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  • エアコンに関する小話『修理は難しい、悪徳業者、おすすめメーカー』

    夏も近づき暑くなってきましたので、メディアやネットでは毎年恒例のエアコンに関する話題がたくさん出てきましたね。私も近しい業界でお仕事をしている技術屋・熱力学オタクとして、エアコンに関する小話をしてみましょう。 エアコン屋の回し者ではありませんよ。 エアコンとクーラー エアコン、正式名称エア・コンディショナーは屋内の空気(エア)を調整する装置(コンディショナー)です。読んで字の如く、名は体を表すというところで、屋内の温度や湿度を調節することができます。 年配の方はエアコンではなくクーラーと呼ぶ人が多い気がします。これは冷専機が昔の主流だったからですね。業界的には冷房専用のものをクーラー、冷暖房の…

  • 仕事ができる人は(余裕があるから)行動が早い

    書いている記事が真面目一色に染まって気持ちが盛り下がってきたので、一旦投げ捨てて緩い記事を書きましょうそうしましょう。 相変わらず真面目を維持できない悪癖ではありますが、高く飛ぶためには助走が必要であり、力を生むためには脱力が不可欠なのです。よって緩い記事を書くのも良いことなのです、と5円玉を紐に吊るして自己暗示をかけます。 まあ、会議のための事前会議、という存在の意義を懐疑的にならざるを得ない素敵会議に参加してストレスを感じているのが正直な理由ではあります。ストレスは存在に気付き次第解放しなければなりません、キャッチアンドリリースが基本です。 今日はちょっとした小話を元にまったりと語っていき…

  • 気分良くお金を出してもらいましょう

    どのような社会集団であろうと格差の是正は常に議題とされる社会問題です。社会集団はまったく異なる個々が集まって構築されることはなく、目的なり属性なり何らかのものを共通項として構築されます。よってその構成員に大きな格差がある状態では『同じ集団の仲間とは思えない』という意識が働いてしまい、その社会集団に属して維持管理に奉仕する理由が無くなるからです。 これは格差によって利益を得ている側、損失を受けている側の双方に言えることです。過剰な格差はそれに起因した犯罪や不公正な事象を引き起こします。 だからこそ社会集団の紐帯を維持するためには構成員が共通項で結ばれた存在であるという意識、得ている富貴とそれに比…

  • 経済学の先生方、今がチャンスですよ!

    物価上昇、してますよね。消費者物価指数、上がってますよね。 お金が無いくせにあまり値札を見ないでモノを買う適当人間の私ですら物価上昇を感じていますので、世間様の実感としてはきっと物凄いのだと思います。 「値札を見て買い物しないからお金が無いんじゃないの?」という現実と事実からは目を逸らします。 そんな物価上昇に絡めた話をしますが、実のところ経済学はまったく専門ではないので、人様に語る知見を持っていないどころかむしろ教えてもらいたい分野です。 よって今回は無知な私が疑問に思っているところを述べるだけの記事となります。 インフレ対策は増税?減税? 昨今の物価上昇は参議院選挙の争点にもなるほどですが…

  • 楽観と悲観を分かつもの:危機感の違いと誤解

    同じ事象に対して楽観と悲観やポジティブとネガティブの差が出るのは、セロトニントラスポーター遺伝子の型、つまり遺伝的な要素が強いことが研究によって示されています。 神経伝達物質の働きがどうこうという生化学の話は専門家にお任せするとして、日常的な感覚に噛み砕いて言えば、悲観と楽観を分かつものは『恐怖心・不安感』に対する感度の差です。もっと単純化してしまえば『危機感』の大小と言えるかもしれません。 優劣の差ではない 現在日本の製造業で大きなウェイトを占める自動車産業の話題で例えます。今後の自動車はICE(内燃エンジン車)からEV(電気自動車)に変遷していく傾向が濃厚であり、既存メーカーの縮小や業界再…

