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#4590 風もなきにざつくり牡丹くづれたりざつくりとくづるる時の来りて
令和7年4月30日(水) 【旧 4月3日 赤口】 穀雨・「牡丹華(ぼたんはなさく)」風もなきにざつくり牡丹くづれたりざつくりとくづるる時の来りて ~岡本かの子(1889-1939)Photo:長谷寺の牡丹(奈良県桜井市) 二十四節気「穀雨」の末候5日間は七十二候の第18候「牡丹華(
2025/04/30 00:00
#4589 割烹着も見えて昭和の迎へ傘かかる小景を呼びやまず歌は
令和7年4月29日(火) 【旧 4月2日 大安】 穀雨・「霜止出苗(しもやんでなえいずる)」割烹着も見えて昭和の迎へ傘かかる小景を呼びやまず歌は ~島田修造(1950-)Photo:昭和32(1957)年春、新宿駅前の風景 ~新宿歴史博物館 ゴールデンウイーク最初の祝日は「昭和の日
2025/04/29 00:00
#4588 新しき常に照る日の広き心吾等かならず立たざらめやも
令和7年4月28日(月) 【旧 4月1日 仏滅】 穀雨・「霜止出苗(しもやんでなえいずる)」新しき常に照る日の広き心吾等かならず立たざらめやも ~土岐善麿(1885-1980)Photo:講和条約調印式で演説する吉田茂首相 ~毎日新聞 1952(昭和27)年4月28日は日本が再び独立国と
2025/04/28 00:00
#4587 目のまへに大きなる山晴れをりて梓の川の音はひびかふ
令和7年4月27日(日) 【旧 3月30日 友引】 穀雨・「霜止出苗(しもやんでなえいずる)」目のまへに大きなる山晴れをりて梓の川の音はひびかふ ~佐藤佐太郎(1909-1987)『地表』 今日は恒例となっている「上高地開山祭」。今年は第55回だそうです。上高地は昨年11月15日
2025/04/27 00:00
#4586 曇る日のとある路上の植込みのつつじの花のしめりに触れつ
令和7年4月26日(土) 【旧 3月29日 先勝】 穀雨・「霜止出苗(しもやんでなえいずる)」曇る日のとある路上の植込みのつつじの花のしめりに触れつ ~阿木津英(1950-)Photo:ヒラドツツジ ~御勅使南公園《みだいみなみこうえん》(山梨県南アルプス市) 躑躅《ツツジ》
2025/04/26 00:00
#4585 みかくれてすだくかはづの声ながらまかせてけりな小田の苗代
令和7年4月25日(金) 【旧 3月28日 赤口】 穀雨・「霜止出苗(しもやんでなえいずる)」みかくれてすだくかはづの声ながらまかせてけりな小田の苗代 ~殷富門院大輔 『風雅和歌集』巻3-0269 春歌下見え隠れして群れている蛙たちの鳴き声もいっしょに小田の苗代に水を引いて
2025/04/25 00:00
#2584 ふはふはとたんぽぽの飛びあかあかと夕日の光り人の歩める
令和7年4月24日(木) 【旧 3月27日 大安】 穀雨・「葭始生(あしはじめてしょうず)」ふはふはとたんぽぽの飛びあかあかと夕日の光り人の歩める ~北原白秋(1885-1942)『桐の花』Photo:pngtree もう春も終わりに近づいてきましたが、蒲公英《たんぽぽ》の季節はまだま
2025/04/24 00:00
#4583 我なくも行く末守れあした草食もする人のあらんかぎりは
令和7年4月23日(水) 【旧 3月26日 仏滅】 穀雨・「葭始生(あしはじめてしょうず)」我なくも行く末守れあした草食《は》もする人のあらんかぎりは ~伝 源為朝(1139-1170)私がいなくなった後も行く末までも大島の明日葉を守ってくれよ。それを食する人がいる限りは。
2025/04/23 00:00
#4582 わが地球地軸かたむけ来たる時年をあらため事あらたにす
令和7年4月22日(火) 【旧 3月25日 先負】 穀雨・「葭始生(あしはじめてしょうず)」わが地球地軸かたむけ来たる時年をあらため事あらたにす ~窪田空穂(1877-1967)『老槻の下』Photo:アースデイの旗 ~Wikipedia 4月22日は「地球の日(アースデイ)」。1969年にユネ
2025/04/22 00:00
#4582 港葦に交じれる草のしり草の人皆知りぬ我が下思ひ
令和7年4月21日(月) 【旧 3月24日 友引】 穀雨・「葭始生(あしはじめてしょうず)」芦のびて鯰とる子をかくすほど ~岸風三楼(1910-1982)『往来』 二十四節気「穀雨」の初候5日間(4月20~24日)は七十二候の第16候「葭始生(あしはじめてしょうず)」。この時期の雨
2025/04/21 00:00
#4581 ときはなる山の岩根にむす苔の染めぬみどりに春雨ぞふる
