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不登校児ママの発達相談外来 https://midorimoiine.livedoor.blog/

発達障害や不登校の子供たちを診療している小児科医です。わが子も発達障害&不登校で日々格闘中。

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2020/08/04

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  • 身体化

    修学旅行後、息切れするかなぁと思ったけど、時々休みをはさみながらもドルジは登校しつづけることができているそして、そんなドルジに起こった変化…それは、腹痛や下痢、便秘など、胃腸症状がみられるようになったこと朝、学校の準備をしていて、お腹が痛くなって、お休み

  • 言語優位vs視覚優位 ⑤ ~ブログ~

    今日は、発達相談外来とあまり関係のない話。。。私は常時15前後のブログをブックマークに入れて、毎日チェックするのが日課ざっくり分類すると、投資ブログ、政治・社会ブログ、不登校・発達相談系ブログ、糖尿病関連ブログをそれぞれ3つ前後読んでいるいろんな方の書か

  • 窓 ④

    不登校児と、彼らが開けてくれる窓で繋がる大切さは、私自身もすごく実感しているでも、筆者が述べてるように、その窓がなかなか開かない子供たちが増えてきているのだと思う発達相談外来でも、病院に来ることどころか、外出すらほとんどできない子供たちもいるなんとか病院

  • 連帯責任

    まおは、私譲りで、運動は苦手だから、体育には苦労している…ある日、まおが高校から帰ってくるなり、すごい剣幕だった「今日の体育、最悪だった!というか、今年の体育の先生が最悪!シャトルランをやったんだけど…『誰か一人でも○○回以上クリア出来なかったら、連帯責

  • 母親になって後悔してる ①

    つい最近、ネットで『母親になって後悔してる』という本が話題になっているという記事を読んだ記事には、この本が世界中で波紋を広げていると書いてあった私は、すごく不思議な気持ちになった。母親になったことを後悔したことのない人なんて、どれだけいるのだろう?よほど

  • 母との勉強

    発達相談外来では親御さんが子供に勉強をさせることを勧めることはないむしろ、子供が自分で宿題をしたら、たとえ不十分に見えても「頑張ったね」と認めてあげるだけにしてほしいと言うことが多いでも、私自身はまおやドルジが勉強を教えてほしいと言っていることもあって

  • ASDの診断 ①   〜PARS   ①〜

    ADHDとは異なり、ASDの診療には「ガイドライン」が存在しないだから、DSM-5の診断基準を参考にするけど、基準が抽象的すぎるから、ASDをどう診断するかは良くも悪くも医師個人の裁量によるところが大きい。ASDの診断を早く、正確に行うために、いくつか推奨されている質問紙

  • 修学旅行 ③

    私は、修学旅行からドルジがどんな顔で帰ってくるのかなぁと楽しみでもあり、心配でもあった先生がドルジの近くにいてくださるからか、旅行期間中、中学校のホームページにアップされる写真をみていると、結構な頻度でドルジが写ってた笑顔で写真にうつってて、とても嬉し

  • 居心地のいい保健室

    嬉しい再会があってから数日後、私は中学校の養護の先生に電話をした1年以上保健室登校し、保健室でもいつも体調不良を訴えベッドの中にいた子が、高校に無事通えていることそして、高校に通えるようになったのは、中学校の保健室で先生が担任の先生たちからの「教室に来な

  • 窓 ③

    発達相談外来で、私が子供たちが開いてくれた窓でつきあっていくことはもちろんだけど、親御さんにもそうすることを勧めている特に、不登校の場合、親御さんは、どうして学校に行かないのか、これからどうするつもりなのか、将来のことをちゃんと考えているのか、核心的なこ

  • 光と影と共に

    心理士さんとのカウンセリングのときに、まおは自分が大嘘つきになってしまったと話していたそうだ高校で友達と話しているときに、中学校の時のことを聞かれたら、適当に作り話で答えているのだと。でも、まおは、そうやって嘘をついてやり過ごすこと関して、特に思い悩んで

  • お薬について ~インチュニブ(グアンファシン)⑤~

    少し前に、インチュニブについての講演を聞いたその時、とても興味深い話をいくつも聞き、私も診療の中で実践していこうと思ったこと。。それは、インチュニブは錠剤だけど、粉砕して投与量を調節しても大丈夫だということコンサータやビバンセが粉砕不可のお薬だから、なん

  • 疑似科学?

    もともとの私は音楽や美術、ファッションなどがさっぱりわからない芸術音痴字義通り性もけっこうあるし、空気を読むのは下手で苦手論理的に納得できること、科学的に証明されていること以外はあまり信じられないことが多かった研修医の頃に働いていた病院で、当時、小児科

  • 通常級の多様性 ②

    支援教育の充実とともに、救われる子供たちは確実に増えたでも、支援教育を受けない子供たちが通う、通常級の多様性は減ったそして、昔に比べて多様性が減ったけど、今のクラスの多様性、個性の中で新たに苦しむ子供たちが生まれたのだと思う。不登校の子供たちの増加は、多

  • 修学旅行 ②

    ドルジが修学旅行に行くと決めてから、約2週間の間、私と夫はそわそわしていた持ち物はちゃんとそろっているのか、必要な物がないのか、2人して何度もドルジに確認その上、どこに行く予定なのか、何をする予定なのか、夫はしおりを見ながら毎日のようにドルジに質問攻め。「

