chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
アレオーレのブログ https://areole.blog.fc2.com/

サボテン・多肉植物の栽培について気ままに投稿します。

中学生の頃(60年以上前)友人の影響でサボテンに興味を持ち、以来ダラダラと栽培を続けてきました。 現役引退(2013年)後、時間に余裕ができたのを機会に本格的にこの趣味に復帰。 二棟の小さなガラス温室に多くのサボ達を詰め込んでつきあってもらっています。

areole(アレオーレ)
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2022/01/28

arrow_drop_down
  • 成長点の”点と線”

    ここ川崎の市街地ではすでにセミの鳴き声を聞くことはなくなりました。ここ数日、日本女子オープンゴルフ選手権をテレビ放映している紫カントリークラブすみれコース(千葉県野田市)ではまだヒグラシの鳴き声が聞こえます。ただ心なしかその声は弱々しくうら寂しさを感じさせます。季節は既に秋になったようです。この週末はまた30℃を超えることもあるそうですが…。今日の話題は綴れた成長点とその球体の成長についてです。2019...

  • 棘は嫌い

    私はサボテン栽培を趣味としているにもかかわらず、棘が嫌いです。棘といっても強刺類のあの太い棘は嫌いではありません。嫌いなのはウチワサボテンなどの逆針のような棘と、マミラリアの細いかぎ棘。<逆針> ウチワサボテンはもちろんのことです。キリンウチワもダメです。ウチワサボテンもキリンウチワもうちの温室には一本もありません。接ぎ木の台はもっぱら袖ケ浦を使っています。キリンウチワのあの逆針が指に刺さってチク...

  • コノフィツム「ペルシダムvネオハリー」

    4年前にSさんから頂いたコノフィツムのペルシダムvネオハリー(詳しくはその後に「SB1187 Silver  Fontein」と続きます。)。小さな群生株を頂きましたが、その後大きな群生に育ちました。しかし昨秋植え替えようと抜き上げたところ根の状態が悪い状態に見えましたので、安全のためバラバラに切り離し挿し木しました。その後うまく根付いたようで、一年後の今純白の花をあげてきました。5鉢に分けています。純白の花はサ...

  • 子吹き烏羽玉

    気力ある限り子株を吹き続ける烏羽玉。子吹き烏羽玉と呼ばれていますが、そんな烏羽玉を数株所有しています。まだ主頭が小さいうち(直径1cm程度)から次から次へと子を吹いてきます。子に精力を取られるためか、主頭の成長は二の次。直径4cm程度にとどまっています。一つ不思議に思っているのはこれら子吹き烏羽玉は「銀冠玉錦」として入手した種子からのもの。その姿はどう見ても烏羽玉で、このようなものを銀冠玉錦の種子とし...

  • 花も実もある魔象丸

    2013年春にヤフオクで入手した種子から育てたコリファンタ属の「魔象丸」です。実生から5~6年間はラグビーボールのような形状の球体でしたが、この数年急に先端がとがってきました。現在開花中で、そのすぐ下には昨年咲いた花を由来とする種鞘があります。これはコリファンタ属のサボテンの特徴なのでしょうか、種鞘は放っておくといつまでも若々しい見かけのまま球体についています。過去の経験では開花後最長2年間くっつい...

  • 成長遅いプレミアムサボテン:メキシカーナ

    今日の主役は昨日のヒントニーと同様に大変成長の遅いメキシカーナです。属名は「ゲオヒントニア」。これもヒントニーさんとゆかりがあるのでしょうか。実生9年生と、4年生の2グループの苗を育てています。<実生9年生> 2013年に奈良の業者さんからおまけでいただいた種を実生したものです。おまけでこんな高価なサボテンの種をくださるとは、奈良の業者さん太っ腹ですね。多くの同期苗はヤフオクに出品し、用土などの購...

  • アズテキウム属「ヒントニー」

    非常に成長の遅いサボテンの一つにアズテキウム属「ヒントニー」があります。種子の価格もそれほど安価ではありませんが、うちの温室にも何本かの苗が育っています。<実生9年生の苗> 2013年の春にメサガーデンから購入した種子をまいて育ててきたものです。わずか二本の苗がかろうじて生き残っています。大きいほうは直径4cm、小さい方は2.5cm程度です。大きい方の苗は成長点付近のアレオーレから棘のようなものを出し...

  • こんな作業はもう嫌だ

    うちの温室には血気盛んなプセウドペクチニフェラの苗があります。この苗は自家受粉する様でここ数年多くの種子を産出してくれています。その多くの種子を今年の5月に播いたものが9月の今こんな状態まで育っています。鉢として使っているものは1辺10cm程度のプラ容器。こんなのが3つあります。底穴がないためいずれ植え替えねばと思っていましたが、予想外の成長でこのような密な状態に。意を決して第一回目の移植をすること...

  • グリーンウッディー

    今日温室内ではコリファンタ属の「グリーンウッディー」が開花していました。コリファンタらしい控えめな黄色の花です。このグリーンウッディー、コリファンタ属としては大柄で球体の直径は10cm近くあります。また一つ一つの疣も大きく、なかなかの貫禄です。球体色も独特の灰緑色で、「グリーンウッディー」の名前もここからきているのでしょうね。コリファンタというのでまず気になるのは赤ダニの害。しかしこのグリーンウッデ...

