2025年4月22日、マレーシアの華人系全国紙 *The Star* のオンライン報道によると、同国のアンワル首相(Datuk Seri Anwar Ibrahim)は、記者団の質問に対し、政府施設間を歩いて移動する際にコメントする形で、米国への報復関税について語りました。
職業安全は適切な指導の繰り返しが、やがて構成員の事故防止活動を習慣化します。そしてその習慣が積み重なって組織の「文化」になります。文化になってようやく安全な組織といえます。4,23に起きた軍用ヘリの衝突事故は「労災」です。未来永劫、同じ事故が起きないように対策を打たねばなりません。
GOKLのマルーン・ルート、最終回の今日は「北周り」の詳細です。このルートは、南の Chow Kit界隈から Sentul 地区を通り、Batu Mudaや Kampung Batu に至る広域住宅街です。Sentul 地区の wet market を発見しました。写真でしか特定できませsん。Wikipediaへの投稿も無しの low profile です。
若くて優秀なマレー人は沢山活躍しています。筆者も、かつて Look East 制度で日本の大学をでたマレー人を雇用した経験がありますが、本当に優秀でした。現在、税務申告している若きミリオネアは35名、前年度の20名を上回る申告者数です。
バス停が30もあるGOKLのマルーン・ルート「南周り」の詳細です。このルートは、北の Kampung Batu, Batu Muda, そして Sentul 地区を通り、Chow Kit に至る広域住宅街です。Chow Kit に入る前に Sentul 地区の警察署があります。
GOKLの08路線であるマルーン(maroon) ルートは、公営住宅、公立学校、高級アパートなどが密集するKLの北西部を周遊するルートで、観光ルートというよりは地域住民のための生活路線です。公営住宅地区の雰囲気を見物できます。
マレーシア保険省によれば、この国の看護師ひとりあたりの患者数は283人に達していて、さらに看護師が都市部に集中していることを考えると、異常な不足です。MM2Hファンは外国人向けの医療施設を考える必要があります。
MM2H申請代理店のライセンス更新が進んでおらず、29社がライセンス切れのまま立ち往生している問題で、張慶信大臣が、更新やパスポート関係の手続きについてワン・ストップ・センターの利用を推奨しています。
州政府は、スルタンの主権を守る自治体として尊重されていますが、連邦政府と州政府の役割分担は、馬国憲法で細かく決められていて、仮に連邦政府と州政が対立した場合、州政府の法律に従った采配がなされます。
KLIA1で自分の妻を狙撃しようとした容疑者が、38時間後にクランタン州のコタバルで見つかり、拘束されました。警察は容疑者を犯人と断定、4月16日の午前9じに記者会見を予定しています(日本時間の10時)容疑者を捕まえてことで、ひと安心のマレーシア。
馬国憲法についての投稿です。憲法の来歴、そして、根幹にあるイスラム教と国民の自由との関係を紐解きます。筆者は、馬国憲法が、けしてイスラム優位ではなく、むしろ人間に公平な来歴を持っていると理解しました。
2024年4月14日の馬国全国紙の報道から・・・注目記事、炎上記事、緊急情報、など、MM2H ファンにとって気になる情報をまとめてご紹介。ペナンにある終活施設、KLIAの発砲事件、国王陛下の新車購入!
独自のMM2Hを展開しているサラワク州が、今度は航空会社を所有して訪問客を増やす投資戦略を具現化しつつあります。このことはMM2Hと強い繋がりがあると思えますので、先読み情報として紹介します。
クアラルンプールの国際空港は、ポスト・パンデミックの旅客の増加を捉えつつも、6月から遂に空港利用料金(利用税)を値上げすることとなりました。マレーシア国民の反応はどうでしょうか? MM2H利用者への影響は?
