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こんな気持ちでいられたら https://blog.goo.ne.jp/kentagoo1208

還暦病理医。顕微鏡を通して見る細胞は体のごく一部。一人一人も社会のごく一部。そんな人間、なんで生かされ生きているのだろう。

人を直接診ることのない医者になるとは思ってなかった。人生のことをあれこれ素人考えしています。人生気がつけば周りの人に助けてもらい、励ましてもらいで、結局自分では大したことはしていない。人に優しく、感謝の気持ちを大切に。

コロ健
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神奈川県
出身
アメリカ
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2011/02/28

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  • 少し違って見える風景

    今朝はいつもより少し早く出た。妻に駅まで送ってもらうのはいつものことだが、その妻がハンドルを握りながらふと、時間が早いと、歩いている人や車がずいぶん違って、いつもと景色が違うわねと言った。たしかに、すれ違う車、追い越す自転車、散歩中の犬、ジョッギングする人、一見、似ているようだがどれも違う。背景としての鶴岡八幡宮にしても段葛、若宮大路はなにも変わらないのに、と考えると不思議なものだ。人間など、しょせんはこれらの構造物の上を動き回っているに過ぎない存在だと感じる。さらには、これらの構造物にしてもしょせんは人工物であり、やがて(といってもとてつもなく遠い将来だが)朽ち果て塵埃に帰する。今日は札幌に来た。覚悟していた以上に寒いが、今年は例年よりも暖かいという。何てこった・・・。それはさておき、すべては、雪に覆わ...少し違って見える風景

  • 人間が生きているうちになすべきこととは何か

    能登半島地震ではじまった1月も今日明日で終わり。あっという間だ。このひと月の間私は何をしていたのだろうと思い返してみても、これといったことはしていない。もちろん、日々多くの患者さんの病理診断をして、それぞれの人の命、人生に関わってはいるのだから何もしていないわけではない。人間というのが何かを為すというのは難しい。連続企業爆破事件を巡り指名手配されていた活動家が鎌倉市内の病院で70歳で死んだ。この辺りに潜伏していたというのには少々驚いたが、身を隠すのにはこれぐらいの人口密度がちょうどよかったのだろう。連続企業爆破事件があったのは、1974年頃、私が小学5年生の頃で、報道を見聞きして得体の知れない恐怖を感じたのを思い出す。その後、超法規的措置とか難しい言葉が続いた。最近でもときどき高齢者の過激派が捕まっている...人間が生きているうちになすべきこととは何か

  • 日本文化の深さと魅力を考える

    鎌倉は今日も好天、風もなく気持ちが良い。大河ドラマ『光る君へ』、昨夜もなかなか良い出来だった。源氏物語関連では、猫と弘徽殿の女御が出てきていたが、他にもあっただろうか。今回の大河ドラマの原作が源氏物語だというのはある意味日本の文化の質を示している。これほどの文学を千年以上昔から有しており、その文化をいまだに失わないでいというのはすごい国だ。通勤時はたいてい音楽を聴いている。最近のヘビロテは、アンドレア・ボチェッリのCantoDellaTerra。あわせて、サラ・ブライトマンとのTimetosaygoodbyeも。ボチェッリの歌を聴いていると、こういう大人が歌う歌というのが日本には少ないのではないかと思う。昔は、フランク永井とか菅原洋一、小椋佳といった美声の男性歌手がいい歌を歌っていたが、紅白をみるとジャニ...日本文化の深さと魅力を考える