令和7年4月20日(日) 【旧 3月23日 先勝】 穀雨・「葭始生(あしはじめてしょうず)」ときはなる山の岩根にむす苔の染めぬみどりに春雨ぞふる ~藤原良経 『新古今和歌集』 巻1-0066 春上とこしえに変わらぬ山の岩根にむす苔を、染めもしないのに緑を鮮やかにする春雨が降
2025/04/20 00:00
#4580 ブロックの塀の上までのびいでて咲くクレマチス雨に濡れたる
令和7年4月19日(土) 【旧 3月22日 赤口】 清明・「虹始見(にじはじめてあらわる)」ブロックの塀の上までのびいでて咲くクレマチス雨に濡れたる ~玉城徹(1924-2010)『汝窯』Photo:港の見える丘公園に咲く紫色のクレマチス ~四季の花図鑑 クレマチスはキンポウゲ科セ
2025/04/19 00:00
#4579 百敷に八千世かさねてさくら花にほはむ春ぞかぎりしられぬ
令和7年4月18日(金) 【旧 3月21日 大安】 清明・「虹始見(にじはじめてあらわる)」百敷《ももしき》に八千世かさねてさくら花にほはむ春ぞかぎりしられぬ ~中御門天皇(1702-1737)『新千載和歌集』 巻20-2311 慶賀歌宮中に長い年月を重ねて咲いてきた桜の花の、その香
2025/04/18 00:00
#4578 先に行くあとに残るも同じこと連れて行けぬをわかれぞと思う
令和7年4月17日(木) 【旧 3月20日 仏滅】 清明・「虹始見(にじはじめてあらわる)」先に行くあとに残るも同じこと連れて行けぬをわかれぞと思う ~徳川家康(1543-1616)辞世私は先に死んでゆくが、あとに残るお前たちもいずれは同じことだ。連れてはいけないので、これ
2025/04/17 00:00
#4577 花水木の道があれより長くても短くても愛を告げられなかった
令和7年4月16日(水) 【旧 3月19日 先負】 清明・「虹始見(にじはじめてあらわる)」花水木の道があれより長くても短くても愛を告げられなかった ~吉川宏志(1969-)『青蝉』Photo:ハナミズキの花 ~photoAC(Kazu0425さん) ハナミズキはミズキ科ミズキ属の落葉高木。
2025/04/16 00:00
#4576 土砂降りの夕立あがり雲間からアーチをもたげ背伸びする虹
令和7年4月15日(火) 【旧 3月18日 友引】 清明・「虹始見(にじはじめてあらわる)」初虹や白川道を花売女 ~中川四明(1850-1917)『四明句集』Photo:七十二候だより by 久栄社 今日は七十二候の第15候「虹始見(にじ はじめて あらわる)」。二十四節気「清明」の末候
2025/04/15 00:00
#4575 母そして姉失いし少年の「傷心」疼く森を歩けば
令和7年4月14日(月) 【旧 3月17日 先勝】 清明・「鴻雁北(こうがんかえる)」母そして姉失いし少年の「傷心」疼く森を歩けば ~西岡徳江(1951-2018)『私の短歌とアメリカ通信』 少年の名はエイブラハム・リンカーン。西岡徳江さんは合衆国在住の歌人で、インディアナ州
2025/04/14 00:00
#4574 海風にひらけていたい心があってグリーンの列車で夢洲へ
令和7年4月13日(日) 【旧 3月16日 赤口】 清明・「鴻雁北(こうがんかえる)」海風にひらけていたい心があってグリーンの列車で夢洲へ ~高田ほのかPhoto:大阪・関西万博会場 夢洲《ゆめしま》 1970年の大阪万博の際は吹田市の千里丘陵で行われましたが、私はお隣、茨木
2025/04/13 00:00
#4573 痛ましき原の古城に来て見れば一もと咲ける白百合の花
令和7年4月12日(土) 【旧 3月15日 大安】 清明・「鴻雁北(こうがんかえる)」痛ましき原の古城に来て見れば一もと咲ける白百合の花 ~新村出(1876-1942)『重山集』Photo:「島原の乱図屏風」を再現したジオラマ(天草四郎ミュージアム) 「原の古城」とは寛永15年の「島
2025/04/12 00:00
#4572 霍公鳥来鳴き響もす岡辺なる藤波見には君は来じとや
令和7年4月11日(金) 【旧 3月14日 仏滅】 清明・「鴻雁北(こうがんかえる)」霍公鳥《ほととぎす》来鳴き響《とよ》もす岡辺なる藤波見には君は来じとや ~作者未詳 『万葉集』 巻10-1991 相聞歌ほととぎすが来て啼く丘のほとりの藤の花を見に貴女は来ないと言うのですか。
2025/04/11 00:00
#4571 世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし
令和7年4月10日(木) 【旧 3月13日 先負】 清明・「鴻雁北(こうがんかえる)」世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし ~在原業平(825-880)『伊勢物語』 第82段 「渚の院」世の中に、慌ただしく散る桜というものが咲かなければ、春の心はもっとのどかであろ
2025/04/10 00:00
#4570 燕来る時になりぬと雁がねは国偲びつつ雲隠り鳴く
令和7年4月9日(水) 【旧 3月12日 友引】 清明・「鴻雁北(こうがんかえる)」燕来る時になりぬと雁がねは国偲びつつ雲隠り鳴く ~大伴家持 『万葉集』 巻19-4144燕が来る時になったのだと、雁はふるさとを思って雲の上で鳴いている。Photo:鴻雁北 ~暦生活 二十四節気「清
2025/04/09 00:00
#4569 胸は少女、腰は母とも人は言ふ〈ミロのヴィーナス〉の完璧なる美
令和7年4月8日(火) 【旧 3月11日 先勝】 清明・「玄鳥至(つばめきたる)」胸は少女、腰は母とも人は言ふ〈ミロのヴィーナス〉の完璧なる美 ~悟桐学《ごとうまなぶ》 ヘレニズムの彫刻「ミロのヴィーナス」はギリシャ神話の女神アプロディーテの像といわれ、作者は紀元前2
2025/04/08 00:00
#4568 起きてみて、 また直ぐ寝たくなる時の 力なき眼に愛でしチュリップ!
令和7年4月7日(月) 【旧 3月10日 赤口】 清明・「玄鳥至(つばめきたる)」起きてみて、また直ぐ寝たくなる時の力なき眼に愛でしチュリップ! ~石川啄木(1886-1912)『悲しき玩具』Photo:チューリップ ~はたらこマガジン チューリップはユリ科チューリップ属の球根植
2025/04/07 00:00
#4567 心あらむ人に見せばや津の国の難波わたりの春のけしきを
令和7年4月6日(日) 【旧 3月9日 大安】 清明・「玄鳥至(つばめきたる)」じいちゃんと行った、今度はわし、じいちゃん ~アントニオ馬場(堺 SDGs川柳2024 大賞作) じいちゃんと行ったのは1970年の「大阪万博 EXPO’70」。こんど孫を連れて行くのは「大阪・関西万博 EXPO
2025/04/06 00:00
#4566 さくら咲くその花影の水に研ぐ夢やはらかし朝の斧は
令和7年4月5日(土) 【旧 3月8日 仏滅】 清明・「玄鳥至(つばめきたる)」さくら咲くその花影の水に研ぐ夢やはらかし朝《あした》の斧は ~前登志夫(1926-2008)『霊異記』 桜が咲いている樹の下で研いでいるのは包丁ではなく斧。やがて研ぎ上がった斧でその桜を伐り倒す
2025/04/05 00:00
#4565 すくすくと生ひ立つ麦に腹すりて燕飛びくる春の山畑
令和7年4月4日(金) 【旧 3月7日 先負】 清明・「玄鳥至(つばめきたる)」 今日は二十四節気の第5、「清明」。『暦便覧』には「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」と記されています。清明については中国唐代の詩人杜牧《とぼく》が詠んだこんな詩がありま
2025/04/04 00:00
#4564 月残る弥生の山の霞む夜をよよしとつげよまたずしもあらず
令和7年4月3日(木) 【旧 3月6日 友引】 春分・「雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)」 建仁2年9月13日(1202年9月30日)、後鳥羽上皇の離宮があった水無瀬(大阪府島本町広瀬)に於いて歌合の会が催されました。「水無瀬恋十五首歌合」と呼ばれますが、15というのは歌
2025/04/03 00:00
#4563 自閉症の吾子と散歩を楽しみぬ勤めなき身の平日の午後
令和7年4月2日(水) 【旧 3月5日 先勝】 春分・「雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)」自閉症の吾子と散歩を楽しみぬ勤めなき身の平日の午後 ~渡辺幸一(1950-)『イギリス』 渡辺幸一氏は福岡県北九州市生まれ。商社勤務の後外資系証券会社数社を経て英国に移住し
2025/04/02 00:00
#4562 ぬぎかへて形見とまらぬ夏衣さてしも花の面影ぞたつ
令和7年4月1日(火) 【旧 3月4日 赤口】 春分・「雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)」ぬぎかへて形見とまらぬ夏衣さてしも花の面影ぞたつ ~藤原定家(1162-1241)『正治初度百首』 1324夏の衣に脱ぎ変えて、花の季節も肩身を滑り落ちるように過ぎ去り、春の面影だけ
2025/04/01 00:00
2025年4月 (1件〜100件)
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