日本の国会と馬国の国会の立法プロセスを比較してみると、両国の議会政治の違いが浮き彫りになります。日本は委員会審議であり、馬国は議会政治+国王の関与が特徴です。
今回は馬国と日本の現在の国会の成立の歴史と、現在の両院制の議席や選挙などの比較をしてみました。特に上院(日本の参議院と、馬国の元老院)において大きな違いがあるようですね。
開発者の不採算によるプロジェクト遂行の停止、引き継ぐ投資家や企業が現れるまでの住宅都市のゴースト化、免税特権などが引き起こす犯罪の増加により、馬国にとっては、迷惑な「お荷物」となりそうなフォレスト・シティー・プロジェクトです。
「改訂の大枠についてサバ州政府の閣僚級の承認が終わりましたので、政府広報に掲載されます。掲載がなされたなら申請者にお伝えすべく詳細条件がウェブサイトに掲載されます。」サバ州の観光・文化・環境大臣 Datuk Christina Liew
2024年4月7日の馬国全国紙の報道から、注目記事、ゴシップ、炎上記事、緊急情報、親日反日情報など、MM2Hファンにとって気になる情報をまとめてご紹介。国民的歌姫のフェイク記事、大金を落とした人の末路、アクマル議員の裁判のゆくへは・・・
靴下問題で KK mart の会長が国王陛下に謝罪に出向いた上で、国王から国民に対して揚げ足取りの応酬を止めるよう訓示があった上で、さらにボイコットを主張し続けるUMNO青年団長に扇動罪の容疑がかかっています。新たな展開です。
【MM2H情報】2024年 大富豪 ForbesTOP200
米国誌フォーブスの情報では、世界の大富豪の序列の中で、上位から200番目までに含まれるマレーシア人は1名(日本は3名)。上位から1000人に含まれたのは、マレーシア人4名(日本は12名)でした。Robert Kuok 氏の経歴を見て驚愕しました。
【MM2H情報】2024年 大富豪 ForbesTOP200
米国誌フォーブスの情報では、世界の大富豪の序列の中で、上位から200番目までに含まれるマレーシア人は1名(日本は3名)。上位から1000人に含まれたのは、マレーシア人4名(日本は12名)でした。Robert Kuok 氏の経歴を見て驚愕しました。
国王も、政府も、与党も野党も、誰もが靴下騒ぎの火消しで時間を取られる毎日となりました。異なる宗教と民族が混在する国家で、「これだけはダメ」という部分に問題が起きると、これほどまで長引くものなのです。
新しい法案や改正案は、担当大臣が準備した後に内閣に提出され、代議院(下院)で3回、元老院(上院)で3回の審議を経て、国王がチェックして初めて発行されます。しかし、紛糾すると、慧然と自己主張の嵐となり、いつまでも話が進まなくなってしまいます。
度重なる火炎瓶騒ぎを受けて、UMNO以外の政治政党や上院議員が、あれこれとコメントを出しており、これらも国民の関心事として報道されていますので紹介します。最近の馬国政府は連合政権で運用しているので、UMNOが嫌われ役になることを嫌がる政党もあるわけです。
馬国の靴下論争から、コンビニエンスストアのボイコット騒ぎに発展したマレーシアで、2度目の「火炎瓶」攻撃が事件となり、アンワル首相や、事件現場のクワンタンの領主であるスルタンが相次いで強い注意喚起を発表。馬国が騒然となりました。
長期滞在制度 PVIP は、条件が厳しすぎるため、今後の継続が難しいという評価を受けているようです。このことは、今後、政府がMM2Hのシルバー条件のような、一般的な利用者が申請する窓口を拡大する可能性を期待させてくれます。
マレーシアの国会と政府の関係や、上院と下院の人数・選挙・役割を簡単にまとめて解説した記事を書きたくなりました。一回では充分説明できないので、数回に分けてお届けします。興味深いですね。
国家は国民の「分断」ではなく「統合」に資する指導を行うべきであり、感情的になって互いの揚げ足取りをしてはならない。この件(靴下事件)はあくまで法に従って解決するよう指示してある。(国王陛下)
KK mart に違法が靴下が置いてあったことで、国民的なボイコット論争が渦巻いた上に、イスラム系の政党青年団の暗殺を暗示する人物が「逮捕」される事態に発展。警察の調書に基づく裁判では、問題を起こした靴下の展示を止められなかった経営者の審判が進んでいます。
馬国大手コンビニエンスストアの店頭にイスラムの神格を表す英文字をプリントしたソックスを展示して、3月後半の国内小売店市場を騒然とさせた事件。馬国警察は当該違法行為の容疑者を特定して送検、一方、関係者間では告訴状が出始めています。
20回の連載で紹介してきた19世紀クアラルンプールの最終回です。戦後の葉亞來の活躍と、有能な行政官だったFrank Swettenhamの尽力で、KLは立派な近代都市に成長し、19世紀末の1989年に初期マレー連邦の首都になったのです。
ようやく終焉を迎えた「靴下騒動」ですが、この事件は、馬国の国民の奥底に潜む、恐ろしいほどの敵対感情がむき出しになる瞬間を、傍観者である我々外国人に見せているという点で、マレーシア・ナウのアップデートになりました。過激な意見というのはいつも出てくるものです。若者に期待。