  • 世の中どんどん省力化

    午前中は曇り、午後から薄陽が差したが肌寒い一日。車検がもうすぐなので近くのディーラーのところへ打ち合わせに行った。車はずいぶん品薄で、原材料費の価格高騰でずいぶん高くなったというような話を聞かされた。その後、スーパーに買い物に行ったらびっくり。カートを押しながらその上に乗っているタブレットで会計しながら買い物した。商品のバーコードをリーダーで読みながらカゴに入れ、最後に店員さんがチェックして、カードで決済。最後にバーコードでピッピするセルフレジよりもっと簡単で楽。こうやってレジにかかる人が減ったら人手不足は解消される。少子化対策というのがこうやって進められているのだと実感。経費も節約できたら、働いている人の時給も上がる。なるほと。そのうちレジ打ちは不要になるか応援よろしくコメントお願いします!世の中どんどん省力化

  • 身のほどわきまえ豊かな生き方を考える

    弟が発熱して施設から病院に行ったという連絡をもらい、母が心配しているようなので顔を見にいった。とくに問題なく施設に戻ったということで、母ともどもほっとした。久しぶりに母とゆっくりあれこれ話をしたらあっという間に時間が過ぎた。この前、あるテレビドラマを見ていたら、登場人物の男性が権力を手に入れたら金も女も好き放題、みたいなことを言っていた。金というのは、換金可能な何らかのモノで、美食とかそういったものも含まれるのだろう。女、というのはどういう女性を指しているのか分からないが、金を積めば付き合ってくれる女性ということなのだろう。富というものは一体何なのか、最近、考えさせられることが多い。国家レベルの話にするとキリがないので、個人レベルのこととして考えてみると、まずは目白御殿の焼失。自宅の前から道路を曲がること...身のほどわきまえ豊かな生き方を考える

  • 院内に病理医がいることの意義

    今朝もまた冷え冷え。車窓からは真っ白な富士山が美しい。私は今のところ一人で病理診断科を切り盛りしている。結構孤独な毎日だが、私に対して意地悪をする臨床医もおらず結構大切にしてもらっている。これというのは、私の年齢のせいもあるだろうが、それよりは4年近く病理医不在の時期があったことを覚えている人が多いからだろうと思う。幸い、検体の一部を検査センターに出したり、隣接する総合病院の病理医、ほかの小児医療施設の病理医が一部を手伝いに来てくれていたので、仕事は回っていたが、カンファレンスやCPC、学会発表の準備などはできないでいた。病理医というのは、診断だけしていればいいというわけではなく、その病院のアカデミックな部分の下支えをするという役割がある。ただ、一人でいると、煮詰まったり、勘違いして思い込んだりというよう...院内に病理医がいることの意義

  • 脳の歯車が急に止まってしまうのはなぜ

    ゴミを出しに行っただけで、手袋をした手が冷えてしまった。若い頃はこんな時分でも自転車で駅の駐輪場まで平気で通っていたのに今ではすっかり妻の送迎に頼りきり(冬場に限ったことではないが)。車載の温度計の表示はー1.5度、長い黒髪をなびかせながら自転車をこぐ学生を追い越しながら、これはさすがに寒いだろうと気の毒になるが、たぶん平気なのだろう。被災地ではもっと寒い上に大雪に見舞われているのだと思うとやりきれない気持ちになる。できることといえば寄付ぐらいしかないが、せいぜい役立ててもらいたい。同じテンションで仕事(病理診断)をしているつもりでも、急に思考が止まってしまうことがある。脳を動かしている歯車のようなものの回転速度が急に遅くなってしまうような感じだ。昨日も、迅速診断で希少症例の診断ができて、そのほかの症例も...脳の歯車が急に止まってしまうのはなぜ

  • 地球には境界線などもともと無いのに

    昨日の朝より5度以上低い。出がけに妻が、今日は、空気がキンキンしていて気持ちがいいわね。と言っていたがその通りで、この季節はこんなでないとどうも調子が出ない。まあ、それもすぐに暖かいところに潜り込めるからのことであって、虫のいい話だ。日本海側では大雪だそうで、小さな日本でこれほど違うというのがいまだに信じられないが、自分の目で見て確かめようという気にはならない。その日本海という表記について韓国では東海という言い方を提唱している。韓国から見たら東だが、日本から見れば西で、やはり地名をつけたほうが落ち着きが良い。ちなみに東シナ海、南シナ海はそれぞれEastchinasea、Southchinaseaだが、これについて中国は、東海、南海と呼んでいるそうで、この辺の呼称はそれぞれの国ではどうなっているのか、フィリ...地球には境界線などもともと無いのに

