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妙ちきりんなタイトルにしましたが、手元にあるのは写真の通り、ボイラー、フレーム、動輪にロッドだけ、(^^ゞ。素直に7800にするにも、自作部分が沢山出るのは必定、ならば関西鉄道から国有化で7850となったモーガルが良いなぁ、と気ままに思いました。 オリジナルを空制化し、キャブの幅を拡張した姿を本で見つけて、サイドに出っ張ったキャブがなんとも愉快と思って見ていた機関車です。京都で入換機として稼働していた時代の貴重な写真で、後付の四角の砂箱や、サイドタンク前の物々しい動力逆転機にもビックリです。 写真が掲載差れていた本は高田隆雄さんの追憶の汽車電車です。読んで気に入って、関西の友達にも買って差し上…
ボールドウィンの短命であったDタンクですが、いじるうちに魅力に引き込まれるような機関車です。これだから汽車いじりは楽しいんですね! リアエンドにも自作の点灯式ヘッドライトを付けました。キャブの妻板との間に隙間があるところが気に入りました。(^^ゞ。標識灯は釘の頭を利用、解放テコはコールバンカーに取付け、エアホースからはエアー配管を伸ばしました。 キャブ下からサイドタンクの下に、エアー配管をダブルで吊りました。リアエンドにエアータンクを吊りましたから、フロントへと走るエアー配管は両側で3本は最低限必要になります。 上回りは賑やかにリベットが並ぶサイドビューに比較して、キャブ屋根が寂しい感じです。…
そろそろ完成!と行きたいところですが、前作のネルソン、前々作のB6で保留していた点灯式ヘッドライトをようやく作ってみました。パイプにチップLEDを仕込めば良かろうと言うだけですが、小さいものですし、このボールドウィンでもB6でも2つずつ必要になりますから、簡単確実な作り方を検討しました。 ヘッドライトケースは4ミリパイプに、レンズを押さえるリング部分に溝と段をドリルレースで付け、ケース上部の放熱ダクト取付穴と、ケース下部にステーの取付穴を開けました。 ケース下部には1ミリのネジを切ります、これは忽ちネジ穴が馬鹿になるので、下穴は06で開け、上に見えるキリ状のテーパーリーマでタップの食付きを良く…
実物には無かったであろう、キャブドアを付けてしまいました。ステップで参考にした北海道のボールドウィンに木製ドアが付いていたので、九州ならドア無しも良かろうが、東北の我が鉄道では、乗務員が辛かろうとの発想です。(^^ゞ。この数日は寒く降雪もありましたから付けましたが、夏場に加工していたら、果たしてどうだったか?。 キャブドアの前に、コロンと落ちてしまったスライドバーを修復しました。というのは、スライドバーが根本から折れたからです。1ミリ角の洋銀角棒は無かったので、1ミリ厚からスライドバーを切出しましたが、こんなトラブルが付きものなのが不動!です。おそらく、クロスヘッドとクランクピンの干渉に気づか…
妙ちきりんなタイトルですが、今夜はステップだけです!。(^^ゞ。さて、そのステップですが、 分厚いエンドビームを見て、これに解放テコとステップを合計6箇所、ハンダ付けするのはイヤだ!と思いました。解放テコはコールバンカーに付けよう!とゆるっと考えたのですが、そうすると上回りを外した際に、解放テコが車体を支える事になり、無理!。ですので、キャブの乗り口にステップを頑丈に付けよう!となりました。そこで写真を見ると原型では、リベット組のひょろひょろしたハシゴが付いていました。こんなんじゃ駄目だ! ボールドウィンの他の機関車に良さそうなステップは無いか?探したところ北海道で活躍したCタンクに、足が2本…
よせばよいのに、フロントデッキとエンドビームを追加しました。何故?、ひとつは上回りに付いている煙室から伸びるステーを固定すること、もうひとつは、古いアメリカ型の機関車を自動連結器にする際に、エンドビームの上に連結器の胴受が出っ張っているのを表現したかったからなんですが、これは予想以上に難物でした。(^^ゞ。 加工前です、煙室から伸びたステーは下回りに取り付けられたフロントデッキに乗るだけの構造で、引掛けやすく、なんとかしたいと考えました。フロントデッキに補強の板を貼り付け、それに自連の胴受けを付けたら良かろうと安直に考えたのですが、、、 左からエンドビーム、フロントデッキ補強板?、連結器胴受け…