たった数件の「靴下」の問題が、国王と政界を巻き込む大論争に発展。新聞紙上は「靴下論争」で大炎上。そしてSNSでも騒動が相次いでいるようです。さすがに、政治家の中から大人の発言も出てきましたが、どうも反動が大きいようで、心配になってきました。
馬国全土に800店舗以上を展開している24時間営業のKK mart が、誤って回教徒の神格をプリントした「靴下」を販売して大問題となっています。大量に流通しなかったのは不幸中の幸でしたが、ただ謝罪しただけでは収まりがつきません。
初代レジデントのJ.G. Davidsonが1875年にKLを視察「殆ど全ての錫鉱区は水没。建屋・機器・資材は焼失・破壊。鉱業は借金で建て直していたが、返済は滞り、債権者の圧力が強い中、商社からの資金調達もほぼ不可能。それがKLだった。
葉亞來が、屈強な戦争請負人であるSyed Masshhorを撃破できた背景は、Tungku Kuding総督の全面的な信頼と協力、Pahang軍との連携、そして葉亞來本人の戦略力でした。今回は、これまでのあらすじも載せました。
マレーシアという国は奥が深い国です。事前によく調べて、目標を定めて旅行することをお勧めします。この記事では、おすすめの観光と、おすすめの交通手段をまとめて紹介しています。気になる場所や移動方法はそれぞれの記事でチェックしてください。
KLの父と呼ばれた華人リーダーの葉亞來の生涯の物語で、主人公が体験した最も悲惨で最も屈辱的な年は西暦1872年でした。この年に彼は、守ってきたクアラルンプールを宿敵に奪われてしまいます。しかもその原因は王族の利権争いであり、華人集団には責任はありませんでした。
Selangor Sultan の名代、そしてセランゴール戦争の正規軍の総督であるTungku Kudinは、これまで一枚岩で戦ってきた葉亞來軍の上に、欧州人の司令官を配置して、葉亞來たちを当惑させます。一方、頼りのKLの同胞領主が次々に敵側に寝返ります。
Ampang地区での勝利で得た反省点から、葉亞來軍は、さらに組織力を強めます。敵がRawang地区で新たな紛争を開始しましたが、複数の中隊(200〜300人規模)を器用に動かす葉亞來軍の頭脳戦の前に崩壊しています。
KLが首都になる10年以上前、数千人規模の軍事衝突が1870年の9月から10月に発生しました。葉亞來がKapitan(いわば華人行政長官)をつとめた華人クアラルンプールは、大きな人的被害を受けながらも、領地を奪われずに生きながらえます。
KLが首都になる10年以上前、数千人規模の軍事衝突が1870年の9月から10月に発生しました。葉亞來がKapitan(いわば華人行政長官)をつとめた華人クアラルンプールは、大きな人的被害を受けながらも、領地を奪われずに生きながらえます。
今週(2024,3.11-15)は注目すべき話題が3つありましたので、まとめてお伝えします。考古学的発見、政府が払う?巨額のキャンセル料、そしてシンガポールの最新イミグレ・テックが始動
クラン戦争とセランゴール戦争は同意ですが、クラン戦争というと、戦場がクランだけだったかの印象を与えます。しかし、この戦争(1866-1873) はマレーシア史上に残るスケールでセランゴール州全体の覇権をかけた数千人規模の戦争だったのです。
本年1月末現在、MM2H利用者は56,066人で、このうち、プログラム契約者本人 (principal) が27,759、その家族 (dependents) は28,307人。利用者の国籍トップ3は、中国:24,765、韓国: 4,940、そして日本: 4,733でした。超慶信大臣が公開。
久しぶりに馬国の全国紙がMM2Hの記事をアップしたので、いよいよ2024年新条件の発行か ! と思って記事を見て「肩透かし」を喰らいました。未だに、MM2Hの申請代理店各社の正式ライセンスが延長されてないんだそうです。
宿命とも運命とも言える史実の流れの中で、葉亞來が率いていた恵州華人集団は、張昌が率いる嘉応州客家集団との武力衝突だけでなく、KL地区のKapitan China としてTungku Kudinの陣営の支援部隊の立場に立たされます。
統計では、10万人あたりの交通事故の死亡者は、シンガポール3.6人、日本が4.1人、マレーシアは23.6人だ。この国で運転するのは相当危ないんじゃないのか?そう言わずに、この記事を読んでください。
おなじみの碧桂園の話題です。そろそろ債権者が本格始動する段階に来たようですね。今回も、ロイターの記事に「意味不明の専門用語」が踊っているので、わかりやすく解説しました。
本来、葉亞來の同郷であり「仲間」であったはずの恵州客家の「張昌」が深い悲しみと恨みの果てに、セランゴール北部の嘉応州客家を動かして葉亞來を徹底攻撃した背景を探ります。葉亞來を本気で怒らせた宿敵でした。
葉亞來がKL甲必丹への就任した年1989年は、皮肉なことに、親友が殺害されたり、クランバレーの小さな利権争いが、近隣のKedahの皇室を巻き込む戦争に拡大した悲惨な事件ばかりの年でした。普通の人なら逃げ出すような社会環境です。
