気まぐれに始まる郵便局めぐり。第2弾は神奈川県、小田急小田原線の秦野周辺を中心に、バスでないとなかなか遠い秘境の寄(やどりき)局をメインに据えて旅に出る。ということでまずやって来たのは小田急線の東海大学前駅。その名の通り東海大学の最寄駅で、やはり若者の姿が多い。本厚木と新松田の間の区間は優等種別でも各駅に停まっていく。駅周辺には3局。北から順に回る。9:09 [02138]秦野北矢名局裏口的な印象が強い北口...
気ままに訪れた日本全国の「駅」の紹介がメインです。基本的には月・水・土に更新しています。
プロフィールイメージの駅→https://chiropura173.blog.fc2.com/blog-entry-529.html
福岡県田川市。駅周辺にはセメント会社の工場や鉱山があり、ホームには常に重低音が響き渡り、駅前の道を大型のトラックがひっきりなしに行き交います。線内の途中駅の中では異質な存在、というか全国津々浦々の駅の中でもひときわ特異な雰囲気をもっています。ただ、ホームにいるだけでも石灰の匂いが漂い、視界は白く霞み、正直あまり長居したい場所ではありません…。駅名標。背景があまりに強烈すぎるので一緒に。ホームは1面...
地域タグ:田川市
つづいて田川後藤寺から後藤寺線に乗車。後藤寺線は途中駅が4つだけの短い路線ですが、利用者は多く、沿線の風景にも賑わいが見られます。今回はそのうちの2駅で下車しました。福岡県嘉麻市、住宅地の中にあるごく普通の駅ですが、かつてはここから漆生線が分岐していました。古い時刻表を見てみると、筑豊地域には漆生線のほか添田線・上山田線など多数の路線が走っており、石炭産業とともに鉄道路線網が発展していたことが窺い...
地域タグ:嘉麻市
福岡県北九州市小倉南区。三菱の管理する東谷鉱山が近くにあり、駅のホームからも石灰石の白い山が見えます。ここから南側の香春町へと至る鉄路は峠越えとなり長いトンネルもありますが、かつてはその勾配を緩和するためスイッチバックの設備があったようで、駅構内には使われなくなったホームが寂しく残っています。駅名標。ホームは1面1線のみ。右側には使われなくなったホームが草に覆われており、文字がほとんど読めなくなっ...
地域タグ:小倉南区
ここからは満を持して九州に上陸。未乗線区の乗車も兼ねて、日田彦山線、後藤寺線、原田線と福岡県内陸部の各線を回っていきます。まずは日豊本線の城野から山側へ分岐する日田彦山線から2駅。日田彦山線へ乗り入れる列車は小倉から発車しますが、数々の電車や特急が行き交うホームの中に短い気動車が停まっているのは少し場違いな印象も受けます。福岡県田川郡香春町。特徴的な駅名は、この地で銅の採掘が行われていたことに由来...
地域タグ:香春町
山口県山陽小野田市。有帆川沿いにホームがある静かな駅で、駅周辺の雰囲気は同じ路線の他の駅とは一線を画します。駅名標。ホームは1面2線。幅はかなり細く、またカーブしています。ホームからは穏やかな川の風景が一望できます。奥に見える道路は国道190号の「小野田バイパス」です。簡素な駅舎。県道からしばらく入った閑静な住宅地の中にあります。駅舎内部。ベンチが向かい合わせに置かれ、意外と広々としている印象を受け...
地域タグ:山陽小野田市
山口県山陽小野田市、周りよりも高い位置にあるホームから市街地を見渡すことができる駅。ここまでの2駅は工場地帯の近くにありましたが、こちらは純粋に街の中の駅という印象です。近くにはローカルスーパーの「ウェスタまるき」もあります。駅名標。周辺の駅とデザインが違いますが、特徴的なオレンジは地元のJリーグチーム「レノファ山口」のカラーにちなむようです。ホームは1面1線。カーブしており、周りの住宅よりも高い...
