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CuriousHunter 依存リハ https://curiousquest.hatenablog.com/

依存症を好奇心のままに探索していきます。 合法、非合法の薬物の依存症。 ギャンブル、ゲーム障害等の行動への依存。 さらに、これらの社会的影響、子供たちへの影響も取り扱います。 これらの問題について、予防と治療についても触れます。

日本で理学療法士の資格取得。 その後、タイで依存症を学び 現在は、イギリスで依存症の修士課程を就学中

CH 依存リハ
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2022/03/26

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  • 自動化された依存行動と対抗する薬物の渇望

    *自動化された依存症* 過去の記事で、認知機能が依存症の要素として重要な一部である話しました。 まだ、読んでない人はぜひ、読んでみてください。 curiousquest.hatenablog.com そして、その認知的要素を考慮した依存症の理論も存在します。 割と、「依存症=習慣」と似ていますが主張としては、「依存症=自動化された行動構造」です。 詳しく見ていきましょう。 依存症と習慣についての記事もあるので気になる人は、読んでみてください。 curiousquest.hatenablog.com *薬物摂取と薬物衝動の依存症認知モデル* *薬物衝動* *自動化・非自動化の過程* *自動化の過…

  • お酒・たばこ・ギャンブル・薬物をやめるには、やめる理由がたくさん必要。【依存症治療】多理論統合モデル

    *依存行動・物質をやめる決断に 影響を与える2つの要素* 何度も言いますが、「行動の変化」が依存症治療の基本です。 そして、多理論統合モデル(TTM)が依存症回復のステージを6つ示してくれています。 その6つのステージにおいて、重要な視点が1つあります。 それが、「意思決定のバランス」です。 これを理解すると、より依存症回復のステージの理解が深まります。 まだ、TTMについての記事を読んでない人は、確認してみてください。 curiousquest.hatenablog.com curiousquest.hatenablog.com curiousquest.hatenablog.com *意思…

  • 依存症治療【心理学的治療】すでに、行動を変えた人におすすめの治療法

    *健康的な行動の再学習と維持に役立つ働きかけ* 「行動の変化」が依存症治療の基本です。 その治療法の1つに多理論統合モデル(TTM)があります。 TTMのステージについてとステージの前半における有効な介入方法についての記事は、すでにあるので、ぜひ読んでみてください。 curiousquest.hatenablog.com curiousquest.hatenablog.com ということで、今回の記事は依存症回復ステージの中盤から終盤までにおける有効な働きかけについてお話します。 *行動型の働きかけ* *行動型の働きかけの例* *1.反射条件付け* *反射条件付けの定義* *反射条件付けの方法…

  • 依存症治療【心理学的治療】初めにする依存行動を変えるための治療法

    *依存症関連の自分自身と外部への再認識が鍵* 「行動の変化」が依存症治療の基本です。 その治療法の1つに多理論統合モデル(TTM)があります。 まだ、読んでない人は以下の記事を確認してみてください。 curiousquest.hatenablog.com TTMは、依存症回復のステージを依存物質・行動の再開を含めたモデルになっておりスリップ・リラップスが回復の過程の一部として捉えているので、割と前向きな理論でいいなと思ってます。 そして、今回の記事ではそれぞれの依存症回復のステージを進み続けるために必要な依存症回復の「変化の過程」について話していきます。 つまり、回復ステージを移動するために必…

  • 依存症治療【心理学的治療】行動変容・多理論統合モデルを利用した依存症の治し方(変化のステージ)

    行動の変化が依存症治療の基本 依存症の回復にいろんな治療があります。 しかし、どの治療法や理論をとっても依存症の回復の根本は「行動変化」です。 ということで、今回の記事では、行動変容の理論を1つを紹介します。 行動の変化と言えば、悪い習慣を断ち切ることですよね。ということで、まだ以下の記事を読んでいない人はぜひ、読んでみてください curiousquest.hatenablog.com *多理論統合モデル(TTM)* *行動変容の6つのステージ* *第1ステージ=無関心期* *無関心期の特徴* *無関心期の例* *無関心期の期間* *無関心期から関心期へ必要なこと* *第2ステージ=関心期* …