  • 米国も世界への責任を自負ではなく自覚し、責任を果たすべき時ではないか

    今朝の気温も7度。少々生暖かくて気持ちが悪いほどだった。早くも流氷がやってきたというニュースを聞いて、もう北極の氷が溶け出したのかと暗い気持ちになる。今夜から寒さも戻るみたいだが、三寒四温にはまだ早い。地球温暖化は止まるところを知らない。昨晩、NHKで「石油世界を動かした”血”の百年”と題した番組があった。大規模な油田が発見されてから百年余りのうち、人類はそれを燃やし続けてきた。化石燃料を燃やすことが地球温暖化にどれほど直接関わっているのかは専門家でないので分からないが、全く関係が無いわけではないはずだ。その中で、石油を最も大量に消費し、その恩恵を得てきたのは米国であることは間違いない。私が留学したときに、ここには世界の富が集中していると感じたが、それは山本五十六も同じだっただろう。そして、その富の源泉の...米国も世界への責任を自負ではなく自覚し、責任を果たすべき時ではないか

  • SNS上で感じるくびきというか拘束感

    気温は7度と、この時期には暖かい朝。腰痛さえなければ気持ちよく起きられるのだが、残念ながら今日も腰の奥の方がしくしくするので湿布を貼って出てきた。来週からちょっと忙しくなるので、少し余裕のある今週はそのためある程度貯金をしたいところだが、他所の施設からのコンサルテーションがたまっていて、そんな悠長なことも言っていられない。しばらく前に、懇意にしてもらっていたブロ友さんからキツイことを書かれて、きっぱり訣別したのだが、それ以来ブログ書きが心なしか楽になった。どうもそれまではその方の目を、気にしていたようで、別れてしまったあとだと何も気にすることがなくなりのびのびと書かせてもらっている。無意識のうちに、くびきというか拘束感を感じていたのだろう。こんな小さなブログ、バズるとか炎上などという言葉とは縁がないと思っ...SNS上で感じるくびきというか拘束感

  • 寒い1日に村上春樹をやっと読了

    朝から雨で寒い1日。午前中のうちに食料品の買い出しに南部市場まで。帰ってからは何をするというわけでもなく、ごろごろ。昨日の疲れが出ているようだし、日頃の疲れもたまっている。せっかくなので、村上春樹を読み終えることにした。気がついたら、時計は針を失っていた。しばらく余韻を楽しもう。無事読了応援よろしくコメントお願いします!寒い1日に村上春樹をやっと読了

  • リアルな夢をみたのは小説のせい?

    いよいよ大寒、朝から雨で、夜半には雪になるかもしれないということだ。土日はゆっくりしているが、あれこれあって今日も出かける。話を聞くともっと忙しくしている人はいくらでもいて、よくそんなに動けるものだと思う。そうはいっても移動の時間でブログを書いたり、本を読んだり、講演の準備ができるから、まんざら悪いことばかりではない。読み進めるのに難渋していた村上春樹だが、3章立ての第2章に入ってからは俄然スピードが上がって、残り100ページあまりとなった。今度の作品は、まだまだ読み終えたくない、というような展開ではないが、読了前にワンクッション置くことにして、今日は家に置いてきた。その村上春樹の小説は、例によって夢か現かというような話なのだが、そのおかげか昨夜は私もなかなかリアルな夢を見た。あまり楽しい夢ではなかったの...リアルな夢をみたのは小説のせい?