地域タグ:山陽小野田市
山口県山陽小野田市。隣の小野田港と同じく、西は工場、東は住宅地に囲まれた駅。駅自体は小さいですが、コンビニや飲食店が近くにあったり、頻繁に工場へ出入りするトラックの往来があったりと、かなり活気のある場所です。駅名標。駅間距離の短い小野田線ですが隣の小野田港へは特に近く、鉄路で0.6kmしか離れていません。ホームは1面1線のみ。あまり使われていないであろうホーム末端は草ボーボーです。駅舎というか、ホーム...
地域タグ:山陽小野田市
九州へ向かう旅、つづいては小野田線へ寄り道。小野田線は2019年の春に雀田~宇部新川の各駅と本山支線の2駅を訪問していましたが、小野田側の4駅は未踏でした。ということで行きは鉄道で、帰りは歩きながら、この4駅を訪れます。山口県山陽小野田市。その名の通り海に近く、工場と住宅が広がる中にある駅。立派な駅舎がありますが、老朽化のため出入口は封鎖され中に入ることは叶いませんでした(貼り紙によると2021年に閉じた...
地域タグ:山陽小野田市
島根県鹿足郡津和野町。津和野町(旧・日原町)役場の最寄駅で特急列車も停車しますが、駅周辺は津和野川沿いの細い地形の中にある小さな集落で、国道も森の陰を走っており意外なほど静かです。町役場や病院、小学校などがある街の中心部は、もう少し北側にあります。駅名標。横長のものもありました。ホームは2面2線。構内踏切で結ばれています。やってきたのは新山口行きの特急「スーパーおき」。暗くなってきたのでここから乗...
地域タグ:津和野町
島根県鹿足郡津和野町。高津川沿いの小さな集落の中、階段を上った先の高台にホームがある駅。使われなくなったホームに残る待合室に木々の緑が侵食しはじめ、「廃」な雰囲気を感じて急遽訪れました。駅名標。内名と同じく枠がないタイプです。ホームは1面1線ですが、最近まで使われていたと思われる反対側のホームと線路が残っています。そのホーム上には待合室も残っていますが、既に内部まで木々の葉が入り込み、窓ガラスは割...
地域タグ:津和野町
山口県山口市。旧・阿東町の中心駅で、かつての阿東町役場も近くにあります(現在は阿東総合支所)。特急もSLも停まる大きな駅ですが、立派な駅舎も駅前通りも「昭和」の面影を残し、まるでタイムスリップしたかのような感覚になります。駅名標。上屋の下に、横長のものが設置されています。ホームは1面2線。駅舎とは跨線橋で結ばれています。ホームから跨線橋を渡った先に大きな駅舎が見えるという風景は、遠く北海道の茂尻を思...
地域タグ:山口市
地福から「防長バス」で隣の駅へ。この路線バスは津和野から三谷を経て東萩まで、かなり広域に走ります。山口県山口市。高い木々の陰に隠れるように単式のホームがある小さな駅。駅周辺の地域はりんごの産地で、数多くのりんご園があります。この駅も特急列車は停まりませんが、「SLやまぐち号」の停車駅になっています。駅舎。後ろは竹やぶ。1面1線のホームと、通過していく特急「スーパーおき」。ホーム上には小さな待合室があ...
地域タグ:山口市
山口県山口市、田園風景が広がる小さな集落の中に立派な木造駅舎が建つ駅。山口線は山間部を走る印象ですが、このあたりでは割と地形が開けています。特急列車は停まりませんが、下りの「SLやまぐち号」はここで列車交換のため長く停車するようです。駅名標。「SLやまぐち」仕様のものは「くふぢ」となっていました。ホームは1面2線。駅舎とは構内踏切で繋がっています。駅舎側には留置線やかつてのホームの跡もあり、構内は広々...
地域タグ:山口市
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気まぐれに始まる郵便局めぐり。第2弾は神奈川県、小田急小田原線の秦野周辺を中心に、バスでないとなかなか遠い秘境の寄(やどりき)局をメインに据えて旅に出る。ということでまずやって来たのは小田急線の東海大学前駅。その名の通り東海大学の最寄駅で、やはり若者の姿が多い。本厚木と新松田の間の区間は優等種別でも各駅に停まっていく。駅周辺には3局。北から順に回る。9:09 [02138]秦野北矢名局裏口的な印象が強い北口...
