刑事マルティン・ベックのシリーズで、第1作「ロセアンナ」に続く第二作です。関連記事≫≫ 「ロセアンナ」書評1966年夏のストックホルム。刑事マルティン・ベックは夏休みを取得するために、離島に向かうところから始まる。彼は仕事に呼び戻される。理由は……、スウェーデンのジャーナリストがハンガリーで行方不明になっている。外務省がピリピリしているのは、20年前にスウェーデンの外交官がブダペストで失踪したことがあ...
バングラデシュ料理「スパイーシーフード ネットワーク」(越谷)
新越谷駅(東武線)周辺を歩いていて、発見したお店。あちこちにあるイン・ネパ料理店と趣が違う。店頭で料理していたり、たむろしている人たちがインド人よりも世慣れていない。店に首を突っ込んでみると、東南アジアの食料品が山積みになっていて、その脇にイートインがあった。「イートインで食べられる?」痩せた、若い、南アジア人が、「日本人が入店するの?」ってな感じで、首を縦にふった。関連記事≫≫バングラデシュを旅行...
西浅草…啄木、シャッター通り、聞こえるのは外国人の声ばかり!
西浅草は国際通りの西。寺が多い。東本門寺には幕末、江戸にたてこもる前の彰義隊がここに屯集した。明治時代の終わりには、等光寺で石川啄木の葬儀が行われている。地下鉄、田原町駅から出たところが西浅草。一歩、奥に入ると、商店はシャッターを下ろしていた。静かな路地に外国人観光客の声だけが響いていた。関連記事≫≫台東区の街歩き記事はブログに54回、アップしています。ぜひ、ページに飛んでください。田原町駅出口から...
「夜明けを待つ」佐々涼子著…余命宣告を受け、冷静に死を迎える!
「夜明けを待つ」を読んだきっかけ!週刊東洋経済にジャーナリストの金田信一郎氏が「ヤバい会社列伝」を連載している。その2025年1月25日号で、「夜明けを待つ」の著者、佐々涼子氏に触れていた。曰く、「手術をして半身が麻痺する中で、彼女は原稿を書き続けた」と。投稿子は歯が痛くなった程度で、顔をしかめ、イライラし、ぐったりするのに。佐々木涼子氏って、鉄人ではないか。強いヒトに憧れるタイプのワタシはグーグ...
新富町駅や築地駅からすぐの「新富」新富にはぽつぽつと黒塀の割烹店や古めかしい木造建築が残っていました。昭和の雰囲気を感じることのできた懐かしさ溢れる街歩きとなりました。昭和の時代は会社に通い詰めていましたが、今は、病院通いです!ビルに挟まれたレトロ建築(新富一丁目17-10) よく手入れされていて、お洒落度が増している。「川島産業」(新富一丁目6-10) 「躍金楼」(一丁目10―4)の黒塀に触って...
ロスアンゼルスで活躍する弁護士、ミッキー・ハラーもの第2作弁護士ミッキー・ハラーはロスアンゼルスを高級車リンカーンで動き、また、事務所として使っている。主に扱っているのは刑事事件。有能だが、クセのある中年だ。今回は、アメリカの陪審員裁判をテーマとしていて、法廷で検事と弁護士との戦いをたっぷり堪能できる小説となっている。ミッキー・ハラーは前作で重傷を負った。治療で使った薬のせいで依存症を発症しかけて...
「四川坦坦麺 阿吽」(浅草)。辛さと痺れを挽肉のそぼろが和らげる!
地下鉄、田原町駅脇の国際通りを散歩していたら、「四川坦坦麺 阿吽」を発見。大人気店も浅草に支店をだしたのか。行列が絶えない湯島にある本店へは、4年前に訪問済みです。少ないって? オリンピックと同じ4年に1度です。閏年だって4年に1回しか来ません。筋トレだって毎日やっても効果はありません。その時の食レポはブログにアップしています。浅草店の汁なし担々麺(1100円)です。カウンターだけの小さなお店です...
