不登校に生きる希望をみる~コロナ禍での不登校の爆発的増加は、学校教育の危機かもしれないが、人間が生きることについては悲観するだけの材料ではない
少子化の中での「不登校」の激増、自死件数の増加が意味するもの 文科省が発表した2022年度の全国小中学校の不登校児童生徒数29万9048人のうち専門機関への相談がないケースは約11万4000件と訊くと更に深刻さが増します。でも裏返して考えると18万5000件(61.8%)は専門機関への相談をしていることになります。 取りあえずは「見える所」に来られた子どもたちと、まだ「見えない所」にいる子どもたちがいる訳です。そして、まだカウントされていない、息を潜めて登校し続けている相当数の「不登校」予備軍が存在しているのは確実です。 また、2022年度には小中高の子どもたちの「自死数」が年間500人を超え…
2023/12/10 23:02