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回りました〜(^^ゞ、って当たり前なんですが、とにかく動くと得も言われぬ喜びが湧くのが汽車いじりの楽しみです。 今回の宮沢は初期の製品の為、ゴツいロッドが付いていました。軸重30トン、ボイラー20気圧以上のヘビィな機関車用でしょうか?(^^ゞ。とにかく日本型っぽく整形します。 先ずはクランクピンの間の厚みを02ミリくらい削ぎ落としました。ひたすらシャリシャリやすります。 幅は2ミリから1,5まで削り、クランクピン周りも小さく整形しました。 手前が整形前、奥が整形後です。油壺を付ければ良くなるのでしょうが、面倒になり省略!(^^ゞ。 フレームに組付け、転がりテストです。絶縁ワッシャーはモーション…
ターンテーブルの製作・レイアウトへの組込み準備を進めました。
なんの事はないベニヤ板に穴を開けただけじゃないか〜(^^ゞ、全くその通りです。 ターンテーブル位置に関しては、操作者?から視認しやすく、更に台枠の梁に干渉しない箇所と言うことで、はなはだ実感を損ねる位置になり、線路配置も非現実的になってしまいました、(^^ゞ。こういうサイズが大きく駅構内の線路配置にも影響するストラクチャーは設計段階から位置を厳密に考慮しないとヘンテコなものが出来上がると言う悪例になりました。ベニヤ板はJAS規格の12ミリ型枠用合板を使用しましたが、板の繊維が細かく剛性があり強度は十分です。穴開けには木工用曲線切りのジグソーでノンビリ切りました。 停車場の東端に位置する機関区で…
ターンテーブルに乗せた宮沢模型C58の追っかけショットでドームの形が気になったので、宮沢模型のジャンク品のドームをいじってみました、(^^ゞ。 ボテッとした印象の宮沢模型C58のドームですが、奥は修復した際に後部の傾斜だけを金槌で叩いたものです。手前は今回、ラジオペンチで挟んで両側から絞ったもの、(^^ゞ。なんとなく少しキリッとしたように感じます。 全体のシゴハチらしからぬ雰囲気を出している原因は真中に置いた宮沢模型の煙室扉でハッキリ分かりますがボイラーが太い事。左は前回修復に使用した自作の煙室扉ですが、直径がスケールと同寸のC50煙室扉と比較するとサイズの差は歴然です、(^^ゞ。宮沢模型C5…
ガーダーにリブを付けたら、なんとなくらしくなって来たような?(^^ゞ。早いとこここまでは作りたかったんですが、 リブそのものはイモンさんから買い求めたアングルです。ビス以外で新しい袋を開けるのはターンテーブルを始めてから初めてです、(^^ゞ。買えば大枚必要なターンテーブルですが、作ればお金は掛からないんですね。3百円の袋に2本で間に合いました。 アルミクリップで押さえてハンダを流してからカットしていきます。糸鋸はアングルの厚さが02なので5・0番を使用しました。刃の端のギザギザが無い部分からスライドさせて素材に当てるとスムーズに切り出せます。 全て付けました。谷川さんやフジモデルさんの旧型客車…
ターンテーブルの鎖錠装置の脇にデデンと操作室を設けました。これがまた大汗もんでした。機関車のキャブを作るくらいの手間暇がかかリました、(^^ゞ。 先ずはデッキの縁にランボードを取り付けます。 網目板を切り出しましたが、長さが足りないので途中で継ぎます。ここでフレキシブルレールを1ミリビスでデッキ上板?に固定したのを思い出し、ええい!ハンダ付けの為に分解するのが面倒だから網目板もビスで止めちゃえ!、(^^ゞ。 03真鍮板からツナギ兼裏打ち板を切出しました。糸鋸の弓は深い物が無いと、この芸当は出来ません、30センチの板の両側から切り込みました。 合わせは片側にハンダを薄く伸ばし、フラックスを塗って…
ガーダーに取り付けたところです。いささかゴツい櫓ですが、ガーダーはもっとゴツいので、(^^ゞ、まぁこんなもんか!?。 ガーダーへの取付プレートは03板からチョチョイと切り出して曲げ、取付用1,2ビスの穴を開けました。 ここからはガーダーにもハンダ付けをしますから、溶けちゃいそうなプラ板やサビそうな鉄のボルトは外しました。右下の集電リング?を絶縁して取付るには、外径3ミリのシリコンチューブを通して絶縁ブッシュ代わりにしています。 左右別々に取り付けて、ガーダーに対して直角を確認しました。 上は左右を連結し、受電のコマが付く横桟は02厚のチャンネルです。ヤワヤワなのでチャンネルの裏を04厚の帯金で…
