岐阜県本巣市。木々に隠れるようにして短いホームがある小さな駅。この付近の線路は自治体の境になっている根尾川を何度も渡るため、木知原(本巣市)→谷汲口(揖斐川町)→神海(本巣市)→高科(揖斐川町)→鍋原(本巣市)と、駅の所在地は1駅ごとに変わっていきます。駅名標。地味に読めないかも。ホームは1面1線のみ。向かい側は一段高くなっており、ホームのある場所がいちばん低くなっています。ホーム上には、この周辺の駅...
気ままに訪れた日本全国の「駅」の紹介がメインです。基本的には月・水・土に更新しています。
プロフィールイメージの駅→https://chiropura173.blog.fc2.com/blog-entry-529.html
福岡県田川市。駅周辺にはセメント会社の工場や鉱山があり、ホームには常に重低音が響き渡り、駅前の道を大型のトラックがひっきりなしに行き交います。線内の途中駅の中では異質な存在、というか全国津々浦々の駅の中でもひときわ特異な雰囲気をもっています。ただ、ホームにいるだけでも石灰の匂いが漂い、視界は白く霞み、正直あまり長居したい場所ではありません…。駅名標。背景があまりに強烈すぎるので一緒に。ホームは1面...
地域タグ:田川市
つづいて田川後藤寺から後藤寺線に乗車。後藤寺線は途中駅が4つだけの短い路線ですが、利用者は多く、沿線の風景にも賑わいが見られます。今回はそのうちの2駅で下車しました。福岡県嘉麻市、住宅地の中にあるごく普通の駅ですが、かつてはここから漆生線が分岐していました。古い時刻表を見てみると、筑豊地域には漆生線のほか添田線・上山田線など多数の路線が走っており、石炭産業とともに鉄道路線網が発展していたことが窺い...
地域タグ:嘉麻市
福岡県北九州市小倉南区。三菱の管理する東谷鉱山が近くにあり、駅のホームからも石灰石の白い山が見えます。ここから南側の香春町へと至る鉄路は峠越えとなり長いトンネルもありますが、かつてはその勾配を緩和するためスイッチバックの設備があったようで、駅構内には使われなくなったホームが寂しく残っています。駅名標。ホームは1面1線のみ。右側には使われなくなったホームが草に覆われており、文字がほとんど読めなくなっ...
地域タグ:小倉南区
ここからは満を持して九州に上陸。未乗線区の乗車も兼ねて、日田彦山線、後藤寺線、原田線と福岡県内陸部の各線を回っていきます。まずは日豊本線の城野から山側へ分岐する日田彦山線から2駅。日田彦山線へ乗り入れる列車は小倉から発車しますが、数々の電車や特急が行き交うホームの中に短い気動車が停まっているのは少し場違いな印象も受けます。福岡県田川郡香春町。特徴的な駅名は、この地で銅の採掘が行われていたことに由来...
地域タグ:香春町
山口県山陽小野田市。有帆川沿いにホームがある静かな駅で、駅周辺の雰囲気は同じ路線の他の駅とは一線を画します。駅名標。ホームは1面2線。幅はかなり細く、またカーブしています。ホームからは穏やかな川の風景が一望できます。奥に見える道路は国道190号の「小野田バイパス」です。簡素な駅舎。県道からしばらく入った閑静な住宅地の中にあります。駅舎内部。ベンチが向かい合わせに置かれ、意外と広々としている印象を受け...
地域タグ:山陽小野田市
山口県山陽小野田市、周りよりも高い位置にあるホームから市街地を見渡すことができる駅。ここまでの2駅は工場地帯の近くにありましたが、こちらは純粋に街の中の駅という印象です。近くにはローカルスーパーの「ウェスタまるき」もあります。駅名標。周辺の駅とデザインが違いますが、特徴的なオレンジは地元のJリーグチーム「レノファ山口」のカラーにちなむようです。ホームは1面1線。カーブしており、周りの住宅よりも高い...
