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歌川広重 名所江戸百景の九景は筋違内八ツ小路です。元の絵はこちら。 中仙道から外濠を渡って江戸市街に入る場所に設けられた城門と橋がそれぞれ筋違見附、筋違橋(すじかいばし)でした。江戸城内から上野方面に行く道と中山道方面の道が橋の北側で交差す
↑レンガ造りの橋脚に、石畳み。そんな街並みを行き交う欧米人と思しき人々。 ここはヨーロッパではありません。神田川にかかる橋のひとつで、秋葉原とお茶の水の間にある昌平橋です。 最近、この橋の上で『欧米人の団体旅行客が日本人のガイドさんから説明を聞いている』という光景を何度も目にしました。 この昌平橋は寛永年間に建てられた歴史ある橋。ここから下流を眺めながら、ガイドさんが語る日本の今昔話にでも耳を傾けているのでしょうか。コロナ前にはなかった光景です。 コロナ前は、秋葉原の電気街口付近のビルの下で、ガイドさんから諸注意を聞いて、各自自由行動でショッピングを楽しむ、というのが主流のようでしたが、コロナ…