、睡蓮鉢に水のみに来た小さなハチを網で捕獲し、葉に乗せると、瞬時に葉を閉じました。今朝見ると、ぴたっと閉じたままで、簡単に開くことはできません。鉢植えの食虫植物(2)ハエトリソウ
「日向絞り」(ヒュウガシボリ)は、宮崎県産です。ガク咲きの装飾花は一重の丸弁で、紺色地に白い絞りが入る、涼しげで美しい花です。6月7日の咲き始め、その翌日の花、6月10日、6月13日、6月17日、4号深鉢植で、樹高は30数cmです。(地植えにすれば1メートル以上になるようです。)雨が降らず、異常な高温が続く中、7月7日の結実姿です。鉢植えのヤマアジサイc、日向絞り
ニンニクはユリ科で、原産地は中央アジアと推定され、すでに古代エジプトなどで栽培されていた。秋に種球を植え付け、翌年の初夏に収穫します。昨年の10月下旬、少し離れた空き地菜園で、耕して、堆肥・苦土石灰・化成肥料を施し、畝作りしました。10月24日、植え付けました。(カメラを忘れて、過去画像です)11月4日、発芽してきました。5日後の11月9日、12月下旬~3月中旬までは、雪下越冬になります。3月17日、雪融け後の姿、3月24日、新葉が展開してきました。4月9日の草体、4月15日、7月1日、雑草が生い茂る中、葉が枯れてきています。収穫します。茎の途中にムカゴが出来ています。これもニンニク球と同様に利用します。7月4日、収穫しました。全収量です。家庭菜園2025(2)ニンニク
「くれない」(紅)は、長野県伊那産で、装飾花が白から濃い赤に変化します。6号深鉢植で、樹高30cm程です。5月末、装飾花が開花しました。6月上旬の8日、白い装飾花のガクに、紅が差し始め、小さな中心花も咲き始めました。6月10日、6月中旬の13日、6月18日、6月下旬の27日、装飾花はガクが反転し、中心部の普通花は結実します。7月上旬の6日です。気温が高く、雨が降らず、玄関前の日当たりで、葉焼けしたような葉色で、花を咲かせています。鉢植えのヤマアジサイb、くれない(紅)
小鉢植えのサツキ(皐月)で開花したのは2鉢、「緋梅」(ヒバイ)は、緋赤色・白色などの単色と、玉斑入りの桃色花や、車咲きなどの変化が楽しめます。4号浅鉢植えで樹高20cm程です。6月中旬に咲き始めました。6月下旬の花、その7日後の花、7月上旬まで咲きました。鉢植えのサツキ(1)緋梅
スイセンノウはヨーロッパ原産でナデシコ科の多年草、その白花種です。庭の菜園周りで群落を作っています。6月上旬の花です。咲き初めは純白なのですが、時間の経過とともに、中心部がピンクに染まります。白花でも、酔仙翁でした。庭のスイセンノウ(2)白花
「スイセンノウ」(酔仙翁)は、南ヨーロッパ原産で、リクニス・コロナリアというナデシコ科の多年草です。江戸時代に渡来し、鮮やかな赤花の花姿から、酔仙翁の和名がつき、壁全体に白い綿毛が密生し、別名フランネル草とも呼ばれます。草丈数10センチで、茎先に径3㎝程の5弁花を咲かせ、こぼれ種で増殖し、群落を作ります。自宅南側ブロック塀脇で、6月7日、6月8日、画像下にはシャスタデージーの花や、ツワブキの葉、右側には、てまり咲きアジサイに囲まれて、6月12日、庭のスイセンノウ(1)赤花
ヤマアジサイの「天の川」(アマノガワ)は、四国産で、青色のガク咲きです。ガク片の中心部が白く絣状になり、葉にも白い斑点が入るのですが、直射光の当たる場所ではぼやけてしまうようです。6月2日、装飾花が開き始めました。6月9日、中心部の普通花も開き始めです。その翌日、6月13日、6月17日、満開状態です。4号深鉢植えで20数cmの樹高です。今朝、7月7日、中心部の普通花(両性花)は結実しています。鉢植えのヤマアジサイa、天の川
