子供の精神的発達を「認識の発達」から見たのがピアジェの発達理論、「関係の発達」からみたのがフロイトの発達理論ほかにもエリクソンの発達理論などもあるけど、私が発達相談外来をする中で常に念頭にあるのが「心の理論」の発達だから、「心の理論」について、あらため
修学旅行後、息切れするかなぁと思ったけど、時々休みをはさみながらもドルジは登校しつづけることができているそして、そんなドルジに起こった変化…それは、腹痛や下痢、便秘など、胃腸症状がみられるようになったこと朝、学校の準備をしていて、お腹が痛くなって、お休み
今日は、発達相談外来とあまり関係のない話。。。私は常時15前後のブログをブックマークに入れて、毎日チェックするのが日課ざっくり分類すると、投資ブログ、政治・社会ブログ、不登校・発達相談系ブログ、糖尿病関連ブログをそれぞれ3つ前後読んでいるいろんな方の書か
不登校児と、彼らが開けてくれる窓で繋がる大切さは、私自身もすごく実感しているでも、筆者が述べてるように、その窓がなかなか開かない子供たちが増えてきているのだと思う発達相談外来でも、病院に来ることどころか、外出すらほとんどできない子供たちもいるなんとか病院
まおは、私譲りで、運動は苦手だから、体育には苦労している…ある日、まおが高校から帰ってくるなり、すごい剣幕だった「今日の体育、最悪だった!というか、今年の体育の先生が最悪!シャトルランをやったんだけど…『誰か一人でも○○回以上クリア出来なかったら、連帯責
つい最近、ネットで『母親になって後悔してる』という本が話題になっているという記事を読んだ記事には、この本が世界中で波紋を広げていると書いてあった私は、すごく不思議な気持ちになった。母親になったことを後悔したことのない人なんて、どれだけいるのだろう?よほど
発達相談外来では親御さんが子供に勉強をさせることを勧めることはないむしろ、子供が自分で宿題をしたら、たとえ不十分に見えても「頑張ったね」と認めてあげるだけにしてほしいと言うことが多いでも、私自身はまおやドルジが勉強を教えてほしいと言っていることもあって
ADHDとは異なり、ASDの診療には「ガイドライン」が存在しないだから、DSM-5の診断基準を参考にするけど、基準が抽象的すぎるから、ASDをどう診断するかは良くも悪くも医師個人の裁量によるところが大きい。ASDの診断を早く、正確に行うために、いくつか推奨されている質問紙
私は、修学旅行からドルジがどんな顔で帰ってくるのかなぁと楽しみでもあり、心配でもあった先生がドルジの近くにいてくださるからか、旅行期間中、中学校のホームページにアップされる写真をみていると、結構な頻度でドルジが写ってた笑顔で写真にうつってて、とても嬉し
嬉しい再会があってから数日後、私は中学校の養護の先生に電話をした1年以上保健室登校し、保健室でもいつも体調不良を訴えベッドの中にいた子が、高校に無事通えていることそして、高校に通えるようになったのは、中学校の保健室で先生が担任の先生たちからの「教室に来な
発達相談外来で、私が子供たちが開いてくれた窓でつきあっていくことはもちろんだけど、親御さんにもそうすることを勧めている特に、不登校の場合、親御さんは、どうして学校に行かないのか、これからどうするつもりなのか、将来のことをちゃんと考えているのか、核心的なこ
心理士さんとのカウンセリングのときに、まおは自分が大嘘つきになってしまったと話していたそうだ高校で友達と話しているときに、中学校の時のことを聞かれたら、適当に作り話で答えているのだと。でも、まおは、そうやって嘘をついてやり過ごすこと関して、特に思い悩んで
少し前に、インチュニブについての講演を聞いたその時、とても興味深い話をいくつも聞き、私も診療の中で実践していこうと思ったこと。。それは、インチュニブは錠剤だけど、粉砕して投与量を調節しても大丈夫だということコンサータやビバンセが粉砕不可のお薬だから、なん
もともとの私は音楽や美術、ファッションなどがさっぱりわからない芸術音痴字義通り性もけっこうあるし、空気を読むのは下手で苦手論理的に納得できること、科学的に証明されていること以外はあまり信じられないことが多かった研修医の頃に働いていた病院で、当時、小児科