  • 病理医の仕事、ほぼ正しく描写されていたので一安心

    雲に覆われていたせいかあまり冷え込まずほっとして出てこられた。昨夜から、反町隆史演じる病理医が主人公の『グレイトギフト』というドラマが始まった。医療サスペンスといった趣の内容で、そういう目で見たら面白いのだろうが、ちょっと拍子抜け。病理医の仕事内容は比較的正しく描写しているので、違和感は感じない。細菌に詳しいというのも、感染症病理が専門であったらお手のものだろう。波瑠演じる、検査技師が病理学会のPathologyInternational(PIN)を広げている場面があったが、あれなどPINの編集委員から、査読者にお知らせが来ていたほどで学会としても注目している。そういえば、病理医の娘がワーカホリックで家庭を省みない父親に向かって、「(お父さんなんて)顕微鏡ばっかり覗いていたらいいじゃない」と文句を言ってい...病理医の仕事、ほぼ正しく描写されていたので一安心

  • 顕微鏡は見るのではなく覗くもの

    ある方のブログに冬のバラは長持ちする、ということが写真とともに載っていたが、なるほどわがやの玄関のバラもずいぶん頑張っている。大晦日に、薔薇の好きだった義父のために園芸店で3本1束で売っていたものを買ったもので、1本を妻へのお土産にした。それ以来だからもう3週間近くになるが、2、3日前に連れてきたような姿を保っている。できたら今月いっぱいは楽しませて欲しい。今夜からテレビ朝日で病理医が主人公のドラマがスタートするというのでちょっとワクワクしている。反町隆史が主演というのも話題になりそうで、長瀬智也主演で、視聴率も高く、続編も期待していた、「フラジャイル」が共演女優さんの妊娠でそれが叶わなかったので、こんどこそ日陰の病理医が表舞台に立てたらと期待している。そんなこともあって、アクセス数が激減するのも厭わず、...顕微鏡は見るのではなく覗くもの

  • 夢と現と病理診断

    今日も気温は1度、連日寒い日が続く。今年初めてメールのやり取りをする人への挨拶も寒中お見舞い仕様に変えて、寒さが厳しくなってきましたが、という書き出しにするようになった。村上春樹は小説の中に夢を多用する。夢というのはなんでもありの、小説にとっては飛び道具ともいえるようなもので、使うのは簡単だが、それを読者が納得する形で収めるのは難しい。それができるのが村上春樹だが、それを使ってしまうためにノーベル賞文学賞が取れないのではないかとも思う。それでも、夢というのはその人の人格に直結しているし、荒唐無稽な設定の中に放り込まれたとしても、覚醒時の行動パターンが崩れるわけではない。それは、意識下での意識、というようなもので、覚醒時の意識から連続しているのではないだろうか。病理診断の仕事をしているとしばしば難しい症例に...夢と現と病理診断

  • 病理診断とレンブラントと村上春樹

    今朝も気温は1度で、外に出たら頭が痛くなった。能登半島の被災地もますます寒くなり、雪も多くなるということを考えるとこちらの気も沈んでしまう。この辺りだって、いつ被災するとも限らず、十分な備えが必要なのは日本国中変わらない。この間の日曜美術館はレンブラントの特集だった。”夜警”を中心とした話で、登場人物のこと、細かなディテールにはさまざまな伏線が張り巡らされているということを知ることができて興味深かった。先月から読んでいる、村上春樹の”街とその不確かな壁”も、伏線だらけの序盤を乗り越え中盤に差し掛かってきて、読むスピードも少しずつ上がってきた。優れた文章を読んでいると、優れた絵画と、優れた小説というものの共通項が見える。レンブラントにしても村上春樹にしても、とてつもない画力、文章力があり、さらには十分な取材...病理診断とレンブラントと村上春樹

