「徳川美術館展 尾張徳川家の至宝」感想 (後編) 蘭奢待とモノキュラー
・本ページはプロモーションが含まれています。 こんにちはコヨコヨリです。 今回は「徳川美術館展 尾張徳川家の至宝」の感想の後編です。 第2章 清雅 ―茶・能・香― この章では尾張徳川家でたしなまれた茶道、能、香道に関わる所蔵品が展示されていました。 茶器などは刀同様に来歴がキャプションに記されていて、名古屋の徳川美術館を訪れた 時に、尾張徳川家が所蔵品の由緒を纏めたリストのような分厚い書物があったなと思い 出しながら観ていました。 その中でも「油滴天目(星健盞)」という天目茶碗が、艶のある黒釉の中に油滴の ような斑紋が浮かぶ茶碗で、茶碗の内側の斑紋がより油滴が垂れた形で鉱物的な青さが 際立つ美…
2024/08/31 17:35