還暦病理医。顕微鏡を通して見る細胞は体のごく一部。一人一人も社会のごく一部。そんな人間、なんで生かされ生きているのだろう。
人を直接診ることのない医者になるとは思ってなかった。人生のことをあれこれ素人考えしています。人生気がつけば周りの人に助けてもらい、励ましてもらいで、結局自分では大したことはしていない。人に優しく、感謝の気持ちを大切に。
今朝はいつもより少し早く出た。妻に駅まで送ってもらうのはいつものことだが、その妻がハンドルを握りながらふと、時間が早いと、歩いている人や車がずいぶん違って、いつもと景色が違うわねと言った。たしかに、すれ違う車、追い越す自転車、散歩中の犬、ジョッギングする人、一見、似ているようだがどれも違う。背景としての鶴岡八幡宮にしても段葛、若宮大路はなにも変わらないのに、と考えると不思議なものだ。人間など、しょせんはこれらの構造物の上を動き回っているに過ぎない存在だと感じる。さらには、これらの構造物にしてもしょせんは人工物であり、やがて(といってもとてつもなく遠い将来だが)朽ち果て塵埃に帰する。今日は札幌に来た。覚悟していた以上に寒いが、今年は例年よりも暖かいという。何てこった・・・。それはさておき、すべては、雪に覆わ...少し違って見える風景
能登半島地震ではじまった1月も今日明日で終わり。あっという間だ。このひと月の間私は何をしていたのだろうと思い返してみても、これといったことはしていない。もちろん、日々多くの患者さんの病理診断をして、それぞれの人の命、人生に関わってはいるのだから何もしていないわけではない。人間というのが何かを為すというのは難しい。連続企業爆破事件を巡り指名手配されていた活動家が鎌倉市内の病院で70歳で死んだ。この辺りに潜伏していたというのには少々驚いたが、身を隠すのにはこれぐらいの人口密度がちょうどよかったのだろう。連続企業爆破事件があったのは、1974年頃、私が小学5年生の頃で、報道を見聞きして得体の知れない恐怖を感じたのを思い出す。その後、超法規的措置とか難しい言葉が続いた。最近でもときどき高齢者の過激派が捕まっている...人間が生きているうちになすべきこととは何か
鎌倉は今日も好天、風もなく気持ちが良い。大河ドラマ『光る君へ』、昨夜もなかなか良い出来だった。源氏物語関連では、猫と弘徽殿の女御が出てきていたが、他にもあっただろうか。今回の大河ドラマの原作が源氏物語だというのはある意味日本の文化の質を示している。これほどの文学を千年以上昔から有しており、その文化をいまだに失わないでいというのはすごい国だ。通勤時はたいてい音楽を聴いている。最近のヘビロテは、アンドレア・ボチェッリのCantoDellaTerra。あわせて、サラ・ブライトマンとのTimetosaygoodbyeも。ボチェッリの歌を聴いていると、こういう大人が歌う歌というのが日本には少ないのではないかと思う。昔は、フランク永井とか菅原洋一、小椋佳といった美声の男性歌手がいい歌を歌っていたが、紅白をみるとジャニ...日本文化の深さと魅力を考える
午前中は曇り、午後から薄陽が差したが肌寒い一日。車検がもうすぐなので近くのディーラーのところへ打ち合わせに行った。車はずいぶん品薄で、原材料費の価格高騰でずいぶん高くなったというような話を聞かされた。その後、スーパーに買い物に行ったらびっくり。カートを押しながらその上に乗っているタブレットで会計しながら買い物した。商品のバーコードをリーダーで読みながらカゴに入れ、最後に店員さんがチェックして、カードで決済。最後にバーコードでピッピするセルフレジよりもっと簡単で楽。こうやってレジにかかる人が減ったら人手不足は解消される。少子化対策というのがこうやって進められているのだと実感。経費も節約できたら、働いている人の時給も上がる。なるほと。そのうちレジ打ちは不要になるか応援よろしくコメントお願いします!世の中どんどん省力化
弟が発熱して施設から病院に行ったという連絡をもらい、母が心配しているようなので顔を見にいった。とくに問題なく施設に戻ったということで、母ともどもほっとした。久しぶりに母とゆっくりあれこれ話をしたらあっという間に時間が過ぎた。この前、あるテレビドラマを見ていたら、登場人物の男性が権力を手に入れたら金も女も好き放題、みたいなことを言っていた。金というのは、換金可能な何らかのモノで、美食とかそういったものも含まれるのだろう。女、というのはどういう女性を指しているのか分からないが、金を積めば付き合ってくれる女性ということなのだろう。富というものは一体何なのか、最近、考えさせられることが多い。国家レベルの話にするとキリがないので、個人レベルのこととして考えてみると、まずは目白御殿の焼失。自宅の前から道路を曲がること...身のほどわきまえ豊かな生き方を考える
今朝もまた冷え冷え。車窓からは真っ白な富士山が美しい。私は今のところ一人で病理診断科を切り盛りしている。結構孤独な毎日だが、私に対して意地悪をする臨床医もおらず結構大切にしてもらっている。これというのは、私の年齢のせいもあるだろうが、それよりは4年近く病理医不在の時期があったことを覚えている人が多いからだろうと思う。幸い、検体の一部を検査センターに出したり、隣接する総合病院の病理医、ほかの小児医療施設の病理医が一部を手伝いに来てくれていたので、仕事は回っていたが、カンファレンスやCPC、学会発表の準備などはできないでいた。病理医というのは、診断だけしていればいいというわけではなく、その病院のアカデミックな部分の下支えをするという役割がある。ただ、一人でいると、煮詰まったり、勘違いして思い込んだりというよう...院内に病理医がいることの意義
ゴミを出しに行っただけで、手袋をした手が冷えてしまった。若い頃はこんな時分でも自転車で駅の駐輪場まで平気で通っていたのに今ではすっかり妻の送迎に頼りきり(冬場に限ったことではないが)。車載の温度計の表示はー1.5度、長い黒髪をなびかせながら自転車をこぐ学生を追い越しながら、これはさすがに寒いだろうと気の毒になるが、たぶん平気なのだろう。被災地ではもっと寒い上に大雪に見舞われているのだと思うとやりきれない気持ちになる。できることといえば寄付ぐらいしかないが、せいぜい役立ててもらいたい。同じテンションで仕事(病理診断)をしているつもりでも、急に思考が止まってしまうことがある。脳を動かしている歯車のようなものの回転速度が急に遅くなってしまうような感じだ。昨日も、迅速診断で希少症例の診断ができて、そのほかの症例も...脳の歯車が急に止まってしまうのはなぜ
昨日の朝より5度以上低い。出がけに妻が、今日は、空気がキンキンしていて気持ちがいいわね。と言っていたがその通りで、この季節はこんなでないとどうも調子が出ない。まあ、それもすぐに暖かいところに潜り込めるからのことであって、虫のいい話だ。日本海側では大雪だそうで、小さな日本でこれほど違うというのがいまだに信じられないが、自分の目で見て確かめようという気にはならない。その日本海という表記について韓国では東海という言い方を提唱している。韓国から見たら東だが、日本から見れば西で、やはり地名をつけたほうが落ち着きが良い。ちなみに東シナ海、南シナ海はそれぞれEastchinasea、Southchinaseaだが、これについて中国は、東海、南海と呼んでいるそうで、この辺の呼称はそれぞれの国ではどうなっているのか、フィリ...地球には境界線などもともと無いのに
