「世の中で澄むと濁るは大違い。フーケに凱旋門あり、ブーケに問屋街あり」いささか苦しい見出しです。カフェ「ブーケ」でアイス・カフェラテを飲みながら、語呂合わせをしていたのですが、こんな程度しか思い浮かびません。敢えて言えば「フーケに歴史あり、ブーケに歴史無し」かな。この店はリノベされ2年半くらい前に開店。人気店となっています。シャンゼリゼ通りにある「フーケ」と比較するのにもおこがましい。でも落ち着い...
「鯛結び」(東十条)のたい焼きは、薄皮、パリパリ、コシがある!
東十条駅北口から東十条銀座に入ります。人通りの多いあやかり銀座を数分歩くと、「鯛結び」がありました。東十条銀座訪問記事(2021年)はブログにアップしています。お店にたい焼きのメニューが貼ってある。黒ごま、クリーム、小倉あん、カマンベルチーズ(原文のママ)、白玉こしあん。このほか、生たい焼きというのがあって、ストロベリー、ホイップ&カスタードと分類される。目移りしそうだ。十条駅と東十条駅周辺を散歩...
ハンバーガーが食べたくなって、越谷レイクタウンへ。ここにはハワイ、オアフ島のノースショアで生まれたハンバーガーのお店があります。店頭で順番を待っているうちに、サンドウイッチに変更。だって、アメリカのハンバーガーだと、ぎゅっと押しつぶしても口の中に収まりきれないのを思い出したから。江戸川橋の「関口フランスパン」でサンドウイッチ。テラス席が気持ちよい!ベーコン、アボガド、トマト入りのサンドウイッチにフ...
日本橋大伝馬町から日本橋本町の路地に入り、日本橋まで街歩き!
地下鉄、小伝馬町駅から歩きだし、日本橋本町をぶらぶらし、日本橋駅まで歩いてみました。地図は「デカケルjp」から借用しています。これまでの東京都千代田区と中央区の街歩きを、ブログに45回アップしています。日比谷線、小伝馬町駅から江戸通りを昭和通りに向かって歩き、コンビニの横に路地がります。体が自然に左折して路地に入ってゆく。❶「飯田梱包材料株式会社」(日本橋大伝馬町3-13)江戸通りから一本奥に入った...
「エコー・パーク」マイクル・コナリー著…ロス市警の規格外刑事!
著者、マイクル・コナリーの読書記事はブログに、15回アップしています。ハリー・ボッシュ・シリーズの第12作目です。ロス市警でパトロール警官や分署勤務をへて、本部強盗殺人課に引き上げられたハリー・ボッシュ。エリート部署での仕事は8年しか続かなかった。捜査ミスを警察の監察部署に指摘され、ハリウッド署に左遷された。その後、25年勤務したロス市警を退職。3年半を私立探偵として糊口をしのいでいたが、ロス市警...
この日、日本橋へ。丸善の横から東京駅へ向かう道に「長門」があります。「切り羊かん」(1本890円)をしばらく食べていないので寄りました。羊かんが好きな理由もあるが、三歩歩くと味を忘れてしまうタイプなので、思い出すために寄るのだが……。美味しい思い出というのは、記憶力がないと思い出せない。前回の「長門」訪問記事はここです。自宅まで包みを抱えていました。「いつまで抱えているんだね。拍子木が溶けちゃうよ」...
小石川界隈を散歩して、地下鉄、茗荷谷駅に戻る途中に寄った。水は高いところから低いところに流れるが、ワタシは和菓子屋があれば、そこに流れてしまう。お店はいつもの通り繁盛していた。「わらび餅がでました」従業員に言われて、食べ物も季節を感じた。11月も半ばなのだ。だが、ひねくれているので、「わらび餅」は次回に取っておくことにした。和菓子食べ歩きはブログに、135回アップしています。前回、一幸庵を訪問した...
本郷菊坂通り…一葉だけじゃない! 昭和の建物と笑顔溢れる人!