空気制動装置を装備する前に廃車となった4030ですから、資料を調べて模型化するわけには行きません。アメリカ型のタンク機関車は空気制動を取り付けた機関車が少なく、ピッツバーグ3400ではサイドタンクの上に取り付けていて、ちょっと派手すぎるので二の足を踏みます。フェイスブックの作例では、キャブ下に上手く収めた例を拝見しましたが、挽き物の美しいブレーキシリンダが隠れてしまうのは勿体なく、スペースの空いているコールバンカー下に装着することにしました。(^^ゞ。 先ずは真鍮パイプを並べて、何とか入る事を確認しました。ただ、上回りの取り付けビスが締められなくなります。そこで、 モーター取り付け板に、コール…
格好良いDタンク、鉄道国有化前に九州の鉄道で輸入された機関車です。サイズから見て軸重10トン程度のタンク機に小径の動輪4対が不思議ですが、想像すると、網の目のように広がった炭鉱専用線には、軌道の弱い箇所が多く、そういったクネクネしたレールの上を、ちいちゃな動輪をクリクリ回して、2軸のセやらセムを集めて歩いていたのでしょう。これは何としても修復するしか無い! とりあえず、ブレーキシュー無しでは幾ら低速でも危険なので、08から動輪押え板兼ブレーキシュー取付板を切出しました。ブレーキシューはD51用のプラ製品を流用する、ゆるっとお気楽工作です。 ブレーキをひとつずつ取付け、具合を見ますが、やはり第1…
取付けてあった中華モーターが、ショートして動かなくなり、ストックの中から缶モーターを探し、取り付けました。 探し出したモーターと以前自作した取付ベースです。ベースはなんと1,5ミリ厚です。昔はファイトがあったのか、酔っ払ってガシガシ切りたかったのか?。今なら08厚で作ります。(^^ゞ。動輪のフランジに当たる部分をヤスリで削ってあります。 モーターはオシャカにするとストックがないので、ケースの穴をビニールテープで塞ぎました。このあと全体をチリ紙で包んでシャフトを切りました。 シャフトの切断にはルーターにカッティングディスクを取付け、モーターのシャフトを万力に咥えて切断しました。このディスクはこじ…
エンドビームにステップなどを取付け、床下の縁にパイピング、後妻板には標識灯などを付けて完成となりました。 ステップにはあらかじめ暖房ホースと、真鍮線のステップを付けておき、裏側に突き出た真鍮線を取付の補強にしました。よく壊す箇所なので頑丈一点張りです。(^^ゞ。 標識灯は真鍮パイプと真鍮釘の組み合わせに03真鍮線のハンドルを追加し、妻板に真鍮釘を突き刺して位置出しをしました。 付けました。この後、側枠に穴を開け、両サイドに配管を吊りました。 機関士側にはATSの配管が2本走ります。これは前妻に立ち上がる配管に繋がるようですが、床板と炭庫の切り離しが出来なくなるので、接続していません。(^^ゞ。…
レイアウトを手直ししたりで、工作台に向う時間が取れず、さっぱり進みませんが、テンダー台車に端梁を取り付けました。これは、取付けは面倒ですが、テンダー後部の見栄えを劇的に改善するので、やらざるを得ない加工です。 端梁そのものは、どこぞのメーカーのプレス抜きパーツをヤクオフで落札したものです。キレイに揃った小孔を並べるのは難しいので、右の取付け腕だけを08から切りましたが、これは05を使うべきでした。真鍮板を仕入れなくてはいけませんね、(^^ゞ。 ハンダ付けは保持さえしっかりしていれば容易です、ベークライト板とアルミスペーサーを組み合わせ、何とか形にしました。 テンダー車体の後部には、解放テコを割…