イタリアのスイーツ、ボンボローニを「リティウス」(新富)で!
イタリア菓子専門店「リティウス」は新富二丁目にあります。新富はまだ黒塀の割烹店や木造建築が残っていて、東京オリンピック前の風景を思い起こさせる場所もあります。素敵な風景を見られるのが、有楽町線「新富町」から歩いて1分、築地駅から5分の地です。関連記事≫≫イタリア、ローマのレプッブリカ広場にある「ダニーノ」で食べたシュークリームです。なんと美味しいのだ!記事を訪問してください。「リティウス」では、ボン...
工事中の東急百貨店の裏手にあります。オシャレなカフェだと期待して訪問。正面からみると地味。だが、入店すると……。店内は客でぎっしり。若者が多い。テーブルの間隔が狭い。新型コロナウイルス感染症が蔓延していたころなら、客は逃げ出したかも。サッカーをする余裕も、腹筋運動をするスパースもない。もちろん、投稿子が横になって昼寝をする広さもない。午後1時半に入店した。欧米人、東アジア人、日本人の比率は2:2:6...
優しい味の台湾料理店です。前回、訪問したのは1月だったので、久しぶりの訪問となりました。胃にもたれないものを食べたいときに、すぐ食べに行けるお店がある。これって最高ですね。土曜日のランチタイムに訪問しました。飲茶と魯肉飯のセット(1680円+税)です。小鉢の擔仔麵とサラダにコーヒーがついてきます。甘辛いタレをかけた飯とうま味のある汁が穏やかに喉を通過します。関連記事≫≫台湾の台北、台中、台南などへの...
「飄香」(銀座三越)の麻婆豆腐はゆるり、ゆったり、痺れと辛さ!
銀座三越の新館12階にある四川料理店です。ランチなら3000円弱でランチセットが食べられる「飄香」を訪問しました。「麻婆豆腐」セットを注文しました。2600円(税込)です。運ばれてきた麻婆豆腐から慎み深い香りが漂ってきました。口の中で、最初にゆったりと肉味噌が広がり、やがて花椒のほどよい痺れがやってきます。唐辛子の辛さがちょっと残りました。麻婆豆腐の痺れと辛さで失神しようと目論んでやってきたあなた...
100年に一度の街づくりが始まっている渋谷駅周辺。その先、「円山町」のレトロ建築を見て歩いた。昭和の時代。投稿子は、飲む、打つ、買う、ことさえできないほどの小心で、円山町を歩く勇気がなかった。円山町を歩いてみると、華があり、人をウキウキさせる何かが残っていた。円安も、不況も、物価高もどうでもよいとチョッピリ思わせる何か。つくづく、三木武吉のようにもてたいと思わせるウキウキ感がある街だ。香川県の選挙...
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刑事マルティン・ベックのシリーズで、第1作「ロセアンナ」に続く第二作です。関連記事≫≫ 「ロセアンナ」書評1966年夏のストックホルム。刑事マルティン・ベックは夏休みを取得するために、離島に向かうところから始まる。彼は仕事に呼び戻される。理由は……、スウェーデンのジャーナリストがハンガリーで行方不明になっている。外務省がピリピリしているのは、20年前にスウェーデンの外交官がブダペストで失踪したことがあ...
JR恵比寿駅東口をでたところにあります。店内のテーブルや壁の色合いは落ち着いていて、静かにすごせます。すぐ近くに出版社があるせいか、髭を短く揃え、少ない頭髪を撫でつけた結構な年齢の方やライザ・ミネリが驚いた時のような顔をしている女性がコーヒーを味わっていました。投稿子だって俳優に似ています。自慢するようでいやなのですが、敢えて言えば、谷村昌彦、三角八郎、高品格に似ています。多くの人々をうっとりさせ...