地下鉄、春日駅から真砂坂に向かい右折。本郷四丁目の奥深く分け入る。本郷四丁目10にある坪内逍遥旧居跡と書いてある看板から炭団坂を下りる。急坂だ。向こうからやってきた三十代の夫婦に挨拶すると、返してくれる。気持ちいいな。電車でやっと座れ、隣のヒトに挨拶しても、スマホに夢中なフリをして無視されるのに……。道なりに歩いてゆくと菊坂下道に出た。民家だろうか、アパートか、旧い建物(本郷四丁目33)で突き当たっ...
年齢を加えると、何を食べても感動しない。つまらない毎日だ。好き勝手に、街を歩いているとコロナに感染するだろうし、好きなスイーツだけを食べていると、病気になりやすい。「ボケたくなければ、好奇心を持ちなさい。年軽人」北京で都市男孩(シティ・ボーイ)とならし、天壇公園で高齢者と踊っていたころ、よく忠告を受けた。好奇心か!めったに東京で食べられない山西省の麺を食べてみるか。東新宿へでかけた。山西省なら刀削...
「レッド・スパロー」ジェイソン・マシューズ著…極上のスパイ小説
このスパイ小説に堪能した。戦争は目にみえる戦いだが、諜報戦や謀略戦は誰の目にも見えない。国益を最大限引き出すために、国は諜報機関を持ち、スパイを育成し、動かしている。今ほど、情報戦の価値の高い時代はない。情報を収集するために、モグラを相手国に侵入させるという手はクラシックで手堅い手法。今では、インターネット機器から情報を吸い上げる方法もあるらしい。アメリカCIA防諜部とロシア対外情報庁SVRとの情...
「レセンシエル」(小石川)陽ざしを感じシュークリームを齧る幸せ
地下鉄、茗荷谷駅から歩いて5分程度。播磨坂の中ほどにあります。以前、餃子を食べに「スポットライト」(小石川四丁目)に行ったとき、数軒隣にあったスイーツ屋。雰囲気が若者向けで明るいので、訪問したいと思っていました。さて、店に入り、シュークリーム(357円税込)、ムース(458円税込)とカフェラテ(600円税込)を注文しました。カリカリ気味の皮をグイっとかみ砕くと、上品なクリームがあふれ出んばかりにこ...
本郷四丁目の菊坂通りの南側、気づかなければ通りすぎてしまいそうな路地に樋口一葉が母、妹と一時期、暮らしていた(明治23年、1890年)そうです。路地を入ってゆくと石畳。右手に井戸があり、植木鉢の緑が鮮やかな通りは階段の先、暗闇へと続いています。以前訪問した時は2016年12月。井戸に備えつけられたポンプの色が鮮やかな青でした。年月がすぎ、色あせていました。私有地の雰囲気がありありで、侵入者という気...
東京でジャンボ餃子と言えば……、ここ、泰興楼のほかには、銀座の天龍、上野の昇龍、池袋の開楽が有名どころです。こちらのジャンボ餃子は10㎝を超えています。ランチタイムに9人で訪問。焼き餃子のセットと麻婆豆腐を楽しみました。焼き餃子のセットは、餃子4個が1045円(税込)。餃子6個が1265円(税込)です。麻婆豆腐は1980円(税込)で3人で分け合いました。1人1700円でお釣りがきました。これまでの餃...
「天々来」(小石川五)の麻婆豆腐、陳建民直伝のウリ、実は熱帯風
陳建民さんに教わった、と看板にあります。看板に表示するくらいだから、漫然と教わったのではないだろう。美味しい麻婆豆腐を探して何十年もさまよっているワタシだ。入りたくなります。食べたい!麻婆豆腐食べ歩き記事は、ブログに33回アップしています。麻婆豆腐定食(900円、税込)です。東南アジア行くと、華僑の三代目あたりが営む場末のB級中華屋で食べる異郷の味がします。甘ったるいヤツです。陳建民さんは料理に工...