千葉県君津市、ひっそりとした雰囲気の中にある久留里線の終着駅。近くには亀山湖や亀山温泉などがあり観光の拠点にもなりそうですが、1日にやってくる列車はわずか8~9本、しかも日中はほとんど列車がないことを考えると鉄道での訪問はなかなか難しいと思わされます。列車がやってくると駅はいっとき賑わいますが、すぐに折り返していってしまうとまた静寂に包まれます。駅名標。名所案内と並んでいます。ホームは1面1線です...
千葉県君津市。大きなイチョウの木の下に小さな駅舎がある静かな駅。上総松丘と違い、駅の入口は国道側に向いています。駅名標。シンプルなデザイン。ホームは1面1線で広々としており、駅舎とは別に待合スペースもあります。ホームの向かい側は視界が開けていて、清々しい風景が広がります。駅舎、というかコンパクトな待合室と、それよりも大きくて新しいトイレ。その前には大きなイチョウの木が立っていて、ちょうど駅の風景を...
ここで少し小旅行。八高線と並び「首都圏から最も近いJRローカル線」である久留里線の末端区間3駅を訪れました。季節は秋、終点の上総亀山で「駅からハイキング」のイベントが行われていたため普段は本数が非常に少ない久留里~上総亀山の末端区間でも増便がされており、スムーズに回ることができました。しかし、訪れた数日後に何とこの区間が廃止になるというニュースが流れ、期せずして惜別乗車のようになってしまいました…。...
・GeoGuessrの「Japan」マップでスポーンした地点と自分のスコアや所感をただ記録するだけのページです。・制限時間は3分。3分よりも早く推測し、フルスコア(5000pts.)だった場合には特定までにかかった時間も記載しています。・難易度の基準は完全に私見で、残り時間や偶然性も加味して直感で決めています。そのため必ずしも「スコアが高い=難易度が低い」というわけではありません。☆は0.5を表し、★0.5~★5の10段階で評価...
城北線の旅は最後の駅へ。愛知県春日井市、城北線の終着駅(正確には起点)でJR中央本線との乗換駅。…と思いきや、城北線の線路はJRの駅とは繋がっておらず、そのかなり手前で終わってしまいます。乗り換えのための通路もありますが、それも駅まで続いているわけではなく、途中で普通の住宅街に下ろされてさらにしばらく歩く必要があります。JRの駅とは完全に独立しているため、今回は城北線の駅のみを取り扱います。駅名標。高蔵...
愛知県名古屋市西区。ここも名古屋第二環状自動車道と並走する区間にあり、近くには山田東ICと楠JCTがあります。川を渡る直前に駅があり、付近には緑地もあります。駅名標。ホームは1面2線。線路よりも高い位置を高速道路の高架が並走します。城北線の途中駅は無機質な高架駅、という点では同じですが、こうしてめぐってみると島式ホームが2駅、対向式ホームが2駅とその構造はそれぞれ個性がありました。駅入口。駅の東西に1...
愛知県春日井市、名古屋第二環状自動車道(名二環)の高架と線路が並走する区間にある駅。周りを大きな道路に囲まれているため、駅から出るには高架を下りて一度地下に潜り、再び地上に出るという変わった構造をしています。駅名標。近くを走る名鉄小牧線にも同名の駅がありますが、位置は全く異なります。初見では「あじみ」と読んでいました…。ホームは1面2線。北側は高速道路の高架、南側は住宅街と対照的な風景です。小田井...
愛知県清須市、賑やかな住宅街の中、交通量の多い道路と交差する地点にある駅。城北線の途中駅では唯一、駅前にロータリーがあります。駅名標。なぜかこの駅だけ市より下の地名も表記されています。ちなみに「阿原」が大字で「星の宮」が小字のようです。ホームはやはり高架上にあり、2面2線。地上からはそれぞれのホームへ上がる階段がありますが、エレベーターはありません。駅入口。駅前には道路に面したロータリーが整備され...