1862年.葉亜來は劉壬光が仕切っていたKLの行政および錫鉱区の管理業務を手伝い始めました。そして、前任者の健康が優れず、最終的にKLのすべての業務を引き受けることになります。これをやってのけた葉亜來は当時の華人社会では無双の実力者だったのです。
馬国警察の「商業犯罪調査部」の発表によれば、ネット環境を利用したオンライン詐欺の被害件数は、2019年の17,668件から2023年の34,495件に倍増しています。
1862年、葉亜来は劉壬光の招きに応じてクアラルンプールにやってきて地元の管理を手伝い始めます。彼の到着以降、小さな集落であった華人のクアラルンプールの開発は進み、葉亜来自身も2箇所の錫鉱区を任されて躍進します。
最初にクアラルンプールに入植した華人商人はHie Siew(丘秀)と Yap Ah Sze (葉亞世?)の2名です。彼らは錫鉱業で成功していたLukut で鉱区の設備を所有していましたが、Ampang で錫鉱脈発見のニュースを聞いて、彼らのリソースを提供しに来たのです。
【MM2H関連情報】論説 中国碧桂園のデフォルト問題で新たな動き
遂に碧桂園控股の債権者が、香港の司法当局に「デフォルト状態の碧桂園の法的整理」を申し立てました。碧桂園はジョホール州と馬国国王が資本参加している馬国南端の埋め立て都市計画「森林城市」の総工費の6割を受け持っています。
残念なことは、日本の観光ガイドやWikipedia の情報(日・英)では、有名な「仙四師爺廟」がどのような経緯で、何故建立されて、何故大切に保守管理されているかについて「充分説明されていない」ということです。この記事をご一読ください。
全く無名であった葉亞來が、英領マラッカに移民してから僅か7年で、錫鉱業地域のひとつであった芙蓉(Sungei Ujong)の中国人の首長に就任したという史実は、当時は大変な快挙だったといえます。葉亞來は当時24歳です。
インターネット等の第5世代移動通信技術の権威であるOokla(米国のZiff Davis Inc.)が、マレーシアの5G環境は世界のトップクラスとして評価しています。MM2Hを希望する皆さんは、今後マレーシアの5G通信環境に期待して良いのではないでしょうか?
現在のマレーシアのヌグリ・スンビラン州ポート・ディクソンの北東に位置する町「ルクト」で錫鉱脈が発見されたのは1840年です。若き「葉亜來」が滞在したのは1856年頃から3年間。利権争いの暴力沙汰に巻き込まれず、3年間しっかり働けたのは幸運でした。
「葉亞來」が英領マレーに到着した最初の2年間は、仕事も手につかず、ギャンブルで有り金を使い果たすという親戚泣かせの「情けない」青年の話なのですが、これが彼の本質でないことは、やがて明らかになってきます。
KLを含むセランゴールの動乱の背景には、英国の海峡i植民地時代の華僑の豪族と英国の経済支配がありました。その支配層はマレーの領地の内部ではなく、外側から資本を打ち込んで糸を引くような動きをしていました。
ひとりの華人が、19世紀の大英帝国に現在のムルデカ広場を提供し、セントラル・マーケットの建造を指揮し、今でも保全されているKL最古の道教の寺をチャイナタウンに建て、洪水や火事で何度も崩壊しかけたクアラルンプールを守り続けたと言われています。
このバスルートは、これまでバーチャルツアーで回っていたKL市街地や華人街の領域から離れます。クアラルンプールを大きく見た場合、これまでのルートは皆メガモールの北東部分の市街地であり、今回のルートはメガモールの南西の公営住宅領域です。
70歳の Grab Driverはモントキアラ(Mont Kiara)、スリハタマス(Sri Hartamas)、バングサ(Bangsar)の迷路道を熟知していて、曲がり角や死角、等々、全て頭の中にある。Google Mapは必要ない。人目につかないレストランやコンドミニアムの場所の特定に困ることはないそうです。
【MM2H情報】クアラルンプール 1RM周遊 GOKL(6)
GOKLのオレンジルートは、公立病院、KL市文化会館、国立ギャラリー、政府機関、コンドミニアム群、村落保存地区などを抱合する民族系ルートです。RM1(31円)で乗って一回りするだけで観光になります。
日本人コミュニティでは、マレーシアの公立総合病院の受診料が謎でした。外国人はそこには「行かない」という共通認識のようなものがあったのですが、本日の新聞報道で、沢山の外国人が受信していることが解りました。参考までに紹介します。
マレーシアのソーシャル・メディアで組織的に宣伝している資産運用は、詐欺組織が運用している可能性がありまっす。関わらないようにしましょう。Accerxという資産運用プラットフォーム(マレー語)が摘発されました。
【MM2Hでご注意】危険「詐欺対応センター」を名乗る詐欺などが続出
マレーシアで新手のハイテク詐欺が連続して発生しています。我々日本人も警戒すべき状況です。日本のマレーシア大使館の注意喚起情報に追加されて然るべきです。被害者は退職して悠々自適の人達です。今後、日本人がターゲットになる可能性有り!