軽井沢にある作家の家…有島武郎別荘、堀辰雄別荘、野上弥生子別荘
軽井沢町の南、塩沢湖を囲むようにレジャー施設「軽井沢タリアセン」があります。そこには作家の旧別荘などレトロ建築が移築されています。文豪たちの別荘を訪問するにも、正装は必要ありません。念のため。ジョン・レノンが旧軽井沢でパンを購入し、自転車で30分かけて塩沢湖にやってきて、パンを食べていたという噂のあるところです。中央入口から右手に歩くと、「旧朝吹山荘、睡鳩荘」。緑の木々に囲まれ、塩沢子湖を前にたた...
茗荷谷駅から湯立坂を小石川植物園の方に下り始めたところに、いつもきっちり閉じられた立派な門があります。そこは実業家の磯野敬氏の自宅だった建物です。大正元年(1912年)に竣工しました。これまでの日本家屋訪問記事はブログに16回、アップしています。10月29日に特別公開があったので、訪問しました。実は、住宅と邸宅の違いも分からないのです。生まれてからずっと家に住んでいるのに……。旧磯野家住宅を見て、そ...
ジョン・レノン一家がたびたび訪れたカフェ「離山房」(軽井沢)
ジョン・レノンは70年代後半に家族と軽井沢を訪問しました。軽井沢銀座にある「フランスベーカリー」、「万平ホテル」、「見晴台」、カフェ「離山房」。その「離山房」を訪問しました。ジョン・レノンが軽井沢で楽しんだ地点を地図にアップしておきます。2020年11月21日の朝日新聞にジョン・レノンの記事が掲載されています。「ジョン・レノンが凶弾に倒れ40年の今年。生きていれば80歳」記事の終わりに、ジョンは軽...
昨日(2022年11月4日)の雲場池の紅葉です。太陽が紅の葉に差し込み、鮮やかさを際立てていました。今日を含め、数日のうちに散り始めそうです。2年前、軽井沢にあるレトロ建築を巡った記事を紹介しています。海外旅行記は、HP「海外を旅してみたら、こうだった!」にアップしています。...
本郷散策の後はビーガンカフェ「ビーグリーン」…落ち着けますよ!
本郷の菊坂を散歩した。地下鉄駅、本郷三丁目駅へ戻ろうと、菊坂を歩く。ピッカピカなカフェがあるじゃないか。おっとっと。吸い込まれてしまった。本郷には「アンモナイト・コーヒーマーケット」は自家焙煎でいい味をだしている。店内は1組の若者だけ。店外には外国人の親子。従業員の女性と話していると……この店はビーガンカフェで、秋葉原にある「キエロコーヒー」の姉妹店……だと分かった。「ケーキはこの店でつくっているの?...
晩秋に触れたいが、遠出は無理な人へ。「小石川植物園」がある!
一歩一歩。足の裏に土を感じながら歩きます。息遣いを感じながら、ゆっくりと歩く。やがて、風の音を知り、鳥のさえずりが聞こえてくる。いつもは聞こえない音が近づいてくる。2015年に白山から小石川植物園を歩いた記事はここです。正門から入ると、柴田記念館がある。大正8年(1919年)に建てられた。並木を歩く。日本は貧しくなったが、植物園の広々とした空間は豊かさを感じさせてくれる。まして、自由に入場して、散...
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「世の中で澄むと濁るは大違い。フーケに凱旋門あり、ブーケに問屋街あり」いささか苦しい見出しです。カフェ「ブーケ」でアイス・カフェラテを飲みながら、語呂合わせをしていたのですが、こんな程度しか思い浮かびません。敢えて言えば「フーケに歴史あり、ブーケに歴史無し」かな。この店はリノベされ2年半くらい前に開店。人気店となっています。シャンゼリゼ通りにある「フーケ」と比較するのにもおこがましい。でも落ち着い...