実際のターンテーブルに電力を供給する櫓を作りました、勿論、機能的にはダミーです。 実物のターンテーブルで最も大きな付属品は、この櫓と運転室です。同時に引っ掛けやすく、壊しやすい箇所なので、ガーダーにはネジ止めにして、外せるように考えました。 櫓本体はベース板と一体に切り出し、ベース板を曲げれば良かろうと05板から切り出しましたが、抜いてみると弱々しく、08を使うべきだったなぁと思いました。 糸鋸が下手くそなので、当然ヤスリかけをしますが、糸鋸台に渡して上から下に向けてヤスリます。下から上に擦り上げると必ずグンニャリ曲げてしまいますから、これだけは守っております。 抜きに抜いて、やすりにやすりま…
鎖錠装置の手直しに時間を喰いましたが、ようやく走行用の給電まで漕ぎ着けました、(^^ゞ。ターンテーブルは想像以上に手強いストラクチャーです。 左のスライダー、手前の蓋、右奥の作用ロッドも全て見直しました。スライダーと作用ロッドは滑らかに枕木の上を動くようにバリを完全に取り、カドは全て落としました。蓋はバラして欠き取りとスリットを広げました。枕木の上に薄板を敷いてスライドを改善しようとしましたが、スライダーがレールの凹みから外れてしまい、駄目でした、(^^ゞ。 蓋をかぶせる前に動作テストを繰り返し、引っ掛かりは無いか?確かめましたが、バリ取りとカド落としの効果があり、軽く滑ります。これなら行けそ…
改良前のポンコツから、ガッシリとした構造に改良しました。前がひど過ぎたので、えらく進歩したように感じます、(^^ゞ。 右はじがスライドするレバー、左はスライド軸の軸受です。曲げ細工が下手くそなので、今回は最初からアングルの足を用意しました。 レバー本体は1ミリ真鍮板の2枚合わせで、重ね部分はまたもや煙室扉の残り滓を利用、2ミリ厚にネジ切りは辛いので、ベース板にネジを切り、合せ板を重ねてから更にネジ切りしました。厚板のネジ切りで何度もタップを折りましたから、(^^ゞ。突き出したレバーは1ミリ洋銀線でL字に曲げて差し込んでからハンダ付けしました。ジョイントは懲りずにスプリングジョイントを使いました…
スプリングジョイントが捩じ切れて、こりゃ少しは真面目にやらないと使えない転車台になっちまうな〜と解りましたので、全面的?に見直しました。(^^ゞ。 先ずは捩じ切れた駆動装置の取り外しから、スプリングジョイントはなんともかわいそうな状態です、(T_T)。ごめんなさい。 駆動装置を05のガーダーの上板?に直接ネジ止めしていたので、ギアドモーターのトルクに負けて上板が歪んでしまいました。今回は駆動装置全体をひとまとめにする為に、駆動装置のフレームを08から切り出しました。糸鋸刃は0番。仙台つばさ模型さんで求めた800円の弓が活躍。弓は3本あり、0番、3・0番、5・0番を常に張っています。 クラッチと…
鎖錠装置駆動用のギアドモーターを繋いでいたスプリングジョイントを捩じ切ってしまいました。ギアドモーター、凄い力持ちです!(^^ゞ。 リモートで動かす為に配線を繋ぎました。下のコードは本体にアース。上の赤コードはガーダー底の回転部の集電リングに繋ぎました。 ピットのセンターには01燐青銅板からブラシを、03真鍮板からブラシホルダーを作り、ピット裏までネジを貫通させました。 ピットのセンターの軸受も、2ミリビスを貫通させてピット裏からナットで締め付けました。今までは6ミリパイプを差し込んだだけでしたので、ネジでベース板をがっちり固定しただけで、ガーダーの回転状態は安定しました。 ガーダー下の集電リ…
集電装置を兼ねたコロ台車をガーダーに取り付けました。集電装置ですから絶縁が必要で、プラ棒加工の枕を噛ませて漸く取り付けました。(^^ゞ。 コロ台車は両端に必要なので2つ同じものを製作。コロコロ遊ばないで次に進みます。 ガーダーのガタを見るためにウエイトを乗せて傾き加減を確認しました。御覧の通り、前後方向には傾きますが、意外に左右には振れませんでした。助かった〜、(^^ゞ。 絶縁して取付ける為にプラ棒から枕を切出し、1,4ビスの頭がプラ棒に沈むように2段の穴を開けました。頭の掘り込みは2,5のドリルで浚いましたが、浚う場合はパーツを横向きに保持してドリルの重さが彫り込む力に関わらないようにしない…