  • アクセス数を増やすための流行に乗った記事を考える

    人が物事を判断する時の基準について、リースマンの分類【伝統指向型】【内部指向型】【他人指向型】を援用して記事を書いたことがあります。 私自身は頑迷固陋な内部指向型のため、流行を追うのは正直とても苦手です。 しかし自分が良いと思ったものであれば流行と被ること自体は気にしません。「人と同じことをしたくない、世界でオンリーワンのオリジナリティを目指すんだ!」という若さで駆動しているわけでもなく、別に人と被ることを嫌っているわけでもないのです。ただただ単純に自分が良いと思うものだけをやりたいという欲求に従っているだけです。 この駄ブログも概ねそんな思想で続けているため、特に人の注目を集めるような流行の…

  • 国家や政府に安心を求めても仕方がない:安心と安全の違い

    SNSやメディアでは国家や政府に対して何らかの対応や変更を求める声が日々流れていますが、参議院選挙が近くなったためかここしばらくは時にそのような声が多くなっているような気がします。 声を上げること自体には特に否定的ではなく、むしろ肯定的です。もちろん投票行動こそが最大の政治活動ではありますが、民主主義国家における国民には思想・信条・表現の自由があり、自らの思う意見や求めることを声を出して述べて周囲から同意や反論を得たり、各所にその意見を届けることも重要だからです。 誰も読心術を使えるわけではありませんので、思うところを声に出して人に伝える、ということは必要なことです。 安心と安全は異なる ただ…

  • 顧客問い合わせの応対~プロの仕事に求められるレベル

    今日は顧客とのやり取りにおける少し贅沢なレベルの話をしましょう。 顧客とのやり取りは様々な業界で様々な形で行われますが、私が製造業に勤めている手前、製造業における顧客問い合わせを代表例として語ります。 顧客問い合わせへの応対 顧客からの問い合わせは製造業では日常的な顧客との接点の1つです。 語義的な意味での「問い合わせ」とは、不明な点について質問してその詳細を確認することで、自らが想定しているものと実態との差異を突き合わせて確認することが目的のものです。 よって問い合わせへの応対では、相手の質問事項に答えることが一般的に正しい行動です。相手が不明に思っている事柄に対してこちらが回答を出せば、相…

  • 弱きを助け、強きはとにかく挫け?

    今はなきお婆ちゃんとの思い出。 「婆ちゃんは箱根駅伝が好きだよね、正月になるといつもテレビに張り付いてるし」 「若者が頑張ってる姿がね、好きなんだよ」 「いつも負けてる学校を応援してるけど、なんで?」 「婆ちゃんはね、弱い方を応援してあげたいんだ、弱きを助け強きを挫くのさ」 「強い方も頑張ってるんだから、別にわざわざ挫かなくてもいいんじゃない?」 「いや、強い方はとにかく挫かないと駄目」 温厚でいつも優しかったお婆ちゃんのちょっと苛烈な一面を見た気がして、なんとなく記憶に残っています。 どの強きを挫くべきか 弱きを助け強きを挫く。あれから20年以上経ちましたが、未だに答えが見つかっていない私に…

  • 読者が増える夢を見た

    普段はまったく夢を覚えていない人間なのですが、物凄く久しぶりに夢を覚えていたためせっかくなので記録しておきます。もう年単位で夢を覚えていないので大変に貴重な機会なのです。 あ、貴重な機会というだけで、内容は本当に大した話ではないです。内容は、無いようです。 読者数(現実)と読者数(夢)の差 読者登録ボタンを下の方にコソコソと置いているので分かりにくいとは思いますが、今このブログの読者数って107人なんですよ。入りのしょうもないジョークのせいで減りそうな気はしますけど。 読者数が多い少ないの感覚ははてなでブログを書いている人それぞれで違うでしょうが、私の感覚では100人というのはとても多いと感じ…