  • 依存症における脳の原因部位【依存症=病気】

    依存症の病的部位はどこ? 依存症といえば、薬物・行動の報酬的要素(ドーパミン)が議論の的になることが多いです。 しかし、最近ではもう少し高次な脳機能(認知・感情の障害)が依存症の開始・悪化・維持のサイクルに影響を与えていると考えられています。 それらを考慮した依存症の理論を1つこの記事では紹介します。 実際に、依存症の何が問題で病気と呼ばれているのか説明します。 *抑制障害と顕著性の帰属* *依存症における6つの障害* *報酬ネットワーク* *習慣ネットワーク* *顕著性ネットワーク* *実行機能ネットワーク* *自発的ネットワーク* *記憶ネットワーク* *依存症の病的部位を狙う* *まとめ…

  • ビタミン不足の依存症 栄養失調の原因は薬物?【栄養と依存症】

    *薬物によって吸収を阻害される栄養素* 薬物依存は、単なる依存症だけではなく多様な合併症を併発します。 例えば 栄養失調 代謝障害(Nabipour et al., 2014) 体組成の変化(Tang et al., 2010) メンタルヘルスの問題(Tolliver & Anton, 2015) そして、これらに関連する要因の1つとして「栄養」があります。 しかし、栄養に焦点を当てた治療・バランスの取れた食事が依存症回復を手助けするエビデンスがあるにも関わらず(Biery et al., 1991; Grant et al., 2004)栄養の重要性に焦点があてられることが少ないです。 とい…

  • 共依存の脳科学【依存症と人間関係】

    *脳機能の変化が共依存の原因?* 基本的に依存症の研究は、薬物使用をしている当事者に焦点が当てられています。 そして、依存症の家族を持つ人たちへの影響への研究はそこまで焦点が当てられていません。 ただ、慢性疾患においては慢性疾患を持つ当事者に関わる全ての人に長期にわたるネガティブな影響があると言われており、 これらの影響は、多様な場面(あいまいな心の境界線・役割・ルール)で見られそれらが、不健全な家族関係の維持をしている可能性があります。 そんな、関係性を説明する1つのコンセプトが「共依存」です。 そして、その共依存になっている家族の人たちにどのような影響があるのかまた、共依存の脳科学的実験が…

  • 依存症は選択【依存症の定義】

    *依存症の原因は、単なる選択の問題* 依存症について、調べると大抵は「依存症=病気」という話だらけですね。 私自身もそのような記事を書きました。ぜひ、チェックしてみてください。 curiousquest.hatenablog.com curiousquest.hatenablog.com たた、この視点について批判もいくつかあります。 その1つを紹介します。 主張としては、「依存症は普通の選択過程における障害」(Heyman, 2013) どんな意味なのでしょうか。解説していきます。 *依存症は病気ではなく、病気様なもの* *選択の法則* *Hyperbolic discounting(双極割…

  • 依存症・オンライン自助グループの可能性

    *Twitter断酒部・Twitter断ギャンブル部への期待* 近年、テクノロジーの発展とともに多様な方法で依存症治療の介入が試みられています。 その1つの可能性としてデジタルを使用した依存症回復に期待が持たれています。 おそらく、コロナをきっかけによりデジタルで行う依存症治療・依存症回復支援の需要が高まったと思われます。 実際に、デジタルを使いどんな方法・効果が期待されているのでしょうか。 もし、効果があればTwitter断酒部・断ギャンブル部さんの今後が楽しみでワクワクしてきます。 まあ、勝手に期待して申し訳ないのですが。 研究するために、データを取りたいなと勝手に妄想してます。 *依存症…