床下のど真ん中に付いているブレーキ梃子とATS車上子を作りました。床下覗き趣味は無いので、ササッと簡略化しています。(^^ゞ。 左からATS車上子の櫓の取付板、櫓、手前が車上子。右はブレーキ梃子の支柱と梃子です。櫓は08から切り抜きましたが、適当なハシゴでも流用したいところです。車上子は05、梃子の支柱は03からの切出しです。ともにテンダー床板に1,4のネジを切り、ネジ止めとしました。 ハンダ付けで組み上げたところです。床板のネジ穴は、これから現物合せで位置決めします。 こんな具合で横から覗き、まぁ良かろ〜と。(^^ゞ。無いよりましのディテールですが、真鍮板の切れ端からチョコチョコ部品を作るの…
妙なタイトルですが、炭庫の底板?でしょうか?(^^ゞ。 とりあえず、後妻板に手を入れる前に蓋を作りました。 水槽上蓋と炭庫の後板、支えのリブ、給水口を切り出しました。 給水口は宮沢C58から外したエアータンクから加工しました。玩具のヤンキーバイスを重宝に使っています。(^^ゞ。中心に穴を開け、位置決めに使います。 定位置に直角に付けるために、ベークライトブロックをフルに活用しました。 リブは1ミリのハンダしろをクリップで押さえて付けましたが、クリップはこの場合、手前のように先端をわずかに内側に曲げ、一点に力が集中するように加工して使っています。 本体に嵌め込んで具合を見ています。ゆるっと合格!…
のっぺりした製品のキャブを小改造して活きた機関車らしさを出したいと考えました。 側窓の庇、窓下にベンチレーター、窓に肘掛け、縦雨樋。屋根上にキャブの吊環、発煙筒、暖房安全弁を取付けました。全て手作りパーツでお安く仕上げています。 用意した左から2ミリ幅の庇、05の肘掛け、02のベンチレーター。 真鍮端材入れを掻き回して使えそうな端材?というか真鍮屑を見つけるのも楽しみのひとつです。 組み上がっているギャブに肘掛けを裏側からハンダ付けするのは難しいので、あらかじめキャブの内側と肘掛けをハンダメッキしておき、カツミのベークライトブロックをクリップで押し付けて位置決めをし、表側からハンダ鏝を当てまし…
ちょいちょいと簡単に終わるはずが進みません!長く楽しめて良い事づくめの製品です。 煙室まわりにはオイルポンプ箱、バルブ点検蓋を追加しました。製品のオイルポンプ箱はシュパーブのD51等との共通パーツで、C54までのデカい箱ではないので新製しました。バルブ点検蓋はデフレクターを付ければ隠れますから、標準タイプや大鉄のデフレクターを付ける場合は不要です。この機関車には門デフを付けようか?との悪巧みを考えているので、覗き趣味?の満足度を上げるために付けました。 右の3個はオイルポンプ箱、左はバルブ点検蓋のパーツです。端材の中から集めて加工。オイルポンプ箱の本体?は5ミリの角材です。 ちょいちょいとハン…
サンドドームさえ出来れば、後は楽勝と思っていましたが、いやはや楽しみの多い機関車です。 今夜はここまで! 給水の配管の途中で終了しました。 先ずは使えそうな部品の確認です。煙室扉はC55。温め器は珊瑚の初期製品。しめて140円なり!? 最初に煙突の取付ボルトを植込みます。位置をケガイたら、ピンバイスで少し揉んでからミニドリルで穴を開けました。 煙突上部に継ぎ足しを取付。03厚、2ミリ弱の帯金。谷川模型のスハ32のウインドシルを丸めました。 温め器への穴開けはまたもやプロクソンのヤンキーバイスを使用。足を取付ける切込みは05の糸鋸です。なかなか便利に使えます。 温め器はボイラー内から1ミリビスで…
苦手の太物加工ですが、ゆるっとお気軽加工でなんとか終了しました〜。 スチームドームよりも低くいかつい感じのC51の特徴あるサンドドームですが、雰囲気は出たと思います。僕の細工としては合格点です。 高さの微調整と、ボイラーとの擦り合せには、20ミリの銅管にサンドペーパーを巻いて、ひたすらシャリシャリ削りました。安直な方法ですが、思いの外、上手く行きます。 ドームのテーパー仕上げには、プロクソンのミニウッドレースなる玩具の木工旋盤を使用。力はありませんが、高い本格的な旋盤を導入するには、先立つものがありませんので、ダマシダマシ使っています。 高さを合わせたところで、大きめに切って曲げ癖を付けた03…