  • 同じ疾患でも病理所見はそれぞれの人毎少しずつ違う

    スマホで今日の天気を確認したら、気温が10度と表示されており目を疑った。昨日は夕方からとても強い風が吹いていて寒く感じていたが、そうでもなかったようだ。昨夜、鶴岡八幡宮を通ったら、左義長の準備ができていて、その時に撮った写真を見るとあれは南風だったことがわかる。仕事のためお焚き上げを見ることができないのは残念だが、心の中で今年一年の無病息災を願う。長年、病理医をやっているとこれまでに大抵の病気は見てきたような気になるが、そんなことはない、見たことのない病気というのは山ほどあり、それらを生きているうちに全ての病気を見ることは絶対にできない。そもそも、同じ病気に括られていても、人それぞれで症状が異なるのと同じで、顕微鏡所見も異なる。この人はこの病気だから、この診断名をつけ、程度とかステージをつけ、それに応じた...同じ疾患でも病理所見はそれぞれの人毎少しずつ違う

  • 人それぞれの時間に合わせて生きる

    研究班の会議があって午後から東京へ。午前中のうちに、水やりと野鳥たちへの給餌をした。バードフィーダに餌がいっぱいになると、鳥たちがどっとやってくる。鳥たちは、餌が増えるのを一日中待っているのだろうか。たまにはネクタイを締めようと思ったら、ずいぶん下手くそになっていた。ダブルノットはやめてシングルノットにしようとしたらネクタイが長くて、断念。少し手こずったが、予定していた電車に乗り遅れることはなかった。”東京へ”といっても、今日の会議場は東京駅の近くで、勤務先よりも近い。ウェブ参加も可能だったが、久しぶりに研究仲間にも直に会いたかった。鎌倉東京間は55分。昔はちょうど1時間だったので、5分ほど短くなっていて、その分電車内での準備時間も短縮される。そういえば、昨日の大学共通入学テストで、一部の科目で15秒ほど...人それぞれの時間に合わせて生きる

  • 新しい病気との出会う都度おもうこと

    30年も病理医をやっていると大抵の病気は見たような気になるが、そんなことはない、みたことのない病気というのは山ほどあって、それらを生きているうちに全て見ることは絶対にできない。患者さんの立場から見たら不謹慎なのだが、そんな経験のない病気に出くわすと、少し心がワクワクする。典型的な希少疾患であれば診断は簡単だが、そうでないよく訳のわからない病態もある。病変がそこに至るまでの診断を確定させるために、いろいろなストーリーを考えなくてはならず、新しい病気との出会う都度おもうこと

  • 防犯カメラの設定で半日潰れた

    午後から日差しが弱くなり、雨も降ってずいぶん冷えてきた。明日はもっと冷え込むらしい。テレビでは能登半島地震の被災地での寒さを報じていて、心配は募る。最近物騒なので、わが家も防犯カメラを設置することにした。こういった機器、最近では買えばどれも中国製で、説明書の日本語は微妙にわかりにくい。よくわからないので、同種の機械をすでに設置しているお隣のおじさんに見てもらいながら設定していたらあっという間に夜になってしまった。ちょっと疲れたので、今日のエントリーはここまで。ちょっとした設定が大事応援よろしくコメントお願いします!防犯カメラの設定で半日潰れた

  • 毎度毎度これというのも進歩がない

    今朝の気温は0.5度、寒い朝として認識するのは久しぶりだ。昼間は気温が上がるそうで、寒暖の差がはげしい。なかなかタイトルが覚えられないでいる、街とその不確かな壁、という村上春樹の小説を読むスピードもやっと上がってきて、ナイトキャップ代わりだったのが通勤時に読むようになって、600ページある分厚い本を持ち歩いている。佳境にはまだまだ程遠く、ときどき睡魔に襲われ寝落ちしているし、序盤で読み飛ばしていた伏線を確認するため、行きつ戻りつという感じだが、急いで読んだらそれだけ楽しみが早く終わってしまうわけで、焦らずゆっくり読むことにしよう。行き帰りに本を読むのはいいが、そうするとブログ書きの時間が削られてしまう。質の高い文章を読むことは、ブログを書くためにはいいことで、これもまたブログ書きの一環といえば一環なので悪...毎度毎度これというのも進歩がない