「四万六千日、お暑いさかりでございます」文楽のマクラはこれだけ。鋭い!投稿子は、四万六千日の7月10日、浅草観音に参詣せず、銀座通りをウロウロして、熱風を避けて餃子屋に逃げ込みました。餃子セット1480円いい色に焼けた餃子がやってきました。バナナくらい大きいのが8個。口の中が脂っぽくなりそうなので、タレは酢と辛子を多めに、黒酢醤油を少し、ラー油は使わないで調整しました。タレで口の中をサッパリさせな...
2025年6月に成田・コロンボ間をスリランカ航空で往復しました。物言わない貨物扱いのエコノミー席なのに、モノを言いたくなってしまいました。スリランカ航空の航空券を購入する計画の皆さんにお伝えしたいことは次の二つです。事前に指定した座席と実際に割り当てられた席は別でした。eチケットに記載された座席に座れると信じて疑わないタイプです。搭乗券をもらいましたが、当然、事前に予約した席が印刷されていると疑わ...
行列店! 3度目の訪問でやっと入店できました。地下鉄、小伝馬町駅や人形町駅からゆっくり歩いて7分位。人気の理由は「オシャレ、美味しい、癒される」の三拍子が揃っているからだろう。古いビルをリノベしたカフェで、内装は木が多く使われています。これまでは若者ばかりの行列。並ぶよりも日射病を警戒して退散していました。この日は平日の午後1時に、並ばずに入店できました。 ポークハムとリンゴのトースト。1200円...
ハリー・ボッシュ刑事のシリーズ、19作目。LAPD(ロサンゼルス市警察)の刑事として職を食んできたハリー・ボッシュは退職したが、定年延長選択制度を使ってロス市警に復帰。現在は未解決事件班の刑事として働いている。時は2012年。1992年のロス暴動から20年が過ぎた。ロス市警は暴動の際の未解決事件を集中捜査する方針を決定した。その20年前、ボッシュは1992年に起こったロス暴動のさ中、デンマーク国籍...
コロンボで配車アプリ、ピックミ―を使って車を予約。約1時間でニゴンボに到着しました。リゾート地はシーズンオフでバワ建築のホテルは閑散としていました。海岸にでて夕日が沈むのをみていました。地元の方が多かったですね。夕食は歩いて近くのレストランでチキンバーガー。翌朝、ホテルの朝食は海辺でゆったりと楽しみました。日本への航空便は夜、出発なので、それまで街を散策。明日はニゴンボから空港へ出て、成田行きの便...
ゴールからコロンボに出る途中、バワ建築のホテルで昼食としました。波が岩に当たるすぐそばにレストランがあります。自然を感じながら食事をするって、充実感があります。コロンボのホテルにチェックイン。部屋のソファでリラックスしながら、夕陽が沈むのをみてすごしました。このホテルは屋上にプールがあり、ここらの景色も絶景でした。コロンボでは海沿いを走る列車に乗ってみました。四駅乗車で20ルピー(10円)でした。...
ゴールでは旧市街にあるコロニアル風建築ホテルにチェクインしました。ホテルから一歩でると、16世紀に建築された建物が並んでいます。旧市街を散策し、カフェでひと休みしてすごしました。夕食はピッツァで〆ました。ゴールにはオシャレなカフェがあり、食事も美味い。落ち着いた街で、ゆっくりとすごせました。明日はゴール近郊にあるバワ建築ホテルに寄って、コロンボに向かいます。二度目のコロンボです。参考記事≫≫ 海外旅...
ホテルでの朝食は果物だけにして、近くの茶店に行きました。スリランカのパンにハチミツたっぷりつけて食べたり、紅茶にヤシのミツ蜜を入れていただきましたよ。行ってよかったと思うほどの自然さのあるミツでした。霧のでた茶畑の間を走り、エッラという秘境へ。チェックイン後、トクトクで30分。100年建築の鉄道橋を走る列車を見に行きました。町に戻って、ホテルの近くにある日本人女性が経営するレストランで「かつ丼」に...