  • 生き苦しい浮世に

    「どうにもこの世は息苦しい、呼吸が上手く出来ねぇんだ」 そんな風に思ってる奴もいるだろう。そいつはまったくもって誤解じゃねえ。人の世なんてのは実際のところ、そんなもんだ。 足を伸ばして土を踏み、大地に根差す俺たちにゃあ、ちいっとばかし気付きにくいことかもしれねえが、なに、浮世という言葉を見りゃ分かる。人の世ってのはプカプカと、揺蕩う水面とおんなじだ。土の上に立ってるくせに、ちっとばかり集まるだけで、なんとも摩訶不思議なことに、そこはもう、水の中だ。 だから1人で立ってる時と同じように呼吸をしてりゃあ、そりゃ息苦しいってなもんだ。息を吸おうと口を開けば、入ってくるのは水ばかり。溺れちまうのも仕方…

  • 雑記ブログには自らの思想や嗜好が投影されるか

    雑記ブログだと言い張っているこの駄ブログですが、その実態はただただまとまりが無くその時々に考えたことを書き綴っているだけで、方向性が無いだけです。 しかし気付けばブログを初めて1年以上、そろそろ何らかの傾向が出てきたのではないだろうか、繋ぎ合わせれば自らの心理や哲学がそこそこに投影されているのではないか、思想信条の傾向が見えるのではないか、とふと思い立ちました・・・まあ大層な理由はなく、お名前.comから「おう、お前が独自ドメインを取ってからそろそろ一年立つが、どや、更新するか?」と連絡が来たので思い立っただけです。 そんなわけで突然の総集編的に、小学生男子の机の中の如く散らかりきっているこの…

  • 面白いほうがつまらないより面白い

    同僚に社内チャットで「アルジャーノンに花束を」ごっこをしたらとても不評でした。そりゃあそうだ、読みにくいもの。 (例文) 試作図面に基づいたテスト品を30個サプライヤーに発注願います。急ぎのため納期は来週中でお願いします。 「あたらしく絵をかいたので、さぷらいやーにつくるおねがいをおねがいします。30こくらいほしいです、すごく早く。 ついしん:どうかついでがあったら、うらにわのアルジャーノンのおはかに花束をそなえてやってください」 「読みづらっ!とりあえず花束を発注すればいいんだな」 「ごめん、サンプル発注を頼む」 つまらないことが好きな人っています? 『たとえ仕事の時でも、むしろ仕事の時ほど…

  • 同調圧力の功罪と折衷案

    世間には「同調圧力が辛い」「同調圧力とか無くなればいい」というような風潮が一部にあるかと思います。それに対する反対意見、ではなく、解決方法を模索するための折衷案を考えます。 (同調圧力について考察した過去記事) 同調圧力のイメージ共有 まずは同調圧力(ピアプレッシャー)について定義とイメージを共有しましょう。 斉一性の原理や全会一致の幻想、沈黙の螺旋や多数決における数の暴力といった近傍の概念が複数あり、その中で同調圧力を具体的に定義するのはややこしいのですが、ここでは広く大衆的に用いられている「あるグループにおける意思決定や合意形成で、暗黙の了解として多数派の意見に合わせるよう少数派を誘導・強…

  • 衣替え・ブログ・制御工学

    梅雨入りしてから急に寒くなりましたね、不思議です。雲があるから当然なのですけど。 私は季節の変わり目には150%くらいの確率で風邪を引きます。1回は確定で、運が悪いと2回、よって150%です。 風邪を引くことを確率がなんたらとか運がどうこうだとか言っている時点でおかしな話ですが、私にとって季節の変わり目というのは運否天賦なのです。 衣替えに無頓着 なぜ季節の変わり目が運否天賦なのか。それは単純な理由で、私が気候や気温に合わせて服装を変えないからです。何を言っているんでしょうねこいつは。 恐らくですけど世間一般の方々はこんな思考をしていると思います。 「ああ、今日は雨か。じゃあ寒くなりそうだから…