支援教育の充実とともに、救われる子供たちは確実に増えたでも、支援教育を受けない子供たちが通う、通常級の多様性は減ったそして、昔に比べて多様性が減ったけど、今のクラスの多様性、個性の中で新たに苦しむ子供たちが生まれたのだと思う。不登校の子供たちの増加は、多
ドルジが修学旅行に行くと決めてから、約2週間の間、私と夫はそわそわしていた持ち物はちゃんとそろっているのか、必要な物がないのか、2人して何度もドルジに確認その上、どこに行く予定なのか、何をする予定なのか、夫はしおりを見ながら毎日のようにドルジに質問攻め。「
ある日、外出先で「先生、お久しぶりです!」と声をかけられた声の主は、以前に私の発達相談外来を受診していた子の親御さん。小学校高学年から中学校時代の不登校~保健室登校を経て、無事高校に通い出したことを確認して、外来を卒業していた。親御さんは、にこにこして「
子供たちが外に開ける窓にコンタクトを取る大切さは、私自身も発達相談外来をしていて、すごく実感するところ何を聞いてもジェスチャーでYESかNOしか反応しないような子でも、好きなゲームの話題を振った時だけはぶっきらぼうに言葉で答えてくれることもある。好きな動画の
2年生になって、まおの日常は少しずつ変化があった個別指導の塾をやめ、ボーカルのレッスンも減らすことになった。学校へはほぼ毎日行くけど、疲れがたまると休むのは1年生の時とあまりかわらないかな。1年生の頃よりも英語の勉強が楽しくなったようで、「中高生の基礎英語
「一姫二太郎」って昔から言われているように、一般に男子より女子の方が育てやすいと考えられている確かに、医学的にも発達障害や知的障害は女子に比べて男子が圧倒的に多い死亡率も男児が女児に比べて高い男子個人をみても、集団で考えても、凸凹具合は男子の方が大きい。
中学校1年生の終わりから不登校になった子のお父さんと発達相談外来で話していて…2年生の新学期、その子は相談室に通い始めたけど、教室へ行くことはできなかったそうだお父さんは、「今は、教室に行くのがとても難しいことはわかりました。子供に無理をさせたくはないので
発達相談外来で、子供たちに支援学級への入級を勧めたときに、親御さんから「昔は、自分達の子供の時は、クラスにいろんな子がいたと思うんですけど…この子みたいな子も、普通にクラスにいたと思うのですけど。」という言葉を時々聞くそう、それは本当にその通り親世代が子
GW明けまもなく、ドルジは修学旅行に行った学校の先生たちにとって、修学旅行に参加するかはとても重大なことのようで、2年生の3学期のうちから、出欠確認のアンケートが配られていた。その頃のドルジはテストの日以外は登校しなかったし、何日も家を離れる旅行には行けない
乳幼児健診の質問項目に「人見知りがありますか?」というのがあることは、よく知られている人見知りの有無は、ASD特性の有無を判断するのに重要な指標人より物に興味が向きがちなASD児は、乳児期に人見知りが無いことは多い。少し大きくなってからも、人との距離感をはかる
最近、隙間時間に読んでいたのが「臨床ユング心理学入門」というちょっと堅苦しい題名の新書リンク書かれたのは山中康裕先生で、以前に記事にしたMSSMの本を書かれた先生でもある。すごく難しいのだろうなぁ。。。読破できるかなぁ・・?と思いながらも読み進めることが
まおの高校は、英語コースがあり、高校2年生の時に海外へ留学する生徒たちが結構いる英語コース以外の生徒たちも、研修旅行や修学旅行では外国を選択することができたり、授業の一環でネットの英会話教室を受講したりしている。まおは、1年生の頃は英会話が全然できなくてし
発達相談外来をしていて、特に発達障害の診療では、診断する事の難しさ、伝えることの難しさを時にすごく感じる場面がある人は誰しも発達特性を大なり小なり持っているから、発達障害と診断するときは、その特性ゆえに日常生活で困ることが大きい場合(とはいっても、まだ子
ガイドラインでは、緊張型頭痛については、診断基準と(成人を参考にした)治療についてちょこっと触れている鎮痛薬としてはアセトアミノフェンやイブプロフェンのほかに、ロキソプロフェン(ロキソニン)が筋弛緩作用を有するため、緊張型頭痛によく使われるようになってき
発達相談外来では、身体や心の不調をすでに他の病院で診てもらって、紹介されて受診してくる子供たちが多いだから、親御さんの方から「別の病院に行きたい」とか、「紹介状が欲しい」と言われることはあまりないけど、たまにそういう依頼はある。「小児科じゃなくて児童精神