何かたいへんなミスが起きそうだとの予測通り、やっちまった〜、(^^ゞ。ピットレールとガーダーの間に、気になる空間が! 画像では分かりづらいですが、レールのてっぺんからガーダーまで12ミリも空いています。もともとピット底に傾斜がないから、ガーダーの形態分は空きが出て当たり前ですが、なんでこんなに空いてるの?設計段階でわかるだろ〜と頭の中で紛糾しました。 原因は単純でした、中村汪介さんの作例では、ガーダー下の板とピット底の平ギアが直接触れているから、平ギアの厚さしか空間が開かないのに対して、こいつはどうだ〜?、08の真鍮板3枚、05プラ板、5ミリのナットに車輪まで付けちゃいましたから、ガーダーが浮…
ようやくピットの底板にまで辿り着きました。ベニヤに穴を開けて差し込んだだけじゃんか〜、と言われそうですが、(^^ゞ。全くその通りです。 構成が固まったギアボックスですが、ハンダで組み上げて不具合が起きたらどうするんだよ〜との不安から、軸受を全てプレートにネジ止めしました。1ミリ厚のアングルを切り欠いて、ウォームギアは2ミリビス、ウォームホイール側は1,4ミリビスで組むことにしました。これなら噛み合わせ調整も台座にシムプレートを差し込めば良いので信頼出来ます。 アングルの切り欠きは万力に挟んで切るべきなんでしょうが、糸鋸台を使用しました。糸鋸刃は0番です。1ミリ厚を03番の鋸刃で大量に切るのは切…
駆動装置って大袈裟なぁ、ただのギアボックスじゃないか〜。(^^ゞ。 駆動装置の参考種は名著、小レイアウトと小型車両。この御本のターンテーブルの作り方を全面的に参考に。あらら、Oゲージのウォームギアを使う段は良しとして、ギアボックスは市販品の加工でした、(^^ゞ。無いよ~Oゲージのギアボックスなんて、という事態に、 部品を揃えました~、ってウォームギアとギアドモーター、5ミリのネジ、3ミリのシャフトだけです!(^^ゞ。後は作るしか無い。 先ずはシャフトが収まるカラーを内径3ミリ、5ミリのパイプから切り出しました。パーツが増えたから、なんとか成りそうって安心感を醸し出します。 ギアドモーターとギア…
我が工作室には、こんなガラクタじみた足回りが散乱しています。いずれも不動、ジャンクと銘打たれて値が付かなかったヤクオフ仕入れ品ばかり。(^^ゞ。これを使ってあれこれ妄想する時間は至福のひとつです。 画像は奥から中村C10、真ん中は天賞堂Cタンク、手前はトビー4030です。 種車探しは、この御本。1960年に刊行されていますから、昔の蒸気機関車マニアも相当研究熱心だったのですね、(^^ゞ。 まず、中村C10足回りから妄想したのが、8700テンホイラー。非常に格好の良い機関車で、TMS別冊に平野さんの模型化設計図もあり、製作記事がありますから、取り組みやすい機関車です。 この機関車での難点は妙な形…
ブルックスが一段落しましたので、次作を物色していましたが、ありゃりゃ、6月は友人がレイアウト製作の助っ人に来るのに、ターンテーブルが仕掛の儘だよね~、(^^ゞ、慌ててでっちあげる事にしました。 外観はノッペラボウです。先ずはキチンと回ること、更には囲む線路にキチンと機関車が渡る事を優先します。細部を作り込んだ挙げ句、回転しないダミーでございとはしたくないので、ディテールは後回しにしました。何と言ってもターンテーブルは初体験ですから、(^^ゞ。 ギアドモーターは鎖錠装置の駆動用です。シャフトから伸びるジョイントが曲がっていて、軸受の精度が悪い?無い?のがマル分かりですので、(^^ゞ、ここは軸受の…
前作スケネクタディ8550と並べたブルックス。小さいなりに個性豊かな機関車です。 先ずは気になっていた大径の先輪を中村Cタンクの先輪に交換しました。心向棒も短かったので、先台車を新製したのが左のものです。ところが今度は心向棒が長過ぎて、シリンダーの前に妙な空間が生じました!どうすんだよ、これ?。(^^ゞ?。 改めて作り直す気力は勿論ありませんから、オダマシ工作発動です。先台車は2つに分割、下の長さ調整板でピッタンコの長さに合わせましょ!と、またもや安易な方法を採用。(^^ゞ。 調整板にネジを切り、心向棒のネジ穴を長穴にして位置を合わせました。長さが決まったらハンダで固定して終了〜。(^^ゞ。 …
ブルックステンダーの前部、2段張りのデッキに手を入れました。ついでに手すりも追加、楽しいテンダーです、(^^)。 2段張りデッキの構成パーツを切り出しました。下の櫛状の板が今までの2段デッキの下に入り、右の網目板は上張りになります。 テンダーのハンドブレーキは1,2パイプに08真鍮線を通し、端を潰して04を通しました。テンダー前面を引き締める効果があり、横から見た際の覗き趣味にも向いている追加です。(^^ゞ。 網目板にハンダを流してしまうとキサゲで掻き取れないので裏からハンダ付けしました。表に流れ出なくて助かった〜、(^^)。 テンダーのリアエンドには梯子の反対側に手すりを追加しました。テンダ…