今年マハティール元首相は98歳になります。すべてを達観したのであれば、20歳以上年下の政治家が彼を揶揄しても「看過」するのが普通? と思うのですが、この Kutty 発言だけは、許せなかったようです。いったい何が起きていて、なぜマハティール氏は許さないのでしょうか?
1月末に就任された第17代マレーシア国王について「知っておきたい」事実「5選」をご紹介します。普段読む新聞紙上には出て来ない内容もありますので、マレーシア・ファンのかたは、是非ご一読ください。
馬国では、電話詐欺だけでなく、Facebook等のソーシャルメディアを利用した投資詐欺が横行しているようです。MM2H利用者がターゲットになることもあり得ると思われますので、注意しましょう。
もし政府系の係官が電話してきたら?もし警察を名乗る人物が逮捕状をみせてきたら? 最近の「なりすまし詐欺」は用意周到だという報道がなされています。大金をだまし取られる被害者が増えています。ごく最近のオンライン報道からご紹介。手口を記憶しておきましょう。
馬国の建設業界で、「アリババ」と言えば、それは「窃盗」「盗む人」「盗人集団」を意味します。 いや、今はそういう隠語はないのであれば、1996年から2000年までの工事現場では、誰もが使っていた「盗み」の代名詞でした。 筆者が初めて馬国に足を
筆者が従事した大規模な建設現場では、マレー人、華人、インド人の3つの集団は、互いに絶妙なバランスを保ちならがら、民族系の衝突を避けていました。そこには、もっと深い馬国人の暗黙の戦略があったのです。
ヘルメットを被って、蛍光色のうわばりを着ていれば、一応安全装備に「見える」のですが、実際の安全講習ではもっと細かなルールと安全用具の知識を伝授されます。この講習なしに建設現場には立ち入れません。
馬国の領海には「天然ガス」が埋蔵されています。地下資源として、「これ以上ない」程の国家資産です。そして、日本は世界最大級の液化天然ガス(Liquefied Natural Gas = LNG)の輸入国(2021年の輸入実績の20%)なのです。
今回は、日本企業が「絶滅危惧種」となってしまった「石油精製設備」の設計と建設について、基本的な部分をご紹介します。専門家が自由に説明しても秘密保持違反にならない範囲の基本情報です。
「異世界」的な大規模プロジェクトの衣食住と泣き笑いの教訓集を公表していきます。「異世界」だった出来事のひとつひとつを取り上げてみれば、これらは、皆さんのマレーシア生活、あるいはマレーシア旅行においても充分有り得ることだと思えるのです。
馬国のメデイアは全体的にもっとインテリジェントな記事を配信するようにしないと、昨日の報道のように、緊急車両の背後に割り込んで交通渋滞を突破するような輩をいつまで経っても排除できないんだろうと思ったりします。
馬国に住んでいて、「これはダメだ」と感じるのは、救急活動に無関係なドライバーによる救急車の「後追い」運転です。(車間距離をつめて救急車に繋がって走る行為)役人がこれをやっているようでは、お話になりません。
【MM2H体験】保存版 Monorail + LRT + GOKL
この記事は、本編【MM2H体験】の詳細記事です。馬国の「おすすめ情報」まとめ記事はこちらです。 1リンギットで移動できるGOKLの主要ルート(Green, Purple, Red, Blue) を解明し終えましたので、ここで一度KLモノレー
クアラルンプール(KL)市内をたったの1リンギット(40円弱)で周遊する乗合バスのGOKL。Red Route は交通拠点・観光地・行政地区・ショッピングセンター街・中南街・医療センターを結ぶ重要路線です。
GOKLバス路線のBlue Routeは、Buki Bintagから北西に上っていくルートです。周遊ルートの南東の端がBukit Bintang (BB)で、そこからKLタワーへの入り口を経て、日系のモールであるSogo到達します。全体の半分がKLモノレールと同ルートです。
GOKLバス路線のBlue Routeは、Buki Bintagから北西に上っていくルートです。周遊ルートの南東の端がBukit Bintang (BB)で、そこからKLタワーへの入り口を経て、日系のモールであるSogo到達します。全体の半分がKLモノレールと同ルートです。
マレーシア国内で起きている汚職防止運動にともなって、外国人による賄賂についての取り締まりが強化されています。各メディアがこの手の記事をちらほらと配信しているのは、外国人観光客や長期滞在者への警告として捉えるべきだと感じます。マレーシア国内で起きている汚職防止運動にともなって、外国人による賄賂についての取り締まりが強化されています。各メディアがこの手の記事をちらほらと配信しているのは、外国人観光客や長期滞在者への警告として捉えるべきだと感じます。
GOKLバス路線のPurple Routeは、Pasar Seni (Central Market) がターミナルになっていますが、それだけではありません。東に向かう East bound のルートは、クアラルンプール商業都市の「発祥の地」からスタートしているのです。ご一読ください。