  • こぼれ種でも10年以上育てると…

    温室内で敷き砂上に意図せずに生えてきたいわゆる「こぼれ種」。意図しようとそうでなかろうと、生えてきた苗には生命があり、逞しく育つものあります。<般若> 苗を見つけて鉢上げしてから15年ほど経過しています。これまで径方向の成長が目立ちましたが、ここ数年径の成長はやめて縦方向に伸び始めました。あと10年もすると50cm近い丈の般若になりそうです。<盤石> これは鉢上げしてから13年ほど経過しています。温...

  • 秋の駄物たち

    この春に建てた通風栽培室にプシス(いわゆる駄物)たちを収容して半年経過しました。やはり駄物たちは締め切った温室より通風の効いた環境のほうが居心地が良いようです。<大豪丸><黄花短毛丸><花盛丸><白花短毛丸><長盛丸>いずれの苗も実生9年以上経過しています。春から秋まで断続的に花を咲かせています。その姿からは想像できないような大きく美しい花を咲かせてくれます。そういえばこれらのプシスたち、今年にな...

  • 挿し木した銀冠玉掻き子の成長

    今年の春に銀冠玉の大苗を植え替えた際に外した掻き子たちの成長が著しいので記事にしました。外した子たちがたくさん出ましたので、大平鉢に並べて植え付けました。植え付けたといっても用土に窪みをつけてその上に置いただけですが…。今年5月初旬の画像です。親株に無理やりくっついていて、鉢と主頭との間に挟まれていたため歪んだ形状のものが目立ちます。それから4か月経過した現在の姿です。皆さん健やかに育っています。...

  • 接ぎ降しのための切断作業

    台風接近が報じられている昨日、慌てて接ぎ降しのため袖ケ浦に接いでいた苗たちをカットしました。カットする前の苗たちの様子です。プラスチックの舟に腰水状態で多くの苗を入れていました。台木はすべて袖が浦です。袖ケ浦は水が大好きで、腰水状態で根腐れすることは全くありません。500~1000倍程度のハイポネックス液を使用することで穂はどんどん大きく育ってくれます。舟の中にはプセウドペクチニフェラ、黒王丸、恩塚ラン...

  • ぶった切りました。

    9/13のブログで、倒伏したことをご報告した大鳳玉の大株。今日予定通りぶった切りました。ど真ん中から切断することも考えましたが、どうせまた長くなってくることを考え本命の上半身は短めになるような位置でカットすることにしました。一応カッターの刃はアルコール消毒しています。一刀両断!切断面です。乾燥による収縮を考えて発根する面は凸状に切削。断面には安全を期して殺菌剤「ベンレート」粉剤を塗布しました。こんな具...

  • 初秋の温室風景

    暑さもどうやら今日で一段落。温室内にも秋の気配が漂っています。<第二温室> 夏の間サボテン苗たちの上方を覆っていた不織布を取り払いました。ようやくサボテンたち全員を一望のもと見渡せるようになりました。画像正面が西側で、まだ日焼けの恐れがあるためレースのカーテンは吊ったままです。床面に直置きしている攪拌扇も回しっぱなしです。南側棚:牡丹類の開花球が元気な姿を見せています。全部9年前に実生した苗たちで...

  • もう大丈夫だ、銀牡丹

    徳島カクタスクラブのガッテンさんから頂いた「銀牡丹」。群生化した主頭の部分を接ぎ降し、吹いた子株の一つを保険のため袖ケ浦の台に載せました。<子株> こちらも群生化し始めているようです。接ぎ木が成功した苗は本当に元気ですね。<主頭の群生株> 接ぎ降してから1年ほど経過。順調に根も張って、主頭から出た子株たちも成長を続けています。接ぎ降ろした主頭を含む群生株は成長を急がず、硬く締まった健康な群生株に育...

  • 満を持する牡丹類たち

    今日ご紹介するのは秋の開花を待つ牡丹類の苗たちの現在の姿です。<シワ疣玉牡丹> 実生10年生の自根株。直径14cmほどあります。3か所から新たな綿毛の膨らみが出てきました。<象牙牡丹> 二本あります。いずれも実生10年生の自根株です。<花牡丹> 30年ほど前に二和園さんで購入した苗です。多くの疣が重なった球体がその年齢を感じさせてくれます。この株も成長点付近から新たな綿毛を吹いてきました。既に旧ロゼオカク...

  • たたっ切るぞ!

    30年以上前に中学時代の友人から譲り受けたアストロフィツム属の「大鳳玉」です。球体の径は10cmを超え、高さは35cmほどになっています。この大鳳玉、太い根が出ず15cmほどの細い根が球体下方に伸びています。根が細いうえに、球体が縦長でさらに向日性のため南側に傾き始め、ついに最近倒伏するに至りました。夜間に起きた地震がきっかけになったのではないかと想像しています。細い根はすべて倒伏時に切れてしまいました...