  • 若者世代は対立を好まない~与党への怒りが世代により異なるのは何故か

    今回は普段の論調とは少し異なり、政治的にあまり中立ではない考察を述べてみたいと思います。若者世代と年配世代に分けて世代に関する考察を述べますが、決して特定の世代を貶めたりその世代に属する方々をレッテル貼りして決め付けたいわけではないことをご了解願います。若者であっても違う意見を持つ方はいるでしょうし年配の方であっても同様でしょう。あくまで一つの切り口として、世代という分類を用いて傾向を検討します。 テーマは『与党への怒りが世代により異なるのは何故か』です。 世代による差異が見られる 具体的な統計データが有るわけではなく狭い観測範囲ではありますが、与党である自民党、特に安倍元総理に対しての肯定・…

  • アクセス数を増やすための需要がありそうな記事を考える

    「なんだ、急にアクセス数とかいつもと全然違うことを言い出したぞこいつ」と思われるかもしれませんが、ふと思いついたことを書いてみたくなっただけです。 アクセス数を増やすなら (まだ晴天) だってインターネットでブログに関する情報を探しに行くと、猫も杓子も「アクセス数を増やすには!」みたいな情報にぶち当たるんですもの。そういうのを調べたいわけでなくとも歩いているだけでおいらは犬かって勢いで棒に当たるんですもの。じゃあもうせっかくですしアクセス数に関して一言残しておきましょうという気分にもなるわけです。 ブログのアクセス数を増やしたいのであれば、人が読みたいと思うものを書けばいいです。多分他には無い…

  • 若者の理想と長老の知恵~問題を解決するためのアプローチ

    メディアやネットでは「〇〇〇が問題だ、だから無くさなければならない」という言論をよく見かけます。もちろんその思考自体はとても普通の事です。誰だって問題をそのまま放置したいわけはなく、その解消を求めるのは当然でしょう。 しかし、問題を見つけることも重要ではありますが、問題をどう解決するか、解消のためのアプローチをどのように取るかを考えることも同様に重要です。問題があることは確かに問題なのですが、目的が常に手段を正当化するわけではなく、問題を解消するためには適切なアプローチを取る必要があります。 分かりやすいアプローチ:若者の理想 誰かがメディアやネットで問題提起をする際に多く見かけるアプローチは…

  • もっと生産性を上げるために頑張ろう、への違和感

    商売やビジネスにおいて、昨今はどこでも生産性について語られています。もっと頑張って生産性を上げなければ競争に勝てない、もっと努力して生産性を今以上に高くしなければならない、というような調子です。 生産性を上げること自体が目的化してしまったり、マクロ経済で無理な生産性を求めることが無いのであれば、つまり一企業や一職場のミクロな範囲で生産性を上げることには特に異論はありません。まったく独立的に存在し得る市場というのはほとんどなく、大抵の商売やビジネスには概ね競合が存在し、ユーザーの財布の中身は有限であり、利益を出すためにはまず競争に勝たなければいけないという市場がほとんどだからです。生産性の高さは…

  • 誰だって争いや戦争は嫌いなのに

    争い事や戦争を好む人は恐らくほとんどいないと思います。もちろんそれは多少の願望を含んだ考えではありますが、誰だって痛いのは嫌いですし、怪我するのはイヤですし、殺すのも殺されるのも御免でしょう。 でも、じゃあなんで世界には争いや戦争があるのでしょう?誰だって争いや戦争は嫌いなはずなのに。 避けるのではなく、無くすことを考える 過去の記事でも述べたように、私はロバート・オーマン教授の戦争に関する捉え方に同意しています。争いや戦争を単に不合理で望ましくないものとして避けていては問題に対処することができません。 嫌うことと忌むことは少し別だと考えます。私は争いや戦争を嫌っていますが忌むことはしません。…