サラセニアは筒状の葉を持ち、虫を捕える落とし穴として使う食虫植物です。北米の湿地に生える多年草で、生きたミズゴケで植えています。「レウコフィラ」は、別名アミメヘイシソウ、ドラモンディとも言われ、8号深鉢に生きたミズゴケ植えで、草丈80cm程になる大型種です。独特な形の赤花を咲かせました。5月30日、常緑性ですが、雪中越冬で枯れた葉の上部を切除した姿です。外側の5枚がガク片、その内側で垂れ下がる5枚の花弁、中央は傘上のもので覆われ、この部分がメシベで、内側に子房とそれを囲んでオシベが並んでいます。6月2日、6月10日の花アップ、花弁の落ちた花、本日、7月6日朝、種子が出来てきた花、新葉は、緑色の筒状で、筒の入り口付近と蓋が白くなり、そこに網目模様が入っています。筒葉は、内側に蜜腺、底に向かって逆棘があり、中...鉢植えの食虫植物(1)サラセニアb、レウコフィラ
山アジサイは福島県以西に分布する落葉低木です。アジサイに比べて、葉が薄く細長く小型で、野趣に富んだ樹形で、地域による花色花型の変異が多い。鉢植えを数種持っていますが、庭に植えたのは「黒姫」(クロヒメ)1株だけです。黒を含んだような深い青紫色の花で、早咲き種です。茎・葉とも黒味を帯び、丈夫で育てやすい。奈良県産で、黒姫山とは無関係です。東庭、オオモミジの西側樹下に苗を植え、樹高80cm余りになりました。5月28日、中心部に多数の普通花の蕾を持ち、4枚の花弁状のガクを持つ装飾花が展開してきました。6月2日、6月5日、中心部の普通花が開花してきました。6月7日の花、6月12日、6月19日、装飾花も額の中心部で開花、6月24日、装飾花が反転し、中心部の普通花は結実して花の終盤です。庭のヤマアジサイ「黒姫」
サラセニアは、葉が筒状になり、虫を捕える落とし穴として使う食虫植物で、北アメリカ東部に分布します。独特な花は、ガク5枚、花弁5枚、オシベ多数、メシベは先端が6つに分かれ、大きく反り返ります。3種を生きたミズゴケで鉢植えし、今年開花したのは2種でした。a、「フラバ」は黄花の高性種で、草丈30cm程です。5月末の花、6月初め、花弁はメシベの柱頭の間に位置し、下向きに長く垂れ下がります。6月10日、花弁が茶変しました。6月下旬、新葉が出揃って伸びてきました。今朝、7月4日の花姿です。花弁が落ち、枯れオシベがまだ着いていますが、果実が出来ています。鉢植えの食虫植物(1)サラセニアa、フラバ
花が黄色で、葉がスゲに似ているため、地名を付けてニッコウキスゲ(日光黄菅)と呼ばれる場合が多いが、日本各地に自生分布し、ゼンテイカ(禅庭花)と呼ばれるユリ科キスゲ亜科の多年草です。東庭の、木瓜・サツキとイトススキの間に植えてあり、今年も2本の花茎を伸ばして、咲きました。5月中旬、蕾から開花へ、5月下旬の花、6月上旬の花です。まだ蕾が1つ残っていたと思ったら、花後の果実でした。花後に花茎を切除するのを忘れていました。黒い種子が採れたので、蒔いてみようと思います。庭の「ニッコウキスゲ」
「京鹿子」(キョウガノコ)は、バラ科の多年草で、現在は自生が見られないそうです。初夏に咲く花姿が、京染の鹿の子絞りに似ていることから名付けられました。草丈は数10センチで、花色は赤・ピンク・白などがあり、小さな花が集まって咲きます。大きな葉は、モミジのような切れ込みがあります。桃色種を自宅南東隅に植えました。東に斑入りススキ、南は西洋シャクナゲに囲まれ、朝晩わずかに日が当たるだけの場所ですが、毎年開花しています。5月中旬の蕾から、6月2日、咲き始めました。6月5日、咲き進み、6月8日、満開となりました。花後の6月下旬、緑の実を着けてきました。庭の「京鹿子」
「口紅シラン」は、リップの先端を、ほんのりと桃色に染めた花です。5月下旬、花茎を30センチほど伸ばし、先につけた蕾から、開花しました。6月上旬の花です。鉢植えのシラン(2)口紅シラン
「シロウマアサズキ」(白馬浅葱)は、ヒガンバナ科の多年草で、本州の中部以北~北海道で、高山帯の砂礫地や草地に自生し、小型で、白馬岳に多いという。5月下旬の花、6月上旬の花です。鉢植えの「シロウマアサズキ」