  • これはニュッと出てこないのか?

    実生して6年。今年初めて花座をあげてきたメロカクタス属の「層雲」です。まだ「花座」というよりは綿毛のかたまり。そこからポツンポツンとピンクの小さな花をあげてきています。最初の花を認めてからすでに二か月以上経過しますが、例のメロ独特の種鞘をニュッとあげてくる姿が見えません。おかしいなと思い、既に大分前からある花柄をつまんで引っこ抜いてみました。既に綿毛の中で種鞘は完成していました。これは待っていても...

  • 意外と良い、認識を改めよう

    実生8年生の牡丹玉錦です。斑模様が余り気に入らないものや斑のないものなどを棚下に置いていました。棚下といっても全く日が当たらないわけではなく、朝夕は斜め方向にさす日が当たりますし、冬季は終日日が当たります。あまり陽光が好きではないギムノカリキウム属のサボテンにとっては、雨は当たりませんし最悪の環境ではなさそうです。で、こんな環境に三年間置いていた苗を久しぶりに植え替えました。こうしてみると丈は高く...

  • ダルマさんになってしまった銀冠玉

    銀冠玉の実生3年生の小さな苗を穂として袖ケ浦の台に載せた接ぎ木苗です。接ぎ木をした時点で穂の部分の成長点付近が痛んでいたようで、いったんその部分が縮みその後その上部に新たな球体が形成されています。現在は丁度中間部分が締まったダルマ型の球体になっていますが、今後上部の球体のみが大きくなる一方下部は縮んで目立たなくなってゆくものと思われます。今のところはダルマ型のなんとも醜い姿ですが、大疣で綿毛も豊か...

  • 秋の植え替えを進める

    ようやく涼しさを感じるようになってきましたので、秋の植え替えを始めています。ここで「涼しさを感じるようになってきた」というのは、涼しくなってサボテンの植え替え適期になったということではなく、涼しくなったので私の植え替え作業がしやすくなった、ということです。すべて人間様優先です。で、今日の植え替えは実生4年目のルリ兜錦。植え替えて一年半、一本植えにするに丁度良い大きさに育ってきました。植替え前の寄せ...

  • コノフィツムたちも開花始まる

    9月も第二週に入り、コノフィツムたちもボツボツ開花が始まっています。<藤波の花> いわゆる「タビ型」のコノ。丈夫でどんどん分頭します。<コウベルゲンセ> 小型のコノ。実生3年目で初開花です。</妖玉> これはコノフィツムではなく、ディンテランサスに属します。むしろリトープスに似ています。これも実生3年目で開花してきました。<サブフェネストラツム> 「ピランシー」とも言われています。窓のある球体で、半透...

  • 今年の牡丹類一番花

    秋の牡丹類の開花が始まりました。一番花は常連の亀甲牡丹ヒントニーです。一番花にしてはすっきりと開いてくれました。爽やかかつ豪華な花色です。ここ数年の牡丹類の一番花の記録を調べてみました。2021年:9月16日/ブラボアナス2020年:10月3日/亀甲牡丹ヒントニー2019年:9月26日/亀甲牡丹ヒントニーこれ以前の時期も亀甲牡丹ヒントニーが多かったことを記憶しています。今年の初開花日は9月7日ですからこれまでよりもかなり早...

  • 今年の実生接ぎ

    今年の実生接ぎは出たとこ勝負を得意とする私にしては少し計画的でした。台にする袖ケ浦は多くのカット苗を早春から水を満たしたプラ船に並べて養生していました。穂は自家産の牡丹類を採取して5月に播種しておりました。8月になり、機は熟しました。時間の許す限り、冷房の効いた部屋に袖ケ浦と実生苗を持ち込み、せっせと実生接ぎに励みました。9月に入った現在、120本ほど接いで成功率はざっと65%程度です。<黒牡丹><...

  • チュー害対策

    最近温室内で小さな異変が起きていました。実生苗が掘り起こされていたり、小さな苗の一部が齧られていたりと。例えばこんな具合。菊水の苗が掘り起こされていました。こんな力業は温室内で時折見かけるゴキブリさんには無理ではないかと踏んでいました。できるとすればキリギリス等の大型のバッタ類かと。きょう、その真犯人が証拠を残していきました。これです。これはかなりの確率でネズミの糞です。しかも大きさから推定してハ...

  • 外様の兜丸

    2013年にサボテン趣味を再開して以来、多くの兜丸類を育ててきました。当初、ネットオークションで目についた苗を10本程度入手。その後はもっぱら実生に励んできました。実生苗はもともとその環境下に生まれて馴染んでいるのか歩留まりは言われているほどは悪くはなく、多くの苗が育っています。問題は苗で入手した者たち。実生苗と同じ管理をしていてもどんどん根腐れして昇天してゆきます。兜丸は人見知りならぬ温室見知りをする...

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、areole(アレオーレ)さんをフォローしませんか?

ハンドル名
areole(アレオーレ)さん
ブログタイトル
アレオーレのブログ
フォロー
アレオーレのブログ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用