米国も世界への責任を自負ではなく自覚し、責任を果たすべき時ではないか
今朝の気温も7度。少々生暖かくて気持ちが悪いほどだった。早くも流氷がやってきたというニュースを聞いて、もう北極の氷が溶け出したのかと暗い気持ちになる。今夜から寒さも戻るみたいだが、三寒四温にはまだ早い。地球温暖化は止まるところを知らない。昨晩、NHKで「石油世界を動かした”血”の百年”と題した番組があった。大規模な油田が発見されてから百年余りのうち、人類はそれを燃やし続けてきた。化石燃料を燃やすことが地球温暖化にどれほど直接関わっているのかは専門家でないので分からないが、全く関係が無いわけではないはずだ。その中で、石油を最も大量に消費し、その恩恵を得てきたのは米国であることは間違いない。私が留学したときに、ここには世界の富が集中していると感じたが、それは山本五十六も同じだっただろう。そして、その富の源泉の...米国も世界への責任を自負ではなく自覚し、責任を果たすべき時ではないか
気温は7度と、この時期には暖かい朝。腰痛さえなければ気持ちよく起きられるのだが、残念ながら今日も腰の奥の方がしくしくするので湿布を貼って出てきた。来週からちょっと忙しくなるので、少し余裕のある今週はそのためある程度貯金をしたいところだが、他所の施設からのコンサルテーションがたまっていて、そんな悠長なことも言っていられない。しばらく前に、懇意にしてもらっていたブロ友さんからキツイことを書かれて、きっぱり訣別したのだが、それ以来ブログ書きが心なしか楽になった。どうもそれまではその方の目を、気にしていたようで、別れてしまったあとだと何も気にすることがなくなりのびのびと書かせてもらっている。無意識のうちに、くびきというか拘束感を感じていたのだろう。こんな小さなブログ、バズるとか炎上などという言葉とは縁がないと思っ...SNS上で感じるくびきというか拘束感
朝から雨で寒い1日。午前中のうちに食料品の買い出しに南部市場まで。帰ってからは何をするというわけでもなく、ごろごろ。昨日の疲れが出ているようだし、日頃の疲れもたまっている。せっかくなので、村上春樹を読み終えることにした。気がついたら、時計は針を失っていた。しばらく余韻を楽しもう。無事読了応援よろしくコメントお願いします!寒い1日に村上春樹をやっと読了
いよいよ大寒、朝から雨で、夜半には雪になるかもしれないということだ。土日はゆっくりしているが、あれこれあって今日も出かける。話を聞くともっと忙しくしている人はいくらでもいて、よくそんなに動けるものだと思う。そうはいっても移動の時間でブログを書いたり、本を読んだり、講演の準備ができるから、まんざら悪いことばかりではない。読み進めるのに難渋していた村上春樹だが、3章立ての第2章に入ってからは俄然スピードが上がって、残り100ページあまりとなった。今度の作品は、まだまだ読み終えたくない、というような展開ではないが、読了前にワンクッション置くことにして、今日は家に置いてきた。その村上春樹の小説は、例によって夢か現かというような話なのだが、そのおかげか昨夜は私もなかなかリアルな夢を見た。あまり楽しい夢ではなかったの...リアルな夢をみたのは小説のせい?
雲に覆われていたせいかあまり冷え込まずほっとして出てこられた。昨夜から、反町隆史演じる病理医が主人公の『グレイトギフト』というドラマが始まった。医療サスペンスといった趣の内容で、そういう目で見たら面白いのだろうが、ちょっと拍子抜け。病理医の仕事内容は比較的正しく描写しているので、違和感は感じない。細菌に詳しいというのも、感染症病理が専門であったらお手のものだろう。波瑠演じる、検査技師が病理学会のPathologyInternational(PIN)を広げている場面があったが、あれなどPINの編集委員から、査読者にお知らせが来ていたほどで学会としても注目している。そういえば、病理医の娘がワーカホリックで家庭を省みない父親に向かって、「(お父さんなんて)顕微鏡ばっかり覗いていたらいいじゃない」と文句を言ってい...病理医の仕事、ほぼ正しく描写されていたので一安心
ある方のブログに冬のバラは長持ちする、ということが写真とともに載っていたが、なるほどわがやの玄関のバラもずいぶん頑張っている。大晦日に、薔薇の好きだった義父のために園芸店で3本1束で売っていたものを買ったもので、1本を妻へのお土産にした。それ以来だからもう3週間近くになるが、2、3日前に連れてきたような姿を保っている。できたら今月いっぱいは楽しませて欲しい。今夜からテレビ朝日で病理医が主人公のドラマがスタートするというのでちょっとワクワクしている。反町隆史が主演というのも話題になりそうで、長瀬智也主演で、視聴率も高く、続編も期待していた、「フラジャイル」が共演女優さんの妊娠でそれが叶わなかったので、こんどこそ日陰の病理医が表舞台に立てたらと期待している。そんなこともあって、アクセス数が激減するのも厭わず、...顕微鏡は見るのではなく覗くもの
今日も気温は1度、連日寒い日が続く。今年初めてメールのやり取りをする人への挨拶も寒中お見舞い仕様に変えて、寒さが厳しくなってきましたが、という書き出しにするようになった。村上春樹は小説の中に夢を多用する。夢というのはなんでもありの、小説にとっては飛び道具ともいえるようなもので、使うのは簡単だが、それを読者が納得する形で収めるのは難しい。それができるのが村上春樹だが、それを使ってしまうためにノーベル賞文学賞が取れないのではないかとも思う。それでも、夢というのはその人の人格に直結しているし、荒唐無稽な設定の中に放り込まれたとしても、覚醒時の行動パターンが崩れるわけではない。それは、意識下での意識、というようなもので、覚醒時の意識から連続しているのではないだろうか。病理診断の仕事をしているとしばしば難しい症例に...夢と現と病理診断
今朝も気温は1度で、外に出たら頭が痛くなった。能登半島の被災地もますます寒くなり、雪も多くなるということを考えるとこちらの気も沈んでしまう。この辺りだって、いつ被災するとも限らず、十分な備えが必要なのは日本国中変わらない。この間の日曜美術館はレンブラントの特集だった。”夜警”を中心とした話で、登場人物のこと、細かなディテールにはさまざまな伏線が張り巡らされているということを知ることができて興味深かった。先月から読んでいる、村上春樹の”街とその不確かな壁”も、伏線だらけの序盤を乗り越え中盤に差し掛かってきて、読むスピードも少しずつ上がってきた。優れた文章を読んでいると、優れた絵画と、優れた小説というものの共通項が見える。レンブラントにしても村上春樹にしても、とてつもない画力、文章力があり、さらには十分な取材...病理診断とレンブラントと村上春樹