「シラン」(紫蘭)は、ラン科の多年草で、日本・台湾・中国で、日向の草原などに自生します。地下に扁平な球状の偽球茎を連ね、茎葉を伸ばして先端に花を咲かせます。a、一般的な紅紫色花です。5月下旬に開花しました。6月上旬の花、b、白花種もあり、6月上旬の花です。鉢植えのシラン(1)紅紫色と白花
「フレンチラベンダー」は、シソ科で、原産地は地中海沿岸です。ウサギの耳のような花が特徴で、暑さに強く育てやすいです。5月下旬の花です。花穂の先端につく、紫色の4枚は、花穂を守るために葉が変異した苞葉(ほうよう)です。鉢植えの「フレンチラベンダー」
ヤマアジサイの「天の川」(アマノガワ)は四国産です。装飾花(ガク片)が青色で、その中心部が白く絣状になる特徴があります。4号深鉢植えで、樹高20cm余りです。5月下旬、装飾花が開き始め、6月上旬、開花です。その5日後、中心部の両性花が開いてきました。6月中旬の花、6月下旬、果実が出来て、装飾花が反転してきました。7月中旬、昨日の花姿、完全に裏返った装飾花は、青色から灰色に変化しました。鉢植えのヤマアジサイ(3)「天の川」
「カワラナデシコ」(河原撫子)は本州以西、四国、九州に広く分布し、淡紅色が一般的で、5枚の花弁は先が細かく裂ける特徴があります。「絞り咲きカワラナデシコ」は、白地に紅の絞りが入る花で、細かく分かれる花弁が可憐で美しい品種です。ユリを植えているプランターで咲いていました。5月上旬の花、5月中旬の花、5月下旬の花、6月上旬、黒ウリハムシが、花を食害に来たようです。花はたくさん咲いていましたが、画像は少しでした。プランターで咲く「絞り咲きカワラナデシコ」
桃は中国原産で、バラ科の落葉小高木です。「武井白鳳」(タケイハクホウ)という品種は、白鳳の実生から生まれ、自家結実性で1本の樹で実が生り、外観が美しく、食味の良い早生品種です。矮性台木接ぎ木苗(YD苗)を通販で購入し、庭植えしました。春に咲く花も美しく、ピンクの一重大輪花です。4月初めの蕾、2日後の4月7日、咲き始めました。自宅南の西側で、背後は隣家です。翌日には、4月10日の花、4月中旬の花です。たくさんの花が咲いて、花だけでも十分楽しめました。花後の実生りから収穫は(2)で、庭の実桃2024(1)春の花
散歩中にいただいた種を蒔いた、実生のナデシコ、主に玄関前通路で群落を作っています。5月中旬~6月上旬の画像です。白花、桃色花、中心がピンクの白花、中心が赤の淡桃色花、庭のナデシコ
「くれない」(紅)は長野県産で、花色が白から濃赤に変化します。赤松の樹下で何年か咲いていましたが枯れ、挿し木した鉢植えが咲いていました。5月下旬の咲き始め、装飾花は白色です。6月上旬、装飾花が赤く色付いてきます。中心部の両性花も咲いてきました。6月中旬の花姿です。6月下旬、両性花が結実し、装飾花は横向きに垂れ下がり、7月上旬、7月中旬、一昨日の花姿です。異常な高温や雨続きで、葉にも傷みが出てきました。鉢植えのヤマアジサイ(2)「くれない」
ラッパに似た筒状の花を咲かせる鉄砲ユリ、「ディファレンス」という品種は、鮮やかな黄色~オレンジ色の花を咲かせます。6月下旬の蕾、1本だけの茎先に4個着いています。2日後に1輪開花しました。翌日に、2、3輪目が開花、プランター植えで、茎長は1m近く伸び、隣りの紅花はスカシユリの「ロイアルサンセット」です。さらに翌日、4輪が咲き揃ったのは7月1日でした。鉄砲ユリ(2)「ディファレンス」
ヤマアジサイの「伊予の薄墨」(イヨノウスズミ)は、愛媛県産で、装飾花が濃紺から黒紫色に変化します。5月下旬の咲き始め、3日後の5月末、中心部の両性花が一斉に咲いてきました。小さな青い5弁花で、白いオシベがたくさん出ています。6月上旬の花、6月中旬の花、両性花が実を結び、装飾花は反転し、その様子は薄墨色そのものです。6月下旬です。6号鉢植えで、樹高20~30cmです。7月初めの花姿です。鉢植えのヤマアジサイ(1)「伊予の薄墨」
