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インスタ映えのしない日々  http://karaz.blog.fc2.com/

もうすぐ定年。所有物を整理する自分のメモとして始めたブログ。部屋は片付き、遺言状を書き終えました。最近はエッセイの感想、ミニシアター系の映画の感想を書きながら、残り少ない人生をどのように楽しむか模索する様をブログに織り込んでいます。

由実子
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2022/05/29

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  • 米国大統領選挙 在日米国人の投票

    相方のところに投票用紙がカリフォルニアから郵送されました。スペイン語が併記されているのには慣れましたが、「投票に行きました!」シールには、中国語まで。ヒスパニック系住民や中国系住民が、カリフォルニアでは圧倒的に多いからでしょう。英語の読み書きに不自由するような人が増えたとも解釈できます。米国憲法修正第14条のjus soli(出生地主義)は、いい加減、改正したほうがいいのでは、と東の端っこにいる私は大きなお...

  • 【ジョージア映画】「ペチョラ川のワルツ」

    1937年のグルジアを舞台にした、ラナ・ゴゴベリゼ監督の自伝的作品。父親は「人民の敵」として処刑され、母親はコトラスにある強制収容所送りに。コジョリにある孤児院に預けられたアナは、かつて住んでいた家に忍び込みますが、家はすでに秘密警察の男に乗っ取られていました。アナのおばあちゃん愛用のティーカップに、グルジアワインを注ぐ男。他人を尊重するなんて、ここにはありません。謎のアジア系男性のショットで始まる「...

  • 初めてのベンガラ泥染

    大阪にある古色の美でベンガラ泥染め6本セットと下染剤50ml × 2本を購入しました。ベリーボタンさんで買った「灰桜」色のリネンが、実はベージュピンクという別の商品らしく、ちょっぴり悔しい・・・渋い桜色を着たいなぁと、一度思ってしまうと、諦めきれなくて。そこで、ベンガラ染めを試したところ、自画自賛したくなる仕上がりになりました。...

  • 下肢静脈瘤術後/若いうちにやっておくこと

    赤ちゃんの可愛いあんよの写真でごまかしておりますが。(無料の画像サイトから拝借)先日の日記にちょっと書いた、相方のうっ滞性皮膚炎のこと。下肢静脈瘤が原因とのことで、レーザーで静脈瘤を焼く手術を受けました。痛がらない相方にしては珍しく、チクチクすると言います。どこが痛むか聞いても、どこなのか、よくわからないそうです。手術後は、脛から足にかけてしっかりと包帯を巻いて過ごしています。痛みは一か月ほどして...

  • 【ジョージア映画】「希望の樹」追記

    **2024年9月末 追記**いやー、1週間延長になりましたね、ジョージア映画祭。しかも、はらだたけひでさん、レジャバ大使のトークショーがあるですと?!今年の9月はジョージア映画に染まりつつ、相方のうっ滞性皮膚炎の手当で慌ただしく日々が過ぎています。病院付き添いの読書の友ははらだたけひでさんの「グルジア映画への旅」。前にも借りたことがありますが、実際に映画を観賞する前と後では、読後感が違います。で、「...

  • 【ジョージア映画】踊る阿呆に見る阿呆

    「アラヴェルディの祭(ალავერდობა/ Alaverdoba)」は、1962年、ソ連時代のジョージア(旧グルジア)映画。私が生まれる1年前の映画です。カヘティ地方にあるアラヴェルディ修道院。ここで行われる伝統的なお祭りには宗教的意味が失われていることに、疑問を感じた記者のグーラム(Geidar Palavandishvili)。彼は、人々の気持ちをひとつにする行動を起こさなくてはという考えに至ります。コーカサス地方の伝統舞踏や音楽、土器...

  • ドラマで学ぶ英語 味の素とか「うまみ」とか

    MSG。初めて知りました。LAW & ORDER:性犯罪特捜班 シーズン18・第17話「扇動される人々」を見ていたら、参考人の男が I'm allergic to MSG.と言っています。MSGとは何だろうと調べたら、グルタミン酸ナトリウム (MSG)のことで、味の素の原材料のひとつだとか。米国の料理番組を見ていると、たまーにですが「ウマーミー」と出演者が言うのを耳にします。日本語の「うま味」のことです。wasabi、 noriだけでなく、うま味まで輸...