スマホで今日の天気を確認したら、気温が10度と表示されており目を疑った。昨日は夕方からとても強い風が吹いていて寒く感じていたが、そうでもなかったようだ。昨夜、鶴岡八幡宮を通ったら、左義長の準備ができていて、その時に撮った写真を見るとあれは南風だったことがわかる。仕事のためお焚き上げを見ることができないのは残念だが、心の中で今年一年の無病息災を願う。長年、病理医をやっているとこれまでに大抵の病気は見てきたような気になるが、そんなことはない、見たことのない病気というのは山ほどあり、それらを生きているうちに全ての病気を見ることは絶対にできない。そもそも、同じ病気に括られていても、人それぞれで症状が異なるのと同じで、顕微鏡所見も異なる。この人はこの病気だから、この診断名をつけ、程度とかステージをつけ、それに応じた...同じ疾患でも病理所見はそれぞれの人毎少しずつ違う
研究班の会議があって午後から東京へ。午前中のうちに、水やりと野鳥たちへの給餌をした。バードフィーダに餌がいっぱいになると、鳥たちがどっとやってくる。鳥たちは、餌が増えるのを一日中待っているのだろうか。たまにはネクタイを締めようと思ったら、ずいぶん下手くそになっていた。ダブルノットはやめてシングルノットにしようとしたらネクタイが長くて、断念。少し手こずったが、予定していた電車に乗り遅れることはなかった。”東京へ”といっても、今日の会議場は東京駅の近くで、勤務先よりも近い。ウェブ参加も可能だったが、久しぶりに研究仲間にも直に会いたかった。鎌倉東京間は55分。昔はちょうど1時間だったので、5分ほど短くなっていて、その分電車内での準備時間も短縮される。そういえば、昨日の大学共通入学テストで、一部の科目で15秒ほど...人それぞれの時間に合わせて生きる
30年も病理医をやっていると大抵の病気は見たような気になるが、そんなことはない、みたことのない病気というのは山ほどあって、それらを生きているうちに全て見ることは絶対にできない。患者さんの立場から見たら不謹慎なのだが、そんな経験のない病気に出くわすと、少し心がワクワクする。典型的な希少疾患であれば診断は簡単だが、そうでないよく訳のわからない病態もある。病変がそこに至るまでの診断を確定させるために、いろいろなストーリーを考えなくてはならず、新しい病気との出会う都度おもうこと
午後から日差しが弱くなり、雨も降ってずいぶん冷えてきた。明日はもっと冷え込むらしい。テレビでは能登半島地震の被災地での寒さを報じていて、心配は募る。最近物騒なので、わが家も防犯カメラを設置することにした。こういった機器、最近では買えばどれも中国製で、説明書の日本語は微妙にわかりにくい。よくわからないので、同種の機械をすでに設置しているお隣のおじさんに見てもらいながら設定していたらあっという間に夜になってしまった。ちょっと疲れたので、今日のエントリーはここまで。ちょっとした設定が大事応援よろしくコメントお願いします!防犯カメラの設定で半日潰れた
今朝の気温は0.5度、寒い朝として認識するのは久しぶりだ。昼間は気温が上がるそうで、寒暖の差がはげしい。なかなかタイトルが覚えられないでいる、街とその不確かな壁、という村上春樹の小説を読むスピードもやっと上がってきて、ナイトキャップ代わりだったのが通勤時に読むようになって、600ページある分厚い本を持ち歩いている。佳境にはまだまだ程遠く、ときどき睡魔に襲われ寝落ちしているし、序盤で読み飛ばしていた伏線を確認するため、行きつ戻りつという感じだが、急いで読んだらそれだけ楽しみが早く終わってしまうわけで、焦らずゆっくり読むことにしよう。行き帰りに本を読むのはいいが、そうするとブログ書きの時間が削られてしまう。質の高い文章を読むことは、ブログを書くためにはいいことで、これもまたブログ書きの一環といえば一環なので悪...毎度毎度これというのも進歩がない
冬の太陽の弱い光とはいえ、それすら雲で遮られてしまうと、体感温度はとても低くなる。おまけに今日は風も強い。ベランダのバードフィーダーには早くからシジュウカラやらメジロ、スズメが集まってせっせと餌を啄んでいる。能登半島地震で被災地に住んでいた動物たちはどれだけが生き延びて、どれだけが死んでしまっただろう。林や森のダメージは想像を絶するものだろうから、この先も餌に困ってしまうに違いない。今回は”たまたま”関東地方ではなく、北陸地方でこのような天災が起きてしまったが、それは仕方のないことで、難を免れた人たちはやがてくるであろう大災害に備えるしかない。今できることとして他に何があるか。まずは、お金だ。スポーツ選手はミュージシャンが次々と寄付を申し出ている。たくさん稼いでいるのだから、そんなの当たり前だという人もい...遠くにいる私はどう行動したらいいか
昨日と同じような穏やかな晴天、気温は2度。同じ空の下に、災害で苦しむ人、戦いに怯える人、飢えに苦しむ人が溢れるほどいる一方で、私は今のところ安穏としている。このことで罪悪感を感じるほど若くはないが、かといって問題意識を持たないほど呑気ではない。社会で何が起こっているのか知りたいと思うが、知ったところで何もできないとも思う。寝癖が取れないままに出てきた。かつては、私のこのことを冗談混じりでからかってくれる同僚もいたが、それも最近ではもうパワハラ事象となりうるので、職場でそんなことを話題にするようなこともなくなってしまったので、どうでも良い。人との接点がどんどん小さくなってしまい、誰が何を考えているのかみえなくなってきた。私が他の人を観察することのできる機会は職場、通勤の電車の中ぐらいだが、それも、服装や歩き...どうすれば人それぞれの考え方を理解できるだろう
各校一斉に冬休みが明けたようで、駅に学生が戻ってきた。彼らのせいではあるまいが通勤電車があちこちで大幅に遅れている。こうして、ラッシュ時の混雑に巻き込まれていると若者は多いように見えるし、私の勤務先の病院では毎日多くの赤ちゃんが産まれていて、少子化など縁のない話と思うのだが、実際のところはそうではない。東京、神奈川といった人の集まる地域で生まれ育ったせいか、地方の人口減少が私には理解できない。祖父母は地方都市の出だが、田舎の話を聞かされていた頃は、残っていた人たちもまだ若く、限界集落などという言葉はなかった。少子化の原因の一つに女性の社会進出の遅れが指摘されている。女性の雇用形態が不安定なせいで将来設計を描けないというが、これは結局男性による女性からの搾取ということになる。先日、娘が連れ合いの両親の住むア...自分なりに考えることを止めてはいけない
今日も穏やかな1日。門松、輪飾りを抱えて鶴岡八幡宮まで持って行った。初詣の人はまだまだ多かった。大石段の横にお守りをお返しするところがあり、その横に門松を納めるところがある。このお飾りは、左義長の時のどんどん焼きで使ってもらう。松はよく燃えるから良いに違いない。せっかく出てきたし、天気がよかったので久しぶりの鎌倉散歩をすることに。まずは、扇ガ谷の英勝寺に。梅が咲き出し、蝋梅も良い香りがした。本堂越しに横須賀線が走る。そのまま、奥の海蔵寺へ。英勝寺でもそうだったが、観光客がほとんどおらずゆっくりお参りした。日影に入ると寒いが、陽だまりは暖かだった。お寺を出て、来た道を少し戻り、化粧坂の方へ折れて、源氏山へ。そのまま越て佐助に降り、銭洗弁天へ。お参りをし、今年は少しはお金が貯まるようにとお金を洗った。犬を飼っ...お屠蘇気分も今日でおしまい