GOKLバス路線のPurple Routeは、東西に横長のルートです。周遊ルートの東の端がBukit Bintang (BB)で、西の端が Pasar Seni (PS) となっていて、KLの繁華街と歴史ある中華街の両方を行き来します。ルートの中央にKLタワーが有ります。
マレーシアで交通違反に問われる場合、近年ますます強化されている不正防止の網にひっかからないよう、あくまで正式な手続きで罰金を払うべきです。20~30年前はその場で現金で示談していた時代もありましたが、今は違います。
GOKLについて、筆者の独自調査により最新の停車場をとルートを図解してバーチャル・ツアー的にご紹介することにしました。初回はGreen Route (KLCC-Bukit Bintang) です。
半年前に当サイトを始めました。有名ブロガーや著名人の記事に比べれば、全く取るに足らないですが、それでも筆者の馬国体験を振り返った記事を読者の方に700回読んでいただきました。大変ありがたいことです。御礼申し上げます。
複数の資料を整理してみると、「骨肉茶」の創作は1938年あたりに考案されて、1940年にレシピが確立、そして「骨肉茶」という名称が定着しはじめて、1950年に飲食店として成立したというのが「クラン発祥説」です。創始者は「李文地」
【MM2H体験】おすすめ情報(11) ナシ・アヤム歴 (2)
ナシ・アヤムの伝承を料理として進化させたのはマレーシア。その料理を世界的に売り込んで大成功したのはシンガポールでした。起源にこだわるなら、この料理はマレーシアで1920年に流行り始めたというのが史実です。
【MM2H体験】おすすめ情報(11) ナシ・アヤム歴 (1)
Nasi Ayam の来歴をしらべると、この食事の伝来や来歴について隣国のシンガポール(星港)との「老舗論争」に行きつきます。興味深いことに、英語圏と中国語圏では来歴が違うことです。ご一読ください。
【MM2H体験】おすすめ菓子(19)カレー・パフ(Karipap)
大事な「おすすめ」を忘れていました。馬国のカレー・パフです。元は中東・インド・ポルトガル商船を経てマレー半島で創作されたペイストリーです。つまり、馬国で初めて開発されたペイストリー。馬国に来たら必ず試食してください。
馬国のワンタン・ミーは、中国発祥でそのまま東南アジアに流れてきたわけではないです。19世紀以降にマレーシアとシンガポールに伝来した当時、「スープ麺」は「暑い国で熱いスープはダメ」と言うことかで、「ドライ」タイプになったのが来歴だそうです。ご一読ください。
2024年は60歳代の有力者や政治家にとって贖罪の年になるかもしれません。60歳代といえば輝かしい実績を残して現役引退を果たす年齢。しかし、世間が静かな引退を許さず、過去の問題が明るみに出て大騒ぎになる事例が増えています。
2023年12月の馬国政府の発表でMM2H利用者の申請数は増加してくると予想できますが、過去数年の間の申請者の激減(約90%減)の主な原因であった国外月収額の閾値や、流動資産の評価については不透明であり、新たな条件の適用期日も未明です。今後の動静を予想しました。
2023昨年末、アルジャジーラのオンライン報道サイトが、マレーシアのMM2H改正情報に反応して詳しい論説をアップしました。内容をみると、しっかりと調べた上で、情報量が多く、格調高い論説になっていますので、筆者のサイトでも紹介させていただきます。
Wikipediaでラクサを調べると、29の言語で定義されています。このうち主要7か国語のwikipedia を、生成AIで日本語にして並べてみると、異なる言語圏でけっこう認識が違うということが判明しました。ラクサという料理がいかに多種多様であるかが解ります
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2025年4月22日、マレーシアの華人系全国紙 *The Star* のオンライン報道によると、同国のアンワル首相(Datuk Seri Anwar Ibrahim)は、記者団の質問に対し、政府施設間を歩いて移動する際にコメントする形で、米国への報復関税について語りました。
以前は移民労働者として東南アジアで働いた英国の活動家がマレーシアの移民の労働市場について警鐘を鳴らしています。マレーシア政府は昨年移民労働者を抑制しましたが、今年から再開します。労働市場に報道各社が注目しはじめます。
昨日紹介した馬国での大型のパイプラインの破断と火災について、本日のオンライン記事 (The Star online) に、世界の工業規格・基準に関連した原因究明に関するものが配信されていますので紹介しておきます。
セランゴールのスバンジャヤ近辺で高圧ガスの輸送パイプラインが損傷して引火した大量のガスが空高く噴出しました。死亡者は出ていませんが、家屋や車両が多数焼失・損壊しました。
1回の乗車が1RM(約40円)で、KL市内を自由に移動できて、社内のWiFiも無料で使い放題のGOKLバス。このブログでも何度もご紹介しております。この路線に「連節バス」の導入が進められています。
今回のアイキャッチ画像の写真は、写真家Alphaさんが、Flickrに投稿されたライセンス付きの転載可能写真です。詳しくはこちらを参照ください。時間をかけて構築中のマレーシアの偉人を紹介する「馬国人列伝」です。今回は、固有名詞を出せないので...