新学期が始まってまもなく、ドルジの先生が家庭訪問してくれたときのこと私も夫も先生も、当面はドルジがしんどくなりすぎないように、午前中あるいは長くても給食後には帰宅することをドルジに勧めたその際に、先生はドルジに「途中で帰ることに関して、クラスメートの目が
最近は、自立支援医療のための診断書を書く機会が増えてきた自立支援医療には3種類あって、私が関わるのはそのうち「精神通院医療」になる。小児期は、多くの自治体で医療費が無料になるから、親御さんも医療者側も通院や投薬の負担をあまり考えなくて良いけど、無料期間を
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子供の精神的発達を「認識の発達」から見たのがピアジェの発達理論、「関係の発達」からみたのがフロイトの発達理論ほかにもエリクソンの発達理論などもあるけど、私が発達相談外来をする中で常に念頭にあるのが「心の理論」の発達だから、「心の理論」について、あらため
発達相談外来で親御さんから時々聞かれること。。。それは、子供が、言葉で説明するのが上手じゃなくて、擬音が多くなるということその話題になったとき、私がいつも思い出すのが、長嶋茂雄さんが打撃方法を聞かれたときに「スーッと来た球をガーンと打つ」と言い、周囲を笑
先日、日本小児精神神経学会の講演を(webで)視聴したすごく勉強になることがたくさんまず、過量服薬について。。。近年は、病院で処方された睡眠薬などではなく、市販薬(OTC薬)の乱用、過量服薬が非常に多いそう確かに、発達相談外来での経験でも、子供たちの口から聞く
私は、資産運用(特に投資)と家事能力(特に料理)は子供たちに伝授したい!と思ってしつけ?てきた幸い、今のところ3人ともそれなりに取り組むようになってくれて、嬉しいまおは一人暮らしでも出来すぎなくらいちゃんと自炊している。そして、投資についても伝授したい!と
中学校時代に不登校だったまおやドルジは、個別指導の塾と私との家庭学習で勉強した(まおの場合はフリースクールも行っていたし、ドルジは中学校3年生では授業の3分の1から半分くらいは参加できていたかな)特に、家での勉強は私が得意だったこともあり、英語が中心だった。
物事・対象を概念化していく過程で、どのように対象を知覚し認識するのか、その様式の違い、割合の違いの個人差は大きい例えば、自分のまわりの世界を認識する時、「線で見る」のか「色で見る」も大きな違いの一つその話を発達相談外来で親御さんに話をしていて。。。「そし
我が家のゆづの「中学デビュー」は、なかなか面白いもともとのゆづは、誰とでも気軽にコミュニケーションを取れ、運動も得意で陽キャの素質を持ち合わせているでも、好きなものはアニメ・漫画、ラノベで最近はドルジの影響で麻雀も大好き休日はほとんど外に出ることなく、家
WAIS-Ⅳを受けるための事前面接を終え、いよいよ本番の日私はどきどきしながらカウンセリングルームに向かった時間ぴったりに検査室に向かっていると、心理士さんが部屋の外で待っていてくださった。私は「こんにちは。今日はよろしくお願いします」と言うと、心理士さんも
ユング心理学の解説書によると、ヤングがタイプ論で興味を持ったこと、やりたかったことは、人間をタイプ分類することではなくて、人間の「劣等機能」に光を当てることだと言っているリンクどういうことかというと。。。16のタイプというのは、どの機能が他の機能に比べて
まおは、思いのほか順調に大学生活&一人暮らしに適応していっているようそれは、私にとってはさみしくもあり、とても嬉しい先日、まおからバイトが決まったとの連絡がきた。なんでも、大学の図書館や生協でアルバイトを募集していたらしく、人気があっていつも抽選になるの
最新号の小児精神神経学会雑誌に、チックの治療薬についての話題が載っていたチックの治療について、抗てんかん薬であるレベチラセタム(イーケプラ)+トピラマート(トピナ)が効いたという報告筆者によると、ヨーロッパのチック治療ガイドラインにはこれらの抗てんかん薬
新学期早々、ゆづの中学校で授業参観があった残念ながら私は父の介護をしなくてはならない日で、見に行くことができず。。。週末だったこともあり、「それなら、ママのかわりにオレが行くよ!」とドルジゆづには「絶対来るな!」と言われていたし、私自身も(さすがに中学生