先日、このブログでもこれまでに何度か話題に出したことのあったブロ友さんのエントリーにコメントを入れたら、けちょんけちょんにこき下ろされた。人格否定というほどではなかったが、その方と私とでは生きてきた世界が違う、私のブログへの取り組み方は甘い、というようなことをけっこうな剣のある言葉で批判され、ずいぶん落ち込むことになった。このブログで何を書くなんてことは私の勝手だし、だからこそこの世界は自由だし、さらにはこのブログを読んでくださった方が何についてどう思うかなんて、私にはわからないし、それがどうあって欲しいかなどとは思わない。それでもやっぱり攻撃されると残念だし悲しい。そしてこれは1度ならず2度目のことだった。他人とわかりあうというのはずいぶん難しい。育った環境がまったく一緒の人などいないのだから、その溝を...考え方の相違と諦め
人はだれでも間違える。そして、間違えたくて間違えるわけではない。
なぜ、こんなことが起きたのだろう、事故が起きた瞬間当事者はそう思うが、次の瞬間には思い当たることがすぐに浮かぶ。事故とはそんなものだ。そして、事故が起こらないようにするのが安全対策だ。病院における医療安全は今や一部の医療安全担当者だけが管理するものではなく医療従事者一人一人が主体的にかかわらなくてはならないものとなっている。そして医療安全のモデルとなっているものの一つが航空機の安全管理対策だ。飛行機が墜ちたら高い確率で人が亡くなるので、事故はあってはならないことで、考えうる最高レベルの安全対策が取られている。それにもかかわらず、その航空機事故がよりによって、能登半島地震の救援に向かう航空機の事故として起きてしまった。羽田空港での大惨事はあってはならないことで、なぜ間違いが起こったのか、そしてなぜ人が亡くな...人はだれでも間違える。そして、間違えたくて間違えるわけではない。
久しぶりに寒い朝。明日は小寒なのだから、こうでないと調子が出ないが、能登半島の方々のことを思うと、今年の冬は少しでも暖かくあってほしい。地震のせいにしてはならないが、ちょっとぼんやりしているとあっという間に時間が過ぎる。何もしないでいたら、小寒どころかあっという間に大寒、立春となってしまう。まず考えなくてはいけないのは今年の抱負。人生の残り時間なんてまだまだあると思っていたが、同期の友人の訃報を聞くと、自分だって一体いつ死ぬか、死なないまでも体調を崩して伏せってしまうかなどわかったものではないと実感する。だからこそ、毎日を充実したものとして生きなくてはもったいない。それなのに、相変わらず無駄なことばかりしながら生きている。太宰治ではないが、恥の多い生涯を送って来たわりには、われながらいけしゃあしゃあと生き...人間いくら歳を重ねても自分に対して甘くて怠惰だ
昨日は駅伝と初詣を兼ねた散歩をしたあと、おせち料理の残りを酒の肴に食べながら、毒にも薬にもならない普段は視ることのないようなテレビ番組を流して過ごした。能登半島大地震とこれに関連した日航機炎上事故および小倉での大火災は、これまでの人生で経験してきたいくつかの大災害の記憶を呼び起こし、心に少なからず波風を起こしたようだ。東日本大震災の時も、テレビに釘付けというよりはそれ以外視るべきものもなかったし、かといって消しておくこともできなかったが、あの時の既視感を覚える。そして、あの時と同じように思考が停止しているが、それもそろそろ終わりにして、あれこれ考えることを始めなくてはならない。羽田での事故は最後の最後に安全管理が守られたということで素晴らしいことだった。一方で、多くの家屋が倒壊したこと、津波情報が十分でな...思考停止を終えねばならない
10時から鎌倉宮で獅子舞があるというので、独走青学の駅伝をいったん消して出かけた。獅子舞を見たのは久しぶり、楽しませてもらった。三が日だけ開かれる白旗神社にもお参りした。おみくじは吉。歩いていたらご近所さん何組かとお会いして、新年のご挨拶をした。地震や羽田空港での衝突事故があって心の休まらない三が日ではあったが、一応体を休めることはできた。そこそこ充電できたように思うので、明日からの仕事、しっかり頑張ろう。事業は成就するとのこと応援よろしくコメントお願いします!まずまず充電できたので明日から頑張ろう
能登半島大地震のことが一晩中気になって、なかなか寝付けず、うつらうつらするうちに夜が明けた。ずいぶんな被害があったようで、多くの人が亡くなっていて、これはもう大惨事だ。厳冬の寒さもあり、被災された方は気の毒だ、お見舞い申し上げる。チャンネルを変えたら、駅伝が始まっていた。往路は駒大圧勝の予想だったが青学の勝利でおわった。若者の奮闘は見ていて素直に素晴らしいと思う。つくづく日大アメフト部の話は残念に思う。あとは、ひたすら年賀状書き。昨日いただいた年賀状への返信だが、用意しておいてよかった。せっかく書いたので、今日中に出そうと、夜なって本局まで散歩がてら投函しに行った。途中、鶴岡八幡宮は混雑していた。帰りに焼肉屋で妻と新年会と称して外食をしてから帰った。日航機の炎上というのもあっようだが、帰ったら地震のことば...地震、駅伝、年賀状、日航機炎上
今日(1月10日)のエントリーをアップし忘れていたことに気がついたのは仕事帰り。そして、もう一つ大事なものを忘れていた。先月、久しぶりに本を読んだので、これに関する読書記録をここに上げなくてはいけなかった。本を読んだのはなんと、2022年7月以来で、かれこれ1年半もの間本を読んでいなかった。毎月2日が読書記録の掲載日だったのも忘れていて、今日はもう10日だから未来からのエントリーでインチキではあるが、1月2日の投稿にしておく。幸い、1月2日は写真を2枚撮っていたので、もう一枚をトップに載せよう。あまり関係ないのだが、1月2日の朝の写真は地震雲のようなおかしなものだった。12月の読書メーター読んだ本の数:1読んだページ数:649ナイス数:26自負と偏見(新潮文庫)の感想これまでこんな名作を読んでいなかったと...久しぶりの読書記録・・・2023年12月の読書記録
穏やかな元日。新年明けましておめでとうございます、本年もよろしくお願いいたします。今年もしょうもないことをあれこれ考えて参りますが、お付き合いいただければ幸いです。昼前に母が来て、お墓参りに連れて行った。昨日、綺麗にしておいたのでよかった。息子も来て妻の作ったおせち料理を食べていたら、緊急地震速報が鳴った。震度6強のあと、震度7。早速、令和6年能登半島地震と気象庁によって命名された。刻々と被害が明らかになっているが、石川の輪島で大規模な火災が発生しているようで心配だ。母を駅まで送りがてら鶴岡八幡宮に初詣。昼間はさぞ人が多かったのだろうが、夜になってだいぶ少なくなっていた。鎌倉は8度。日本海側はさぞ寒いだろう、避難された方の安全を祈念する。このことで、今年を占うわけにはいかないが、正月早々大変なことが起こっ...よりによって新年早々令和6年能登半島地震
「ブログリーダー」を活用して、コロ健さんをフォローしませんか?