地域タグ:山陽小野田市
山口県山陽小野田市。隣の小野田港と同じく、西は工場、東は住宅地に囲まれた駅。駅自体は小さいですが、コンビニや飲食店が近くにあったり、頻繁に工場へ出入りするトラックの往来があったりと、かなり活気のある場所です。駅名標。駅間距離の短い小野田線ですが隣の小野田港へは特に近く、鉄路で0.6kmしか離れていません。ホームは1面1線のみ。あまり使われていないであろうホーム末端は草ボーボーです。駅舎というか、ホーム...
地域タグ:山陽小野田市
九州へ向かう旅、つづいては小野田線へ寄り道。小野田線は2019年の春に雀田~宇部新川の各駅と本山支線の2駅を訪問していましたが、小野田側の4駅は未踏でした。ということで行きは鉄道で、帰りは歩きながら、この4駅を訪れます。山口県山陽小野田市。その名の通り海に近く、工場と住宅が広がる中にある駅。立派な駅舎がありますが、老朽化のため出入口は封鎖され中に入ることは叶いませんでした(貼り紙によると2021年に閉じた...
地域タグ:山陽小野田市
島根県鹿足郡津和野町。津和野町(旧・日原町)役場の最寄駅で特急列車も停車しますが、駅周辺は津和野川沿いの細い地形の中にある小さな集落で、国道も森の陰を走っており意外なほど静かです。町役場や病院、小学校などがある街の中心部は、もう少し北側にあります。駅名標。横長のものもありました。ホームは2面2線。構内踏切で結ばれています。やってきたのは新山口行きの特急「スーパーおき」。暗くなってきたのでここから乗...
地域タグ:津和野町
島根県鹿足郡津和野町。高津川沿いの小さな集落の中、階段を上った先の高台にホームがある駅。使われなくなったホームに残る待合室に木々の緑が侵食しはじめ、「廃」な雰囲気を感じて急遽訪れました。駅名標。内名と同じく枠がないタイプです。ホームは1面1線ですが、最近まで使われていたと思われる反対側のホームと線路が残っています。そのホーム上には待合室も残っていますが、既に内部まで木々の葉が入り込み、窓ガラスは割...
地域タグ:津和野町
山口県山口市。旧・阿東町の中心駅で、かつての阿東町役場も近くにあります(現在は阿東総合支所)。特急もSLも停まる大きな駅ですが、立派な駅舎も駅前通りも「昭和」の面影を残し、まるでタイムスリップしたかのような感覚になります。駅名標。上屋の下に、横長のものが設置されています。ホームは1面2線。駅舎とは跨線橋で結ばれています。ホームから跨線橋を渡った先に大きな駅舎が見えるという風景は、遠く北海道の茂尻を思...
地域タグ:山口市
地福から「防長バス」で隣の駅へ。この路線バスは津和野から三谷を経て東萩まで、かなり広域に走ります。山口県山口市。高い木々の陰に隠れるように単式のホームがある小さな駅。駅周辺の地域はりんごの産地で、数多くのりんご園があります。この駅も特急列車は停まりませんが、「SLやまぐち号」の停車駅になっています。駅舎。後ろは竹やぶ。1面1線のホームと、通過していく特急「スーパーおき」。ホーム上には小さな待合室があ...
地域タグ:山口市
山口県山口市、田園風景が広がる小さな集落の中に立派な木造駅舎が建つ駅。山口線は山間部を走る印象ですが、このあたりでは割と地形が開けています。特急列車は停まりませんが、下りの「SLやまぐち号」はここで列車交換のため長く停車するようです。駅名標。「SLやまぐち」仕様のものは「くふぢ」となっていました。ホームは1面2線。駅舎とは構内踏切で繋がっています。駅舎側には留置線やかつてのホームの跡もあり、構内は広々...
地域タグ:山口市
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岐阜県本巣市。木々に隠れるようにして短いホームがある小さな駅。この付近の線路は自治体の境になっている根尾川を何度も渡るため、木知原(本巣市)→谷汲口(揖斐川町)→神海(本巣市)→高科(揖斐川町)→鍋原(本巣市)と、駅の所在地は1駅ごとに変わっていきます。駅名標。地味に読めないかも。ホームは1面1線のみ。向かい側は一段高くなっており、ホームのある場所がいちばん低くなっています。ホーム上には、この周辺の駅...
