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山の信仰・その1 〜修験道とは
JUGEMテーマ:歴史 大阪(泉佐野市)と和歌山(紀の川市)の境となる和泉山系に犬鳴山はあります。2020年に公開された「犬鳴村」という恐怖映画とは全く関係ないのですが、映画のエピソードに出てくる犬鳴トンネルと同名の隧道があったり
2024/06/08 00:28
抽象する思考・その2 〜創造と感性
JUGEMテーマ:歴史 その1からの続き ⦅3⦆ 具象と抽象 例えば、ルネサンス期の宗教絵画しか観たことのない人が、ピカソの『泣く女』(1937年)を観たらとても人の顔には見えないでしょう。そ
2024/05/21 00:18
抽象する思考・その1 〜筒形土偶
JUGEMテーマ:歴史 縄文の土器や土偶には現代の私たちからすると極めて奇妙、珍妙、摩訶不思議な形状、デザインのものが少なくありません。この度訪問した東京・北区飛鳥山博物館に展示された土偶もその一つと言えるでしょう。 北区飛鳥山博
2024/05/14 23:18
魂を運ぶモノ・その3 〜ウルトラQ『鳥を見た』を観た
JUGEMテーマ:日本のTVドラマその2からの続き 映画『シン・ウルトラマン』(2022年 樋口真嗣監督)を私は観ていません。この作品にラルゲユウスが登場することを知ったのはごく最近です。ただ、どうもそれほど重く用いられていない様
2024/04/27 00:53
魂を運ぶモノ・その2 〜ウルトラQ『鳥を見た』を観た
JUGEMテーマ:日本のTVドラマその1からの続き 《3》鳥と少年 脚本を書いた山田正弘さんはインタビューでこの「鳥を見た」について以下のように述べています。 「この鳥は…“少年の思い&rdqu
2024/04/21 00:38
魂を運ぶモノ・その1 〜ウルトラQ『鳥を見た』を観た
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ 2024年2月27日朝日新聞(朝刊)の社説で、往年の特撮TVドラマ『ウルトラQ』の一作品(「1/8人間」)がツカミとして使われていました。書かれた記者がどのような方かは分からないのですが、196
2024/04/15 00:36
新しいステージへ向けて 〜4周年を迎えます
《1》3年経ちました2021年4月4日にブログを始めて以来、この度4年目を迎えようとしています。記事もこれで120本目となります。当初の目標は「1週間で1本」をペースとし「100本」を目指しました。SNSの瞬間芸的な軽い文でなく、できればそ
2024/04/04 18:56
紀伊半島という「場所」・その2 〜紀伊風土記の丘企画展
JUGEMテーマ:歴史 その1からの続き 紀伊半島に人が住み始めたのは3万年前の旧石器時代のことで、その後の縄文時代の頃にはほぼ今の地形が出来上がっていたようです。 《4》東から西から 上は今回の紀伊風土記の丘
2024/03/29 00:25
紀伊半島という「場所」・その1 〜風土から考える
JUGEMテーマ:歴史 もう終了してしまったのですが、紀伊風土記の丘資料館で行われていた企画展『紀伊半島の東と西〜縄文・弥生時代の地域性〜』(1/20〜2/25)は、私にとってこの地域をあらためてとらえ直す良い機会になりました。&
2024/03/21 00:40
人知らずの神・その2 〜霊性をもつこと
JUGEMテーマ:歴史 その1からの続き 《3》 怪異の正体 “化け物の正体見たり枯れ尾花”というのは横井也有という江戸時代の俳人の作った句のようです。 その正体を“科学的&rdquo
2024/02/28 23:54
人知らずの神・その1 〜狛犬となったオオカミ
JUGEMテーマ:歴史 あたり前のことですが…。この世界のあらゆる生き物は「人間」のために存在するのではありません。自然の一部として存在する生き物を人間が勝手に“神”にしたり“妖怪
2024/02/24 00:42
笑いの祭祀・その3 〜縄文を考える
その2からの続き 古い人間なので昔の歌しか事例に上げられないのですが、さだまさしさん自身が主演する映画『飛べイカロスの翼』のテーマ曲として作った『道化師のソネット』(1980年)という歌には、♪笑ってよ 君のために 笑ってよ 僕の
2024/02/18 00:38
笑いの祭祀・その2 〜愛される神
JUGEMテーマ:歴史 枚岡神社の笑い神事は記紀(古事記・日本書紀)に記された故事に由来するもので、神の笑いを真似ることにより神と一体になろうとするねらいがあるように思えます。いわば神と食を共になる直会のような意味があるのではない
2024/01/24 00:43
笑いの祭祀・その1 〜太陽信仰
JUGEMテーマ:歴史 笑い」を旨とする祭があります。防府(山口)の「笑い講」、名古屋(愛知)・熱田神宮の「酔笑人神事」、東大阪(大阪)・枚岡神社の「注連縄掛神事」、日高(和歌山)・丹生神社の「笑い祭」などが代表的です。昨年はその
2024/01/14 01:18
飛騨の女陰石・その3 〜卵生神話
JUGEMテーマ:歴史 その2からの続き女陰石と道祖神の話は前回で一通り終了したものとして、今回はその延長で少々飛躍ぎみというより誇大(古代…?)妄想レベルな話をしてみます。 《6》卵生神話 サルバドール・
