小学校5年生でドルジが強迫性障害を発症したあと、ASD&ADHDであることもわかり、少しでも強迫症状がよくなることを願って、私はいろいろなお薬を試してみた当時、コンサータ、インチュニブは効果なく(効果がないというか、強迫症状は良くならなかった)、エビリファイでは
思春期は子供としての死を迎え、新たに大人へと生まれ変わる時期現実に子供が死ぬわけではないけど、いろいろなレベルでの「子供の死」を親は体験しなくてはならないそして、そこにはそれぞれの物語が生まれる。子供が、子供としての死を迎え、新たに大人として生まれ変わる
最近のまおは、プリキュアに夢中幼稚園から小学校低学年のころは、日曜日の朝はプリキュアタイムしてたけど、小学校高学年になるころには、全く観なくなっていた。それが、最近はYouTubeでプリキュア三昧歴代の主題歌をかけたり、過去のプリキュアの動画を観たり。日曜日の朝
小学生のころから診ている中学生のASD男児診察ではいつもゲームの話が多くなってしまうのだけど、最近は自分の気持ちや将来について話してくれるようになった「俺は、小さいころから学校とか嫌いで、結構よく暴れてたと思うんだ。でも、そのおかげ?もあってか、自分のペース
頭痛の治療について、マニュアルには特に片頭痛について詳しく書いてある頭痛が起きた時(あるいは起きそうなとき)に使う鎮痛剤と嘔気、嘔吐に使う制吐剤それから、予防薬について鎮痛剤について、小児には解熱剤でもく使われるアセトアミノフェン(カロナールなど)とイブ
どんなに親御さんが睡眠環境を整えようとしても、発達凸凹児たちは、寝つきが悪かったり、中途覚醒や夜驚症がみられたりして、良い睡眠状況にすることが難しいことも多いこれは、子供も本人にとっても良くないけど、親御さんにとっても大変なこと親御さん自身の睡眠状態が良
新学期、ドルジは毎日登校するようになった私や夫だけでなく、担任の先生の勧めもあったからか、「最後まで授業受けるの!」とはじめは言ってたドルジだけど、数時間を授業を受けたら、自分で帰ってくる日によって、3時間目までの日もあれば、4時間目、給食後、最後までなど
実は、私は、昔から冷蔵庫の製氷室の氷を食べるのが大好きお冷の氷もガリガリ食べて、友達に呆れられていたなぁ。そして、大学生のとき、「鉄欠乏性貧血では、氷を食べたくなる」と知り、何かの機会に血液検査受けたけど、貧血では無かった子供たちを妊娠中ですら貧血とは診
以前にも紹介した本から学んだこと。。。リンク子供は本来異界を生きている、生きるべきだが、私たち大人も異界の視点を持つ、異界へ心の救いを求めることは起こり得る筆者は、例えば子供を亡くした夫婦が、その悲しみを心におさめていく過程で、「子供は、代々家に伝わ
まおは朝が弱くて、目覚ましをかけていても無意識に止めてしまい、なかなか自分で起きて来られない「起きて来なかったら7時に起こして」と言われているので、ほとんど毎朝私がまおに声をかけることになる。そして、数回声をかけたところでやっとまおは動き出す。ある休日、
発達相談外来で出会う子供たちに、「つらいとき、苦しいときは逃げていいんだよ」とよく伝えているなぜなら、発達障害、精神障害、心身症、不登校すべて、子供にとって苦しい、厳しい現実の生活との葛藤が大きいから。。。そして、私の経験では、「逃げていい」と言われた子
子供に頭痛がある場合、「何か大変な病気じゃないのか」と親御さんも本人もとても不安、心配になってることが多いだから、大変な病気じゃないことを証明するため?に頭部CTや頭部MRIを撮影することも多い私の経験では、頭痛を主訴に画像検査をして何かが見つかったことはな
子供の睡眠状態が良くないのは、園のお昼寝というより、家庭での睡眠環境が良くないと判断せざるを得ないことも多いその事実は親御さんに伝えはするけど、仕方のないことだとも思っている。家庭の睡眠環境は、親御さん自身が朝型か夜型かにもよるし、育児や家事にどれだけ
新学期早々、私と夫で中学校に行った翌日、今度はドルジの担任の先生が我が家に家庭訪問してくださり、ドルジ、私と夫、先生の4人で話し合った先生も私たち夫婦も、無理せず少しずつ、を勧めたけど、「大丈夫だし」とドルジは少し不満そう「毎日朝から2時間目まででしばらく
発達相談外来では、汚い言葉遣いを子供にやめさせるどころか、むしろ推奨する事の方が多い特に、心身症や不登校の子供たちには、汚い言葉遣いで人や何かをののしることや、大嫌いな人の名前を(自分の)デスノートに書くことなんかを勧めることがあるなぜかというと、心身症
発達相談外来は、一般小児科外来に比べて、心を診る必要度が高い心を診るときに、医師として、精神医学や脳神経科学、神経細胞のネットワークや神経伝達物質、心身相関など今の医学でわかっている医学・科学的知識、見解を学び、それを子供に当てはめて考えることは必須のこ