大きな照焼バーガー! パティがジューシー。関連記事≫≫20年前、北朝鮮、ピョンヤンのハンバーガー・ショップ訪問記事。30年前、北京で最初にできたマクドナルド店訪問記事。チキン・ナゲットとポテト、飲み物つきで1600円。ボリューム十分。いかにも肉を味わっている感じ。ちょっぴり甘い照焼のソースが味を引き立てる。お店は、北越谷駅西口をでて左。すぐ。浦和レッズの試合がある日は北越谷駅西口からシャトルバスが出...
タイトルは「北朝鮮に出勤しますー開城工業団地で働いた一年間」著者はキム・ミンジェ。韓国で栄養学を学び、北朝鮮にある開城工業団地内で食堂を運営している韓国企業に就職した。著者は2015年春から2016年2月にかけて開城工業団地の食堂で栄養士として働いた。その記録や回想を記したのが本書。就職先の開城工業団地は軍事境界線の北側、北朝鮮にある。そこに韓国企業が工場を建設し、安価な北朝鮮の労働力を使って衣料...
恵比寿駅から北里大学に向かって10分ほど歩いた。喉が渇いた。暑いし、カフェでしのごうかと、キョロキョロ。そんなものはない質素な通りだ。首都高の下をくぐって辿りついた「白金北里通り」は白金というオシャレな雰囲気とは場違いだった。昭和の時代とはあまり変わらないレトロ建築が並んでいた。何せ、人がいない。取り残された感があるのは、ここは渋谷区と港区の境界だからか。渋谷区恵比寿二丁目と港区白金五、六丁目が接...
こお店は、虎ノ門ヒルズ、レジデンシャルタワーの2階にあります。ステーションタワーはいつも混みあっていますが、ちょっと歩いて、プレジデンシャルタワーまでやってくると一挙に人通りが少なくなりました。店内には大きなテーブル。壁に沿って四人用のテーブルがいくつ配置されていました。ケースにはケーキがずらりと並んでいました。全部食べたいが、無理。テーブル席は若い方で、ほとんど埋まっていました。テーブルの間が広...
フィンランドを舞台とした警察小説です。フィンランド人のカリ・ヴァーラとアメリカ人妻ケイトを主人公とした「極夜」「凍氷」「白の迷路」「血の極点」四部作の二作目です。第一作の「極夜」はフィンランド最北部、ラップランドで警察署長をしているカリ・ヴァーラがソマリアからやってきた黒人女優の殺害事件を追う物語だった。難民の悲惨な最期がきっちりと描かれた小説だった。この小説は第二作。ヘルシンキの警察殺人捜査課に...
大宮公園からJR大宮駅まで歩いてみました。リクルートが発表している関東圏の住みやすい街ランキングで2位となっている大宮ですが、半信半疑でした。大宮駅とその周辺の雑踏しかしらなかったからです。乗換えの人たちは怒涛のように流れてゆくし、東口は乱雑。西口は景観が殺風景すぎる。若者にひょいひょい追い抜かれるのも平常心を乱される。小学生のころから試験で追い抜かれ、会社でも出世競争で、今ではジムでバーベルの重...
恵比寿、「ダ・ミケーレ」はナポリの行列店「ダ・ミケーレ」東京店ナポリにあるピザ屋「ダ・ミケーレ」の前は人がいっぱい。予約は店内で。人をかき分けて、番号札をもらう。唾をのみこみながら、外で番号が呼ばれるのを待つ。関連記事≫≫ ナポリの「ダ・ミケーレ」。「ダ・ミケーレ」の東京店が恵比寿にあります。関連記事≫≫ 前回訪問記事です。東京にある「ダ・ミケーレ」は番号札がありません。ただ、並べばよい。平日の午前1...