キャンディから約3時間半列車に乗りました。茶畑の間をゆっくり走る列車に乗って、デッキから体を乗り出し、風を受けました。また、車内販売のチャイは味わいが深く美味しかったです。ナヌ・オーヤ駅で下車。昼食はチキン・カレーにしました。コクのあるカレーでそう辛くはないので、食がすすみました。美味しい!早目にホテルに入り、部屋からの絶景に見とれていました。森林の間にある湖や滝が変わりやすい天気とともに変化して...
キャンディへは正午頃到着しました。途中、路上でドリアンを売っていたので、立ち寄りました。キャンディでの昼食はドーサの店へ。中にカレー味のジャガイモがたっぷり入っていて、満足しましたよ。昼食の後はお寺で心を整えて、街歩き。1800年代建築の建物が残っていて、楽しい街歩きとなりました。歩き疲れたので、コロニアル建築を改築したカフェでまったり。その後、ローカル食堂で夕食としました。焼飯と野菜スープが実に...
ホテルで朝食……開放感のある広い食堂で、サラダ、カレー料理、マンゴーやスイカなどを、ゆっくりと楽しみました。ホテル内を散策。プール脇からギリヤ・ロックが見えます。昼食はローカル食堂ですませました。中華風のスリランカ料理といった風情でした。辛くはなく、穏やかな味でしたよ。ホテルを変えました。ホテルのレセプションまで階段を上ってゆくと、プール越しにシギリヤ・ロックが現れます。息をのむ美しさでした。チェッ...
朝はシギリヤ・ロックへ。絶景! 来てよかった!そのあと、象乗りです。昼食はピザ・ハット。タンドリ・チキンのピザがあったので挑戦してみました。午後は、近くにある石窟寺院で心を清めました。夕食は地元の精進料理風のものにしました。ハンバーグですが、ハンバーグステーキの部分が豆で調理されていました。サクサク感があって、美味しかったですよ。明日はシギリヤで何もしない日にします。参考記事≫≫ 海外旅行記です。...
空港近くのホテルから車で約2時間。象の孤児院へ。象の水浴びを見たかったのですが、この日は中止でした。ここから車でシギリヤへ。途中で昼食。スリランカの食事を楽しみました。このあとミンネリア国立公園でジープに乗ってサファリに。野生の象がむしゃむしゃと草を食べる音がすさまじかった。夕食はシギリヤ・ロックをみながら。明日はシギリヤ・ロックに登ります。...
成田空港から約9時間でコロンボ国際空港に到着しました。現地通貨への両替、シムカードの購入をさくっとすませます。雑踏をぬって、タクシーで空港から約5分のホテルに入ります。腹ごしらえをすませ、一日を終えました。明日は象を見に、北に向かいます。...
JR「馬喰町駅」から繊維問屋街を東神田へ向かって数分です。店内には団子、鶯餅などが並べてありました。塩豆大福、220円薄い皮が柔らかい。餡は優しく手作り感があります。噛んでいると、塩の気配。くどくない餡の甘さが、穏やかに広がってゆきました。ひやり、つるるん「水ようかん」220円瑞々しさに誘われて、つい手をだしてしまいました。つるっとしていますが、サクッともしている歯触り。口の中でとろけると、抑えた...
「鶴八鶴次郎」は昭和9年(1934年)にオール讀物に掲載され、翌年、第一回直木賞を受賞しています。大正時代、新内の鶴八、鶴次郎は息が合い、巷の人気者だった。二人は赤の他人だが、心の奥では魅かれあっていた。芸の道を究めようとする二人は、稽古の間も芸道の喧嘩ばかり。単なる言葉のやり取りを真に受けた二人は別れ、鶴八は料亭の息子のところに嫁いでゆく。それから三年。鶴次郎の芸は荒れ、酒浸り。興行師の思惑で、...