岐阜県本巣市、山に囲まれた集落の中に大きな駅舎が残る駅。駅ノートが入った箱に書かれていたことで知りましたが、国鉄樽見線時代には「美濃神海」という駅名で、ここが路線の終着駅だったそうです。つまり、これより樽見側の駅は3セク化後に開業していることになります。駅名標。ホームは1面2線で列車の交換が可能。しかし、近い将来交換設備は取り払われてしまうようです。ホームの目の前にはコスモスが咲き誇り、列車がやっ...
日当から列車に乗り、終点のひとつ手前で下車。岐阜県本巣市、「断層公園前」という副駅名が付いた、川のほとりの駅。しばらく山間の小駅が続いてきましたが、ここでは少し地形が開け、ホームも長くなります。駅名標。もちろん普通のものもあるのですが、ホームの端にはなぜか錆びついた古い駅名標が残っています。錆び具合は浜加積を超えるかも(あちらはボロボロのもの「しかない」ですが)…。よく見ると「断層公園前」と「岐阜...
高尾から歩いて隣の駅へ。根尾川沿いの細い道を歩いてたどり着きましたが、これがかつての国道157号だったようで、ほとんど車の通らない道に国道標識のおにぎりが残っているのには驚きました。岐阜県本巣市、トンネルと橋梁に挟まれた急な地形の中に短いホームが収まる山間の駅。駅名標。駅名の通り、ホームにはやわらかい日差しが当たって日なたになっていました。ホームは1面1線。駅の北側にはすぐトンネルの入口があります。...
樽見鉄道の旅、山間の途中駅をまわっていきます。まずは2駅南へ。岐阜県本巣市。高い木々に囲まれた、秘境感あふれる静かな駅。訪れた昼下がりの時間でも、ホームに陽の光は届かず薄暗いです。駅名標。東京都の端にあるあの駅を思い出します。ホームは1面1線。列車の長さに合わせた短いホームで、目の前は森、線路はすぐにトンネルに入り、周りは木々に囲まれています。日陰になるからなのか、ホームの地面は苔むしています。駅...
モレラ岐阜で近未来的な雰囲気を味わった後は、樽見鉄道の奥地へ。本巣を過ぎると車窓は一変し、トンネルと橋梁が連続する山岳地帯へと入っていきます。まずは乗り通し、穏やかな雰囲気の終着駅へと向かいます。岐阜県本巣市。日本三大桜としても有名な「淡墨桜」へのアクセスにも便利な、樽見鉄道の終着駅。トンネルを抜けた先にある川沿いの静かな集落の中にあり、線路は駅のすぐ先で終わります。駅名標。ホームが狭く、この角度...
岐阜県本巣市。その名の通り大型ショッピングモール「モレラ岐阜」へのアクセスのために設けられた新しい駅。駅自体は簡単な単式ホームがあるだけの構造ですが、列車に乗っていると行きも帰りも本巣や樽見をはるかに上回る数の乗降客があり、ショッピングモールの集客力の高さには驚かされました。糸貫から徒歩で戻り樽見行きに乗り込んだときには、客が下車し終わるまで3分ほどかかり、なかなか後ろの扉が開かなかったくらいです...
大垣に戻り、つづいては樽見鉄道へ。樽見鉄道は旧国鉄樽見線の流れを汲むローカル線で、路線のだいたい中間にある本巣を境に、街から渓谷へと景色が変わっていきます。岐阜県本巣市。住宅地と田園地帯のちょうど境目にある、のどかな駅。ここは平成の合併前まで本巣郡糸貫町だった場所で、町名を冠する駅だったわけですが、代表駅といった雰囲気は全くありません。駅名標。隣のモレラ岐阜はショッピングモールの開業に伴って新設さ...