  • EQ・心の知能指数と依存症

    *感情の認識・コントロールの難しさ* ひと昔前に、EQ (Emotinal Quotient)という言葉が流行りました。 日本語だと、心の知能指数って感じでしょうか。 EQは、身体的・精神的健康と関連があると多くの研究で検証されてきました。 しかし、EQと依存症に関係はあるのでしょうか。 *EQ (Emotional Quotient)* *EQの4つの能力* *高EQの関連* *依存症と感情* *依存症と精神疾患の合併* *依存症と頻繁に併発する精神疾患の例* *依存症とEQ* *アルコール依存とEQ* *たばことEQ* *薬物使用とEQ* *行動嗜癖とEQ* *まとめ* *記事関連のおすす…

  • 3つのよいこと【ポジティブ心理学と依存症】

    *依存症回復におけるポジティブ心理学の可能性* 依存症の回復において、大きな転換が心理学の業界ともに起こりました。 それが、ポジティブ心理学 です。 この記事では、ポジティブ心理学とはなにか。 そして、ポジティブ心理学を利用した依存症回復について解説していきます。 *ポジティブ心理学* *ポジティブ心理学の介入* *ポジティブ心理学例* *ポジティブ心理学の介入目的* *ポジティブ心理学の介入の利点* *依存症におけるポジティブ心理学の介入法* *Three Good Things in Life* *私のThree Good Things* *Best Future Self* *私のBes…

  • 悪い習慣を断ち切る【依存症は習慣】

    *習慣を壊す=依存症脱却* 物質使用障害・依存症の特徴として、毎日のように同じ薬物・行動をとります。 このような依存行動は、習慣という理論で説明がつく。 そんな依存症の理論が存在します。 「依存症=習慣」なのか少し見ていきましょう。 *依存症における習慣の重要性* *行動の習慣形成・維持が依存症の肝* *依存症診断と習慣の関連* *依存症は、コントロールできない習慣* *依存症は、習慣の形成から習慣の維持* *行動計画の実行ステージ* *薬物使用への期待感* *習慣を壊す=依存症の治療* *まとめ* *記事関連のおすすめの本* *習慣* 我々の世界は、習慣で散りばめられてます。 もし仮に、習慣…

  • 依存症自助グループでのコミュニケーション方法

    *サンドイッチが学習を促進させる* 依存症の回復は、時々「人生生きなおし」と言われたりします。 要は、依存してきた物質・行動なしにどうやって生きるのか「再学習」する旅路である。 回復に必要な要素がいくつかありますが、この記事では学習に関連した、「フィードバック」についてお話します。 何かを学習するときには、フィードバックがあると良さそうですよね。 自分の知り合い・依存症回復のコミュニティーで励ましあったり、指摘したり、フィードバックを与えたりそのような場面が想定できますが、どのようなフィードバックを与えるといいのか解説していきます。 依存症回復についての記事もあるのでぜひ、読んでみてください。…

  • 孤独感を感じる【依存症と人間関係】

    *共に戦う依存症* 孤立は、変更関連において世界的に問題になってます。 イギリスでは、孤独大臣が政府の役職としてあります。日本でも、高齢者の孤独死が問題になっていますね。 孤独と依存症には、どのような関係があるのでしょうか。 社会的・環境的要因の大切さについての記事がほかにもあるので読んでみてください。 curiousquest.hatenablog.com curiousquest.hatenablog.com *孤立と健康* *孤立から予測される健康問題の例*(一般集団) *孤立の定義* *孤立を感じる割合が多いグループ* *依存症とスティグマ(汚名烙印)* *依存症回復と孤立* *孤独感…

  • 【睡眠障害と依存症】依存症における睡眠の重要性

    *お互いに影響しあう睡眠と依存症* 依存症では、頻繁に睡眠障害が報告されています。 薬物乱用によって、眠れないこともあるだろうし眠れないがゆえに、薬物乱用も考えられます。 睡眠と依存症にどんな関係があるのか解説していきます。 睡眠の影響は、ストレスと食物依存症の記事でも触れました。気になる人は、読んでみてください。 curiousquest.hatenablog.com *カフェインと睡眠障害* *コカインと睡眠の役割* *概日リズムと依存症* *アルコールと睡眠* *アルコールの睡眠への影響* *睡眠のアルコール摂取への影響* *まとめ* *記事関連のおすすめの本* *カフェインと睡眠障害*…

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