テンダー後部にハシゴと標識灯を付けました。これだけでも表情が変わります、(^^)。 ハシゴは、アダチ製作所のパーツの切れ端を見つけたので利用しました。テンダー車体から浮かせて付けるための足をL字に曲げ、上部はテンダー上面に突き立てる手すりに活用しました。 ハシゴを付けただけでも生き生きしています。汽車は本当に不思議です。 標識灯とエアーホースを付けました。標識灯はお馴染みの釘の頭を利用したもの、エアーホースも真鍮線の組み合わせです。意外にちゃんと見えるように思います。なんたって安上がり!(^^ゞ。 ロストパーツで使えるものを探せば、パーツを手作りするよりははるかに早く、細密な車両が作れるとは思…
鉄道省7270の製作・三児の魂、百まで、ガイドヨークとロッカーアーム
天賞堂Cタンクの足回り利用で、チャッチャと完成の予想が、遂に製作期間1か月を超えてしまいました〜(T_T)、なんてこったい!。で、シリンダーにガイドヨークとロッカーアームを追加しました! 最初にシリンダー弁室にバルブロッドを取付けました。根元に1,2ミリパイプを通した06線です。こうした追加のハンダ付けは、シリンダーブロックの各部を真鍮線電子串刺しにしているから、バラけさせずにすみます。 ガイドヨークは西尾さんの写真から判断すると、上のスライドバー附近から、ごく小さい物が付いてます。それならフレームに取り付けず、スライドバーに付ければ良いや、と安直に考え写真のように試しに切り出しました。右下の…
煙室サドルを作り、ピッタンコ組み合わさりました〜、良かった!(^^ゞ。だいたい自作の煙室サドルなんか合わないと相場が決まっている?(^^ゞ、なので今日は良いぞ〜と思いましたが、 サドルは05からロの字の外枠を作り、穴にコの字に曲げた側板を差し込み、前後に煙室下部に合わせて掻き取った前後板?を貼り付けました。こういうハンダ付けは保持が全てですから、ベーク板を使って固定して組み立てました。 フロントデッキ後端にサドルの外枠のロの字がピッタンコになるのを確かめてから、サドルの中心にネジ通しの穴を開けました。 上回りを乗せて塩梅を見ます、良いではないか〜(^^ゞ。さぁ、動輪を組み付けるぞ〜、 困ったの…
シリンダーに弁室を付けました!。たったそれだけか〜い!?、全くその通りで時間ばかりが無情に流れていく感じです。アメリカ型古典機のシリンダーって、こんなに手間暇がかかるんだ〜とビックリ!。前作スケネクタディのシリンダーは昔作っておいた奴を組み付けるだけだったので、砂糖菓子より甘く考えていました。(^^ゞ。時間をかけて作った事もケロリと忘れているゆるさ加減です。 弁室を乗せるに当たって、シリンダーの左右を繋ぐバー?が長手方向に短い事に気付きました、アホやな〜、(^^ゞ。とりあえず1ミリ板から切り出して長さを伸ばします。左手前が切り出した継ぎ足し分です。右の四角に穴が空いているのはシリンダーをフレー…
外寸で幅を両側1ミリつめたシリンダーを作り出しました。ずいぶんつめたつもりが、画像だとあまり変わりませんね、(^^ゞ。 シリンダーは8ミリ丸棒から削ります。前後蓋の境に糸鋸で切込みを入れ、ドリルレースします。シリンダーは外径7ミリまで削ろうと目論みました。(^^ゞ。 グルグル回したところ、偏芯があり、上手に削れませんでした、偏芯を矯正出来ないので、これ以上は無理とゆるっと判断して先に進みます。 ピストン棒の入る穴は2ミリで彫り込み、ピストン棒の先端が当たらないように深さを調整しました。この後、2ミリパイプをシリンダーの穴に埋め込みます。 2ミリパイプは約1ミリほど差し込んでハンダ付けしました。…
2段構成のスライドバー、ちょっと上のバーがゴツすぎますね、(^^ゞ。1ミリの洋銀線からダブルで作る予定を変更して、上段だけ1ミリの洋銀板から切り出したからです。とりあえずクロスヘッドがスライドするまで調整したので、後は気長にヤスリ修正いたしましょう。 最初にシリンダーの内側に付くブロックを5ミリの角材から整形しました。右は角材、左はシリンダーに合わせて削った物です。いざハンダ付けの際にクリップが外れて飛ばしてしまい、整形ミスを含めて4個も削りました。いやはや、飛ばした物は、作業終了後に洗浄用水のバケツの底にありました、(^^ゞ。次のシリンダーブロック製作に使えるから無駄にはなりませんが。 ブロ…