岐阜県揖斐郡池田町。町の代表駅といった印象のある名前ですが、役場がある町の中心部は隣の北池野付近であり、こちらは閑静な住宅街の中にあります。駅名標。「北○○」という駅に挟まれています。ホームは2面2線。駅舎は揖斐方面のホーム側にありますが、大垣方面のホーム側にも出入口があります。2つのホームは構内踏切で繋がっています。駅舎。右側はまちづくり工房「霞渓舎」(かけいしゃ)となっており、町の交流拠点となっ...
養老鉄道の旅、途中駅でも下車してみます。岐阜県安八郡神戸町。ホームから図書館が見える立地で、周りには閑静な住宅街が広がります。やはり図書館があるのは心が安らぐ落ち着いた場所というものです。駅名標。神戸という地名は全国にありますが、有名な「こうべ」や伊賀の「かんべ」などさまざまな読み方があります。ここでは「ごうど」、自治体の名前にもなっています。ホームは1面1線。簡単な構造ですが、ホームの幅はけっこ...
各駅探訪No.902~921は、JR東海と周辺の私鉄路線が2日間乗り放題となる「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」を利用した旅の記録。このきっぷを使った旅は以前にも行いました(各駅探訪No.259-268)が、まだ乗り切れていない線区も多くあり、今回はその中から養老鉄道・樽見鉄道・あおなみ線・城北線の4路線を順番に回ることにしました。まずは桑名から大垣を経て揖斐へと至る養老鉄道から。以前の旅で桑名から大垣の区間には乗...
つづいて2駅移動して東吾野へ。ここから先は駅周辺に1局あるかないかというところ。再び飯能市に戻ってきているが、ここはもう山間部という印象が濃い。静かな駅だが戻るときには多くの学生の姿があった。どうも近くに学校があるらしい。12:20 [03182]東吾野局駅前から川を渡り、国道を少し進んだ先にある。お昼休みなのか、局員さんは一人だけ。もう一駅進んで吾野。ちなみに列車は40分に1本なので、訪局が早めに終わってもし...
突然だが旅行貯金を始める。理由は特にない!!!まず手始めに西武池袋線・西武秩父線を飯能から秩父へ下りつつ、沿線にある郵便局をめぐる。この区間は各駅探訪でほとんど訪れている(No.77, 361-367)ため、駅については再訪となる。ということでやって来たのは、西武池袋線の飯能駅。まずは駅周辺の4局を回る。ちなみに天気は秋の土砂降りである。先ほどの写真は南口だが、まずは北口を出て細い通りを北西へ歩く。写真はちょっ...
通津からは国道上を走る「いわくにバス」で隣の駅へ。山口県岩国市。岩国総合高校も近くにある町なかの駅で、ここまで来ると岩国の市街地へと入りつつあります。駅名標。ホームは2面2線。間に中線があり、2つのホームはかなり離れています。長い跨線橋が各ホームを結んでいます。駅舎はコンクリート造の立派な建物。国道からは少し入った位置にあり、ロータリーが整備されています。駅舎内部。ベンチが整然と並んでいます。神代...
山口県岩国市。こちらも海沿いにあり、海に向かって木造駅舎が建ち、西側はすぐに崖…と神代と同じような雰囲気があります。しかし国道まで歩くとそう遠くない位置にマックスバリュがあったり、家屋が密集していたりと意外と大きな街が広がっていることに気付きます。駅名標。ホームは2面2線で、跨線橋があります。黄色の国鉄型電車は、山口県ではまだまだ現役。駅舎は落ち着いた雰囲気を放つ木造建築。駅名を書いた青い板にも味...
肥前の旅はこれにて終了、ですが帰りもやはり寄り道をしていきます。前回も九州からの帰り道、戸田と富海で途中下車したのですが、山陽本線の山口県区間はやはり下車してみたい駅が多くあります。今回は岩国市の3駅に立ち寄り、旅のエピローグとします(勝手に)。山口県岩国市、山と海に挟まれた険しい地形の中に昔ながらの木造駅舎が居を構える駅。大幹線の中にある駅ですが、人気(ひとけ)は少なく、穏やかな雰囲気が漂います...