街歩きをしていると、昭和レトロの風景に酔えるだけではありません。お寺でありがたい言葉にも出会えるのも、街歩きの魅力です。含蓄のある言葉に接しているから、投稿子は器のおおきな人間だと判断するのは早とちりです。道理を説くのが好きな人が、切羽詰まって立ち喰いをする例を知っています。投稿子ですが。「大丈夫だよ 生きていけるよ」「正徳寺」(品川区北馬場参道通)で2024年10月に。「無菌状態に 慣れ過ぎ み...
東京散歩の楽しさは大通りから入った路地にある。路地を歩いているのは外国人ばかりだけれど、レトロ建築が残っていて、のびのびとした気持ちで歩ける。自然の風や寒さを感じられる通りっていいものだ。林芙美子が「下駄で歩いた巴里」の中で、「東京も巴里もベルリンも倫敦も何の変りもない。すべてが、箱のような建物になり、交通機関もすべてみな同じになってしまった」と書いている」。いや、銀座や大通りの景観はひどいよ。シ...
地下鉄、虎ノ門ヒルズ駅を出たら目の前が、食堂街T-market。その一角にあります。訪問したのは日曜日。食堂街T-marketは若者たちが多かったですね。ワタシは若者ではなく、バカ者でもなく、左卜全風です。マレな年齢層でした。少数派ですが、胸を張って歩きました。衆議院議員の世耕さんのように。NYでイタリアン。関連記事≫≫リトルイタリーで、路地にテーブルを出して……いい雰囲気。海外旅行記を見てやってください。マルゲリ...
昨日(4月13日)の越谷、元荒川の桜です。散り始めていました。静かな散策路。桜の花びらが風に舞っている。屋台が出ていない。おかげで密集感もなく、ゆっくり歩けた。屋台がないのは地域の方針らしい。打つ手はゆっくり、後手にまわるのが得意なワタシ。だが、越谷市は住民の意向を汲み、やることが早い。 桜、関連記事≫≫ 2019年、港区愛宕山付近の桜です。散り始めたころ。越谷の元荒川の土手では、30歳くらいの男性...
「友」は1988年、北朝鮮で刊行され、ベストセラーとなった小説だ。「訳者解説」によると、著者は1949年生れ。首領様の配慮により文学を勉強し、大きな信任を得た。現在は4・15文学創作団(4月15日は金日成の誕生日)の一員として作家活動をしている、と記されている。この小説は北朝鮮が望む家庭のありかたを描いている。北朝鮮では、家庭を社会の細胞と位置付けている。それ故、家庭の和睦も公共性がある。夫婦の関...
4月8日(火)に訪問。公園内に700本の桜があるそうだ。柔らかな桜の花を見上げていると、心が穏やかになっていった(気がする)。花見をすると、体がしゃきっとして、皺の増加傾向が鈍化し、幸福感を得ることができるとグールルにあった。今年、2回、花見に出かけたが、若返り効果を感じなかった。3回目の花見だ。決死の覚悟で大宮公園に繰り出した。帰宅したのは、1時間ほど前だ。まだ効果を感じない。ただ、1万6000...
熊谷駅から徒歩5分。目の前が、ほのぼの明るくなってきたら、もう桜並木!4月4日(金)に訪れました。イカ焼きの匂い。ああ、懐かしい匂い。とたんに響く、アジア人の大声!日本の人口は増加に転じないのに、外国人数は増加している!片方が少なくなると、一方が増える。こうしてつり合いがとれるのか。男性どうしでべったりしているベトナム人、スーツを着用して緊張して桜を見るスリランカ人、菜の花に入って、はしゃぐインド...
乳製品、卵、ハチミツを使わない「レインボー・ケーキ」!天然素材で着色されている「レインボー・ケーキ」(850円)はしっとりとした甘さでした。口の中でとろけるようなスイーツとは一味違いました。刺激的、強烈な甘さではありませんが、スッキリ感がありました。関連記事≫≫本郷にあるビーガンカフェ、「ビーグリーン」でキャロット・ケーキを楽しんだ記事です。ぜひ、記事を見てやってください。使われている食材は、上から...