厚い雲に覆われて、気温も低い。昨日から鼻風邪を引いてしまい、頭が痛い。結局、今日までにブログの引越しはできず。gooブログ内のブロ友さんは確実に減っていっている、櫛の歯が抜けて行くというのはまさにこのことの例えのようだ。軽々と引っ越しを済ませている人が羨ましい。こうなると、試験前の準備がいつまでもできなかった時のことを思い出す。体調不良だが、まあ、今日一日頑張れば明日から少し休める、そこで今後のことを考えよう。静かに過ごしたい櫛の歯が抜けていくように
5月1日。亡父の誕生日。昨日とは少し違って、今夜の雨の予兆の混じった湿り気を感じる。昔の人の感覚というのは私なんかよりよほど研ぎ澄まされていて、そういった変化の予兆を細大漏らさず感じ取っていたに違いない。そうでなければ命に関わるわけで当然と言えば当然だろう。まもなく閉店のgooブログ、月初めには投稿数に応じたポイント還元のようなものを行っているが、閉める間際ぐらいお詫びの代わりに100倍ぐらいにしてくれたらいいんじゃないかと思いながら、今月もエントリーした。昨日、東海道新幹線が停電のせいで2時間余り止まったということで、先日の人身事故といい、いよいよ安全神話にも翳りが出てきたかと思ったが、昨日のは蛇が架線に絡まったことによるとのことで、やむを得ないとホッとした。はてなブログへの引っ越しは遅々として進まない...風薫る5月
雲ひとつない爽やかな朝。新緑が目に鮮やかな奇跡のようなこの時期は気候変動の影響を受けにくいのだろうか。今週は大きな仕事はないが、連休明けから予定が詰まっている。その分の仕事を今日明日明後日で頑張っておこうと思う。はてなブログへの引っ越しもそろそろ本気で行わないとその機を逸してしまいそうだ。休み明けは調子が良い怒涛の5月を目前にして
朝、起きたら何も見えない濃霧で驚いた。昨夜の大雨のせいだろう。だがそれもあっという間に晴れて、青空が見えた。今日はNHKの病院テレビで小児病院が取り上げられた。いい内容の話だった。少しでも多くの人に小児医療を知っていただけてよかった。そうこうするうち空から雲が消えた。庭いじり霧は晴れる
曇り。夜には雨になるとのこと。ブログの引っ越しはなかなか進まないでいる。飛び石連休の平日で電車は比較的空いている。こういう日に仕事のある人、仕事のない人、どっちもどっちだが、日本が平和であることに間違いなく、ありがたいことだ。花粉の飛散の終了とともに喉の痛みは消えて咳もほとんどおさまった。原因がわかったのはよかったが、来年もまた苦しむことになるのが確定したわけで、結構辛い宣告だ。鎌倉駅前には昨日投開票の行われた鎌倉市議会議員選挙の当選者が御礼に立っていた。今、鎌倉では古くなった市役所の移転問題がある。鎌倉駅のそばにある市役所を深沢という藤沢の近くに移転しようというもので、このまま、少子高齢化の進む鎌倉市にそんなに新しい市役所が必要なのか、私にはその理由がよくわからず、その点も考慮して投票した。(鎌倉市ホー...連休の合間の通勤
この時期らしいよい天気。山の緑に藤の花がよく映える。鎌倉市議会議員選挙がてら街を散歩。ツツジも満開で、まったくいい季節だ。5月はいろいろ忙しいので油断せずにいよう。ブログの引っ越しがなかなか進められない。女性のブロガーさんの方がさっさとやっているようで、男の私の方がウジウジしているようだ。明日は仕事連休に油断するな
一日中曇り。ゲリラ雷雨が来るかもしれないという噂があったが、結局一日中降らず。明日は鎌倉市議会議員選挙。定数二十六人のところに四十一人が立候補していて、けっこうな激戦だ。地方では議員の成り手が足りないというところもあるのに、一体どうして鎌倉市議会なのだろう。私としては争点は市役所の移転。一体どうして村岡なのか?JRの跡地で、(徳洲会の)湘南鎌倉総合病院があるからなのか。東海道線の駅を作るのとリンクしているのだろうが、ずっと前から計画されていたのだろうか?まるでDS。今日のところだれに入れるか決めてはいない。というか、投票用紙を目の前にするまで決められそうにない。とりあえず、選挙公報を改めて読んでみよう。明日の天気は?鎌倉市議会選挙2025・・・一体どうして村岡なのか
今朝の天気予報でキャスターが昨日ようりも厚い雲に覆われている、というだけあって、少し暗い。ほんの少しの違いを認識することができるのだから人間の眼というのはよくできている。その能力を最大限に発揮することが仕事なのが病理医だから、ありがたいというしかない。昨日、はてなブログにアカウントを作った。あるgooブロガーさんが、あっさり引っ越しているのを見てとにかく場所を確保することにした。しかしながら、なんとなく上品な作りでにわかに移行していいか躊躇している。はてなブログでも”こんな気持ちでいられたら(こんきも)”をタイトルにする予定なのでいわばあちらはドッペルゲンガーということになる。それでも、ここ(gooブログ)のこんきもは早晩消失するので、ドッペルゲンガー状態も解消される。しばらくは二重生活にするか、パッと行...これが電脳世界の儚さか・・・5ドッペルゲンガー
今日も空には厚い雲。そろそろ青空が見たいところだが、昨日のような強風が吹いていないだけでよしとしよう。gooブログの閉鎖が決まってからというものなんだか筆(キータッチ?)が進まない。これまでもそんなこといくらでもあったのかもしれないが今回は違う。確実に”死にゆく”ブログの中で生きている自分というものの生命が失われていくのを実感している。いわば、”電脳世界での死”だ。それが、筆が進まない理由だと思う。閉鎖が話題なのだから、それも仕方あるまい。11月18日に死ぬことが決まっているわけだが、その日に向けてここに発信しようという意欲が急速に失われている。もし、無事引っ越しできたら、そこでの”生”があるのだろうが、それは今ここで生きている私ではない。今回のことで私もそれなりに電脳世界に身を投じているのだと実感する。...これが電脳世界の儚さか・・・4筆が進まない
厚い雲に覆われ、霧雨というよりは大粒の小雨が降っていた。いつの間にか庭木が新緑でいっぱいになっている。車を降りたら駅まで走って行こうとしたら妻に長傘を持っていくようにといわれそうしたら、すぐに雨粒は大きくなって、言われたとうりにして良かったと思う。gooブログの閉鎖に伴う記事がチラホラあって、すでに引越しを済ませた人、どこに引っ越すかまだ思案中の人、このまま記事も何も消滅するに任せる人、などなど様々だ。いずれにせよ、日常生活の中に当たり前のようにあったブログ生活が失われてしまうというのは、どのブロガーさんにとってもショックだろうが、gooブログから引っ越しできることが、新たな展開を生むかもしれないと希望を持っている人もいるかもしれない。それとも、このままブログ生活を止めてしまうことのできるのが嬉しい人もい...これが電脳世界の儚さか・・・3お引越し