長崎県西彼杵郡長与町。海から離れて内陸へ入ってきた列車が、両側を山に挟まれた狭い地形につくられた集落を通る途中にある駅。急勾配のさなかにあるためかつてはスイッチバックの設備があった場所で、今でも使われなくなったホームや草に覆われた各種設備にその名残があります。初めてここを通ったときには、斜面にへばりつくような集落の家々や枠だけ残された駅名標などがたいへん印象的で、いつか降りてみたい駅のひとつとして...
長崎県諫早市。大村湾沿い、斜面に広がる静かな集落の端に位置しますが、駅の付近だけは高い壁に遮られているため海が見えずちょっと残念です。駅名標。ここもかつては西彼杵郡多良見町でした。ホームは1面1線のみ。向かい側には海が広がっているはずなのですが、ちょうど切り通しのようになっていて風景は楽しめません。駅舎はなく、ホームの入口部分の上屋に駅名が書かれています。駅周辺の道は大変狭く、車で入ってくることは...
つづいては「長与経由」の旧線区間へ。この区間には7つの駅がありますが、長崎側の長与までは都市近郊の雰囲気。今回は長与と喜々津の間、山越えと海岸沿いという対照的な風景をもつ3つの途中駅を訪れました。長崎県諫早市。大村湾沿いに変わった形の駅舎が建つ、海の見える駅。ここから長崎方面へは山へ分け入っていくため、海と山の境目のような場所にあります。草が生い茂る駅名標。「長崎県諫早市」の下にうっすらと見える文...
長崎県諫早市。長崎本線は新線と旧線で異なる2つのルートをそれぞれ「市布経由」「長与経由」と案内しますが、長与が長与町の代表駅であるのに対しこちらは単なる途中駅といった感じで、「主要な経由地」という印象は受けません。そもそも新線の途中駅は市布・肥前古賀・現川の3駅のみで、どれもトンネルに挟まれた山がちな地形の中にある小駅。強いてどれかを経由地として名前を挙げるならばという話になったときに、やはり語感...
矢神からいよいよ列車に乗り込み、東城を越えて1日3往復の「超閑散区間」へ入ります。天気のあまり良くない平日の昼間でしたが、意外にも乗客が多く驚きました(大半は「同業者」のようでしたが…)。2年ぶりに訪れた備後落合もやはり賑わいがありましたが、それは3方向からの列車が揃う14時台だけの光景なのかもしれません。備後落合からは再び新見方面へ折り返し、線内では最も名の知れた秘境駅で下車します。広島県庄原市、...
・GeoGuessrの「Japan」マップでスポーンした地点と自分のスコアや所感をただ記録するだけのページです。・制限時間は3分。3分よりも早く推測し、フルスコア(5000pts.)だった場合には特定までにかかった時間も記載しています。・難易度の基準は完全に私見で、残り時間や偶然性も加味して直感で決めています。そのため必ずしも「スコアが高い=難易度が低い」というわけではありません。☆は0.5を表し、★0.5~★5の10段階で評価...
姫新線への寄り道を終え、午後からはいよいよ芸備線へ。しかしまだ時間があるので、再び新見駅前から哲西方面へのバスで先回りします。岡山県新見市。縮小された木造駅舎が残る、交換設備のある無人駅。駅の西側に国道が通りますが、駅は古くからの集落が続く街道沿いにあり、バスも駅前を経由していきました。ちなみにバスは駅の南側にある複合施設「きらめき広場・哲西」が終点となっています。駅名標。ホームは2面2線で互い違...
岡山県真庭市。木材加工の事業所が多く立地する川沿いの集落にある駅。何の変哲もない無人駅かと思いきや、国鉄時代には大阪からやってくる急行「みまさか」の終点が拠点駅である中国勝山ではなく、なぜか1つ隣の月田になっていたという経歴があります。復刻版の時刻表を眺めていて不思議な行き先だと思い、訪れてみることにしました。駅名標。「月」という字には風流な印象があります。ちなみにこのブログでこれまでに取り上げた...