副題は「私が陥った中国バブルの罠 中国の富・権力・腐敗・報復の内幕」となっている。内容は、中国共産党首相、温家宝と昵懇になり、巨額の資産を得た女性、段偉紅が2017年に行方不明となった。彼女の元夫、沈棟がその経緯を書いたもの。2012年10月。海外メディアが、中国の温家宝首相の一族が強引な手法で2000億円を超える資産を保有した、と報じたことがあった。その記事は邦字紙でも紹介された。ちょうど、中国...
新越谷駅(東武線)周辺を歩いていて、発見したお店。あちこちにあるイン・ネパ料理店と趣が違う。店頭で料理していたり、たむろしている人たちがインド人よりも世慣れていない。店に首を突っ込んでみると、東南アジアの食料品が山積みになっていて、その脇にイートインがあった。「イートインで食べられる?」痩せた、若い、南アジア人が、「日本人が入店するの?」ってな感じで、首を縦にふった。関連記事≫≫バングラデシュを旅行...
西浅草は国際通りの西。寺が多い。東本門寺には幕末、江戸にたてこもる前の彰義隊がここに屯集した。明治時代の終わりには、等光寺で石川啄木の葬儀が行われている。地下鉄、田原町駅から出たところが西浅草。一歩、奥に入ると、商店はシャッターを下ろしていた。静かな路地に外国人観光客の声だけが響いていた。関連記事≫≫台東区の街歩き記事はブログに54回、アップしています。ぜひ、ページに飛んでください。田原町駅出口から...
中層の鉄筋コンクリート建築が並ぶ新大橋通りから森下に入り、中枢の旧高橋ドヤ街へ。森下三丁目の交差点から高橋夜店通りでウロウロして、小名木川へと出ました。このような街歩きです。森下駅を出ると、新大橋通りに「みの家」があります。深川、森下で働く舟人足や職人たちは精をつけると称して桜鍋の「みの家」にやってきた。この建物は昭和27年(1952年)に建て替えたもの。道路の反対側からみても異彩を放ちます。「山...
いつも考えず、本も読まず、運動は貧乏ゆすりをするぐらい。頭と体を活性化させるには糖分だと、決意しました。「考えるは易く、行うは難し」怠惰で虚弱なワタシは自転車で20分ほど走るのも辛い。「白鯨」のエイハブ船長になった気分で目的地、「コウシャ」を目指しました。休日の午後3時ころおじゃましました。客は一組だけです。関連記事≫≫前回「コウシャ」を訪問した時はショートケーキを食べました。新鮮な味でしたよ。上の...
都電荒川線の小台停車場の南あたりを歩きました。5月の連休中、土曜日に歩きました。実は、道が分からなくなってしまったんです。尋ねようにも、歩いているのは白人が多い。やっと日本人らしいお嬢さんがやってきました。「あのう」手をヒラヒラさせて行ってしまいました。中国の方? 荒川区、寂寥感ある街を歩いているのはワタシと外国人ばかり?東尾久五丁目26-4の建物です。駄菓子屋「鳩屋」(東尾久五丁目20-13)さ...
餃子を焼くときのシャーっという音、プンプン漂ってくる焼けた皮の香り。餃子は注文してからテーブルに届けられる間も楽しいですよね。 訪問した「ニューヨーク飯店」は赤羽駅から埼京線に乗って一つ目。遠かったですが、満足できる店でしたよ。焼餃子5個(650円)、水餃子5個(650円)と暑かったのでコーラを注文しました。メニューには「しそ水餃子」(5個、700円)というのもありました。焼き餃子です。「ヤケドに...
アメリカ、特殊部隊に所属する兵士が、政治家や彼らの取り巻きによって金儲けの駒として使われた。その事実を知った兵士は、家族まで殺される。嵌められた! 兵士は現実の醜さに自暴自棄になりそうになるが、人間としての生きてゆく価値を見つめ、復讐という形で苦悩を乗り越えてゆく。小説で描かれたのはアメリカの政治家の醜い世界だ。主人公の兵士は、あらゆることは儚く消えていく、無常だなんて到底思わない。やり返す! あ...