  • 遠くにいる私はどう行動したらいいか

    冬の太陽の弱い光とはいえ、それすら雲で遮られてしまうと、体感温度はとても低くなる。おまけに今日は風も強い。ベランダのバードフィーダーには早くからシジュウカラやらメジロ、スズメが集まってせっせと餌を啄んでいる。能登半島地震で被災地に住んでいた動物たちはどれだけが生き延びて、どれだけが死んでしまっただろう。林や森のダメージは想像を絶するものだろうから、この先も餌に困ってしまうに違いない。今回は”たまたま”関東地方ではなく、北陸地方でこのような天災が起きてしまったが、それは仕方のないことで、難を免れた人たちはやがてくるであろう大災害に備えるしかない。今できることとして他に何があるか。まずは、お金だ。スポーツ選手はミュージシャンが次々と寄付を申し出ている。たくさん稼いでいるのだから、そんなの当たり前だという人もい...遠くにいる私はどう行動したらいいか

  • どうすれば人それぞれの考え方を理解できるだろう

    昨日と同じような穏やかな晴天、気温は2度。同じ空の下に、災害で苦しむ人、戦いに怯える人、飢えに苦しむ人が溢れるほどいる一方で、私は今のところ安穏としている。このことで罪悪感を感じるほど若くはないが、かといって問題意識を持たないほど呑気ではない。社会で何が起こっているのか知りたいと思うが、知ったところで何もできないとも思う。寝癖が取れないままに出てきた。かつては、私のこのことを冗談混じりでからかってくれる同僚もいたが、それも最近ではもうパワハラ事象となりうるので、職場でそんなことを話題にするようなこともなくなってしまったので、どうでも良い。人との接点がどんどん小さくなってしまい、誰が何を考えているのかみえなくなってきた。私が他の人を観察することのできる機会は職場、通勤の電車の中ぐらいだが、それも、服装や歩き...どうすれば人それぞれの考え方を理解できるだろう

  • 自分なりに考えることを止めてはいけない

    各校一斉に冬休みが明けたようで、駅に学生が戻ってきた。彼らのせいではあるまいが通勤電車があちこちで大幅に遅れている。こうして、ラッシュ時の混雑に巻き込まれていると若者は多いように見えるし、私の勤務先の病院では毎日多くの赤ちゃんが産まれていて、少子化など縁のない話と思うのだが、実際のところはそうではない。東京、神奈川といった人の集まる地域で生まれ育ったせいか、地方の人口減少が私には理解できない。祖父母は地方都市の出だが、田舎の話を聞かされていた頃は、残っていた人たちもまだ若く、限界集落などという言葉はなかった。少子化の原因の一つに女性の社会進出の遅れが指摘されている。女性の雇用形態が不安定なせいで将来設計を描けないというが、これは結局男性による女性からの搾取ということになる。先日、娘が連れ合いの両親の住むア...自分なりに考えることを止めてはいけない

  • お屠蘇気分も今日でおしまい

    今日も穏やかな1日。門松、輪飾りを抱えて鶴岡八幡宮まで持って行った。初詣の人はまだまだ多かった。大石段の横にお守りをお返しするところがあり、その横に門松を納めるところがある。このお飾りは、左義長の時のどんどん焼きで使ってもらう。松はよく燃えるから良いに違いない。せっかく出てきたし、天気がよかったので久しぶりの鎌倉散歩をすることに。まずは、扇ガ谷の英勝寺に。梅が咲き出し、蝋梅も良い香りがした。本堂越しに横須賀線が走る。そのまま、奥の海蔵寺へ。英勝寺でもそうだったが、観光客がほとんどおらずゆっくりお参りした。日影に入ると寒いが、陽だまりは暖かだった。お寺を出て、来た道を少し戻り、化粧坂の方へ折れて、源氏山へ。そのまま越て佐助に降り、銭洗弁天へ。お参りをし、今年は少しはお金が貯まるようにとお金を洗った。犬を飼っ...お屠蘇気分も今日でおしまい