ここからは、突発的に寝台特急「サンライズ出雲」に乗り、未乗だった芸備線の東側区間(新見~備後落合)を目指した弾丸旅程の中で訪れた駅を紹介します。朝の早いうちに新見に着いたものの、芸備線の列車は昼過ぎまでないので、午前中は姫新線(これも未乗)に乗りにいくことにしました。岡山県新見市、穏やかな山間の集落に立派な木造駅舎が建つ、素朴な雰囲気の駅。新見の隣の駅ですが距離はかなり離れており、列車では1駅区間...
・GeoGuessrの「Japan」マップでスポーンした地点と自分のスコアや所感をただ記録するだけのページです。・制限時間は3分。3分よりも早く推測し、フルスコア(5000pts.)だった場合には特定までにかかった時間も記載しています。・難易度の基準は完全に私見で、残り時間や偶然性も加味して直感で決めています。そのため必ずしも「スコアが高い=難易度が低い」というわけではありません。☆は0.5を表し、★0.5~★5の10段階で評価...
山梨県南巨摩郡身延町、その名の通り下部温泉街への最寄駅。特急「ふじかわ」も停車する主要な駅で、山間部ではありますが観光客で賑わっていました。駅の南北は常葉川と下部川の2つの川に挟まれており、地形の制約が大きいです。駅名標。ホームは1面2線で、幅は狭いです。奥側に見える立派な建物は日帰り入浴施設「しもべの湯」、ごく最近に開業した新しい施設であるようです。駅舎とホームを結ぶ通路は、その隣の道路を横断す...
千葉県旭市、線路と国道に沿って広がる町の中にある、比較的規模の大きな駅。北側にはかつて干潟(ひかた)町がありました(現在は合併して旭市)が、駅のある場所は元から旭市の市域で、駅の名は地名由来というわけではありません。駅名標。このあたりの駅はナンバリングされていないので、駅名標もシンプルです。ホームは2面2線。2つのホームは跨線橋で繋がっています。駅舎とは反対側の成東・千葉方面のホームにも上屋のつい...
「俺が危い」バス停から、バスの旅を再開する。雲巌寺には参拝客の姿もあったが、バスに乗ったのは自分だけだった。15:40 「雲巌寺前」バス停ここから乗るのは大田原市営バスの雲巌寺線、黒羽高校・くらしの館経由「那須塩原駅東口」行きである。バスは国道461号に入り、山道と田園風景の中を進んでいく。大田原市営バスは、大田原市役所や東北本線の駅を中心にして数々の系統があるが、運賃は200円とお安い。ただ、そのためなのか...
・GeoGuessrの「Japan」マップでスポーンした地点と自分のスコアや所感をただ記録するだけのページです。・制限時間は3分。3分よりも早く推測し、フルスコア(5000pts.)だった場合には特定までにかかった時間も記載しています。・難易度の基準は完全に私見で、残り時間や偶然性も加味して直感で決めています。そのため必ずしも「スコアが高い=難易度が低い」というわけではありません。☆は0.5を表し、★0.5~★5の10段階で評価...
明神峠越えは長いトンネルで。トンネルを抜けるとゴールは近い。地図でもトンネルがカーブしているのが分かる。トンネルを出ると、道はくねくねと下っていく。右に見えるバリケードに続く道は、おそらく旧道であろう。しばらく下ると、いよいよ「須佐木」の集落に入る。ごみ収集場所を示す年季の入った表示に黒羽町の文字が残っていた。その隣にある湯津上村と合わせて、平成の合併で大田原市に編入されている。目指す雲巌寺は須佐...
徒歩で県境を越え、栃木県大田原市へ。さらに言うと平成の合併前は那須郡黒羽町であった区域であり、空名は須佐木(★3)となる。茶の里公園からは3kmほど、35分くらい歩いてきた。なおGoogleマップではトンネルを経由しない旧道上に峠の名が書かれているが、今回はそちらには行っていない。旧道はもう使われていないのだろうが、自治体名を示す標識が立っているようである。茨城県道205号から栃木県道205号へと変わる。栃木県側...