  • ひとりご飯 おひつを探して

    2024年9月19日 追記杉の木クラフトさんの曲げわっぱのお弁当箱。軽いのに丈夫。風情があります。会社でのお昼ご飯の時間には、癒されました。定年退職してからは、おひつとして使おうと思っていたのですが、おかず無しでご飯だけを入れると、思いのほか、拭き漆のにおいが気になるようになりました。これは個人の好みの問題なので、「漆の香りが、いいんだよ」と唸る人もいるかも知れません。おかず入れのほうが、拭き漆の器は向...

  • 非常食/台所から消えたもの

    カレーです。災害時の非常食として、どなたも常備されているようなレトルトカレーや、冷蔵庫の中のカレールー。私は持っていません。小さい子がいるご家庭なら、被災した時にこそ食べたいのがカレーかも知れませんが、共同の避難所では2つ、問題がありました。 1.カレーのにおい 2.レトルト袋に残るカレー普段の食事でもカレーを食べる機会も減り、そうなると冷蔵庫の中のカレールーの消費も遅れがち。カレールーの代わりに...

  • ダコタ・ファニングの凄さ CSIを見てくれ

    米国女優のダコタ・ファニングさんの記事を読みました。日本では「アイ・アム・サム」で幼いダコタ・ファニングを見てファンになった人が多いようですが、彼女の凄さを知りたければ、是非、子役時代のドラマを見てほしいなと思います。虚ろな表情を見せるのは、CSI第1シーズン・第7話「惨劇の家」(原題はBlood Drops)でブレンダを演じるダコタ。両親と兄を惨殺され、生き残ったのはブレンダとお姉ちゃんという設定。CSIに限ら...

  • 【ジョージア映画】「インタビュアー」働く女性の選択

    ジャーナリストのソフィコ(Sofiko Chiaureli)は仕事にやりがいを感じていますが、反抗期の息子、サンドロ(Levan Abashidze)の扱いに悩んだり、夫との間に距離を感じるように。やがてめぐって来た昇進の話。管理職になれば、家族のために時間を融通しやすくなる。けれど、ソフィコは現場へ出て動きたい。優先にするのは、家族か、仕事かの選択を迫られます。こういうジョージア映画を観たいと思っていました!働く女性が「仕事...

  • 遺品からハンガリー刺繍

    刺繍デザイナーの青木和子さんの作品が好きで、小さなハーブの刺繍はチマチマと刺していましたが、定年退職後、刺繍の世界を広げています。チャルカやイスクラで取り扱っている東欧の布や刺繍には、前にも増して魅了されているのですが、「そういえば」と気が付いたのが、ユキエさんの遺品の中にあった丸いCDプレーヤー入れです。赤っぽく写っている刺繍糸は、実際にはショッキングピンクや赤みの強い紫。その大胆な色使い、ぷっく...

  • 【ジョージア映画】「マグダナのロバ」貧困と無教養と

    前置き: ジョージア映画祭の立役者のこと「ジョージア映画祭2024」が開催されているユーロスペースへ久しぶりに行くと、はらだたけひでさんを見つけてしまいました。私は旧ソ連の文化が好きだと言いながらも、ジョージアがこれほど素敵な映画を作っていたなどとは恥ずかしながら知らなくて、はらだたけひでさんの個展へ行ったことがきっかけで、ジョージア映画の世界へ引きこまれて行った次第。あの日、個展へ行かなければ、珠玉...

  • 洗濯バサミ 新旧比較

    左側は100円ショップで買った洗濯バサミ。右側は、70年くらい前に米国で使われていた洗濯バサミ。相方のお母さんが米国で使っていました。バネの太さが違います。バネが太いので、開いたり閉じたりするのにちょっとだけ力が要りますが、その分、洗濯ものをはさむグリップ力も強く、強い風が吹いても洗濯物が吹き飛ばされる心配がありません。相方が生まれた1945年、家には大きなオーブンも洗濯機、乾燥機、食洗器もすでに揃った生...