  • 考え方の相違と諦め

    先日、このブログでもこれまでに何度か話題に出したことのあったブロ友さんのエントリーにコメントを入れたら、けちょんけちょんにこき下ろされた。人格否定というほどではなかったが、その方と私とでは生きてきた世界が違う、私のブログへの取り組み方は甘い、というようなことをけっこうな剣のある言葉で批判され、ずいぶん落ち込むことになった。このブログで何を書くなんてことは私の勝手だし、だからこそこの世界は自由だし、さらにはこのブログを読んでくださった方が何についてどう思うかなんて、私にはわからないし、それがどうあって欲しいかなどとは思わない。それでもやっぱり攻撃されると残念だし悲しい。そしてこれは1度ならず2度目のことだった。他人とわかりあうというのはずいぶん難しい。育った環境がまったく一緒の人などいないのだから、その溝を...考え方の相違と諦め

  • 人はだれでも間違える。そして、間違えたくて間違えるわけではない。

    なぜ、こんなことが起きたのだろう、事故が起きた瞬間当事者はそう思うが、次の瞬間には思い当たることがすぐに浮かぶ。事故とはそんなものだ。そして、事故が起こらないようにするのが安全対策だ。病院における医療安全は今や一部の医療安全担当者だけが管理するものではなく医療従事者一人一人が主体的にかかわらなくてはならないものとなっている。そして医療安全のモデルとなっているものの一つが航空機の安全管理対策だ。飛行機が墜ちたら高い確率で人が亡くなるので、事故はあってはならないことで、考えうる最高レベルの安全対策が取られている。それにもかかわらず、その航空機事故がよりによって、能登半島地震の救援に向かう航空機の事故として起きてしまった。羽田空港での大惨事はあってはならないことで、なぜ間違いが起こったのか、そしてなぜ人が亡くな...人はだれでも間違える。そして、間違えたくて間違えるわけではない。

  • 人間いくら歳を重ねても自分に対して甘くて怠惰だ

    久しぶりに寒い朝。明日は小寒なのだから、こうでないと調子が出ないが、能登半島の方々のことを思うと、今年の冬は少しでも暖かくあってほしい。地震のせいにしてはならないが、ちょっとぼんやりしているとあっという間に時間が過ぎる。何もしないでいたら、小寒どころかあっという間に大寒、立春となってしまう。まず考えなくてはいけないのは今年の抱負。人生の残り時間なんてまだまだあると思っていたが、同期の友人の訃報を聞くと、自分だって一体いつ死ぬか、死なないまでも体調を崩して伏せってしまうかなどわかったものではないと実感する。だからこそ、毎日を充実したものとして生きなくてはもったいない。それなのに、相変わらず無駄なことばかりしながら生きている。太宰治ではないが、恥の多い生涯を送って来たわりには、われながらいけしゃあしゃあと生き...人間いくら歳を重ねても自分に対して甘くて怠惰だ

  • 思考停止を終えねばならない

    昨日は駅伝と初詣を兼ねた散歩をしたあと、おせち料理の残りを酒の肴に食べながら、毒にも薬にもならない普段は視ることのないようなテレビ番組を流して過ごした。能登半島大地震とこれに関連した日航機炎上事故および小倉での大火災は、これまでの人生で経験してきたいくつかの大災害の記憶を呼び起こし、心に少なからず波風を起こしたようだ。東日本大震災の時も、テレビに釘付けというよりはそれ以外視るべきものもなかったし、かといって消しておくこともできなかったが、あの時の既視感を覚える。そして、あの時と同じように思考が停止しているが、それもそろそろ終わりにして、あれこれ考えることを始めなくてはならない。羽田での事故は最後の最後に安全管理が守られたということで素晴らしいことだった。一方で、多くの家屋が倒壊したこと、津波情報が十分でな...思考停止を終えねばならない