今から20年近く前の出来事を振り返ってみると、それはまさに「運命」の悪戯と言える出来事ばかりでした。いろいろなことが非現実的でしたが、実際にそれらのことが目の前に展開していったのでした。
例えば日本に3日間出張するなら、ビンセントは毎日3社との商談と終業後の飲み会のアポイントを計画する。3日で12社の商談と懇談を続けるのだ。同行するアシスタントや準幹部は過労で倒れていた。筆者も一度同行して2日目に動けなくなり、最終日をスキップしたことがある。
ビンセントと初めて遭遇した外国人やマレーシア人は、ほぼ100%彼に対して強い印象を持たなかった。その風貌・容姿は日本で言えば、背が低く痩せてひ弱な中高生だったからだ。彼をひと目見て、これが年商20億円の中小企業の社長だと言い当てられる人はいなかった。
リュウと私が一緒に過ごした一年弱の歳月は、いかにも不思議なものでした。リュウはダライラマを師と仰ぐ仏教徒でした。今でも、彼が工面してくれた金を返したいのですが、彼は一切の返金は無用だと言います。地獄に仏とはこのことです。
事業に失敗して精神的に追い込まれてしまう日本人よりも、縁の切れ目をさらっと受け入れてさっさと転職していくマレーシア気質の方が、おそらくはよほど幸せな人生なんだろうと今でも実感しています。日本人は考え過ぎなんだろうと思います。
この人物のことを知らない人は、マレーシア通とは言えません。マレー人社会に関わりのある人は(ビジネスで、主婦の話題で、井戸端会議で)カマルディン議員の話題を出すことで、ちゃんとマレーシアを勉強した人という評価を受けることができます。
KL市の環境プロジェクトに会社の命運をかけてしまった私は、営業機会を失った瞬間から、完全にゼロの状態に戻っていた。いや、ゼロならまだ良い。おまけに、「借金」という「くたびれ儲け」が残った。
テレサさんは、以前、国内治安法(ISA)に基づき逮捕されている。彼女がセランゴール地区のあるモスクに「イスラム教の礼拝を行う際のスピーカーの使用を控えるよう助言」したことが容疑であったが、調査の結果、不起訴となり、まもなく釈放されている。
3〜4年前まで同じ企業で働いていた技術者達と、面会したり、食事に出かけるような付き合いが始まりました。彼らの紹介で客先の首脳陣に会うこともできたのです。幸運が続き、私はプロジェクトが始まる前から十分な仕事をもらえていた。
資金や計画の不備を抱えながら開業して2年半。資源エネルギーブームが終了した馬国では仕事が無く、これ以上『身が持たないだろう』と思い始めた矢先。「環境系」の大型プロジェクトに関わるチャンスが来た。
ゴシップや不正疑惑など全く縁のない質素で大人しい大富豪でした。筆者も滞在中に何度か人から話を聞きましたが、新聞やテレビに頻繁に写真や動画が紹介されていた記憶はありません。
アイキャッチ画像や写真はすべてイメージ素材です。 image photo by envato elements with all rights reserved. 個人起業(馬国の言い方では One Man Show )を初めて2周年を迎え
日本の企業で一緒だった仲間は異口同音に「あんたなら出来るだろう」と言ってくれていたものだ。しかし、今思えば、起業当時の私は、先導もなしに深い大海原に漕ぎ出す小舟のようなものだったのだ。
大女優のミッシェル・ヨウこそは人間としての性格の美しさと容姿の美しさを兼ね備えた無双のアジア系国際スターである。日本での評価がそれほどでもないのは残念だが、彼女もマレーシア国のファンも日本での人気についてなど気にも止めていないはずだ。
職業安全は適切な指導の繰り返しが、やがて構成員の事故防止活動を習慣化します。そしてその習慣が積み重なって組織の「文化」になります。文化になってようやく安全な組織といえます。4,23に起きた軍用ヘリの衝突事故は「労災」です。未来永劫、同じ事故が起きないように対策を打たねばなりません。
GOKLのマルーン・ルート、最終回の今日は「北周り」の詳細です。このルートは、南の Chow Kit界隈から Sentul 地区を通り、Batu Mudaや Kampung Batu に至る広域住宅街です。Sentul 地区の wet market を発見しました。写真でしか特定できませsん。Wikipediaへの投稿も無しの low profile です。