新学期が始まって数日のこと。。。登校時にまおの話を聞いていると、毎日充実してそうだけど、疲れて帰ってきて、いつも長時間のデトックスが必要だったボーカルのレッスンの日、まおが「なんか今日はすごく疲れてる。。。今日はボーカル休みたいなぁ。。。」と言うまおが
幼児期はADHDとASDとの鑑別が難しいそして、両方の特性を持っている子供たちも多いガイドラインでも、ADHDの過集中なのかASDのこだわりなのか、ADHDの衝動性なのかASDのこだわりを制止されたことによる衝動性なのかなど、判別する必要があると書いてある。でも、実際には厳
発達相談外来で、頭痛の相談を受けることは多い小児心身症マニュアルでも、頭痛は診断と治療について詳しく述べられている。リンク小児の頭痛は、主に片頭痛と緊張型頭痛の2つのタイプに大別できる片頭痛は、血管の拡張に伴う拍動痛で、身体を動かすと増悪する。悪心、嘔
園の昼寝でしっかり寝てしまうために、夜の睡眠状態が悪くなると考えた場合、お昼寝時間を短くしてもらえないか、もしくはお昼寝をしないように対応してもらえないか、親御さんを通して園に伝えてもらってるのだが…なかなか良い返事をもらえることがない子供たちがお昼寝を
ドルジは帰って来なかったが、私は午後から仕事に出かけた。夕方家に戻ると、ドルジは少し疲れた表情をしていたが、まあまあ元気だったやはり、最後まで学校で過ごしたようだ「どうしてそうすることにしたの?」と私が聞くと、「大丈夫そうだし、このまま学校にいようと思っ
発達相談外来で、汚い言葉遣いをやめさせたいのだが。。。ということを時々相談される特に、集団生活を開始した幼児期以降の男児の親御さんから相談を受けることが多い。多少の言葉の悪さは許容できても、子供が「死ね!」とか「ぶっ殺す!」と言うのには、心穏やかにいられ
だいぶ前に「おねしょ」について記事にした最近も、昼間のおもらしが長く続く場合、ADHDや ASDと診断するケースが結構あると書いた。おねしょは「夜尿症」、昼間のおもらしは「昼間遺尿」という病名になるそして、うんちのトラブルも一緒にまとめて「排泄障害」と言う。発
まおが隣県へライブに出かけた日の後日談。。。まおはその日、駅のホームで中学生の女の子に話しかけられたそうだ隣県へ行く電車に乗るにはこのホームであっているか聞かれたと。その子は初めて1人でおばあちゃんの家に行くため、電車に乗ろうとしていたらしいまおは「この
幼児期にADHDと診断するかどうかは学齢期以上に難しくて、迷うことも多いそれでも、多動や衝動性が目立つ子供たちは、わかりやすい方。不注意が優位なADHD児は、幼児期に診断できることがほとんど無いのじゃないかと思うチェックリストでも、不注意を拾い上げる項目は見当た
ゆづは、この春から小学校5年生ドルジが不登校になった1年生のころは、「何で僕だけ学校行かないとならないの?」と不安定になったが、その後は元気に登校しているでも、今年は、ゆづにとっては試練の年になるのかもしれない今年のクラス替えで、ゆづは、よく一緒に遊んで
乳幼児期の子供たちの診察では、睡眠の問題がよく話題にあがる寝つきが悪い、夜中に起きてしまう、夜泣きがひどい etc大人の夜型ライフスタイルに子供は大きく影響を受けるから、家庭環境の問題が大きい、と判断する場合も多々あるでも、家庭環境ではなく、園の昼寝が悪い
3時間目まで、という予定で登校したドルジでも、お昼近くになってもドルジは帰ってこなかった私は、嫌な予感がした登校してしまえば一見元気に見えるドルジ。男女分け隔てなく近くにいる子に話しかけるし、授業中手を挙げて発言できるくらい行動力?もあるから、先生たちか
最近、私の周りで鉄不足に関する話題が立て続けにあったこれまで、私が鉄剤を処方するとしたら、ほとんどがむずむず脚症候群と考えられる子供たち。たまーに思春期女子などの鉄欠乏性貧血にも鉄剤を処方してきた。先月号の小児科学会雑誌に、睡眠障害(の一種)の子供たちに
親や先生が、大人の視点から子供の「得意を伸ばす、苦手を伸ばす」ような関りを考えることは大切なことだと思うでも、それ以上に大切なことは、子供自身が「自分が何が苦手で何が得意か」気付くことだと思う特に、「苦手なこと」を自覚して、対処方法を考え身に着けること、
新学期の初日、始業式まおはウキウキ楽しそうだった密になるのを避けるために、2年生のクラスは前日に個人メールで通知されていて、一番仲の良い子と同じクラスだとわかっていたから落ち着いていたのもあると思うでも、それ以上にまおのテンションを上げていたもの…それは、
以前の記事で、ガイドラインをもとに紹介したADHDの診断のための診察方法は、学童期以上の子供たちに当てはまるもの幼児期の子供たちの診断方法は、少し異なる3歳(半)健診では、「指示が通らない」「落ち着きがない」「集中できない」のうち、どれかひとつでも当てはまる
「ブログリーダー」を活用して、midorimoiineさんをフォローしませんか?