愛知県名古屋市西区。閑静な住宅街の中を無骨な高架が貫いていく、城北線の異質な風景を象徴するような駅。無人駅ですが、高架を下りて少し進んだ先に「JR東海交通事業鉄道部」の建物があり、定期券や回数券の発売をしているようです(普通のきっぷは売っていないらしい)。また、乗務員の交代が行われるのもこの駅です。駅名標。近くに名鉄犬山線と名古屋市営地下鉄鶴舞線の上小田井駅がありますが、特に乗り換えの案内はされてい...
東海地方私鉄の旅、最後はJR東海交通事業の城北線へ。城北線は名古屋の一駅隣り、東海道本線の枇杷島から中央本線の勝川までを短絡する路線。しかし都会にありながら非電化、1両編成の短い列車が1時間に1回やってくるだけで、まるでローカル線のような風景が見られます。施設だけはやけに立派で、しかも全線にわたって高架の複線となっていますが、それがかえってギャップのある光景を生んでいます。まずは城北線の起点(正確に...
愛知県名古屋市港区。その名の通り名古屋港の金城埠頭にある、あおなみ線の終着駅。駅周辺は単なる港ではなく、ポートメッセなごや、リニア・鉄道館、レゴランド・ジャパン、ファニチャードームなど数々の大規模施設が並び、賑わいのある場所です。訪れたのは早朝、まだどこもオープン前でしたが、そこで働く人々が続々と出勤してきていて一日の始まりを感じました。駅名標。カッコ書きで「ポートメッセなごや」の名前も書かれてい...
「乗り鉄たびきっぷ」の旅。翌日は愛知県へ移動し、名古屋都心部と港湾地区を結ぶ「あおなみ線」に乗車。愛知県名古屋市中村区。大ターミナル・名古屋の一駅となり、運河の周りにオフィス・放送局(中京テレビ)・大学などの施設が集積する再開発エリア「ささしまライブ24」の最寄駅で、駅を出ると近未来的な施設が立ち並んでいます。駅名標。raibuってのはちょっと面白い。ホームは2面2線で、ホームドア完備。改札階へ向かう階...
鍋原から駅間徒歩で隣の駅へ。鍋原のすぐそばにある橋で根尾川を渡ると揖斐川町へ入ります。岐阜県揖斐郡揖斐川町、民家が点在するのどかな場所にある小さな駅。鍋原と比べると周辺の地形は開けており、駅の南北にはある程度まとまった集落があります。駅名標。現在は揖斐川町ですが、かつては「谷汲村」の駅でした。駅名標には郡名までしか書かれていません。ホームは1面1線。ホーム上には、このあたりの駅ではオーソドックスな...
岐阜県本巣市。木々に隠れるようにして短いホームがある小さな駅。この付近の線路は自治体の境になっている根尾川を何度も渡るため、木知原(本巣市)→谷汲口(揖斐川町)→神海(本巣市)→高科(揖斐川町)→鍋原(本巣市)と、駅の所在地は1駅ごとに変わっていきます。駅名標。地味に読めないかも。ホームは1面1線のみ。向かい側は一段高くなっており、ホームのある場所がいちばん低くなっています。ホーム上には、この周辺の駅...
岐阜県本巣市、山に囲まれた集落の中に大きな駅舎が残る駅。駅ノートが入った箱に書かれていたことで知りましたが、国鉄樽見線時代には「美濃神海」という駅名で、ここが路線の終着駅だったそうです。つまり、これより樽見側の駅は3セク化後に開業していることになります。駅名標。ホームは1面2線で列車の交換が可能。しかし、近い将来交換設備は取り払われてしまうようです。ホームの目の前にはコスモスが咲き誇り、列車がやっ...
日当から列車に乗り、終点のひとつ手前で下車。岐阜県本巣市、「断層公園前」という副駅名が付いた、川のほとりの駅。しばらく山間の小駅が続いてきましたが、ここでは少し地形が開け、ホームも長くなります。駅名標。もちろん普通のものもあるのですが、ホームの端にはなぜか錆びついた古い駅名標が残っています。錆び具合は浜加積を超えるかも(あちらはボロボロのもの「しかない」ですが)…。よく見ると「断層公園前」と「岐阜...