この幅広のシリンダーは何とかならんか〜といじってみたら外れました!(^^)。それならシリンダーがらみクロスヘッドまで新製しちゃいましょ!。ブルックスはスライドバーは上に2本まとめたタイプですから、どのみち天賞堂Cタンクのまんまとは行きませんから。 早速05洋銀板から切出しました。真ん中が1ミリ洋銀線のピストン棒、外側のロの字形はチャンネル状に曲げてスライドバーを通したら良かろうと思ったのですが、折り曲げ細工中に破断してしまいました。やはり曲げ細工には真鍮板ですね~(^^ゞ。 クロスヘッド本体にはピストン棒をカシメる04穴と、メインロッドをとめる1ミリの穴を開けてから切出しました。 洋銀のチャン…
なんだ、フロントデッキを作っただけじゃん、と言わないで下さい。ここまで来ただけでも奇跡!みたいなもんですから。(^^ゞ。 カプラーの胴受けですが、真ん中のダミーカプラーが付いている余剰パーツから整形したのが手前のコの字。ケーディーカプラーをポケットがらみ付ければ良いや、と思っていたのですが、どうやら高さが低すぎるようで、胴受けを用意しました。カプラーそのものは上のケーディーの廉価版です。 エンドビームには、排障器ならぬスノウプラウの取付足みたいなゴツいアングルが付いてます。これはテンダーのフレームに利用したエコーモデルの客車用床下器具取付板から、またもや切出しました。実物は輸入当初はカウキャッ…
そりゃ、ハンドレールはつけるでしょ!?、って、よく見て下さい。煙室から煙室扉の脇まで引き回されてるハンドレールなんですよ〜、こんな造作は初めてです、(^^ゞ。 ハンドレールを付けるに当たって、ハンドレールノブは無いのである!。仕方なく05幅の帯金を割りピンに加工しました。ハンドレールそのものは煙室から煙室扉の脇に回り込むようにあらかじめ曲げました。 ヘッドライトは挽き物のパーツを使いました。08の穴を開け、1ミリのネジを切って台座にはネジ止めです。左上は1ミリネジ、その下がヘッドライトの台座です。台座は06板から切り出し、ついでにフロントステップと煙室サイドのステップも切りました。 全く不思議…
臼井さんと西尾さんの御本に載っていた写真の機関車は、エアータンクの上に歩み板があり、その板から放熱管を吊り下げているように見えました。こりゃまた面倒な、とは思いましたが、お二人に敬意を示す為も、その通りに製作してみました。 先にランボード下にエアー配管とキャブへの給水管を取り付けました。キャブサイドに配管吊りの割りピンが見えています。このキャブぎりぎりの穴開けには、キャブに02の帯金を置き、キャブ側面を傷付けないようにして06の穴を開け、05幅02厚の帯金を通しています。 放熱管自体は治具に巻き付けて形を整えます。真鍮線は05を使用。 きっちりセンターに06幅02厚の帯金をハンダ付けしました。…
葺き替えました!。ひょろンと長い煙突の後ろに、これまた、ひょろンと長いコンプレッサーの排気マフラーが続く、臼井さんと西尾さんの御本のブルックス7270。このひょろンが、製作意欲を掻き立てる要素のひとつだったので、不細工ですが、良しとしました。(^^ゞ。 煙突はチムニーキャップのエッジだけ整形し直し、ミニヤンキーバイスに咥えてスカートを煙室に合うようにヤスリました。煙室と同径のパイプの輪切りをあてがって、ヤスリ具合を見ています。 スカートは03の端材に2ミリの穴を開け、煙突にビスで締め付けてからハンダ付けしました。煙突にはナットを丸く整形してハンダ付けして、煙室への取り付けはビス止めにしました。…
走った儘、止まらないのでは困りますから、ブレーキ梃子を付けました。エアーブレーキ装備を強調するかのようなディテールです。 先ずは梃子受けから、これは動輪押さえ板に1ミリビスで止めます。手前がビス穴、奥の穴は真鍮線を通すズレ止です。 梃子はエアーブレーキが2本、右の長い物はハンドブレーキ用の梃子です。 よせば良いのに梃子にブレーキロッドをつなぐ金具を付けました。梃子の先に帯金を貼り付け、04真鍮線を通してボルトを表現しました。 梃子受けに梃子を付けました。こんな物が動輪押さえ板にハンダ付けされているのは、壊すに決まっているので、ネジ止にしたのです。(^^ゞ。 単式コンプレッサーを探していたら、挽…