「鉄砲百合」(テッポウユリ)は、ラッパに似た形の筒状の花を横向きに咲かせます。南西諸島~九州南部が原産で、園芸化されてきました。「デリアナ」という品種は黄色花で、咲き始めは色濃く、次第に淡くクリーム色に変わります。6月下旬、8号深鉢に2球植えで、初めの1輪が開花です。咲き始めは濃い黄色花です。その3日後、花色がクリーム色に変わり、3輪開花です。初めに咲いた花は花形も崩れ、遅れて咲いた1輪は黄色い筒状です。更に2日後には、花が終わり、散り始める時、筒状であった花弁が、6枚バラバラになって散り落ちました。鉄砲ユリ(1)「デリアナ」
昨秋に畝作りして、種球を植付けました。越冬して迎えた今春です。4月中旬、除草して追肥を施しました。1週間後の4月20日、開花しているチューリップは、越後丘陵公園から義弟が頂いてきた球根を、昨秋植えたものです。5月下旬、畝の東側には、ジャガイモが茎葉を伸ばし、西側にはサツマイモ苗を植え付けました。6月初め、果穂らしきものが伸び出てきたので刈り払い、球根の充実を願います。6月中旬、6月下旬、数本だけジャンボニンニクの鱗片を植えてあり、2本だけ花茎を残し、大きな丸い集合花を咲かせました。6月末、高温と晴天が続き、ジャンボニンニク以外は枯れてきました。収穫したニンニク球です。ニンニク32球とジャンボニンニク5球、計37球でした。ニンニクの最初は青森産のホワイト6片、その自家産を、ジャンボニンニクは、車道の向こう側...家庭菜園2024(2)ニンニクー2
「ニンニク」(大蒜)はネギ科の多年草で、球根(鱗茎)を香辛料として利用します。原産は中央アジアといわれ、中国経由で8世紀頃に日本に伝わったようです。近くの空き地を果樹と菜園に利用していて、秋に鱗片を植え付け、越冬して初夏に収穫します。昨年10月中旬の畝作り、鍬で耕して掘り、コンポストで作った自家製堆肥を投入し、苦土石灰と元肥として化成肥料を撒いて、畝を作ります。10月20日、種球(鱗片)の植え付けです。15cm間隔、深さ10cm位で2列に植えました。10月26日、発芽してきました。11月中旬には、葉を展開して、例年冬は雪下で冬眠中ですが、今年は小雪で、2月下旬には雪が無く、4月1日、緑葉を伸ばしてきました。4月から、6月末の収穫まではニンニクー2で、家庭菜園2024(1)ニンニクー1
「ヤマアジサイ」(山紫陽花)は、ユキノシタ科の落葉低木で、福島県以西の本州・四国・九州に分布(主に太平洋側)します。アジサイに比べて葉が薄くて細長く小型で、地域による花色や花形の変異が多いのが特色です。「黒姫」(クロヒメ)は、茎葉ともに黒味を帯びて、黒を含んだような青紫色の花を咲かせます。(花色は土質により変化も)奈良県産で、黒姫山とは無関係です。東庭のオオモミジの樹下に植え、樹高80cm余りです。5月中旬の咲き始め、中心部に多数の小さな普通花(両性花)の蕾、周辺に花弁状のガクを持つ装飾花が開きます。5月下旬、装飾花が黄緑色から青紫色に変わります。5月末日の花、中心部に小さな両性花が咲いてきました。6月上旬の花、花芯部のアップ、たくさんのオシベが花粉を出し、ミツバチもやって来ました。6月中旬、装飾花の花色...庭植えのヤマアジサイ「黒姫」
「ナツツバキ」(夏椿)はツバキ科の落葉樹で、福島・新潟以西の本州・四国・九州に分布し、山地の林内に自生します。鉢植えの時は良く開花した樹を、庭の東と南の塀際に移植しました。以後10数年、樹は年々成長しましたが、開花数が僅かでした。ようやく、今年は多くの花が咲きました。6月中旬、丸い蕾から、白い5弁花が開きました。その2日後、さらに2日後、6月下旬の花、昨日7月7日、花後の果実が稔っています。秋には綺麗庭の「ナツツバキ」