  • 行動の結果を楽しめるか~継続は力なり

    継続は力なり。これはその正誤を問うまでもなく経験則的事実だと言えるでしょう。 個人的には「継続すると力が付く」なのか「継続こそが力そのもの」なのかで解釈問題を作れそうな気がして面白い言葉だと思います。正しい言葉の意味は後者なのですけど、なんとなく前者でも使えそうな言葉ですよね、継続は力なり。 筋トレのように実力というものは継続しなければ付かないと解釈しても面白いですし、力積のように大きな成果を出すには継続時間が重要だと正しい意味で考えてもいいでしょう。 言葉は正しく使いましょう、という正論はさておき、まあ解釈を変えてみるのは面白いものです。 行動そのものよりも行動の結果を楽しむ 物事は継続する…

  • 正しさは何が担保するのか~エリート主義と反エリート主義

    昨今に限った話ではありませんが、学問や科学において何らかの疑いが発生した際に紛糾するのが『正しさは何が担保するのか』という論争です。 もっと単純化すると『頭のいい学者先生の見解が正しいのか、そうではないのか』という点において揉める場合です。この手の論争は多くの場合でエリート主義と反エリート主義に陣営が分かれて面白みの無い投石合戦になってしまいます。 その解決方法を提供できるわけではありませんが、思うところを述べてみます。 エリート主義と反エリート主義 エリート主義(知性主義)は優れたエリートを重視したりエリートに物事の判断を委ねる思想です。優れたエリートによる判断は多くの場合で適切であり、その…

  • 世代を超える作品は素晴らしいという緩い話

    ある日の緩い愚痴トーク。 私「社員のメンタル不調が云々で横のつながりがどうたらってうちのお偉いさんが言ってたけど、どう考えても横のつながりじゃなくて縦のつながりが原因だと思うんだよな」 同期「マジで同意。上が潰してるんだから、上が変わらんと意味ないわ」 私「孔明とか龐統とか贅沢言わないからさ、もうちょっと知力の高いお偉いさんが欲しいよな」 同期「うちは張飛が出世するからなー。現場の長はそれでもいいけどお偉いさんがそれじゃあ困る。馬謖でいいから欲しいわ」 私「泣いて斬るくらいの価値は欲しいわな」 同期「陸遜とか姜維とかどうよ」 私「いやどう考えても知力高すぎだろ、贅沢過ぎるわ」 同期「確かにもっ…

  • 他人が馬鹿に見えた時、考えるべきこと

    稀に、時々、頻繁に、常に。頻度は人によると思いますが、他人が馬鹿に見える時が大抵の人にはあると思います。 当人が物凄く賢い天才であれば常に他者が愚かに見えるのもやむを得ないでしょうが、大抵の人はそこまで隔絶した賢さを持ち合わせてはいません。それでも他人が馬鹿に見える時、それは少し気を付けたほうがいいと脳が出す信号だと考えています。 ああ、私のように馬鹿な人は別の話ですよ。それは馬鹿に見えるではなく馬鹿なので。そうではなく、ふと他人が馬鹿に見える時の話をします。 なぜ他人が馬鹿に見える? 他人が馬鹿に見えるのは自身よりも『考えが浅い』『考えの程度が低い』『知らないことが多い』といったようなことが…

  • まずはおっさんがスカートを履くのはどうだろう?

    ちょっとした思考実験的思索。ちょっと極論ぎみ。 ジェンダーレス制服 ここ数年ほど学生のジェンダーレス制服についての話題を時々見かけるようになりました。「スカートとズボン、どちらも自由に選んでいいですよ」というようなやつです。 制服に関しては様々な立場の意見があり、絶対的な正解は無いものだと思います。特にすれ違いがちなものとしては、金銭的な格差の観点から「画一的制服が望ましい」とする意見と、多様性の観点から「多種多様な制服や私服を許容すべき」という意見です。どちらの言い分もそれぞれの面から見て正しく、ある程度の自由化とそれに伴う補助制度の確立など、現実的な落としどころを見つける必要があるでしょう…