今夕から天候は崩れるそうだが、昼間は大丈夫そうだ。昨日、喉の様子を見てもらって、あまり心配しなくて良い状況と知って少し安心した。肩とか腰が痛むようになって、歳をとるとはこういうことかと実感するようになっていたが、最近は気力の衰えを感じるようになってきた。身体能力の低下がその一因なのだと思うが、それが著しい。とくに、先週末学会に参加して感じたような無力感は如何ともし難い。もちろん、”経験に基づいた”能力を発揮することはできるのだが、新しいことに挑戦する気はずいぶん失せてしまっている。うまくいって残りの人生は4分の1ぐらいしか残っていない。この時間、楽しく過ごしたいものだ。死ぬ時後悔しないように残りの命をどう使って歳をとるか
喉のヒリヒリ感が取れないのと、咳も時々出るのとで、大学院時代一緒でのちに耳鼻咽喉科医になった友人に診てもらうことにした。年も年だからなにかおかしな病気があっても困る。内視鏡を入れてみてもらったところ咽頭炎が見つかっただけで、とくに問題はなかった。自分では花粉症が元にあって、それに黄砂が加わって(黄砂を核にして花粉がつく)余計に酷くなったのだと考えているが、彼に言わせると「まあ、その証拠はないからね」とのことだった。今朝の天気予報では、花粉の飛散もそろそろ終わりです、なんていっていたから、私の喉も早晩治るだろう。でもそうだとすると、来年もまたこの花粉症に悩まされることのなるということで、困ってしまう。山は緑喉の様子をみてもらった
結局1日雨は降らず。学会は疲れた。まあ、そんなことはどうでもよくて庭のモッコウバラが満開。ドウダンツヅジも。暑いね学会疲れは取れず
日本中猛暑の予想だったが、朝なら大丈夫だろうと駅前の宿から会場まで歩くことにした。最初のうちは涼しかったが、あっという間に汗が滲んで、会場に着く頃には公開した。会場内には涼しげな七夕飾り。中に入ってホッとしたが、しばらく汗が引かなかった。あと半日仙台は朝から暑かった・・・第114回日本病理学会総会最終日
昨日から仙台で開催されている春の病理学会総会。今年は仙台。郡山を過ぎたあたりから東北新幹線の車窓から桜がちらほら見え始めた。今回はこれといった出番もなく、ゆっくり皆さんの発表を聞いている。いつものことだが、学会というもの、いったん始まるとずっと会場の中にいるので仙台にいても東京にいても大して変わらない。松島に行ってきたなんていう先生もいたが、私は今日明日真面目に勉強しよう。軽く飲んだ第114回日本病理学会総会@仙台・・・東北は桜が満開
gooブログ閉鎖の知らせが出てから2度目の朝。少しひんやりしている。天気予報では日中は6月並みの気温まで上がるが、湿度が低いのでしのげるでしょうとのこと。熊本地震のあったのが、2016年4月。熊本には一度行ったことがあったが、それがいつだったか思い出せず、過去記事を検索したら、2015年10月に講演で行っていた。ほんの半年の違いだったわけで、人生など綱渡りのようなものだと思う。それはさておき、長年ブログを続けていると、こうやって何かがあった時自分がどうしていたかを”瞬時に”振り返ることができる。これが紙の日記だとそのものがなくては振り返ることはできない。ある程度の匿名性をもって書いているので、ぼやかして書いているところもあるが自分ではその時の気持ちは思い出せる。トップに貼る写真を撮るのも虚しくなるが、早く...これが電脳世界の儚さか・・・2
すっきりした朝。新緑が目立ち始めた絹張り山のスカイラインがくっきりしてきた。花粉の飛散はほとんど止んだようで、咳もめっきり減った。幸い黄砂だけならアレルギー反応は来さないようだ。昨日、gooブログの閉鎖が通知されてびっくりした。あと半年ほどでこれまで書き連ねてきたこのページがなくなってしまうのかと思うと電脳世界の儚さを実感する。巨大な電脳空間のほんの片隅が消滅するだけなのに、私自身にとってはすごく大きな変化だ。書籍化できるというが、それは文字データだけで、その折々に挿し込んできた画像は残らない。ブロ友さんの中にはとても素晴らしい写真を載せている人が数多くいるし、そのほかにも旅行記、闘病記、そして日々気がついた時の画像が貼られていて、時々バックナンバーを拝見させてもらったりする。動画を貼り付けている人も多い...これが電脳世界の儚さか・・・1
朝から降ったり止んだりで落ち着かない天気。7時ごろは土砂降りでこれはもう長傘を持って出ないといけないかと思っていたが、すぐに止んで傘は持たずに出てきた(もちろん折り畳みは常備している)。日本人の数が減っている。その代わりに外国人が増えている。どこの国の人が増えているのかわからないが、その人たちは日本に何をしにきているのだろう。悪いことをしにきているわけではないだろうから、心配することはないが、外国人が増えると日本の文化が失われてしまう。外国の様々な文化を理解する必要はあるが、日本の文化が外国文化に置換されては困る。いまさら人口減少を嘆いても手遅れなのだが、ではどうしたら日本の文化を守ることができるか思案のしどころだ。どうしたものか縮んでゆく社会
朝一番で妻が起き出したのでどうしたかと聞いたら、涼しいうちに庭仕事をするという。私も起き出して剪定などした。8時過ぎには暑くなりだしたので、無理せず家の中に入った。日陰なら風もあってそれなりにしのげた。大谷のホームラン(28号)を見てから、早起きした分昼寝をし、日が傾いたところで散歩にでた。この前作った折り鶴が七夕飾りに使われているのを見に行った。本殿の前に飾ってあった。暑いながらも風があって、小町通りの甘味どころへ。宇治金時を食べたら体の中から冷えた。夏の夕方のこういう時間が好きだ。今夜は星が見えるかもしれない。願い事は?のんびりの1日
今日明日は災害級の暑さがやってくるそうで熱中症が怖くなる。研究会のため、朝から出てきたが、すでに暑い。あっという間に30度に達しそうだ。まだ、頭痛がして喉も痛いが、この頭痛と熱中症を区別しておかなくてはいけないだろう。今日は車内の通信環境が良い。やはり普段は人が多過ぎて回線の取り合いになっていたのか。テレビは連日東京都知事選挙の話題でもちきりだ。私は神奈川都民なので、誰が都知事になろうが関係ないが、民主的な選挙であること、そして女性候補が話題になっているということはいいことだと思う。イギリスでは、保守党から労働党への政権交代があった。ここでもちゃんと選挙は行われている。民主的な公正な選挙が行われている国に住んでいるというのはありがたいことだし、このことが維持されていくことを監視していなくてはいけない。水分...民主的な選挙のありがたみを実感する