ここに来て足踏みが続いていますが、ちっとも進まないな〜と腐らずに工作台に向かうしかありません。別に納期があるわけじゃなし、気楽なものさ~と開き直ります。(^^ゞ。 本体の配管前に取り出したパーツがこれ!。宮沢C58から外したコンプレッサーと発電機。発電機は小さく削り直し、左のエの字型の台に1ミリビスで止め、台をボイラーにハンダ付けします。 発電機を取付ました。参考にした実物はグチャグチャ配管されていましたが、なるべく格好良く見えるように整理して配管しています。発電機の排気管にマフラーを付け、キャブ屋根にまで引き回すのは、我が鉄道の標準です。実物は多分、発電機から直接マフラーを立ち上げていると思…
フラスコの断面風のステップが出来ました!。スケネクタディーの長靴で慣れたせいか、大渋滞にはなりませんでした。(^^ゞ。 上のステップ本体を05から、下の踏み板は03から切り出し、踏み板を曲げました。 踏み板を本体にハンダ付けしたら、04の穴を開け真鍮線を通してカシメました。 外枠は形に曲げて嵌め込もうとしたのですが、上手く行かず、本体に下のステップ部分をハンダ付けしてから、ウリャウリャと本体に合わせて曲げ、外側からクリップでギュウギュウ押さえてハンダ付けしました。腕力勝負です、(^^ゞ、垢抜けない作り方ですね。 テンダー床下に取り付けた台枠のアングルは、ステップ分を糸鋸で切り欠き、前はエンドビ…
テンダーを始めてから大幅なペースダウンで、ゆるっと16番の名に恥じないノンビリぶりですが、(^^ゞ、長く楽しめると言うことで良しとします。ゆるゆる作る16番!ですね。 テンダー前部を作る段になって、そう言えば、けむりプロの鉄道讃歌に7270の写真があったよね?と思いシゲシゲと見たところ、テンダー前部にはキャブの床高に合わせたデッキが貼ってあるのに気付きました。スケネクタディーでは、キャブ床がテンダーに合わせて下げてある様式と真逆、要は鉄道省の制式蒸気機関車と同様のテンダー前部の床板様式なのでした。 石炭の取り出し口の様式はスケネクタディー同様の刺し板式として、床板を上げる為に、取り出し口と刺し…
遅々として進まないので、毎日、間違い探し状態ですね~、これはイカンナ〜、(T_T)。 で、正解はカプラーが付きました。ブレーキシューが付きました。給水ハッチ?と炭庫の仕切り板?が付きました。(^^ゞ、だけです。 いちばん上はアダチ製作所D51ブレーキシュー、真ん中はボギー台車の取付板、手前は1軸台車の取付板です。ボギー台車は、リアビューで台車のシャフトが見えるので、後ろにだけ付けました。(^^ゞ。実物写真ではボギー台車のブレーキは目立たなかったので、なんて言い訳してます。 1軸台車の取付板は折り曲げて足を出してから、1ミリ厚の5ミリ✕9ミリのチャンネルから切り出した台座にハンダ付けして、チャン…
昨日の画像と比較して、違いを探して下さい、って間違い探しのように進みませんが、(^^ゞ、工作は続けていたのでした。 違いは前後のエンドビームが付きました。床板下に縦通しのフレームが付きました。テンダー車体に縁取りとリベット付きの帯金を巻きました。そして間違えた1軸台車の位置を変更しました。でした〜、(^^)b。 1軸台車の位置変更をすると同時に、ボギー台車のボルスターを付けました。08をコの字に曲げ、更に05を貼り足して、高さを調整すると同時にネジ穴を補強しています。 縦通しのフレームは適当なアングルが無かったので、エコーモデルの客車列車用床下器具取付板から端を切出しました。真鍮客車にこのプレ…
足回りを進めていますが、ご覧の通り、1軸台車の位置を間違えました。もっと後ろですね~、ケガキをミスっちゃいました。(^^ゞ。 左上から05厚の1軸台車のフレーム?、下の下駄の連結は軸箱守の上部で1ミリ厚、右は08のボギー台車の枕梁です、何かインベーダーゲームのような、(^^ゞ。 1軸台車を組みました。ゴツいブルックス特有の台車です。担いバネはフレーム内側に付いているはずですが、写真で確認出来なかったので省略です、(^^ゞ。 1軸台車の取付状態です。床板に1,4ミリビスで止めています。1軸台車に取り付けた下駄の上端までテンダー台車のフレームが来る構造です。 ボギー台車を仮置きしてみました。これだ…
やっとこさっとこテンダー台車の側板だけ出来ました〜、(^^ゞ。 車軸の穴を開けたら、08から切り出した側板がグニャグニャになってしまい慌てて上下のバーをハンダ付けしました。バーは1,5幅、04厚の帯金、谷川のスハ32か何かのウインドシルです。これは線材をプレスで潰した物で、鍛造じゃないですが硬い!、補強にはうってつけです。ハンダは流し過ぎですね~、鏝先を交換したばかりで調子が悪い?、のもありますが、下手くそですね、 右に散らばっているのは03板から作った軸箱守です、4個も作って寸足らずで、このあと作り直しました、(^^ゞ。 作り直した軸箱守をハンダ付けしたのが上、下は軸箱を付けました。良いでは…