  • たとえ話の欠点と効用

    私は物事を説明する際に『たとえ話』を多用します。本日はそのたとえ話に関する所見を述べていきます。 たとえ話の欠点 たとえ話は結局のところたとえでしかなく、本質的な理解から遠のいてしまうことや意図を誤るといった欠点が間違いなくあります。それは時に全体の輪郭を錯誤させてしまったり、逆に一部の特殊な事例を全体だと誤解させてしまうことでしょう。また、ピントがズレたたとえ話は理解の助けにはならず、役に立たないどころか害悪ですらあるかもしれません。 たとえ話を用いる意図 それでもたとえ話を用いるのは敷居を下げる効能が高いためです。物事の本質を深く理解するためにはその物事の表層的な部分だけでなくバックグラウ…

  • 防衛関係予算と国防に関する愚見

    各所でここ数か月議論の焦点となっている事柄の一つである防衛関係予算と国防に関して、正直なところ左右どちらの側からも好まれなさそうな意見を述べてみたいと思います。まあ、正直あまり面白い見解ではありませんが・・・参考意見の一つということで。 GDP比で考えるのは意味が無い 時々見かける議論は防衛関係予算のGDP比に関してです。1%とか2%とかの話をされる方がいらっしゃいますが、重要なのは%の大小ではなくそれが目的に対して必要充分かどうかだと考えます。まず予算ありき、は役人的発想過ぎてあまり現実的とは思えません。 A国が石斧しか持っていないのであればB国にも高価な潜水艦や戦闘機などは要らないでしょう…

  • 食事が身体を作る、という現実に向き合わねばならぬ

    堅苦しい記事が続いているので息抜きしましょう、息抜き。 真面目”風”な話が主食的ポジションとなっているこの駄ブログではありますが、毎日主食だけを食べていたら体を壊してしまいます。人はちゃんと主菜や副菜も摂らなければいけないのです。 この駄ブログの不真面目な軽い記事は主菜的ポジションです。では副菜ポジションと言えばなんでしょうね、たまに書いている怪文書でしょうか。 主食、主菜、副菜。家庭科は苦手科目だったのでこれらの違いをいまいち分かっていないです。ええと、米とかパンが主食、肉とか魚が主菜、野菜とかが副菜、で合ってます?あれ、そうなると味噌汁はどこのポジションなんだろう・・・主汁?じゃあ副汁は?…

  • なぜ与党を攻撃する野党の支持率が伸びないのか

    別に国政に限らず、何らかの意見対立や多数決において普遍的で、特に新しい発想でもなく、むしろ面白くもない普通の話をしましょう。つまり政党政治における支持率は一例に過ぎませんが、まあ例として説明しやすいので使います。 戦略を間違えている 例えば次のような政党があるとします。政党の数や支持率は適当で、要は支持率の高い与党と支持率の低い野党があるという状態です。 政党A(与党):支持率60% 政党B:支持率20% 政党C:支持率15% 政党D:支持率5% この場合に政党B~Dが取りがちな戦略は、政党Aを攻撃して支持率を落とそうとする戦略です。政党Aを攻撃してその悪いところを炙り出すことで政党Aに投票す…

  • マスコミ批判で気を付けること

    インターネット上では今も昔も報道機関(マスコミ)への批判が活発に行われています。これは日本に限らず諸外国でも同様です。いえ、むしろ日本よりも海外のほうがマスコミへの批判は強いと言えるかもしれません。 社会学者が国際プロジェクトとして行っている世界価値観調査において、メディア(新聞・雑誌・テレビ)の信頼度は日本が60%台であるのに対して他の先進国では20~30%台となっています。日本でのマスコミへの批判の声は大きいとはいえ、他の先進国と比べれば日本ではマスコミが信頼されているということが分かります。 ◆WVS Database また別のデータ元として、総務省が例年発表している情報通信白書では新聞…

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