chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
インスタ映えのしない日々  http://karaz.blog.fc2.com/

もうすぐ定年。所有物を整理する自分のメモとして始めたブログ。部屋は片付き、遺言状を書き終えました。最近はエッセイの感想、ミニシアター系の映画の感想を書きながら、残り少ない人生をどのように楽しむか模索する様をブログに織り込んでいます。

由実子
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2022/05/29

arrow_drop_down
  • 独居老人の入院 連絡先とせん妄状態のことなど

    80歳近くになる相方の入院準備を手伝っていると、身寄りがない私自身のこと、私のような境遇の人たちのことをあれこれと、考えてもしょうがないのに、考えてしまいます。大学病院の入院説明会へ行って参りました完全予約制。看護師DさんとHさん、2名との面談です。Dさんがパソコンにデータ入力をし、話はHさんとすることがほとんどでした。Hさんは、英語は話せないけれど、相方と私との会話は少しわかるようでした。説明会でのや...

  • 【スウェーデン】村全体が家族という狂気

    好き嫌いがはっきりと分かれる米国映画「ミッドサマー」。舞台はスウェーデン。グロ画面があります。米国ドラマ「ハンニバル」で私は耐性がついていますが、こういう場面を作り上げたのは人間なわけで、人間の残酷な想像力が、私には怖いです。最初に鑑賞した時は、スウェーデンの閉鎖的な共同体の狂気に、ただ口をあんぐりと開けていることしかできず、「変な映画!」としか思いませんでした。主人公のダニーという女性。元々の性...

  • 素人の染色 真っ白なリネンをコーヒーで

    ライトグレーのカシミヤストールをタマネギの皮で染めたら、素人にしてはうまくできたと自画自賛。今から2年くらい前の話です。 参考過去記事 ストールの色が似合わないので、自分で染めてみるさて、次は何を使って染めようかな。神楽坂のてならい堂さんで、桜の枝を使った染色教室が開かれましたが、レッスン代が私には高すぎ。メルカリで桜の枝を出品している人がいて、ずっと気になっています。染物のことを、あれこれと...

  • リネンガーゼケット wafu. 対 天然屋

    やっと届きましたー、wafu.のリネン三重ガーゼケット(ハーフサイズ)が。月間少女漫画誌くらいの大きさでしょうか。宅急便の封筒から取り出すと、リネンのハギレを利用したリボンが結んであります。リネン変態の私には、この亜麻色が堪らん。いいねー、こういうの!wafu.は以前から、ハギレの形を整えて販売したり、商品にならないくらい小さなハギレは土に還す試みをしています。そして、包装紙は、wafu.おなじみの「型紙」!い...

  • ふんどしショーツ

    相方の屋根裏に隠れていた古いシーツ。ふんどしショーツ(ふんどしパンティー、ふんティー、もっこす、などとも呼ばれる)をちくちく手縫いで作りました。シーツの横縞を活かしてみました。とーっても気持ちよく快適。一見すると下着っぽく見えないので、万が一、避難生活になっても堂々と干せそうです。もんぺ風のワイドパンツの試作品を作るため、「要らないベッドシーツ、ありませんかー?」と相方に尋ねたところ、シミだらけの...

  • 【ルーマニア映画】Red Apples (日本未公開?)

    パワハラや賄賂に屈しない、泌尿器科の若い医師、ミティカ(Mircea Diaconu)の奮闘ぶりを描く映画、Red Apples をYoutubeで鑑賞しました。(わかりやすい英語字幕付き)主人公のミティカって人が、やたらとリンゴをかじっているんですよ。英語のことわざに「一日リンゴ一個で医者要らず」ってのがあるんですが、ルーマニアには何かリンゴ絡みのことわざがあるのでしょうか。「お金や名声のために医者をやってるんじゃない。この...

  • 白内障手術 2年後 もやもや

    視力はすっかり落ちました。先日、視力を眼科で測ってもらうと、両目とも1.2だと。嘘だわー。視力検査の時に検査をする人が「大体でいいです。何となくわかりませんか?」って言うのはおかしくないですか?気になっていたのは、3点。・右目の乾燥がひどく、チリチリと痛み始めた・緑内障は進行しているのか・右目を左右に動かすと、もやもやしたものが揺れて見えるドライアイですが、「目の表面は傷ついていない」という医師の...

