簿記3級(28)その他の取引Ⅰ/減価償却資産特例/市販薬ネット販売/投資の出口
こんにちは。 今日も「その他の取引」の続きです。 「貸付金」と「借入金」が、更に細かく分かれて行きますね。 【問11-3】 会社が役員に対して金銭を貸し付けたり借り入れたりすることがあります。 その場合、頭に「役員」を付けて、「役員貸付金」「役員借入金」という科目にします。 (1) 「役員Aの普通預金口座に振り込んだ」で(借方)役員貸付金(資産の増加) 後は、良いでしょうか? 利息は、3,000,000×1.6%×12/12=48,000 余談ですが、TikTokで「大さじ1/2の1/2って、何でしょうか?」 って質問をお見かけしたことがあるのですが、皆さん(高校生さん?)は大丈夫ですよね? 1÷(/スラッシュは、エクセル等では÷で使うし、分数の-が1行に書けないので/で書く)2で0.5、つまり大さじ半分(容量にして、液体なら7.5cc→大さじ1が15ccなので)ですよね? 12/12は、12ヶ月分の12ヶ月なので、要は、1年ということです。 月割計算をする習慣にしておいたほうが良いので12/12とします。 (3)は役員Bから会社が借りていることになりますね。 ちなみに、学習簿記では登場して来ませんが、実務では、個人事業者の場合は、「事業主貸」とか「事業主借」を使う場合が多いです。 【問11-4】 借用証書によって、借り入れや貸し付けを行うことに対して、手形を振り出して(受け取って)借り入れ(貸し付け)したりすることがあります。 その場合は、頭に「手形」を付けて「手形貸付金」「手形借入金」で処理します。 問題の解説は不要ですね?(;^_^A 【問11-5】 今までの総合問題っぽくなっていますね。 少しだけ補足をさせていただきます。 (1)利息計算で日割り計算を行う場合、73日とか146日という日数がよく登場します。 わざわざ、この数字を書き出したことで、計算の速い方は「ああ、そういうこと?」って思われたかも知れませんが、73日は365日の5分の1、146日は5分の2ですよね? なので、 500,000×7%×73/365と計算する代わりに 500,000×7%÷5とすればOKです。 これなら、100,000の7%なので、暗算でもできますね。 後の解説は、不要そうですが、如何でしょうか?
2023/11/25 20:25