浅草橋交差点の角、築百年のビル1階にあるカフェカフェのあるイーグル・ビルは大正から昭和の初期に建築された建物です。カフェは2017年に、合羽橋にあった「ブリッジ」がここ日本橋馬喰町にあるイーグル・ビルに移転してきました。合羽橋の「ブリッジ」はセメント打ちっぱなしの店内で迫力がありました。関連記事≫≫ 合羽橋「ブリッジ」訪問記事平日の午前中に訪問。外国人客が7割、日本人が3割程度日本では米の価格が2倍...
土曜日に歩いた。地下鉄、清澄白河駅を出て小名木川にかかる高橋を渡ると、娘さんが二人、楽しそうに投稿子を追い抜いてゆく。飛び跳ねるように歩いているのを、指を銜えてみながら観察眼を発揮する。二人はカフェに行く!清澄白河駅を出て、高橋を渡ると常盤二丁目。清澄通りから小名木川に沿って歩き始めると、住宅街(常盤二丁目13)に「美容室」があった。閉店しているような雰囲気。関連記事≫≫ 小名木川を挟んで反対側の高...
米の粉で揚げた天丼! 衣は堅焼きバーリバリ! タレは濃い色甘辛い!あまたある投稿子の取柄のひとつに好奇心がある。歩いていると「米粉の天丼」と看板があった。好奇心が頭をもたげてきて、気分が浮ついてきた。美味しそうじゃないか。税込で1280円。海老が一匹、おくらと切り刻んだ茄子、ハス、カボチャが米の衣で揚がっていた。衣はかなり硬い。おかきに甘辛いタレがついているよう。このタレがご飯によく合う。お代わり...
「キャトーズ ジュイエ」! 7月14日はフランス革命記念日です。越谷には大胆にも、その名を冠したスイーツ店があります。美味しいので、許せますが!投稿子の脳内では「西のラデユレか、東のキャトーズ ジュイエ」と名を馳せています。関連記事≫≫フランス革命がおこったのはバスティーユ。そのバスティーユを散策した旅行記です。アリーグルのマルシェで食事をしたり、廃線跡を歩きました。上の文字をクリックすると旅行記に飛...
地下鉄、表参道駅から青山一丁目駅に向かってすぐです。ポルシェセンター青山の脇にあるビルです。平日のランチタイムに出かけました。人気店なので開店10分前に到着。誰も並ばない。拍子抜けです。単品でピッツァとサラダをそれぞれ注文しました。ランチセットは小さなサラダがついて1500円から1700円です。マルゲリータ(1900円)です。もちもちしていて、ミミも柔らかく仕上がっていました。そのうえボリューミー...
私立探偵、マット・スカダー シリーズです。このシリーズが日本で刊行されたのが1987年(アメリカでは1976年)。本「処刑宣告」は2005年(アメリカでは1996年)に発売されています。サイゴン陥落の翌年に私立探偵、マット・スカダーが登場しました。「処刑宣告」がアメリカで発売されたのはソ連が崩壊して5年がすぎたころです。スカダーが登場して約20年のことです。当初、スカダーは陰影を帯びた探偵で、あら...
ヤシオスタン!埼玉県八潮市は「ヤシオスタン」の異名で知られています。「日本の異国」(室橋裕和著 2019年5月刊)によれば、八潮に150人ほどのパキスタン人が暮らし、パキスタン料理のレストランは3軒、と記されていました。関連記事≫≫パキスタンの首都のイスラマバードから航空機で北部辺境州にあるギルギッドまで航空機で飛び、そこから車でカラコルム・ハイウエーを走りながらフンザ、世界で第2の高峰K2を見て北...
昭和の雰囲気を探しながら、常磐線と都電に挟まれた荒川三丁目と四丁目を歩きました。関連記事≫≫昭和の雰囲気好きには、荒川区の街歩きは楽しい!これまで荒川区街歩きをブログに8回、アップしています。写真は東尾久五丁目にある駄菓子屋です。上の文字をクリックすると、荒川区街歩きに飛びます。ぜひ、みてください。荒川区荒川仲通りを歩きます。頭上には電線が張りめぐらされている。関連記事≫≫サイゴンの電線……複雑怪奇状態...