  • 定年退職後の服装

    まさかの、もんぺ。もんぺ作りにたどり着くまでのことを、ダラダラと書いてみます。腰回りゆったりパンツが欲しい、自分でもんぺを作ってみたいけれど難しそうと思っている方のお役に立てれば嬉しいです。働いていた時は、体形の欠点をカバーし、年相応なエレガントさを出そうなどと企み、ロングスカートばかり履いていました。しかし、ロングスカートの裾を踏んづけて転びそうになり、服装を見直さないと。シルクふぁみりぃ ふう...

  • 読書)手仕事礼賛

    林ことみさんの「手仕事礼賛」は、手仕事にまつわるおしゃべりを聞いているような楽しい気分にさせられます。手芸のハウツー本ではありません。作り方の教本だと思って本を開くと、説明やイラストがわかりにくいと感じます。気楽なエッセイとして、手芸家さんのこだわりの持ち物や針仕事道具について、素朴な雰囲気の写真とともに楽しみました。私が一番感動したのは、ジーンズをリメイクしたバッグ。幼かった息子さんが描いたサツ...

  • 【クロアチア映画】ユダヤ系天才子役の運命

    ユダヤ人やホロコーストをテーマにした作品は多いですが、クロアチア映画「レアとダリア」は、これまでとは異なった視点からユダヤ人虐殺の問題を扱っています。舞台は1939年のザグレブ。クロアチアのシャーリー・テンプルとあだ名された、13歳のレアは、同じく天才子役のダリアと大親友になります。しかし、時代はユダヤ系住民のレアたちに容赦しません。ユダヤ人を乗せた貨車の小さな窓からは、月明かりが静かに差し込みます。...

  • 読書)散歩とごはんのくり返し

    食べること、ぶらぶらすることをこよなく愛する私が、何故にこの本に気が付かなかったのか!岡根谷実里(おかねや みさと)さんの「世界の台所探検」を発見した時のような興奮が、どどっと押し寄せてきます。松本智秋さんの「散歩とごはんのくり返し」は、図書館の特集コーナーで偶然見つけた一冊。図書館員さんたちが工夫を凝らしたポップアップと選りすぐりの本を並べる、月替わりのコーナー。目利きが選んだ本を眺めるのが、図...

  • 読書)低年金でもエレガントな暮らし 小笠原洋子さんに学ぶ

    前作「おひとりさまのケチじょうず」は、写真ではなくイラストばかりで落胆した記憶がありました。前作から4年。「財布は軽く、暮らしはシンプル。74歳、心はいつもエレガンス 」を読むと、久しぶりに小笠原さんのお宅におじゃましたような気分になり、「あれ?キッチンのテーブル、変えたんだ?」などと勝手に話しかけている自分に気が付きます。さすが小笠原洋子さんだなと思う、手元にある物で工夫した室内の様子が写真や文章...

  • 定年後の衣類)自分で染めてみる

    岐阜県で活躍する手芸作家のRosyさんにドルマン袖のチュニックを作っていただいて、数年が経ちました。会社で着ても違和感のないように、色は暗めの亜麻色に。事務に支障がないように、袖口は絞ってもらいました。会社員時代は、周りの目を意識しながら、着る物を選んでいたんだなと今更ながら思います。定年退職して、「会社」という縛りが無くなった今、そして、解放的な春という季節が到来し、春めいた色に変えたいと思うように...

  • 【スペイン映画】失踪した幼い息子を追って

    6歳のやんちゃな息子、イバンは、離婚した夫とフランスへ出かけてくれた。あー、久しぶりの自由時間。おかあさんとショッピングにでも行こうかなー。そんな時に、息子から電話が入る。パパがいなくなっちゃった。知らない男の人がボクを見てる・・・。今、どこにいるのか、わからない。冷静を装い、必死で息子を安全な場所へ誘導しようとする母、エレナ。「イバン、この間、右と左を覚えたよね?右には何が見える?」と言うエレナ...

  • 南インドカレーとドーサ

    今日も暑くなりそうです。暑い日といえば、南インドのサラサラしたカレー。11時半に行っても13時過ぎに行っても、行列ができている有名店。神保町の三燈舎(さんとうしゃ)。上澄み液だけのサンバルに、人気店の驕りが感じられ、ちょっと残念。帰りには、いつもポルトガル菓子専門店へ立ち寄ります。神保町駅から水道橋方面へ向かって歩く途中で見つけたのが、シリバラジ。13時過ぎなら、空きテーブルが見つかります。シリバ...