高尾から歩いて隣の駅へ。根尾川沿いの細い道を歩いてたどり着きましたが、これがかつての国道157号だったようで、ほとんど車の通らない道に国道標識のおにぎりが残っているのには驚きました。岐阜県本巣市、トンネルと橋梁に挟まれた急な地形の中に短いホームが収まる山間の駅。駅名標。駅名の通り、ホームにはやわらかい日差しが当たって日なたになっていました。ホームは1面1線。駅の北側にはすぐトンネルの入口があります。...
樽見鉄道の旅、山間の途中駅をまわっていきます。まずは2駅南へ。岐阜県本巣市。高い木々に囲まれた、秘境感あふれる静かな駅。訪れた昼下がりの時間でも、ホームに陽の光は届かず薄暗いです。駅名標。東京都の端にあるあの駅を思い出します。ホームは1面1線。列車の長さに合わせた短いホームで、目の前は森、線路はすぐにトンネルに入り、周りは木々に囲まれています。日陰になるからなのか、ホームの地面は苔むしています。駅...
モレラ岐阜で近未来的な雰囲気を味わった後は、樽見鉄道の奥地へ。本巣を過ぎると車窓は一変し、トンネルと橋梁が連続する山岳地帯へと入っていきます。まずは乗り通し、穏やかな雰囲気の終着駅へと向かいます。岐阜県本巣市。日本三大桜としても有名な「淡墨桜」へのアクセスにも便利な、樽見鉄道の終着駅。トンネルを抜けた先にある川沿いの静かな集落の中にあり、線路は駅のすぐ先で終わります。駅名標。ホームが狭く、この角度...
ここからはいよいよ四国編。南海フェリーで徳島へ渡り、未乗区間に乗りながら気になった駅を訪れます。まずは徳島線の列車に乗車。徳島線はだいぶ前に乗ったことがあるのですが、そのときは下浦で折り返してしまったので、今回はきちんと全線乗り通します。ということでちょっと途中下車。徳島県吉野川市、鴨島・阿波川島の2つの特急停車駅に挟まれた小さな駅。両隣の駅周辺から連なる市街地の中に位置しますが、ここは少し閑静な...
南海高野線の駅めぐりに1日を費やし、翌日はいよいよ徳島へ渡りますが、その前に和歌山市内で1駅寄り道。和歌山県和歌山市。市の代表駅である「和歌山」と「和歌山市」に挟まれた、市街地の中にある駅ですが、規模は思った以上に小さく意外と静かな雰囲気です。この区間は紀勢本線ではありますが、和歌山以南とは完全に系統が分離されており、発着するのは専ら和歌山と和歌山市の間の2駅を往復する便のみです。駅名標。ホームは...
山間部を走る高野線の旅、期せずして途中駅全駅下車を達成できそうだったので、最後にもう1つ残っていた駅を訪れます。和歌山県橋本市。橋本の1つ隣の駅ですが、橋本から見ると紀の川を挟んで対岸に位置し、線路は大きくカーブを描いて180度進行方向を変えてここまでやってきます。この駅で下車した後、しばらく列車がないので橋本まで徒歩で戻ったのですが、歩いた方が鉄道よりも距離が1kmほど短いということに気付きました。...
GeoGuessrプレイ日記、第1日から第40日(1ゲーム目~200ゲーム目)までの統計です。5000pts.獲得回数:74(+39)(2-1 / 2-5 / 3-1 / 4-5 / 5-3 / 5-4 / 7-2 / 9-1 / 9-4 / 10-5 / 11-2 / 11-3 / 11-4 / 12-1 / 12-3 / 13-1 / 13-5 / 14-1 / 14-4 / 14-5 / 15-1 / 15-2 / 15-5 / 16-1 / 16-3 / 17-1 / 17-2 / 18-1 / 18-5 / 19-4 / 19-5 / 20-1 / 20-2 / 20-3 / 20-4 / 21-1 / 21-2 / 21-3 / 22-2 / 24-1 / 24-2 / 24-3 / 24-4 /...
