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夕食後ふと糖尿病の食後の薬を飲んでいない事に気が付き飲もうとしたら朝飲み忘れていた事に気が付く。現在朝インスリン3単位の注射と朝SGLT2阻害薬1錠、朝と...
糖尿病ケトアシドーシス糖尿病ケトアシドーシスは糖尿病の急性合併症の一つで、血糖値を下げるホルモンであるインスリンを自身で作ることのできない1型糖尿病の患者さんに主にみられます。インスリンの不足により生じたケトン体(脂肪の代謝の過程で発生する物質)が蓄積し、通常は弱アルカリ性で保たれている身体が酸性になってしまう「ケトアシドーシス」の状態を引き起こします。1型糖尿病の発症時や、1型糖尿病の患者さんがなんらかの理由でインスリンの注射(またはインスリンポンプによる注入)を中断した場合に起こることが多いです。また最近では、1型糖尿病の患者さんでSGLT2阻害薬(尿中にブドウ糖を排出することで血糖値を下げる内服薬)を飲んでいる場合に、血糖値は高くないにもかかわらず体内でケトン体が作られケトアシドーシスを起こす「正常...糖尿病ケトアシドーシス
第26回 日本病態栄養学会の感想[5] SGLT2阻害薬は栄養学的には?
【この記事は 第26回 日本病態栄養学会 年次学術集会に参加したしらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞きまちがい/見まちがいによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】SGLT2阻害薬(Sodium-GLucose
糖尿病のお薬には、しっかり水分を摂らないといけない薬があります!
糖尿病のお薬は、様々なタイプのお薬があります。おしっこに糖を強制的に排出させるお薬である『SGLT2阻害薬』は、しっかり水分を摂取する必要があります。尿検査では、尿糖が陽性になりますが、これはこのお薬が尿に糖を出すという作用機序であるため当然の結果になります。
今日は、糖尿病治療薬のSGLT2阻害薬の違いをまとめようと思います。腎尿細管においてSGLT2を阻害して糖の再吸収を減少させ、尿中に糖を排泄させます。浸透圧の関係で尿量が増えるので、脱水・尿路感染・に注意が必要です。体重減少、血圧低下も期待できます。インスリン作用を介さずに作用を発揮するため、単独では低血糖を起こしにくいです。SGLTとは、sodium glucose cotransporter(sodium glucose trans
SGLT2阻害薬の化学構造と特徴〜構造式から薬剤を比較する〜
SGLT2阻害薬の開発において重要視されているものの一つが【SGLT2選択性】です。SGLT1を阻害すると思わぬ副作用の原因になることが懸念されていますが、選択性の低い薬剤でも、実臨床ではほとんど問題のないレベルという見方もあるようです。阻害活性なども、それぞれの薬剤の化学構造を比較して確認してみようと思います。
【一気に覚える糖尿病薬Part⑥】これで苦手意識から解放される?
糖尿病薬は、2~3種類の薬を併用することが多く、何の薬を飲んでいるのか?何のために飲んでいる薬なのか?を伝えなければならない場面に遭遇します。しかしながら、説明する側が多種多様の作用機序と多くの薬品名を覚えていないと、説明がシドロモドロとな
近年、心不全に対する薬物療法は変化してきています。β遮断薬、MRA、ARNI、SGLT2阻害薬で構成される「Fantastic 4」についてガイドラインをもとに説明しています。また、薬剤導入時のリハビリ実施上の注意点についてもまとめています。