  • 【ジョージア映画】青い山――本当らしくない本当の話

    舞台は、ソ連崩壊前のジョージア(グルジア)。駆け出しの作家ソソは、小説を売り込むために役所の職員たちの間を奔走する、ブラックコメディー。役人たちは人当たりだけはいいのですが、ソソから渡された原稿を、書類の一番下にねじ込んだりして、やる気なし(笑)親切に、いつもコーヒーを勧めてくれる、色気のある職員もいますがソソが、さてコーヒーをいただこうという、まさにそのタイミングで、やきもち焼きの亭主が娘を連れ...

  • ハンガリー伝統刺繍 カロタセグ地方

    現在のルーマニア、トランシルヴァニア西部にあるカロタセグ地方に伝わるハンガリー刺繍の数々。それを谷崎聖子さんがまとめた「カロタセグのきらめく伝統刺繍」ほど、詳細に解説し、わかりやすいカラー写真をそろえたものはないのではないでしょうか。初めて見聞きするものが多く驚くばかりでした。未婚女性のみが被れるビーズの頭飾り「パールタ」、未婚男性であることを示す、帽子につけるビーズ飾り「ボクレータ」。どちらも、...

  • 【イタリア映画】不仲の親を見て育った子供の末路

    「不倫をした」と、唐突に告白をする夫、アルド。ふたりの子供をお風呂に入れてやり、絵本を読んできかせる、いいお父さんなのに。そして、アルバ・ロルヴァケル演じる妻、ヴァンダの壊れっぷりが、すごい。いやー、映画「靴ひものロンド」は、色彩豊かなDVDパッケージに騙されちゃあ、いけませんぜ。この夫婦、ひっついている必要はあるんだろうか。文句、恨みつらみ、不満が渦巻いてどうしようもないなら、いっそ、関係を切るほ...

  • 鼻に絆創膏 運転免許証の写真撮影はOK?

    相方が免許更新に運転試験場へ行ってきました。皮膚がんの手術後で鼻に絆創膏を貼ったままで。これ、いいのでしょうか?ネットで調べてみると、担当者の判断次第だと書いている人もいます。で、相方の場合。案の定、絆創膏を取ってくださいと言われました。皮膚がんの手術を受けたこと、感染する恐れがあるので、絆創膏をここで剥がすわけにはいかないと通訳に説明したところ、絆創膏をつけたままの写真撮影を許していただきました...

  • 【イラン映画】帰還兵ミカエル

    戦争の陰を、独特の観点から描くイラン映画「ミカエル」を観ました。ひとりの帰還兵、ミカエルをめぐる人間ドラマであり、ややミステリー仕立てでもある作品で、最後の方のワンシーンで「!!」となり、最後の最後で「・・・」となり。戦地へ赴いたミカエルが、ようやく母親、ムネースの元へ戻り、あとはミカエルとナグメ(Donya Pakdaman)との結婚式を待つばかりとなりました。しかし、何かおかしい。ミカエルは、ひょっとして帰...

  • 読書・料理)ジョージアの料理に挑戦してみる

    東欧、旧社会主義国のレシピを集めたイスクラさんの「ノスタルジア食堂」を参考に、ジョージア(旧グルジア)の「ハルチョー」を作ってみました。ハルチョーとは、牛肉のスパイススープですが、ハンガリーのグーヤシュ(グラーシュ)のようでもあり、イランのフェセンジャーン(フェセンジュン)のようでもあり。下に書いたレシピもどきは、イスクラさんのレシピを元に、自分でやりやすいように少し変えてあります。1 炒める牛肉...

  • 【イラン映画】親友が昏睡状態に 女子大生が見舞われた事故

    テヘランの女子大生が巻き込まれた事故を描く、人間ドラマ、My Second Year in College(英語字幕)(Sale Dovom Daneshkadeh Man)を1年ぶりに、再び鑑賞しました。2019年、イスファハン出身のRasoul Sadrameli 監督の最新作。大学で学ぶアヴァ(Fereshte Arastouie)とマフタブ(Soha Niasti)は、教師や級友たちと一緒にイスファハンへ旅行をします。他愛ない話できゃっきゃと盛り上がる女子大生の華やかさに、そうそう、こうい...

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