「ヒペリカム」はオトギリソウ科の常緑低木で、中国原産です。種苗会社から「ヒペリカム・ミラクルブロッサム」名で苗木を購入し、オシベの多い黄色い5弁花と、花後に桃色の実を着けます。4号深鉢植えで、樹高40cm程です。5月上旬の開花、5月下旬の花と実、6月上旬の花と実、花後の6月下旬、桃色の果実、昨日7月6日の果実です。先に咲いた花の果実は黒熟し、後から咲いた花のみは桃色です。花から果実へ、その色変化と、長く楽しめる花木の鉢植えでした。鉢植えの「ヒペリカム・ミラクルブロッサム」
白花種の方が繫殖力が強いのか、菜園周りや、庭の空いているところで群落を作っています。5月下旬の花です。開花時は純白の5弁花ですが、日が経つと中心部がピンクを帯びてきます。6月上旬の花、開花が遅れた所は純白花ですが、中心部がピンクの花が多くなります。7月初め、花が咲き終えて結実した花茎は、これ以上実生で殖えても困るので、刈り払っています。庭の「スイセンンノウ」(2)白花種
「スイセンンノウ」(酔仙翁)は、ナデシコ科の多年草です。ヨーロッパ南部原産で、学名はリクニス・コロナリアです。茎先に咲く5弁の赤花が、酔っぱらっているようにに見える?茎葉に白い綿毛が生えてフエルトのような質感を持つことから別名がフランネル草です。かつて、犬散歩中に種子をいただき、庭に蒔いたものです。庭の南東塀際で、5月下旬から咲きました。下の大きな緑葉はツワブキ、右隣りはアジサイです。6月上旬の花です。6月下旬まで咲いて、今は結実しています。白花種もあるので(2)で、庭の「スイセンンノウ」(1)赤花種
花後に新葉が伸び出して、小さな果実が着きます。5月中旬には、緑果が生育してきました。5月下旬です。6月中旬になると、黄熟し始め、自然落果する果実が多くなりました。使えるものは梅ジャムに加工し、毎日の昼食でいただきます。6月下旬には、残り全てを収穫しましたが、量が少ないので、梅ジュースに加工中です。庭の実梅2024(2)実成りと収穫
平地で咲く野草としてのナデシコは、カワラナデシコ(河原撫子)ですが、その高山型が「タカネナデシコ」(高嶺撫子)で、紅紫色の5弁花です。タカネナデシコの変種で、白馬岳の特産種が、白花種の「クモイナデシコ」(雲居撫子)と呼ばれています。花弁の先端が細かく深裂し、繊細な美しさです。随分以前に、市内の山草を扱った業者から入手したものです。5月下旬に開花しました。7号皿鉢植ですが、長年放任してるので、鉢からはみ出しています。右後に同居するテカリダケキリンソウが見えますが、今年開花しません。6月中旬、遅れて咲いた花です。鉢植えの「クモイナデシコ」
庭植えの果樹、実梅の収穫が終わりました。品種は「藤五郎梅」(トウゴロウウメ)、新潟市亀田地区で主に栽培される新潟特産の梅で、江戸時代末期、栽培者の人名から名付けられ、紀州梅よりは小ぶりだが果肉の多い品種です。早春の花も綺麗でした。少しピンクを帯びた白花です。3月中旬、咲き始めです。3月下旬の花、3月22日には雪が降りましたが、午後には、以後、日増しに花数を増やし、3月末、4月初めの花です。花後の実成りと収穫は(2)で、庭の実梅2024(1)早春の花
品種名不明ですが、二重咲きのサツキです。かつて柴犬と廻った公園で、花後に剪定した落ち枝を拾って挿し木したもので、2鉢あります。6月上旬から咲き出しました。6月中旬の花、6月20日の花、6月下旬の花、現在も咲き続いています。鉢植えのサツキ(3)品種不明の二重咲き
「サワラン」(沢蘭)は別名アサヒランで、鮮やかな紅紫色の花を咲かせます。本州中部以北の高地湿原で、ミズゴケの中に自生します。栽培していた基本種は、いつの間にか消えたので、過去画像を1枚、今年も咲いたのは「白花サワラン」です。6月上旬の開花です。生きたミズゴケで鉢植えし、増殖したミズゴケのマットの中で、緑色の偽球茎から、一枚葉と20cm前後の花茎を直立させて、6月中旬の花あっぷです。鉢植えの「サワラン」