ゆづは、中学校生活にも少しずつ慣れてきたようまおは中学校1年の2学期から、ドルジは中学入学前から不登校だったから、ゆづの「普通の」中学校生活の話を聞けるのは新鮮だし、とても嬉しい先日、放課後の過ごし方が話題になった。ゆづは、テニススクール主催?のテニス部に
ユング心理学がベースにあると知って、俄然興味が出た性格診断私自身の自己診断では内向的思考優位型、サブタイプは直観型だろうと予想そして、ネットで見つけた16タイプ性格診断をやってみた。すると、判定は。。。。「論理学者:INTP-T」となったI:内向型、N:直観型、T:思
私の心配をよそに、まおは新生活に結構はやく慣れてきたようだ家を出る時は、「ゴールデンウィークには絶対帰ってくるって言ってたけど、もしそれまでに我慢できなくなるようなら、その前の週末とかも帰ってきていい?」なんて言っていたまお。入学式後、私がまおのところか
WAISを受けるための事前面談で。。。私は、心理士さんに「これは皆さんに言っていることなのですが。。。検査結果の数値がご自分の想定より低くても、がっかりしないでくださいね」と言われた心理士さんによると、WAISを受けてみたところ、自分が思っていたより数値が低くて
新学期、ドルジは「今日も学校だ。。。」とため息をつくことはあるものの、1年生の頃に比べて余裕があるように見える高専生活に慣れたのだろうけど、何より2年生では毎日3時間目までしかなく、部活にも入っていないドルジは15時すぎには帰宅できるというのが大きいようにも思
最近、ゆづが「ママはいくらくらい株を持ってるの?」「どうして株を買おうと思ったの?」「投資って必要なの?」など、急に私に聞いてくるようになったもともと、私は、生活力をつけることと、金融教育をすることは家庭の仕事!と思ってて、我が家の財政事情や投資について
数年前に、まおから話を聞いていた性格診断、最近友達や発達相談外来で出会った子供からも話を聞く機会があり、あらためて調べてみようと思ったそれは、MBTI:Myers Briggs Type indicaterをもとにした、16タイプ性格診断MBTI自身は、ユング心理学の「タイプ論」をベースに作
私が知る限り、まおはこれまで、コミュ力高めで外向的な子と友達になることが多かったまお自身はとても内向的で(外では)おとなしく、決して自分から知らない子に声をかけることはないから、まおと似たタイプの友達はほとんどいなかったでも、そうなると友達と好きな物や趣
ADHDガイドラインで、抗ADHD薬の内服については記載があるけど、抗精神病薬については基本フロー図に入っていないし、ほとんど述べられていない講習会で、その理由を、抗精神病薬は「本来はADHDの適応ではない」からだと聞いた確かに、抗精神病薬を処方しようとすると、ADHD
APD/LiDの考え方を知り、私自身もまた自己理解が少し進んだAPD/LiDの主症状である「雑音の中で聞き取れない」というのも「耳で聞いただけでは理解や記憶ができない」というのも、私自身にぴったり当てはまる昔から、ゲームセンターのような雑音が大きい場所では相手がどんな
最近、鉄について考えさせられる機会が何度かあったまずは、「むずむず脚症候群」のガイドラインがあるということを知った(引用したいのだけど、うまくできなかった&長すぎて全部読む気にならず)ADHDの講演会で児童精神科の先生が話してくれていたことから。。。まず、
高専生活を楽しみ始めたドルジ普段の授業はどんな感じなのか聞いてみた。「90分は長いね~。。でも、ほとんどの授業でノートを書く必要が無いんだ!それはすごく楽。数学では、先生たちが黒板を使って説明するけど、書いた後写メを撮ってアップしてくれる。自分のスマホでも
いつもはネットで本を購入するけど、久しぶりに本屋さんをぶらぶらして衝動買いリンク題名通りの「天才を殺す凡人」についても触れてはいるけど、そこが主題ではなくて、そのメッセージの本質は「自己信頼」自分や人を理解する上でとても参考になることが書かれてあったま
ガイドラインで、抗ADHD薬の併用療法は第3段階から検討することを推奨されているでも、ガイドラインを作った医師たちの間では、併用療法を第2段階に記載すべきという意見も半数を占めるとか。。。ガイドラインで推奨されているのは、コンサータとインチュニブ、コンサータと