  • シニアの衣類)スカートの裾を踏んづけて

    フリマで安く購入したマキシ丈のフレアスカートがあります。フレンチリネンの手触りと艶が素敵で、無印良品もなかなかやるな、と感心しました。マキシ丈は体形の欠点をうまく隠してくれるのですが、階段を上がる時に裾を踏んづけることが度々ありました。50代の頃は、さっと立て直せることが、60歳を過ぎるとできなくなり、危うくケガをしそうになりました。それに、冬の寒さが前以上に堪えるようになり、スカートよりパンツかなぁ...

  • 61歳になりまして

    相方がチョコレートケーキを焼いてくれました。(それにしても、台所やテーブルの上がとっちらかっていて、庶民的だなー)まぁ、相方本人が食べたかったってことなんですけどね。たっぷりのイチゴと大好きなココナツ。実はねぇ、イチゴはアレルギーが出てしまうので、1個か2個くらいしか私は食べられません。これも、相方本人が食べたいからってことで。おいおい、誰の誕生日だよ。えー、ケーキ、焼くんですか、すごいじゃないで...

  • 【ギリシャ映画】50歳 人生の「仕立て」直し

    肌寒い6月の朝。冬物をマンションへ持って帰った後だったので、とりあえず手元にあるものを組み合わせて工夫します。コトリワークスの腹巻をネックウォーマーにして仕事に行きました。さて。後味のよいギリシャ映画を観ました。主人公はアテネで父親と仕立て屋を営むニコス(ディミトリス・イメロス)。映画「テーラー 人生の仕立て屋」は、宣伝がカラフルでしたが、意外にも真面目で現実的な展開。セリフが少なく、内向的なニコ...

  • リネンタオル 近江上布伝統産業会館

    近江上布伝統産業会館のオンラインショップで、リネンのダブルガーゼのタオルを買ってみました。2か月使ってみてのレビューです。昭和初期のシャトル機で、ゆっくりと時間をかけて織りあげたリネンのダブルガーゼ。近江上布伝統産業会館では、織物の体験イベントもあるようで、ご近所の方たちが羨ましいです。お試しのつもりで「茶」を一枚だけ買いました。タグが茶色という意味で、タオル生地はどれも同じようです。オンラインス...

  • 【チェコスロバキア映画】国のためにステロイドを投与できるか

    1984年。ロサンゼルスでオリンピックが開催された年、何をしていましたか?私は幸せな大学生で、マンハッタンにあるInternational Student House(現在はありません)で世界中の学生たちといっしょに、古ぼけたテレビでオリンピックを観戦していましたが、チェコスロバキアの選手のことは何も覚えていませんでした。映画「線上のフェアプレー」(EUフィルムデイズでは「フェアプレー」)は、1980年代、共産圏だったチェコスロバキ...

  • 【イギリス映画】高齢ひとりで無謀なバス旅

    定年退職したら、若い時に訪れた場所にもう一度行ってみたい。そんなふうに思うことは、ありませんか?「君を想い、バスに乗る」の主人公、80代のトムは、老人無料パスを利用して、ひとりバスの旅を始めます。それは、愛する妻のため。トムとメアリーがどんな夫婦だったのか。二人の間に何が起こったのか。こんな無謀な高齢者のひとり旅・・・子供は助けてやらないのか(自分を棚に上げてますが)。その答えは、映像とわずかなセリ...

  • 東大病院 初診と朝食

    初診予約相方が定期的に通院している総合病院から紹介状を渡され、東大病院へ行ってきました。Web上で初診予約をできる科と、電話でないと初診予約できない科があり、皮膚科は電話でしか予約を入れることができません。外来予約には英語が話せる人がいないため、私が代理で電話をしたところ、「うちは通訳のサービスはないので、通訳を連れてきてください。」と言われました。相方がいつも行く総合病院や、高田馬場にある個人のク...

  • 【イスラエル映画】親離れ、子離れ

    久しぶりのイスラエル映画、「旅立つ息子へ」。息子を心配する父親という雰囲気が感じられる邦題ですが、息子から旅立つ父親の葛藤を描いた作品だと私は思いました。自閉症のウリのために、キャリアを棒に振る父親。別居中の母親はウリの世話を焼ききれなくて、ウリが入れる施設を見つけました。ところが、施設へ連れて行く途中、駅のホームでウリがパニックに。父親は施設には入れないと決め、ふたりで逃避行の旅に出るのですが。...

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、由実子さんをフォローしませんか?

ハンドル名
由実子さん
ブログタイトル
インスタ映えのしない日々 
フォロー
インスタ映えのしない日々 

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用