  • まずまず充電できたので明日から頑張ろう

    10時から鎌倉宮で獅子舞があるというので、独走青学の駅伝をいったん消して出かけた。獅子舞を見たのは久しぶり、楽しませてもらった。三が日だけ開かれる白旗神社にもお参りした。おみくじは吉。歩いていたらご近所さん何組かとお会いして、新年のご挨拶をした。地震や羽田空港での衝突事故があって心の休まらない三が日ではあったが、一応体を休めることはできた。そこそこ充電できたように思うので、明日からの仕事、しっかり頑張ろう。事業は成就するとのこと応援よろしくコメントお願いします!まずまず充電できたので明日から頑張ろう

  • 地震、駅伝、年賀状、日航機炎上

    能登半島大地震のことが一晩中気になって、なかなか寝付けず、うつらうつらするうちに夜が明けた。ずいぶんな被害があったようで、多くの人が亡くなっていて、これはもう大惨事だ。厳冬の寒さもあり、被災された方は気の毒だ、お見舞い申し上げる。チャンネルを変えたら、駅伝が始まっていた。往路は駒大圧勝の予想だったが青学の勝利でおわった。若者の奮闘は見ていて素直に素晴らしいと思う。つくづく日大アメフト部の話は残念に思う。あとは、ひたすら年賀状書き。昨日いただいた年賀状への返信だが、用意しておいてよかった。せっかく書いたので、今日中に出そうと、夜なって本局まで散歩がてら投函しに行った。途中、鶴岡八幡宮は混雑していた。帰りに焼肉屋で妻と新年会と称して外食をしてから帰った。日航機の炎上というのもあっようだが、帰ったら地震のことば...地震、駅伝、年賀状、日航機炎上

  • 久しぶりの読書記録・・・2023年12月の読書記録

    今日(1月10日)のエントリーをアップし忘れていたことに気がついたのは仕事帰り。そして、もう一つ大事なものを忘れていた。先月、久しぶりに本を読んだので、これに関する読書記録をここに上げなくてはいけなかった。本を読んだのはなんと、2022年7月以来で、かれこれ1年半もの間本を読んでいなかった。毎月2日が読書記録の掲載日だったのも忘れていて、今日はもう10日だから未来からのエントリーでインチキではあるが、1月2日の投稿にしておく。幸い、1月2日は写真を2枚撮っていたので、もう一枚をトップに載せよう。あまり関係ないのだが、1月2日の朝の写真は地震雲のようなおかしなものだった。12月の読書メーター読んだ本の数:1読んだページ数:649ナイス数:26自負と偏見(新潮文庫)の感想これまでこんな名作を読んでいなかったと...久しぶりの読書記録・・・2023年12月の読書記録

  • よりによって新年早々令和6年能登半島地震

    穏やかな元日。新年明けましておめでとうございます、本年もよろしくお願いいたします。今年もしょうもないことをあれこれ考えて参りますが、お付き合いいただければ幸いです。昼前に母が来て、お墓参りに連れて行った。昨日、綺麗にしておいたのでよかった。息子も来て妻の作ったおせち料理を食べていたら、緊急地震速報が鳴った。震度6強のあと、震度7。早速、令和6年能登半島地震と気象庁によって命名された。刻々と被害が明らかになっているが、石川の輪島で大規模な火災が発生しているようで心配だ。母を駅まで送りがてら鶴岡八幡宮に初詣。昼間はさぞ人が多かったのだろうが、夜になってだいぶ少なくなっていた。鎌倉は8度。日本海側はさぞ寒いだろう、避難された方の安全を祈念する。このことで、今年を占うわけにはいかないが、正月早々大変なことが起こっ...よりによって新年早々令和6年能登半島地震

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