和歌山県伊都郡九度山町。橋本側から来ると、線路が本格的な山間部に入って初めての駅で、山と川に沿った狭い地形の中に家々が立ち並ぶような場所にあります。また、この駅で橋本へ折り返す列車もあります。駅名標。「こうや花鉄道プロジェクト」デザインのものももちろんありますが、光の当たり方が絶妙に微妙だったので久しぶりに標準タイプのほうを載せてみました。もともとはここが終点だったときに「高野山」と名付けられたの...
和歌山県伊都郡九度山町。町役場の最寄駅で、橋本以南の途中駅では最も利用者数が多いです。また、ここから北は市街地、南はトンネルとカーブが連続する山岳区間と、車窓が変化する境目にある駅でもあります。駅名標。標高を示す断面図を見ても、ここからいよいよ高野山に向けて山を上っていくということが分かります。特急列車は停まりませんが、橋本~極楽橋間で運行される観光列車「天空」が九度山と学文路を停車駅としています...
盛夏の山と海に迎えられて(JR紀勢本線・新鹿-波田須)2023.7.17-「チロキシンな日常±」にお越しいただきありがとうございます。はじめにこちらをご一読ください。→当ブログについて(免責事項)当ブログでは、鉄道で、徒歩で、チャリで旅した場所を写真とともに紹介しています。せっかく撮ってもパソコンの中で眠ったままの写真をなんとか活用するためのブログです。現在は、ネタが尽きるまでは毎週水曜日と土曜日に更新していま...
普通列車の本数は少なくない高野線ですが、平日の日中は1時間に1本程度。下古沢で行き違いを行ったために待ち時間ができてしまったので、隣の上古沢までは歩きで行ってみることにしました。距離は遠くないのですが、駅はどちらも付近の道や集落よりも高い位置にあるため、坂道を上ったり下ったりの移動がちょっと大変です。和歌山県伊都郡九度山町。やはりこの駅も高台にあるため、景観にすぐれています。駅名標。下古沢からは50...
・GeoGuessrの「Japan」マップでスポーンした地点と自分のスコアや所感をただ記録するだけのページです。・制限時間は3分。3分よりも早く推測し、フルスコア(5000pts.)だった場合には特定までにかかった時間も記載しています。・難易度の基準は完全に私見で、残り時間や偶然性も加味して直感で決めています。そのため必ずしも「スコアが高い=難易度が低い」というわけではありません。☆は0.5を表し、★0.5~★5の10段階で評価...
高野山を下り、再び途中下車の旅を続けます。ここからは九度山町内の4つの駅をめぐります。和歌山県伊都郡九度山町、山の間に広がる集落を見下ろす高台の駅。地名としては下古沢、中古沢、上古沢の3つがあり、そのうち下古沢と上古沢に駅があります。駅名標。標高を示す図は駅間距離も正確に表しているようで、両隣の駅とはちょうど同じ距離です。ホームは2面2線。カーブの途中に駅があり、駅を出るとまた逆向きのカーブが始ま...
和歌山県伊都郡高野町。高野線の終点・極楽橋から高野山ケーブルカーを乗り継いだ先にある、ある意味本当の終着駅。ここまで来るには極楽橋で必ず乗り換えが必要ですが、高野線の極楽橋行き下り列車の行先は「高野山極楽橋」と表示されています。高野山観光の拠点となる駅ですが、駅周辺には驚くほど何もなく、壇上伽藍や金剛峯寺といった高野山中心部へは駅前からバスを乗り継いで向かいます。駅名標。駅の標高は、たった0.8km隣...
和歌山県伊都郡高野町。こちらも隣の紀伊神谷に劣らない深い山の中ですが、加えて急峻な斜面の中腹に駅があるため、周辺の集落ははるか下方に見え、駅との行き来には相当な脚力を要します。駅名標。標高は363m、線路は高野山に向けて上る一方です。ホームは2面2線で、かなりカーブしています。駅舎は橋本方面のホーム側にあり、構内踏切は極楽橋側のみにあります。ここで行き違いをする列車も多いようです。白い木造駅舎。駅前に...