若くて優秀なマレー人は沢山活躍しています。筆者も、かつて Look East 制度で日本の大学をでたマレー人を雇用した経験がありますが、本当に優秀でした。現在、税務申告している若きミリオネアは35名、前年度の20名を上回る申告者数です。
バス停が30もあるGOKLのマルーン・ルート「南周り」の詳細です。このルートは、北の Kampung Batu, Batu Muda, そして Sentul 地区を通り、Chow Kit に至る広域住宅街です。Chow Kit に入る前に Sentul 地区の警察署があります。
GOKLの08路線であるマルーン(maroon) ルートは、公営住宅、公立学校、高級アパートなどが密集するKLの北西部を周遊するルートで、観光ルートというよりは地域住民のための生活路線です。公営住宅地区の雰囲気を見物できます。
マレーシア保険省によれば、この国の看護師ひとりあたりの患者数は283人に達していて、さらに看護師が都市部に集中していることを考えると、異常な不足です。MM2Hファンは外国人向けの医療施設を考える必要があります。
MM2H申請代理店のライセンス更新が進んでおらず、29社がライセンス切れのまま立ち往生している問題で、張慶信大臣が、更新やパスポート関係の手続きについてワン・ストップ・センターの利用を推奨しています。
州政府は、スルタンの主権を守る自治体として尊重されていますが、連邦政府と州政府の役割分担は、馬国憲法で細かく決められていて、仮に連邦政府と州政が対立した場合、州政府の法律に従った采配がなされます。
KLIA1で自分の妻を狙撃しようとした容疑者が、38時間後にクランタン州のコタバルで見つかり、拘束されました。警察は容疑者を犯人と断定、4月16日の午前9じに記者会見を予定しています(日本時間の10時)容疑者を捕まえてことで、ひと安心のマレーシア。
馬国憲法についての投稿です。憲法の来歴、そして、根幹にあるイスラム教と国民の自由との関係を紐解きます。筆者は、馬国憲法が、けしてイスラム優位ではなく、むしろ人間に公平な来歴を持っていると理解しました。
2024年4月14日の馬国全国紙の報道から・・・注目記事、炎上記事、緊急情報、など、MM2H ファンにとって気になる情報をまとめてご紹介。ペナンにある終活施設、KLIAの発砲事件、国王陛下の新車購入!
独自のMM2Hを展開しているサラワク州が、今度は航空会社を所有して訪問客を増やす投資戦略を具現化しつつあります。このことはMM2Hと強い繋がりがあると思えますので、先読み情報として紹介します。
クアラルンプールの国際空港は、ポスト・パンデミックの旅客の増加を捉えつつも、6月から遂に空港利用料金(利用税)を値上げすることとなりました。マレーシア国民の反応はどうでしょうか? MM2H利用者への影響は?
日本の国会と馬国の国会の立法プロセスを比較してみると、両国の議会政治の違いが浮き彫りになります。日本は委員会審議であり、馬国は議会政治+国王の関与が特徴です。
今回は馬国と日本の現在の国会の成立の歴史と、現在の両院制の議席や選挙などの比較をしてみました。特に上院(日本の参議院と、馬国の元老院)において大きな違いがあるようですね。
開発者の不採算によるプロジェクト遂行の停止、引き継ぐ投資家や企業が現れるまでの住宅都市のゴースト化、免税特権などが引き起こす犯罪の増加により、馬国にとっては、迷惑な「お荷物」となりそうなフォレスト・シティー・プロジェクトです。
「改訂の大枠についてサバ州政府の閣僚級の承認が終わりましたので、政府広報に掲載されます。掲載がなされたなら申請者にお伝えすべく詳細条件がウェブサイトに掲載されます。」サバ州の観光・文化・環境大臣 Datuk Christina Liew
2024年4月7日の馬国全国紙の報道から、注目記事、ゴシップ、炎上記事、緊急情報、親日反日情報など、MM2Hファンにとって気になる情報をまとめてご紹介。国民的歌姫のフェイク記事、大金を落とした人の末路、アクマル議員の裁判のゆくへは・・・
靴下問題で KK mart の会長が国王陛下に謝罪に出向いた上で、国王から国民に対して揚げ足取りの応酬を止めるよう訓示があった上で、さらにボイコットを主張し続けるUMNO青年団長に扇動罪の容疑がかかっています。新たな展開です。
米国誌フォーブスの情報では、世界の大富豪の序列の中で、上位から200番目までに含まれるマレーシア人は1名(日本は3名)。上位から1000人に含まれたのは、マレーシア人4名(日本は12名)でした。Robert Kuok 氏の経歴を見て驚愕しました。