小学校5年生でドルジが強迫性障害を発症したあと、ASD&ADHDであることもわかり、少しでも強迫症状がよくなることを願って、私はいろいろなお薬を試してみた当時、コンサータ、インチュニブは効果なく(効果がないというか、強迫症状は良くならなかった)、エビリファイでは
新年度に入って、発達相談外来では子供たちの成長に伴う変化など嬉しい報告をたくさん耳にする先日も、ADHD小学生男児の親御さんから良い報告を聞いた。新年度、弟が入学、登校渋りが強かったその子も元気に登校していると「僕が弟を連れてってあげないと」と、張り切ってい
先日、いつも読んでいるブロガーさんたちの記事から、今後iDeCoの掛け金上限が増える可能性があることを知った投資環境の向上はとても嬉しい私が病院の厚生年金に入っていた期間は4-5年のみで、それ以外はずっと国民年金&国民健康保険将来もらえる年金はとても少ないし、退
乳幼児健診、特に1歳半健診と3歳健診はどこの自治体でも行われ、最近は身体疾患のスクリーニングというより、発達特性を持つ子供たちのスクリーニングの意義が大きくなってきたそして、ここ10年は5歳児健診の重要さが広く認知されるようになってきて、ついに今年から5歳児健
先日、私自身が受検したWAIS-Ⅳの結果を聞くことができた結果をみて、すごく納得できたところと、あらためて考えさせられたところ、まだ十分消化できず疑問が残るところ、あまり納得できていないところ、いろいろだったまず、子供が対象のWISC-Ⅳと同じで、成人対象のWAIS-
ドルジは、小学校6年生から児童精神科に通院し、投薬とカウンセリングを受けてきた小学校5年生で強迫性障害を発症した直後から、私が主治医をして診断や検査、投薬やカウンセリングの算段をたてていたけど、強迫症状がなかなか改善しなかった医師としての私の力不足だったの
GW中、まおと私は初めて2人で競馬場に行ったまだ子供たちが小さかったころ、一度だけ家族で競馬場の中にある公園に遊びに行って以来の競馬場訪問競馬が、馬が、サラブレットが大好きなまおにとって念願の競馬場訪問キラキラした目でサラブレットを見ているまおを見て、私は楽
なじみの美容師さんとのおしゃべりで。。。美容師さんも私も、やりたいこと、なりたいものが明確だったから、我が子たちの進路の選び方がよくわからない、という話になった美容師さんのお子さんは、高校3年生勉強は好きでも得意でもないけれど、高校の中では成績は良い方で、
大人は、子供の記憶力の良さに驚かされることが多々あるトランプの神経衰弱で幼児にこてんぱんにされたり、子供が何気ない日常の出来事や興味のある事柄(国旗とか電車の種類とか)をよく覚えていて、「もしかしてうちの子天才?」って思ったり一般に、記憶力の良さは頭の良
いつも読んでいるブロガーさんおすすめの本を読んでみたリンク帯には「専門用語無しで最後まで読み通せる、やさしい経済の入門書」と書いてあったたしかに、難しい指数や言葉は全然使われてなくて、すいすい読み進められる。。。でも、中身はやっぱり結構難しいというより
ある日ドルジが、「体育教師ってどうしてあんなに脳筋なんだろう。。。運動は得意だけど、へらへら適当に授業を受けてるやつの評価が高くて、運動苦手なやつが真面目に頑張ってても評価はされない。体育の評価基準って何なんだよ。他の教科みたいに、授業態度も大切なら、ち
待ちに待ったゴールデンウィーク1か月ぶりに帰ってきたまおとおしゃべりやっぱり生身のまおと話せるのは良いなぁ。。。話をしていて、順調に一人暮らし&大学生活に適応していっているように見えたまおだったけど、やっぱり友達作りには苦戦していることがわかった入学早々に
先日、いつも読んでいる投資家ブロガーさんたちの記事から、金融所得を社会保険料算定の所得に含めるという議論が進んでいることを知ったこれは、多くの人にとって、これからの投資の方向性を大きく変え得る出来事なのかもしれないもともと、自民党では資産課税の必要性を