東京駅と日比谷通りの間にある丸の内仲通りに「丸の内ストリートギャラリー」……野外美術館……が、あります。日比谷駅から丸の内オアゾまで20点弱の芸術作品が展示されていました。緑の木々や花に囲まれ、透き通るような青空の下、草間彌生の作品などを見られるのです。疲れたら……、沈敗ありません! カフェまであります。日比谷から大手町に向かって歩きながら、アートを鑑賞しました。「ルネッサンス」キム・ハムスキー「展望台...
舎人ライナーの「赤土小学校前」駅からすぐです。JR田端駅から歩いて10分。昭和34年(1959年)にできた銀座です。65年の歴史のある商店街です。連休中に歩きましたが、シャッターを下ろした店もちらほらありました。「尾久銀座」の手前、「川の手もとまち商店街」をチョイ見しました。「野辺楽器店」(東尾久四丁目13-11)です。「かふぇ たうん」(東尾久四丁目13-8)です。入りやすそうなカフェです。東尾...
地下鉄の人形町駅から日本橋堀留町、日本橋小舟町を散策し、「UNISON TAILOR」でひと休みしました。カフェは人形町駅を上がったところ、橘稲荷神社のそばにあります。関連記事≫≫その時の街歩きは、「日本橋堀留町の入船跡やレトロ建築を見て、日本橋小舟町へ」にアップしています。上の文字をクリックすると、日本橋堀留町への街歩きに飛びます。面倒くさいなんて言わずに、見てやってください。カフェラテ(540円...
地下鉄、千代田線の町屋駅から尾久橋通りまで歩きました。都電、荒川線と並行して町屋二丁目停留所まで行き、左に。細く、妙に湾曲した道を舎人ライナーの走行する尾久橋通りまで歩きました。町工場、小さなお店、住宅が密集する地域に昭和の時代には人がぞろぞろと歩いていたと思わせる街歩きでした。地下鉄、町屋駅近く。ピカピカの都電が道路を横断する!この雄姿!!実に堂々として頼もしい。都電は3輌編成で走行してもらうと...
越谷市内にタイ料理の「チョークディー」というお店があります。何それ? 知らなくとも、認知症ではありません。ほとんど知られていないお店ですから。久しぶりに訪問したら、味が日本人向けタイ料理に代わっていて、食べやすくなっていましたよ。プー・パッポン・カリーが絶妙でした。カニをカレーで炒め、溶き卵で仕上げたプー・パッポン・カリー。タマゴのカレー味とフワフワ感!!ご飯がすすみました。見た目は開店当初と同じ...
地下鉄日比谷線、人形町駅を出て小伝馬町駅の方角に向かって左側を歩きました。日本橋堀留町には昭和24年(1949年)までは入掘がありました。全国から送られてきた物資を荷揚げした地域だった(「明治大正東京散歩」)そうです。周囲には薬問屋や織物関係の問屋街があり、繁栄した地域だったようです。現在は、ひっそりとレトロ建築とビルが共存している街となっていました。「こま吉」(日本橋堀留町一丁目6-11)。看板...
ロンドンでMI6所属のイギリス人、銀行役員が拉致される。実行犯はロシアが雇った傭兵。ロシアは銀行役員が持っているMI6の情報と金が欲しい。これに対し、イギリス側は銀行役員の奪還と拉致した人物の殺しをフランスに住む「イングリッシュマン」に依頼する。実に迫力ある東西スパイの戦いがノンストップで展開される。この小説を手にしたら、すぐに引き込まれ、結末まで本を放したくなくなってしまうだろう。プロローグは、...