・GeoGuessrの「Japan」マップでスポーンした地点と自分のスコアや所感をただ記録するだけのページです。・制限時間は3分。3分よりも早く推測し、フルスコア(5000pts.)だった場合には特定までにかかった時間も記載しています。・難易度の基準は完全に私見で、残り時間や偶然性も加味して直感で決めています。そのため必ずしも「スコアが高い=難易度が低い」というわけではありません。☆は0.5を表し、★0.5~★5の10段階で評価...
高野線は九度山のあたりから本格的な山岳地帯に入り、レールの軋む音を響かせながらカーブの連続する急坂をゆっくりと上っていきます。その様子からは大井川鐵道井川線の道中を思い出すほどでした。その途中、高野線でいちばん気になっていた駅で下車します。和歌山県伊都郡高野町。高野線の終点・極楽橋のひとつ手前の駅ですが、トンネルに挟まれた深い山の中にあり、周りには建物が一切ありません。南海の「駅別乗降人員」の資料...
和歌山線で和歌山県に入り、橋本からは南海高野線に寄り道。高野線はその名の通り、大阪と高野山を結ぶ参詣・観光路線。同じく吉野山へ向かう近鉄吉野線と同じような雰囲気を感じていたのですが、橋本以南は高野線のほうがより山岳路線としての性格が強く、急勾配の途中に雰囲気の良い静かな駅が並んでいるのを見て、思わず全駅を訪れてしまいました…。まずは橋本から2駅。和歌山県橋本市。初見では絶対に読めない難読駅名ですが...
恒例になっている年末年始の遠征。今回は久しぶりに四国へ足を運ぶことにしました。四国入りはこれまで瀬戸大橋線と淡路島経由のバス「阿波エクスプレス」を利用したことがありますが、今回は和歌山港から南海フェリーに乗ってみようと思い、まずは新宿から五條行きの夜行バス「やまと号」で奈良県へ。終点の一つ手前、「住川」(すがわ、と読みます)で下車し、早速寄り道を開始したのでした…。奈良県五條市、「住川」バス停にほ...
・GeoGuessrの「Japan」マップでスポーンした地点と自分のスコアや所感をただ記録するだけのページです。・制限時間は3分。3分よりも早く推測し、フルスコア(5000pts.)だった場合には特定までにかかった時間も記載しています。・難易度の基準は完全に私見で、残り時間や偶然性も加味して直感で決めています。そのため必ずしも「スコアが高い=難易度が低い」というわけではありません。☆は0.5を表し、★0.5~★5の10段階で評価...
今回だけは単発記事。埼玉県日高市、八高線から川越線が分岐していく交点の駅。八高線は当駅以南が電化区間、以北が非電化区間となっており、路線を乗り通すためには必ず乗り換えが必要になります。川越線の列車は八高線の電化区間と直通運転を行っており、ほとんどの列車が八王子と川越を結んでいます。何度か通っている駅ですが、ちょうど駅舎の建て替え工事が進んでおり、今後駅の姿が大きく変わろうとしていることから記録とし...
内名から県道を歩き、隣の駅へ。人里離れた林の中を抜けていく細い道でしたが、川の眺めが良く、涼しかったので歩くのには苦労しませんでした。広島県庄原市、古くからの集落の中にある細い道を下っていったところにある駅。矢神と同じく、小さくなった木造駅舎が残っています。駅名標。ホームは1面1線ですが、向かい側に使われなくなったホームが残っており、線路も敷かれています。ホーム上には駅名標の枠だけが残されていまし...
矢神からいよいよ列車に乗り込み、東城を越えて1日3往復の「超閑散区間」へ入ります。天気のあまり良くない平日の昼間でしたが、意外にも乗客が多く驚きました(大半は「同業者」のようでしたが…)。2年ぶりに訪れた備後落合もやはり賑わいがありましたが、それは3方向からの列車が揃う14時台だけの光景なのかもしれません。備後落合からは再び新見方面へ折り返し、線内では最も名の知れた秘境駅で下車します。広島県庄原市、...