伊勢治田 (三岐鉄道) 巡見街道とは、各地の政情を把握するために江戸幕府によって設定された街道。将軍の代替わり毎に派遣された「巡見使」が通行し、五街道や脇街道、藩街道をつなぐように整備されました。 「巡見使」一行は100名を超えるような大所帯だったとのことで、街道の整備が必要になったのも頷けます。 このような経緯から日本各地に存在したものの、道の名前が残っているのはとても珍しい。三重県の巡見街道は、亀山から鈴鹿山脈東麓を北上し関ヶ原に至ります。 伊勢治田駅前を通る巡礼街道を北に30分ほど歩くと、北勢線の阿下喜駅に行くことができます。 近鉄の傘下にあることで生き延びてきたナローゲージの鉄道は、2…