「香港傳奇」では、香港にある焼味舗で味わえるような腸粉、焼鴨、雲吞麺、お粥が食べられます!このほか、焼肉まん(2個、650円)、焼売(3個、690円)もあり、食べやすい価格となっていました。午後1時半ごろに入店しました。昼食には遅い時刻になってしまいました。近くのオフィスに勤めているような若い女性たちが3組だけでした。注文した南翔小籠包(690円)です。10分くらいでテーブルにやってきました。アツ...
「よしだや」は地下鉄、清澄白河駅から清洲橋通りを東に、三ツ目通りまで行ったところにあります。電車に乗って、1個200円の塩大福を食べにやってくる客がいるらしい。珍しい人間がいるものだ。家で都知事選についてつらつら考えたり、貧乏ゆすりをして過ごせないのか?はい、ワタシには大福の方が大事です。塩大福は200円。小ぶりですが、ずっしり、重量感がありました。皮は厚く、硬めでした。餡は切れの良い甘さでしたよ...
三河島駅周辺の有名どころなら、戦前からある三河島コリアンタウン、金メダリストの実家「肉のキタジマ」、タイにあるタンマガーイ寺の別院でしょうか。今回は昭和の雰囲気を探しながら、東日暮里三丁目を歩きました。関連記事≫≫三河島ならコリアンタウンの街歩きです。新大久保のように華やかではありませんが、代わりに、強烈な辛子の匂いを嗅ぎながら歩けます。上の文字をクリックすると、三河島コリアンタウン街歩きに飛びます...
表題の「石つぶて」について、「あとがき」でこのように記されている。警察官で最も人々とかかわりの多いのは交番勤務の巡査だ。友人は巡査をしていて、人生の折り返し地点をすぎた。著者はその巡査からメールを受けた、(組織で最も階級の低い交番勤務で一生を終えるのだが…勤務の)見返りなど微塵も期待しないで、歴史上に無名の士としても残らない、「石つぶて」として過ごしてきた。著者は、末端の警察官にまで、職務の覚悟が...
最初に、お茶がでてきました。関連台湾旅行記事≫≫台湾は、あまり緊張せずに歩けるし、食べ物がおいしいですね。台北の迪化街のすぐ裏、大稻程慈聖宮では肉粥も食べられますが、魯肉飯にしました。青空がのぞけるガジュマルの木の下で食事すると台湾料理が一層美味しくなります。上の文字をクリックするとその台湾旅行記に飛びます。ぜひ、みてください。「花粥」ではお粥とハーフの担々麺などがセットで出されました。お粥から蒸気...
前回、街歩きをしたときに発見したお店です。飲み屋街で栄えたような狭隘路地にありました。関連記事≫≫その時の桐生街歩き記事です。昭和の雰囲気があって、思わず立ち止まり、首をぐるっとまわしましたよ。上の文字をクリックすると、その桐生街歩きに飛びます。昭和がお待ちしています。ランチの天丼は800円。海老が2匹ついていました。!ご飯も具も量が多い。それでいて、丁寧で繊細な味付けでしたよ。投稿子のほかに地元の...
地下鉄、半蔵門線の清澄白河駅から萬年橋に向かって5分ほど歩きます。道路を一本、小名木川に向かったところに高田川部屋、閉鎖された尾車部屋、近くに錣山部屋があり、相撲部屋を見ながら街歩きをして、「タルスコーゲン」でひと休みというコースもいいですね。関連記事≫≫相撲部屋が集まる横綱通りから隅田川沿いを歩いた記録です。上の文字をクリックすると、この街歩きに飛びます。ぜひ見てください。「タルスコーゲン」はスウ...