月・火は風邪で唸っていたが、おととい昨日はだいぶ持ち直してきた。今日も咳は残っているがまあまあ。それでも空調の風が当たるとヒリヒリするので上着は手放せない。診断中に急に喉がイガイガして咳をしようとしたら、パーテションの向こうで技師さん数人が、この咳の出る風邪流行ってません?などという話をし始めたので、あわててマスクを付け直して上から抑えた。この風邪ずいぶん流行っている様だ。今日締め切りの原稿を往復の電車でこつこつやっていたので、このところブログには手が回らないでいた。Xもそれなりに書いていて、多動症の様な落ち着きのなさだが、小学校の頃、落ち着きのないお子さんですねと三者面談のとき言われたぐらいなのだから仕方がない。そうはいっても、やることといえばとっつきやすいことばかりで、困難なことに挑戦しているわけでは...体調不良もそろそろ出口が見えてきた
朝から暑い。風邪からの回復度合いは70%前後といったところ。仕事をまともにするにはほぼ十分だが最高のパフォーマンスを発揮するにはあと、10%ぐらいの上乗せが必要だ。それは今日の大谷翔平のホームランにお願いしよう。昨日、旧優生保護法のもとで不妊手術を強制されたことが憲法違反であったとする判決が、最高裁大法廷で下された。憲法13条と憲法14条第一項に反するとのことで、おりしもNHKの連続テレビドラマ”虎に翼”で法律家がヒロインとなっていることもあり、私も判決文の要旨に目を通した。風邪で理解力の衰えている私の脳で理解するには少々難しい内容だったが、概ね納得できるものだった。優生思想というものはそもそも法のもとでの平等に反するものであって、肯定されてはいけない。そもそも何を持って”優生”というかなど誰にも決めるこ...旧優生保護法「違憲」判決報道にふれて
休み明け。休みといっても病気で1日休んだだけなのに、お待ちしてましたとばかりに仕事がたくさんある。引も切らずとはまさにこのことで、なんでこうもあるのだろう。とにかくみんなで頑張って、一日仕事を終えたら、だいぶ元気になっていた。熱は下がっているだろうし、ふしぶしの痛みも消えた。仕事が薬、などとは言いたく無いが不思議なものだ。ところで、大谷翔平は今日も打ったが、これがデフォルトになりつつあるのは信じがたいことだが現実。通信環境が今ひとつで、ちょっと体裁が悪いのだけど、忘れないうちにとりあえずアップします。引きも切らずとはこのこと
昨日の迅速診断はなんとか済ませたが、今日はダウン。妻の知り合いには同じ様な風邪で1週間以上動けないでいる人もいるとか。私もこじらせない様にしよう。元々今日は年休を取る予定だったのでゆっくり休んだ。明日は晴れるかな復調はほど遠く
大雨が降ったり止んだり。風邪をひいて昨日は1日うんうんうん唸っていて、ブログも書けなかった。この風邪、アンに面会を行った土曜日にはすでにひいていたようだ。今朝になっても熱は下がり切っておらず、頭はガンガンするし、眼の奥は痛いし、身体中ヒリヒリする。薬のおかげで最悪の状態にはなっていないが、どうにも調子は出ない。午後に脳神経外科から迅速病理診断を依頼されたので、昼前に出かけた。片道2時間かけてまでいくことがあるかというと、やっぱり今日動けるのは私だけで、新人に重責を担わせるわけにはいかない。迅速診断というのは無茶苦茶プレッシャーがかかり、ある程度経験を積んでいてもそうそう簡単なことではない。そんなわけで、今日は今にも倒れてしまいそうなのだけど患者さんのお役に立てると思うと、頑張るしかない。マスクもつけてぼろぼろだけどそれでも行かねば
昨日の大雨が嘘の様に晴れた。今日は寄宿舎(生まれ故郷の犬舎)に入っているフラットコーテッドレトリバーの子犬のアンのしつけの具合を拝見に。それなりにしつけはうまく行っている様で、もうしばらくお預けすることに。遅くなったので、今日はこの辺で。ずいぶん大きくなっていたアンに面会
本降り。今日は資源ごみの日で、プラスチック、カン、ビンを集積所に持って行ったが、こんな日は回収してくれる方に申し訳なくなる。段ボール、紙だと大雨の日はさすがに遠慮して、先週は台風並みの大雨だった先週はパスした。幸い今週は晴れたので持って行ったが、いつもの倍近くあって、集積所で顔を合わせたご近所さんと、このことについて言葉を交わした。プラスチック、カン、ビンなら、濡れてもいいのかということになるが、どれももかさばるので早めに出そうと、少々の雨ぐらいだと出してしまう。他の方もそのようで、今日の出具合はいつもとほとんど変わらないように見えた。今日で今年も半分が過ぎる。多くの神社に茅の輪が設けられるだろう。もう、この月初のこととなるが、老人ホームへ犬を連れて行くという慰問活動を行なっている妻から頼まれて鶴を折った...今年も無事に半年を過ごせたことに感謝して
蒸し暑く湿度の高い日が続く。気温はさほど上がらないようだが、体に熱がこもりそうだ。庭のバラが咲いたはいいが、みんな壁の方を向いてしまっていたので、雨が降る前に切って家に入れた。外で見るよりもよほど大きく、顔を近づけなくても良い香りだ。裏山の紫陽花は何株かあってそれぞれが順次咲いている。青とピンクが混ざり合っているので、土のpHは様々な程度なのだろうか。などと思いながら今朝もぼんやり眺めていたが、後から見た妻が、あら、百合が頑張っているわね!と、声を上げた。そこに百合があるのは知っていたが、それに目はいかなかった。この写真のちょうど真ん中に膨らみつつある白い蕾が4つほどあり、それらのことを言っているのだった。こんな時、男性的は視覚感覚と女性的な視覚感覚の違いを感じる。男性である私は、紫陽花を見たらそればかり...男性と女性の脳の違いを感じた時
薄曇り。先週末に大量に出た剪定ゴミを集積所に出しに行ったら、ほんの2往復だというのにずいぶん汗ばんだ。6月中の熱帯夜が当たり前となって、熱中症に対する注意喚起が当たり前となってきた。最近、暑熱順化という言葉を初めて聞いた。暑さに慣れていない今の時期がもっとも危険なようで、激しい運動を控えて、少しずつ汗をかくをトレーニングが必要だ。メッカへの大巡礼で1300人以上の方が亡くなったというが、気温が50度を超える熱波が相手では暑熱順化もない。1日2リットルの水が必要とすれば、2週間旅するとしたら30リットル近くが必要になるわけで、そんなものを準備して行くのは不可能に近い。それでも数万人の人が巡礼に向かうのだから信心の力はすごい。今年でエルニーニョが終わるということだが、今年の夏も猛暑だという。もう、地球全体の気...いよいよ蒸し暑くなってきた
朝のうち少しどんよりしていたが、このあと雲は取れてずいぶん明るくなった。気温は下がらず、未明になってクーラーを入れた。体が慣れるまでは慎重に行きたいが、今度はそれを超える暑さとなってしまいそうで怖い。今日も蒸し暑く、午後からは雨になるらしい。昨日、少し早く帰ったらちょうど日が沈んだあとで、駅舎を振り返ったら美しい夕焼けだった。こういう風景を見ると幸せな気持ちになる。小町通の横に射的屋がある。少し前に気がついていたのだが、先週末、駅の近くの居酒屋に行った帰り、酔ったついでに入ってみた。妻と二人分のお金を払って挑戦したが、なかなか当たらない。それはそうだろう、商売なのだから、景品は落とせそうで落とせない。ところが妻は小さなアヒルを二つも落とし、大きなアヒル一つに代えてもらっていた。そういえば、義父に連れられて...それぞれの人には隠れた才能がある