誰も客がいない奥久慈茶の里公園を堪能したところで、時刻は12時半。バスはしばらく来ないし、栃木県との県境に近い場所であるので、ここからは徒歩で峠を越え、栃木県側のバスへ乗り継ぐ。目指すは隣の栃木県大田原市は「雲巌寺」、茶の里公園からは約9kmの道のりである。茶の里公園前のバス停まで戻ってきた。バスの終点はもう少し先にあるので、しばらくはバスが進む経路を歩く(この写真は大子駅方面を向いている)。くねくね...
・GeoGuessrの「Japan」マップでスポーンした地点と自分のスコアや所感をただ記録するだけのページです。・制限時間は3分。3分よりも早く推測し、フルスコア(5000pts.)だった場合には特定までにかかった時間も記載しています。・難易度の基準は完全に私見で、残り時間や偶然性も加味して直感で決めています。そのため必ずしも「スコアが高い=難易度が低い」というわけではありません。☆は0.5を表し、★0.5~★5の10段階で評価...
久々に「未踏の空」シリーズ。2023年夏、3県の★5の空を踏破してきた。まずは茨城県の「主」から。茨城県の★5エリアは県北地方、久慈郡大子町の「茶の里公園」の空。大子町は県北の内陸部に位置する自治体で、福島県・栃木県と県境を接する。空名の由来は当地にある「奥久慈茶の里公園」より。今回はせっかくなのでバスで奥久慈茶の里公園を訪れ、さらに徒歩で県境の峠を越え、栃木県に抜けてバスを乗り継ぐという行程をたどった...
茨城県久慈郡大子町の中心駅で、ここが始発・終着となる列車も多い拠点駅でもあります。私の乗ってきた郡山行きは4両でここまでやってきて、5分の停車時間の間に後ろの3両が切り離され、単行として発車していきました(急に両数が減ったので、かなり混雑していました…)。駅名標。こういった大きく分厚いタイプのものはここ最近で数を減らしている気がします。ホームは駅舎側の単式ホームと跨線橋で繋がれた島式ホームの合計2...
茨城県常陸大宮市、気の抜けそうな名前の小さな駅。川に沿った集落の中にありますが、線路と並走するように近くを国道が走っており、静かというわけでもありません。無形文化財である「西ノ内和紙」の資料館が近くにあり、和紙でできた便箋やはがき、コースターなどの雑貨や装飾品が販売されていました。駅名標。漢字は難しくありませんが、地味に難読です。ホームは1面1線。北と南、2箇所に出入口がありますが、どちらも細い小...
・GeoGuessrの「Japan」マップでスポーンした地点と自分のスコアや所感をただ記録するだけのページです。・制限時間は3分。3分よりも早く推測し、フルスコア(5000pts.)だった場合には特定までにかかった時間も記載しています。・難易度の基準は完全に私見で、残り時間や偶然性も加味して直感で決めています。そのため必ずしも「スコアが高い=難易度が低い」というわけではありません。☆は0.5を表し、★0.5~★5の10段階で評価...
茨城県常陸大宮市。久慈川沿いの静かな集落にある、列車交換が可能な駅。駅名標。「上小川」は2つ隣です。ホームは2面2線。常陸大子・郡山方面のホーム側に駅舎があり、反対側のホームにもちょっとした待合スペースがあります。水戸側に構内踏切があり、2つのホームを結びます。駅舎は簡素なものですが、右から左に読む毛筆風の駅名板があったり、鎖樋が垂れていたりとデザイン性に優れています。駅舎内部。入ってすぐのところ...
続いて、水郡線から数駅を探訪。茨城県ひたちなか市、木々に囲まれて周りから隠れるように佇む駅。水戸から2駅で早くもローカルな雰囲気がありますが、訪れた朝の時間帯には列車の発着時間に合わせて通勤通学の人々が次々にやってきて、駅はにわかに活気づきます。駅名標。ホームは1面1線。カーブしたホームは生い茂る緑に覆われています。駅舎はなく、細い坂道の途中に駅の入口と踏切があります。ちなみに坂を下りるとすぐに水...