JR高田馬場駅をでると中国物産店や台湾スイーツの店が目につきました。通る人たちは甲高い声で知らない言葉を話す。エキゾチックに変貌した街のあちこちに、戦前の建物がまだ残っていました。地図の赤い線が歩いた道です。「オオゼキ」(新宿区高田馬場三丁目12-10)。ひっきりなしに客が出入りしています。繁盛しています。「山本靴店」。洋服店の「ゆうみん」(高田馬場三丁目22―3)。靴屋は閉店しているよう。「久塚...
「よしかわ」は地下鉄、東西線の早稲田駅から、穴八幡神社の方向に歩いてすぐです。前回、「よしかわ」の前にある「法輪寺」に花手水を見に行ったのが2022年7月。その時「よしかわ」に寄ったのですが、定休日でした。今回は慎重に営業日をチェックしました。関連記事≫≫「法輪寺」への訪問記事です。花手水が実に美しかった。「よしかわ」はイートインがないので、ここで花手水をみながら、「おはぎ」を楽しむという手もありま...
最近はトンとご無沙汰のギリシャ料理。都内には銀座、六本木、蒲田にギリシャ料理店がありますが、簡単に行ける銀座のお店にしました。東急プラザ銀座、最上階の「THE APOLLO」へ。平日のランチですが、ほぼ満席でした。ギリシャへは2度、旅行しただけです。半世紀も前です。最初は1970年。次は、1973年です。2度目の旅行は、石坂浩二と浅丘ルリ子の新婚旅行先がエーゲ海クルーズでした。お二人の写真を週刊誌...
「馬場口」交差点にある「OMOTENASHAMOJI」に入りました。高田馬場駅から歩いて7分。この日は土曜日の午後0時半ごろ訪問。1時間ほどして、お店を出るころには行列でしたよ。高田馬場には雰囲気のよいカフェがありますね。有名どころでは「コットンクラブ」。いつも賑わっています。高田馬場とくればコットンクラブです。上の文字をクリックすると、「コットンクラブ」訪問記事に飛びます。ぜひご覧になってくださ...
越谷駅から歩いて5分、市役所内に新しくカフェができました。市庁舎2階のテラスに出現したカフェから、元荒川とその先の瑞々しい景色を楽しみながら、コーヒーを味わうことができます。素敵な時間です。カフェラテ(500円)とパン・オ・レサン(280円)を注文。カフェは市民が寛げる場所と共用されています。購入した飲み物もここで味わいました。テーブルの感覚が広くて、気持ちが良いですよ。高齢者率が高いですね。人々...
イスラエル人の著者はノンフィクションで「ミュンヘン オリンピック・テロ事件の黒幕を追え」「モサド・ファイル イスラエル最強スパイ列伝」「秘録イスラエル特殊部隊 中東戦記1948―2014」を刊行している。小説でもスパイものを多く発表している。「パンドラ抹殺文書」は1981年に刊行された。冷戦時代のアメリカとソ連との間で、それぞれの国の中枢に存在するネズミを暴こうとする物語だ。事の発端は、イギリスの文書...
ヒルズやミッドタウンの陰に低地があった。六本木は高層ビル、タワマン、駐日大使館、放送局に加えて美術館まで参入しています。変化し続ける街の風景も飽きません。高層ビル群を見上げるようにして、小さな公園、二階建てのアパート、平屋住宅、古い住宅をリノベした飲食店が低地に額を寄せ合っています。ここにも再開発の波が押し寄せています。六本木七丁目!東京ミッドタウンの前、外苑通りを横切って、低地を下ります。外苑通...
高田馬場でチキンカレー一見、ただのカレーライスですが、食べて驚きました! ゴクウマ!高田馬場駅から早稲田通りを馬場口に向かって数分歩いたところです。カレーの名店が路地にひっそりと佇んでいました。開店と同時に一番乗りで入店。すぐにカウンター7席だけのお店はいっぱいになりました。関連記事≫≫カレーの老舗! ミシュラン格付店、神保町の「共栄堂」のカレーライスを食べに、2017年7月に訪問しました。「プネウ...