梅雨の晴れ間。今年の上半期も残すところあと一週間。あっという間。今日は仕事だと緊張したのか4時過ぎに目が覚めてあとは寝たり起きたり。早めに寝たので睡眠時間6時間は確保できたようだが、熟睡感は乏しかった。外国人観光客が2ヶ月連続で300万人超え。安倍元首相の目指した観光立国が現実のものとなり、年間3000万人には余裕で到達するだろう。観光客イコール物見高い人なので、そのうち全国津々浦々で見かけるようになるだろう。それはそれで悪いことではないし、そもそも日本人観光客だってかつてはありとあらゆるところに行っただろうし、そのまま住んでしまった人も少なくない。おもてなしの文化が理解できる人なら大好きな日本で接客業もできるだろうから、人手不足にも対応可能だ。残念なのは、日本にやってくる外国人が日本語を解さないというこ...月300万人の大盛況
ずっと降ったり止んだりの1日だった。9時過ぎに小雨の中、鶴岡八幡宮に大祓いとお祓いさんを申し込みに行った時にはすでにたくさんの参拝客で賑わっていた。大谷翔平のホームランを見たあと、近所の画家さんが出展している横浜の展覧会を妻と一緒に観に行った。会場が馬車道のとんかつ屋の近くだったので、帰りに寄った。夕食から炭水化物を抜くようになって久しく、外での外食でも炭水化物をたくさんはとらないようにしている。とんかつは、ご飯無くしては成立しない食事であり、衣のパン粉✖️ご飯という炭水化物二重奏が美味しい。夜までには少し時間があると自分に言い訳をしてご飯をたっぷり食べた。毎日のお弁当でもご飯は食べているのだけど、とんかつ屋のふっくらご飯は美味しくて、おかわりまでしてしまった。おかげで夜になっても一向にお腹が空かない。炭...炭水化物の禁断症状
梅雨入りは明日とするべきだと思っていたが、今日は言い方としては梅雨の晴れ間になるのだろうか。青空だったが、午前中は研究班会議。希少疾患の研究グループで、こじんまりしたものなのだが、それでも皆で知恵を出し合って疾患の解明、克服、患者さんのサポートなど多くのことを考えてきた。石の上にも3年で、いろんなことが少しずつわかってきた。もう少し頭の良い人がやったらもっと早く進んでいたかもしれないが、私なりにできることを少しずつやってきた。進みは鈍くても、着実に積み重ねているような気はする。プレゼンを終え、腐らず頑張ってゆこうと、気持ちを新たにした。紫陽花牛歩といえども石の上にも3年か
梅雨前線が九州南部まで迫り、関東地方も今日明日にも梅雨入りとなりそう。『こころ』は昨日のうちに読み終え、感想も読書メーターに書き込んでおいた。さっそく”ナイス”をいただいたが、その中のお一人に私と同じような感想を書いておられる方がいた。私と同じような感覚を持つ人っているんだな、と思えると嬉しい。相互フォロー、というのか、そういう関係のブロガーさんたちとのやりとりというのも面白い。直接コメントをいただくこともあれば、あれ?これ、私に共感してくれているのかな?と思う記事を読むこともある。こんな小さな発信であっても一緒に考えてくれる人がいるというのはやはり嬉しいものだ。Xにはこのところ1日2度ぐらい投稿している。せっせとやっているせいか、ちょっと病理ネタにしているせいかわからないが、アクティビティというのか、ケ...人間関係2:6:2なわけで
時々日の射す薄曇り。昨日ほどの気温にはならないらしい。アラ還にさしかかったからか、死ぬまでに読んでおきたい名作をあれこれ漁っている。今は夏目漱石の『こころ』で、今日明日には読み終えるところ。これほどの名著をこれまで読んでいなかったかと思いながら読んできたが、最後の”先生と遺書”になって、やっとこれが再読だと認識できた。前に読んだのは高校生の頃だったか記憶にない。それでも、読んだことを思い出せたのだから、私の人格形成になんらかの関与をしたものという気がする。『人間失格』では”人間、失格”まできてやっと再読であることに気がついたのだから、それよりはマシかもしれない。『こころ』は元が新聞連載だからだろうと思うが50数章よりなっており、やや冗長に感じるところもあるが、それは私の現代的な読み方のせいなのだろうと思う...文学作品に没入するということ
早起き鳥に起こされて、窓の外を見たら東の山には霧。昨日の大雨でまだあたりはびっしょりだが、ホコリはあらかた流されて梢の葉は輝いている。ゼラニウムなど一部の花はやられてしまったので、出かける前に萎れたところだけ剪定した。出かける頃には空はすっきりと晴れた、沖縄地方を除くと全国的に晴天となり、関東地方は30度を超える暑さとなるそうだ。大リーグドジャースのリードオフマン(lead-offman)だったムーキー・ベッツがデッドボールによる骨折で長期離脱、代わりに大谷翔平が先頭打席に入った。僚友の無念を晴らすかのように、3安打の大活躍でチームの勝利に貢献した。中継放送を見ることができず、文字でしか知り得ないのだが、信じがたい大活躍で、ネットニュースでそのことを知った時にはおm感動した。彼には野球の神さまがついている...ちょっと気になる言い回しと言葉狩り
朝から大雨。1日降り続くとかで、行きも帰りも交通の便が心配になる。最近Xづいているということを書いたが、その後もそれは続いている。こういうのは中毒性があって、まんまと引っかかっているのだが、いったい今の時点ではどんなところが刺激されてこうしているのか。ブログを書いて刺激されるのとはちょっと別の部位なのだろうが、その明確な違いはわからない。Xの中には色々なジャンルがあるらしいが君子危うきに近寄るべからずと、Xを始めて間もない頃からフォローしている一部の政治家とか評論家、生き方指南と、最近増えた(おそらく若手の)病理医の投稿などを主に読んでいる。このうち、生き方指南は、アドラー関係と筋トレ関係を以前から読んでいたが、最近は、こうして生きると良いとか、メンタルが弱った時は、とか、そんなのが多い。いちいち目を通し...あれこれの生き方指南にちょっと食傷気味
天気予報だと、いよいよ今週末には梅雨入りしそうだ。今日はお日様が見えるが、明日は大雨とのことで、備えておかねば。昨日は父の日だったが、父も義父もすでに亡くなっていて、私にはもう父と呼べる人はおらず、彼らに感謝を伝える術はもはやない。たとえ元気でいたところで大したことはしてあげられなかっただろうけど、時々寂しい気持ちになる。親子の情というのはどう表現したら良いのだろう?父子の相剋というのはさまざまだろうが、最終的にはわかりあって落ち着くのではないか。少なくとも死ぬまで親を憎んで生きるというのは幸せではない。私の場合、父が亡くなる前に全てを許せたらよかったのにと思う。それは私が父親になったから思えることなのか、それとは関係などないか。少なくとも今生きている人には親という存在がある。人間誰しもこの問題について多...「お義父さん」と呼んでもらうことに