アメリカ形古典機のテンダーも2回目なので、スケネクタディーで初体験した際よりはスムーズに組めました。 先ずはリベットですが、本来は炭庫の傾斜に合わせた斜めの細かいリベットがあるのですが、僕の腕前では汚くなりそうなので、スカッと省略する事にしました。縦に打っただけでも大したもんだ!!?。(^^ゞ。 手前は底板を囲んで側板の裏打板です。両サイド2枚ととエンド部分1枚を03から切り出しました。奥は上板と炭庫の凹みスペーサーの2ミリ角材が3本、03板の炭庫の底板です。 炭庫の底板を取付け、裏打板もハンダ付けしました。側板は裏打板の間にドライバーの軸をあてがってエンド部分を先に曲げ、底板に馴染ませてから…
本体が形になって来たのでテンダーに取り掛かりました。 左から06厚の床板とエンドビーム、テンダー車体の08厚の底板と06厚の上板です。 底板と上板に側板を巻きつける工法を取るので、底板と上板は別に切り出してから、重ねて周囲をピッタリに仕上げました。 再び臼井さんと西尾さんの御本から、写真を拝借です。やはり漫画的な機関車ですね。 さて、ブルックスのテンダーはご覧のように、車体上部に後ろ上がりの飾り板が付いています。ナポレオン形と言うらしいですが厄介です。更に帯金が上部に入り、ナポレオンちゃんにも縁取りがあると言う凝った作りで、実用一点張りのアメリカ形にしては珍しいタイプです。これは手強い!(^^…
少し進んだので、眺めながらコーヒーなど嗜んでおりました。 キャブのデカさが気になるので、ボイラー周りにボリュームを付けるためにエアータンクを先ず作りました。5ミリパイプから切り出し、蓋は4ミリの丸棒をスライスしました。 右側面には逆転棒が付いているようなので04厚1,5ミリ幅の帯金から加工しました。キャブに突き込む部分は左端のように細くヤスリました。 逆転棒の取付状態です。こちら側は最初にサンドパイプ、次に煙室へのブロワー配管、逆転棒と取付けてから、最後に給水管を取り付けました。 給水管は形に曲げ、先に逆止め弁をボイラーに取り付けておき、配管を差し込んで固定します。画像は逆止め弁の取付けで、止…
フロントデッキの葺き替えで引っ掛かってしまいました。天賞堂Cタンクのフロントデッキの上に1ミリビスで止めたところですが、高過ぎます、どうしたものか?(^^ゞ。 ダイカストのフレームを荒目のヤスリで1ミリ近く削りました。ダイカストは押し削りして引きの際には削らなければ、ヤスリの目に噛み込んだりしません。ヤスるうちに、煙室サドルの取付プレートが煙室下部に付いてないよね~となり、端材に穴を開けて取付プレートを作る事にしました。画像は穴と煙室サドルの馴染み塩梅を見ているところです。 取付プレートにリベットを打ち出しました。ここは面倒でも真鍮線の埋め込みにすべきところでした。横から見た際に打ち出しでは立…
フロントデッキに取り掛かる前に、先台車を作りました。画像は屋根とドームを仮置きから固定したところです。ドームはボイラー内からネジ止め、キャブ屋根は床板の穴から無理くりハンダ付けしました。(^^ゞ。 手前右から08厚の先台車本体、ウエイト兼車軸押さえのブロック、車軸押え板、1ミリ厚の先台車取付スペーサーです。先台車本体には、上回り取付ビスを締めるドライバーの通し穴を開けました。ブロックに1,4のネジを切り、ハンダ付けした先輪の押え板をネジ止めします。先輪はスポークが手に入れば交換出来るようにするためです。スペーサーは1,2ミリビスで動輪押え板にネジ止めしました。 先台車の取付用の段付きビスには適…
鉄道省7270鋼製キャブ改造機の製作・ゆるっとドームを作りました。
ブルックスはドームに特徴のある機種が多く、7270は大人しいタイプとは言え、少しでも風味を出すべく工夫しました。 トップが緩い円錐状になっている、小さなサンドドームと寸胴鍋風で、本体に緩やかなテーパーの付いたスチームドームを作ります。先ずはドームの頭をインパクトドライバーに特大チャックを取付けて削りました。サンドドームは8ミリ、スチームドームは12ミリの丸棒です。 寸法より2ミリ弱くらい長く切り落としました。0番の糸鋸でノンビリ切りました。 プロクソンのミニボール盤でセンターに穴を開けました。ドリルが噛み込まない、また、垂直に穴が開くように、ワルツのリズムで、コリ、シュン、シュンと休み休み彫り…