  • 嬉しい再会

    ある日、外出先で「先生、お久しぶりです!」と声をかけられた声の主は、以前に私の発達相談外来を受診していた子の親御さん。小学校高学年から中学校時代の不登校~保健室登校を経て、無事高校に通い出したことを確認して、外来を卒業していた。親御さんは、にこにこして「

  • 窓 ②

    子供たちが外に開ける窓にコンタクトを取る大切さは、私自身も発達相談外来をしていて、すごく実感するところ何を聞いてもジェスチャーでYESかNOしか反応しないような子でも、好きなゲームの話題を振った時だけはぶっきらぼうに言葉で答えてくれることもある。好きな動画の

  • やり直し

    2年生になって、まおの日常は少しずつ変化があった個別指導の塾をやめ、ボーカルのレッスンも減らすことになった。学校へはほぼ毎日行くけど、疲れがたまると休むのは1年生の時とあまりかわらないかな。1年生の頃よりも英語の勉強が楽しくなったようで、「中高生の基礎英語

  • 母と息子

    「一姫二太郎」って昔から言われているように、一般に男子より女子の方が育てやすいと考えられている確かに、医学的にも発達障害や知的障害は女子に比べて男子が圧倒的に多い死亡率も男児が女児に比べて高い男子個人をみても、集団で考えても、凸凹具合は男子の方が大きい。

  • 逃げていい ~不登校の場合~

    中学校1年生の終わりから不登校になった子のお父さんと発達相談外来で話していて…2年生の新学期、その子は相談室に通い始めたけど、教室へ行くことはできなかったそうだお父さんは、「今は、教室に行くのがとても難しいことはわかりました。子供に無理をさせたくはないので

  • 通常級の多様性 ①

    発達相談外来で、子供たちに支援学級への入級を勧めたときに、親御さんから「昔は、自分達の子供の時は、クラスにいろんな子がいたと思うんですけど…この子みたいな子も、普通にクラスにいたと思うのですけど。」という言葉を時々聞くそう、それは本当にその通り親世代が子

  • 修学旅行 ①

    GW明けまもなく、ドルジは修学旅行に行った学校の先生たちにとって、修学旅行に参加するかはとても重大なことのようで、2年生の3学期のうちから、出欠確認のアンケートが配られていた。その頃のドルジはテストの日以外は登校しなかったし、何日も家を離れる旅行には行けない

  • 人見知り

    乳幼児健診の質問項目に「人見知りがありますか?」というのがあることは、よく知られている人見知りの有無は、ASD特性の有無を判断するのに重要な指標人より物に興味が向きがちなASD児は、乳児期に人見知りが無いことは多い。少し大きくなってからも、人との距離感をはかる

  • 窓 ①

    最近、隙間時間に読んでいたのが「臨床ユング心理学入門」というちょっと堅苦しい題名の新書リンク書かれたのは山中康裕先生で、以前に記事にしたMSSMの本を書かれた先生でもある。すごく難しいのだろうなぁ。。。読破できるかなぁ・・?と思いながらも読み進めることが

  • 留学したい?!

    まおの高校は、英語コースがあり、高校2年生の時に海外へ留学する生徒たちが結構いる英語コース以外の生徒たちも、研修旅行や修学旅行では外国を選択することができたり、授業の一環でネットの英会話教室を受講したりしている。まおは、1年生の頃は英会話が全然できなくてし

  • あるか、ないか

    発達相談外来をしていて、特に発達障害の診療では、診断する事の難しさ、伝えることの難しさを時にすごく感じる場面がある人は誰しも発達特性を大なり小なり持っているから、発達障害と診断するときは、その特性ゆえに日常生活で困ることが大きい場合(とはいっても、まだ子

  • 頭痛 ④ ~緊張型頭痛の治療など~

    ガイドラインでは、緊張型頭痛については、診断基準と(成人を参考にした)治療についてちょこっと触れている鎮痛薬としてはアセトアミノフェンやイブプロフェンのほかに、ロキソプロフェン(ロキソニン)が筋弛緩作用を有するため、緊張型頭痛によく使われるようになってき

  • セカンドオピニオン

    発達相談外来では、身体や心の不調をすでに他の病院で診てもらって、紹介されて受診してくる子供たちが多いだから、親御さんの方から「別の病院に行きたい」とか、「紹介状が欲しい」と言われることはあまりないけど、たまにそういう依頼はある。「小児科じゃなくて児童精神

  • 先生の欲目

    新学期が始まってまもなく、ドルジの先生が家庭訪問してくれたときのこと私も夫も先生も、当面はドルジがしんどくなりすぎないように、午前中あるいは長くても給食後には帰宅することをドルジに勧めたその際に、先生はドルジに「途中で帰ることに関して、クラスメートの目が

  • 自立支援医療

    最近は、自立支援医療のための診断書を書く機会が増えてきた自立支援医療には3種類あって、私が関わるのはそのうち「精神通院医療」になる。小児期は、多くの自治体で医療費が無料になるから、親御さんも医療者側も通院や投薬の負担をあまり考えなくて良いけど、無料期間を

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