Amazonのおススメにあがってきてポチっとした本。。。リンクこういう考え方、見方もあるのだと参考になったHSCやDCDみたいに、少しずつ知られていくことになるのかな。「APD:Auditory Processing Disorder 聴覚情報処理障害 / LiD:Listening Difficulties 聞き取り困
先日、中学校の先生方と支援教育や高校入試について話し合う機会を得た小学校で学習支援を得てきた子供たちが中学校に入学してくるようになり、その子たちに対し、中学校ではどのように対応すべきなのか、何ができるのかということを中心に話し合うことになったのだが。。。
高専に入学後、ドルジは毎日登校し、遅刻や早退をすることなくフルに頑張っている「疲れた~」と帰ってはくるものの、中学校の時のように食欲が落ちたり胸の痛みを訴えたり身体にあらわれるようなこともなく、結構元気に見えるドルジに学校生活を聞いてみると、期待とちがっ
中井先生の著作を読んでいて、心に残ったこと。。。リンク精神科の、先生を受診されてた患者さんたちの好きなことわざ3つ「溺れるものは藁をもつかむ」「雨降って地固まる」「出る杭は打たれる」だそうだ中井先生は、「たぶん、『出る杭は打たれ』てこうなって(精神疾患
ガイドラインでは、first choiceの薬剤が有効じゃなかった場合、第2段階では他の2剤のうちから選び単剤療法することが勧められているそして、コンサータとインチュニブ、あるいはコンサータとストラテラの併用を検討するのは第3段階となっている。ガイドラインの第2段階まで
私が見よう見まねでバウムテストなどの描画テストを始めてからしばらくの間、診察室のプリンターに準備されているプリント用紙を使って子供たちに絵を描いてもらっていた本当は、心理士さんに、ちゃんとしたケント紙に描いてもらった方が良いと聞いてはいたのだけど、はじめ
小学校高学年から中学生の息子さんを持つお母さんたちから時々相談されること。。。それは、もう大きくなってきた息子が、いつまでも自分にくっついてくる、身体的接触をしてくる、自分と一緒に寝たがるのだが、大丈夫か?というもの子供の心理的な自立は、個人差はもちろん
いよいよドルジも高専生楽しく通学できるのか、ちゃんと勉強についていけるのか、私はとても心配していた。でも、嬉しいことに、今のところドルジは結構元気秘密の面談で担任の先生から言われていた通り、国語では漢字学習があるらしく、ドルジは「高専に来て、漢字練習させ
著明な精神科医である中井久夫先生の自伝的な著作を読んで心に残ったこと。。。リンク中井先生は、「患者さん自身が医者を選んでいると思います。だから、私の初診であってその後こられない方も当然いらっしゃいます。いつの間にか自分に合った患者さんに囲まれていくから
ADHDの薬物治療の講習会に参加して、あらためて新しいガイドラインで推奨されている薬物療法を学び、ガイドライン作成の裏側や、オフレコで経験豊富な先生方の奥の手をいろいろ聞くことができた少しずつ書き留めていきたいな。まず、ガイドラインでは、first choiceの抗ADHD
ある日の発達相談外来で。。。。ASD特性のある幼児、初めての受診でもあり、親御さんはとても緊張した表情だった。話の中で、その親御さんは受診に至るまで、いろいろな葛藤があったこと、子供の発達に良いと思われることにも取り組んできたことなどを語られたそれでも、なか
新年度を迎えて、私は驚きの連続受験生になったまおは、大学受験に向けてギアチェンジしたのか、あきらかに今までのまおと違うまず、放課後すぐに家に帰らず、学校に残って勉強してくるようになってきた2年生までは、誰よりも早く下校して、家でのリラックス、デトックスタイ
高専の入学式より前のこと。。。先輩ドクターから、高専は特性ある子供たちに、結構手厚く支援をしてくれると聞いていたので、私はドルジに支援をもらえるように相談してみようと促したでも、ドルジは中学校の時と同じく「いや、そういうことはせずにやっていきたい」と言う
自他境界について、私なりに考察した結果、ASDは先天的に自他境界が弱い(薄い)、統合失調症が後天的に(病的に)壊された(壊れた)と考えると理解しやすいそして、ASDとHSCは自他境界が弱いというところは共通で、HSCは基本的にはASDスペクトラムの範疇だと考えている(