2025参院選の選挙活動で、野党各党は消費税減税を訴え、与党は絶対やらないと言っていた前言を数日で覆して、一斉給付を予定している。 食品の異様な値上がりを鑑みるに、せっかく食品だけを別税率にしたのだから、その分だけでも消費税を減税すべきだと思うが、ネックはその財源だそうである。 日本の赤字国債は、今や毎年増加の一途を辿り、2025年度には年間約22兆円、残高は一千兆円を越える。 食品の消費税を、8%から5%に3%減税すると、年間で約1兆5千億円の税収減になるという。 22兆が23.5兆円になるくらい、目くじらを立てて反対するほどのものかとも思うが、全く財源の手当をしないというのも、無策ではある…