力動精神医学、精神分析、描画テストなど学んでいると、必ず名前が出てくる「中井久夫先生」2022年に亡くなっていて、2023年に医学雑誌がまるまる彼の特集を組むほどの偉大な先生リンクその特集を読んでいて、学んだことを書き留めておきたいロールシャッハ・テストやなぐ
WISC-Ⅳの結果を親御さんと話していて。。。きょうだいそれぞれ検査を受けたので、子供たちが検査について話していたそうだ親御さんは「数字の羅列(規則性なし)を覚える検査について、上の子は『言われたとおりに数字を音で記憶してそのまま言った』と言い、下の子は『言わ
ある日、ドルジが「高専の先生たちが何人か、授業で面白いこと言うんだよね」と言い出した先生たちは「お前たちは博士なんてとらず、学士や修士で就職した方が良いぞ。博士をとったら、基本的にはこういう研究職しか選択肢がなくなるし、お給料も安いんだ。自分が好きなこと
我が家では、小さい頃からの子供たちのお年玉は、ほとんど使わず子供たち名義の口座に貯金をして、高校を卒業したら子供たち自身に持たせる、というやり方にしているとはいっても、お年玉の一部を使うこともあって、子供たちにはいくら手元に残していくら貯金するかも自分で
発達相談外来では、子供本人の診療というより、親御さんのカウンセリング、家族関係の調整などに一番力を注がなければならないケースが結構多い親子関係だけじゃなく、夫婦関係や親世代と祖父母世代との軋轢についても相談される。「私はこの子のペースを見守ってやりたいの
子供の精神的発達を「認識の発達」から見たのがピアジェの発達理論、「関係の発達」からみたのがフロイトの発達理論ほかにもエリクソンの発達理論などもあるけど、私が発達相談外来をする中で常に念頭にあるのが「心の理論」の発達だから、「心の理論」について、あらため
発達相談外来で親御さんから時々聞かれること。。。それは、子供が、言葉で説明するのが上手じゃなくて、擬音が多くなるということその話題になったとき、私がいつも思い出すのが、長嶋茂雄さんが打撃方法を聞かれたときに「スーッと来た球をガーンと打つ」と言い、周囲を笑
高専の生活にもだいぶ慣れてきただろうドルジドルジにとって、高専での生活は、合理的で良かったと思うことがある反面、放任?過ぎて戸惑うことも多いようだまず、入学して間もなくあった健康診断担任の先生は、健康診断について書かれた紙を1枚配り、「適当に自分たちで回
2020年7月にこのブログを始めて、2022年8月からは不定期更新に不定期更新とは言いつつ、続けて更新する日もあれば、1日あけて記事更新できるくらい、結構書く意欲は保たれてたのかなでも、最近の記事を自分で見返していて、誰かの役にたてば、というよりも自分が新たに学ん
不登校児の親御さんがPTA会長をしている中学校があると聞いて、驚いたわけだけど。。。(今日は、発達相談外来とは関係のない、ほとんど私の愚痴です)私が親として過ごしてきた小中学校では、PTA役員は「一人一役」とは言われながらも、役員の数より生徒、保護者数の方がず
ADHDガイドラインの講演会で、中枢神経刺激薬であるコンサータとビバンセの違いについて、知らなかったことを聞くことができたビバンセは、ドパミン・ノルアドレナリン再取り込み阻害のほかに、セロトニンの再取り込みも阻害するということ脳内のセロトニン濃度を上昇させる
アドラー心理学では、トラウマを明確に否定していて、これはフロイトやユングの心理学とは大きく異なるフロイト的なトラウマの議論では、心に負った傷(トラウマ)が現在の不幸を引き起こしていると考える、「原因論」人生を大きな物語としてとらえたとき、その因果律のわか
今年も小児神経学会の季節がやってきた子供たちが不登校になる前、コロナの前はほぼ毎年参加していたけど、今ではすっかりご無沙汰毎年送られてくる抄録集をぱらぱら読むだけになってしまったでも、それだけでも新しいことを知ることができたり、考えさせられたりするなぁと
GW明け、ドルジはだいぶ疲れているように見えた朝はちゃんと起きてくるけど、食が進まないし、身支度にも前より時間がかかる。ドルジ、大丈夫かなぁ。。。私はそんなドルジを見ていると、すごく心配になってついつい声をかけたくなるでも、私が「大丈夫?」と聞くと、ドルジ
