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前回(その2)は、学校での細々とした取り組みの一端を紹介しました 子どもたちの現状に「危機感」をもつ教員やSCたちを核にして支援の機能を保っている学校もある一方で、「支援」に後ろ向きの学校も多くあり、「支援の分断」とも言える状況になっています 支援の分断を助長するメディアと、詐欺まがいの不登校ビジネス 学校の子どもへの支援機能の低下が顕在化している中で、さらに支援を分断するメディアの論調が目立つようになってきました。記事の中身は、不登校の子どもとその親を追い詰める暴力的ともいえる「無理解」です。 そんな悪質な極めつけとも言えそうな記事を今月上旬見つけました。 産経新聞3月7日付【「無理して登校…
不登校の激増が止まらない状況(2023年度34万人)になりました。 不登校への理解や支援が少しずつ浸透してきた反面、メディアでは、相変わらず「不登校は甘えだ」「放置せず学校に行かせろ」という、根拠のない「不登校叩き」が蒸し返されています。 必要なのは、「誰もが安心して行ける学校」 「不登校」のケースの背景や原因は様々です。 学校環境はそれぞれ同じではありません。交友関係も、家庭環境も、個々の性格や特性も、生育や家族歴、地域なども子どもによって違います。 子どもは不登校になる背景には、多くの要因が複雑に絡み合っています。 登校を励ましたり、学校が別室登校で受け入れたりすると少しずつ登校し始める子…
不安を煽る「不登校の早期再登校ビジネス」の胡散臭さ~まるで霊感商法の手口
短期間での子どもの「再登校を煽る言動」は、親子を追いつめます。 焦って今の学校に復帰するよりも、本当の「再登校」とは「いずれ元気になったら自分から進んで再び教育を受けること」と考えて、子どもの成長を見守りましょう。 「不登校」には、個々に様々な背景があります 「不登校」には、子どもの数だけ理由とその背景があります。要因は、学校状況・家庭事情・地域などの子どもの生活空間と、生まれ持った気質や特性、健康度などが複雑に絡み合っています。 「不登校」は、身体に例えれば「咳」が出ているような症状に似ています。「咳」が出る疾患はとても多くあって原因は同一ではあり得ません。十把一絡げに論じること、一般論で片…
不登校ビジネスと上手に付き合う方法と無償支援を紹介しています。 不登校の支援をどのように利用すればいいのかを簡単に解説しています。