鉄道省7270鋼製キャブ改装機の製作・キャブが乗りました〜。
とにかくキャブを組み付けない事には、ワゴントップボイラーの位置決めも出来ないので、組んでしまいました。高さ調整をするつもりだったのですが、前妻板に火室の取付け穴を開けたところ、垂れ目のキャブ前面扉と干渉して調整不能となり、ビッグキャブのまま続行となりました。まぁ良いか?(^^ゞ。 前妻板に火室の穴を開けました。垂れ目の扉とギリギリです。妻板の下をカットして高さを下げるのは不可能でした。 煙室下部に下回りの取付け板を入れ、ボイラーに帯を巻いたところです。ワゴントップボイラーはハンダ付けの際に熱を奪われやすく、単板のボイラーに比べ、帯巻きはたいそう困難でした。仕方なく火室下部に帯金の先を引っ掛けて…
アメリカ型古典機を製作する際に二の足を踏む原因のひとつ、ワゴントップボイラーをまたまたインチキ工法ででっち上げました。一発でうまくいかないだろうな、何回か作らなきゃ駄目だろうなぁ、と取り掛かる前は考えましたが、これをやり直すのか?これで良いやと、これまた赤点合格とします。(^^ゞ。 ボイラーは板厚を間違えて04を使っちゃいました。このあたりから今日は無茶苦茶です。丸く整形を考えたら作り直すべきでした。デゴイチのボイラーくらい太ければ04でも良いでしょうが、直径16ミリですから。ボイラーにはハンドレールの位置とセンターにケガキ線を入れ、リベットを打ち出しました。 火室部分が太いワゴントップボイラ…
ブルックス7270のキャブ前妻板は、三つ目が通る!、のようなので作り直しました。右が本日製作分です。 切直した前妻板が右です。この後、裏打ちして窓の桟を抜きました。 写真集の空制改造機の画像では、前妻は影になっていますが、真ん中にガラスの輝きがあるように見えました。待てよ〜ブルックスって三つ目族のキャブ妻板を持った機関車があったよなぁ、と臼井さんの機関車の系譜図を見ると、テンダーでもタンク機関車でも三つ目族が確かにいます。7270の原型では、前妻の屋根からパラペット状にせり出した部分に窓がありました。で、作り直しましたが、 けむりプロの鉄道讃歌にも7270の写真があり、それは臼井さん西尾さんの…
本日製作の妻板と昨日製作の側板を並べてみました。キャブがデカくて、Sゲージで軽便を作ってるように錯覚しちゃいます、(^^ゞ。でもこれがブルックスなんですね。 とりあえず、妻板2枚と窓枠兼裏打ち板を03から切り出しました。外形の切り出しはヘラクレス3・0番ノコ刃を使用しました。 窓抜き中です。03板は直ぐに歪むので、窓抜きにはスーパーパイク5・0番を使いました。今まで、プツンと折ってしまっていたので、張りの調整を加減しました。赤いツマミを素手で目一杯締め込んで刃を取付け、張りの調整は、締め付けた刃が抜けない程度にする事で、プツンは無くなりました。(^^ゞ。今までは張り過ぎだったんですね、 抜きま…
とりあえず下手くそな図面を描きました。 並行定規の上に置いたのは、臼井さんの蒸気機関車形式図集成です。臼井さんの研究と西尾さんの写真が無かったら、この機関車は無かったろうと思います。ひたすら感謝。 図面に乗せてみて、行ける行ける〜!(^^ゞ。 モーターの収納塩梅が肝心ですから、ランボードを先ずは08から切り出しました。 エンドビームは製品のフレームの突起が収まるように、ホゾ穴?を開けてあります。 ランボードはまだ1枚板で、ガイドヨークが収まるスリットも開けてあります。 続いてキャブですが、デカい窓の縁取りを02板から切り出して、03の側板に貼付け、内側を抜きます。 左端は窓の桟を抜く03の内張…
今夜は動輪押え板だけです! 町内会の集まりで昼酒をしこたま呑んでしまい、夜の9時までひたすら寝てしまう、テイタラクでした。呑まずに帰って図面描きをする予定が、浦霞蔵出し生酒にすっかりやられてしまいました。(^^ゞ。 上は製品のダイカストの押え板、下の鍵穴風が1ミリ厚から切り出した押え板です。後方に長く伸ばし、ブレーキ梃子受けを付けたら良かろうと考えました。ギアの形に抜いた鍵穴の抜きカスは、先台車のベースに使えそうです。 ウオームの丸穴は直径6ミリくらいですが、太いドリルは使わず糸鋸で抜いています。大径ドリルをつかうと柔らかい真鍮板は歪みやすいからです。そして、ヘンテコな形の抜きカスは様々なパー…