先日の発達相談外来で考えさせられたこと。。。不登校の中学生の親御さん、抽選でPTA役員に当たってしまったそうだ私は、それを聞いてとても驚いた。どの学校でも、一人一役が基本とはいえ、不登校児の親御さんは役員の抽選などを免除されるものだと思っていたから。。。でも
ADHDガイドラインの講演会で、ビバンセについての、オフレコだけど実際の臨床ではすごく有用な話を聞けたそれは、コンサータからビバンセを切り替えていくときの実際のやり方コンサータの内服量がまだ多くない場合、初期量の18mgや次の27mg、ぎりぎり36mgであればコンサータ
発達相談外来を本格的にはじめたころ、アドラー心理学に出会った私の診療や生き方、子育てに大きな影響を与えてくれたと思うでも、その後ユング心理学を学んだことで、私の中でアドラー心理学の影が少し薄くなっている?のじゃないかという気がしてきて。。。アドラー心理学
発達相談外来をしていると、学校が合わなかった、学校で苦しめられた子供たちとばかり出会うから、ついつい学校や先生たちの否定的な面ばかり目についてしまうけど。。。学校の肯定的な面やステキな先生たちがいることもわかってはいる(つもり)我が子達を通して出会った
発達相談外来では、不登校にせよ、発達障害にせよ、進路指導?にさく時間が結構長くなる親御さんからは、よく「好きなことを見つけて頑張ってくれたら」とか「将来やりたいことを見つけてほしい」と聞くその気持ちはよくわかる将来〇〇になりたい!△△がしたい!◇◇が好
最近、まおは今年度の体育の先生にブチ切れている1年生の時と同じ先生なのだけど、当時も結構愚痴っていた。今回、再びその先生がまおのクラスの体育担当になり、1年時よりさらに激しさを増す嫌悪感具体的にその先生のどんなところが嫌なのか聞いてみた。まず、50m走のタイム
新しいガイドラインを作る際、ビバンセをどの位置に入れるか、ガイドラインを策定する委員の意見が割れたそうだ最終的に、ビバンセは第3段階からの選択肢として登場しているガイドラインでは、コンサータかインチュニブ、ストラテラからはじめ、合わなければ次はそれらのうち
反抗挑戦性障害(反抗挑戦症)ODD:oppositional defiant disorder は、ADHDの併存症としては、とても頻度が高い30%~45%という報告もあれば、50%を超えるという報告もあるくらいADHDだけでなく、ASDの併存症としても多いと思うけど、ADHDの場合と異なり、ガイドラインが存在
先日、「夜泣きがひどい時期に、かかりつけの小児科で鉄剤をもらっていた」という小学生が受診した数年前に、むずむず脚症候群を疑った幼児の(別の)かかりつけドクターに親御さんを通して鉄剤処方を勧めてみたら、「貧血じゃないので出せません」と言われた経験を思い出し
バウムテストは、「心のレントゲン」と喩えられることがあるそうだ確かに、身体疾患でいえば初診でする血液検査やレントゲン検査のように、バウムテストは、出会ったばかりの子供の心の状態、「自己-状態」をざっくりと、大枠を把握するために役立つ心のエネルギーはどれくら
自己理解を深めるために、「創造性」「再現性(論理性)」「共感性」がどんな割合で自分に存在しているのか考えてみた全体を10として、おそらく「創造性」は3多少人と違っても、自分が良いと感じた道を見つけながら、作りながら歩んできたと思うそして、「共感性」は2子供時
ADHDガイドラインで、抗ADHD薬の内服については記載があるけど、抗精神病薬については基本フロー図に入っていないし、ほとんど述べられていない講習会で、その理由を、抗精神病薬は「本来はADHDの適応ではない」からだと聞いた確かに、抗精神病薬を処方しようとすると、ADHD
APD/LiDの考え方を知り、私自身もまた自己理解が少し進んだAPD/LiDの主症状である「雑音の中で聞き取れない」というのも「耳で聞いただけでは理解や記憶ができない」というのも、私自身にぴったり当てはまる昔から、ゲームセンターのような雑音が大きい場所では相手がどんな