アトピー性皮膚炎と神経発達障害の関連
2歳以前にアトピー性皮膚炎を発症した子供は、6歳時の乳幼児発達スクリーニング検査における神経発達障害と有意な関連があることが、韓国・翰林大学校のJuHeeKim氏らの研究により、報告されています。こうした研究はこれまでほとんどなかったとみられますが、AllergologyInternational誌オンライン版2022年9月1日号に掲載されています。韓国国民健康保険制度のデータベースにより、2008~12年に韓国で生まれた239万5,966例の小児のうち、生後24ヵ月までにアトピー性皮膚炎の5つ以上の診断を受けた小児を対象に、6歳時の韓国乳幼児発達スクリーニングテストの粗大運動能力、微細運動能力、認知、言語、社会性、セルフケア領域をみると、アトピー性皮膚炎群は、対照群に比べ、総スコア(加重調整オッズ比:1...アトピー性皮膚炎と神経発達障害の関連
2022/11/21 21:42