2023/12/31 00:54
飛騨の女陰石・その2 〜丸石信仰
JUGEMテーマ:歴史 その1からの続き 《4》性のシンボリズム 縄文時代に関して、�土偶=女性・石棒=男性 をそれぞれ表現しているのだろうとするのが一般的理解です。 また、以前のブログ(2022年9月13日「
2023/12/22 00:26
飛騨の女陰石・その1 〜性シンボル
JUGEMテーマ:歴史 《1》飛騨の石棒 石棒とは縄文時代の遺跡から出土する棒状の石器です。その地域で作られたのか他所から持ち込まれたのかは別として、ほぼ全国の遺跡から見つかっており、小さいものでは数�、大きいものは長野県の北沢の
2023/12/16 00:52
地下世界を行く・その2 〜諏訪の本地(甲賀三郎)
その1からの続き 《4》地下世界譚 地底の世界を描いた話としてまずは『記紀(日本書紀・古事記)』に登場する黄泉国(よみのくに)を上げておきます。イザナギは死んだ妻のイザナミを追いかけて黄泉国に向かいます。そこで腐って蛆がわいている
2023/11/26 02:03
地下世界を行く・その1 〜信仰の場としての洞窟
JUGEMテーマ:歴史 《1》異世界訪問 和歌山の岩橋千塚古墳群(紀伊風土記の丘)は石室(玄室)の中に自由に入れる古墳がいくつかあることがウリです。最大規模の石室のある天王塚古墳の公開は不定期ですが、それ以外の中小の古墳の石室はい
2023/11/16 08:41
スサノオはどこから来たのか? 〜その2
JUGEMテーマ:歴史 その1からの続き《3》スサノオは和歌山発…? 〜松前健説 出雲と紀伊が深い関係にあることは昔から指摘されていたようで、須佐や熊野といった地名が両方に存在しますし、スサノオを祀る須佐神社は和歌山
2023/11/04 01:26
スサノオはどこからきたのか? 〜その1
JUGEMテーマ:歴史 永井豪のマンガ『凄ノ王』(1979年連載開始)というタイトルを比較的長い間“スゴノオウ”と読んでおり、スサノオと読むのだと気づいたのはけっこう大人になってからです。なぜこんな誤解をし
2023/10/15 00:06
カラス天狗のミイラ 〜信仰の二重性
JUGEMテーマ:歴史 天狗とカラス天狗のマスコットがあります。正確にどこで買ったかは忘れたのですが、おそらく天狗は鞍馬(京都)だったと思いますし、頭部だけのカラス天狗は、単に面白そうだったからネットで購入したことを記憶します。買
2023/10/02 00:34
「笑顔」の向こう側へ 〜縄文の笑い 7
JUGEMテーマ:歴史 女優・声優の戸田恵子さんがアンパンマンの声を担当して数年たった頃に出したエッセイ『アンパンマンになりたい私』(風雅書房 1994年刊)というのがあります。この中で戸田さんはアンパンマンについて、&ldquo
2023/09/04 23:36
映画『大脱走』を観る・その2 〜ストーリーの向こう側
JUGEMテーマ:映画の感想 その1からの続き 《4》パブリックスクールと捕虜収容所 この作品の収容所の捕虜たちは大半が将校(幹部)のようですが、イギリス軍の将校は基本的に大学卒業者でした。そう聞くと大卒だけが優遇されて
2023/08/30 00:33
映画『大脱走』を観る・その1 〜面白さはどこから来るのか?
JUGEMテーマ:映画の感想 またまた半世紀以上前の映画を取り上げようと思います。この映画は昭和の映画好きなら戦争映画ファンならずとも一度は観たことがあると思うのですが、公開時にリアルで観たという高齢者を除いて、おそらく大半の方は
2023/08/17 00:43
古代信仰の馬 〜紀伊風土記の丘夏期企画展
JUGEMテーマ:歴史 和歌山の紀伊風土記の丘資料館において夏期企画展『紀伊の地を馬が駆ける』が開催されています(〜9/3まで)。日本列島に馬がもたらされたのが1500年程前の古墳時代中期とされます。和歌山ではいくつかの遺跡で馬に
2023/08/07 00:20
「異界」ということ・その2 〜その恐ろしさ
JUGEMテーマ:歴史 その1からの続き 《4》異界の多層性 小松さんは講演の中で“場”としての異界を網羅した図を使用されています。「天上(天)、海上、海底、地底、山中」といった場所は、ふつうは「
2023/07/31 01:09
「異界」ということ・その1 〜小松和彦氏講演より
JUGEMテーマ:歴史 大阪歴史博物館で6/26日まで開催されていた特別企画展『異界彷徨〜怪異・祈り・生と死〜』と、それに合わせた特別イベントとして5/13に小松和彦さん(国際日本文化研究センター名誉教授)の講演があり、参加するこ
2023/07/10 23:51
崩れていくタテ社会 〜自衛官候補生発砲事件に思うこと
JUGEMテーマ:歴史 自衛官候補生が教官らを射殺するというショッキングな事件が起こりました。基本的に私のブログでは“時事的”なネタは避けようとしてきました。ましてや全容が掴めていない段階で何らかのコメント
2023/07/02 00:13
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