日本では1997年に刊行された小説です。著者のマイクル・コナリーはロサンゼルス市警察、「刑事ハリー・ボッシュ」のシリーズが有名ですが、本作はノン・シリーズものです。連続殺人事件で新聞記者が犯人を追及してゆく物語です。マスコミ業界や巨大官僚組織となったFBIの無責任さ、非効率さ、そこで働く職員の不遜さについて批判する小説となっています。コロラド州デンヴァー市の地方新聞記者が主人公です。記者は双子の兄...
荒川と新河岸川との間にある北赤羽駅。あなたは下車したことがあるでしょうか?銀座というと、豪華絢爛、オシャレ、華やかといった胸がときめくような印象がありますが、浮間銀座はそんなヤワな考えを打ち砕いてくれますよ銀座はイロイロあると教えてもらいました。その北赤羽駅は新河岸川に跨っていました。出口は赤羽口と浮間口。大宮方面の浮間口にでました。浮間銀座は出口すぐにあるはず。看板を探したが見つからない。浮間銀...
店はヴァンスにあるロザリオ礼拝堂を感じさせる白! お店のロゴはロザリオ礼拝堂の会衆席に掲げられた絵のタッチでした。地下鉄、日比谷線の小伝馬町駅から日本橋馬喰町に向かってすぐです。全国に展開するホテルが二軒並んでいる脇にお店を構えているので、場所は一発!関連記事≫≫「ヒロミ&コ」のお店の印象はヴァンスにあるロザリオ礼拝堂に合致したと書きました。念のため、その旅行記を紹介します。ニースからバスで1時間弱...
果物が生き生きとする季節となり、パフェ好きにはたまらない日々です。近くに、いろいろなフルーツが入ったパフェを置いている店があるので、大助かりです。関連記事≫≫以前、「アン・プルミエ」で購入したスイーツです。上の文字をクリックすると、記事に飛びます。ぜひ、見てやってください。「アン・プルミエ」には、以前、ピンキーとキラーズというグループで歌っていた髭で黒い帽子のおじさんに似た男性が、自動ドアの前で客が...
日本の経済成長が著しかったころ、……1970年から1980年代……日本はアジア、アメリカ、ヨーロッパに輸出先を拡大していった。アフリカへは鉱物資源を求めて進出した。このころ、ヨーロッパ行のエアロフロートは格安運賃でモスクワを経由してロンドンかパリへ運んでくれた。ある時、投稿子が搭乗したアエロフロート機が乗換地のモスクワ国際空港で嵐のために着陸できず、当時のレニングラードまで飛んだことがあった。そこのホ...
東田端の向こう、田端駅の反対側には「田端文士村記念館」があります。かって住んでいた小説家や芸術家が住んでいたのを記念した建物です。そこを散歩すると、芸術家のオーラを感じます。でも、今回の街歩きはリラックスできました。芸術にはとんと縁がない地域ですから。ワタシにぴったりです。散歩した東田端には……倉庫、町工場の跡に高層住宅が建築され、その間に昭和の雰囲気がある狭隘住宅や個人商店、木造アパートが残ってい...
雑誌「アンド プレミアム」2024年2月号「あんこ」特集に取り上げられていたので、桐生の街を歩いた折に訪問しました。「あら木」がある桐生、旧市街街歩きをブログにアップしています。太陽がほとんど人通りのない旧市街を照らしています。街を歩いていると、ワタシの健脚ぶりに微笑む人がいないのが残念!JR桐生駅近くを歩いた時の記事です。繫栄していた時代の建物が残っています。上の文字をクリックすると、ページに飛...
都電、小台停留所から旧小台通りに向かいます。停留所から「小台本銀座商店会」に向かって歩いてゆくと、大正時代に建設されたレンガ塀が残っています。関連記事≫≫「あらかわ遊園」の周囲に残っている大正時代に建設されたレンガ塀を訪問した記事です。人々の生活に溶け込んでいるレンガ塀です。上の文字をクリックすると、「隅田川沿いに残る大正時代の煉瓦塀」の訪問記事に飛びます。ぜひ、訪問してやってください。入口には「小...